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2015年8月23日日曜日

PDCAね。

「えひめ映画部」「えひめレゴ部」を更新しました。私物である30kg以上のレゴを創造力、表現力など感性の育みに活用できないか?と各方面へ営業中(笑)。
思う存分、構築と破壊ができたらどんなに楽しいか!目指せ建築家、設計士、ロボット工学者!映画部は「原作を創作」できるよう自ら挑戦!と言いたい。

で、何を考えているのか?というと「祝!週刊ココ大ラヂオ放送99回&100回」を控えて思案中。南海放送ラジオさんとの授業が縁となり、2年前に始まったラジオ(毎週水曜日23:30〜)。松本理事、柳井理事にも登場いただこう!各方面から色々とお声がけいただき、その度に「お題」へ挑戦してきました。

「やれないという人は、やれることが少なく、やったことも少ない。」は妻の名言。消極的とは「慎重」ともいえるけど、可能性を自ら狭くしている感もある。(自分的に)失敗と思える経験もたくさんあります、だけど全ては成長の糧。要は失敗をそのまま放置せず、次へ活かすか活かさないかの「差(=探究心・向上心)」が成功のエンジン、PDCAね。

2015年8月22日土曜日

20万回を超えました。

昨日の話(メルマガでも報告)ですが、学長日記が200000回を超えました。事務所で話しても「あっ、そう」と無関心な話題(笑)。10万回を超えたのが2013年8月10日ですから、2年間で+10万回、1年間で5万回のページビュー計算。今回で2383回目の更新、時間を割いてくださってる方に感謝です、ありがとうございます。

と、大洲行きの特急電車の中で考えていました。そして、外を見ると神々しい空が広がりiPadでパチリ。奥では雨が降っているのかな?iPadでもそこそこ撮れる。カメラ単体を持ち歩くことが少なくなりました。

学長日記は今後もこんな感じです。たわいもない毎日の積み重ねが「記憶の倉庫」と化し、瞬時にその時へ思いを馳せることができるはスゴいもんです。毎日なんてコピー用紙一枚、2383枚も貯まれば忘れてはいけない記憶は数枚あるでしょう(笑)。書くことが苦ではなくなりました、ただただ、備忘録として毎日を書き留めておこう!

新規採用職員研修!

愛媛県の新規採用職員研修に登場!これからを担う最前線にボランティア・NPO活動について3時間のプログラム。この研修を始めた数年前は、ボランティアやNPOについて「知らないことを学ぶ姿勢」の職員が多かったですが、ここ最近は「ボランティアやNPOは身近な存在で基礎情報は理解している、又は自分も参加している」職員も珍しくなく時代の流れを感じます。

そして恒例と化した妄想授業!愛媛を舞台・題材に「受けてみたい授業」を考えるのは楽しい!なぜなら一人一人の興味関心は異なり、新しい価値観に出会えるから。「最狭交差点めぐり」「男女スイッチ」「正しい謝り方」「妖怪・怪談めぐり」「建物探索」など。

妄想授業の目的は2つ。「自分たちが暮らす地域や社会に興味・関心を持ってもらうこと」「地域や社会を考えたことを機に身の回りの課題を知ること」。出てきたアイデアを縦軸に個人の興味関心度、横軸に社会の興味関心度にすると、その場で簡易分析ができるのも面白い。次回も50人超え、愛媛県がさらに魅力的になりますように!

2015年8月21日金曜日

自分は自分でしかなく。

(翻訳)「スター・ウォーズ」には深い意味が込められています。「ジェダイの帰還」で主人公ルーク・スカイウォーカーが、著名なジェダイ・マスターであるヨーダに、ジェダイ・マスターの極意を請います。ルークは最初、小さな緑の生物がマスター・ヨーダであることを疑い、ヨーダが何も与えず、教えないことに落胆します。代わりにヨーダは、ルークを彼自身の内面への旅に連れ出し、「集中すること」「山を動かせる内面の力を信じること」を教えます。この内なる旅が、ルークと私たちに、自己への気づき、能力、強み、弱みを特定させる機会を与えます。

妻が翻訳中のリーダーシップ教本に「スターウォーズ」が事例として掲載。このシーンはエピソードⅤ、Ⅵに登場する惑星ダゴバでの出来事。スターウォーズが単なるSF映画ではない証のシーンです。(幼少の頃は意味不明だった)

「内なる旅」とは内省かもしれないし、立ち止まることかもしれない。自分を客観視して自己肯定から始めよう。自分は自分でしかなく自分しか自分を変えられないことを知ろう。映画から学べることって意外と多い。んっ!?では「TED」から学んだことはナンだ?

