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2024年9月16日月曜日

みんな大好き白石さん。


ソフトタイムでの三津浜焼きで満腹感を得て、港山城跡+三嶋神社+三津の渡船で好奇心が満たされ、鈴木邸の中庭剪定ボランティアのお礼におはぎを食べて達成感を味わい、既に「やり切った感でいっぱい」だったけど、やっとライフプランセミナー開始!

ゲスト講師は白石華子さん。知る人ぞ知る方で7人の子宝に恵まれ、旦那さんは県外に単身赴任中なので成人したお子様もいるけれども、末っ子はまだ3歳というワンオペで子育て真っ最中の白石さん。
参加者も白石さんということで、(色々と聞きたいっー!)と言うオーラで覆われた旧鈴木邸。

「特に大家族を意識したつもりはなく、ごく自然に7人になった。」「子供に良かれと思う先回りはしない。」「自分の時間も確保している。」「何事も“死なない程度に”ほどほどに」など、参加者が想像していた回答の斜め上(≒達観)をいく白石さんに興味関心が増す参加者。

「自分時間確保に昼食時間に10分かけてチョコザップへ行き、20分運動して、10分で戻り、昼食は20分=60分」などの白石流時間の使い方を聞き、(そんなコト、本当にできるんだ・・・)とムムッーとなる参加者。

すっかり白石さんの暮らし方、子育て方針、生き方に魅了された参加者。
予定を一部変えてしまったけど、参加者の満足度はとても高かったと思う。

終了後も立ち話が続き「で、どちら様ですか?」的な雰囲気で私に気づく参加者。
そうだよね、実は私の自己紹介は一切しなかったし、最後に総評だけしたから怪しく思われも仕方がなかった件。

「泉谷さんは、お守り的な存在(≒居るだけでワークショップは安心)です。」と言われてしまった。

2024年9月15日日曜日

きなこおはぎ。


この「きなこおはぎ(黒糖を使っているから甘さにコクがあった)」をいただけたのは、ボランティアをしたお礼だから。

三津の渡船を降りて徒歩3分、旧鈴木邸に到着。
旧鈴木邸の主人、岡崎さんとは15年ほど前に、当時、私たちが行っていた「道後いっぺんさん」という手づくり市へ来てくれてからの縁。

今では、この旧鈴木邸を買取り!自邸として暮らしながら喫茶を営み、古き良き建物、文化などを伝えていて「お互いに長いね・・・。」となる。

ライフプランセミナーの前に集まった理由は、鈴木邸(旧鈴木邸から徒歩2分)の中庭が草ボーボーということで、剪定ボランティア活動をするため。

岡崎さん、私、ライフプランセミナーを愛媛県から受託したIRC(いよぎん地域経済研究センター)の岡本さん、ゲスト講師の白石さんら7名で約1時間、剪定バサミなどを使い、ひたすら草むしり。

ダンゴムシやアリ、クモ、名前も分からない虫たちを驚かせながら草ボーボーだった中庭を整備。スッキリしたものの、一生懸命だったので汗ビッショリ、もはやHPはゼロ。クタクタになる。まだ、ライフプランセミナーは始まってないのに・・・。

そこへHP回復のポーションとして登場したのが岡崎さんお手製&特製の「おはぎ」。
つぶあんで覆われたおはぎ、きなこおはぎの2種類があり、手元に届いたのがきなこおはぎ。

参加者いわく、「ココのおはぎ(岡崎さんのてづくり)の味が忘れられなくて参加したんです。」と言わしめるほどの美味しさで、聞けば岡崎さん自身が食べて美味しい!と思ったおはぎを作っていたお婆さん直伝とのこと。

一服というか休憩と言うか満足&安堵したけど、まだライフプランセミナー前。持つか私?

無料のアトラクション!


