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2017年6月15日木曜日

心を動かす。

一枚の郵便葉書が届く。読むと先日のラーニングBarに参加された市民学生からで「生産者と濃く話すことができた。いかに商品が大切に作られているか知った。(話した生産者の)商品を父の日用に買いました」という内容。ちょっと気分が沈み凹でた心が満たされた直筆の手紙。生産者へ必ずお見せします!えっ!?凹んでいるのは、スマホが修理で手を離れ、その間は周りに迷惑をかけるから(涙)。

嬉しいな、一人でも心を動かすことができたなんて!でも私たちは場を創っただけ、主役は生産者であり市民学生。【授業は市民がつくる】ことを実感しました。ココ大、愛顔の食卓は市民に支えられて存在する活動。自分たちの役目、創出している価値を再認識し「真面目に不真面目」でいないとね(笑)。

そしてもう一人。「料理長に"あの味"を説明するのが難しかったけど、試作ができましたよ!」と連絡をくださったのは「(カレー風味)の元気もん」を試作中の山下さん(あすも)。「行動しなければ無意味」と書いたけど、逆に「行動すれば何か起きる」のは本当で私たちも動かなきゃ!と思っていたらスタッフからも「動きたい」と相談が。ここにも心が動いた人が一人!

2017年6月14日水曜日

アイデアに価値なし。

「アイデアに価値はない」と断言する著名人にラリー・ペイジ氏(Google創業者)がいるけど(なんだよー!)と怒るようでは浅い(汗)。アイデアは誰でも考え、思いつくことができ、人間しかできない(であろう)素晴らしいコト。「言うだけは誰でもできる」ということで「行動しなければ無意味」とのこと。はい。「考えるだけは何もしてないのと同じ」なんてキツイ言葉が続くけど納得。

同じ花園町(愛顔の食卓の隣の隣の隣)にあるイタリアンレストラン「ヴェントディマーレ」さん。畑さんが休憩でよく訪れる所です(笑)。そこで畑さん、シェフに愛顔の食卓の商品を紹介した所「みかん塩(青みかん&完熟みかん)」を使った料理を出してくれました。衣に混ぜたり、ソースに混ぜたり、下味に混ぜたり、食べると柑橘の風味が広がるのが愛媛って感じ、やはりプロは違う!

やってみること、トライ&エラー。初めてのこと、慣れぬことは「腰が思い」「躊躇する」けど、いきなりゴールや完成はなく、失敗などを繰り返して精度を高める。「デザイン思考」という言葉や取り組みもある。自分は「言うだけの人」になっていないか?行動する人を見て振り返り。

2017年6月13日火曜日

方向性決まる。

中野本舗さんとの「シーンから商品開発」授業は5回目!連続授業は人数が徐々に減ってゆく傾向がある中で、この授業は毎回15名程度が参加する熱心な市民に支えられている授業。パッケージデザインに市民が参加する機会は今ままでなかったと思うし、市民との可能性を期待してくれた中野本舗さんに感謝!実は毎回、中野本舗さんから「お土産」があったのはナイショ!昨日は「一涼」でした。

新しいパッケージになる「こざくら」に期待することは①交流を促すこと。②食べた後も楽しめること。③口コミになりやすいこと。④写真映えすること。これまで100以上のアイデアが出て精査して大きな方向性として8つの方向性に絞り。結果、第一弾として採用したのが【砥部焼柄】。愛媛県の焼き物といえば砥部焼、その紋様をあしらった「こざくら」のパッケージ。

伝統産業を「買って応援、食べて応援」とも言えて個人的にもよかったと思ったり。とはいえ、ビジネスなので中野本舗さんもリスクを負うしココ大も全力で応援して売上げに貢献しないと(愛顔の食卓で売ろう!)。「ネタを創る」でも紹介したけど、これも一つの話題性。いよいよ次回が最終回!どんなイメージになるのか!

