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2022年11月20日日曜日

決め台詞は。


】私たちって家事の分担を決めたことある?
【妻】ないね。どうして?
【私】今度、カジダンフェスティバルと言うのに出演するのだけど、今ひとつ“カジダン”と言われるコトにピン!とこないんだよね。
【妻】それは家事を特別に意識せず、“できる人がする”で自然にできてたからじゃない?
【私】そうだね。ゴミ捨て、洗濯、掃除、育児、食事づくりとか両方がしてたよね・・・など、妻に尋ねる。


愛媛県では「カジダン」を「家事を楽しみつつ積極的に取り組む男性」と定義。そんなカジダン男子の家事参画を推進するための取組みを色々していて11月27日(日)は「カジダンフェスティバル」がエミフルMASAKIで開催。

【妻】フレキシブルに対応できたってのが大きいと思う。お互いに比較的自由に時間を調整できてたからね。これが定時で固定化してたら偏ってたかも【私】その通りかも。組織に属していたけど柔軟だったね。


【私】“家事”は独立して考えたことも目的でもないからピンときてなかったかも・・・。【妻】そんなコト考える暇はなかったね。【私】忙しい時もあったけど、“お互い様”だったよね。【妻】完璧とか目指さなかったよね。【私】確かに。ヤバいな、こんな内容で登壇してもいいのかな?【妻】いいんじゃない(笑)。フム、決め台詞は「夫婦は最も身近な他人だからこそ思いやり」が必要と言おう!

極端な働き方。


東京の家に立ち寄る。いい天気で洗濯物を干していた長女が「見て!富士山が見える!」と澄んだ青空の奥の奥に富士山が見えた。「すごいね!」となり、富士山と言えば高尾山。資料作成の真っ最中だったけど「高尾山にいく?」と長女に尋ねると「いいね!」となり、20分後には出発となる。こんないい天気に部屋に篭り資料作成はもったいないと自分に都合よく言い聞かせる。気づいたら行動できるのもエクストリームワークの醍醐味。

40分後には高尾山駅に到着するも日曜日の原宿竹下通りを彷彿させる激混み。(さすが世界一の登山者をほこる高尾山)と思いつつも前に進まない。多くの方がロープウェイだから途中で分かれたものの1号路、4号路ともに激混み。(みんな同じコトを考えてるんだ)と長女と人の合間をぬって歩く。「外国人が多いね!」と長女、言われると中国語、英語、フランス語、ヒンディー語と五組に一組は外国人と思うほど。

混み混みでいつもより時間がかかりながらも山頂に近づくも渋滞。そして到着すると見たことのない人の多さ。写真の後ろにも大勢いたから1000人以上?
肝心の富士山は・・・と言うと、霞がかかってシルエットは確認。紅葉も見頃で満足して下山するも行きよりも多いかも?と思うほどの人出とのすれ違い。往復4時間で家に戻り、一息入れればまた仕事。極端な働き方だけど合ってる。

2022年11月19日土曜日

ポップ・アート最幸!


週末だから。Instagramで4つしかフォローしてない一つの「バンクシー」がウクライナで作品を発表したのは一週間前。作品を見て「どう解釈するか?」は人それぞれ自由なのがアート。あの作品は今後、どう扱われるのか興味あるファンの一人。
そしてNHKでも取り上げられてしまった「鳥取県立美術館」がアンディ・ウォーホルの「ブリロ」の作品5個を3億円で購入した件。そして「キャンベル缶」も4554万円で購入済だった件。

個人的には12月に京都市京セラ美術館のみだけ(巡回ナシ)で行われる「アンディ・ウォーホル・キョウト」へ行くぞ!なファンだから、いいね!けど、ポップアートを知らない、触れたことがない人にとっては???となるのは理解できる。「単に値段が高いから無駄遣い」「個が多い」などの話だったら残念。
石川県能登町の「イカキング(2500万円を投じて作ったイカのオブジェクトは最初酷く批判されたけど、6億円以上の経済効果を生み、批判から称賛に変わった話)」と同じになる予感。