三津浜焼きに満たされて、「三津の渡し(松山市道という渡船。約80mの距離を結び、年中無休&無料で乗れて年間4万人が利用)」へ向かう途中に「港山城跡(建武年間/1334-1336に河野通盛が湯築城を築いた時に海の守りとして築城した)」という看板を見つけたので、上がってみる。
城跡だから何もなかったけど、港町の様子がいい眺めだったのでロケハン用に写真に納める。

そして渡船乗り場が見えたけど、以前に長男くんが松山滞在中に絵を描きに訪れ、住職に声をかけてもらったという「三嶋神社」へお礼を兼ねてお参り。
階段をあがりお賽銭を入れて振り返ると、ここからも港町らしい眺めが良くて写真に納める。

既にここまで30分程度の散歩(自主ロケハン)で汗だく。
ちなみに、ソフトタイムから渡船乗り場までは約180mの距離。普通に歩けば3分程度で歩ける。

渡船乗り場にたどり着く。
すると、80m向こうの対岸に停泊していた渡船が私に気づき、ボッ!ボッ!とエンジン音を立てながら、ゆっくり旋回してこっちにやってきた!
特に何のサインも送ってないのに自動的に船が迎えに来るって、旅行者には魅力と感じるコンテンツかもしれない。

そして乗船。わずか3分ほどで対岸に着くけど、ジャングルクルーズ(ジャングルではないけど)のように手を伸ばせば水面に触れられる近さは無料のアトラクション!

ほんと、あっという間に対岸に到着したけど、ここまでで達成感&満足感その2。
でも、目的のライフプランセミナーにまだ辿り着いていないのだった。

2024年9月14日土曜日

今回も美味しかった件。


「人違いだったらゴメンなさい!前に〇〇〇さんと食べに来られませんでしたか?」
「えっ!はい、そうです。〇〇〇さんと食べにきました。」
「ブログを拝見しましたよ。」
「えっ!」
お皿のコト、書いてくださいましたよね。あのお皿はコーラの景品ではなくて、ラスベガス(記憶が違ってたらゴメンなさい)で買ったんですよ。」
「あっーーー!はい。」
「三津浜焼きは、あのお皿で出してるんです。」
「そうなんですか!今日も美味しかったですよ。がんばっていきまっしょいのポスター掲示もありがとうございます。盛り上がりそうですね!」
「ありがとうございます!またのお越しを!」
と、送り出してくれたのは、ソフトタイムの店主。

遡るコト今年2月、閉店間際に訪れたことを覚えてくださっていて嬉しいやら恥ずかしいやら。

三津浜でのライフプランセミナーの前に空腹で立ち寄ったソフトタイム。昼時を過ぎていたのに客は私以外に3人、テイクアウトが1人と人気。

出てきた「三津浜焼き」には、マヨネーズがドンッ!と付いてきて、ソース&七味唐辛子と混ぜていただき、しっかり味を堪能。
食べ終わった後は、皿の中央にあるトランプのK(キング)を確認して、清算しようとしたら、冒頭のように声をかけられる。

満足して、三津浜焼きを食べることが目的と勘違いしそうになり、ミッション終了!な感じだったけど、これからライフプランセミナーなのだった。

情報量が多い味。


ハルシャコーヒーから提供してもらった「スペシャルコーヒー」と「マフィン」。
スペシャルコーヒーはネルドリップ方式、ペルー産のコーヒー豆、Washed、中深煎り。
これを”そのまんま”紹介しても(ふ〜ん、ペルー産のコーヒー豆なのね・・・)程度で終わってしまう人が多いと思う。

私も“違いのわかる人”ではない。そもそも、今回もスペシャルコーヒーが飲めなかった!ファシリテーターの定めなのか(涙)

話を戻す。だから印象付けるために篠﨑さんは【月明かりの湖】という名前を提供したコーヒーにつけてくれた。

すると「【月明かりの湖】ってなに?」「コーヒー豆の名称?」など話題になる。
「ペルーのコーヒー豆と言っても分かりにくいですからね、味や香りからのイメージで付けました。」とのこと。
とても素敵で、それぞれ情景を思い浮かべながら飲んだと思う。

そしてマフィンは「有機スパイス(スパイス名忘れた)と紅茶の米粉マフィン。甘味は白砂糖不使用、自家製甘酒(鬼北米+地蔵味噌の白麹)+デーツパウダー。米粉は佐渡産の減農薬」と、マフィン一個の情報量がメチャ多い。もちろんヴィーガン。

