日記を検索

2022年10月8日土曜日

生業か趣味か。


生活の維持に夢は諦めなくてはいけないのか?という問い。正解不正解がないから各自が出した結果が答えなのだろうけど、「いい年して、いつまでも夢なんか・・・」だけは本当に勘弁。
これまでに何度も書いてきた「子供の頃は夢をみてね!」と言っておきながら、「いつまで夢なんて見てるの!」と豹変してはいけない。本人が(諦めも含め)納得するまで付き合えないだろうか?

「生活はギリギリです。」とは言ったものの、悲壮感はなくエネルギッシュに好きなコトを追い求めていた方。「その熱量の根源はどこから来るの?」と、相変わらず聞いてしまう。「自分を表現したいんです。」自身を表現することで自分の存在価値≒自己同一性(アイデンティティ)を実感するんだろうな。
ギリギリでも当人がそれを望み満足ならいいはず。この先、夢が叶うかもしれないし。自分を信じれるかどうかの話。

「生業にするか?趣味にするか?」で「腹のくくり具合」は大きく違う。「生業は収入≒生活」「趣味≒生きがい」と思っていたら、「泉谷さんは生業も趣味も同じような感じに見えますよ」と指摘される。そう見えるんだろうな・・・と、言っても趣味と言えるコトはないけど。
閑話休題。「腹をくくっている人の話」はイメージが描ける。「前回よりも相当、具体的になりましたね!」と相談終了。

半チラ。


このカレーが「バターチキンカレーとベジタブルカレーとチキンカレーとマトンカレーにネパール式お新香付ライスと一口サイズのナンを添えたスペシャルランチ」という名称だったら、注文してただろうか?答はNO!。この商品の名前は「限定10食の4種おまかせカレー」だった。(限定10食?4種類って何カレー??)と想像できそうで、できない謎が食欲を掻き立てて注文してしまった。

事業(授業)名も同じ。「くれぐれも“残念”なネーミングにならないように!」と釘をさす。例え、それが組織内であっても「読みたくなる、ページを開きたくなる」名称じゃないと掴めない!
「市民対象南高梅認知度向上事業」なんて間違ってもつけてはいけない、この時は「青いダイヤ・赤いダイヤ」にしたし、「離島柑橘振興事業」も絶対にダメ!この時は「中島恵に会いにいく」だったし、北条で同じような内容をした時は「北条豊に会いにいく」と擬人化したっけ。

究極は「言わずして伝えられるか?」だけど、この領域に辿り着くには経験の積み重ねが必須なので、「半チラ」を目指す!半チラとは“そっち”ではなく「半分見せて半分見せない」絶妙なバランスで興味関心をもたせること。そして「長いネーミング」は論外。資料作成時に扱いにくくてしょうがない!ネーミングは本当に大切!

2022年10月7日金曜日

シャッター押しましょうか?


「平日のこの時間に観光客がいたら本当にスゴいですよ」「そうですよね・・・」と魚吉で昼食を済ませて車は発信、3分ほど走らせて側道に入り、下灘駅に到着すると車が既に2台駐車していて無人駅には数組の訪問者が!「この時間でも本当に観光客がいるんですね」と驚き顔の制作者。海ヌケで有名な「下灘駅」では、これまでに「HERO」「リバース」やコマーシャル撮影などの実績。

互いに写真を撮っていたけど一緒に撮れていなかったシニアのご夫婦と思われる2人組がいたので「シャッター押しましょうか?」と声をかける。「しもなだ」と書かれたホーロー看板前で記念撮影。「ありがとうございました!」とお礼を言われて「お気をつけて」となる。
すると今度は若いカップルがホームのベンチに座りながら彼女をモデルに彼氏が写真を撮っているので・・・。

「シャッター押しましょうか?」と、雰囲気で声をかける。「お願いします!」と(待ってました!)という雰囲気のカップルが渡してくれたのは、ナント!デジカメではなく35mmフィルムの「写るんです」でビックリ。現像した時にしか確認ができないので数枚撮って渡す。
すると今度はベビーカーに赤ちゃんを乗せたご夫婦がいた。「シャッター押しましょうか?」と、なるじゃないですか!

