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2020年2月11日火曜日

モヤモヤは健全。

愛媛国際映画祭の間も奔走してました。その中の一つに「いけてない会議」「減らない残業」にどう向き合えばいいのか?という依頼がありました。頭では理解できても現実は「形骸化した集合が目的の会議≒いけてない会議」「誰も見ない資料の為の資料づくり≒減らない残業」など多し・・・。そして(いけてない会議も減らない残業も減っても世の中から無くならない!)と気付くのです。

世の中はキレイごとだけでは済まず、グレー多し。日々忙しく、理不尽や不合理を感じる中で悶々(モヤモヤ)は異常ではなく健全であり、それに向きあえるのが経験を積んだ大人ではないかと。だから、モヤモヤの中でも自分らしくいるには「問い続ける」しかないとまとめる。問い続けることは拠り所(自分の価値観≒大切にしていること)を見出すことにも繋がる。

働き方改革と言われる昨今、定時で帰ることやデジタル化じゃないよねと。55歳が定年だったのは30年前、60歳定年制が1998年、希望者全員の65歳までの雇用義務は2013年から、2021年4月から70歳定年制の導入が検討される中で、ホントどうすんの私たち?という問い。70歳と言えば生産年齢人口から外れる。我が子世代は40代か、子供たち世代の厄介にだけはなってはならないと思ったり。

2020年2月10日月曜日

手放して得る

6年間で20回ほど集まったであろうか、愛媛の福祉充実を考える会議。県内各地から専門知識を有する方々が集まり今年度の総括。豪雨災害からの復興について、愛媛で暮らす外国人を支援する団体の支援について、平時から繋がり災害に備えることについてなど、多くの人は知ることのない「支える」方々。末席から愛媛の公益活動が促進・充実するよう意見を述べてきました。

任期満了を3月に控え良い区切りと思い退任を申し出る。理由は今の自分では求められるパフォーマンスを発揮できそうにないと思ったから。とは言え自分なりの手段や考えで愛媛の地域福祉には貢献するつもり。ココ大授業もその一つだし、地域づくりアドバイザーも一つだし、フィルム・コミッションも広義では言えば地域福祉の一環かもしれない(違うかな?)

次のステージへ進むために手放して得る。6年の間に世の中も変わり、優先事項もできることも変わり、期待も組織も変わる。自身も含め色々とバージョンアップをしないとこれからに対応できない。これまでの成果を手放してしまうけど、新たな何かを得ることはこれまでの経験からわかっている。これまでのご縁に大感謝!

2020年2月9日日曜日

そりゃそーだ!

西予市同様、大洲市の地域づくりにも長年アドバイザーとして関わっていて、こんな私を頼りにしてくださる方々に感謝。身の回りの課題改善を率先する方々へ企画立案法を伝授!ただ、頭で理解できても、第三者に納得をしてもらおうとすると難しい・・・。それは何故か?理由は2つあって、一つはアウトカム(創出した価値)を言えてないこと。そしてアウトカムを伝えたい方をザクッ!と捉えているから。

ココ大授業の場合、アウトカムの実感を狙っている方は二人います。一人は市民先生、「教えることは最大の学び」として市民先生自身にも学びを得て欲しいし(600回以上の授業実績がありますが全ての市民先生が授業後に多くの気づきを得ています)、もう一人は市民学生、受講前と受講後では気づきに大きな変化があり、成果は「食事時などについ周りへ話してしまう」ことを期待します。

話を戻して、アウトカムを伝えたい人を明確にしないと伝わりにくいのは当たり前。その為に「取り組む事業の登場人物を洗い出し、直接で携わる人、間接で携わる人、協力者、応援者などに分けて考えること」と伝える。聞けば(そりゃそーだ!)と納得の参加者、だけど企画立案の経験がないと気がつかないのが現実。間違っても「自分がしたいコトではありませんよ!」と締めて任務終了!