研究に余念がなく「なんで、佐渡産の米粉なの?」と尋ねると「色々と試したら最もピン!ときた」とのことで、「じゃあ、もしかして?」「はい、Amazonで見つけました。」と、笑いながら篠﨑さん。

もう、地方だからといって“こだわれない”理由はなく、ポツンとひっそりとお店を営んでいるけど、ユニークな店主と味はあるもんだ!という話。

2024年9月13日金曜日

7%。


平日、午後6時30分、仕事帰りに一杯飲んでから帰ることもできたし、残業することもできたし、直帰して家でくつろぐこともできたし、夕飯の準備で忙しい時間帯だったかもしれない。
なのに、わざわざワークショップに参加してくださった方たち。

20代から70代まで、老若男女とはこのこと。自分の時間を割いてまで参加する目的や意義は何か?と想像すると「地域(鬼北町/近永)を放っておけない」からと、地域に“無関心ではない人たち”

地域づくりにおいて、最大の課題は「無関心」と、現在も続いている愛媛県研修所での研修や大学生たちにも伝えていて、鬼北町の生産年齢人口は4,280人(2020国税調査/鬼北町の人口は8914人,2024年8月現在)だからで30名の参加は7%程度だけど(この場だけで7%ってスゴいかも!?)とも言えるかも。

色々な思惑があっての参加。
東京からインターンできていた大学生、地域に根付いている金融機関、鬼北町にサテライトオフィスを構えている東京のデザイン会社社員、SNSの告知で面白そう!と初参加の人、にぎわい塾の常連、にぎわい塾を経て創業した人、地域のにぎわいに貢献したい役場の職員など、地域を1mmでも動かしたいと思う人であれば誰でもOKと思う。

ほんと、ワークショップって参加者が雰囲気を作るから、この記念写真だけでも当日の様子を察することができる。
仲間に入れてもらい大感謝!

アイデアノック。


とにかくアイデアノックは質よりも量。圧倒的な量で目的を果たす。
だから躊躇してはならず、思いつくままに「付箋紙へ一個(これが条件)」を書いては次、書いては次と量産するのがポイント。

アイデアノックを受ける側は、これまでの経験からアイデアを考えても「〇〇〇だから難しい。」「〇〇〇だからできない。」「〇〇〇は時間がかかる。」など、直ぐに現実的な思考で遮ってしまうけど、アイデアノックをする方は、そんなコト、知ったこっちゃないからカキーン!カキーン!とひたすらアイデアをノック(出す)。

15分程度で、一人3-4種類は出せたので80種類程度のアイデアが出る。
アイデアをノックした方は、集中した心地よい疲労感。受けた側はアイデアの量に感激する。

「色々な味のタルト詰め合わせ」「店舗をガラス張りにする」「一升タルトで1歳の無病息災を願う」「餡を鬼北町だから“鬼”のシルエットにする」「世界一長いタルトで世界新記録」「東京で言うタルトとのコラボで“スーパータルトたると」「おかず系タルト」「餡の形をハートにしてクリスマス&バレンタイン用にする」「タルトで誕生日ケーキ」など、ユニークなアイデアが出る。
個人的には餡の形を“の”から鬼のシルエット、ハート型はとても良いと思う。

終了後、今回のコーヒー&スイーツを担当してくれたハルシャコーヒーの篠﨑さん「私もアイデアノックしてほしい!」と懇願(笑)。

こうして、地域の魅力を皆んなで考える&応援するって楽しいし、いいよね!となる。

2024年9月12日木曜日

効果の演出。

発売元:TBS/TBS グロウディア 販売元:TCエンタテインメント


映画やドラマの撮影があると3回の地域(愛媛)への効果が期待できると伝えている。

(1)撮影時
撮影時は50人-100人規模の撮影隊が県外からやってきて、20日間滞在し、その間の宿泊や食事(ロケ弁など)、レンタル、趣向品の購入などをすると計算すると「50人×20日間×1万円/日=1000万円」。この特徴は「公開前/放送前」という点。既に地域に直接的経済効果を与えている。作品の規模にもよるけど、2000万-3000万円の効果が多い。

