日記を検索

2025年1月30日木曜日

魅せ方。

アンティークな額縁と鏡の組合せはテッパンな魅せ方。

「愛顔の食卓(愛媛県の6次化産業アンテナショップ)」に携わるまで、陳列や什器などの知識&情報がゼロで、商品の魅せ方を全く分かっておらず、インテリアコーディネーターなどに教えてもらった過去。
そんな経験から、つい意識してしまう「魅せ方」の大切さについて気づき連発。

特にアクセサリー類は魅せ方次第で購入に直結するから店主も映える演出に余念がなく、宝石箱に陳列ではなく「額縁(それもゴージャス系)」にベルベットを蛇腹織りして凹溝に指輪を挟んでいたり、アンティーク調の額縁の中に小さな額縁を入れ子状態にして、ピアスやイヤリングなどを分類していたり。

鏡の上に商品を置くのは奥行きが出るからテッパンだけど、周りの景色も映り込ませて雰囲気UPを演出してたし、直筆(筆ペンなど)で書いたポップもベタだけど、ポップを描く紙がコピー用紙ではなく和紙だったり、思わず立ち止まってしまう仕掛け&演出が赤坂も渋谷も秀逸だったかな。

そうそう、ネックレス販売店では鏡を入れたアンティーク調の額縁を台座にして「鹿の角」を置き、そこにネックレスを掛けて陳列し立体的な魅せ方に(上手だな〜)と感嘆してしまう。

もう一つ気づいたのが、自分の創作品を売る作家は積極的な声がけや会話が成立するけど、オシャレ雑貨でも単に仕入れ商品を扱う店は店主が奥にいる法則を見つける(笑)。
意欲の問題か?その人の問題か?

教科書や参考書では学べないから、こういう所で少しでもセンスの気づきを得なきゃ!と思った件。

2025年1月29日水曜日

渋谷蚤の市。


六本木一丁目から銀座線に乗り10分ほどで渋谷駅に到着。
そして15分ほど歩くと「渋谷蚤の市」に到着。渋谷ガーデンタワーの敷地内で、ココも「赤坂蚤の市」と同じく超街中。
もう「蚤の市」という言葉は一般名詞で、蚤の市/フリマ/骨董市/手づくり市などを内包してる・・・と確信。ノージャンルというかホント、古今東西色々あった。

ただ、「赤坂蚤の市」がアクセサリー(指輪、ネックレス、イヤリング/ピアス、ブローチなど)の出店が多かったのに対して、渋谷と言う土地柄なのか目立ったのは「ビンテージな和洋服」「他では見かけない尖ったオリジナル商品」が多かった印象。
と思っていたら、1年前にも「渋谷蚤の市」訪れてました。

ポップなオリジナルキャラクターフィギュアやステッカー、リメイク洋服、オリジナル陶器、手作りバッグなどがある中で、個人的に響いたのはまん丸い球体&モビール。

「これは・・・」と球体が何か分からず尋ねると「泥団子です!」と店主2名。
聞けばお二人は「左官業」が本業で、泥団子づくりを極め、そこへ左官技術(モルタルを滑らかに塗る、均等に塗るなど)を惜しげもなく注ぎ込んだら「作品/商品」になったという話。

触らせてもらったけど、ツルッツルのピッカピカで重量感があり、小さい泥団子はモビールになってた!
数千円/個したけど、落としたら当然、割れて、壊れてしまうはかなさを持ち合わせる作品。

何でも極めれば人を驚かすことができて、価値と認識されたら、その価値に対価が支払われる。
学びも多い、蚤の市めぐり。

赤坂蚤の市 in ARK HILLS。


趣味の一つ「蚤の市/フリマ/骨董市めぐり」は、神社の境内や公園での開催が多い中で、会場が六本木一丁目だった「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」
テレビ朝日の敷地内、六本木のド真ん中に集まる出店者、来場者はどんな人たちかな?どんな品が並んでるの?など、興味津々で妻と出かける。

で、“やっぱり”神社の境内や公園で行われている蚤の市とは全然違った・・・。
一言で言えば、出店者も販売物も来場者もオシャレ。
そして自ら造った品を売っている作り手さんが多かった。とにかくオシャレな “蚤の市”という雰囲気。

