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2023年10月12日木曜日

半径3mは。


辺りがザワザワ。令和2年度の愛媛県民所得は247.1万円とのことで前年度比9.0%ダウン。全国順位は過去最低の43位、前年度37位からもダウン。四国四県でも最下位。
全国平均は312.3万円。ちなみに令和元年の愛媛県は271.4万円という情報もあり、金額だけで見ると月2万円の減。
企業所得も含まれるとのことだけど、明るくない話題であることは確か。過去最低・・・。

想像力の欠如としか言いようのない条例の提出、批判にビックリして取り下げ。日本の共働き世帯は70%と言われている現状なども調べてるはずなのにお粗末すぎ。
愛媛県ではありませんように!
ココ大付属学園でも一人で留守番、一人で行き帰りをする子はいるし、安心・安全を願うのは誰しも同じだから主旨は分かるけど、手段を完全に間違った例としてメモ。

令和4年度の長期欠席児童数は4,219人(小学生1,777人、中学生2,442人)と推計。
そもそも県内の児童数が99,987人と10万人を割り込んでしまい、回復の材料が乏しく劇的に増えることはなさそう・・・。
令和4年度の長期欠席者の中で不登校児童数は2,728人とのことで、令和に入り年々増加で令和3年度からは495人増えている。
半径3mは死守したくなるよねと。

喝を入れられる。


自分は決して“熱くない”と思っていたのは勘違いのようで「泉谷さん、FCになると熱いですよね!」と指摘される。
やっぱり自分で決めた&始めた道だから、ついヒートアップしまうのだろうか?取り乱してはないよう・・・。
20年以上経っても飽きないし(色々とあったけど、いつか回顧録を書きたい!)、この先の可能性をまだまだ感じるのは愛媛のおかげ。愛媛県じゃなくても感じたのだろうか?

でも、世の中には“上には上がいる”という言葉があるように、本当に熱量高く、描く未来は素晴らしいと思う人は存在して、それが「えひめFCの将来像」なのだから感謝するしかなく、カサカサのヨレヨレのボヨボヨな心に冷水をかけられて喝を入れられた感じ。ヒヤッ!

先日は松山大学生からも「FCの可能性」について意見交換し、その後もやりとりすると真剣さが伝わってきたし、大手企業からは「FCの可能性」についてヒアリングを受けたし、モテ期到来か!?

単に一面だった「撮影の誘致・支援」から横展開は「海外作品対応」「アニメ・ゲーム作品」など、縦展開は「フィルム・ツーリズム」など、多面体なフィルム・コミッション。
ホント、自分たちが思う以上に期待や可能性は広がっているから、全てはブーメラン!

2023年10月11日水曜日

愛媛県と一緒に。


10月8日、18時から中四国ライブネット「ようこそ愛顔の国へ!」という中国・四国地方の8局を結ぶ生放送番組に出演。約90分間(番組自体は120分)フィルム・コミッションについて紹介させていただく。

愛媛県観光国際課のえひめFC担当の職員も一緒で、「愛媛県はフィルム・コミッションを重要な事業と位置付けています。」と、ラジオを通して発信してくれる(涙)。


進行の佐伯リサアナウンサーとも久しぶりの再会で、「離婚しようよ」の撮影現場にも遭遇されたとのことで、ワイワイ話に花が咲く。

「地域に話題を提供できるFCっていいですよね!」の言葉が残る。


スタジオ内にはカメラもあり、収録の様子は愛媛CATVでも放送とのことで、気が抜けなく自分の顔が日焼けで真っ赤(前日は四国カルストだったので)だったのをモニター越しに気づく。


実は放送前は「週刊ココ大ラヂオ」が流れていて、自分の声が周囲に響く恥ずかしさ。

「10年以上って長寿番組ですよ!続けてくださいね!」とディレクターのリップサービス。いや、ホント南海放送さん次第ですよ・・・。


喋りまくって生放送終了。スタジオから出たら、とてもいい匂い!と思ったら、ラグビーW杯のパブリックビューイングでビールやおでんで応援してた南海放送。

広島、香川、島根、岡山、徳島、山口、愛媛からメッセージもいただき皆さんに大感謝!