(2)公開前/放送前
いわゆる”番宣”という所で、FCなら素材と呼ぶメインビジュアルのほか、ロケ地での撮影写真を預かったり。また、キャストであれば作品紹介時にロケ地の思い出としてOFFでの愛媛での過ごし方、愛媛の印象などを発信してくれる。「離婚しようよ」での仲里依紗さんによるSNSでの発信は大きな反響だった。

(3)公開後/放送語
放送から半年程度遅れてのBlu-rayやDVDでの販売やレンタル。ここでのポイントは直接的経済効果でもキャスト発信によるPRとも違い「活字」と言う点。特典などでブックレットが入る場合も多く、そこに「ロケ地:愛媛県」「撮影支援:えひめフィルム・コミッション」などのクジレットが印字されることによって、永遠に残ることになる。

単に撮影支援の機会だけ支援・協力するではなく、その後までキッチリ、地域への効果を演出できるかはFCの腕の見せ所。
直接的経済効果、間接的経済効果の醍醐味は作品の面白さとはまた違う。

と、いうことで「離婚しようよ」のBlu-ray&DVDの発売が12月25日に決定

フィルム・コミッションのDX化。


妄想です。もしも、私がプロデューサーや制作担当者だったら。
スマホやタブレットから「えひめフィルム・コミッション」のアプリを起動して、まずはロケ地探し。JLDBなどへアクセスして学校や海岸、駅、道路での撮影を決めたとする。

そのまま、学校、海岸、駅、道路の撮影使用許可を取りたく、撮影支援依頼書フォームに使用予定日時、撮影者人数、撮影プランなどを入力して「送信」すると、送信先はえひめフィルム・コミッションを介して、学校なら該当校と教育委員会、海岸なら該当市町などの港湾課や関係課、駅なら鉄道会社、道路なら所轄の警察署へ撮影プランなどを記した書類も含めた撮影支援依頼メールが一斉に届く。

FCが発達しているアメリカなどは、FCが直接、許諾申請を出せるけど日本では越権行為になるのでできず。

なので各送信先から返信を待つのだけど、依頼先の足並みが揃わないのは想定済み。
だから「継続協議」という段階でも“条件付き”で話を進められるようにする。

特に公共施設で撮影したい場合は、仮押さえなどもできて効果を発揮すると思ったり。

他にも「とにかく、レスを早く!」が海外製作者の願いなので、英語であろうがフランス語、スペイン語、韓国語、中国語などどんな言語の撮影相談メールでもAIが日本語で要約してくれる機能。

返信する際も日本語で書くけど、相手に合わせた言語にAIが文章と希望画像などをJLDBや手持ちフォルダから選び添付して送信できる。

撮影増が確実視される中で、撮影支援のDX化を妄想。できたら全国に普及させたいよなー。

2024年9月11日水曜日

聖地巡礼本になってた。


諸説あるけど、「聖地巡礼」という言葉は、アニメ作品から生まれた言葉で、ファンが訪れる様子を俗語で表したとのこと。
2005年には「聖地巡礼」という言葉をタイトルにした書籍も発行されてた。

「オフ会」とも似てるけど、オフ会はファンが集まる機会のこと。
「聖地巡礼」はファンなどが追体験などの目的で訪れること。
「フィルム・ツーリズム」とか「ロケーション・ツーリズム」も同意語。昔からあったけどカテゴリーとして市民権を得て、日本を含む世界中で起こってる。

その背景にはデジカメの普及、SNSでの発信による認知度向上、リアリズムを描く作品が増えたことなど。
そこへ「アニメツーリズム協会」が誕生して聖地を定め、観光地化へ一気に進んで今に至っているとのこと。

今ではAR(拡張現実)とかVR(仮想現実)などの領域にも入り、今後のさらなる発展は確実視されている。

ちなみにジャパンFCはアニメツーリズム協会の聖地制定に協力(場所の立候補など)している。そうだ!「がんばっていきまっしょい(アニメ版)」で立候補しようかしら。

で、ここにきて界隈で盛り上がっている「坂の上の雲」の再放送。
2009年に出た「坂の上の雲の松山を歩く(愛媛新聞社発行/2009)」は、まさに「坂の上の雲」の聖地巡礼本で43カ所も掲載されてた!