オリジナルの焼き物、革品、雑貨、指輪やピアス、ネックレスなどのアクセサリー、洋服、木工など、買わなくても作り手さんの創作ストーリーが面白くて、店ごとに聞いてまわる。

その極めつけが、女性が一人で創っているという、一見すると普通のアクセサリー。
しかし、写真の左上のテレビ、その右隣のテレビ、右上のハシゴ、右下のカメラはギミック(仕掛け)多数で、外せたり、動かせたりしてアクセサリーとしてもオブジェとしても楽しめる優れもの。

造形もユニークだったので尋ねると「不思議の国のアリス」「モモ」などの物語からインスピレーションを受けて創作していて、教えてもらわなければ気づかない細部まで丁寧に造られていて、これぞ“こだわり”。

「海外で売ったら0(ケタ)を一つ増やしても売れるクオリティだね。」となる。
神社の境内や公園では見たことのない精巧さ&造形力な品々。話せば話すほど面白くて(ムムッ!これはイイ!)と、一点買ってしまったほど。

場所とターゲットが違えば品も変わるという至極当然な話。
さて、このまま渋谷でも行われている蚤の市へ行きましょう!となる。

2025年1月28日火曜日

手応えあった2日間。


単なる芸能情報とあなどるなかれ。
タレントの不祥事を端に発したフジテレビではコマーシャルの多くが「ACジャパン(広告を通じて社会問題を啓発する公共広告団体)」になっていて、「タレントによる意に沿わない行為は犯罪です!と、
ACジャパンで広告したらいいのにね!」と、全く関係ないコトで余波(例:ロケ協力に断りなど)を受けたフィルム・コミッション。

数年前の沖縄市での出来事。
ヒアリングを終えて次の場所へ移動するにもバス停まで遠く、仕方がない・・・とテクテク歩いていたら、後ろからクラクションを鳴らした車がやってきて「泉谷さん!」と運転席から声をかけてくれたFC担当者。

「えぇ!どうしたの?」と尋ねると、ヒアリング時間の終了を見計らって迎えに来てくれたものの、私がそんなコトを知らず、歩き出したと知り、車で追いかけてくれたとのこと。
そんな担当者「任期が3月末で終わるのでご挨拶を・・・」と。新天地での活躍を願う(涙)。

「謝る先は私ではありません。」
制作関係者から謝罪されたものの立ち話で、かと言って謝罪されたから「はい、分かりました。」と簡単に引き下がれる案件ではない由々しき事態発生。
「話し合う用意はできています。」と伝える。
謝る先は私ではなく、勝手な後出しジャンケンを出され泣き寝入り寸前のFCなのですよ。

そっ!そうなんですか?
現在公開されているガンダム映画にミカン箱?が登場していると教えられて、???となったり、別では聞けば愛媛も絡んでいたり、新企画に(個人的に)前のめりになったり、人生相談を受けたり・・・。

こんなに手応があったのは久しぶりだった全国ロケ地フェア&スキルアップセミナーの振り返る。


未だない作品。


制作者との意見交換が終わり、余韻での雑談。
「普段はどんな作品に関わっておられるのですか?」と私。
「普段はですね、ヒーロー作品に携わってます。」とP。
「ヒーロー作品!?」と興味関心高めの声を出してしまった。

「えぇ、〇〇って言うんですけど。」と(知らないよねぇ・・・と言う表情の)P。
「知ってますよ!〇〇と言えば大人向けのコアなファンが多い作品ですよね?」
「はい、よかった!IP(権利)を持っていまして創っています。」と笑顔のP。
「IPを持ってるんですね!愛媛ロケをお願いしたいです!」
「えっ!そうですか!?」と驚くP。

「私の夢の一つがヒーロー作品を愛媛で撮影していただくことなんです。」
「ホントですか!?」とPを含め、周りを驚かせる&引かせてしまう(でも、本当)。
「だって、面白いじゃないですか!ヒーローが愛媛で活躍するんですよ!」
「・・・・・」な周り。

「(20年以上のキャリアで)過去に1度だけヒーロー作品の相談があったけど流れました。」
その時は銀河系で活躍中のヒーロー戦隊で(なんで愛媛?)と言う感じだったけど、思い出せず、でもロケ地などを考えるだけで楽しかった思い出。

「ぜひ!来て欲しいです!」と口頭だけで作品を誘致しようとする私にニコニコで返してくれたP、少しだけ期待します!