2017年6月12日月曜日

楽しむ族。

「知らないことはいいことだ!」。知らぬ間に豊富なラインアップ&カムバック商品が並んでる!個人的には【みかんジュースは多品種小型化】を望みます。小型化は主流でないことも充填が大変なのも割高なのも承知です。が!飲みきりサイズという利点と値ごろ感から「買いやすさ」が伝わりやすくていいと思っています。もう一つ勝手にいえば「ビンじゃなくてペットボトルor紙パック」だと更に良いと思ってます。

「輪ゴム鉄砲」はすーさん工房からカムバック!前回と比べると撃鉄部分の材料が変わった?感じもしますが、相変わらずカッコいい。(すーさんも所属する「内子手しごとの会」さんとは「木製みかん」でコラボして銀座シックスに入るTenで飾られています)。個人的に快挙!なぜなら「木製みかん?ニーズあるの?」という訝しげに耐えたから(笑)

今後は「砥部焼」の企画販売もあります。仕入れの目利きは愛顔の食卓担当理事である畑さんです。私は畑さんに「あーだこーだ」と無茶なお願いをするだけ(スミマセン!)。こうして一人一人が「明確な役割を自覚」して行動してくれるって嬉しいし、ありがたい。どんなコトでも「どれだけ楽しめるか?」を追求する「楽しむ族」へようこそ!

2017年6月11日日曜日

ネタを創る。

「自分たち発の発信には限りがある」旨の立ち話から。「愛顔の食卓(ココ大)はどうしてるんですか?」「自分たちでも発信してますし、名刺交換した報道関係者へ連絡もしています。」「よくネタが続きますね?」「ネタがあるんじゃなくて、ネタを作ってるんですよ。そうでなきゃ6年も続きません(笑)」ほんと、その通りでネタ(話題性)を作ってるんだなと。

海南タイムズの山田さんから取材依頼。設立間もない頃から、面白がって取材を続けてくださるお一人。「なんでツマミなんですか?」「商品の個性がキラリと輝く食べ方を検討したら、ツマミにたどり着きました。」店内を見渡しウンウン頷き、数日前のテレビ愛媛の放送(ラーニングBar)も見たとのことで納得のご様子。そして用意した「創作つまみ」をパチリ。

「活動を見出し化しなさい」と誰かに言われたけど、その通り。自分たちの活動は「相手に分かりやすいか?」をよく考えます。「単純化」とは異なり【活動が創出する価値を相手に合わせて伝えられるか?】かと。そのためには編集が必要で「活動(情報)を価値に変換」することが「編集力」。夜、携帯が鳴り出ると「また取材させてくださいー」とN紙から。自分たち発の発信に限りがあるなら共感者を増やして広げようという話。

2017年6月10日土曜日

自転車ライフ。

車の免許を一度も取らず今日まで生きてきました。「免許取ったら?」と言われることもなくなりました。移動手段は自転車&公共交通機関。そんな私だからか依頼されたのが松山市主催の「わがまち工房(松山市と市民による研究会)」。「通勤通学、買い物、気分転換、移動手段など」と市民の「足」でる自転車生活をもっと快適にしよう!というのが目的で集まったのは20名以上の市民。

とはいえ「歩道走行、逆走、傘さし走行、飲酒走行、違法駐輪、放置自転車、危険走行など」自転車は時に凶器になることもある危険性があり、その「ギャップをアイデアで改善」し最後は市長に提案する意気込み。で、せっかくなら「課題を改善する過程も学び、終わってもノウハウや手法を活かせるようにします」と紹介。時間や知識を提供くださるんですからお得感がないと(笑)。

「どうしたら自転車生活は快適になるか?」第三者にお願いすることは簡単ですが、それでは「課題改善の転嫁」とも同じなので、まずは「自分たちで何ができるか?」から。ココ大授業とはまた違う雰囲気、参加者で始まった5ヶ月のスタート、相変わらずの「乱描」はテッパン!

2017年6月9日金曜日

勝手に批評。

こよなく愛する「キース・ヘリング」。その延長にいる「ジャン・ミッシェル・バスキア」も好きなら当然「バンクシー」も気になってしょうがなかった。そこに友人が「BANKSY does NewYork」を貸してくれる(友よ〜!)。で、早速鑑賞(息子も)。

鑑賞後に息子と感想を語り合う。一部の人は「Banksy」が持つ作品の価値ではなくて、一夜にして大金持ちになれるという価値に注目している点(映画では値がついたりつかなかったり)。人の心理を操る見事としか表現できない仕掛けに感服した点。社会の無関心の忠告に作品を活用している点。人の欲望がおぞましいほどむき出しだった点。そしてBanksyは画家ではないのでは?という疑問点。こう書くのもBanksyの術中にハマっている点。「リアルポケモンGOだね」と息子、ほんとバンクシー狂想曲。