そもそも、建設予定地の倉吉市はポップカルチャーに注力しているのだから文脈はある。ウォーホル、リキテンシュタイン、バスキア、ヘリングなどに大した違いはないと思うけど。
先日寄付されたのは「キース・ヘリング」のドミノ。私は大喜びしたけど、興味関心のない人もいる。このような話がされる時に思うのが「作品に罪はない」ということ。ポップ・アート最高。

謎モナカ。


「ご当地モナカ評論家」として、各地を訪れる際は探すのだけど、青森県で探索は苦労した。大抵「銘菓」や「おみやげ」と掲げられた所へ行けばあるのだけどナイ。(「ねぶた」とか「りんご」をかたどったご当地モナカは絶対あるはず!)と、観光物産館やお土産センターへ行くもナシ。レジの方に「モナカってありますか?」と言われると「チョコモナカジャンボなど」のアイスを紹介される。

代わりに五所川原駅では「石炭飴」「石炭クッキー」なる「黒い飴、クッキー」を見つけて(そのまんまだけどネーミング次第だな)と感心したり。ホント、単に黒いだけ。他にも「ドライリンゴ」は軽くて、そのままのリンゴだから“青森らしい”ので購入。「せんべい汁セット(郷土料理)」もいい。「りんごしょうゆ」なんてモノもあったし、王道の「りんご丸ごと1個パイ」も確認済み。

でも「ご当地モナカ」だけない。最終日に海鮮物などの問屋っぽい所をのぞくと菓子店に青森市のヤマイいと福製造の「バナナ最中」「貝もなか」を見つける。でも、なんでバナナ?貝?とよぎり店員に聞いても「さぁ・・」で解決せず。ご当地モナカと呼べるのか?まだ食べてないけどバナナモナカは白餡、貝モナカはこし餡。そして、やはり1個が大きい。
青森県さん!「ねぶたモナカ」「りんごモナカ」つくりませんか!と提案したい!

2022年11月18日金曜日

芸術な青森。


青森といえば「ねぶた祭」「棟方志功」「奈良美智」と思う。次はいつ来れるか分からないから高速ダッシュで制覇してゆく。「ねぶたの家ワ・ラッセ」は外観からは想像できないねぶたの熱量を感じる施設で、今夏の最優秀賞を受賞したねぶたなどが勢揃いして、迫力に感動してしまった。ねぶたの豪快さ荒々しさと大人しくて穏やかなイメージのある青森人とのギャップがありすぎた。

「棟方志功記念館」へダッシュ!「板画で世界に名が響いている」「わだばゴッホになる」「ほとんど目が見えないのに創作」程度しか知らず、作品自体に興味がある方ではなかったけど30分のドキュメンタリーを観て感動。作品だけでは伝わらない棟方志功という人間の魅力に感化されてしまった。そして、弘前と言えば「奈良美智」。レンガ倉庫を美術館に改装した「 弘前れんが倉庫美術館」で市民が参画して行った奈良美智展の記録展をしていた。

移動の合間を縫っての鑑賞は咀嚼できない部分もあるけど、長く味わえそうでOK!暮らしとアートが共存してるって素敵。
そして、木造(きづくり)駅へ移動するも一つ手前の五所川原駅で運行ストップ。バスへの振替運行で木造駅へ向かうと駅舎が宇宙人型の土偶像になっていて驚く。「一億円のふるさと交付金で作ったんですけど、もう誰も驚かずで・・・」「えっー!私、メチャメチャ驚いたんですけど・・・」

エルム街の・・・。


豪雨の影響で電車が通っておらずバス移動になり、(昭和感漂うセットのような)案内所の扉をガラガラと開けて窓口で券を購入。パッと目に入ったのは「エルム街の〇〇」と勝手に脳内変換されたワードでギョッ!とする。マジマジと見てしまい「エルムの街へは」と読み直すことができたけど、窓口の方に尋ねることもできず、フレディが夜な夜な暴れているかと思うと辺りの静けさとのギャップがすごくあった件。

青森の天気は変わりやすく、晴れから急に雨になったり。ホテルから出れず雨宿りをしていて(傘を借りればいいのか!)と気づき、フロントへ「後で返すので傘を貸してくれませんか?」と尋ねると「傘ねぇ〜、あっ。これだったら差し上げます。」と、棚にあった折りたたみ傘のビニールを破いて「どうぞ」とフロントの方。「えっ!?代金は?」と言うと「それ、いらん傘なんです。」と???な返答で、その後も超重宝したのはいうまでもない。