そう言えば下灘沖の海に悪怪獣が現れて、暴れまくり辺りを破壊して、しまなみ海道方面へ行くのを善亀怪獣が阻止するという作品もあったな。
ウキウキしてロケハンしたけど別場所で撮影されてしまった過去(涙)

ハリウッド、恋愛、ミステリー、コメディ、青春、歴史など色々と撮影された愛媛県だけど、ヒーロー作品だけ未だない。

2025年1月27日月曜日

「全国撮影差入れフェア」とか!

全国各地の銘菓&ご当地菓子

(ざびえる/大分、なると金時/徳島、ゆずラングドシャ/高知、きび田楽/岡山、いちごグミ/茨城、干し芋/茨城、ふくまん(山口)ブリふせん/富山)に写ってないお菓子、グッズでは・・・。

金沢市からは和菓子、香川県からはオリーブお菓子、富山県からは白魚せんべい、愛知県からはういろう、茨城県からは納豆うまい棒、大阪府からは限定ブラックサンダー、北海道からはラングドシャ、静岡県からはお茶キャンディー、岡山県からはマスキングテープなどなどをいただく。
ちなみに地元ワイン、日本酒などのお酒も試飲できたり。

19時過ぎ。全国ロケ地フェアも大入りで一区切り。次はフィルム・コミッション同士のネットワークづくり+製作者も入った「撮影(支援)ネットワークづくり≒懇親会」がスタート。

各地のお菓子やグッズを見ると「古参(定番)」と「新参」の違いがあったりして面白い。
ただ、持ち込んでいるのは各地のフィルム・コミッションだけど、持ち込まれたお菓子には「フィルム・コミッション関係情報」が一つもない。

例えば、FC活動に協賛していただける企業にはパッケージにFCのウェブサイトへアクセスできるQRコードが印刷されていたり、ビックリマンチョコのように菓子袋の中に「ロケ地シール」が入っていて、収集可能だったり・・・。
アイデアはいくつでもある。

「バスカヴィル家の犬」では、フェリー乗り場に売っている土産を独自に作って、後に実際に売るのはどう?とPと話したり(予算の都合で作れなかったけど)。

必ず手に取る買う人がいるお菓子(土産)はPRツールなのだから情報量を多く濃くできる。
全国撮影差入れフェアとか!

スキルアップの目的。


全国ロケ地フェアの翌日は「スキルアップセミナー」。
この先も撮影は無くならないし(逆に増える予想)、するとフィルム・コミッションもこの先、なくならないはず。

でも、時の政権や経済、社会のニーズや可能性の高まりでフィルム・コミッションが担う範囲や深さは広がる&深まる一方(それが良いのか?悪いのか?は正直分からない)。
でも必要とされているなら、応えよう!がジャパンFC理事長という立場。

なので、そのためには【スキルアップ(=知識や技術を高め、ノウハウなどを共有し研鑽するコト)】が必要で、年に数回の研修、講座、セミナーを実施。

とは言え、ジャパンFCに加盟する130のフィルム・コミッションは母体も設立目的も違うので、普遍的なテーマ「海外作品誘致」「撮影支援環境向上」「支援作品活用」に分かれていただき、さらに小グループ化して、計16グループで具体的に検討してもらう。

皆んなが自分の経験などを話すことで、共感や相違による気づきが生まれ、話題は加速していく。性別や年齢、組織や職位、経験などが違っても同じフィルム・コミッションなので話が弾むのが特徴で、そんな雰囲気を束ねるのが私の役目。

計16グループからの発表を要約して模造紙にまとめ、他グループの検討内容を共有し終わったのはいいコトなんだけど、そこへブッこまれた(いや、私がぶっ込んだ)のが、「フィルム・コミッションとして適切な知識や対応を学び合い、現場で反映させているにもかかわらず、制作側の不誠実な対応には辟易する。」という内容。

一所懸命に学んでも、起きてしまう制作側の問題。
泣き寝入りしないためにもフィルム・コミッションのスキルアップは必須。

2025年1月26日日曜日

30年後。


実母、義母、アメリカの母、そしてNYの母という4人の母がいる私(なので父も4人いる)。
ただ、アメリカの母は2020年に亡くなり(涙)、実母も義母も高齢となった。
そして、NYの母も聞けば70代前半となり、NYの父も70代後半になった。