未来の働き方。


メタバースの勉強会を「デジタルの日(10/9)」に合わせてエールラボえひめが開催。
結論から言うと、もの凄く可能性を感じる一方で、もの凄く悶々ともしてしまう。
理由は、これから確実に発展、浸透するのは想像できても、自分ごとに落とし込めない自分がいたから。

メタバース上で交流したい人は今の所、特定の人(例:家から出れない人など)が多いのかな。個人では“まだ”必要性を感じにくかったのが正直な感想。
否定ではなくて、これまでの断片的な情報から手繰り寄せたつもりだけど、今は黎明期かな。
アバターも分身とはいえ、生身の人間が操るので、結局は自分の時間などを割かなければならない。

「いづれ、泉谷さんのパラメータ設定がされた自律系AIアバターが出ますよ。」に「アバターがメタバース上で働いて稼いでくれたらいいのにね。二馬力!」と話すも、メタバース上でのマネタイズは企業協賛など、まだ手段が少なく、やはり黎明期。
「一人で複数人のアバターを使い分ける人もいますから、稼げたら複業ですよ。」に未来の働き方を見る。「SNSで複数アカウント持ってるのと同じですから」に「うーむ」となる。

自分ごと化できてないのは自分の中で整理できてないからだろうな。一先ず、メタバース、VR、XR、アバター、WEB3.0などの言葉をしっかり理解しないと進まないことだけは分かった。

2023年10月10日火曜日

「離婚しようよ」ロケ地マップ完成。


6月22日から配信されたNETFLIX「離婚しようよ」。配信から4ヶ月になろうとしてるけど、これまで忙しくて見れなかった人などから「やっと全部見たよ!面白かった!」などの感想がいただけるのは配信作品のいい所(≒長い間観れるコト)。

配信直後から「あのシーンのロケ地はどこ?」と問い合わせやロケ地巡りが始まり、ロケ地マップのニーズが高まる中で遅ればせながら「離婚しようよロケ地マップ(日本語、英語、繁体字、簡体字の4種類)」が完成。

制作にはNETFLIX、TBSにも許諾をいただき、愛媛県観光国際課が制作(≒えひめフィルム・コミッション事務局)。
ロケ地マップには県内14箇所を掲載。本当はもっとたくさんあり、のべでは30箇所以上で撮影したと思うけど、交差点や民有地なども多く、紹介しにくい事情も考慮して計14箇所。

個人的には「二番町と裁判所通りの交差点」は【雨降し+夜間撮影+道路封鎖】と言うえひめフィルム・コミッション史上最も難易度の高いロケ地として挙げておきたい(ロケ地マップには掲載されていません。)

「こうして、話題を提供できるのがFCのいい所ですよね!」と喜ばれる。これから各所に配布されるので、改めて楽しめるのもロケ地マップのいい所。
単独作品のロケ地マップも「離婚しようよ」が初めて!支援代表作に仲間入り!

ギョギョギョ!


4.5kmの道のりを4時間30分も楽しめた理由は「カルストの形が人の形や顔のように見えた」から。
最初はゴツゴツな岩にしか見えなかったけど、突如、人の横顔に見えたり、草を頬張る顔に見えたり、人だけでなく牛の形や動物の顔に見えたり、錯覚だけど、ラリってるのか?と思うほどよく見えた。
一度見たら、脳が勝手に岩から何かに変換してしまうんだろうな。

その中でもギョエッ!と思ったのが写真の「背を丸くした人がローブを纏い、手を合わせてお祈り」してる格好の岩。あいにく横からしか見えない距離だったけど、横顔に見える所には鼻や口に見える突起もあり、信仰心はないけど、手を合わせたくなったり。

他にも「羊群の石」という一帯があり、フサフサの毛で覆われた羊に見える石群に(なーんだ!他の人も見えてるし、名物にしてるのね)と安心する。
いっそのこと、岩を仏像や動物などに彫刻したら面白いのに・・・と思うも、ダメなんだろうな。自然で天然の作品だから価値があるのか・・・。