「グラフティ(落書き)」をメッセージを込めたアートに昇華させた点はアーティストというよりプロデューサーのよう。で、映画を見るまでワクワクしたけど、見終わったあとに「作品に想像できる余白がない(メッセージ以外想像しにくい)」ことに気づき、なんだか冷めちゃった(涙)。その点、キース・ヘリングもジャン・ミッシェル・バスキアも作品をみるだけで想像が掻き立てられるというか、ワクワク感があるなーと改めて偉大な二人に惚れ直す。

相談の相談。

聞きながら(何かがズレてる)と感じ、その違和感はどこから来るのか?と考えたら「学んだこと、知っていることで回答されたかもね」と話す。「知識や情報の蓄え」=「仕事ができる」と思う人が相談に応えると陥るワナ。こんな人を知っている、こんな資格を持っている、あそこと繋がっている。うーむ、違うよな。相談へは今までの経験を通し「どんな改善案、解決策を相談者に提示できるか?」と思うんだけど。

情報量の多い人は一見「できる人」に見える。頭の回転が早いし、口が立つ。でも今までの経験から、こういう人に相談しても中途半端に終わり、質問すると「いかにもな正論」で回答する傾向あり。もったいないな、せっかくの知識や情報は溜め込むのではなく、生かしてこそ発揮できると思う一人。インプットしたら活かしてアウトプット。

コンサルタントに相談したが今ひとつ釈然とせず訪れた相談者。「私も十分に怪しいし適当野郎だから話半分ね」とお伝えして対応(笑)。今回はカウンセリング。話を聞いただけで相談者の何かを解決したわけじゃないけどスッキリしたようで何より。今日の教訓【人のふり見て我がふり直せ】。知識や情報は使ってナンボ。

2017年6月8日木曜日

見抜けなかった反省点。

あの人は「困った人」ではなく「困ってた人」と分かった時、腑に落ちた感と同時に寄り添えなかった自分の不甲斐なさを反省。ご本人は「自分は(経験を積んでいるので)できる!」という自負だったけど、仕事の品質に特別感はなく「ごく普通」で、物足りなさがあったりも。だから「自負と結果のギャップ」が不信を招き、一度ではなく続くと不評に。だけど当人は自負(その自負の根拠は不明)が邪魔して(どうして周りは分からないのか?)と腐る。

周りからは「困った人」とレッテルを貼られ、私もそんな見方だったけど「自分はできる!」と言ったものの「どうしたら自分の能力を分かってもらえるか分からず、困ってた人」と分かった時は時すでに遅しでお仕事は終了。周りからの評価はご本人の期待通りではなく困った人のままだった。

早くから「困ってた人」と見抜けていれば接し方も対処の仕方も違っていたなと。「自負を実績(品質)と勘違い(全く違う!)」したのは私の反省点。実は大人だけでなく、子供達にも当てはまり、上っ面だけを見ると「困った人」に見えるけど、自分でも対処が分からない「困ってる人」というのは意外と多く、その状況に気づいたならば自分でできることをリスト化してすぐにすべき。天気のように見通し悪いけど一歩前へ!

2017年6月7日水曜日

普通のすごさ。

道を2-3回曲がりたどり着いた「みのり食堂」。教えてもらわなければたどり着くことはできないし、道のりを説明して!と言われても難しい。だから観光客もいないし「地元客」という食堂。店内は「THE昭和」なテーブル、水槽、100円おみくじ、そしてカラトリーだけど小綺麗。12時前でも既に地元客の先客が数組いて、ごく「普通」な昼食の様子。

私は初だからズラリと並んだ「食品サンプル(これもTHE昭和)」を見ながら迷い、続いてメニューを見てそのバラエティ豊かなラインアップに驚く。だって写真にはないが一番安いメニューは310円のうどん。一番高いのが3150円のビーフステーキ(サラダ付)。そして「ボルガライス?」と言われる【オムライスにトンカツ&ソース】の代物は【福井のソウルフード】だかロシア生まれ!?ホント?

で、結局頼んだのはランチC(730円)。ハンバーク、とり天、シャケ天、ピーマン素揚げ、バナナ、ポテサラ、トマト、千切りキャベツ、スパサラ、ハム、レモンのボリューム。聞けば親子三代60年続いているとのこと、何を思ったのか?というと「最強のメニューを持つ店」が残るのではなく「最適なメニューを持つ店」が残るんだなと。「普通」が「定番」になる「普通の維持」のすごさを知った昼食どき。

2017年6月6日火曜日

描いて整理。

心の師匠、前田眞さんの足元にもおよびませんが、私も話を図解化します。誰のためにもでもなく「矛盾をなくすため」に自分用に描き始めたのが最初。だから見られることを想定しないので誤字脱字、乱雑なまま今に至っています。
昨日も西予市で描きまくってきました。仕事をしているように見えるのも図解のいい所なのはナイショ!