「30年も経てばなぁ、いくつになった?45歳?」と、NYの父。違います(笑)53歳です。
昨年は会えなかったので2年ぶりの再会。でも、お二人ともお変わりなく元気で一安心。

そして会えば30年の時を一気に遡り、当時の話で盛り上がる。私たちを知りたがってくれるお二人。
NYの母と父については会うたびに書いているけど、ホント、単なるアルバイトとオーナーとの関係が30年も続くって奇跡
我々の子ども達とも会ってくれて、そんな我が子も全員が成人を迎えてるって、そりゃ、月日が経つのも驚きますわな・・・という感じ。

ニュースでは知っていたけど、最近のNYは物価も高く、治安も悪くなり、行きたくても行かない方がよい場所になってるかもとNYの母。そして歴代最高齢でトランプ政権(強権)の誕生。

「良い人と会いなさい。」はNYの父の言葉。
そのためには自身も良い人にならないとならず、先日なくなったMAYAMAXXからの言葉を思い出して(確かに人は出会う人によって変わるよな・・・)と思っていると。

NYの母から「場所を西村(フルーツパーラー)に移しましょうよ。」と、美味しい中華からフルーツパーラーへ移動して、頼んだのがプリンアラモード。

4人合わせて252歳!という私たちだったけどペロリと食べて、談笑が続いたある日。
【教訓】人との出会いは大切に。30年も続くなんて当時は微塵も思わなかった。

1,890円。


「もしも事故で突然死んでしまった時、義母や義姉たちがアパートに来るでしょ?その時に汚部屋だったら、(あぁ、こんな所で生活してたんだ・・・)と思われるのはイヤだよ。」と散歩中の妻との会話。

この話の前段には「実家の話」や「子ども達が遺されたモノで困るのは可哀想」など、50歳を過ぎると否が応でも“その時”を考えてしまうもの。

だから断捨離と言うか【モノは増やさない≒ミニマリスト】を死守しているつもり。
出張時には毎回、ブレーカーもガス栓も閉めて行くし、掃除機もかけて、万が一があっても整えてるつもり。

東京宅にて。
読まなくなった本を散歩ついでにブックオフで売ろうと14冊を査定してもらう。
私たちの前には数組いて「買取できない本がありました。お引き取りできない本は処分でいいですか?」と言われていた組もあり(0円査定だったら悲しい・・・)と思いつつ本を手放す。

「(買取額は)いくらになると思う?」と妻。
「1,000円もいったらいいんじゃない?」
「私は1,800円。」と妻。
「刻んでくるね。」
と予測を立てて30分後、カウンターへ行くと・・・。

「お待たせしました。1,890円になります。」と店員。
予想よりも高値で買い取ってくれた以上に査定0円本がなかった!のが嬉しかった私。
自分の予想が当たったことに喜んでいる妻。

ちなみに一番高かったのは「C言語」の本で500円。
一番安かったのは私が海外で買った「レゴフィギュア解説本(付録のフィギュア無)」の60円。
まぁ、60円でも価値は価値。

2025年1月25日土曜日

飯で飯を喰う。


「この弁当、いくらだと思う?」と尋ねられて、周りは「う〜ん、650円?税込700円?」、私は「700円!税込で770円!」と予想を立てると「900円台(税込)」でした。
100人超の発注だったから約100,000円を支払った計算。

「そうか、東京価格だね。」となる。「でも、やっぱり高いよね」と周り。
中身は白ごはん+カリカリ梅干し、ハンバーグ+花型にんじん、春巻き、ポテトフライ、唐揚げ、ミートスパ、何かのコンポート、ポテトサラダ。
ごくフツーに美味しく、モリモリいただきながらの会話。

自分たちの地域ではどんなロケ弁が出せるか?
“金額によって違う”が大前提だけど、仮に850円(税抜)のロケ弁だったら・・・という設定でワイワイ。
「もっと(入ってる)種類が多いかな。漬物、焼き物、煮物とか」
「個人的には唐揚げの代わりに(チキン)照り焼きがいい。」
「米は地元産だよね。」
「温野菜、蒸し料理がいいですね。」
「海近だと魚かな?焼魚、干物、酢漬け、南蛮漬けとか」
「B級グルメを出したコトもあるよ。」←私

