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2023年11月19日日曜日

モナカの話。


これが(個人的に気になっていた)「翼もなか」。「JALの機内誌に載っていたよ。」と教えてもらっていたのにすっかり忘れていて、何気なくページをめくっていたら現れる。

「コーヒー味の皮(なんて初めて!)+求肥入り粒あん」は美味しはず!と思いながらも(どうして、自社オリジナル商品としてモナカを世に出すのか?)と改めて思う。ホント、どうして?
企画会議を経ての商品開発、飛行機の形とかロゴマーク案はなかったのかな?は個人の感想。
「手土産にぴったり」はその通りだから今度探してみよう。

お土産と言えば先日の秋田県では「金萬」は超有名。「いぶりがっこ」は12/9の授業用に購入。「あられ各種」は米どころの秋田ならではの米菓子。「もろこし」は愛媛では食べたことのない食感の口に入れたらホロリと崩れる(溶ける)落雁のような菓子。「バター餅」は試食させてもらい美味しかった。「なまはげ、秋田犬の人形焼」はよく見る類。

話を「モナカ」に戻して。松山には「松山城モナカ(薄墨羊羹)」があるけど、「道後温泉モナカ」はない。「坊っちゃんモナカ」もない(人形焼のように坊っちゃん、マドンナ、赤シャツなど登場人物の型ならサイコー)。
「全国ご当地モナカ博覧会」とかあったら、面白いだろうな。海外の人にもウケると思う。

だから止められない!


だから作品探しは止められない!
これまで「あーだこーだそーだ」など折に触れてきたアメフト作品。この他にも「エニイ・ギブン・サンデー」「栄光へのタッチダウン」などもあり、日本ではイマイチな印象のあるアメフトだけど、良作多し!実話の映画化も多いから外さない!
「アメリカン・アンダードッグ」も実話を基にした作品。ラムズのQBカート・ワーナーのシンデレラストーリーは映画以上に映画で涙腺崩壊。

アメフト経験ゼロだけど、暮らしたバージニア州には「ワシントン・レッドスキンズ」という古豪チームがあって1991年は特に強く、その年のスーパーボウルで優勝して魅せられて以来のファン。
しかし、時代と合わず差別的と言うことでレッドスキンズの名称改め、「ワシントン・コマンダーズ」になったのは2020年。今シーズン4勝6敗中、静かに応援中。

「コンカッション(脳震とう)」も実話だけど、アメフトにとって不都合な真実の話。
ラグビーと違いアメフトはボールを持っていない人にもタックルできるから激しいぶつかり合いが多い。
その結果、慢性的な脳障害によって自殺してしまった選手がいることを証明した映画。
国技として盛り上がれば盛り上がるほど不都合な真実は都合が悪く(本当に?)と疑ってしまうシーンがいくつもあるけど、実話だから本当なんだろうな。
光が差せば影も濃くなる話。

2023年11月18日土曜日

進化しよう!


ブラッシュアップを目の当たりにした話。
前回の北海道研修で初の試みとなった「オンラインロケハン」。背景にあるのはコロナ禍で身動きがとれない中で、どうロケハンができるか?から検討が始まり、特に海外作品は制作隊の来日がNGとなり「オンラインロケハン」が必要に迫られる。
そんな状況にいち早く応えて、実践したのが北九州フィルム・コミッション。

実際に「オンラインロケハン」すると、海外作品では、渡航費の節約につながったり、国内作品は現地ロケハンの確度があがったりと良いことだらけと分かる。

しかし!イメージと実務は異なるもので、研修では担当者が現地に赴き、スマホ映像で候補地を映し出すも「手ブレ、無言状態、通信速度の不安定など」に左右されてしまった前回。


