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2025年5月21日水曜日

刺され!私たちに。

いなりアイスという新商品をイメージしてもらった。

「“松山あげ”を使ったスイーツを考えよう!」となった女子学生たち、ただ前回のように、企業が自分たちをターゲットにしていることすら知らない(≒刺さってない)ことに驚いた彼女たち。

それならば「自分たちをペルソナ化」することで、「こうすれば私たちに刺さる!届く!」なヒントを提供する

例えば、学生たちがスイーツを買う価格帯は300円/個以下が最も多く、400円/個以下が次点だったり。
そして、300円以下、400円以下で購入しているスイーツは「ケーキ→アイス or 和菓子」という順番。意外と和菓子(団子など)が好きな子が多く、たぶん今回のクラスの特徴と思う。

どんな時にスイーツを購入するか?は、疲れたり&嬉しかったりなどの自分へのご褒美が75%。

そんなご褒美スイーツも含めたスイーツはどこで買っているか?と尋ねると、コンビニ or スーパーが最も多かった。

そんな彼女たちの情報源は毎日、LINE、Xを使っていて、Instagram、TikTokでトレンドをチェックしている。

すると、こんな女子学生像かもしれない・・・。
テストに向けて好きな推しも抑えて勉強に励んだ結果、テスト結果は良かった。頑張った自分にご褒美!と、近所のコンビニへ行き、普段は買わない一個400円の限定販売スイーツをゲット。
Instagramに買ったスイーツを投稿して共感者と味や感想を分かち合う女子学生。


写真は参考までにAIに描いてもらった私のアイデア「いなりアイス」。
微妙だけど、ココからまた違うアイデアが生まれるから!

2025年5月20日火曜日

早く起きた朝は。

モリモリの木々花々に覆われた階段をおりる。

東京の日の出は松山よりも30分早く4:30。
松山では5:00に起きて朝散歩だけど、4:30で既に辺りは明るく(早く起きないと損かも!)と思う小市民(笑)

東京宅での散歩は緑の中を歩くことが多く(松山ではお堀周辺)、今は新緑の季節なので木々や花々がモリモリしていて、階段が写真のようになってた!
カラフルな花々が咲き競っていて草や枝あは伸び放題、「階段は占拠した!」と言わんばかりの勢いに(通りますー)と心の中で一言つぶやいて通る(笑)

しばらく歩くと公園&競技場が見えてきた。ここではオジさんが一人、テニスで壁打ちをしたり、違うオジさんは鉄棒にぶら下がっていたり、やはりシニアの朝は早い。私ももう、シニアの仲間入りなのか?

すると今度は、自転車で下り坂を勢いよく駆ける学生が前からやってきたり、新聞配達のバイクとすれ違ったり、犬の散歩をしている人を見かけたり。

そう言えば、背広姿の男性と女学生らしき若い女性が手を繋いで人目をはばからずに話している朝もあった。
松山よりも色々な事情を抱える人(≒バラエティ豊か)を見かけるのも東京景色かもしれない。

朝散歩も後半、最寄駅が近くなると通勤や通学の人たちと“同じ方向”に歩く。
早足で駅へ急ぐ人、トボトボと足取りに元気がないおじさん、友達と一緒に通学の学生たち。
そんな通勤通学の人たちと分かれると東京都立大学の正門前に到着。
朝散歩の時間は学生たちはいないけど、日中は大学生や関係者の往来が多い道。

そのまま朝散歩はゴールを迎えて、歩数は7,000歩ほど約1時間。
朝の始まりこそ、一日のすべて!と思い込んでる(1日1万歩を課してもいる)ので、今日も無事にスタートできた!という生き方。

金がないなら知恵を絞れ。

また会えたらいいね!

山口県田布施町麻里府地区でのワークショップに参加したのが4/26-4/27。
そして、その後のフォローミーティングが先日行われて、メンバーと久しぶりの再会。
顔を見ると楽しかった26時間が思い出される。

フォローミーティングは諸々が落ち着き、改めて過ぎた日々を振り返り、ワークショップの目的であった「探究学習」について、何をどうすれば実現しそうl?の意見交換。

「海遊びをしたらいい。」「ブロッコリーの木は麻里府・馬島の宝」「2階からの景色は良かった。」などの意見に、(そうそう!)とオンライン上でアクションを送る。
魅力資源が豊富なだけに、いろいろなアイデアが山積みになり、いい雰囲気。

でも、その一方で「活用するには資源が必要」で、「やはり“お金”は大事」と意見を述べる。
どんなに素晴らしいアイデアが出ても、最後は“誰がするか?”という人の問題がある。
1〜2回はボランティアなど善意に支えられたとしても継続にはお金は必要となる。

そのために資金調達は必要で、主催の公司の小田さんも助成金を活用していたけれど、申請の度に規模や質、成果などをアップグレードしなければならず、ご苦労されている様子。

助成金や補助金の目的は自走なので、継続を念頭に申請するなら、手段はバックキャスティングで事業構築かな。

でも、最初から助成金ありきの事業は、実績も成果もない場合、ハードルが高いので、先ずは小さな実績と成果、経験を積み重ねること。遠いようで確実な近道。
まずは自分たちが動ける範囲に取り組みにとどめ、お金がないなら知恵を絞り、絞り出したアイデアを磨くこと。小さい取り組みだから隅々まで自分たちの色を出せる。これ大切。

1時間のフォローミーティングはあっ!と言う間に終わってしまったけど、この機会に得られたことを自分にフィードバックして活かすことこそ、参加したメリット!