と、目の前でハンバーグ、唐揚げを食べながら違うメニューをネタに「飯で飯を喰う」。
世の中には色々な弁当(生姜焼き、親子丼、松花堂弁当など)があるけど、それはそれで美味しい。

なんだけど、“地域性(=ご当地感)”が出ないから、ロケで訪れた撮影隊には(オォ!)がない。
だから「ロケ弁こと、地域と作品をつなぐアイテムだよね。」となると「あ、泉谷さんがロケ弁を語り出した(笑)」となり、ごちそうさま。

食事が喉を通らなかった。


今回泊まったホテルは晴海地区、だから埋立地。
ニーズに合わせてどんどん拡張して、高層マンションや倉庫などが立ち並び、その一角に
「L stay & grow 晴海」という名のホテル。目の前は隅田川。

名前から、オシャレ系?シティ系?と思ったけど意外と年季は経っていたかな。
でも部屋は奥行きがあり、チェーン店の極狭部屋ではなく広かった(と、言うのもツインの部屋の一人使用を案内されたから)。

ツイン部屋だからトイレとバスルームが別々だったけど、トイレに行くつもりが
間違えてバスルームへ行ってしまったり・・・老化現象か思い込みか。

21時過ぎにホテルに着いたので周りの様子や方角が分からなかったけど、朝は燦々と朝日が入ってきて起床。
朝日がビルとビルの合間からあがるタイミングだったのでパチリ、夕日のようなイメージだけど朝日。

で(このホテルはシティ系だ!)と思ったのは朝食会場にて。
勝手なイメージだけど、これまでの朝食会場は朝なので静かなピアノなどのBGMやヒーリング音楽が流れていたと思うけど、シティポップ曲がガンガン流れて「♪真夜中にベルが鳴れば〜Stay with me〜♬」などに、(えっ、朝だよ?)と思ったら可笑しくて、笑いを堪えるのに精一杯で、口に運んだ味が分からなかった(笑)

たかが宿泊だし、特に高級でも洗練でもないけど、楽しむ感度を高めておくと色々と感じることが多くて宿泊記は面白い。
チェックアウトを済ませたら、2km先の会場までウォーキング!

2025年1月24日金曜日

全国ロケ地フェア2025。

愛媛県観光国際課(えひめFC事務局からも参加!)

年に2回(夏と冬)、開催する全国ロケ地フェア(フィルム・コミッションと映画・映像製作者のマッチング機会)。
去年はこんな感じでした。
去年は「こんな所で裏切り飯」の放送直前でした。そして、この後「笑うマトリョーシカ」の撮影相談が入ったのでした。一年前なのに遥か昔のよう・・・。

北海道から沖縄県まで88のフィルム・コミッションが参加して、230名ほどの映画・映像制作関係者が訪れたとのことで昨年と同水準だったにもかかわらず、「なんか今年の方が人が多くないですか?」は、参加者の滞在時間が長かったのかも。
来場される多くが具体的な相談案件を持ってきていて、各地のフィルム・コミッションに熱心に話しかけていたからかもしれない。

写真もそうで、えひめフィルム・コミッションに熱心に話しかけている製作者の様子。
私たちの知らない所で愛媛が話題になってる!っていい。

えひめFCの立場もあれば、ジャパンFCの立場も担っているので、打合せをしたり、声をかけられたり、紹介されたり&紹介していたら、13時開始だったのがもう19時近し!
19時から20時までは全国各地から集まったフィルム・コミッション同士の意見交換を製作者を交えて1時間1本勝負!

ちなみに会場の歌舞伎座タワーマイナビプレイスを運営管理しているのは、高校時代の同級生!と言う奇跡の再会再び。

「マッチングの成果は?」と尋ねられそうだけど、2025年に・・・という感じ。
と言うか、隣県の香川FCに届いていて、愛媛に届いてない販促物があり、宣伝部に「大至急、送ってください!」が先だった件。

選ばれるとは。


女性でも、これだけの量を食べられるんだ!と思った私が注文した「スパイシーチキン&キーマカレー&魯肉飯(ルーローハン)に十五穀米=1,770円」。情報量が多い!