当時は撮影資料として購入し、質問などが来た時の辞書代わりだったけど、時を経ると聖地巡礼本になってた。

再放送の影響から愛媛/松山に訪れる人は必ずいるから、フォローできたらいいんだけど・・・。

色々と思い出すし、考えさせらる日。

通ったイーストビレッジのウクライナ料理の「ベセルカ」

9/11。1/1(能登半島
大震災)、1/17(阪神淡路大震災)、3/11(東大震災)、8/6(広島市に原爆投下)、8/9(長崎市に原爆投下)、8/15(終戦記念日)と、考えさせられる日は増えるばかり。3年前にも振り返ってた。

これに南海トラフ大地震、ロシア・ウクライナ戦争、パエスチナ・イスラエル戦争なども考えると、同じ地球で起きていると思えないし、世界の平均気温が上昇したり、氷河が消えたりなどのニュースも加わると、ヤバいよね・・・と思うも、個人ができることは少ない。

私なんて、20年後には天国 or 地獄に行ってるかもしれないけど、子ども達世代は50年とか60年先まで生きると考えると好転するんだろうか?
末っ子くんが祖母に「自分のやりたりコトは50年後に形になる」などを言ってたそうだけど、未来は今の情勢とは全く違っているのは間違いない。

「いつかは来ない。だから、後悔しないように・・・」と周りに言いふらしていたら、感化されたスタッフが「その通りですよね!行ってきます!」とスタッフ同士でエジプト旅行へ行くらしい。
「お金の問題とかあるけど、どうにかなる!なりますよね!」と超ポジティブ思考なスタッフ。

あぁ、そんなスタッフに、こちらが感化されたのか、ニューヨークへ行きたくなってしまう。
自分の人生でニューヨークは妻と出会った場所だし、多感な青春時代を過ごした場所だから外せないのだ。

いつか行く・・・と思ってたら、行けなくなってしまうんだろうな。
9.11。色々と思い出すし、考えさせらる日。

2024年9月10日火曜日

次は!


共同テレビ/TBS「笑うマトリョーシカ」が放送終了。清家が内閣総理大臣になってた!
それが良いか悪いかの判断は個々の価値観などに委ねられていたけど、(で、総理大臣になった清家は今後、どう日本を導くの?)という疑問は視聴者としてごくフツーな感覚なので、その後・・・なんて続編があってもおかしくない物語と思ったのは私だけか。

そして、「笑うマトリョーシカ」の放送終了から2日後、今度はNHK総合で「坂の上の雲」の再放送が始まる。放送局は互いに違うけれど、愛媛県にとってはいい流れ。

それに伴い、愛媛県のロケ地マップを更新。
そして遂に愛南町にピンを立てることができて感無量。
それもバラエティではなくドラマで(ピンを立てている作品は映画、ドラマ、コマーシャルのみでバラエティでのロケ場所にはピンを立てていない。)

他のロケ地情報も合わせて更新すると130カ所以上にピンが立ち、一先ず愛媛の端(愛南町)から端(四国中央市)まで撮影したぞ!と満足感を得る。

ただ、逆にピンがないことで目立ってしまったのは伊方町。
伊方町は四国最西端とも言え、日本一細長い佐田岬半島がありながら、まだ映画、ドラマの撮影はない。

先日まで「佐田岬ワンダービューコンペティション」に携わっていながら、作品を誘致できていない・・・。

日本一細長いを活かして、自転車作品なのか?それとも大分県と近いから連携作品なのか?戦争遺跡もある。伊方町を推してみる!