そして2回目の東北研修。今回は函館市、旭川市、小樽市の各FCから現地紹介。「緊張しました!」と言うものの、前回の教訓が改善されていて格段によくなってた件。

角館にいながら、美しい函館の景色をライブ映像で好みに見れた時はオォーと声をあげてしまったほど。


大転換期を迎えている映画業界と同じ、フィルム・コミッションも迎えていて、進化して行こう!となる。

またね、秋田。


小ネタが多かった東北研修/秋田・角館。
FC担当の仙北市角館支所の課長さんは「いずみたに(泉谷)サン」
と、漢字も読み仮名も同じで「親族以外に初めてお会いした!」と喜んでもらい、初対面のオジサン同士でワイワイしてしまったり。

研修建物の入り口に立っても自動ドアが開かない!(故障?)と思いきや「熊の侵入防止」のために自動ドアを手動ドアに変えていた(=電源を切っていた)。そう言えば武家屋敷通りにも「クマ出没注意!」という看板があり、実際に小熊が出没したそう。ホント、街中なのに!

そして「じゃこ天騒動」。「知事が失礼なコトを・・・すいません!」と言われけど「じゃこ天食べたことがないでしょ?」「えぇ、ないです。」となる。
そして、秋田県で再び研修をする予定なので、その時に「じゃこ天」を渡そうと思う。

郷土料理と言えば「稲庭うどん」「きりたんぽ」。稲庭うどんにきりたんぽを入れた「きりたんぽ稲庭うどん」をいただく。さらに比内地鶏(ブランド鶏肉)を入り、一食で秋田名物を3種いただけてコンプリート。

秋田県と岩手県は隣接県なのに移動が大変で、在来線利用だと片道約4時間。新幹線でも回り道になるので、結局車になるけど、今度は雪に阻まれることも多く互いに行きにくい県と認識してる。

写真は昼食に「町中華ありませんか?」と教えてもらったラーメン屋。ご夫婦二人で経営されていて、店内には三輪車があったりアットホームな店のイチオシは、味噌ラーメン定食だった件。

2023年11月17日金曜日

保存と暮らし。


一年ぶりの角館。ただ、昨年は泊まらず次へ移動したので今回は泊まって地域資源巡りから。
角館駅から徒歩15分で「武家屋敷通り」に到着。車は速度30km以下に抑えた走行が求められる一帯で、江戸時代から続く両側に並ぶ武家屋敷(跡)。
資料では全国に10箇所ある武家屋敷群の中でも角館の武家屋敷は有名のようで、桜の季節が最も人気のようだけど紅葉も夕陽と重なりキレイだった。

武家屋敷には有料見学と無料見学があり、無料で見られる武家屋敷の門をくぐると外国人(グループもカップルも)が多かった!
そして秋田犬の「武家丸(ぶけまる)くん」が行き交う人を見ていて、外国人に人気だった。外国人観光客は今や東京や京都だけではなく、ドンドン地方へも行っている。松山城山頂へ行くと必ずいる。

だけど、武家屋敷の保存が大変なことは一目瞭然で、「非公開」という看板があったり、門の奥は普通の家だったり「保存と暮らし」の両立には我慢もあるよう。

そして紅葉の落葉量もすごく、かき集めていた方に「こんにちは!」と声をかけたら「ようこそ!」と言ってもらったものの、落葉をごみ袋に詰める作業は続いてた。
愛媛県で言えば文化財と共に暮らしている内子町を思い出す。


量を質に。


意外と悩む人が多い!と改めて思ったのが「書く」こと。正確に言うと“書く”はできるけど、伝えたいことを編集して読みやすく文面化すること。「作文」と同じ意味かもしれない。
要点が伝わらない、返答になってない、ポイントを突いてないなど、中身が薄いというか分からないと言うか無いというか・・・相変わらず「人のことは言える」。

「ChatGPTを活用した文章作成講座をしますか?」と言ったら「でも、プロンプト(実行命令文)を正確に書かないと効果薄いですよね。」と根本的な解決策にならず!
色々と巡らせても結局は「量を質」に変えるの最も効果的となる。
量とは自分の頭と手を使い書き続けること。書き続けることは考え続けることに繋がるので頭の中で常に編集作業が行われる。