2022年10月6日木曜日

持ってた私。


コロナ禍で撮影が難しくなった一つに「島」があり、その理由は「病院がない」「高齢者が多い」などで、島外からやってくる人に漠然と不安を感じていたのは事実。でも、少しずつ意識が緩和されたようで久しぶりの離島ロケハン!最初は興居島。天気もよく暑く、海岸はギラギラで、でも陽は夏よりも低いから日中からキラキラ。ミカン摘みでお世話になった「ごごにゃんファーム」で休憩、波の音を聴きながらミカンジュースってサイコー。

翌日は釣島。15年ほど前に一度行った記憶があるものの写真ナシ。島には18世帯が暮らし商店も自販機もなし、信号も無かったような。そもそも寄港するにはフェリーだと朝と夕だけ。なので島民の漁船で渡り島内めぐり。そして「愛媛県内で最も古い灯台」の釣島灯台はカッコ良かった。今でも現役で一体はシルバーさん達による整備が行き届き、松山市内だけど外国のように見えるのはイギリス人が暮らしていたという官舎の雰囲気。

実は釣島へ行く前日まで天気予報は雨で(しょうがないですね・・・)と、諦めていたのに釣島へ出発してから雲が途切れ青空が見えて釣島灯台に到着した頃は澄んだ秋の青空となり佐田岬半島まで見えた!(うーむ、私は“もってる!”)と誰にも言われなくても自分で言いたくなる。フィルム・コミッションとしての念力かもしれない、だって、その後はまた曇ってしまったのだから。

つづけるコト。


筋トレと同じ。だけど私は腹筋も腕立て伏せも毎日続ける根気も意気込みもない。ダイエットに何かをするのも面倒な性分。常日頃から鍛えて、時に筋肉をいじめて筋量を維持・増やす。「筋肉はウソつかない!」と聞いたことがある。
閑話休題。私の場合は「日記を書き続ける(吐き出す)」ことで気持ちを整えてるつもり。日々感じた、気づいたことを書き出して思考がスッキリ!内省できると自己暗示。

散歩も同じ。ランニングやジョギングではバテてしまい仕事に支障が出るので、気分転換のウォーキングなら・・・と始めたのが2年前。でも色々と「できない、しない理由」を探してしまうので、ウォーキングアプリを入れて記録を視覚化させて意欲を維持。机の前で考えるのと、歩きながら考えるのでは違う気がするのは浴びる日差しや香り、景色などを五感で感じるからか。

一日の成果や効果なんて、コピー用紙一枚程度。でも100日、500日と続けると分厚くなるからスゴい。目下の課題は「成果や効果が分かっているのだから、ダイエットや健康増進に使えばいいのに・・・」と頭で分かっていても脳からの命令が体に伝わらない!
企画立案も同じ、いきなりパッ!と閃くことはなく、日々、感じた“点”が何かの拍子に繋がり「見える」のだから不思議。写真はそんなコトを考えてた古泉駅で電車がきた所。

2022年10月5日水曜日

泣きそうだった件。


ほら!3年前に愛媛県のパズルしたでしょ!アレがよくてね、今回も応募しました。」と、孫が参加した「ビー玉コロコロえひメイロ」に付き添いの祖父母さん。「これは誰が企画したのですか?→私が企画して木工会社に依頼しました。→製品化してください。」と保護者。「こんなコト、フツーできないよ!ねっ!お母さん!」と初のチリメンモンスターに参加した小学生はお母さんに相槌を求めて興奮しっぱなし。

「〇〇です!お久しぶりです!」と声をかけてくれたのは、ココ大授業に何度も参加してくれた女性、隣にはお子さん。「あれから子供が産まれて育児に追われて・・・」と報告。でも来てくれた。突如「泉谷さんっ!?」と大学生インターンとして来た女性が子ども連れで目の前を通り声がかかる。と思えば我が子の幼馴染が母親と立ち寄ってくれて就職が決まったことを報告してくれる。

また、これまたココ大授業に何度も参加してくれた公務員の方は定年を迎え「ココ大で雇ってくれますか?」と笑いながらの近況報告。他にも講師を努めた人材育成講座の修了生と数年ぶりの再会を果たしたり、ココ大付属学園に参加してくれた子ども達が立ち寄ってくれたものの照れてハニカム子もいれば「インチキーーー!」と、突撃してきた子もいたり。再会が多過ぎて泣きそうだった件。

大変なコトになってます!