「宇宙戦艦ヤ⚪︎ト」「マン・ハ⚪︎ト」「進撃の⚪︎人」など、大作などの相談に紹介して、惜しい!所までいったことがある四国カルスト。丘などは外国にも見えたし、雪シーズンはミステリーなども撮影できるよねと。

2023年10月9日月曜日

一人遠足最終回。


ゴールは愛媛県と高知県の県境ポイント。そこには「星降るヴィレッジ」という宿泊施設があり、併設のレストランで食事を思っていたけど大混雑で断念。
その隣の「カルストテラス」は資料館兼休憩所で、せっかくだから四国カルストについて”かじる”。
四国カルスト一体は元々は海!でゴツゴツした石灰岩の元は珊瑚礁!と知り、1300mも隆起したってこと!?雨風にさらされて残ったのが現在の形。

でも、まだ時間が余った。(そうだ!モニターツアーのアンケートに答えよう!)と答えるも次ページが続く。40問ほどあり、思ったことを正直に書く。
JR松山から久万高原まで1,360円、久万高原から落出まで670円、合計2,030円/片道。往復4,000円超の交通費。今回は落出からカルストテラスまで無料だったけど、値段設定できるなら往復500円-1,000円/片道が利用者リクエスト。

一人往復5,000円だと二人の場合は10,000円!6:30に出て18:30に帰ってきたから12時間という所要時間や食事料金も加味すると1万円以上!他に選択肢を考えてしまうかもしれない。
結局、何も買わず食べず飲まずで申し訳なかったけど、現実は難しい・・・。

で、トイレに行ったら顔がヒリヒリすると思ったら、日に焼けてた(後首も)。
寒さ対策などは万全だったのに、まさかの日焼け。
耳なし芳一かい!と自分に突っ込んで帰りのバス時間となる。

一人遠足続編。


落出から終点のカルストテラスまではジャンボタクシーに乗換えて出発。標高1300mへはクネクネ道が続き、右左の揺れに不覚にも酔ってしまう・・・。
9:30にカルストテラスの一つ手前の「姫鶴平」に到着!私は酔いも覚ましたく、降りて四国カルストテラスを目指す!同乗した方々とお別れ。

道のりは4.5km、「ゆっくり歩いて1時間くらいかな?」と運転手さんの助言+帰りのバスが14:45発という余裕もあり、気の向くままに歩こうと出発。

天気は薄曇りだけど日差しアリ。歩いては止まり、脇道を見つけては進み遠回り。
車で来る人が多いので徒歩の人は見かけず、でも徒歩のスピードは“景色を見落とさず”立ち止まっては(あぁ、こんなの撮影隊が好きだな)とブツブ言いながら撮影。
撮影隊が求めるのは「強い画≒色々な要素が入っている画」で風景写真とは違う。

アップダウンの道を歩き続け、高知県に入った!そして天狗高原に到着。四国カルストは愛媛と高知にまたがっているから共有財産。だから高知側も知っておかないと!と思い脇道に逸れたら笹などで道が塞がれて戻ったり・・・。
ススキ野原を歩き続け、目指す天狗岳の麓にあるカルストテラスが見えた!時計を見ると時刻は13:30!ナント4時間も過ごしたのか!

ゴールは写真の愛媛県と高知県の県境ポイントで記念撮影。昼食もとらず、お菓子だけでよく頑張った!と自分を褒める。

2023年10月8日日曜日

一人遠足。


5時起床。外からはお囃子が聞こえていて、祭はクライマックス。そんな賑わいをよそに朝仕事。そして、気づけば6時。シャワーを浴びて外出の準備を整えるも(あっ!四国カルストって寒いかも!?)と気温をチェックしたら最高気温は17度、松山は24度。
標高1300mほどだから当たり前だけど、半袖?長ズボン?ジャケット?など微妙な気温に悩むも半袖、長ズボン、ポケットが多いジャケットのみのバッグ無しで出発!