「下手だから」とか「構成が分からない」など、色々と“できない理由”を並べてしまうけど、自発的に書くのが苦手なら「助成金申請」を演習に書いたらいいと思う。
相手が求めている事を的確に書けるかの演習で、求められていることを伝えられたらゲットできるから一石二鳥、いや一石三鳥(練習も資金も調達できて実績もプラス)ぐらいの得がある。

やるか?やらないか?で少しずつ差がつくこと。

2023年11月16日木曜日

そこにいたのは。


羽田空港発→秋田空港行きの飛行機へはバス移動だったので搭乗口へ。そしてバスへ乗車が始まり、乗り込むと前に座っている人を見て(あれ!この人、演歌界の大御所さん?)と有名な演歌歌手がマネジャーさんと思われる方と二人で座ってた。

それ以上、何も思わなかったけど、同乗したバスには「ツアー証」を胸につけたシニアの方々も乗っていて、下車してタラップに並んでいたら、オバ様たちがドドッー!と演歌歌手に近づき、話しかけたり写真を撮ったりワイワイ。
演歌歌手も目立ちたいのか?目立ちたくないのか?静止もせずにお相手。そんな光景を横目に私たち乗客はタラップを昇っていく。

「目立ちたいのか?目立ちたくないのか?」で思い出したのは、撮影で来県した時に「食事場所」を紹介する時があり、そんな時はプライベートだから「個室」が基本。
なのに、ある若手さんはファミレスの「個室」を希望されて「ファミレスは半個室(≒四方が囲まれてない)だから(外や通路から)見えますよ。」と伝えても「それでいい。」とのことで、(やっぱり見られたいんだな)と詮索。

そもそもファミレスを指定してきた時点で不思議に思ったもの。
それはレアな体験で、完全個室を希望されることが多いのは事実。新規店を開拓しなきゃ!

2cm。


次の相談者の都合が急に悪くなりキャンセルに。「どうする?」と言うことになり、「ゆっくり帰りましょうか。」となり、高速道路を使わず下の道を進む。
途中「みなっと(八幡浜市の港広場、“すずめの戸締りに”も登場)」で休憩。目の前は温州みかんのオレンジ色が見える絶景。「太陽熱、海からの反射熱、地熱の3つ熱が温州みかんを美味しくさせてます。」という生産者の説明を思い出す。

コーヒーでもと思い、カフェテラスへ行くと営業終了!残念!と思いつつカウンターへ行くと「ソフトクリームなら出せますよ。」「ソフトクリーム!?」「(バニラとミカンの)ミックス美味しいですよ!」「じゃ、ミックス一つ!」とコーヒーを飲むつもりがソフトクリームになってしまう・・・。

「はい、350円です。」と、言われて清算し、ミックス味のソフトクリームを手渡された時に「2cmプラスで盛っておきましたから!」と店頭のオバ様。
「おぉ!ありがとうございます!」と通常のソフトクリームより2cm高いソフトクリームをいただく。でも、通常を食べたことがないので検証は・・・そこじゃない!サービスに感謝!

「美味しいー!」と掃除中のカフェテラスで一人休憩。相談対応したご褒美と相変わらず自分に甘い。「美味しかったです!」とオバ様に伝えるとニコニコで見送ってくたオバ様。
こういうコミュニケーションが好き。

2023年11月15日水曜日

急がば回れ。


先日の相談で伝えたのは「急がば回れ」。意味:危なくて短い道よりも安全で長い道を通ったほうが早く着くということから、物事は慌てずに着実に進めることが結果としてうまくいくということ。
今回は「危なくて短い道」ではなく、「正攻法で真正面から取り組んでも時間や手間ばかりかかってニッチもサッチもいかない(動きが取れない)」と訳す。

結論は「他にもやるコトあるでしょ?」とシンプルなコトで、一見関係ないコトのように見える事柄を始めて見る(例:情報発信して仲間を増や。助成金に申請して実績を増やす。関係者に会いアドバイスをもらうなど。)