2025年5月19日月曜日

幻のウォーキングイベント。


晴れ男を自負していたので、雨予報でも「大丈夫だろう」と“タカ”をくくったまま「第10回東京エクストリームウォーク」の前日。

これは5/17-5/18にかけて「小田原城址公園(神奈川県小田原市)」から「ライブドアアーバンスポーツパーク(東京都江東区)」までの100kmを一昼夜かけて歩くイベント。

わたしは、100kmコースのうち、33kmを歩く「ビギナーズ」にエントリー。
初めてのウォーキングイベントにワクワク感いっぱいで前日まで過ごしていたのに、天気予想はどんどん悪くなり、それも5/17だけ強風と雨予報で、5/16と5/18は晴れ予報。

(まさかの中止?)と思っていると、事務局からメールが届き「決行です!」だったものの、「寒さが予想されます防寒着を。濡れます、着替えが必要でしょう。体調管理は万全になど」色々と注意書きがあり、33kmとはいえ約8時間、雨に濡れながらのウォーキングは、終了後の疲労困憊姿が予測できて(明日、雨が降っていたら参加をキャンセルしよう)となる。
参加費(8000円)を捨てることになるけど、体調が一番と自分を納得させる。

そして翌日。窓を開けると雨と時折りの強風に泣く泣くの不参加(キャンセル)決定。
ただ、ムズムズ感は治らず、雨と風の中、朝散歩は決行!傘をさしながら約1時間、7,000歩を歩いてムズムズ感を治める。
傘を差しながらも濡れてしまい、シャワーを浴びると予想以上に雨が体温を奪っていて体が冷えていたことを実感する。

イベントサイトを見ても「中止」とはなかったので、実行したようで参加者に遠くからエールを送る。と、いうのも雨は時間が経つほどに雨は大粒になり、不参加で良かったと。

初めてのウォーキングイベントは幻デビューとなった件。

ただいま愛媛。

瀬戸内海に映った夕陽がきれいだった。

ハプニングから始まり、ハプニングで終わるという強烈なエピソード満載だった「隠岐諸島西ノ島」でのワーケーションは、他にも「こぼれてしまったエピソード」もあったので備忘録。

リゾ隠岐ロザージュの前には「弁財天(通称:弁天さん)」が祀られていて、昔からこの一帯は弁天鼻と言われいて、地元では弁天さんと親しみをもって呼ばれているとのこと。

そんな弁天さんに海岸の石に願い事を書いてお供えすると、その願いは叶い、再び訪れて供えた石を海岸に戻すと願いは永遠になるとのこと。
ならば!と海岸で石を拾い願い事を書いて供えたことは言うまでもなく、永遠を願うなら、もう一度来なくちゃ!

毎日の朝散歩では、途中にあった「橋乃里神社」でお参りするのが日課となり、辺りが静かな中で祀られている「スサノオノミコト」に願い事ばかりしたのだけど(笑)、「橋乃里神社」の宮司さんの名前を見たら、松浦道仁と書いてあり、(あれ?どこかで見た名前だけど・・・)と思ったら、焼火(たくひ)神社の宮司の松浦さん(社務所の廊下や板間を掃除させてもらった)だった!

リゾ隠岐ロザージュでは「宿提供、まかない提供」の他に「大浴場」も利用でき、10日間連続で大浴場に入ったのは、18歳で東京を出てから生まれて初めての経験と思い返す。
毎日、一日の終わりを大浴場で締めるって最高な気分で、湯上がり後の潮風が気持ちよかったこと。

西ノ島の島民は基本的に全員が優しくて親切。
それは間違いないのだけど、その優しい親切心が時に溢れてしまう島民もいるようで、自分の車に訪れた人を乗せて観光ガイドをしている人がいて、ボランティアであればいいのだけど、お金をとったらアウトという状況を目の当たりにする。

松山空港に着陸する際の瀬戸内海がとてもキレイだったこと。
ただいま愛媛。
弁天さんに願いを書いた石を供える。

2025年5月18日日曜日

自分が利用してみると。

機能的で無駄のなかった部屋。

リゾ隠岐ロザージュでは毎日、チェックイン後の部屋清掃をしていたから、“そんな目線”が「ホテルここ」でもいってしまい、比較してしまう(爆)

(ホテルの種類が違うから当然だけど)部屋の大きさはリゾ隠岐ロザージュの方が4倍ほど大きい。だからといって「ホテルここ」がダメではなく、無駄がなくコンパクトなつくりがいい。
個人的な視点で言うと、テレビが足元の壁に設置されていたのは良かった。

ベッドシーツも掛け布団も枕もピシッ!と整っていたし、ゴミ箱もキチンと並んでいた。
電気ポット、ドライヤー、館内案内、wifi案内、ティッシュケースなど全てが揃っていたけど、それらがテーブルの上に全て置いてあったのはスペースに限りがあるから、そこは理解の上。
だからPCを広げる際は物を動かして作業用スペースを作る必要がある。
個人的には陶器製の大きめなマグカップ、ガラスコップは利用者視点からはいい印象!

