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2022年11月3日木曜日

微変。


「命より大切な仕事はない!」とも「“いつか”なんて来ない!」とも伝える。研修に相応しい発言だったかは分からないけど、本音を打ち明けてくれた職員へ、つい言ってしまった。だから「過労で倒れた話」を例に、「倒れて、頑張ったね!と誰も言ってくれないよ」と力説する。あの時、医者から「このままだと死にますよ。」とサラッと言われて、(そうか・・・)と凹み、だから私は頑張らない。

全ての事業所に言えるのは、総人口が減り、生産年齢人口も減る中で、貴重な人財を失ってはならない。ましてや追い込んで辞めさせてはいけない。その事業所へ入ったのは、その人なりに検討して希望や可能性を持って選択した“はず”だから、最初は帰属意識もあったはず。
生気を奪いゾンビ社員にしてもいけない。そんな事業所に誰が就職したいと思うのか!選ばれなくなるのは因果関係の果て。

「いつの間にか改善されている」も浅はかな夢。これまで変わらなかったのに、いつの間にか変わるなんて確度が低い。いつか変わるかもと期待して失望するなら、少しでも変えられる可能性がある自分から変えてみる。現状や慣習を変えるのは(これまで、フツーだったのに変える必要があるの?)と思われるけど、“それ”が今という結果になっているのだから、小さな一つから【微変】させようと。

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