回り道の事柄は新たな手間や費用など資源を消化するから億劫になったり、手間に感じるかもしれないけど、1歩は踏み出せる事実。

「切り口を変える」のも良い手。モノゴトは多面的だから、目の前以外にも「横から見る」「上から見る」「斜めから見る」などの切り口はあり、視点や意識を変えると(その手があったか!)と閃く時あり。
*ちなみに閃きとは、これまでの経験や思考、潜在意識などの点が何かのタイミングで繋がりイメージ化されるもので、映画のような突然、何の前触れもなくおとずれない。

のどかな田園風景が広がりコスモス満開の中で出張相談会。

公共交通利用者。


用務を終えて駅まで歩いてきた。しかし、ココには名前が違うけど「JR伊予市駅」と「伊予鉄道郡中港駅」の二つが並んでいる。
JRの利用ならJR松山駅で下車、それから徒歩15分で我が家。一方、伊予鉄道を使っても「松山市駅」で降りて約15分で我が家。どちらも似たり寄ったりという感じで発車時刻を調べると伊予鉄道はもうすぐ発車!

伊予鉄道の方へ数歩踏み出したものの(あれ?待てよ。以前、伊予鉄道の方が高かったような)と思い出し、調べると伊予鉄道郡中港駅から松山市駅までは約25分の乗車で520円。
一方でJR伊予市駅からJR松山駅までは約20分の乗車で330円と判明!その差額190円!
たかが190円、されど190円。
それにしても伊予鉄道の乗車賃は高くなった。隣町まで往復で1,000円を超えてしまう。

伊予鉄道は先日、路面電車の間引き運行、坊っちゃん列車の運行休止が発表されて、JRも伊予市駅は無人駅化されるとのこと。
人手不足などが原因のようだけど、日常的に利用してる人は大変だなと。
IYO夢みらい館でも往復840円が必要で、自転車で行けば往復0円だけど、今度は往復80分だし。痩せちゃう!

2023年11月14日火曜日

初めての珍事。


“変な氣”を使ったらドドッと疲れが出て、HP回復に時間がかかると思っていたら、メールが届き銀行からのお知らせ。(あぁ、請求か・・・)と思ったら、着金のお知らせで、先日対応した案件の謝金が振り込まれたとのこと。
(ラッキー!)と、突然のボーナスに喜び、HPがググッと回復する。

腹も減ったので買い物へ。松山市発行の買い物券(5,000円分が4,000円で買える券)のうち、1,000円分を用意した。お釣りは出ないので1,000円を超えないとならず、でも計算は面倒。適当に割引シールが貼られたお惣菜やカット野菜、日用品などをザザッとカゴに入れてレジへ。

ピッ!ピッ!と会計が進み、最後の品をピッ!としたら【ジャスト1,000円!】と表示されて「スゴいっ!」と思わず声がでてしまった。
すると「そうですね!なんか良いことあるかもしれませんね!」とレジスタッフがニコニコ顔で話しかけてくれる。
釣り銭もなく、買い物券だけで精算終了!ドンピシャな証拠が写真。

ドドッと疲れてたはずなのに、ググッとHPが回復して、ジャストな奇遇(何の得もしてないけど)に帰り道の足取りが軽かったこと。
大変と思っても意外と大変じゃないコト多し。些細なコトで回復してしまうんだもの。喜びの沸点が低いこと・・・。

やれやれ。


もしも、話した人が「実は怪しい(危ない)人」だったら・・・という話。深刻と言えば深刻だし、深刻じゃないと思えばそうだろうし、うーむという感じ。
何気なく話していたら相手が「えっ!」と渋い顔をしながら顔を伏せたので「なに?どうしたの?何か気に障った?」と気分を害したかと思い謝ろうとしたら、“そんな話題”になり、気をつけた方がいいとアドバイスを受ける。

人に会うのも仕事だから、会う人全員の真の素性までは分からず。第一印象で分かることもあるんだけどな・・・。
そもそも、2回目以降も会う人とは、いづれ素性は分かる“はず”なので気にしてないと言えばそうだけど。
そんな中でも【自社の悪口を言う人】【同僚の悪口を言う人】との二度目はない。自分の時間をそんな人のために費やせない。