浴室は洗面所と浴室が一体化しているユニットバス。
特に可も不可もなかったけど、トイレ掃除も毎日したので(ほっ〜、こうしているのか?)と、これまでの利用者視点ではない所を見てしまう&学ぶ。
そして、トイレットペーパーの端が△に折られていたので、つい使用後に△に折ってしまい(あぁ、違った・・・)と思うも、そのままにしたり。

翌朝。使用タオルなどを浴槽におく。ドライヤーも使用後はコンセントを抜いた。そして、使ったボディソープ、シャンプー、リンスを定位置に置き直す。
ちなみにリゾ隠岐ロザージュでは壁に設置してあったので、あれは便利と思った。

テレビのリモコンも定位置に置き、ゴミ箱も確認。ティッシュでテーブルの上を拭いて最低限のことはした。と、言うのも・・・。

「それはそれでありがたいけど、掃除の仕方はホテルごとにあるから、チェックアウトの時は“そのままでもOK”なのよ。」とマスターの言葉を思い出したから。

これまた予想外の朝。

全14品の朝食、おばあさまが一人で作ってた。

HOTELここに到着してチェックインしようと最近多い非接触型機械で必要事項を入力すると、「ご予約がありません。」と表示される・・・。
フロント鈴と鳴らして出てきたスタッフに「予約がないと表示されました。」と伝えると「当日予約だったのでこちらでどうぞ。」と紙対応だった、セーフ。心臓に悪い。

部屋に入った途端、ドッと疲れが出てベッドに横たわり、テレビをつけたまま居眠りをしてしまい、ドドッッー!と激しい音で起きたら「紅の豚」が放送されていて、つい見てしまう(実は好きな作品)。
見終わり再び、就寝。

朝、目覚めて、朝散歩に行こうと思うも疲労感が抜けなかったし、(今日は松山まで帰るから1万歩は行くだろう)という目星もついたので中止。

腹減りだったので朝食へと思うも、これまで数々のビジネスホテルと同様、ソーセージ、スクランブルエッグ、ミートボール、ハム、ポテトサラダなどだろうと思ってたら、14品(目玉焼き&キャベツ、マカロニサラダ、カボチャ煮、漬物、納豆、明太子、ちくわ、キンピラ、佃煮、焼き魚、ほうれん草のおひたし、ひじき、フジツボの味噌汁)の朝食だった!

想像を超えていたので「すごい!美味しそう!」と声を出してしまうと、「ほぼ、島のモノなんですよ。」と教えてくれるスタッフ。
特に「フジツボの味噌汁」は初めてで、出汁が濃く出るということで、お代わりをしてしまうほどの美味しさだった。ちなみに中身は食べない。

そこから「今日はレインボーが欠航と聞いて、昨日のうちに来たんですよ。」「“ここ“は3年目になります。」などの会話が弾み、食後は豆を挽く所からのコーヒーまで!

予想外の朝食に大満足で、お礼を伝えると「ぜひ、またお越しください。」とスタッフ。
ほんと、人に紹介しても満足するはずの朝食だから、こうして発信!

2025年5月17日土曜日

再び齋藤さん登場!

シケの影響で強風の中で記念写真(笑)

西ノ島へ向かう初日のハプニングで予定が大幅に狂い、隠岐の島めぐりを強制終了しなければならず、申し訳なさでいっぱいだった齋藤さんと10日ぶりの再会!
予定通りの帰り行程だったら会えなかったけど、予定が急遽変更になったことで再会というご縁。

隠岐の島めぐりは私が水木しげる好きということで「水木しげるのルーツ巡り」になり、「水木しげるロード」のような妖怪たちの銅像がある場所を車で走っては下りて確認。

でも、走っている道と水木しげるとの関係は何?と思うのも当然でフツーな道を走る。
変化があったのは隠岐の島の最北部の「武良(むら)」という地域に入ると「水木しげるのゆかりの地“武良(むら)”へようこそ!」と言う看板を複数見かける。

結論から言えば、水木しげるの本名は「「武良茂」。
公式では大阪府大阪市出身、鳥取県境港市育ちだけど、実は隠岐の島の「武良(むら)」地区は、水木しげるのルーツに繋がっているかも・・・とご本人も気にかけていたそうで、水木プロなど関係者からも了承されて、「水木しげるロード」の延長を隠岐の島までという話。
ちゃんと、銅像まで建てられた。へっー、全く知らないエピソードでした。

で、知らず知らずのうちに隠岐の島の北部まできていて「ランチにしましょう!」と齋藤さんが連れて行ってくれたのは「さざえ村」。
「さざえ」と言えば鬼太郎では「さざえ鬼(さざえが300年間生きると妖怪になる)」が有名(さざえ鬼は鬼太郎の妖力欲しさに鬼太郎を食べるが結局、やられてしまう・・・)。