青森は「リンゴ」。商店街を歩いていると果物屋の前で店主らしき、おばあちゃんと2人のお友達おばあちゃんが井戸端会議。ゴソゴソしてるから何気なく止まったら「アンさん、リンゴ買わん?1つ50円よ」と声がかかる。「50円!?それは安いですね、じゃあ買おうかな?」とポケットから小銭を出すと100円しかないので「2個ください」と言ったら「3個にしてあげる」だった件。1個33円。ダイナミック青森。

2022年11月17日木曜日

アタリ!


「おっ!古い電車だ!アタリ」と喜ぶ。何十年(70年以上?)も老若男女な乗客を乗せた証の古さ。板張りの汚れ、シミ、傷みの全てがデザインのように見える。そしてモスグリーン色のペンキも渋くて好き、どうしてこの色になったのだろう。アンティーク列車と言っていいのかな。この古路面電車、それなりに機械音もするし時に揺れたりもするけど、演出と思えば全て楽しい。

先日の撮影でもお世話になった伊予鉄道さんとも「古い路面電車は少なくなりましたね。」と話題にして、今回のモスグリーンの内装電車の他に「窓枠も木製」の電車も残っていると教えていただき「あぁ!ありましたね!」と盛り上がる。でも、いつかは引退してしまう旧電車。
坊っちゃん列車のように残せたらいいと思う市民だけど、諸事情あるんだろうな。でも一両しかない、見かけたらラッキーな車両とか!

JRで下灘駅に行った時もそうだったけど、乗り鉄、撮り鉄さんがいて、ターゲット層は「狭いかもしれないけど深い」かもしれない。するとフワフワしてる広く浅いターゲットより、ガチッ!とした狭い深いターゲットの方が明確な戦略を考えることもでき、考えるのも楽しかったり。「電車が絡む撮影がもっと増えたらいいですね!」と社員さん。郊外電車を含め色々な車種の電車が走ってるからトーマスっぽくとか!

まさかのドラマ。


こんなことってあるのか!と本当にビックリした話。今から15年ほど前(35歳頃)、私はJFCの前身である「全国フィルム・コミッション連絡協議会」として、文化庁が構築した「ジャパン・ロケーションデータベース(JLDB:日本各地のロケ候補地情報が1万件以上登録されているデータベース)」のリーダーを任されていた。開発から利用促進まで携わり、その一環で各地へ赴いては講座や講演もしてました。

青森県での開催を引き受けてくれたのが弘前フィルム・コミッション。その時の担当者がTさん。帰り際に「温泉に行きたいです。」と相談するとTさんが調べてくれて行き方を教えてくれて、駅まで送っていただき、親切にしていただいたことを今でも鮮明に覚えていて・・・。
それから約15年後、ヒアリングで弘前FCにアポを取るとTさんと同じ名前。もしかして?と思うも同一自分じゃないよな・・・。

そして、弘前FCを訪ねると男性が迎え入れてくれて、本題の前に尋ねるとナント!Tさん本人!おぉ!感動の再会!Tさんは出会いから15年後に要職に就かれ、私はジャパンFCの理事長とそれぞれに肩書き変われど互いにフィルム・コミッショナー。再会話に花が咲く!
まさか15年前の出会いから今回の再会は想像せず、ただただ驚く。出会は点でしかないけど、その後に線になると実感。本題に入るのに苦労した件(笑)

2022年11月16日水曜日

摩訶不思議丼。


松山空港から羽田空港まで約80分、羽田空港から青森空港まで約80分。青森空港から青森駅までバスで約40分。途中何も食べなかったから腹ペコで空港で教えてもらった「のっけ丼」へ一直線。
「青森魚菜センター」は明らかに観光客向けだったけど話題づくりに一度は行っていいかも。ただし16時閉店で、お店に入ったのは閉店15分前。「あれ、お客さん来たよ・・・」みたいな顔をされたけど腹が減ってたのだ!