「泉谷さん、大変なコトになってます・・・」と言われて反射的に「ナニ?問題?」とトラブル発生と意識が直結してしまう。「スゴい人です、待ってます。」「何が?」「不思議な生き物づくりです。」とスタッフ。公開授業の他に体験機会として設けた、松山城などで拾い集めた小枝やどんぐり、松ぼっくりの他、麻紐などの素材を使った創作生き物づくり。ちなみに「目玉」は大小300個ほど用意しました。

公開授業と比べるとPRは少なめでしたが始まると興味を持った子供が一人、また一人保護者と着席。その光景を見た方が更に来場し常に満席状態で待ちも出たり。2日目は作業スペースを増やしても集客はものすごく。80組ほどが参加、用意した持ち帰り袋を慌てて買いに行く始末。
「汚れるから敬遠されるかも・・と思いました」と私。「家でできない体験が保護者には嬉しいんですよ!」とエミフルさん。

その傍らでは全40問の「生物多様性○×クイズ」も大好評で「むずかしい〜!」と言いつつも、エミフルさんにお借りした「ガラガラ」がしたい子ども達。
保護者の力を借りて正解数に合わせて回したガラガラ(ちなみに専門者が真剣に回答しても36問でした)。用意した景品の「(シルク繊維の入った)今治タオル」「ホントの紙粘土(紙粘土自体から作る知的教材)」「シルク飴」「シルククリーム」など30個以上が渡りました。自分で言うのもアレですがいい景品でした。

2022年10月4日火曜日

一人打上げ。


カラフルに過ぎた初日。そして翌日はもう最終日。宮川さんの折り紙の勢いを借りて、そのまま急遽「おりがみコーナー」を設置(この柔軟性がココ大の強み)。自由に作ってました。
2日目の最初は「ビー玉コロコロえひメイロ」。満員御礼で15個の間伐材でつくった愛媛県を舞台にした迷路を子ども達、保護者が一所懸命に色塗り。カラフルに塗れたら今度は障害物を置いて難易度の調整。個性が溢れる作品が続々誕生!

その勢いは「チリメンモンスターを探せ!」で更に増す。お約束の「美味しそうな香りだからと食べてはいけません。お腹が痛くなっても知りません!」と伝えると、会場がドッと緩くなる(笑)。とにかく摩訶不思議な海洋生物の幼生に興味津々な参加者。水産研究センターの橋田さんは呼ばれる声にテンテコ舞い。私は「いかにスゴいチリモンを見つけたか!」という子ども達のレクチャーを聞く係でした。

そして「未来を紡ぐシルクの可能性」は、他と公開授業と違い、繭玉を始め、衣服、スキンクリームなど実際の商品を展示しての紹介は、行き交う人が立ち止まったし、「あなたの知らない外来生物」は、想像以上に環境を壊してしまう生物が近くにいることを知り、授業後は外来生物を実際に見て怖いながら興味津々だった参加者たち。最終日も時間に寄り倒されながらも大盛況で一人打上げで酎ハイ飲む。

時間は無慈悲だけど。


6回目(2012、2013、2014、2020、2021、2022)となる「ワンダフルエミフル」が終了。開催は2日間なのでアッ!という間に終わってしまう(これを私は「時間の寄り切り/押し倒し」と言ってる=どんなに抗っても時間は無慈悲に寄り切る/押し倒す)ので、充実させたいと思うのは事業を預かる身としては当然。
一番手の宮川さんの「おりがみで考える生物多様性」でつかみ、そして「河内晩柑の知られざる魅力」へバトンタッチ。

「練り香水」「河内晩柑果汁のプレゼント」で勢いづく授業は終了後も質問で盛り上がる。そして授業は全く異なる「補助犬(介助犬、盲導犬、聴導犬)」をテーマにしたドッグフォーライフジャパンの砂田さんによる「いぬのはなし」が始まる。会場には実際にユーザー(盲導犬)の方も参加くださり、補助犬のいる日常生活についても教えていただく。そうこうしていると、「大洲和紙から考える生物多様性」の齋藤さんがやってきた!

