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2023年3月5日日曜日

失敗を・・・。


「損切りして借金が残りました。」とか「事業を閉じました。」「辞めました。」などの話の方が聞き手には貴重と思っていて、すると「どうして、そうなったのですか?」となる。
単に経営手腕の未熟さと言えばそうだけど、その中身は「ニーズを読みきれなかった。」「求めるウォンツを提供できなかった。」「展開策が甘かった。」「どうしようもない外的要因もあった。」「これは違う・・・と気づいてしまった」など色々。

「じゃあ、損しましたか?」と尋ねられると、損はしてなくて「勉強しました。」と伝える。
実際に失敗後に何が起きたかと言うと、プロデュース、ディレクション、アドバイスなどの依頼があり新しい道が拓けたのは事実。
自分が想像もしなかった景色が見れたのは苦い経験があったからだと思うと、やはり「目の前」には真摯に向き合った方がいいよね・・・となる。

そんな赤裸々な話をしていると、部屋にニンニクの焦げた香りが充満して(えっ!ナニ?)となる。実は隣に隠れ家的なパスタ店があり、実は皆んなで、そこのパスタを注文してたから自分たちのオーダーだったかも(笑)と話していたら数分後に届く。
失敗をどう扱うか?単に落ち度として叱責するか?それとも失敗を糧にして次に活かすか?誰かの参考にしてもらうか?さらには笑いも取るか(笑)。とても大切。

2023年3月4日土曜日

内省の旅。


18時過ぎの夕暮れ菊間町、岡山での用務を終えて、特急で松山へ帰る最中。岡山を出発して既に2時間超え、あと一息。思った以上に揺れてPCも読書も諦めて内省時間。
「ジェダイの哲学〜フォースの導きで運命を全うせよ〜」を読んでる最中だから、思考が強制的に引っ張られてしまい、内省とシーンが結びついて内省。たかが映画だけど、されど映画。
初っ端から(p42)「コズミックフォース」と「リビングフォース」について書かれていて深呼吸。

そして、惑星ダゴバでヨーダから修行を受けていたルークは密林にある洞窟に入ると、突然ダースベイダーが目の前に現れ、慌ててやっつけるもダースベイダーの仮面が壊れ、中身はルーク自身だった・・・というシーン。
子供の頃はあのシーンの意味がサッパリだったけど、色々と経験すると示唆が多いと振り返る(洞窟はダークサイドを増幅させていて堕ちない警鐘だったという意味)。これまでの仕事を振り返り猛省・・・。

でも私はダース・ベイダーが好きなんだ。正義よりも悪・堕が好きなんだ!と、妙に清廉に書かれた内容に閉じようとするも、ダース・ベイダーも好きで堕ちたわけではなく深い理由があったわけで・・・と、改めてダース・ベイダー卿への心中を察していたら「次は松山、終点でございます。お忘れ物ないよう今一度ご確認ください。」とアナウンス。
素晴らしい内省の旅だった件。

サービス激戦なのか?


日本ではビジネスホテルと言っても「ビジネスホテル(主に出張仕様)」「シティホテル(汎用仕様)」と分類されているほか、金額面で「ラグジュアリー、ハイエンド、ミドル、エコノミー、バジェット」でも分類されているとのこと。とはいえ、利用に大きな差は感じず。
ヨーロッパから戻り、早速、日本のビジネスホテルに泊まってみると、価格帯に関係なく、その高機能に改めて驚く。

「空港までの無料送迎、アメニティの充実(特にスリッパ、寝巻き)、大浴場(温泉)、無料朝食、各種充電ケーブル備え付け、無料コーヒー・お茶、空気清浄機など」が1万円以下/日のホテルでもあるのだから便利。そう言えば、今回は洗剤も利用料も0円の全自動洗濯機があるホテルだった!すごい。
でも、部屋の広さと天井までの高さはヨーロッパの1/3程度と狭いし低い(日本の場合、シングルユースが主要だからかな、海外は基本2名利用一室と思っていいか)。

最近は「食事スペース=コワーキング(休憩)スペース」になっていて、コーヒーなどが無料というホテル。チェックイン前・チェックアウト後も使わせてもらったり、ホテル業ってサービス激戦なのかな?
観光マップや観光情報も提供していたけど、日本のホテルってかなりスゴいと思うけど海外の方はどう思われるのだろう?