2020年2月8日土曜日

相談3件、監修1件、講演1件

ナント1週間が経つのは早いものか・・・。1週間前は「ロケーションアウォードの選考」を終えたと同時に松山大学へ向かい、打ち合わせをして「ロケーションズサミット」を実施。そして大慌ててで木村大作監督と合流してシネマルナティックでスクリーンチェック(このタイミングでOKが出なかったらどうしよう・・・と思ってた)をクリアしたのもつかの間、「俺は喋るのは長いよ」と予言された舞台挨拶も時間内に終了(涙)。こんな綱渡りな1日は久しぶりだった・・・。

この1週間の成果としては3件の撮影相談に対応した他、監修を1件、講演を1件依頼される。全て「フィルム・コミッションまたは撮影が及ぼす影響」について。実は県内でフィルム・コミッション単独での講演はなく(県外では多数あるけど、これが実情)これらは愛媛国際映画祭の成果の一つ。「撮影は地域に経済、観光、文化などの効果をもたらすことがよく分かりました」と講演主催者。

その反面で、撮影の難しさを取り上げた記事を拝見する。「地域ごとに利権が複雑に入り込んでいて撮影の許可がとりにくいこと」「フィルムコミッションが機能していない」などのくだりがあったけど、うーむ当事者としては認識が異なるなぁ。放っておけばよい内容か・・・そもそも「推測できる」という書いてるし。憶測や推測で書くのは危険、複雑でもないし、FCが機能してるから撮影があるんだけどな。写真は東京で集まった製作者とFC。

2020年2月7日金曜日

眠る資源

「この地域一番の絶景をお見せしましょう!」と連れてこられたのは山道をクネクネ上がった所。両側の斜面には柑橘などの段々畑が整然と並び、限られた平地には小さな集落があり、海では真珠などの養殖が行われ、その向こうには幾つもの山々が並んでいる様子が一望できる。集落を舞台や素材にした映画・映像作品ならココを紹介できるかなと思ったり、箱庭のような地域。

隣同士の屋根がくっつきそうな上、1mもない狭い路地は迷路のようで方向感覚を失うほど。でも所々にある神社の飾り細工(七福神や獅子など)は精巧で驚くほど。でも「この先、どうやって守っていったら良いんだろうね・・・」と地元の方々。綺麗に整備されているものの、経年劣化も見受けられ悩ましい。神社の前には古い商店があり(いかにも映画に出そうなロケーション!)と思ったり。

「地域づくり」だけど「ロケハン」、「ロケハン」だけど「地域づくり」。ロケハンだけでなく「シナハン(物語の調査)」も必要。現在閉館中の民俗博物館は脚本家が来たら卒倒するような貴重な品々が(鹿踊りの面など→この地域は五鹿で舞う)。地域の伝統や魅力と作品をどう結びつけるか?を考える時、アーカイブとか考えるけど、そもそも伝統を紹介する絵本とか1分ムービーがあったらと思ったり。

2020年2月6日木曜日

西予市明浜町にて。

西予市地域づくりアドバイザーとして赴いたのは「オリーブ」を育てている現場。1年前から植え始め「来年は収穫ができるかな」と地元の方々。「収穫できたら何しましょうかね?」と尋ねると「実はサラダ、絞ってオリーブオイル、葉は染色に使えるらしいね」とのこと。そう言えば「オリーブオイルとレモン果汁だけで超おいしいドレッシングができるの知ってました?」と愛顔の食卓でお客さんから教えてもらったっけ。

「10年後はどうなっていたらいいでしょうか?」と更に質問すると「年金にプラスでお小遣い程度の収入」「シニアが従事できる農産品に」「地域の新しい産品になれば」など。そもそも「なぜ?」だけど、シニア世代が多くなった地域にて斜面に実る柑橘の栽培は重労働で、収穫時も重い。そこで1つも小さく、手間も柑橘に比べ少なく100年経っても収穫できるオリーブに目をつける。

とは言え、県内では大島でオリーブの栽培はしているし小豆島(香川)や荒尾(大分)は先進地。また県内ではパパイヤを西予市や伊予市で栽培。アボカドも松山市で栽培中。具体的に考えると課題も少なくなく「年金にプラスでお小遣い程度の収入」は10年後に達成できるのか?でも実は「収入も欲しいけど、仲間とワイワイ育てながら集まる理由が欲しいんだよね」と、オリーブの言葉に「知恵」という意味があることを知る!ヘー!

