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2025年5月14日水曜日

“マニア”でも“推し”でもないのに。

アプローチが長い宇受賀命神社

あれ!西ノ島では「焼火神社、橋乃里神社、由良比女神社、国賀神社、黒木神社」、海士町では「隠岐神社、宇受賀命神社」に行ったのか!
と、振り返って思ったのは、私は神社仏閣マニアでもなく、推してもなかったから!

なのに、なぜ神社巡りをしたのか?と、問いを立てると、島の観光情報を調べたら、観光地のほかに神社仏閣情報が多かったから・・・が理由。
ちなみに西ノ島町、海士町に城はない。

マニアでも推しでもないから、神社を訪れても御朱印などに興味がなく、お参りする程度。
そう言えば2月に7日間過ごした和歌山県紀の川市でも「粉河寺」に7日間、朝散歩でお参りしたし、西ノ島でも「橋乃里神社」に10日間、朝散歩でお参りした。

これらの自分の行動は一体何なんだろう?と思うと2つ思う節があって。
(1)慣れない土地で自分なりのルーティンを確立して安心感を得たい。
(2)誤解を恐れずに言うと、観光地や神社仏閣しか目ぼしい所がない。

(1)は見知らぬ土地を知りたいという好奇心もあり、てっとり早く知るには地域に根付いた場所(=神社など)がよく、自分の習慣に取り込むことで親近感を味わいたいという思い。

(2)は悪口ではなく地域を知る学ぶ資源として有効だけど、エンターテイメント性が少ないから、興味が分かれるという意味。
エンターテイメント性が少ない代わりに重厚な歴史、古からの悠久なエピソードが多いことを添えておく。

マニアでも推しでもない場合、期待したいのが「そこのエピソード(≒由来)」で、訪れる先々で必ず読んでた。

そこで関係者にお願いなのは、歴史やエピソードを正確に伝えることは大前提だけど、漢字が多くて読みづらく、当時の事情を知らない素人には人間相関も分かりくい。
そもそも、紹介文章が経年劣化で消えたり、剥がれていたりもあった。修復希望!

そんな中「後醍醐天皇脱出めぐり」という切り口は面白く、「絶体絶命!古の脱出ルートを追体験」というコピーも良かった。

古の昔話だけど、古のままお堅く伝えるではなく、現代に分かりやすく超訳することで、受け手はイメージしやすくなる好例。

結局、古い新しいに関係なく、「エピソードがしっかりある場所に人は行き、その筆頭が古から現代まで続いている神社仏閣なんだ。」という結論にたどり着く。
違うかな?
隠岐神社

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