2023年3月3日金曜日

誰よりも楽しむ。


コロナ禍で授業が思うように実施できず、その間にどんな変化が起きたかと言うと「授業(講座/教室)」の類は、少人数開催が定着し、3〜4人+先生=5人程度で行われ、自宅などの屋内、山や里などの屋外が増えました。
ココ大を始めた2011年当時は定員が15〜20人でも少数と言われていたので時代の変化を感じます。その頃の授業といえば30名〜40名が主流でした。それもスクール形式。

そんなコロナ禍に、とても面白い相談をいただいて数ヶ月。ワクワク感を大切に!と打合せを重ねて何とか形になりそう(涙)。「アイデアはご自由に!」という依頼に妄想を広げての企画だから楽しかったこと。
今回、参考にしたのは「花園アイデアソン」。いわゆるゼロイチ企画で、楽しいコトを皆んなで考えて実行しましょう!という内容だったけど、あれから5年経っても色褪せてない!

世の中や社会は変わってしまったけど、変わらない・変えてはいけなのは「学びの本質」で、でも真正面から「学び」を捉えると窮屈さを感じてしまうこともある。
そこでココ大の出番なんだけど、こういう機会をいただき、改めて「学びの本質」について問いを立てることができたのは何かの思しめしか。
企画運営する側だけど、誰よりも楽しめる根拠ない自信だけはある。

朗報か悲報か。


「長年、願っていたコトだけど、いざ、その願いが叶うかも!?という時、色々と現実が見えてビビります・・・。」と言われて「そうだよね・・・」と相槌。
思うままに描いた100%ではなく、90%だったら80%だったら、もしも70%だったら・・・と「変更を許容できる線引きはどこまでか?は分からないよね」となるも、ブーメランという感じ。

「じゃあ、90%だったら10%、80%だったら20%は想定外のコトが起きると覚悟(予見)した方がいいということ?」と話が進む。
「そうなんですよ、10%であれ20%であれ、“飲み込める(≒納得)”ならいいですけど、もしも、そうでなかったら・・・」「そうでなかったら・・・?」「ヤバイです。」「ひぃー!」となる(笑)「(どうなるも分からないのに)腹を括れということ?」「そうなる可能性があるということです、何とも言えません。」「ひぃー!」

ここで今さらNOという選択肢はナシ。なぜなら長年思っていたコト(悲願に近い)だから。
人が不安や悩みを抱えるのは「不透明、不確実、曖昧など」求めるモノコトが見えない、掴みにくい時。こんな時に妄想を広げてもいいコトなし(涙)。
課題の解決に手段を打つことは重要だけど、手段が目的化しては元も子もなく「そろそろ出番かもですよ」と言われて「そうだよね・・・」と答えても気持ち冴えず。

2023年3月2日木曜日

暮らし方上手。


ウィーンの義兄姉宅で見たのは、iPodを米粒の中に入れて「何か怪しい儀式」のような光景。(えっ!?どういうコト?)と聞いたら「iPodを洗濯機に入れて洗ってしまったので乾燥させてる途中」と聞いて「ホント!?米粒で乾くの?」と聞いたら「実は前にも洗濯して、その時もこうしたら(=米の中に入れたら)動いたんだよね」と言われて強制納得。スゴいTipsだ。
恐るべし米の水気吸収力&iPodの頑丈さ。

人は色々なTipsを持っていて、義兄は複数のプロジェクトを同時並行で動かしていて、「メモやドラフトなどを(プロジェクトごとで)どう書き出しているか?」という話題になり、薄いノートパッド端末(iPadではなくベンチャー会社の開発品)を持ち出し「白黒ドキュメントしか作成できないけど、“そこに特化”してるから使いやすい」と、書類はクラウドで保存。
メモや文章はペンの手書き入力だけど、端末でOCR化しているとのこと。

妻もいきなりワードなどで書かず、頭の中で整理してから書き出すとのこと。
私の場合は、最初からPCで整理と書き出しを同時並行で行う。その時の“生感覚”で一気に書き終える。だから最初の文章は誤字脱字が多い。その後は読み直して終了。
特に学長日記の場合、自分が感じたことを大切にしているので“生感覚”が削がないよう気をつけてるつもり。
人それぞれに独自の作法というかTipsがあるという話。