目の前に出てきた時の彩りとボリュームに「おぉ!スゴい」と声を出してしまったほど。

愛媛・松山でも、こんな食事を提供しているお店は多いのかな?


こういうメニューなら撮影隊も喜ぶだろうな・・・と、町田で食べた味に思ったのは、近年は撮影現場で働く女性も増えて、野菜中心のロケ弁を提供したら喜ばれたから。


長女とのランチは待合せしやすい町田に

でも、町田駅のランチ情報に詳しくないのでネット情報を頼りにすると、“THE 映える料理”を全面に出している店があり、評価も良かったので行ってみる。


「モニカ&アドリアーノ」と言うお店は駅近で、1階から3階まであり、我々が通された1階は22席。12時前には既に満席。

店内には女性客しかおらず(=男性客は私だけ)、入店時も「混み合いますので2時間とさせていただきます。」と言われたほど。


なんで魯肉飯?はさておき、美味しくて人気店なのがわかった感じ。

それなりの量と質が両立(≒情報量が多い)のが“映える”の条件と思うので、そのためには「幅×奥行き×高さ」が鍵で、長女が食べたサラダボウルも映えがスゴかった。


「選ばれる」には(どんな些細なことでも)必ず理由があるなーと振り返り。

そんな「選ばれる」理由は一つは当然で、二つ、三つの要因があって、それらが乗算されて四つ目になって・・・と(飲食店に限らない話だな)と食べながらもメモメモ。

2025年1月23日木曜日

あ”〜!残念。


「波動砲で放射能が除去された後の地球再生イメージです。」
「草原に溶岩があるイメージってどうですか?」
「岩のゴツゴツ感がいいですね。そこから芽吹き、再生や希望が感じさせるCGを組み合わせればイケるかもしれません!」
「おぉ!嬉しいです。撮影はいつですか?」
「冬です!」
「あ”〜!冬は通行止めなんです・・・。」
「あ”〜!残念・・・。」

「(この辺りに)セットを建てられますか?」
「はい、条件がありますが建てられます!」
「いい所ですね!」
「ここから面河渓谷で激流をくだり逃げる・・・感じですか?」
「いいですね!でも・・・」
「でも?」
「撮影隊の車両が30台以上も行き来するとなると、1本道では渋滞や他の車が通れませんよね?」
「えぇ、言われてみるとそうですね。」
「撮影は難しいですね。」
「あ”〜!残念・・・。」

「車が山道を疾走する撮影ですか?」
「林道や未舗装の道をガンガン走る感じです。絵コンテを送ります!」
「絵コンテ見ました!イメージ通りの場所あるんですが・・・撮影はいつですか?」
「3月予定です。」
「おぉ〜!3月31日まで通行止めなんです。雪が無かったらスキー場もキャンプ場も走れます!」
「愛媛って雪降るんですか?」
「えぇ、愛媛の山間部は雪がしっかり降ります積もります。スキー場は3つありますから。」
「えっ!四国なのに(スキー場)!」
「あ”〜!残念・・・。」

ポッドキャスト収録。

なまじサン。

エールラボえひめで収録&発信しているポッドキャストも5回済ませて6回目の収録。
今回は「なまじ」こと、桑原真由美さんに登場していただく。

彼女とは不思議なご縁で、最初はエールラボえひめ主催のセミナー参加者だったようで、その後、エールラボえひめへの問い合わせで、オンラインでお会いしたら共通の友人(彼女にとっては学友)がいてビックリ。

彼女が中学教諭の職を辞めてまでしたい「10代の居場所/ユースセンター」は、ココ大付属学園とも相性がいいので、研修としてインターン参加もしてくれて、4月からはスタッフ参加予定。

自身も「こども真ん中ワークショップ」という、子供が先生となり、子ども達に教えるプログラムを企画運営中。ここまでトントン拍子で進んでいる様子。

これは「なまじ」の想いに共感と理解が得られているからだけど、今後も続けるには収益性が欠かせない。
そして、この居場所を持続させるに必要なお金を得るのは簡単ではない。

その理由は「利用者(ターゲット)である子どもは、お金(参加費)を持っていないので、保護者が実質的なターゲットになる」から。

すると資金調達は「三分の計」と言う感じか。
「参加費(事業収入)33%+助成金/補助金33%+自己資金(寄付)33%+@」で上手に回せればいいのは、NPO自体の資金調達も同じ。