お願い力。


事業を始める時、「最初は一人で小さく。」はその通りで、理由は最初から大風呂敷を広げても一人でできることは限られているから。要するに最初は全てワンオペなのだ。

かと言って、ずっとワンオペで小さく事業を続けても(このままでもいいのかな?)など先行き不透明、不明瞭な意識が悶々と湧くのも分かる。
でも悩んでも答えは出ず、ワンオペの忙しさに今日も飲み込まれてしまう。

特に「言い出しっぺ事業(≒自分がやりたいコト)」は、成果を出すまで周りからの理解や協力は得にくく、孤軍奮闘になりがち。
更に「自分に負けたくない、自分からお願いはできない(≒敗北)」のような“ヘンテコな意識”もあったりするから厄介。

周りから声をかけてもらった方が楽だけど、「いったい、いつになったら声をかけてもらえるの?」と尋ねたい。そんな不確実で一方的な期待をするより、自分かできるコトがあるんじゃないの?がアドバイス。

それは「お願い(相談)すること」。
お願いや相談をされて嫌な気分になる人はいないと思うから、先ずは連絡。

一人でできることは限られているから仲間を求めたり、助言を求めたり、依頼をお願いしたり、色々とできるのがお願い(相談)。

「お願い力」とでも言おうか、フィルム・コミッションは「お願い」しか相手にしないのだから、躊躇したってしょうがない。
だから、そのお願いが相手にとってワクワクできるものだったら協力や理解の確度は上がると思う。

一人でやってきた自負もあるかもしれないけど、これまでの方針を変えることは恥でも負けでもなく、変革を恐れて求めないコトが恥であったり負けであったりするということ。

2024年9月9日月曜日

フィルム・コミッション冥利。


昨晩から「スペシャルドラマ坂の上の雲」が放送され、3月まで全26回の放送が予定されているとのこと。これほど大掛かりな撮影は今後も現れないと思う。

初回放送は2009年11月29日だったのか・・・。松山での撮影は2008年だったと記憶。
でも2007年には既に時代考証やロケハンなどが始まり、えひめフィルム・コミッションではあったものの、愛媛県庁から松山市役所へ転職したのは「坂の上の雲」も大きな要因だったと振り返り。

現代の愛媛で明治・大正時代のロケ地を探すのが本当に大変だったなかで、内子町石畳地区の屋根付き橋での撮影は第三部まで登場したし、松山城でも若かりし真之のヤンチャぶりの撮影をどう撮影したらいいか?悩んだし、七五三ケ浦海岸で小舟と撮影船を出しながらの撮影など、長期撮影お疲れ様でしたという感じ。

最終回は二の丸史跡庭園前で撮影があり、街中を行き交うエキストラを集めなければならず「子供が必要でして、それも丸坊主にしてもいい子っていますか?」と言われて、他の子を丸刈りにはできず、我が子に相談。

当日、メイクさんによって丸坊主にされた我が子(長男くん、次男くん)の記念撮影がこの画像。

この後、鼻穴に“鼻水”という設定で水飴を塗られ、小坊主として鼻をペロペロしながら馬に乗って北高校へ出勤する好古さんの所へ駆けて行くというシーンは、シッカリと映ってた(笑)。

初回放送から15年が経ち、改めて見直すとまた新しい気づきなどがあるんだろうな。
こういうタイミングにフィルム・コミッションとして携われたこと、時が経つほどジワリと沁みる。

おいしかった授業。


昨年、市民先生養成講座を受講した白形典子さん。
「自分が先生なんて!」と受講時は言っていたけど、よく聞けば「安心安全な食を家庭に提供したい。」という願いがあり、企画した授業が「体に優しい無添加万能タレづくり」。

そして、学んだことの実践として模擬授業を2023年12月に実施すると、参加者から大好評で、授業の終わりに「このタレは保存ができるので、また授業ができたら食べ比べしたいですね!」となり、2024年9月7日に「続・体に優しい万能タレづくり」。その機会がやってきた!

ニンニク、ショウガ、リンゴ、ナシの他に野菜、肉、そして調味料など材料を全て揃えていただき、可能な限り添加物がない品、新物が並ぶ。
ポイントは「旬」とのことでニンニク、ショウガ、リンゴ、ナシは新物が欠かせないとのこと。

万能タレづくりは「切って、混ぜて、煮る」で終わり。一つ一つの材料は知ってるし、味も分かっているのに混ぜて煮ると、アラ不思議!という味になるから、分量って大切!と実感。

試食の献立は野菜炒め&焼き肉。そこへ、昨年12月につくった万能タレと今回の万能タレの味比べに鶏肉を炒めて添える。
写真左側の色味が濃いタレが昨年版、右側が今年版、色味が左側に比べて薄い。味も「まろやか〜!」という意見が多かった。

あっ!五合炊いたお米は、もちろん平岡米(このために一升を確保してた)。

「この授業、来年も続けてほしい!」となり、一年後!?と思ったけど、やはり新物の時期に合わせると秋開催がベストで「来年はもう少し時間をとって、作って食べて持って帰りましょう!」となり、白形さん、参加者同士で連絡先の交換がされて、700回目の授業はこれまで以上に濃くおいしく終了!