2015年8月20日木曜日

結果偏重への違和感。

「違和感」を感じても多くは「原因不明」ですが、はっ!と、その違和感の理由が分かる時もあります。今回気づいたのは「結果偏重、注いだエネルギー無視への違和感」。

例えば、1のエネルギーで10にしたなら素晴らしい!成果は10倍。でも10のエネルギーで1になったら、残り9のエネルギーは浪費。1の成果が浪費した9のエネルギー以上の価値があればいいんだけど滅多にない。「費用対効果、コスパ」ですが、成果だけを全面に押し出し、その裏に存在したエネルギー量は「なかったことに」ではいけませぬぞ!
あっ!みずほ銀行がプレミアム商品券発行の個人消費押上が予算2500億円に対して600億円〜800億円と試算した結果も同じようなこと。

写真は「変わりダネ」ベーグル。自称ベーグル評論家です。「リーディング・ジャーニー」で一緒の藤江さんから、ココ大近所に新しくオープンしたベーグル屋さんの品をいただきました。チーズ、コーン、高菜漬物、胡麻、サツマイモ!これだけ種類豊富なベーグルは日本だけ!ベーグルサイコー!

2015年8月19日水曜日

情報ビッグバンの夜明け。

たまには役に立ちそうなことも書きます!愛媛人(になりたい)として、愛媛県の未来を妄想するのは当然。ただ、愛媛の実状を知らなければ!と最初に使ったのが花火のようなトップの「RESAS(リーサス:地域分析システム)」*注:クロームブラウザーでないと動きません。「人口滞在」「一人当たり賃金」「企業数」「流動人口」など色々と視覚で見ることができます。政府はこのRESASを訪日観光客の動向分析に使う予定。

最近教えてもらったのが「ミエルカ」。こちらもRESAS同様に市町村単位で「婚姻数」「世帯数」「所得」「事業数」などが表示できます。RESASもミエルカも散らばっている情報を「再構築」しているに過ぎませんが、いづれビッグデータにつながるのでしょう。写真はRESASを使った松山市の休日人口移動分布(赤色ほど人が集中したという意味)。

ここで大切なのは、これらの情報は「参考」ということ。というのもRESASで「賃金」を調べると愛媛県民の平均賃金は368万円と表示されますが、愛媛県には20市町あるので自力で調べると松山市民の所得平均は432万円(IRC調べ)です。ということは差額64万円(例:304万円)の方がいるという想像。最大128万円の格差があるということを知ることができるのがデータのいいところ!

2015年8月18日火曜日

小さくなってしまった私。

第19作で下灘駅、大洲市で撮影された「男はつらいよ」の主人公寅さん。第31作「旅と女と寅次郎」で、京はるみ(都はるみ)の歌を葛飾電器の音楽プレーヤーで聞いていると、酔ってしまい、そのまま音楽プレーヤーを店外へ持ち出してしまい追いかける店員を振り払います。当の寅さん「心ここにあらず」の放心状態。
「ナニ?うちの寅に限って、人様の物を盗むわけないだろ!」とオバさんが電話で葛飾電器へ文句言う傍らで寅さんが通り過ぎる。

シーン変り食卓。「赤っ恥だ」と凹むオバさんの横で「申し訳ない!」と謝る寅さん。「済んだことはいい」とおいちゃん怒らない。「買って返す」と詫びる寅さんに博(義弟)も「兄さん、私が払いました」「いくらだ!」と寅さん。「いいえ兄さん。私達からのプレゼントだと思ってください。」と怒らない、サクラも優しい。どうして誰も怒らないの??