齋藤さんは「さざえカレー」、私は「さざえが丼丼が丼」という変な名前の「さざえ丼」。
美味しかったのは言うまでもないけど、特記事項は食後に食べたさざえ村オリジナルの「藻塩ソフトクリーム」が美味しくて「おいしい!おいしい!」と食べていたら、店内にいた他の客10人以上が「私も藻塩ソフトクリームを!」と、さざえ村の売り上げに貢献できた件(笑)

店内にいた他の客10人以上が頼んだ「藻塩ソフトクリーム」

緊急事態!西ノ島を脱出せよ【後編】

写真は別日の青空模様。別府港から菱浦港へ。

(初日に購入したレインボー(高速船)の往復券は、帰りのフェリーに交換できるのかな?)と、尋ねると「大丈夫!」とのことだったので一安心。

次、(宿だ!今晩の夜はどこに泊まろう?)と調べると、楽天トラベルの一番上に表示された宿を見ると「満室」、次の宿はフェリーターミナルから遠かった、そして三番目の宿が「ゲリラセール」なる表示で当日予約で少し安く、そしてフェリーターミナルからも徒歩3分とのことで、調べることせず予約!これで一安心。

次。トイレ掃除、洗面台掃除、掃除機がけ、ゴミ集め、布団シーツをはがし、これまでOJTで学んだことを自部屋で実践(笑)。
片付け終えて、出発準備も整え、周りは仕事中だったので挨拶もキチンとできぬまま、シマモトさんがフェリーターミナルまで送ってくれる。
シマモトさんだけには「数々のまなかい美味しかったです!」とお礼を言えてよかった!

ターミナルに到着すると、リゾ隠岐ロザージュで昼食を食べていた団体客がいて、添乗員は相変わらず奔走。そして、作業着姿の方なども続々やってきた。
ほんと、誰も予想しておらず、明日帰れない&来れないとなると前日行動になるんだ・・・と知る。

そこへ一通のメッセージ通知。送り主は隠岐の島在住の友人、齋藤さん
「泉谷さん、明日お帰りでしょ?空港まで送りますよ!」の内容に感謝を伝えつつ、「実はシケでレインボーが欠航になると分かり、前倒しで隠岐の島に行くので、昼食でもどうですか?」と誘うと「じゃあ、初日のリベンジですね、案内しますよ!」と、これまた予想外の展開になる!

隠岐の島行きのフェリーに乗船。
(フェリーも意外と揺れるのね)と、シケの前触れを感じながら90分かけて西郷港に到着。外は大雨。

足早に宿を探して(おぉ!ここだ!)と辿り着いたのは「ホテルここ」というこぢんまりした3階建てのホテルだった。ゴ〜ル!

2025年5月16日金曜日

緊急事態!西ノ島を脱出せよ【前編】

リゾ隠岐ロザージュでの最後の“まかない”。トンカツと私だけ大きな生カキ

仕事最終日は雨。
「泉谷さん!明日の帰りは朝ですよね?」
「はい、7:40発のレインボー(高速船)です。」
「あぁ、明日のレインボーは出ないですよ。欠航。なぁ?」
とイトウ支配人とシマモトさんが外で話している最中に20歳の先輩ミッキーが到着。

「と、言うと?」
「レインボー(高速船)は波で欠航するので、明日は強風で海が荒れるから隠岐汽船も出さないでしょうね。」
「あらっ!」
「今日中に西ノ島を出た方がいいですが、出れますか?」
「えぇ、それは大丈です。」
「じゃあ、17:05のフェリーで出ましょう。16時に出発ということで、仕事を終えたら片付けに入ってください。」
「あっ、はい。分かりました。これって、まさかの幕切れ?」と隣にいたミッキー先輩を見ると、キョトン顔のミッキー先輩。

仕事の最中に「お見送りしようと思ってたのにな・・・」とミッキー先輩。
「まさかね、こんな突然の幕切れなんて思ってもみなかったよ。最後の大浴場も最後のシマモトさんの“まなかい”もナシなんて・・・。」と、笑うしかなく。

そしてリゾ隠岐ロザージュでのワーケーションが(突然)終わった。
キッチンへ行くとザワザワしていて、チェックアウトの時間は過ぎているのに何事か?と思ったら団体客の昼食が準備中で、団体客も明日、レインボーで帰るはずが欠航予定に、スケジュール変更。私が乗るフェリーに乗船、その前の食事とのこと。

添乗員さんが奔走していて(突然の変更は対応が大変だなぁ・・)と眺めていたら、「昼食できましたよ!」とシマモトさん。

出てきたのは「トンカツ定食」。そして、私だけ、西ノ島産のカキ。
「最後の食事だから食べてって!」とシマモトさん。
そこに対応に追われるイトウ支配人きて「ぜひ!食べていって!」と労いの言葉をいただく。

やりたいことは、今すぐにやれ!


海士町の菱浦港で、西ノ島の別府港行きのフェリーを待っている間、待合室の一角に本棚があり、見ると「やりたいことは、今すぐにやれ!/著:有川真由美(2015)」というタイトルが目に飛び込んできた!