2000円(税込)の10枚綴りチケットを購入。最初に「ご飯」を丼に入れてもらうが、この時点で1枚消費。残り9枚を通路の両脇にあるお店(多くがフツーの鮮魚店)が提供する「ネタ」から自由に選び丼に乗せてもらう。
でも閉店間際なのでネタが無い店もあり選択肢が少なかったけど、ウロウロするとオバ様店主が「もう終わりだからオマケするよ!」と、サーモンとタイ、シラス、タコをお願いしたら、色々と残ったネタをドンドンいれてくれた。

残り5枚。別の店でイクラも欲しいなと思ったら1枚消費、その隣にエビもあって「大きいでしょ?2枚!」というので「オマケはあるの?」と調子に乗ったらネギトロを乗せてくれる。
残り2枚。うーん、何にしようかな?と思ったら違うお店にホタテがあり、見ていると「これにしてあげるよ」と並んでいた品ではなく袋から取り出した巨大ホタテとヒモを乗せてくれて2枚消費。ネタが三段に重なったのっけ丼の完成。これで2000円は高いと見るか、安いと見るかはアナタ次第。

後で気づくこと。


「他流試合(≒色々な意見を求めに出かけたり、話に行ったり)」は、「場数」と同じで結果として「経験」に変わるから、積極的に参加した方がいいとオススメしたい一人。
当時は「自分への投資、成長の機会」なんて思わなかったけど、振り返ると「糧」になったのは事実だから、当時の自分に(もっと、した方がいいよ!)と言えたら良かった。後の祭り、後悔は先に立たない。

他流試合は「違和感の克服」。アウェイだから当然だけど、アイデアなどを聞く人は誰一人として予備知識がない。だから大抵「なぜ、ソレをアナタがする必要があるの?」「単にいいコトしたいの?それとも地域を変えたいの?」「本当にしたいの?」などの洗礼を浴びる。
自分的には本気で臨んでいるつもりでも、構想の弱さや気持ちの甘さなどが露呈することも多く、(お金や時間を費やして、わざわざ叩かれるって・・・)と敗北感を味わうことも。

でも、お金も時間も費やしているから「元は取りたい」わけで、試合に何度も挑むと、評価をいただいたり、自分も発言ができたり。繰り返せば「自分の型」も形作れるから不思議。
ただ年中、他流試合をしてたら破産するので自分の「型」を磨きたければ「助成金などの申請」で鍛えられる。勝てば助成金ゲット、負ければゼロだけど、自分のアイデアがブラッシュアップできる機会だから得しかない。

2022年11月15日火曜日

ココ大付属学園【冬編】申込スタート!


12月26日から始まる【ココ大付属学園(冬)】の申込が始まりました。冬休み編は計7日間(12/26-28、1/4-1/7)と短い期間ですが、だからと言って「感性の育み」に何か変更があるわけでなく、濃い7日間になるのは間違いなく、我々も存分に楽しませてもらいます。
特記事項は12月の3日間は夏編に参加してくれた大学生たちが戻ってきてくれる!そして1月は松山東雲女子大学生がスタッフ参加してくれる!

「話している時、楽しそうですよね」と、関係者らとココ大付属学園の話題になると笑顔で話してるみたい。それは子どもたちに再会できるからだし、夏編から3ヶ月しか経ってないけど成長した様子が嬉しいし、大人びて(もう遊んでくれないかも・・・)と一抹の不安はあるものの、それも成長への過程。でも、参加対象の子どもたちは70名以上いるから全員が希望しても参加できないのが残念(定員40名/日)

期間中を通して最大の魅力は「自由」という子どもたちが自ら過ごし方を決めるコトだけど、その他に「慌てた正月という名のミニピザづくり」「お金探偵という名の伊予銀行本店見学」「おじいちゃんおばあちゃんの生活体験」は協力者と共に、正月だから羽子板や福笑いなどの「正月あそび」もしたい。住まいも暮らし方も学校も学年も性別も異なる子どもたちが学校ではない所で交流できるって素晴らしい。

90分で描けたアイデア。


参加者だった「松山(愛媛)へのワーケーションを促すアイデア」ワークショップ。我がグループは「30歳前後の独身女性、東京都世田谷区在住。仕事はウェブデザイナーやライターなどワーケーションが可能な職業。ヨガやティラピスをして、自分らしさの実現に自己投資は惜しまない、今のところ結婚願望も強くない。それなりに自立している。」というペルソナを立てて「こんなサービスや環境があったら、松山(愛媛)にワーケーションに行きたい!」を考える。