一言で言えば「万引き」した寅さん、しかし誰も咎めない。今だったら逮捕!謝罪!厳罰!かもしれず、公開時(1983年)との許容範囲に違和感を感じる。「ごくフツー」がウリの寅さんに違和感を覚えるなんて、自分がどれだけ小さくなったのか反省。

休日つれづれ。

妻と最初に観た映画は「ジュラシックパーク(1993)」。そして22年の歳月が流れ「ジュラシックワールド」。日本公開後、12日間で累計興行収入43億6,594万円(ちなみに既に世界歴代第3位、もうすぐタイタニックを抜いて2位とのこと)。
我が家も4人分、加算させていただきました。まさか、こんな日が来るとはね。感想は「ザラが可哀想!」もとい、クレジット人数!。500人以上はいたのかな?その中に日本人名を見つけることができたけど数名。もっと活躍できると思うけどな。

映画鑑賞前はブルーベリー&桃の感動が忘れられず「エコファームうちこ」へ。今度はブルーベリー&葡萄。小市民として2つの果実が食べられ、静か(週末は満席!)な時間が過ごせるココはお気に入り。写真は気に入った「紅瑞宝」、店頭に並ばない品種が食べられるのも果実狩りのいいところ。

ひと時の休みを満喫して帰ると、数々のメール&メッセージ。平常モードに切り替わり、作業をしながら(こうして、楽しい思い出を作れるのは仕事があるから!)と自分に言い聞かせ、休日は終了。

2015年8月17日月曜日

夢や希望は諦めないで。

私が「ワークショップ」を初めてしたのは2002年。長女はまだ幼く参加できませんでしたが、(いづれこの子も参加を!)と目論んで実施したのを覚えています。そして、長女や長男がワークショップに参加してくれた時は(叶った!)と涙が出たっけ。こども達の創造力、表現力などの感性や夢は全力で応援したいと思う一人。

あれから10年以上経ち、長女は異国の地にいて、聞けば「異国の地で学びたい!」と夢を抱くこども達が周りにいます。料理人になりたい!映画産業に就きたい!ファッション業界に就きたい!ジャーナリストになりたい!など。夢を抱く子は真っすぐに、まだの子は可能性は無限大に広がっている!

問題なのは「夢を見てね!」と言いつつ「いつまで夢をみてるの?」と大人達が無神経にいうこと。大人の役割はこれからの未来を担う若者にとって道しるべ、支える存在でなければならないのに残念に思うこともしばしば。夢や希望は諦めないで欲しいな、そして大人達が応援できる仕組みがあったらと相談を受けて思う。

2015年8月16日日曜日

作業駄話。

ヒーヒー!クーラーのない我が家では暑さ対策に「保冷剤」を首に巻いたり、アイスコーヒーをガブ飲みしたり、扇風機に涼を求めたり、低炭素出力家庭なんだけど仕事の作業効率がはかどらない!でも、世間がお盆という静かな合間に先鞭をつけたい作業にメドがつき「うぉー!よっしゃー!」と誰もいない食卓で叫ぶ(私の作業場はもっぱら食卓)。

メドがつきそうな一つが「愛媛県のロケ地マップ制作」の情報収集。過去2回発行(絶版)していますが、前回までは私たちが情報提供した内容を印刷会社が製作していましたが、今回は私を中心に製作することになり、全国でも今までにないロケ地マップにしようと意気込んでいる最中。

紹介する作品は勝手に「レジェンド作品(愛媛県のPRに多大な貢献をした作品:私が独断と偏見で選定)」と呼んでいる作品も含め25作品前後。最近の作品は予告編がYouTubeにあるから、一人で観てジ〜ンときて涙腺がゆるむ。本当にアホだ。そして、観ていない作品が複数あることも発覚し、どうしようか?と悩み中・・・。

2015年8月15日土曜日

71年目の始まり。

食卓にて。「戦争はどうしてダメなのか?」という問いに対し「人殺しだけでは終わらず、互いの国の歴史や文化、思想まで破壊し永遠に後悔するから」が我が家の答。これまでの70年間で少しでも進歩、安全になったと思いたいし、これからの70年も進歩、安全にしたいと思う。人は生まれながらにして弱いという「性弱説」を信じる私にとって、力にすがることは「ダークサイド」です。

昨年の今日はというと、離島の中の離島、上島町魚島で「あんなこと」「そんなこと」「こんなこと」をしてました、365日って早いね。「実家には帰らないんですね」と訊ねられますが、私の実家では「お盆だから帰省して墓参り」という考えがなく、帰った時、意識した時に求められました。季節感なくてスミマセン。写真は魚島の奇祭「テンテコ踊り」に参加した様子。みんな仮装!!