理屈では完璧に分かるけど、実際はまだまだで、ココ大付属学園も途上という感じ。

2025年1月22日水曜日

撮影に備えて。


明日(1/23)開催の「全国ロケ地フェア2025(主催:JFC)」を前に「愛媛県ロケハンガイド」が完成して、えひめFCサイトへのアップが完了。
ちなみに、えひめFCサイトには学長日記では書いていない情報も掲載してます。

このロケハンガイドは過去にも作成したことがあり、今回は数年ぶりに内容を精査したアップデート版と言う感じ。


フィルム・コミッションはロケ候補地情報だけを提供しているように見られるけど、撮影が決まると、「道後使用許可申請情報」「ロケ地先の自治体情報」「宿泊先情報」「移動&交通情報」「工務店情報」「ロケ弁情報」「メディア媒体情報」なども尋ねられるので、把握しておかないといけない。

今回のアップデートに合わせて外した情報(一部)は「24時間営業のガソリンスタンド」「夜遅くまで営業のホームセンター」「(エキストラ出演に協力してくれる)劇団」「(配達可能な)飲食店」など。

これらは昨今の経済事情などで閉店、開店、変更、解散、旗揚げなどが目まぐるしく、これらの情報は都度、紹介することにしました。

で(なんで印刷物なの?今はオンラインでしょ?)と思う人もいると思うけど、“あえて”印刷したのは、このロケハンガイドを最も利用する制作部は常にスマホ、タブレットを操作していて、ロケハンガイドも画面で見せると他の情報が見えない・・・。

ということで、印刷版ならば画面に表示させなくても電源不要な
アナログ版の方が役に立つという配慮。
かつ、愛媛ロケ中は常備して欲しいのでポケットサイズにしたのも利便性の証。

活用していただけますように!


助成金申請は。


無料だった某団体主催の助成金獲得セミナーを受講した感想は「助成金などの申請は(やはり)テクニック」と思った件。

テクニックとは
・これまでの成果を言語化する技術
細分化する技術
相手目線に変換する技術
申請書用に書き上げる技術など。

これにプレゼンがある場合は
構成する技術
発表の方法技術
時間を扱う技術
審査員に質問させる技術などが加わる。

一言で言えば「編集技術力/セルフプロデュース力」と言えるかも。
技術だから型やセオリー、ポイントなどがあり、抑えられるか否かで採択率は変わる。

セミナーでは「実績を雪だるま式に大きくしよう。」と言っていたけど、その通り。
最初は10万円など少額から初めて、そこで得た実績を元に100万円、更に1,000万円と実績と成果を転がして大きくすることで、助成先から(この団体&活動は社会的にも必要で信頼できる実績がある)と思われること大切。

あとは「組み合わせ」と「タイミング」も大事。
組み合わせとは公益事業の資金調達の手段には「寄付、会費、自主、助成/補助、委託」の5種類があるけど、「資金調達したい金額×手段の種類(寄付、会費、自主、助成/補助、委託)」が合致すればいいけど、ミスマッチを見かける時あり。

「タイミング」とは今なの?ということ。
資金調達をするにはそれなりの準備が必要で思いつきでは採択率は低い。そのために技術が必要なんだけど。

「エールラボえひめ」「IYO夢みらい館」でも同じことを伝えているけど、資金調達って1回で終わる話ではないから、教え続けないといけない。

2025年1月21日火曜日

額装して!

墨で描いてくれたインチキ先生似顔絵!

この才能を、どう見守り、育み続けられるか?
ライフプランセミナーの最後は、自分の未来予想を考え「自分への宣言」として書くもの。
そのために、篠原一作さんをお招きして、一作さんに描いてもらうことも自分で書くこともできる用意が整えられる。

一作さんが準備していると、白石さんのお子さん達が描きたい!となり、セミナーの傍で絵を描き始める。お兄ちゃんも妹ちゃんも墨で描き始める。でも、墨なので黒一色。
そこへ一作さん、水彩絵の具やアクリル絵の具ではない「顔料」絵の具で描かせてあげる。