(おぉ!今、まさに“その最中です”)な感じで、読み始めると以下のような前書きが。
やりたいことがあるなら、今すぐやったほうがいい。
あなたがやりたいことを「いつか、そのうち」「時間ができたら」と先延ばししては、叶えられるものも、叶えられなくなってしまうでしょう。
今やらないことで、どんどん腰は重くなり、どんどんやりたいことの実現は遠のいていきます。
「やりたいことなら、やればいいしょう!」と実現するのが当然のように「今すぐに」取り組んだ人だけが、思った以上に簡単に、思った以上に早く、思った以上に素晴らしい未来を手にいれることができるのです。
「やりたいことを、今すぐにやる」それは、自分を幸せにする習慣でもあります。
まわりに流されるのではなく、自分のこころに忠実に生きることで、あなたは一つの思いを叶え、たくさんの喜びと自信を積み重ねて自分自身を生きていると、実感できるようになるでしょう。
あなたが自分の人生を大切にしたいなら、最後に「あれをやっておけばよかった」「あの夢に挑戦すればよかった」と後悔する生き方はしてほしくないのです。
ほんと、その通りと共感の嵐で、一息ついていると「失礼します。」と本棚に近づく女性がいて、???と思ったら棚の本を入れ替え作業をしたい司書さんでした。

「お邪魔ですか?」と尋ねると「いえいえー!読んでくださり、ありがとうございます!」となり、「やりたいことは、今すぐにやれ!」は残される(笑)
聞けば図書館にある10年ほど経った本の活用に菱浦港で貸出をしているとのこと。
いい試み!

思い出したのは・・・。
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは、本当に自分のやりたいことだろうか?)。
故スティーブ・ジョブズの名言

こんな所で考えさせられていたら、もうフェリーの乗船時間で、大急ぎで写真を撮って自転車置き場へ!

2025年5月15日木曜日

三郎たちに会えず。

海士町からの眺めは最高でしたが。

結論から言うと、私がキチンと調べていなかったから。
「風と土と」の阿部さんとのランチ後は、海士町の魅力資源の探索に。
事前に観光案内所を訪れていて観光地図を見ると、まず目に入ってきたのが「七尋女房岩(ななふろにょうばいわ)」というフキダシで、「水木しげるさんも感じた妖怪スポット。

お化けが姿を変えたという巨大な岩」という説明にキタッー!となり、「七尋女房岩へ電動自転車だとどれくらいかかりますか?」と尋ねると「約1時間です、海士町は東西は平地が多いですが、南北は峠が多いです。」と言う説明を聞いて2時間後にはフェリーに乗らないといけないので断念。

また地図を見直すと「三郎岩」という菱浦港沖にある海と風で侵食された3本の岩柱で、見事に大・中・小な大きさだから「太郎・次郎・三郎」岩とのこと。
今の時代なら女性名でもアリということか。

ココに行こう!と改めて窓口に尋ねると「この辺りなら40分です。」とのことだったので完璧!
道中に「隠岐神社」という鎌倉時代に後鳥羽上皇が海士町にやってきたことを受けて祀った神社にお参り&おみくじ引く。

その後もガンガン電動自転車を漕いで、途中行きすぎたり道を間違えながらも、隠岐独自の神様で、家内安全、領土・領海防衛、縁結び、安産の神様で信仰が厚い「宇受賀命神社(うづかみことじんじゃ)」までたどり着く。

「よーし!三郎岩までもう少し!」と気合を入れて見晴らしの良い所を目指して登り坂をあがってゆく。

両脇は濃い緑に覆われた道だけど、時々パッ!と開けて海が見えて眺めがいい!
(三郎岩が見えるのは次に開けた所かな?)と漕ぎ続けていたら下り坂になり、アレ〜!とそのまま沿岸部を一周してしまい、三郎岩は見れなかった。

展望台も見晴らし台も無かったよな・・・と、観光案内所に戻り、説明をもう一度見ると「海中展望船あまんぼうに乗って間近に体感するのがおすすめ!」とのことで、ナンジャイ!となる。
西ノ島へのフェリーからも「三郎岩」は見えず・・・。

隠岐諸島でしか買えない。


写真左上から時計回りに紹介すると「あまのーら」は、海士町で製造された玄米グラノーラ。特徴は海士町の玄米、国内産小麦粉など“ご当地産”にこだわったamanola PROJECTの商品。

「島のハーブティーふくぎ茶」は、海士町の島民に古くから親しまれているクロモジ(=ふくぎ)の枝と葉をブレンドした健康茶。海士町の社会福祉法人が製造。

「海士町銘菓白波」は、海士町で創業70年以上の「常盤堂製菓舗」がつくっていたものの、事業継承者がおらず廃業の危機に若い移住者たちが事業を継承してリブランド化した商品。

「海士町銘菓白波」の上に乗せたのは、「隠岐神社の開運招福お守りおみくじ」。
中身は12種類の開運招福アイテムが入っていて、引き当てたのは「だるま(忍耐・人望・福徳を授ける)」だった。

西ノ島にある焼火神社名物「焼火山(たくひさん)みやげ」はおこし。
それも“大阪名物”と書いてるけど、
焼火山の名物お菓子。「ココのおこし、美味しいのよ。」はハウスマスターのマエイタさん。港にも売ってた!