寂しくも笑顔。


あぁ、またこの時期か、と毎年凹むのが、これまで一緒の道を歩んできたFC仲間の退職連絡。
FC担当者は自治体職員が多いので、異動は寂しさ半分(いづれ上役になり戻ってくる可能性があるから)だけど、任期満期終了や自己都合などで辞める職員とは、退職後は連絡もにしくく、また取りにくい。
特に5年〜10年もFCに従事してきた方は「FCを支えてきた人」なので思い出もいっぱい(涙)

寂しくとも(良かった・・・)と思えるのは「会えた」こと。
ある方は7年間も地域のFCに従事し、私よりもずっとずっと年上の大先輩。好奇心旺盛で、私を面白がってくださり、ベテランなのに「いやぁ、理事長の話が聞きたくてね」と、研修にヒョイと顔を出してくれたり。

また10年も地元FCを支えてくれた方は、新しい道でFCとの関わり方を目指していて(10年も携わったからこそ気づいた道)と応援。
それぞれの人生だから、引き留めることなんてできないから、寂しくても応援しかできない(涙)この先は可能性しかない。

でも、寂しさの向こうに光(期待)が見えるのも事実で「大学院でフィルム・コミッションと地域づくりとの関係を研究中です。」とか「FCへの就職を希望しています」とか。
FCに関わってくれた人には全力エールしかなく、次のステージでも充実しますように!と。

2023年3月1日水曜日

大切に。


山口県山口市へ。宇部FC、瀬戸内FC、福山FC、萩ロケ支援隊、鳥取FC、島根FC、松江FC、倉敷FC、岡山県FC連絡協議会、下関FC、増田FC、隠岐島FC、山口市FC、山口県FC、呉地域FCなどが集まりJFC中国ブロック研修会。
久しぶりに各地から多くのFCが集まり、近況報告などで盛り上がる。
写真は18時頃、研修が終わり、カーテンを開けたらこんな景色だった。

思うように撮影誘致支援ができなかった間に「受け身姿勢になった。」「内部調整が難しい。」「撮影支援範囲が曖昧になった。」「地域との関係性が薄れた。」「困った制作者がいる」「Youtubeなど個人配信への対応が難しい。」など悩みが尽きない担当者たち。

九州ブロック理事(北九州)、中国ブロック理事(広島)、JFC事務局長が、それぞれの悩みに答えてメモメモメモする参加者。
FC担当者は1人-2人の所が多く、地元に帰れば相談できる人がいなく孤軍奮闘の日々だから、研修機会は隣接地域へつながりを広げる最高のチャンス!

「FCの後ろには、地域があることを忘れないでください。」と伝えた背景には、撮影隊は一回の撮影で終わりだけど、FCは「次の撮影、その次の撮影」があり、撮影は地域で行われるので地域を大切にという意味。

ジャパニーズカラマリ!


「山口(県)はイカが有名なんですよ!」と、イカの刺身がドン!と現れて教えてくれる。
「えぇ!イカ!」と反応したら「あっ!見ましたよ!ヨーロッパ紀行」と別の人が言えば「カラマリにハマッたんでしょ?」と更に別の人。
「そう!カラマリは美味しかった・・・。」「この後、ゲソは天ぷらになりますから!」と案内人。「ホント!?」と私。「嬉しそうな顔をしますよねぇ」と周り。
そして出てきたのがさっきまで刺身で食べていたイカの「天ぷら」。

アツアツでいただき美味しい。だけど「天ぷら」で「カラマリ」じゃない。誤解しないで欲しいのは天ぷらも美味しい。でもカラマリじゃない。この「違い」は何か?「イカの違い?衣の違い?揚げ方?」と想像するも、よく分からない。
一つだけ分かるのは「衣が天ぷらよりもカリカリで、中には味付けの衣があった」こと。食べてしまったから、比較してしまうのはしょうがない。

念の為、天ぷらも美味しい。カラマリも美味しい。でも「天ぷらはカラマリとは違う」。
きっと、カラマリを日本で見ないのは、天ぷらが存在しているからかも!?と、何の根拠もない 推察。ジャパニーズカラマリ!と言って瀬戸内のイカをカラマリとして売り出したら、欧米人は喜ぶんと思うんだけどな。

2023年2月28日火曜日

と、言ってもうまくはいかない。


公民館研究大会終了後は「エールラボえひめ」の講座(今回の内容はプロジェクトマネジメント)へ駆け込む。20年前に学んだ内容(物事の捉え方、進め方、リスクの考え方など)は今でも現場で活きてる!