2020年2月5日水曜日

混ぜるな危険

全国各地から集まった110名のフィルム・コミッション担当者を前に「好事例に近づくには?」とワンポイントレッスン。「実は撮影の誘致・支援は目的ではない!」と伝えたら驚いた人もいたけどホントです。撮影の誘致・支援は社会資源を投入した「結果」に過ぎず、誘致・支援した結果から創出した「価値(アウトカム)」が重要!観光客かもしれないし露出回数かもしれないし、ロケ地ツアーの造成かもしれない。

事例にはいきなり到達しない。到達したい頂き(≒事例が成し遂げたコト)を目的として見上げるなら、途中のチェックポイントは目標となり段階的に頂き(目的)に近づく。目的は全体で一つだけど、目的までの道のりには複数の標を立てることができる(それぞれの目標には「目標の目的」を立てることができる)。ポイントは達成度ではなく、残務量で測ること。

「戦略は方向性、戦術は具体的な方策だから混ぜて話さない!」と伝える。海外作品を誘致して海外からの観光客を増やそう!は方向性。その為に他の部署と連携したり、インフルエンサーを招くのは戦術。分かりにくいのは混ぜて話してしまうから。実はフィルム・コミッションに限らない普遍的なもの。「FCのターゲットはどこにいる?」については次回と紹介!

2020年2月4日火曜日

泣けてきた。


愛媛国際映画祭の特徴の一つに「ロケーションアウォード」がありました。ロケ地の魅力から作品の魅力に迫るユニークな切り口と思っています。ただ、これまでにない全く新しいモノサシ(基準)を考えるのは苦しく、悶々とした中で責任は重大ということだけは選考会が近づくにつれ重くのしかかりました。晴れたのはロケーションアウォードで司会者が主旨を紹介し、各地のフィルム・コミッションが表彰された時。裏方だけど表に出てもいいよねと。

ロケーションアウォード大賞(作品のロケ地へ行きたいと最も思わせた作品)は、札幌フィルム・コミッションが受賞【こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話】。ポストロケーション賞(今後注目される!と思わせたロケーションを持つ作品)は、はこだてフィルム・コミッションが受賞【きみの鳥はうたえる】。テクニカルロケーション賞(ロケーションの魅力を技術的・創造的に引き出し撮影した作品)は、富山県ロケーションオフィスながのフィルム・コミッションが受賞【散り椿】。そしてファミリアサポート賞(上映後も上映会、交流会などで撮影を支援している)は長崎県フィルム・コミッションが受賞【坂道のアポロン】。

写真は受賞後、県庁本館前で緊張から解放された受賞者たち&木村監督。「愛媛はどうなんだよ!?」という声が聞こえますが愛媛も受賞を目指します。そんな愛媛から日本を紹介するロケーションアウォードでありたいと思うわけです。

2020年2月3日月曜日

木村監督映画論。

木村大作監督の大ファンという学生らのリクエストにご本人がサインを書いている図。木村組(撮影隊)は20人ほどの精鋭ということ(一般的な組は50人ほど、中には80人の組もあるほど)。映画は「流れ」なので点にこだわり過ぎないこと。マルチカムのワンショット、ワンテイクが基本(「散り椿」では最大5台のカメラを使い、ライティングなどに細心に細心の準備を整え、ワンショット、ワンテイク。だからカットを繋いでも全く違和感ナシ。)

結果、シーンへの緊張感、集中力が現場で共有され、撮影日数も短くなると木村監督。これは黒澤明監督からの教えだそうです。そして一般的に制作部が先乗りしてロケハンなどを行い、その後に監督らがくる流れを「オレが自ら(ロケハンに)行くから話が早いんだよ!」と、ロケハン=メインロケハンというダイナミックな流れにフィルム・コミッションにはありがたくも戦々恐々かも。