すると「ウェブサイト」の立ち上げは必須。そして「情報が多すぎるから一人一人のリクエストに合わせたサービスの提供」が必要となり「ワーケーションコンシェルジュ」という人がいて、コンシェルジュ厳選のモデルプランを紹介するのはどうだろう?となる。
でも「与えらえたプランでは押し付けがましいので、選択制にすることで半カスタマイズ、基本とオプションを組み合わせればオリジナルなワーケーションプランになるね。」となる。

ワーケーションの合間のアクティビティは「通年で楽しめる果物などの収穫体験」「温泉やエストなど美容&健康」「おいしい食事」なども選択制にする。ならば「海、山、街でのワーケーション」と入口から選択できるようにしよう!となる。
そもそもワーケーションをする目的は仕事をしながら「リフレッシュ」「英気を養う」だから、心身ともにリラックスして「また頑張ろう!」というもの。わずか90分程度で形になったアイデアに「これ、実現できますよね?」となり、実際にプロジェクトが立ち上がる。

2022年11月14日月曜日

そんな日曜日。


自分に課したのは午前中は全ての作成資料を校正して送信すること。だけど1つだけ送れぬ質だった件。そんな時に限ってインスタントコーヒーを飲もうとしたら粉をこぼしてしまい、シンク、床を拭いたらメラミンスポンジでゴシゴシしたくなり、すると今度は掃除機までかけたくなり、辺りも気持ちもスッキリしたけど「明日できることは明日しよう」となる。頑張らない。

12時になり外出、まつやまNPOサポートセンターへ書類の提出。馴染みのスタッフと立ち話をして隣接する松山市役所第四別館で期日前投票。でも投票できたのは知事選だけで市長選は未だとのこと。でも県民の義務として投票。
写真は、夏休みのココ大付属学園に参加した子どもが夏休みの宿題で描いた投票啓発ポスター。ちゃんと私の意志は届けました。松山市長選は無投票ということか?

(そうだ!お土産を買わなきゃ!)と松山三越に寄って物色。色々な品が並び見ているだけで楽しくなる。だけど初対面の方にはベタでも分かりやすいモノがいいと「坊っちゃん団子」を購入。
そのまま真っ直ぐ歩き「プログレッソ御宝」に到着。ここまで家から45分ほどの歩き。帰りも歩いて帰り今週は48410歩でフィニッシュ!スタンプも15個たまり飲み物1本ゲット。そんな日曜日。

2%の作品。


2016年から2019年に劇場公開された実写作品のうち、フィルム・コミッションが支援した作品は98%。実写は“ほぼ”FCが撮影を支援している。最近は興行収入の上位に入るアニメ作品も支援しているから【フィルム・コミッション(の支援)は撮影に欠かせない】と断言していい。だけど、残り2%の支援していない作品は何?となり、教えてもらった2021年の興行収入第9位(38.1億円)の「マスカレード・ナイト」を観る。

物語は架空のホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こるミステリー。撮影はロイヤルパーク・ホテル、ザ・コンチネンタル横浜、そしてセットで行われた作品。既存のホテルとセットを組み合わせてホテル・コルテシア東京を創造してるから(どこから、どこまでが本物でセットなんだろう?)と、勝手にクイズに挑戦のようだけど、物語を楽しむのが本筋!

「作品は(撮影方法を考えてしまうので)見ないっすね」という制作者と同じ。それだったら完全に創り込まれている時代物語の方が見やすかったり。もしくは「トップガン マーヴェリック」のような考える隙間のない超娯楽作品とか(2回観ちゃったし)。
映画も終わり、クレジットで確認したら最後に「横浜フィルム・コミッション」とクレジットされてるじゃないか!やはり実写はFC支援作が多いのね。

2022年11月13日日曜日

すんごいの来た!