「ギルディング技法+大洲和紙」の合わさった作品は想像以上の出来になるから満足感が圧倒的に高い。「これ、本当に無料ですか?」と疑われるのも無理はない。本当に参加無料でした。そして「おりがみ」の宮川さんは昼食をとる暇もなく延々と訪れる子どもやご家族を相手に指導してくださる。そして終了時間を迎える。時間は無慈悲だけどカラフルに彩ることができる。

2022年10月1日土曜日

準備整う!


6回目となるワンダフルエミフルの準備が整いました。愛媛県自然保護課、愛媛県生物多様性センターの準備も終了。エミフルMASAKIさんには机やガラポンなど会場設営でお世話になり、同じく会場設営では松山建装さんには色々とお願い。市民先生にも準備物などの最終連絡も終わりました。「ちりめんモンスター」で毎回お世話になっている「かね上」さんから「頑張ってください!」とエールが。そしてスタッフ参加は、ココ大付属学園に参加してくれた学生たちです。

10/1(土)は10:30から「おりがみで考える生物多様性」、12:00からは「河内晩柑の知られざる魅力」、13:30からは「イヌのはなし」、15:00からは「和紙から学ぶ生物多様性」
10/2(日)は10:30から「ビー玉コロコロえひメイロ」、12:00からは「ちりめんモンスターを探せ」、13:30からは「未来を紡ぐシルクの可能性」、15:00からは「あなたの知らない外来生物」。計8種類の参加無料の公開授業です。

「生物多様性○×クイズ」はワンダフルエミフルを盛り上げてくれるでしょう。忖度のない骨太な生物多様性に関するクイズは時に難しく感じるかもしれませんが、勘に頼るのもOKです。全ての回答が終わればガラポンに挑戦!シルク飴、今治タオル、ホントの紙粘土など色々な景品をご用意しています!*写真は昨年の会場様子。

2022年9月30日金曜日

自分に暗示。


自分に暗示をかけるってバカげてるようだけど大事。一度見てから何度も表示される占いの記事。そして、また見てしまう・・・。すると、運勢は当分の間、良い感じ。でも(本当なの?)と疑り深い性分なので別の占いも比較に見てしまう、これが思うツボと分かっているのに!でも運勢はいい感じ。するとなぜか面倒なことでも(後でどうせするなら・・・)と、今のうちにしようと思うから不思議。

ふとした時(それも夜間に多い)に間食したくなる(散歩ついでに買いに行きたくなる)。でも食べない方がいいに決まってる。でも食べたい。という時は歯を磨いてしまうとあったので実践。すると「間食後にまた歯磨きをするのが面倒」なので食欲が減退する。それでも食べたい時は寝てしまうのが一番。そして明日は美味しいものを食べよう!と自分に約束する。自分に甘いのだ。

「ホームに着いたら電車がやってきて待ち時間0秒」「信号に止まらず目的地まで数分短縮」「連絡しようと思ってた人に偶然にあって打合せ機会ゼロ」など、どれも些細なコトだけど(うわっ!ラッキー)と思えるようになると、次々と(ツイてるな)と感じることが増えるから不思議。大抵、世の中は自分の思い描く通りにはならないけど、「幸せの沸点」を何℃にするかで変わるという話。

メモメモメモ。


居住地と本籍地が異なる人が戸籍謄本を入手したい場合はコンビニ端末で戸籍謄本のある役場に申請する。2-3日後、申請時に受け取った紙に印字されたQRコードにアクセスして「適正に処理されました。」と表示されたら、再びコンビニへ行きコンビニ端末で必要事項を操作すると戸籍謄本が出力されて終了。注意事項は代金は硬貨のみ(コンビニで両替してくれる)メモ。