実は監督でもありプロデューサー役も担う木村監督。企画を立て提案し資金を集める他、舞台挨拶の時は自らハンドルを握り上映先へ赴き作品のPRを行います。「自分が納得するモノしか作れないだろ・・・」と金言。数々の豪快話(伝説)も聞かせていただき、さながら授業を受けている気分に。「ロケのためにフィルム・コミッションは頑張らないといけないんだよ!」と金言その2。

2020年2月2日日曜日

撮影環境向上の一歩!

愛媛国際映画祭では3種類のパネルディスカッションを企画しました。1/18はハワイ国際映画祭からディレクターのベッキーさん、台北FCからもディレクターのジェニファーさんをお招きし 映画祭が地域にもたらす価値とは?」について意見交換。結論は【地域密着の視点を持ちつつ、時代に合わせるという単眼と複眼の目を持つことが大切】となりました。当日の様子はコチラ。

1/25は愛媛大学から大谷さん、京都市役所から三輪さん、現在製作中のアニメ作品「神在り月のこども」から諏訪プロデューサー、四戸コミュニケーションディレクターをお招きし「ご当地アニメは観光・誘客につながるか?」について意見交換。結論は【アニメ作品は地域へ誘客を促すが、誘客を目的にしたアニメ作品は誘客しない、それはファン不在だから】でした。当日の様子はコチラ。

そして2/1はロケーションズサミットでした。実はフィルム・コミッションという専門的な話なので、パネルディスカッションは興味関心を引くのか?不安でした。しかし結果は写真のとおり満員御礼。【フィルム・コミッションは地域の魅力発信と共に地域の資源を守っている】と伝えました。大失敗話や裏話からフィルム・コミッションの奮闘ぶりが分かっていただけたはず。撮影環境向上の第一歩!

2020年2月1日土曜日

今日も明日も撮影!

愛媛国際映画祭に合わせたかのような撮影日程。1/18-1/19にTV撮影が1本終わり、3月に撮影したいとロケハンを1本済ませ、そして今日と明日もTV番組が1本撮影にロケ。そして2月-3月に撮影したいと相談が2本。計5本を映画祭の最中に対応するのはタフなコトだけど、撮影現場に立ち会わなくてもよい案件だったのでセーフ。これが映画やドラマだったらと思うと怖かったり。

TVは比較的分かりやすい建造物や場所を求めるし(城、神社仏閣、古い街並み、河川など)、映画は雰囲気や時代観を求めるし(古い駅舎や廃線、沈む夕陽、自然現象、凪の海など)、コマーシャルは印象的でキャッチーな場所を求めること多し(広い草原、海沿の長い道、海抜けの駅など)。全て愛媛にある!(具体的な地名や名称はボカしていますが、全て撮影されています)。

これらを資源と見ればお宝。活用すればお金も動くし、愛着も出るし、人も動く。眠らせておけば何もおきない。ロケーションは地域固有の資源だから、そこへ行かなければ撮影はできない。なので地域へ撮影隊はやってくる。今日と明日の撮影は県内数カ所で予定されているのが好例。ロケーションの可能性は大きい。

2020年1月31日金曜日

ロケーション振興の夜明け

愛媛国際映画祭も残り2日!(後日、砥部町であるけど)。しかし!私は今日から3日間フル稼働。本日はJFCの四国ブロック研修。加盟する徳島ロケーション・オフィス、高知フィルム・コミッション、香川フィルム・コミッションから担当者が愛媛にやってきて四国の撮影環境や事例研究などを学ぶ。ちなみに四国各県のFC同士はとても仲が良く制作車へ他県の紹介もする!