初めてお聞きした6種類の「わが地域をこうしたい!」という想い。お話ししてくださる方は熱量が高く意欲も高い。しかし、過去と現状と未来が一緒に話されたり、優先順位なくアイデアがひろがったり・・・。そんな時に図解は「思考を整理」する手段として有効で描いて気づくことも多い。あ”ー、こんな図解で飯が喰えたらと思ったり(あ”ー、文筆家としても飯を喰いたい)。心の叫び(笑)

まちづくりの基本は「地域参加/住民参画」そして「単発ではなく持続性」。もう一歩踏み込めば「(持続化できる)仕組みづくり」。お金の心配はありますが「人財」の方が重要。そして「どうしてソレをしないといけないのか?(Why?)」「地域らしさはあるか?」も尋ねたい。普段とは異なり慣れぬことばかりで説明は大変だったと思うけど図解が少しでもお役につ立てたのなら、もっと絵の上達に励みます!宣言。

2017年6月5日月曜日

温かい助言者。

ラーニングBarの効果の一つが「愛顔の食卓」の存在を知っていただいたこと。(なんか聞いたことがあるなぁ)というフワフワした意識ではなくて、ガチッ!とした存在感を提示できたのはよかった。
そして「今度行きます!」と複数からお声がいただいたこと、先日は販売をしなかったので「これらの商品は全て買えるんですか?」など尋ねられたので「はい!買えます」と潜在的購入者を顕在化させたことも大きい!

そんな【愛顔の食卓】は現在、お中元対応中です。以前「えひめギフトセンター」の石丸社長から「充実した品揃えなんだからお中元やお歳暮もした方がいいですよ!」と助言をいただき「(販売法の)師匠ー!」と仰ぐ(笑)。詳しくは畑さんにお尋ねください。そして「簡易包装」も推奨中。過剰包装をしているつもりはありませんが、環境や資源を大切に!

間口さんからは「イートインで一口つまみセットを売らなきゃ!」と助言される。その通りだ!単に「創作つまみがありますよ!」の紹介ではなく、活用し続けないと。柑橘ジュースも飲み比べを商品化しようとしてし、「食べ比べ」も商品化にしないと。温かく助言しださる方が周りにいるってありがたい、感謝!

2017年6月4日日曜日

リード・ザ・セルフ。

今日はココ大の開校日。6年前の今日、堀之内公園で開校式をしました。去年(5周年)は「こんな」で大盛況、2年前(4周年)はケーキ食べながら「拠点化」を決めたのか!3年前(3周年)は自主事業の自立化を宣言したんだ。4年前(2周年)は授業数に加速をつけたのか・・・。振り返らないと忘れてしまうけど、決めたことは紆余曲折、凸凹はあったにせよ、なんとか形にしていることは自分を褒めてあげよう。

リード・ザ・セルフ(自分を牽引する)。不透明で不確実だけど、見えないモノを見ようとする姿勢がリーダーシップの根源と信じる私。「見たい景色(ビジョン)がある」ともいうけど、自分たちが暮らす地域の魅力を自分の言葉で比較などせずに語れる社会になったらと思う。そのためには一人一人が街や人、社会と主体的に関わらないと感じることができないとも思う一人。その関わる接点が【授業】なのだ。

で、そんな開校日らしいコトを書いている今は鳥のさえずりや遠くで聞こえる子供達の声、風の音を聞きながら締め切りに追われ作業中、きれいごとを言ってる暇はなかった(涙)。6歳になったココ大、人に例えれば幼稚園年長か!少しは成長したと思いたい。この6年で出会い・別れた人たちの顔を思い出す。見たい景色までもう少し。

質に変換。

写真左が鎌倉有実さん。
愛媛大学4回生の鎌倉さんのインターンシップ受入が終了、あっ!という間の2週間。事務作業から打合せ、講座随行、生産者へ訪問、そしてラーニングBarと「普段の作業」をOJTとして経験してもらいました。彼女の毎日の学びは「ノート」にアップしているので、ご覧ください。そういえば1月に受け入れた愛媛大学生は4月から出身地の役場に就職しましたと報告があったっけ。