銀行で両替をしようと、その旨を伝えて依頼用紙に書こうとしたら「同紙幣以外は手数料がかかります。」という説明があり???となり、詳しく聞くと10000円札を10000円札に両替≒交換する場合は無料(同じ額の紙幣だから)だけど、5000円札1枚と1000円札5枚=10000円にすると手数料が発生。もう一つの両替方法を教えてもらうも、そちらでも手数料は少し安くなっても手数料は発生。メモメモ。

コロナ禍の間にかパスポートが切れてた!海外出張があるのにヤバイ!と慌てる。急いで証明写真を撮りにいく。前回撮ったのは10年前だから機械性能も向上していて背景にグラデーションが選べた。そしてパスポートセンターで指摘される「グラデーションの背景は不可です。」「えっ!」「でも、この程度はいいでしょう」と焦るも揺り戻される。4日後にはパスポート発行となるが支払いは現金のみ。メモメモメモ。

2022年9月29日木曜日

無知の知。


地域を知っていると勘違いしてしまうのは、お金をかけたPRなどに触れる他、その情報に触れた第三者が更に輪をかけて発信して届くから。そして「いつの間にか地域の代名詞のよう」に認識してしまうから不思議。でも世の中には(過剰かどうかはさておき)広く浅く知られている品、狭く深く知られている品があり、決して自分の知っていることが全てではないことを、天草の小山副理事長からの差し入れで知る。まさに無知の知。

「ふりかけ」で思い出すのは「需要を開拓したい」という相談を受けて考えたのが「ふりかけ」の用途をこれまでの白米から広げて「サラダ、パン、スパゲティなど」のトッピングとして展開したらどうか?と、プレゼンしたら全員にビックリされたこと。突拍子もないアイデアだ!と評されたけど今でもいいアイデアと思ってる。なんなら「ちりめん+チョコチップ」など、甘ジョッぱい系でもいけるよねと。

直球ストレートでモノゴトを考える時もあるけど、相談をしてきた時点で「直球ではダメでした・・・」が多いので変化球と言うか、視点をズラす、変える、くっつけるなど発想を柔軟にした方がイメージが広がる。既成概念の枠で考えていたのではタコツボ化が起きやすい。
まず、自分達は知っていても知らないことを知る(=無知の知)コトから始める。本当に大事なこと。

2022年9月28日水曜日

アドベンチャーファミリー。


「日本から出たことがなければ都道府県外もなく、地域から出たこともなく今に至っている。」という話を聞いて松山市で生まれ育ち、市内の小中高大に通い、市内の企業に就職して結婚し、円満な家庭を築いている人を思い出した。本人が満足ならば外野が言うことは何もない。

25歳でマイホームを購入して35年ローンを組んで60歳でローンを返済。60歳で二世帯住宅を新築した人を思い出したし、夫婦の実家と別荘も合わせると一時期、5つの住宅を所有した人を思い出す。維持費が大変!と思ったけど、それぞれの家で過ごした会話も時間も記憶も宝物と思う。


何の縁もない地域へ“完全移住”もアリだし、妻の故郷や夫の故郷で暮らすのも移住、働き方によって“週末移住”と言うのもあるし、学生生活の4年間だって“期間限定移住”と言える。言い方を変えれば「二拠点生活」「多拠点生活」かもしれない。移住って単に引越しの延長みたい≒重くないもの。


私も妻も実家を出て海外で数年間暮らして出会い結婚。その後は暮らし方、働き方に合わせて引越し回数は11回。予測しなかった愛媛と東京の二拠点生活は周りから見ると不安定のようだけど、不安を楽しめるアドベンチャーファミリーだから。

愛媛に帰る際に東京の家を出たら自然の緑と青空が素敵だった件。

忙しくなると突然・・・。


主催の愛媛県自然保護課とは忖度一切ナシの「生物多様性○×クイズ」の問題づくりでギリギリまで練る、骨太な内容となりました。例え難しい問題でも○×で答えられるのがミソ!
会場のエミフルMASAKiとは生物多様性○×クイズの回答数によって回せる「ガラポン」から出るアタリ(赤玉)の確率について20人に一人にするか?15人に一人にするか?それとも10人に一人にするか?「泉谷さん、景品は大丈夫ですよね?」と念押しされる(笑)

会場設営を担ってくれる松山建装社とは搬入・搬出の段取りを共有。養生をどこにするか?どれだけするか?パネルの枚数は?レイアウトは?など想像力を働かせて指示。これで作業時間が30分は省けた!
そして市民先生とは入り時間の確認、搬入物の確認、内容の確認、展示・掲示物の確認。アルバイトには集合時間、担当内容、自転車置き場の説明・・・実はココ大付属学園に来てくれた学生だから安心!