「フィルム・コミッション(FC)に就職するにはどうしたらいいですか?」と学生。残念ながら単独の独立した法人FCは日本ではJFCしかなく、他は県庁や市役所、商工会議所、観光協会などの中に設立されているので、その母体とも言える組織に就職するのが良いかも。愛媛でのフィルム・コミッション活動も19年目、そろそろ私を乗り越える人が現れていいと思うけど、そうしたら私はどうしようか?

話を戻して、企画したパネルディスカッションも明日で第三弾。札幌、富山、長野、長崎からもやってくるし、「散り椿」の木村大作監督も愛媛にやってくる!クライマックスでテンテコマイだけど、全てはロケーションの可能性を多くの方に感じて欲しいし、フィルム・コミッションが創出する価値も感じて欲しい。2/1(土)13:30〜松山大学樋又キャンパスでお待ちしています。

2020年1月30日木曜日

改めてフィルム・コミッションとは。

討議に参加しているのは全員フィルム・コミッション担当者です(フィルム・コミッショナーと名乗れるのは専門知識を学ぶ研修を修了した方のみ)。全国各地からざっと110人。改めてフィルム・コミッションの基本を紹介すると、フィルム・コミッションとは「撮影を地域へ誘致し、撮影を支援する非営利機関・窓口」です。全国に約200あると言われ、うちJFCに加盟しているのは115FCです。

四国では5つのFCがJFCに加盟しています。主な役割として「撮影相談対応、撮影候補地探し(ロケハン)、作品素材調査(シナハン)、エキストラ紹介(エキストラは日本独自の取組でエキストラを確保しているFCと、していないFCあり)、その他撮影情報提供」です。運営母体の多くは県庁や市役所などの自治体、次に商工会議所、観光協会(連盟)、コンベンションビューローなどの半官半民組織、そしてNPO。

FCの目的は「地域の活性」ですが、切り口は様々で観光促進、シティプロモーション、文化振興など。で、写真では何を話しているか?と言うと肩書きは同じでも異なる地域、異なる作品を担当する中で意見を交わし共有することで見識を高めています。そして、個のFCでは対応できないことに対応するために各地のFCが集まり組織化したのがジャパン・フィルムコミッション。日本のフィルム・コミッション!

2020年1月29日水曜日

地域に活かせるはず!

うーむ・・・スゴいな。道路封鎖をして更に爆発大炎上なんて・・・。ナニナニ?道路封鎖は3日間!むむっ!愛媛でも通行止めの経験はあるけど3日間とは驚きです(セカチューでは3時間でした)。そして爆発は更に難易度高し!想像するだけで途方ない段取りと準備、周辺への配慮や細心の注意など、クラクラします(「西部警察」みたい・・・)。富山県ロケーションオフィスからの事例提供。

そうだった・・・「坂道のアポロン」では外国人のエキストラ(米軍設定)がいた!外国人のエキストラは地方では難しく、知り合いの方々に協力してもらったっけ。「ソローキンの見た桜」でも外国人エキストラの確保は難しかった・・・。エキストラ出演は思い出に残るけど必ず登場するとは言えない所が難しい。特に青春映画はクラスメートなど多く人数も必要だし。

そうか・・・「こんな夜更けにバナナかよ」では撮影支援で終えることなく、ものづくり(6次産業など)に結びつけているのか!観光面ではロケ地ツアーも多いけど、ものづくりと絡めれば、上映から時間が経っても続くかもしれない。FCは撮影支援が軸で核だけど、作品は産業や観光、経済、文化、国際と相性が良い。だから地方でも活用できるし何にでも活かせる!