2024年9月8日日曜日

次は701回目の授業。


2011年6月4日にココ大は開校して当日に第一回目の授業を実施。
一時期はスタッフを5名抱えて年間100回以上の授業をしたことも。
その後もコツコツと授業を重ねて昨日の「続・体に優しい万能タレづくり」が700回目の授業となる。

実はウェブサイトで授業をクリックするとURLの最後に表示される数字は授業回数。
13年と3ヶ月で700回ということは、年間53-54回ほど授業をした計算(コロナ以降は年間10回ほど)。

こんなにも長く&多く続けられたのは、偏に多くの方が「面白がって」くれたから。
授業を受け持ってくださった市民先生は300名を超えているし、授業を受けたいと登録した市民学生は2,000人を超えている。

のべ参加者数が30,000人を超えているのは、少数(数人)から多数(200人程度)まで様々な授業を行なってきたから。
振り返ると海、山、島、里、川、町、畑などでホント、色々な授業を思い出し、お世話になった方々や参加してくださった方々の顔が浮かぶ。大感謝!

授業企画の源泉は、市民や企業、団体などが持つ「知識や経験、技術」の豊富さ。
市民先生になってくださった方々の多くは、教えた経験がなく、また「私なんて何の取り柄も・・・」と尻込みする人が多かったけど、伝え方を会得することで「教えながら学べる」ことを知るのだから、まさに「誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパス」の体現。

ともあれ、700回が終わったことで次は701回目の授業企画。
次は10月に「晩秋に本とスパークリングワイン」の予定!

ピカソの30秒。


色々なバージョン(市場バージョン、カフェバージョンなど)があるけど「ピカソの30秒」の小話は有名。

ピカソが市場を歩いていると、ある婦人に呼び止められた。彼女はピカソの大ファンで、絵を描いて欲しいという。

快諾したピカソは、サラサラと絵を描き上げた。婦人は喜び、いくらで絵を譲ってもらえるか尋ねると、ピカソはこう言った。

「100万ドルです。」

婦人は驚き、高すぎると言った。たった30秒で描いた絵が、どうして100万ドルもするのか尋ねた。するとピカソはこう答えた。

「いいえ、30秒ではありません。私は、これまでに30年もの研鑽を積んできました。だから、この絵を描くのにかかった時間は、30年と30秒なのです。」

を思い出させる出来事が3つ。
(1)「講座+ワークショップをしてほしい。」と言う依頼。だけど謝金はなく、交通費+宿泊費の実費のみ。
丁重にお断りしたのは、資料づくりなどの準備に対して
考慮が全くされてなかったから。


(2)「ぜひ!お会いしたい!」と、言われたもののスケジュールが合わず、お断りしても懇願されたのでお会いすると、相談という切り口の営業先の情報提供依頼だったので丁重にお断り。

(3)「ぜひ!会ってほしい!」と知人の紹介で会ってみると、私に用事ではなくココ大の市民先生をゴッソリ紹介して欲しいとのことだったので丁重にお断り。

残念の一言。楽して得ようという魂胆を感じてしまい、ピカソの30秒を思い出してしまう。

2024年9月7日土曜日

そして、また出稽古へ。


出稽古歴は20年以上。30代から大阪や東京などに出向いては研修や講座、コンテストやアイデアソンのような機会で一期一会の仲間たちと競い合ったり、励ましあったり。

思い出すのは、「ふるさとグローバルプロデューサー」では、我がチームはシルクをテーマに、愛媛、タイ、ベトナム、ハワイへ市場調査、現地調査に行かせてもらい、苦楽を共にした仲間とは今も親交が続いているし、仕事(協業)にまで繋がってしまったのだから、スゴいよねとなる。