ノールールの戦い。様式・書式自由、だから手書きでもPCでも巻物でも何でもOK。ちなみに一度「A4ロール紙」を巻物に見立てた企画書を書き、審査員や関係者と共にコロコロ移動しながら、時々フィギュアなどを置いて(紙が浮くから抑えも兼ねた)プレゼンテーションをしたことがある。だけど結果は惨敗で単に狙ったとしか思われなかったようで、それ以降したことはない。

閑話休題。ノールールって聞こえはいいけど「発表側」にとっても「審査側」にとっても負担が大きい!なぜなら発表側は「内容の構成」に時間をかかり、肝心な中身のブラッシュアップなどが疎かになる可能性がある。「審査側」にとっても複数の審査の場合、評価基準が統一化されてないから記入事項が個々に異なり比較検討などに手間取る。できれば内容は統一(規格化)して欲しいのが本音。

「いしづち編集学校」では、新規性、独自性、収益性、実現可能性、成長(将来)性、地域貢献度、意欲でアイデアを測ったけど、他にも「あなたが取り組まなければならない理由」とか「類似サービスとの優位性」などもあったな。挙げればキリがない。
そう言えば「雑誌」のような何十ページもの企画書も作ったことがあったけど、単に自己満足だった若かりし頃の思い出。ルールがあってこその自由が活きる。

撮影を参考に。


「〇〇〇がしたい!」という自分発の思いは大切。それはイメージできている証だから。だけど、そのイメージは叶ったゴールなので、そのゴールに辿り着くまでの過程は「吹っ飛んでいる」ことが多い。聞き手もゴールイメージは共有できても過程をイメージできないから「がんばってね!」とか「応援するよ!」程度しか言えない。いわゆる“アウトプット”しか伝えない人。

「何をしたいかも大切だけど、なぜしたいかはもっと大切」と、今度の「鬼北町にぎわい塾」で伝えようと思うし、更に「誰とするのか?」で取り組みの質もスピードも変わってくる。
関わる人が増えれば増える分だけ手間や時間も多くなる。でもそれは始めの頃だけで「自分達ごと化」できたら、各人が動くと思うんだけどな。撮影を支援して20年余り、複雑な形態から作品として成立する様を見てきた。

地域づくりの現場は常に人手不足。「仲間が欲しい」「協力者が欲しい」とゴールの実現に必ず出る意見だけど、アウトプット、アウトカムの共有以外に過程(手順や手法など)も共有しないと協力者は自身が協力する意義を見出しにくいし当人も腑に落ちないと思う。
撮影隊は各部で独立したプロフェッショナルだけど、必要な時は互いにフォローし合う。それは「いい作品に仕上げる」というゴールに対して制作の過程も理解してるから。
協力してほしかったら、先ずは誰かに協力してみる。大事!

2022年11月12日土曜日

期待のなまえ。


自ら名乗ったのは「いよココロザシ大学学長(理事長と名乗る時はNPO法人上の話)」「フィルム・コミッショナー」だけと思ったら「ご当地もなか評論家」とも名乗ってました(笑)。
また「萬翠荘(国重要文化財)顧問」「いしづち編集学校校長」という肩書きもいただき、愛媛大学、松山東雲大学から非常勤講師、総務省からは「地域力創造アドバイザー」という肩書きもいただいている。

「エールラボえひめ」ではディレクター。「第一回愛媛国際映画祭」ではプロデューサー、他にもナビゲーター、コーディネーター、ファシリテーター、モデレーター、プロジェクトマネジャー、ストラテジスト、リーダー、委員長など。
そう言えば子ども達からは「インチキ先生」とも(とても気に入っている!)。99%が自ら決めた肩書きや名称ではなく与えられたもの。

(そう思われているんだ、期待されているんだ)と解釈してそのまま預かる。
自分が思う自分のイメージと他人が思うイメージは決してイコールではないから執着も固執もしない。だから「本業は何ですか?」と問われると軸であるフィルム・コミッショナー、ココ大学長。その他全ては、この二つからの派生であって副産物。相手が思うままでOK!と「鬼北町にぎわい塾塾長」という新たな肩書きをいただき実感。

ワクワクは原動力。


先日の「おせっかいおじさん」は、昨日も「道後一会」にお邪魔。 目的は水口酒造さんに商品開発でお世話になった「道後JIN六媛」の発売から一年が経過し、販売を更に加速させようと六市町の担当者が集まった作戦会議のファシリテーション。
原料は「はだか麦」の麦焼酎をベースに、伊予市の中山栗、松山の伊台・五明こうげんぶどう、東温市の紅い雫(イチゴ)、砥部町の七折小梅、久万高原町のリンゴなどを漬け込んで蒸留したクラフトジン。