2020年1月28日火曜日

撮影の功罪。

地方でのロケーション撮影は大歓迎です!しかし、全ての撮影がウェルカムか?と問われるとNOです。撮影がもたらすモノゴトの多くが有益ですが、残念ながら有害な撮影も紛れています。例えば「ロケ場所を傷つけられた」「撮影をドタキャンされた」「エキストラを無下に扱った」「撮影をしてやってるという勘違い関係者」「FCの名を語り制作費を集めようとする怪しい関係者」など困ったことも。

愛媛で実際にあったことは・・。配当金をチラつかせ制作費を集めようとした関係者がいたり、暑い平日日中に200人のエキストラを集めろと言われたり(断ったら罵倒された)、無断で伐採しようとした輩がいたり、ニセの企画書を持ち込んだ輩も。99%は素晴らしく一緒に!と思える制作者ですが、1%は残念な方で、厄介なのはその1%の悪影響は意外と大きいということ(涙)

FCにも一部責任はあり、撮影の多くない地方の場合、撮影実績が欲しい為に制作側の無茶な要望に応えようとします。FCは実績を得ても負担は撮影に協力してくれた施設や地域へしわ寄せとなり(撮影って大変、面倒・・・)と思われては本末転倒です。「FCの基礎・基本の平準化を望みたい!」とは制作者。その為には縁の下の力持ち存在ではありますが、表に出ることで認知度や発言力を高めようと。

2020年1月27日月曜日

撮影秘話満載!

「国道11号線を3時間通行止めにして撮影」したのは【世界の中心で、愛をさけぶ】。「アクシデントで撮影中断のピンチに撮影を助けてくれたのは非番だった別の撮影隊」も【世界の中心で、愛をさけぶ】。昭和30年代の荻窪という設定で大洲市や松山の橋下などをロケハンしたり、剣士の生き様を描くために候補にあがったのは萬翠荘や愛媛県庁本館。巨人が人々を襲う世界観を四国カルストで再現できないとかも・・・。

車同士の疾走で赤信号を無視するシーンを関係者と考えて実現させたり、宇宙船映画のラストシーン実現にあと1歩だったのに季節が合わなかったり、松山城を長期間、丸ごと貸し切りたいという依頼を断念したり、怪獣が出現するシーンを伊予灘で真剣にロケハンしたり、台風接近の中でスタッフ総出で撮影を敢行したり、ホラー映画を提案したら断られたり・・・。

我々、フィルム・コミッションは撮影の裏方ですが、目の前の日常を非日常に変換し撮影に活かしています。悪戦苦闘、七転八倒で撮影を支えるフィルム・コミッションの裏話は2月1日(土)13:30から松山大学樋又キャンパスにて!参加無料・申込不要です。あの作品の裏側はそうだったのか!?と、撮影支援自体が「物語」ともいえる時間になること間違いナシです!

2020年1月26日日曜日

アニメ作品は誘客を促すが・・・

「アニメ作品は誘客を促すが、誘客を目的に作られたアニメ作品は誘客しない。」とまとめました。言い方を変えれば「ファンがいる作品はファンの行動を起こすが、そうでない作品は誰も行動を起こさない」。そう言われると思い浮かぶアニメ作品があるな。(「聖地巡礼」を起こすアニメが効果的だ!)と気づいても、聖地巡礼は結果でって目的ではない。聖地を訪れるファン(ヲタク)は高度な知識を持つ消費者であると認識しなければならないと大谷先生。

アニメ作品を核とし、製作者=地域=ファンの三位一体体制でリアルな舞台(地域)を楽しむこと結果がヒトモノカネが動き(聖地巡礼)、経済が回り(資源の循環)、文化となり根付く(祭りやスポーツなどへの発展)。キーワードは「追体験」で、ファンは単に作品好だけではなく世界観も好きなので、訪れて描かれていない世界観を「想像力で補完」する。ここポイント!なので地域も世界観を大切にしようとする。

「それまで点在していた関係がこの作品で繋がり、第二ステージへ進もうと思った時にコレダッ!と思ったんだよね」と諏訪プロデューサー。また「自ら作品のファンにならないといけない」とも。「名探偵コナン」の話題にもなり「愛媛でのロケハンもお願いします!」とお願いしたのは言うまでもなく!