その後は「トゥクトゥクを西条市で走らせたい!/阪田さん」「中島でスーパーをオープンする!/俊成さん」「竹林をメンマで活用したい!/山中さん」のプレゼンが行われて(面白くなってきた!)と想像しながら聞かせてもらう。

実は3組のプレゼンターを全員知っていた不思議さ(阪田さんは愛媛大学主催の講座で受講生だったし、俊成さんは、エールラボで相談対応中、山中さんは「いしづち編集学校」の一期生)。
聞きながら、トゥクトゥクはマドリードで見かけた(写真)し、高齢者が多いスーパーは来店頻度と多種少量品が求められるのか!と思ったし、メンマは森林環境保全基金事業に合致しそう!など、どれも可能性を感じたり。

とは言え、多くの事業はうまくいかないとも教えているのがプロジェクトマネジメント。
じゃあ、どうしたらいいのか?は、ケースバイケースだけど、2つ言えるのが「予め成功を阻害するリスクと対処法を想定しておく」「決めた内容を死守ではなく、柔軟に変更できるよう構える」が助言。
「プロジェクトは成功を求めて変化し続ける生き物」と教えてもらい、驚き納得したのを思い出す。

400人を前に。


「開催は4年ぶりです。令和になってから初めての大会です。」「そうですか!そんな大役が私でいいんですか?」と始まったのが最初。
第67回松山市公民館研究大会、400人以上が出席し、野志松山市長の挨拶から始まり、公民館活動へ多大なる貢献と実績を残した方々の表彰と続く。
一人、控え室で待機してた私は我が子と公民館行事で興居島へキャンプに行ったりして存分に楽しませてもらった・・・と公民館との思い出を振り返る。

研究大会なので、公民館にとって参考にならなければならず、単にココ大の紹介や実績ではダメ。(どのあたりが参考になるだろう?)と考えた結果(ココ大自身が公民館と同じ方向を向いてた!)と気づく。
ならば!と用意したスライドは40ページ。これから求められるであろう公民館の姿を予測し、その実現にターゲットの設定、課題の設定、ニーズとウォンツの違い、目的と目標の違いなど公民館に落とし込んで説明。

終了後「すごく響きました!」と関係者。そして聴いてくださった参加者からも「とても共感しました。」「同じ方向です!」「子どもたちの事業、参考になりました」などのメッセージなどが届いて安堵。
公民館は地域のセンター(中心)であって欲しいと括ったのは、コロナの影響で3年間、活動が停滞したりしたのだから、以前と同じことを再開するのではなく、新しく再起動して欲しいという願いも込めての締めでした。

2023年2月27日月曜日

人に媚びないパン。


書き続ければ何かに繋がると思うし、動き続ければ何かが動くだろうと思ってるから、内容は質はさておき“止めないよう”にしているけど、それでも“漏れてしまう”エピソードって多い。

ヨーロッパ滞在中はパンをよく食べ、郷に入れば郷に従えと思うから、色々な種類のパンを食べたり、見慣れぬチーズやハムなどを挟んだサンドイッチも積極的に食べて“ご当地味”を楽しんでたら、妻が「あのパン、もしかして?」と、ウィーンの街をパン探しをしてた訳じゃないのにパン屋の前で立ち止まる。

「日本じゃ無いんだよね・・・」と、独り言を言いつつ店に吸い込まれ、あるパンを一点凝視。そして「あった!」と言って注文したのが写真の右奥の棚に立てかけられていた丸型のパン。
いわゆる「ハード系」で人に媚びてないパン。少し酸味がある硬めで素朴なパン。そう言えばNY時代でもこういうパンが好きだったよね・・となり、1/4にカット注文するもNGで1/2からOKとのことで即購入。

実はこの話には余談があり、イタリアでも見つけたけど、そのパンは「店舗の飾り用」で売り物でなく残念がっていて、遂にウィーンで入手できたという話。
表面は硬いけど中は柔らかく、ホント素朴なパン。パン屋の多い松山にもあるのかな?と思ったり。次はいつ、巡り会えるのかな?