地域の話題や味を肴にする作戦会議は終わっても各市町担当者による質疑応答は続き、延長戦に突入。特産品・生産者支援が本事業の根幹なので自分ごと化して悩んでくださる職員に感謝。水口酒造に売り込むぞ!
帰りはショールームでクラフト魂溢れる商品をじっくり見学。一つ一つの品に物語があり、素晴らしい。

そして水口さんに「道後一会」の可能性について教えていただく。率直に面白い&楽しそうと思ったから相乗りさせていただき、ストリーミング妄想で意見交換。面白い&楽しいと感じた時って勢いというかノリみたいな感じで「その場」で決まることが多い。今回も一つ決める。決めたら後は走りながら詰めればいい。
ほんと「ワクワク」って大切。何をするかも大切だけど、誰とするかはもっと大切。

2022年11月11日金曜日

アニメ聖地少ない愛媛県。


フェリーで揺られてもいるのに、こんなにも「のっぺり」というか鉛青色の空を反射する海面を見たことがなくパチリ。止まっているようにみえる「超凪」な海面。
コロナ禍では病院がない、シニアが多いなどの理由で撮影を遠慮してもらっていた島だけど、これで解禁。今回の撮影では普段の生活では行く機会のない所にもいけたし、各関係者とも新たな繋がりもできて、この先の支援も円滑に活かせそう!

実写の次は「アニメ作品(聖地巡礼)」のリサーチ。聖地巡礼マップで見ると、愛媛県内には「道後温泉、松山城、今治城、大洲城、宇和島城、湯築城、来島海峡周辺、下灘駅」が登録されてた。サイト上では計10ヶ所となっていたけど実際は重複してるから8ヶ所。
これは聖地登録ランキング(2022年4月時点)では全国第46位!つまりケツから2番目。あらら、愛媛県にアニメ聖地って少ないのね。四国中国地方では2021年に登録された聖地数は2倍の306箇所にになっているのに・・・寂しい。

「“アオアシ”が入ってない!」「“和田ラヂオ作品”が入ってない」「“すずめの戸締まり”が入ってない」などの指摘がありそうだけど、そっと静観。
秋田県の漫画(アニメ)パワーがスゴかったから少しでも手がかりというか光明を見出そうとしたけど、原作者が少ないのね。専門学校に営業でも行こうかな。

2022年11月10日木曜日

だから撮影隊が好き。


撮影で印象に残った3選。往来が多い中での撮影(特に本番時)は、一時的に往来を止めなければならず、制作部はその都度、声をかけ頭をさげて協力していただく。
「Thank you very much!Have a NICE MATSUYAMA.」と声が聞こえたので、パッ!と見ると、本番撮影で待たされていた外国人へ解除と共に声をかけてハイタッチしていたスタッフ。そのスタッフは松山出身でもないのに、来訪者へ協力と感謝、楽しい旅への想いを込めて、咄嗟に口に出たとのこと。

エキストラ出演者の中に幼子と一緒に参加してくださったお母さんがいて、待機中に幼子がグズッてしまう。その日は天気もよく暑く日差しも強かった。すると指示があったわけでもないのにスタッフが近づき台本を広げて幼子の上にかざして日陰を作ってあげる。
「先ほどはありがとうございました。」と伝えると「見てたの!?何でもするよ!子どもは我慢できないからね!」と笑って去る。この、さりげなさのスゴさ。

「ディストラクションベイビーズ(監督:真利子哲也、主演:柳楽優弥)の大ファンなんすよ!」とスタッフ。「松山に来れて嬉しいです!」と撮影中だけど聖地巡礼がしたくてムズムズなスタッフ。
「三津?三津浜?ってココですよね?」と地図を広げて確認したり、街中では「見つけましたよ!あのキャバレー」と写真を見せてくれて興奮。
「この辺りで撮影したんですね、いいなぁ・・・。」と、すっかり物語の追体験に浸り大満足だったスタッフ。「松山、いいっすよね。」と感想。