「さざえ最中」は10年前に感動した隠岐の島の名物。
色々な取材に対応済みですっかり有名に。そのまま食べても美味しいけど、パッケージの裏に書いてある「つぼ焼き最中」にすると香ばしく、おいしさがUPする。

今回、購入(いただいたモノもある)したモノ、特に海士町の品は「ココでしか売っていない品は何ですか?」とお店のスタッフに尋ねて買ったモノ。
独自の流通網を持たず少量生産品を選んだつもり。次に海士町へ来る機会なんて、いつか分からないから、ここぞとばかりに買い求める。これも学び。

どのおみやげにも共通しているのは「エピソード」があること。
これは大量生産、大量商品のおみやげにはないから差別化の一つ。

2025年5月14日水曜日

“マニア”でも“推し”でもないのに。

アプローチが長い宇受賀命神社

あれ!西ノ島では「焼火神社、橋乃里神社、由良比女神社、国賀神社、黒木神社」、海士町では「隠岐神社、宇受賀命神社」に行ったのか!
と、振り返って思ったのは、私は神社仏閣マニアでもなく、推してもなかったから!

なのに、なぜ神社巡りをしたのか?と、問いを立てると、島の観光情報を調べたら、観光地のほかに神社仏閣情報が多かったから・・・が理由。
ちなみに西ノ島町、海士町に城はない。

マニアでも推しでもないから、神社を訪れても御朱印などに興味がなく、お参りする程度。
そう言えば2月に7日間過ごした和歌山県紀の川市でも「粉河寺」に7日間、朝散歩でお参りしたし、西ノ島でも「橋乃里神社」に10日間、朝散歩でお参りした。

これらの自分の行動は一体何なんだろう?と思うと2つ思う節があって。
(1)慣れない土地で自分なりのルーティンを確立して安心感を得たい。
(2)誤解を恐れずに言うと、観光地や神社仏閣しか目ぼしい所がない。

(1)は見知らぬ土地を知りたいという好奇心もあり、てっとり早く知るには地域に根付いた場所(=神社など)がよく、自分の習慣に取り込むことで親近感を味わいたいという思い。

(2)は悪口ではなく地域を知る学ぶ資源として有効だけど、エンターテイメント性が少ないから、興味が分かれるという意味。
エンターテイメント性が少ない代わりに重厚な歴史、古からの悠久なエピソードが多いことを添えておく。

マニアでも推しでもない場合、期待したいのが「そこのエピソード(≒由来)」で、訪れる先々で必ず読んでた。

そこで関係者にお願いなのは、歴史やエピソードを正確に伝えることは大前提だけど、漢字が多くて読みづらく、当時の事情を知らない素人には人間相関も分かりくい。
そもそも、紹介文章が経年劣化で消えたり、剥がれていたりもあった。修復希望!

そんな中「後醍醐天皇脱出めぐり」という切り口は面白く、「絶体絶命!古の脱出ルートを追体験」というコピーも良かった。

古の昔話だけど、古のままお堅く伝えるではなく、現代に分かりやすく超訳することで、受け手はイメージしやすくなる好例。

結局、古い新しいに関係なく、「エピソードがしっかりある場所に人は行き、その筆頭が古から現代まで続いている神社仏閣なんだ。」という結論にたどり着く。
違うかな?
隠岐神社

刺さっていないことさえ知らない。

程野商店取締役の程野さんのプレゼン。

知っているのにスルーではなく、そもそも論「企業などが
発信をしていることすら知らない」から、自分達に向けていることも知らず、刺さってもないことさえ知らないという現状をどう改善できるか?という企業の応援ボランティア初回。

程野商店さん、FMえひめさんにお越しいただき、自社紹介、自社商品紹介をしていただいた後に学生たちが素直に答えた「振り返り」は・・・。
  1. 若者に刺さっていないと言う悩みは、どの企業でも共通の課題改めて思いました。
  2. 2社とも地域密着な取り組みをされていると初めて知りました。
  3. 若者に刺さるスイーツを考えると言うことでたくさん考えたいです。楽しみです。
  4. 企業が商品の宣伝に沢山の努力をしていると知りました。しかし、その努力が若年層に届いていないと知り残念にも思いました。私たちにできることや知ろうとする努力など、できることを精一杯やりたいと思いました。
  5. 松山あげというのを初めて知りました。出汁も松山あげも美味しかったです!
  6. 企業の話を聞いて若い人に商品を知って貰えるように私たち学生が考えていかないといけないと思いました。
  7. 松山あげもだしも初めて味わったのですが、美味しかったです。いなりロールも食べてみたいなと思いました。
  8. 松山あげは知っていたのですが、いなりロールやお店があることは初めて知りました。
  9. 松山あげはお味噌汁のイメージしか無かったので素敵なアイデアと思いました。
  10. FMえひめは、ラジオのイメージしかなかったので、電波を商品に変えて地域の課題と向き合っていることが分かり学びになりました。
食べたら、買ったら「美味しい」などの気づき、その価値が分かるのだけど、食べるまで買うまで(例:商品の存在を知り→手を伸ばし→購入の意思に繋げるまで)がとても難しい。

「来週は、松山あげや出汁を使ったスイーツを考えます!」と伝えると、笑みをもらした学生たち。

授業なんだもの、振り切ったアイデアで「自分たちに刺さるスイーツアイデア」を考えよう!と。
FMえひめの西城さんによるプレゼン

2025年5月13日火曜日

倒産してた!