インチキ先生!Returns to school.


1月にココ大付属学園【冬休み】が終わり、一休みと思ったらココ大付属学園【春休み】の準備が始まる。申込ページが完成したので早速、応募開始!実はヨーロッパの最中に「申込開始はいつからですか?」「先着ですか?抽選ですか?」などの問合せをいただき、仕事の一つとして取り掛かっていたこと。
春編は事業年度をまたぐので、現在の6年生は3/31まで。新1年生は4/1から参加という扱いになる。

春編も今回で2回目(年目)。子ども達の成長を凄まじく眩しく感じる一方で、私たちスタッフもまた一年、歳を重ねたのだけど、全然違うんだよなーと嘆かわしく思ったり(涙)。
「もう、自由に遊んでらっしゃい!」と親切丁寧に伝えても「インチキー!遊ぶんだよーーー!」と、怪獣のようで無限のエネルギーを持つ子どもたち、過激度が増してるんだろうな(汗)。学校とも家庭とも違う顔を見せる子どもたち(笑)。

春編は季節的に桜などの花が満開なので、ピクニック機会が増える予定。松山城に登ったり、堀之内公園へ出向いたり、萬翠荘へ見学に出かけたり。新一年生を迎える準備も皆んなでできたらいい!
冬編から新たに加わった「アルゴ(LOVOT=自走するロボット)」も元気に出待ち中。想像×創造に「ロボットとの共生」も加わったココ大付属学園。
新しく参加する子どもたちもいるので今から楽しみ!詳細および申込はコチラから。

これがゼロ→イチ。


3年間におよぶ「道後JIN六媛」プロジェクトが最終日を迎える。全く何もない所から始まり、最初は未だ存在しない品のイメージを創り、次は各市町ごとにJIN化する素材を何にするか?(最終的に松山市→伊台・五明こうげんぶどう、
伊予市→中山栗、東温市→いちごの赤い雫、久万高原町→りんごのふじ、松前町→はだか麦、砥部町→七折小梅)となる。

そして、誰にどんな価値を提供できるか?を話し合い、水口酒造さんから提案された試作(調合具合や香りなど)へ意見し、ラベルデザインでは修正を依頼したり・・・。
醸造の様子を見学させていただき、できたてホヤホヤの透明な透き通った
道後JIN六媛を見た瞬間、その場は「おぉ!」となったり(笑)。

商品完成とPR機会は、松山市長をはじめ、各市町の首長の所へ表敬訪問して成果を報告する傍らで、各市町担当者がPR担当者となり、道後JIN六媛の魅力をラジオで紹介もしたり。
その甲斐あってか、今も売れ続けている道後JIN六媛。
先日は水口専務をバイヤーに見立て、道後JIN六媛にあう「地域の食材」をプレゼンテーションして、全員が悪戦苦闘したり(汗)そして最後は「道後一会」での展示。

市町担当者の中には(これまで全く携わったことがない、考えたことがないコトも多くて参りました。)という感想もあったけど、「地域を売る」をOJTできたのは今後に活きると思う。
お疲れさまでした!

2023年2月26日日曜日

出発前と帰国後で「何が変わった?


ブレンデッド・トラベルとは?
「ブレンド=よりよくするために種類の異なるものを混ぜる」ことなので、ブレンデッド・トラベルとは「(〇〇○をよりよくするための)ビジネスと休暇をまぜた旅」。

「混ぜる」と言うイメージは、絵の具で例えれば、赤色や青色、黄色などを混ぜるのと同じと思っていたけど、様々な色を混ぜると最後は灰色になるのを知っていたから(なんとも微妙な色で鮮やかではないな・・・)と思っていたのは事実。

旅の中で仕事をしたり、美術館を訪れたり、食事をしたり、家族に会ったりなど、様々な出来事で感激や感動していると(あっ、モノゴトは混ざらない!)と気づく。
と、同時に(ブレンド=混ざるのイメージが出発前と出発後では全く異なった!)と振り返り。
「混ざる」というより「織る・編む」感じ。

縦系が「自分の時間」とするなら、横糸は「日々の出来事」。出来事毎に横糸を通して織っていくと「混ざらずに紋様とか柄」ができるイメージ。毎日の出来事は自分の経験に織り込まれる。編み上がった反物のような成果は、唯一無二のオリジナル。