久万高原町観光協会の情報で国土交通省が社会実験として実施中の「四国カルスト行きシャトルバス無料体験」に参加。
正確には四国カルストへ行く「落出から四国カルストテラス」までが無料。なので落出までは自力で行かないといけない。とは言え、車の免許を持っていない私にとっては「ロケハン機会」であり、逃すわけには行かず、JR松山駅6:50発のJRバスに乗り込む。

1時間かけてバスは終点の久万高原に到着。路線バスはココまで。次に久万高原町営バスに乗り込み終点の落出まで30分揺られる。
このバスはマイクロバスと小型になる。そして社内アナウンスは上浮穴高校の生徒の声!それもバス停ごとに違う声に(いい取り組みだなー)とテンションが上がってきた!

終点の落出に到着、バス停には関係者がいて「泉谷さんですね!お待ちしていました!」と、いよいよ無料バスに乗り込んで四国カルストへ!時刻は8:30、既に出発から2時間!

えひめ失敗学会。


冷静に考えると「なんとかなった!」「ギリギリセーフだった!」などが武勇伝のように語られるけど、本当はアウト!なんだろうな・・・と思うことしばしば。
「なんとかさせる力」も一つの能力&技術と言わざるを得ないけど、そこまでに何か対処できたこともあったかも。
「薄氷を踏む」という言葉があるけど、毎回踏んでたら“いつか”はバリッ!と割れる恐れあり。

何年も何回も経験してるんだから“経験則”で分かるだろ?と言い聞かせたいけど、同じ轍を相変わらず踏む。
エールラボえひめのミーティングで「失敗を共有&許容できる環境を」と発言したのは、そんな背景もあり「失敗大賞の創設もいいかも!」という発言に相乗りしたり。

プロジェクトの大抵は「うまく行かない(例:人間関係、お金関係、時事問題、予想外ので出来事)」のだから、時にうまく行かなく閉じたとしても、再チャレンジできる寛容さがある愛媛っていい。

以前、伊予銀行さんに招かれて「私と同じ轍を踏まないで!」というテーマで失敗談を紹介した時、参加者にとても喜ばれたのを思い出す。成功談を聞いても(ふーん・・・)で終わる可能性大。
「えひめ失敗学会」なる、失敗を共有して、その原因を突き止め、改善策を学ぶ会があったら役に立つだろうな。

2023年10月7日土曜日

妄想味。


改めて「缶詰」には色々な種類があり、面白いなと思ってるここ数日。12月に予定の「おつまみ学」授業に合わせて図書館でも本を借りてきたけど、先日の間口さんの「缶つま」でも色々と紹介されているように「缶詰を活用したおつまみ本」もたくさんあった。

王道はサバ、シーチキンと言えばマグロ、オイルサーディンと言えばイワシ、他にもイカ、カニ、エビ、アサリなど貝類、コンビーフ、スパムなどの肉系、コーン、オリーブ、マメなどの植物系、パイナップル、モモ、オレンジなどの果物系、パッケージも個性的で実に面白い!
そう言えばヘルシンキ空港では「クマの缶詰」もあり、ジビエの缶詰もあるんだろうな。

今回は缶詰を活用して参加者一人一人にIYO夢みらい館の「おつまみ本」を参考に作ってもらう予定で、でも“絶対に書かれている材料を揃えないとできないのか?”と言われるとそうでもないので、冷蔵庫にきっとあるだろう身近な野菜や調味料と合わせてもらおうと。

今回、先生役を務めてくださるのはパパイズムの鈴木さん。ココ大付属学園でミニピザなどの指導をしてくれたイタリアンシェフ。
鈴木さんのアイデアによる創作おつまみ≒ピンチョスみたいな(バケットの上に乗せた味)のもアリかも。

この授業には広がる可能性しかなく、「おつまみ」を定義できたらコンテストもできる!と妄想だらけ。授業紹介ページ作らなきゃ!

エール!