これまでにインターンシップの受入では「こんな」「あんな」で積極的にかかわってきましたが、「そんな」出来事を境に2016年度から自発的で意欲ある学生のみに対応しています。(明らかな単位取得目的やNPO法人について学生へ説明しない大学側に残念感もありまして・・・)。おかげで我々も「ゲスト」ではなく「仲間」として受入れることができて良い傾向。

インターンシップ生をいつの間にかゲストにしてしまい、お膳立てし迎え入れ、もてなす感じにしてしまった我々の反省。受入の人数ではなく受入の質に変換したことで(OJTしたい!)と思っていただけたのは反省からの改善。「お疲れさま!」という区切りでしたが、7月にまた来てくれるとのことで「ご縁」しかないね、これは。

2017年6月3日土曜日

書き足りなくて!

私の大好きなOFFショット(シリーズ)です、この「和んでいる」雰囲気が大好きです。警察に止められながらも参加した人、調理人で生産者と繋がりたかった人、お酒が飲めないのに間口さんに会いたくて参加した人、友人に連れられて初参加の人、参加者なのにテンパる私たちを手伝ってくださった人、常連参加で勝手知ったる人、仕事の段取りを済ませてきた人、BtoBの世界が日常で、BtoCの世界に触れて驚きを隠せなかった人。色々な人が参加しました。

参加者54名の内訳は男性48%、女性52%。世代は20代以下:2%、30代:14%、40代:41%、50代:43%でした。写真や映像を編集しながら涙腺が緩んだのは歳のせいか、ゴミが目に入ったのか、感極まってか(笑)。ラーニングBarは私の独断と偏見による「人ありき」なので、惚れた人を紹介したいので、先生役の魅力が最大に発揮できるよう考えるから心身疲労困憊になります。終わった瞬間は(もう無理!)と毎回思います。

でも終わった直後から感想がドドッー!と寄せられ、SNSで発信され、心身の不安から解消された安眠の翌朝は、気持ちが(少し)満たされてくるから不思議、アホかも。今回ものすごくお世話になったサイボウズさん、サントリーさん、また協力してくれないかなーとブツブツ。

生産者夫婦(家族)。

既に多くの参加者が感想を発信してくださっていますが、主催者からも。ラーニングBar#5「つまみに乾杯!」は市民学生40名、生産者14名、スタッフ8名の計62名で盛会になりました。構想4年(ロックフィッシュに本を片手に飛び込んだのが4年前)、前回のラーニングBarから1年3ヶ月、そしてココ大6周年。多くの方に声をかけていただき思うことは「私は恵まれている(体格ではありません)」ということ。

「愛媛は保守的だから」とよく聞きますが、全く感じません。「よそ者だから」と言われても「いいでしょ!」と思う程度。考えてみてください、愛媛県はどこの馬の骨かも分からぬ実績ゼロのコネもツテもない輩を前例のない事業担当者に採用しました。これのどこが保守的でしょうか?(笑)そして「創作つまみ?」と思われても54名が興味あったなんて前衛的。

話を戻して、生産者の中で5組は夫婦、家族で参加してくださいました(写真は興居島の柑橘農家、山内家の自己紹介)。見過ごしてしまう光景ですが、夫婦(家族)で自分たちが手塩に育てた品を紹介し、消費者と語り合い気づきを得ることができたってスゴいことかも。至らぬ点が多々あったのは事実ですが、目的を達成したので合格&満足!今回ご協力いただいた皆さまに大感謝!

2017年6月2日金曜日

授業にそれぞれの思い。

飽くなき探究心の畑さん。「デザート系が少ないかもー」と話すと、ササッ!と創ってくれる素早さ。きっと頭の中で無数のレシピがあるのでしょう、私は言うだけ。この中で一番ヒットしたのは写真右上の【にがいよのシャーベットにマーマレードジャム】。冷たく苦い味が広がる次にくる甘さ。これ「台湾式かき氷(味付き氷)」で十分に売れる!という新発見。

「こんちはー!」と来店したのは笹源の篠原さん(のっぴんらー麺オーナー)。「明日の試食にどうぞ!」と【みかんですよ】を提供くださる。そして【みかんですよ】の美味しい食べ方で立ち話すると「ギョッ!ギョーザの餡!?そのまま?」と、肉などと混ぜた餡は想像できるそうですが、【みかんですよ】をそのまま餡にすることに驚きを隠せず。「消費者から学びますね」とコメント。

「以前、NHKラジオのすっぴんに出演されていた間口さんですよね?」と電話口。「はい、そうです」「お酒飲めませんが、面白いなぁと聞いていて、ぜひお会いしたくて参加します!」と電話口で参加宣言(笑)。一つの授業にそれぞれの思いと関わり方があるなと。考えられるコトは全てしたつもり(まだ作業中だけど)。今日が実り多い一時になりますように!