そんなイメージで考えると(経験の度にどんな絵柄になるのかな?)とワクワクするかも。
絵柄が素敵なら気分もよりよくなるから、仕事などにも波及効果(例:意欲向上など)は出ると思う。

このイメージや意識を定着させることができれば、数日のブレンデッド・トラベル/ワーケーションでも効果は出ると思う。

こんなコトを考えず、意識せずにシンプルに気分転換ができるのも旅の魅力だから、「私の場合は・・・」と言う一例だけど、出発前と帰国後で「何が変わった?」と尋ねられたら「混ぜるではなく織る・編むようなイメージで、新しい経験を纏うような感じ!」と言いそう。
*写真は愛媛県伊方町の「裂き織」。 

2023年2月25日土曜日

今しかない理由。


何も考えずに噴水を見れば、水は延々と湧き上がっては溜水に戻り、次々と湧き上がる。
一連の動きは繰り返しだけど、実際は人間の目では見えない・識別できなミクロレベルでは、一つ一つの物質は独立(例えると、噴水の水は輪切りの連続イメージ)で、自然条件や時間軸などによって「前後上下左右が次の動きと繋がっているように見え、連続しているように認識してる」だけ。だから、連続のように見えても同じ動きは起こらない。
これを「連続の非連続」と言うことができる。

この「連続の非連続」は「生きる」にも当てはめることができて、「一昨日も昨日も何もなかったから明日も明後日も何もないだろう」的な意識は「そう願っても明日が訪れる確実性は0%で、明日は何が起こるか誰にも分からない」が現実。
(何をそんな大袈裟に・・・)と思い滑稽に聞こえるかもしれないけど、自然災害や事故や事件など、想像すらしない事柄が明日(数時間後かも数分後かも)かもしれないは、大切な意識と思う。

昨日までは変えられないし、明日も不確定だと消去法でも「今しかない」となる。
それなら「今日が少しでも良い日になるには・・・」と思うのは当然で、そのために自分が機嫌よく過ごすにはどうしたらいいか?と考える(「考える」が仕事だから良し悪しはある。)
基本的に、この世の中はコンチクショーと思っているからこそ「どうやって楽しんでやるか!」と抗いたくなる。“いつか”はこないけど、今はある。

外食は美味しさ20%増だけど・・・。


ハマッちゃったのが「フライドカラマリ(イカのフライ)」の美味しさ。30年前のNY時代も好きだったけど、日本では食べる機会がなく、いつしか忘れてしまっていた。
最初の地「マドリード」のホテルで「美味しいレストランを紹介して!」と相談したら、その店に「フライドカラマリ」があって「久しぶり!」と頼んだら、とても美味しくて感激し、それ以降「フライドカラマリ」を食べるミッションが緊急発令!

「フライドカラマリ」と言っても、色々なタイプがあって「ホタルイカのような小さなイカを丸ごと揚げた品」もあれば「大きめの以下を輪切りにてリング状で揚げた品」もあり、「イカだけでなく小魚やエビなどと一緒に揚げたMIXな品」もあったり。
思い出すだけで(また食べたい!)と思うけど、待てよ!瀬戸内海でもイカは獲れるから「瀬戸内版のフライドカラマリ」があってもいいはず!と一人盛り上がる。

きっとシーフード料理店では「フライドカラマリ」は定番メニューと思うけど、あの美味しと互角だろうか?味づけ衣にレモンをギュギュ!と絞り、アツアツでいただく。
外食(それも海外)で食べると、高揚感などから無条件に美味しさ20%UPになるから、冷静にならないといけないけど、瀬戸内のイカ、エビ、小魚(雑魚)を味付け衣でカリッ!と揚げた「瀬戸内カラマリMIX」があったら応援団長になりたい。

2023年2月24日金曜日

ただいま!日本。


帰国の朝、4時起床。一通りの作業を済ませてシャワーを浴びたら既に6時。パッキングの確認をして台所へ行くと、義姉と義兄がコーヒーを入れてくれて、空港までの行き方を教えてくれる。

7時過ぎに出発。空港へは教えてもらった通りに地下鉄を乗り継ぎ無事に到着。チェックイン(出国手続きがなかったのはシェンゲン協定加盟国だったから)も終えてラウンジで休憩。飛行機は行きと同じフィンランドのヘルシンキ空港で乗り換え。

4時間のフライトでヘルシンキ空港に到着。出国検査ではインスペクターのお兄さんがゲームに出てきそうなムキムキの屈強な体格でブースが狭そうだった。
行きも利用した国際線ラウンジで3時間の休憩、この隙間時間に作業。あっ!という間に時間は過ぎて搭乗口へ移動。日本までの飛行時間は12時間と長い!