何者であるか必要か?という話。小さな地域では多くの住民と顔見知り、学友の多くは県外へ出たけど、家業や介護などもあり、Uターンの人たちも多い。

子ども達も知り合い同士だけど中学まで。高校へ進学か?それとも就職か?で帰路に立ち、進学した子は、県外の大学へ進む子も多く、そのまま地元を離れてしまう。
子育てがひと段落と思うと同時にふと思う孤独感。

(えっ!?私って今まで何してたの?)と、内省するも特に思い出せず自己嫌悪・・・、そう思うのは県外に出たこともあるし、海外へ出たこともあり、あの頃の自分と今の自分を比較したり、現状を周りと比較してしまう自分に気づくのがオチで更に凹む。

こんなはずじゃなかった(と、思ってないかもしれないけど)、この先はどうする?と自問自答して、まずは環境を変えようと職を変える。

外的で変えるか?内的に変えるか?はさておき、自分自身であることは変えられず、何者なんだろうか?と悩んだ末に(そんな、考え事する時間があったら動こう!)と職を変えて自分で時間をコントロールできるようになり見聞録。

「評価は自分ではなくて他人がするものだから、放っておけばいい。」と伝え「とは言え、昨日は変えられないし、明日は分からないから、今日をどう過ごすか?じゃない」とエール!
夕陽の左上には飛び立った飛行機が舞うように上昇。

2023年10月6日金曜日

ボツでも。


コロナ前「おつまみ(OTSUMAMI)を世界共通語に!」と某自治体と盛り上がり、企画書も通り、いざプロジェクト開始!という時にコロナ禍に陥り、それどころではなくなり、プロジェクトは停止、異動も重なり廃止。結局お蔵入りになってしまう。

いわゆる「ボツ企画」だけど、せっかく立案したし、コロナがなかったら立ち上がっていたので、形を変えて復活させる。
そもそも「おつまみ」との出会いはラーニングBAR(初回は11年前だった!)の5回目に「つまみに乾杯!」と題して愛媛の生産者ら62名で開催した時。

ゲストとお招きした間口一就さん(銀座ロックフィッシュ店主/愛媛県愛南町出身)に“愛媛産を使ったオリジナルつまみ”を色々と教えていただき、その可能性に驚いたのが始まり。
2011年に間口さんの本をみて奇想天外の組み合わせに、一滴も飲めないのにロックフィッシュに伺い直談判した思い出。

企画って、その時はボツで一時停止になっても内容が面白かったら経年劣化しないのが特徴。
「熟成」という表現か、停止中でも時々思い出しては練ったり。
先日もスタート直前で停止してしまったプロジェクトがあり、いつか形を変えて復活すると思うよ!と自分を納める。

飲めないけど。


60回は超えていると思う夕陽を眺めに松山城への散歩。気分転換&思考の整理機会にもなるし、カロリーも少しは減らせるだろうと思うと止められない。
日没は17:49。いつものように山頂広場で夕陽が沈み終えるのを見届けると、どこからか太鼓のリズムが聞こえてきた。
県庁裏坂道を下っていると今度はマイク声が聞こえてきて、堀之内公園で平日夜なのにイベントをしてた。

県内の地酒を楽しむイベントのようで、酒好きの方々が会場へ入るのに行列ができてた。勤め帰りには最高なイベント。
全く飲まないから損しているかもしれないけど、飲まなくてもいつもほろ酔い気分だからOK。

日本酒と言えば獺祭がNYに初となる酒蔵を開設したことがニュースになっていたけど、2016年にNYを訪れて日本酒の調査をした時も獺祭を含めた日本酒は当時から話題だった。
でも輸入ビジネスが成立するかというと難しく、日本酒好きの個人が小規模で経営してた。

日本では日本酒に限らず酒離れと言われていて、沖縄での調査では泡盛離れの代わりに日本酒や焼酎、ワインが台頭してた。
だけど、日本酒の海外輸出額は右肩あがりで2022年には過去最高(475億円)になっているのだから、愛媛の地酒も・・・と思ってたら先日、台湾へ愛媛の地酒を売り込んでた県庁職員を思い出した。