2017年6月1日木曜日

慣れぬことでも。

194回目の収録でもオープニングから間違える失態、週刊ココ大ラヂオは南海放送さんの英断が続き200回(丸4年!)も目前、(杉浦綾さん窯入れのため欠席)単独収録は全く慣れません(涙)。慣れぬといえば【もちいてこそ美しい授業を【自分ごと化】するに時間を要しました。今回の先生、榊原幸子さんと話す中でストン!と腑に落ちた手応えがあったのは収穫で、この授業は学ぶことも多々あるけど「自分を振り返る」機会だなと。

「正拳突きをされまして・・・」「だっ!誰に」「妻です・・・」と突拍子もなく始まった話に笑うしかなく、黒帯の奥様から愛情の一撃と納得。そりゃ、連絡もせずに飲み明かし午前様で帰宅された側としては一撃、一蹴りは当たり前(じゃないか・・)。「きっと心配されて、お帰りなさいの言葉が正拳突きだった。ということですよ」と各家庭における愛情表現を理解(笑)。

実は夫婦は(もっとも身近な)他人同士で、最初は慣れなくても異なる価値観を持ち寄り共同生活を通して「共通の価値観を紡ぎ」続けると思うと、職場も同じで昨日まで知らなかった他人同士が共通の目的・目標に向かってそれぞれの役割で貢献する。そう考えると自分が思う以上、想像以上の可能性をまだ秘めてるかも!?と思ったり。あっ!オーバーワークは誰も褒めないので気をつけよう!

2017年5月31日水曜日

商品力のあげ方。

顔を叩かれている訳ではありません(笑)。アロマセラピストから「香り(の効能)」について学んでいる画です。愛顔の食卓は「生産者の顔が見える逸品(加工食品など)を揃えたセレクトショップ」で、60以上の生産者が登録し200品目以上を扱っています。店名に「食卓」とつけているので「食品、器、テーブルウェア」で揃えよう!と思いましたが、消費者や生産者の要望から「当初は予想していなかった逸品、だけど愛媛特産」も扱いようにしました。

その一つが「アロマオイル」で、無知のままだと価値が分からず「芳香剤」と紹介してしまいそうでしたが、アロマセラピストが声をかけてくれレッスン開始!フムフム、オイルの抽出方法によって香りは違う、メディカルアロマという分野もある、海外へJAPANブラドとして売れる、効能はリラックスだけじゃないなど、知らぬことを知ることは面白い!

で、レッスンを受けた入れ知恵で、その後に訪れた友人知人に「アロマオイル」の可能性を尋ねてみる。すると「高級路線で売れる」「シーンで売るべき」「海外で売れる」「パッケージを変えるべき」など好き放題に言われる(それがいいんだけど)。愛顔の食卓ではこのように商品を預かると「縦横無尽」に批評されます(笑)。商品力向上の素材として最高!

2017年5月30日火曜日

どう磨くか。

中学生に伝えたことは「想像力の大切さ」、そして「未来の塊」であること。昨年に引き続き誘われた中学校での授業は我が子と同い年の子供達へ。(これから何が起こるのか?)ソワソワする子供達への「掴み」として「映画や漫画は文化庁が認める日本の文化であり、想像力の賜物」と伝え、邦画興行ランキングを活用、盛り上がる。ちなみに過去3年間、ランキングベスト10の作品で実写とアニメの比率は4:6。

20年前までNPO法人という組織体はなかったし、15年前までフィルム・コミッションという仕事はなかったし、6年前まで愛媛には市民大学はなかった。きっとこれからも新しい仕事は生まれるだろうと紹介、もしかしたら「君たちが創る」のかもしれないとも。だから世の中は可能性に溢れているから想像力さえあれば、何でもできると力説(笑)。

「夢をみてね!」と幼少期は夢を見守っていたのに、いつの間にか「いつまで夢を見てるの!」と怒る保護者、そんな大人にだけは絶対にならぬつもりだけど、夢を追いかけると学校という集団生活の中で苦しむ子供達もいるのは事実で、この何ともいえぬ気持ち悪い矛盾に満ちた中で未来の塊をどう磨けるのか?大人は試されている。