すると、それまで墨一色だった作品がカラーになり、顔料だから発色もよく鮮やかになる。
お兄ちゃんの作品はステンドグラスのような作品になり、褒めてくれてたら「似顔絵」を描きてくれた。だから「ねぇ、インチキ先生って書いてくれる?」と伝えて、笑いながら描いてくれたのがこの作品。

妹ちゃんは色々な色で筆を思いのままに走らせ、カンディンスキーのような抽象画をもっと走らせた作品が誕生する。

「○#△$⬜︎%◇&☆」と聞き取れなかったので、聞き直すと「次、描きたい。」と新たな紙を用意して欲しいと、画伯と呼んでいたから仲間と思ってくれたのか妹ちゃんの助手でした(笑)

純粋に「したい」、気の向くままに「描きたい」という無垢な思いをどう育めるか?
親なら誰でもがずっと育みたいと思うけど、簡単ではないのは3人の子育てを通した感想。

親の思いと子供の思いは全く違うし、子供が“その道”に進みたいと思っても本人の努力、世間体や財政などの事情もあるから簡単ではない。
だから「作品だから額装して!」と助言するのが精一杯だった件。

エールを送り続け。


月に一度のFM愛媛での収録。
(あれ、FM愛媛って、こんな外観だっけ?)と知ってたつもりだったけど、よく見たら大きな丸窓と船にありそうな丸窓なのね。
そして和田ラジオさんのポスター。「しまのわ分校」では、イラストをたくさん描いていただきました。

今回の収録は伊予市双海町にある三島神社を、ARを用いてより魅力的に発信しようというプロジェクト。
三島神社には神主さんが常駐していないので、参拝客、観光客に案内や説明が不十分という切実な事情が・・・。

そんな三島神社をロケハンをしたことがあり、297段もの階段をあがった所に本殿がある。
でも、その途中には頭上に線路があり、タイミングよく電車(1時間に2本、一両編成)が通る瞬間は画になるし映える。

今回の収録は一発録りのノー編集で最短15分で完成(これは収録と同時に即編集がスゴいシマズDのおかげ。)

予定より早く終わったので、残り時間で3月までの放送内容について意見交換。
FM愛媛で収録している「エールラボえひめ」は、次回が1/31放送。
2月は2/28放送、3月は3/28放送。「2月は通常放送だけど3月は振り返り回だね!」とゴールが見えた!

そして、挑戦する人たちに立ちはだかるのは「(やっぱり)仲間と金が多い」と話題は移る。
「仲間が欲しいと思ったら、先ずは自分が誰かの仲間になるべき」は、ずっと伝えていること。

お金に関しては「助成金、補助金、委託金を積極的に活用するべき!」と(話した相手は分かっていた人たちだけど)力説。
さて、残り2ヶ月でどこまでエールを送れるか。

2025年1月20日月曜日

出会いは大切に。


アイクコーポレーションでライフプランセミナー。
講師は白石華子さん、2回目の登場は白石さんがお勤めの自社にて。自分が働く会社で講師を務めてライフプランを紹介しあえる職場&働き方って、隣席や同僚について知らない間柄も多いと思うので、いいね!となる。

パート社員から正社員になったり、正社員からパート社員になったり、ライフプラン&ライフイベントで柔軟に働いている皆さん。
白石さん自身も子育て真っ最中で時短勤務をしているとのこと。

そんな現在から、これからの人生を描いたのだけど、20代、30代は“これから”と言っても20年後、30年後もまだ働き盛りだから実益を兼ねたリアルな内容だったけど、40代前後は人生も後半。趣味や推し活などが爆発していて笑わせてくれる。

そんな話題でワイワイしてると「私、泉谷さんに会ったことがあるんです。一緒の場にいたんです。」と、参加者から突然言われて「えぇっ!」と驚く。

聞けば20年ほど前、NPOのサポセン主催で行ったプレゼン大会に「フィルム・コミッションで愛媛を活性させる!」というプレゼンをした際に、インターンシップ生として関わり、私の印象が強かったようで覚えていてくださり、約20年ぶりの再会を果たす。
今はお子様のいるお母様。

ちなみに、その時のプレゼンでは優勝して賞金を得て、仲間と焼肉屋で祝勝会を開き、全額(5万円だったかな?)使い果たしたのまで思い出す。

「白石さん以外、全員初めましてですね。よろしくお願いします!」と冒頭に言ってた件。