2023年10月5日木曜日

編集力。


人に頼らず自分で約2,000枚の写真から200枚に絞る必要があり、ボケやブレは「削除」、構図や画角、色味などをチェックしては「ボツ or イキ」に分別。「イキ」の写真から似た写真やヨリ写真を更に「ボツ」にして残り500枚ほど。
ここから先はパッと見で「イキ or ボツ」に判別しかなく正解不正解ナシ。自分の感性に任せる、任せれば早いけど自分で行うことが大切。

強制的に残り300枚ほどになる。ココからはどれを選んでもOK写真なので、歪み調整、確度調整、色調調整、切り取り、解像度調整、ゴミ消しなどを全ての写真に行う。この作業がとてつもない労力を要して一日目が終わる。一まとめにして一気に補正はしない。
この過程で(やはりボツだな・・・)と一枚ずつ確認して残り200枚超になる。

200枚超が精一杯だったけど、編集次第で素材は良くも悪くもなるのを久しぶりの作業で再確認。とは言っても編集は撮影にしか効かないので、そもそも撮影が適切に行われていないと話にならない。

(地域資源も同じだな。どんなに素晴らしい原石を持っていたとしても、磨き方や見せ方、発信の仕方≒編集次第で雲泥の差になる)とブツブツ。
丸2日かけて作業は終了。どうだ!と完成。

たまげる。


10月も異動時期とは知っていたけれども・・・。
(はて?この人は誰かな?)と思う名前のメールの件名は「異動のお知らせ」で、DMなんだろうな・・・と思って開いたら、出向先から出向元に戻る旨の挨拶文で差出人は「改名しました。」と添えてあったAさん。(えぇ!)と、メール読み直して驚いてしまった。
たぶん、この先会うことはあるのかな?改名の理由を聞きたいけど聞けないだろうな。

(えぇ!任期付だったの!?)と驚いたのはBさん。一生懸命に仕事に向き合っていたのに、任期満期終了だったとのこと。本人も残念さを滲ませていたけど、この任期付っていう制度は延長雇用や本職員採用などへの道へ拓かれないのだろうか?なんだかツギハギだらけ。
働く意欲のある人を問答無用で切ってしまうのはもったいない。新天地での活躍を願うばかり。

何度も「えぇー!」と繰り返してしまうほど今年3本に入るビックリ度。一緒にプロジェクトを進めていたCさんが突然辞職していた。
原因は私ではないようだけど、今となっては聞くに聞けずで、近況が届いてなかったのは、そういうことか!と腑に落ちる。ご活躍を祈るばかり。

仕事ができずに辞めさせられたDさんもいたり、人口減少と言いながら、こういう状況はあとでブーメランになりそうで・・・。

2023年10月4日水曜日

巻き体質。


「好きなモノは先に食べますか?最後に食べますか?」「うーん、最後と言うか後半かな?最初は野菜でしょ!」「それ、健康に気をつけてるからでしょ?」「ドキッ!」と、くだらない話をしながらの昼食。
「先に食べた方が何かあっても食べ終えてるからよくないですか?」「そういう話?急務で呼び出しされて、あ”〜!食べ損なった・・・という話?」「まぁ、そんな感じです。」

「それって、ポイントを貯める派ですか?それとも直ぐに使う派ですか?と似てるよね?」
「どっちですか?」「貯める派、そして時々忘れる派」「わかるー!」

「仕事はどう?面倒くさい作業って先にする?それとも後回しにする?」「後回しにします。」「私は先にするよ。」「どうしてですか?」「どうせ、その作業は自分がしないといけないなら、サッサと片付けたいから。」「確かに。」「私のような働き方の場合、依頼が突然入ることも多いから、できるだけ手元の作業量は少ない方が良いんだよね。
だから基本的に巻き体質です。

「突然の依頼って何ですか?」「多いのは撮影の相談。来月に撮影したいとか、ヒドいのは来週に撮影とか・・・。他には提出済の企画書の更新とか、予測できないよね。」「全部引き受けるんですか?」「そうだよ、あまりにヒドい内容でなければ基本的に受けるよ。」「その、ヒドい内容って何ですか?」「言えません!(言ったけど)」と、自分の時間確保に今日も巻き作業。