事前申込をしてくださった市民学生の方々からの問い合わせ対応。エミフルMASAKIは家族連れも多いので同伴者の追加情報やキャンセル対応など興味をもってくださり大感謝。
そして忙しくなると、突然、後回しでもいいコト(ちりめんモンスターの台紙作り、散歩に出かけたり・・・)をして現実から逃げる(でも、逃げれず全てブーメラン)。本日13時で事前申込締切!

2022年9月27日火曜日

世界は日本が好き。


東京での最後はジャパンFCの理事会。理事長は議事進行役。地域のFC以外に日本映画監督協会、日本映画製作者連盟、日本映画製作者協会、日本シナリオ作家協会など多くの映画・映像関係者に支えられているジャパンFC。「日本の撮影環境の向上に自治体や関係団体が参画し、政府も交えて連携している珍しい組織」と評されてから自覚、理事会はシャン!=自分ごと化となります。

サンセバスチャン国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した川村元気監督の「百花」は諏訪圏FCなどが支援した作品。オタワ国際アニメーション映画祭では和田淳監督の「半島の鳥」が短編部門でグランプリを受賞。山村浩二監督の「幾多の北」も長編部門でグランプリを受賞。思い出すのは今年の第94回アカデミー賞国際長編映画賞受賞、ちなみにカンヌ国際映画祭(脚本賞)でもゴールデングローブ賞でも受賞(外国語映画賞)していることを忘れてはいけない。

実は日本映画は世界から評価されて支持されている。本当に誇れることで、それらの作品に携わらせていただけるのはFC冥利に尽きる。ただ「世界は寿司が大好き、だけど、その寿司を握る職人がいないんだよ!」という独特の表現で嘆いた仲間。訳すと「日本の作品は素晴らしいと認知されているけど、肝心の製作者が圧倒的に不足とのこと。クリエイティブ人材の不足はどう補えるの!?

2022年9月26日月曜日

ただいま授業準備中!


いよいよ今週末(10/1-10/2)となったえひめの生物多様性フェア「ワンダフルエミフル2022」。授業は無料参加の公開授業、出入り自由ですが、中には定員が決まっている授業もあるので確実に参加希望の方はココ大ウェブサイトからの事前申込をおすすめしていますが、すでに定員一杯になった授業も出ています。とは言え多くの授業は近くから遠くからも聞けるのでお誘いします。

生物多様性に触れる、考える授業の他には「生物多様性○×クイズ(参加無料)」もオススメします。「ヒントはこの中(ワンダフルエミフルの中)にあるんですか?」と毎回聞かれますが【ほとんどありません】。授業とは全く別の文献など資料から探したので骨太な問題ばかりです。だから、その日の夜の食事時などに話題になるからもしれません「植物にも血液型はあるか?ないか?どっちだと思う?」と(笑)

「生物多様性○×クイズ」は全部で40問です。全ての問題に答えたら採点をします。回答数に応じてガラポンを回せる回数(1回〜4回)を設定していますので運試しです。運良く赤玉が出れば景品です、景品は「シルク飴、ホントの紙粘土、今治タオルなど」を用意(各景品は数量限定)しています。
回答に迷ったら“勘”に頼ってもいいと思っています。その時の“気づき”が記憶に残ることもあるかもしれません。ただいま準備中!

2022年9月25日日曜日

どうなるのか?