先日【問い合わせ時点から制作資金の相談をする人は怪しい】【他FCの支援内容などを引き合いする人は怪しい】と、最前線で活躍中のプロデューサーを前に喋ってしまったら「それは本当です。」と、変なお墨付きをもらってしまう(笑)。
過去に愛媛県でも映画の制作費を集めようとして相談してきたプロデューサーがいたけど、断ったら罵倒されたっけ。やれやれ。

2023年11月13日月曜日

名指し。


撮影(フィルム)・フレンドリー」を求めた発言は、昨年の東京国際映画祭でもMPA(モーション・ピクチャー・アソシエーション=アメリカの映画業界団体)で出た話題。先日も撮影を希望する海外作品の相談があったけど、どうなることやら。


そして、ロケ誘致に不可欠な4か条の「スタッフの能力」「撮影インフラの整備」「撮影フレンドリーな環境」「(魅力的な)インセンティブ」についても昨年、話題に挙がった。
あぁ、今年もか・・・という感じ。

7月にプチョン国際ファンタスティック映画祭を訪れた際、日本の映画監督が韓国をはじめ諸外国のプロデューサーらへピッチ(短いプレゼンテーション)をしたのは、制作費支援やインセンティブを引き出すため。
日本の撮影環境は向上したけど、制作費の支援には渋る日本。以前、補助金申請のお手伝いをした時は、100万円の予定が後出しジャンケンで色々と難癖つけられて数万円の減額になった記憶。

「投資」と認知されにくい日本。この背景には日本の場合
「撮影=産業振興」ではなく「撮影=観光振興」の色が濃いから。

だから、今年度から経済産業省主管で動き出した日本のインセンティブ。対海外作品だけでなく、国内作品でも適用(1000万円など)されるし、お金でなくても減免などの措置もある。
育てていかないといけない日本のインセンティブ。名指しで言われてしまう。

知っているとは限らない。


小樽も観光客は多かったけど、札幌市内は観光客と住民がごった返していて「羽田と新千歳間は6:15から21:30まで飛行機がありますからね(最終便の新千歳着陸は23:05)。」と教えてもらい、へっーとなる。
その新千歳空港はまっすぐ歩けないほど混雑していて、コロナで移動が制限されていた3年間が“無かった”感じ(と、言う私も混雑客の一人だけど)。

景色を眺めるだけでも北海道は魅力的だけど、FCたちが地域の良さを語ってくれるから一層思わせるのかもしれない。だけど、魅力を語るのは決して地元(北海道)出身者だけでないというのが今の時代。
フィルム・コミッションがしたくて横浜から移住した担当者。香港から札幌にやってきた担当者。千葉県から移住した担当者など、地元=魅力を知っているとは限らない事実。

魅力と言うと観光地など歴史や文化などで既に確立されたハード&ソフトを想像するけど「“魅力”って観光視点と制作視点では違いますからね。」と制作者。
「なるほどー!」と新米担当者が唸る。ホント、創造的に仕事ができるのもFCだから、面白くするのもつまらなくするのも自分次第。地域の魅力を発掘&発信するのに地元とか関係ナシ!
今週は東北地方での研修!

2023年11月12日日曜日

機内ミステリー。


「お疲れさまでした。」しか掛ける言葉がなった件。羽田空港16:25発→松山空港17:50着の飛行機は到着機遅れで16:35発となり搭乗。ドアが閉まり動き出した途中で止まってしまった。
でも特に気にせず、そろそろ寝ようかな・・・いうタイミングでキャビンアテンダントから「この飛行機にはフライトに適さない荷物がありましたので、駐機場に戻ります。」というアナウンス。

(えっ!適さない荷物ってナニ?)と目が覚めてしまう。
駐機場に戻るも乗客は全員、シートベルトをしたまま待機。乗客の荷物ではないようで搭乗口付近のカーテンが閉められて全く分からない。
20分ほど待ったのかな?「ただ今、危険物は除去されました。安全確認と書類の作成中です。もうしばらくお待ちください。」のアナウンスに隣席の方と顔を見合わせてしまう「危険物?」