やらずに後悔よりも、やって後悔。


“いつか”は来ないと、あんなそんなこんなどんなで綴ってたからか感化させてしまう。
スタッフが「泉谷さんが“いつか”は来ない。と言っていたので行ってきます!」と親子旅に行く。

歳や経験を重ねれば重ねるほど、できない理由(お金がない、時間がない、仕事の都合がつかかないなど)を並べてしまい、その後の反動などもリアルに想像できて、気持ちにブレーキをかけてしまいそうだけど、「やらずに後悔よりも、やって後悔した方がいい」は通説。

「死ぬときに後悔する25のこと:大津秀一著」には、死ぬ時に後悔する25個のコトが挙げてあり、その中にも「行きたい場所に旅行しなかったこと」「自分のやりたいことをやらなかったこと」があって(へぇー)となる。
とは言いつつ、周りに大迷惑をかけてまで敢行するのは本末転倒なので、自分で対処できる範囲であれば・・・がアドバイス。

そして、せっかくなら「
“いつか”は来ない」と思い実行に移した行動が、仕事や生活に好影響、もしくは何かの糧になったのなら、この上なし!
スタッフの話を聞いてムズムズしてしまったのはナイショ!えぇ、十分にさせてもらってます!

2023年10月3日火曜日

オーバーナイト授業。


4月から指定管理者制度になったIYO夢みらい館、運営者はFun Space株式会社
「民間運営になったので、民間だから振り切った企画をお願いします!」と、図書館を活用した授業を相談されて企画したのが「本とスパークリングワインの夕べ」「図書館に泊まる。」「おつまみ学」の3本。

「本とスパークリングワインの夕べ」は6月に盛況で終わり、いよいよ「図書館に泊まる。」が来月に迫る。
「図書館に泊まれるんですか?」から始まり、ビックリされたものの、よく考えれば公共施設だから、災害時などで一時的な緊急避難場所になる可能性もあるから“何事も経験”で実施する価値がある!という判断で内容を詰めていく。

泊まると言ってもホテルじゃないから、寝具などは自前で持ち込み。寝ずに本を読み倒したい人は「静かに本を読む部屋(サイレントルーム)」を確保。
飲食もできるスペースが整っていて、「料理研究室」もあるから、必要であれば夕飯や朝食をつくることもできる!

文化ホールも併設されているから、必要なら「シャワールーム」まで使える!
「せっかくですから、IYO夢みらい館について知ってもらいたいですし、使ってもらいたいですし」と館長。
話を詰めていくとワクワクが増してゆく!授業申込開始まであと少し!

毎日27人減っている。


「フィルム・コミッションは移住施策に関与してますか?」と尋ねられて「いいえ!全く!」と返答したけど、愛媛県の人口は現状どうなっているか調べる。

令和5年9月1日現在、愛媛県の総人口は1,292,324人で前月に比べて823人減っている。うち、男性は613,643人(前月比-400人)、女性は678,681(前月比-423人)。
世帯数は602,277世帯(前月比-35世帯)。一世帯あたりの人口は2.15人で、人口密度は1平方kmに227.68人。
毎日27人少なくなっていて、毎日一世帯が消滅している計算になる。

自然動態は出生数が674人、死亡数が1,628人。社会動態は転入者数が3,018人、転出者数が2,887人。毎日22人が生まれているけど、毎日54人が亡くなっている。
だけど、毎日100人が住所を愛媛県に移し、96人が愛媛県を離れている。
愛媛県によれば、令和4年度の愛媛県への移住者数は7,162人とのことで、毎日19人が愛媛県に住所を移した計算。

諸々の要素を足したり引いた結果の「純増減数」は松山が-207人、続いて四国中央市が-118人、そして今治が-109人と19市町が人口減少をしている中で唯一、60人増なのが東温市。世帯数が65世帯も増になってる!県内一位。なんでかな?
ちなみに県内で最も人口が多いのは松山市(502,605人)、最も少ないのは松野町(3,455人)。