不透明感増す社会・愛媛

メモのような独り言。
帝国データバンク松山支店によると、2024年度に愛媛県内で1,000万円以上の負債を抱え倒産した企業は昨年度より7件増えて計60件、負債総額は約704億円になり、集計を始めた1965年以来で過去3番目の規模になったとのこと。

負債総額の704億2300万円は前年度負債総額の3.2倍。
大きな要因は、四国中央市の丸住製紙が約590億円の負債を抱えて民事再生に入ったから。


業種別では、建設業が最多で14件、次いで製造業と小売業がそれぞれ12件。
従業員別では10人未満の倒産企業が73%(44件)を占めた。

コロナ禍で売り上げ落ち込み、そこへ融資などを受けたものの返済による反動ブーメラン、世界経済は不透明になりつづけ、何もかもが高騰と予想すると、今年度は昨年度以上に増えるかもしれない・・・と思うのは私だけではないはず。

実は60件の倒産のうち、ロケ弁でお世話になっていた店も入っていてショック!
お願いしようと連絡してもつながらず、ウェブサイトを見たら倒産情報が出てた。
ほんと、事業を立ち上げることはできても、継続は全く違う話だから本当に大変。
明日は我が身という感じ。

NPOには倒産ではなく解散という言葉があり、資金調達ができずに解散、事業に行き詰まり解散、新規会員などの獲得失敗で組織高齢化による解散、不祥事による解散・・・など、いろいろあるけど、その中でも「一定の役割(≒設立時に揚げた使命/ミッション)を果たしたから解散
」という【円満解散】でありたい。

不透明感が増し、暗中模索・五里霧中の中で稼ぐ力、収益力の強化はますます求められる一方で、でも求め方は何でもいいか?と言われると悩み所で「広く浅く or 狭く深くか」など考えることは多いと思った件。

海士町で阿部さんと。

海士イカの甘辛炒め

海士町に愛媛県出身の方が移住して地域づくりなどをされていると知り、連絡すると「会いましょう!」と快諾いただいたのが「(株)風と土と」代表取締役の阿部裕志さん。

その阿部さんが予約してくださったのが「島の恵みと発酵ビストロ きくらげちゃかぽん」というお店。
素敵なお店で、どれを頼もうか?メニューから選ぶのに時間がかかったけど、海士イカの甘辛炒めを選択。

阿部さんとは初対面だったけど、接点を持つ愛媛人たちに知り合いも多く、お会いできて良かった!が素直な気持ち。
それは、海士町に移住してゼロから始められてご苦労も多かったからこそ、「自負があります。」とキッパリ言える人は少ないし、カッコいい。

企業研修と出版が主事業で出版に合わせてドキュメンタリー映画も制作されたというバイタリティ溢れる話が面白くて、阿部さんとの写真を撮り忘れる失態・・・。

ご自身の会社に名付けた「風と土と」にも意味を込めていて、「風の人と土の人が共に風土を創る」が社是のようで、外からの人&地元の人とで耕す新しい地域と言う感じかな(時に破壊と創造に近いかも)。
言われてみれば、ココ大も「いよココロザシ大学」と決めた時は“一人一人が志を持てる愛媛に実現”的な意味合いをもたせたっけ。

また、海士町の活性にも気概があり、その源には一人ではできないことを最初からご理解されていて、同じ方向を向いている仲間をコツコツと増やしていった最初の10年だったかな・・・とお話しされてたのに納得。

と、話が盛り上がる中で私の「海士イカの甘辛炒め」がテーブルに、阿部さんは「生姜焼き」。
おいしくいただきながらの談笑は、アッ!と言う間に終わり、阿部さんは帰って行った。
写真を撮り忘れたけど、どこかで再会できるしょう!

2025年5月12日月曜日

どう見てもカメ。

魅力資源は見方によってさまざま。

誰が名づけたのか「ローソク岩」。
国賀海岸に立つ奇岩で、約40mほどの高さがある鋭く尖った岩。
春と秋の年2回のタイミングで夕陽がローソク岩の先端に沈む時に灯のように見えるから「ローソク岩」とのこと。

でも、それだけではなく(上手だなぁ)と思ったのは、岩場から見れば「ローソク岩」だけど、海上から見ると観音様のように見えるから「観音岩」とも言われている。

PRとしては、一度で二度おいしく、なんなら新たに違う角度から見たら「指先岩」とか名づけてもよさそう。ゴメンなさい。

でも更に誰かが気づいたことがあり、ローソク岩がある国賀海岸から、もう一つの名所「摩天崖の断崖絶壁」までを遊歩道(約2.3km)として整備することで、訪れる目的を2倍増にしたこと。