変化や改革は目の前でトランスフォーマーのようにガチャガチャ変形するのではなく、気づかぬうち、もしくは微々たる変化で見過ごしているうちに“ジワジワ”と変化してた・・・。
変化と言えば同世代の素敵な大人の物語だなぁ・・と読み進めてたら主人公たちが自分よりも年下で、なんというかガックリ。50歳はそんな話にも該当しない年頃なのか。50歳以上になると喪失感、介護、相続、死が多くなるのは時代や現実を反映してるのかな。

閑話休題。研修資料を更新すると2021年の夏は東京オリンピック2020が開催(経済効果は6兆円、赤字は2.3兆円/関大調べ)され、9月には4回目の緊急事態宣言が全解除。10月頃は1ドルが108円付近だった(今は140円超)。この頃、山口県宇部市に伺い「シン・エヴァンゲリオン」の話題で盛り上がる(その後、100億円超で2021年の第一位)。この頃はコロナウイルスの国内感染者は172万人(今は2000万人超)

オンライン飲み会もオンラインツアーも一時の勢いから衰え、あんなに騒がれたclubhouseもユーザーから忘れ去れる。変化は“終わらない”からこの先も想像すると、愛媛県の人口120万人(2030)→105万人(2040)→91万人(2050)と30%減の予測。でも、これは愛媛(日本)の話で世界では人口が増えてるをどう捉えるか?と終日大雨の中で提言。

2022年9月24日土曜日

PRいまむかし。


ジャパンFCは海外エリアに出展だったので、通路を隔てた国内エリアを探検。北海道から沖縄まで各地のブースがPR。そしてその中にはフィルム・コミッション担当者もいて挨拶してくれたり、招いてくれたり。全国に仲間がいると言うのは嬉しいし心強い。
そして四国ブースを発見、四県合同のPRは贔屓目でみて愛媛県は「みきゃんが印刷されたトートバッグ」が人気のようで肩から掛けている人が多くいた。

ぐるりと見て周り海外と国内の注力の違いを見つける。それは「観光DX(≒観光業務の煩雑な作業改革としてDX化しましょう!など)」「観光SDGs(≒観光業の方向性としてのSDGs、観光客へ地域がSDGsに取り組んでいる様子を紹介など)」「二次交通(レンタカー、キャンピングカー、電動自転車、キックボードなど)」「学び旅(物見雄山的な旅から知的欲求“も”満たすお得な旅)が目立ったこと。

国内の観光(旅)における課題を解決できます!という切り口で各出店者の熱いPR。そんな中で「1980円のが今なら0円ですー!」と、昔ながらの集客法をしてたのはエリア端の出展者。何かと思って行くと旅のお供に消毒殺菌用品、不要だったので素通りすると「ゆっくり、観ていってくださいよ!」と、関係者が立ち塞がりキャッチセールのよう(笑)。これも昔ながらのPR。PR今昔物語。

2022年9月23日金曜日

大きな変化!


「アレ、撮影したんですか?」「???」「“競争の番人”の最終話に愛媛が出てきたんですよ!“みかんパン”って本当にあるんですか?」「あるよ、給食でも出るし」「って、観てないんですか?」「テレビないからね・・・。撮影相談は来なかったな」「やっぱりね。買い物シーンだけだったから、愛媛まで行かないよね」と、撮影関係者が四方八方から集まったツーリズムEXPOでの「ロケ地マップフェア」“競争の番人”は続きそうだから次は愛媛から!?

3年ぶりだったので、感じた変化が大きかったこと!特に【これまでは単にロケ地という“点”の話題や相談などが多かったのに対して、今回は“線(ロケ地と観光地などを結ぶ導線)”そして“面(地域)”としての話題や相談】が多かった。
とにかく【ロケ地への関心は爆上がり】で、これまでも多かったけど、この2年間でロケ地+地域は有料なコンテンツとして浸透したのは確か。

その証拠にハード&ソフトで「連携したい」などの相談もあれば、韓国ブースでは写真を撮らせてもらうために名刺を渡したら営業PRがすごかった。ARやVR、オンラインツアーなども盛況だったけど、あくまでも手法なので、キラーコンテンツになり得る素材を皆んなが探してたツーリズムEXPO。
用意した全国各地のロケ地マップは印刷物(このご時世、デジタルの方が効率的だけど)だったにもかかわらず、残数わずかな作品も・・・残り3日。