状況が分からず、小言を言う人もいたけど、例え分かってもどうしようもない。
その後も待機は続き、結局1時間遅れで離陸。機内ではチーフの人が平謝りで、私は予定もなく「大丈夫ですよ。」と伝えたけど、予定が狂ってしまった人は可哀想だったし、折り返し松山空港から羽田空港の便は出発が大幅に遅れたはず。

最後まで何が起こったのか分からずじまいだったけど、降りる際にCAの方々が困り顔だったので「お疲れさまでした。」と、ホント言うしかなかった。
安全第一ですもの、札幌から9時間かかって帰宅。

アニメ作品鑑賞。


週末ネタ。NETFLIXがアニメーション制作に注力して数年、次々とNETFLIXオリジナル作品が配信される。日本生まれの作品も視聴者(ターゲット)は日本に限らず世界が相手だから、色々と気づきながら鑑賞。

プルート(アトム)
お茶の水博士やテンマ博士、ヒゲオヤジなどお馴染みの面々が刷新されてた!アトムもウランも描かれ方が時代に合わせて描かれて、記憶はアトムだけど全くの別物と見た方がいい。
高度なロボットとの共存作品に攻殻機動隊があるけど、“そっち”に持っていかれずに描けたのは制作者たちの苦心の賜物と思ったり。

鬼武者
カプコンのゲームが原作の和風ファンタジー。主人公が三船敏郎似と思ったらクレジットに三船敏郎事務所と明記されてた。三池崇史監督が総監督だったり、魔界転生っぽかったり。
全8エピソードで7話までは見れたけど、最終話は(なんでそうなるの?)的な話へ行ってしまい、バタバタッ!と話を纏めてしまった感あり。

ヤキトリ
物語は悪くないけど、タコ型ロボットや通商連合っぽい表現、動物をモチーフにした異星人は「スターウォーズ・クローンウォーズ」を彷彿させる既視感、かつCGだから妙にコントラストや陰影がハッキリし過ぎてゲームを見たような感じ。
質感も貼り付けたような感じだったし。これは鬼武者でも同じで髭がシールのようだった。

その他「碧眼ブルーアイ・サムライ」「ヤスケ」などは途中まで鑑賞、最後まで見れるか!?
海外のアニメスタジオも制作に入っているから当然だけど、これらの作品に聖地巡礼など作品の追体験はない・できない。あくまでも仕事。

2023年11月11日土曜日

あっという間に20年超。


「次は旭川にも来てくださいよ!」で懇親会はお開き、時刻は21時を過ぎた札幌市内。北海道内から集まった各地のフィルム・コミッション達が自分が暮らす街について存分に語り合った3時間。
制作者も参加していたので新企画のロケ地探しの話になったり、「撮影あるある」や「FCあるある」の話になったり、世代も性別も立場も経験も超えてのワイワイは素直に楽しい機会。

ワイワイだった懇親会から遡ること8時間前、道内から13のFC(札幌市、小樽市、稚内市、十勝市、函館市、室蘭市、苫小牧市、旭川市、岩見沢市、夕張市、滝川市、えりも町、北海道庁)が集まり、映画の撮影誘致支援、そしてその後まで考える研修がスタート。

中でもえりも町は、町も出資する映画のクランクイン直近もあり、約4時間かけて研修に参加、一つも聞き漏らすまい!熱量が高かった。(帰りも約4時間かけて帰ると聞いてエール!)
ちなみに、えりも町の地域おこし協力隊は「映画制作」がミッション。

私はと言うとJFCの立場で皆んなの質問に答えたり、制作者との掛け合いで撮影支援の流れを紹介したり、えひめFCの立場では地域への波及効果や「離婚しようよ」などの撮影支援のリアルな実情を紹介したり。

「フィルム・コミッションって、大変だけど面白いですね!」と若手担当者。
「面白いよね!あっという間に20年過ぎちゃったもんね」と私。

ナイトエコノミー。


暖かい・・と感じた小樽も日が暮れたら(日没は16:14で愛媛より1時間早い!)急に寒くなる。今朝の気温は氷点下!
観光地として有名は小樽運河沿いを歩いていたら一画にテレビカメラなどが多数いて(おやっ?撮影か?)と思いきや、将棋の藤井八冠が竜王戦の第四局を小樽で行うとのことで記者会見?の直前だったとホテルスタッフに教えられる。