日本行きの飛行機は大入りえ、寝たりゲームしたり映画を見たり(映画「ブラック・アダム」が惨敗だった理由が分かった気がする)して、12時間を過ごして羽田空港に着陸。
VisitJapanアプリで事前に入国情報を済ませていたけど、ナント!その際に必要となるQRコードのチェックが機械読取ではなく「人間の目視」でビックリ!これでいいの??

ロストバッゲージもなく税関検査も通過し、あっさり解放。ただいま日本!
でもここまで既に約20時間が経過。東京宅に戻ろうと電車に乗った途端、文字や音声、絵などの情報量が大量に五感に響きビックリ。(海外の人にはこれが先端の国と思える理由なのかな?)と思ったり。

最後の夜。


21日間にわたるブレンデッド・トラベル/ワーケーションも最後の夜。ウィーンでの夕食は「鍋にしよう!」となり、義兄夫婦、甥っ子と共に買い出しへ行く。
野菜(白菜、ちんげん菜など)や豆腐、肉などを入れてポン酢でいただく(写真は買ったスーパーではなく、近くの市場)。
21日間を振り返れば、各地での色々な思い出がよみがえり、各地で暮らした経験のある義兄家族と意見を交わしてワイワイガヤガヤで時が過ぎる。最後は全員で記念写真を撮って再会を約束。

お土産リストの確認、一人ずつ顔を思い出しながら土産をセレクト。途中で土産用に買ったものの食べてしまった品もあり、あーでもない、こーでもないと悩みながら妻とパッキング。
行きはパンパンに(土産用の)日本食が入っていて、帰りは行きに比べて軽くなる予定だったのに意外と膨れた・・・。でも、お土産を買うのも旅の楽しさの一つ、喜んでもらう顔を想像したら、重さなんて問題ナシ!

「時差ボケ(8時間)の調整に徹夜して飛行機の中で熟睡しようかな。」と話していたけど、やはり眠気には勝てない。
(まだBt/Wcを続けたい気持ちが半分、松山に帰りたい気持ちが半分の複雑さってこういう心境なんだ・・・。)と、布団に入り考えながら寝落ち。
とは言え、旅は家に着くまで終わらず、これから「最後のヤマバ」となる帰り道がある。無事に帰れますように!とウィーンの夜は静かにふける。

2023年2月23日木曜日

摩訶不思議なコト。


不思議に思うのは、神話や伝説をモチーフにしているとはいえ、2000年前から既に天使などが描かれていて人間の想像力は凄まじいというコト。

(本当は見たことがあるんじゃないの?)と思うほどに天使が多かったヨーロッパ。木彫や石像、銅像など立体の怪物や怪獣もいて(ここまで人間の想像力は豊かなら、目の前の悲惨な問題も解決できるはずなのに・・・)と思ったり。昔は人間と共存してたかも?と思うばかり。


列車で外を見ていたら線路に並行して延びる道路を走る自動車の運転席では運転手がスマホをガッツリ操作して、前を見ていないのが丸分かりで(えっ!危ないよ)と思ったらテスラ車で、自動運転かな?と列車は追い抜く。テクノロジーによる摩訶不思議。


ベネチアで妻が「何アレ?」と夜空のオリオン座を見て指差す。「ナニ?何も見えないよ」「アレアレ!一直線に何かが光ってる!」「何も見えないよ・・・」「等間隔に並んでる!星じゃないよ!UFO?」と、妻だけにしか見えなかった不思議な物体。

衛星か何かだろうか?翌日に何の報道も見つからず。


NETFLIXのドキュメンタリー(日本では見れるか未確認)にもなった「摩訶不思議事件」の当事者は知人なんだ。との話に、えぇっー!となる。

防犯カメラに映った“その人”は今も行方不明で、不可解な点がいくつもあり捜査は難航、迷宮入りしてミステリーな出来事として紹介されているとのこと。

ヨーロッパ深すぎ・・・。