国賀海岸から摩天崖、もしくは摩天崖から国賀海岸と、異なる魅力資源を結んだことで、どちらかに訪れた人は必ず両方行くという演出。実際に私も両方に行きました。
スゴいアイデアだけど、残念ながら摩天崖にも国賀海岸にも売店などはないからお金は落ちない(涙)

そんな素晴らしい魅力資源に大勢が押し寄せていた中で、通天橋というアーチ型に侵食された岩が橋のように見えるというポイントに辿り着いた時、一目見た時から(カメだ!)と思ってしまい、通天橋の説明が全く入ってこなかった。

どう見ても巨大なカメ、それもゴツゴツしていて怪獣のよう。
口を開けているように見えるし、目に見える凹みもある。首から甲羅にかけても見えるし、どうして「カメ岩」と名づけないんだろう?と思い、宿に戻り、20歳の先輩ミッキーに見せると「カメですね。」と太鼓判をもらう。

地域資源、上から見るか下からみるか横からみるか?

細いのがローソク岩。またの名を観音岩。

いつも子ども達が示唆してくれる。


2025年1月にライフスポーツ財団に助成金を申請し、そして、3月25日に採択通知を受け取る。

そして、同じく2025年1月に森林環境保全基金事業へ申請していた事業が、4月21日に採択されたという通知が届く。これで今夏もココ大付属学園で子ども達と一緒に木工体験ができる!

採択された事業は「プレミアムケース」と名付けた鑑賞もできるフレーム。
このアイデアに至った経緯は、子ども達が持ってくる(ポケモンなどの)カードから。

子ども達はカードを箱に入れて持ってくるのだけど、カードの中には「お気に入りのカード」があり、見せたいのだけどたくさんのカードに埋もれているし、紛失の可能性もある・・・と彼らなりのジレンマもあり、「じゃあ、飾ったら?」と言ったら「そういうのがあったら嬉しい。」と言うのが発端。

子ども達の発言や行動には示唆が多い。

すると(カードだけでなく、色々と飾ることができるよね?)と自問自答する。
美術館の入場券、神社仏閣の拝観券やお札、旅先の思い出(レシート、メトロカード)、思い出のチェキ、絵葉書など、横展開は無限に広がる。

ただ、ここまでは妄想なので、妄想からどうやって現実に落とし込むかと、毎回お世話になっている木生活の宮浦さんに相談すると「できますよ!」という返答に、言語化して申請書完成!その後の採択につながる。

訴求のポイントは3つ。
(1)男の子でも女の子でも工作、活用できること。
(2)床に置くモノは捨てられる可能性があるので壁を活用すること。
(3)保護者も喜ぶこと。

コトの始まりは子ども達。
彼らの小さな声に耳を傾けると、気づかなかったコトが見える!

2025年5月11日日曜日

裏切られる。

6品+白米=1,000円(税込)

西ノ島町テレワークオフィスでの作業ははかどり、ToDoリストをどんどん消化していく。
すると気づけばお昼前で(そう言えば使用時間は12時までだった・・・)と思い出すも、1日400円(1時間でも400円)の使用料を思い出し、「延長利用はできますか?」と、受付に尋ねると「はい、大丈夫です。」との返答だったので「じゃあ、延長で。ちょっと食事をしてきます!」と、建物を出て30歩余りの所にあった「軽食あすか」へ行く。

のれんをくぐり、引き戸を開けると店内は想像以上に広く、12時過ぎでお客さんは10人以上、それも学生からシニアまでの老若男女。

窓際の席に座り、従業員が水を持ってきてくれたタイミングで「初めてなんですけど、オススメは?」と尋ねると、壁を指さして「アレが日替わり定食です。」と「わがとこ定食(1000円/税込)」なるメニューを教えてくれる。

「じゃあ、それで!」と伝えると「はい。わがとこ一つ!」と奥の厨房へ伝える従業員。
私の後にも数組入ってきて、漁港が目の前だからか漁港関係者、そしてお爺さんも多かった。
で、お爺さん客は知り合いを見つけると自身は席につかず、知り合いが食べてるテーブルに両手を置いて「あんた、今日はヒマなんか?早いのぅ〜」と、世間話がスタート(笑)。

そんな、島の食堂あるあるをしばらく見ていたら「わがとこ定食(写真)」がやってきた。

「ヒラマサの刺身、ハマチの南蛮焼、切り干し煮、ブロッコリーと卵のサラダ、漬物、ワカメの味噌汁&白米」という構成。


主食は全て西ノ島産とのことで、美味しいに決まっていて、案の定、美味しい。

特にハマチの南蛮焼きは分厚くて、外は堅焼き、中はホクホクで自分では作れない味。
(建物看板には「ラーメン・うどん・カレー・コーヒー」と書いてあるから、侮ったけど、全く違うじゃないか!)と、良い意味で裏切られる。

で、世間話をしていたお爺さんはカレーを食べてた。

食堂だけどコミュニティスペース、憩いの場所なのね。