2020年1月25日土曜日

準備は整う。

登壇者からの資料も届き、本日のパネルディスカッションの準備は整いました。パネルディスカッションの準備は大変ですが、猛烈に学ぶ機会でもあります。先週だったら「海外の映画祭や海外のフィルム・コミッション」について。そして今日は「ご当地アニメ作品は観光・誘客に繋がるか?」。今日を迎えるにあたり、本を読んだり、資料を探したり、該当作品を見たり、見直したり。

地域がアニメ作品の舞台になったら素晴らしい。さらに物語と舞台が密接に繋がっていたらもっと嬉しい。そうでない場合は主人公が食べた食品(例:天気の子のカップヌードルなど)や背景に実在する催事のポスターなど(例:サマーウォーズ)、変わり種としてはヒーローの協賛会社として実在の企業名やブランド名が描かれている(例:タイガー&バニー)など、探せばあるある面白事例。

これらはプロダクトプレイスメント。アニメじゃないけど「東京ラブストーリー」が現代版として登場するとのこと。前回は主人公は愛媛県出身だったから「みかん箱」が映っていたっけ(余談だけど、織田裕二はその後、踊る大捜査線で「ザ・湾岸ラーメン」をすすっており商品化された)。話が逸れたけど、アニメ作品を地域へ誘致することは想像以上に有益であると感じて欲しい。

2020年1月24日金曜日

続きは明日のパネルディスカッションで!

明日がパネルディスカッション当日!というのに上京し全国各地から集まったフィルム・コミッションと意見交換をしています。支援作品や話題を振りまいているG.I.ジョー3の話など膨大な情報が一気に集まる機会。そして、やはり話題になるのが「アニメ作品」の話。「親子でも観れるアニメ作品は地方にとっても受け入れやすい」とか「作家性の強いアニメはどうなのか?」とか。

アニメ作品を支援すれば地域が盛り上がるのか?は短絡的で、FCを作れば撮影は来るのか?と同じレベル。これまでのPR方法とは変え、地域をアニメ作品に登場させよう!は「戦略(方向性)」、名探偵コナンに道後温泉に入ってもらおうとか(勝手に書いてます)、神在月の主人公(カンナ)の好物は愛媛ミカンとか(更に勝手に書いてます)は「戦術(具体的な行動)」

これまで地域の魅力は実写で被写体として撮影されてきたけど、アニメやゲームに登場すると地域はアニメやゲームの世界観に再構成/精製されて「見慣れた景色だけど少し違う≒日常と非日常のハザマに入る」と。この続きは明日のパネルディスカッションで話したい(笑)13:30〜ご当地アニメーション作品は観光・誘客に繋がるか?でお待ちしています!

2020年1月23日木曜日

トゥーン・シティ

「愛媛県内で最もアニメ(マンガ)に近い市町は?」と質問されたら筆頭格は【東温市】と答えます。理由は名前の東温市を英語発音に直すとTOON-CITYだから(正確にはTOUONですが、発音に大差ナシ!)。TOON-CITY(アニメ/マンガシティ)なんて日本広しと言えど、東温市だけ。アートビレッジ構想の中でアニメ・マンガも加えていただきたい。いっそのこと移住促進にアニメーターや漫画家の誘致もどうだろう。編集部とは5Gのネット環境で問題ナシ!

次は【鬼北町】。やはりこれも「鬼」がつく名称は約1700の市町村の中でも鬼北町だけと町長が教えてくれました。鬼というモチーフ(素材)をアニメ/マンガに活用し発信すれば、距離や場所なんて関係なし!怖い鬼もいれば優しい鬼もいる、存在自体は妖精に近いのだから、いっそのことバーバパパファミリーやムーミンのような展開だってあり。アニメ/マンガになりやすい町!

アニメ/マンガで情報は得ることができても現地に来なければ狙いは半分。そこで重要な現地ツール(現地でしか体験できないこと)が【マンガ飯】。ギャートルズに出てきた骨付肉塊をはじめとするアニメ/マンガの世界を体現できる食、そう言えばツタイミカ氏の【マンガ皿】と組み合わせたら効果倍増!全て個人の妄想ですが、関わる人全員が楽しく面白がって取り組めが周りは巻き込めるという話。