地域には日中の表情(≒生態系)と夜間の表情(≒生態系)があり、記者会見などは日中のできごと。シニアの方も多く、大勢のツアーもいたり。似顔絵描きの方も多かったり。
一方で夜は寒いので人出は少ないけど、行き交う人の多くはカップル。運河はイルミネーションで彩られ(昼間運行もあったけど)クルージングも映えたり。
夜だから足元が暗く凸凹が分からず、つまづきそうになるのはしょうがない。

やはり夜の楽しみ方次第で訪問地の印象は雲泥の差と思っていて、食事だけでなく、ゆっくり散策などできる運河はいい。
「ナイトエコノミー」の活性が言われ続けているけど、夏は気温も高いから外で過ごしやすいけど、冬は知恵と工夫が必要と再確認。
写真のように、これだけ雰囲気が違うのだからターゲットやシーンなどを演出すれば・・・と思いメモメモ。

2023年11月10日金曜日

アハハ構文。


“おじさん構文”
とは、Wikiによると「相手に対して親しくなりたいという欲望から、一方的に距離を縮めようとする内容が多い。しかし、例えば上司が部下にLINEなどで指示をするときに他意なく不必要な絵文字を使ってしまい結果的におじさん構文となる場合がある。」

また、派生して「~だわ」「~よん」「かしら」など、語尾から昭和感が漂い、“ぁぃぅぇぉ”などの小文字多用、絵文字の連続などが特徴の“おばさん構文”も存在する。

そんな構文の一つに“アハハ構文”を発見する。
“アハハ構文”の特徴は、どんな状況下(例:愚痴や独り言など暗めになりがちな話題の方が効果的)でも、最後に“アハハ”と笑いを含ませることで、聞き手がうまく反応できなくても、その場を和ませることができるのが特徴。
「私はニヒリズムのペシミストなんだよね、アハハ。」「道を間違ってしまった、アハハ。」
照れ隠し的な意味もあるかも・・・。

私もすっかり“おじさん構文”だけど気にしない。で、気にしない・変化に対応しないのが最も“厄介なおじさん(≒扱いにくい)”であることも承知。
今さら迎合してもズレること間違いなしだし、アンテナを立てて追い続けなければいけないのは大変!
合わせるのは他人ではなく自分自身。

まちづくりと映画。


小樽駅の気温は15度、ヒンヤリだけど陽射しは暖かくて気持ちいい!そして周りは中国語や韓国語を話す方々がスーツケースをゴロゴロ転がしている。
新千歳空港から電車に乗れば自動的に到着する小樽市は訪れやすい。途中に札幌があるけど約80分の移動。

昨年度は「ゴールデンカムイ」などの話題で訪れた研修。今回、小樽市に立ち寄った理由は「小樽の梁川通りを映画ロケ地に。商店主らが映画関係者とまちづくり」と言う見出しを小樽経済新聞で見つけたから。

これまで「上林暁を映画化したい!」などの相談を受けては地域づくりと映画について紹介してきたけど、似た内容だったので、興味深く読むと、既に
「テアトル・ド・ボッシュ(三浦友和さんや佐藤浩市さんらが所属する芸能事務所)」と映画制作を目的した会社を設立したとのこと。

映画制作を決めた背景などをお尋ねしたくて問い合わせ。残念ながら今回は会えなかったけど、梁川通りを実際に歩いてみる。道幅は広く、小樽運河もすぐ近く。
小樽運河周辺は国内外からのカップルが多くいたから「ファーストラブ」のような感じかな?

まちづくりに映画は相性がいい。だけど、映画の制作や公開は一過性なので、どう持続させるか?事例として知ることで他の地域の参考になること間違いなし。
小樽市のフィルム・コミッション担当者に聞かなくちゃ!