直近は3月に岡山県津山市に行き、2泊3日で津山市の企業と事業アイデアを考える機会に参加。
全く知らない分野について知り学び、そこからアイデアをつなぎ合わせて発表したけど、我々の発表はとても良かったし、そこで知り合ったメンバーとは今も繋がっている。

出稽古は「知ってるつもり、分かってるつもり」な意識をリセットさせてくれるし、各地から参加した同じ意識の仲間と知り合いになれる機会でもあるからメリットしかない。
一期一会のメンバーとのセッションは相乗効果/化学反応が必ず起きるから面白い!

そこへ今回もひょんなことから「福島☆復興グランプリ」という経済産業省主催の9/14から9/16まで2泊3日の機会に応募したら(応募多数だったとのことで)採択されて参加予定。
福島県では相双フィルム・コミッションが誕生したこともあり、現地に行きたかったのも一つ。

早速、プレ講座に参加。「インストール」と称して福島の今と心構えが参加者にインプットされる。どんな出稽古になるか!?

今年も参画!


昨年、妻から相談された東京都八王子市にある「コニカミノルタ・サイエンスドーム(≒科学館)」でのリーダーシップ授業と絡めたイベント(2日間)は、参加者や関係者に大きなインパクトを与えて終了。
そのインパクトの一つが、写真の「広報はちおうじ」と言う全戸配布の表紙に取り上げられたこと。

昨年は、子ども達の宇宙への興味関心がわくようにと、手持ちのレゴ100kgをサイエンスドームへ送り、また手持ちのスターウォーズコレクションも送り、子ども達だけでなく大学生も楽しく学んだ機会。

初めてだったから「とにかく思いつくことはやってみよう!」と、全員の熱量がメチャ高かった2日間。

ちなみに私は資材提供の他に、プロジェクトマネジメントについて(授業で真面目に)紹介。

あれから一年が経ち、「もう一度やろう!」ということになり、初年度の良かった点、改善点を改めて振り返り、今年度も講師&アドバイザーのご指名を受ける。
ちなみに今年はスターウォーズの展示はしない方向で、レゴの活用を拡大し、宇宙を知る学ぶ体験に注力予定。

昨年の学生は一人もいないから、またゼロからチームをつくり、モチベーションを引き出し、事業マネジメントも自分たちで行いつつ、レゴで楽しむ&楽しませるリーダーシップを発揮するOJTが始まる。

今期の学生達と会うのは2週間後!

2024年9月6日金曜日

人のふり見て。


強制的に「自分の生き方」について振り返る、考える機会となっている「ライフプランセミナー」。次回は三津浜編。

私自身も伝えながら参加者と一緒に資料に書き込んで同じ目線で共に学ぶ・・・と、やっぱり“世間一般”とは違う道のりだったと身に沁みて感じる(それが良いか悪いかはなく、本人が納得していればOKと思う、私は納得している。)

“これまで”は過去なので変えられない。だけど“これから”は変えられるから“今”から変えていこうとなるも、描いた未来へは一直線では行けず、蛇行アリ&凹凸アリという話。

「これから変えていくぞ!」と意気込んだ矢先に不幸が舞い込んだり、希望が見出せたり、予期せぬ出来事に遭遇したり、社会情勢が変わってしまったり・・・など、色々なことが重なってしまうコトは意外とある。

でも、頑張らなきゃ!と踏ん張るも色々な事柄が一気に覆い被さって、前にも後ろにも横に動けず、心身疲労でダウンしたり。経験者は語る。

まさに、そんな人がいて「人生のターニングポイントですね。」となる。
色々なことが重なったことで、色々な選択肢ができた(はず)。

「進む。立ち止まる。休む。止める。別に始める。など」色々と重ならなければ、前にしか進めず玉砕だったかもしれないと考えると、「良い機会を得た。」と思うのも吉。

全てを叶えることもできないから、気持ちというか意識の断捨離、整理整頓が必要かもと自分にブーメラン。