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2025年5月12日月曜日

どう見てもカメ。

魅力資源は見方によってさまざま。

誰が名づけたのか「ローソク岩」。
国賀海岸に立つ奇岩で、約40mほどの高さがある鋭く尖った岩。
春と秋の年2回のタイミングで夕陽がローソク岩の先端に沈む時に灯のように見えるから「ローソク岩」とのこと。

でも、それだけではなく(上手だなぁ)と思ったのは、岩場から見れば「ローソク岩」だけど、海上から見ると観音様のように見えるから「観音岩」とも言われている。

PRとしては、一度で二度おいしく、なんなら新たに違う角度から見たら「指先岩」とか名づけてもよさそう。ゴメンなさい。

でも更に誰かが気づいたことがあり、ローソク岩がある国賀海岸から、もう一つの名所「摩天崖の断崖絶壁」までを遊歩道(約2.3km)として整備することで、訪れる目的を2倍増にしたこと。

国賀海岸から摩天崖、もしくは摩天崖から国賀海岸と、異なる魅力資源を結んだことで、どちらかに訪れた人は必ず両方行くという演出。実際に私も両方に行きました。
スゴいアイデアだけど、残念ながら摩天崖にも国賀海岸にも売店などはないからお金は落ちない(涙)

そんな素晴らしい魅力資源に大勢が押し寄せていた中で、通天橋というアーチ型に侵食された岩が橋のように見えるというポイントに辿り着いた時、一目見た時から(カメだ!)と思ってしまい、通天橋の説明が全く入ってこなかった。

どう見ても巨大なカメ、それもゴツゴツしていて怪獣のよう。
口を開けているように見えるし、目に見える凹みもある。首から甲羅にかけても見えるし、どうして「カメ岩」と名づけないんだろう?と思い、宿に戻り、20歳の先輩ミッキーに見せると「カメですね。」と太鼓判をもらう。

地域資源、上から見るか下からみるか横からみるか?

細いのがローソク岩。またの名を観音岩。

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