 戦争終結から70年目の今日が終わろうとしている。どこにも行かず、本を読んだり、掃除をしたり、子ども達の宿題を見たりなど、何気ないことを「価値がない」という人もいるけど、何事も無く無事に普通に生きられていることは奇跡ということを知るべきだと思う一人。

私の自由研究。

面白かったけど、事情があるのでここだけで(笑)。自由研究で「スターウォーズと日本文化」を調べるに際し、調べていたら、知らないことも多く父親的にはこの機会に大満足(笑)。

スターウォーズの生みの親「ジョージ・ルーカス監督」は黒澤明監督の大ファン。「隠し砦の3人(1958)」に登場する太平と又七はC3-POとR2-D2だし、物語自体も「戦争から逃れた姫を助け、同盟国へ逃げる」という設定だったのね、忘れた。モス・アイズリーで殺し屋が腕を斬られるシーンは「用心棒(1961年)」を参考にしてたのね。北九州大学では学位論文でスターウォーズが内包する日本文化として執筆されている方がいた(面白かった)。他に心眼、子弟制度、精神世界などの東洋思想も納得。

黒澤明は欧米文化や映画が好きで、欧米を自分なりに時代劇に置き換えた。ジョージ・ルーカスはその黒澤明の世界観を自分なり解釈し宇宙に置き換えた。どうやって他国の物語や文化を翻訳して自分の国の映画に変えられるか?が世界共通語になるかの分かれ道と思った大人の自由研究。この映像は面白かった!

2015年8月14日金曜日

邦画前線、少し異変あり。

いつかこの眺めを提案するぞ!と考えるロケ候補地
邦画映画業界ウォッチャーの私です。この数年間、この時期は研修用にフィルム・コミッションについて情報を更新します。
内容は「映画興行収入とフィルム・コミッションの関係」「興行ベスト10の映画種類」などについて。

日本映画製作者連盟によると、2014年の邦画興行成績ベスト10は1位が「永遠の0(87.6億円)ロケ地:茨城県、静岡県など」。第2位は「STAND BY ME ドラえもん(83.8億円)」第3位が「るろうに剣心京都大火編(52.2億円)ロケ地:京都府、鳥取県など」。1位と2位の監督は山崎貴氏です。ベスト10でFCが撮影した作品は計4本。残り6本は?と言うと「アニメ」でした。ちなみに2013年の1位は「風立ちぬ(120.2億円)」、FC支援作品数は4本、残り6本はアニメでした。*今年と同じ。

そして更に驚くのが「原作」の多さ。2014年のベスト10にオリジナル作品はありません。そして、ネット情報ですが2015年上半期興行収入を見ても「妖怪ウォッチ」「名探偵コナン」「ドラえもん」「ドラゴンボールZ」「暗殺教室」「ストロボ・エッジ」「寄生獣」「NARUTO」「クレヨンしんちゃん」「アオハライド」と続きます。むむむ・・・。

失敗・・・。

ベンスケに散々脅される。「抜歯は痛いですよー!」「腫れますよー!」とケタケタ笑いながら言う姿は小悪魔(笑)。
歯医者に通って3ヵ月目、親知らずの抜歯をするも失敗。想像してください、1時間以上、親知らずを割ったり、削ったり、抜いたりする恐怖。時々、麻酔が効かず激痛が走り体に力が入る緊張状態で1時間以上動けず、で失敗(というか中断?)。

と、痛いこともあれば今週は「再会に喜ぶ」場面も多々あって「イーブン」か。ある方とは5年以上ぶりで一緒に仕事を。ある方とも数年ぶり、お元気そうでなにより。そしてある方はとはサービスカウンターで所長として再会。「新聞に出てましたね」「学長日記見てるよ」など、ご縁を感じずにはいられない。感謝!


そして、写真は江戸農園の自家栽培野菜たち。色々な形があったので「野菜といったらジュゼッペ・アルチンボルドでしょう!」とベンスケに言うと「この程度が私の力です」と作品完成。痛い最中だけど、今日もどれだけ楽しめるかがモットーです。

2015年8月13日木曜日

世の中はチクショーだけど。

今年もインターンシップ生を受入中です。今年は5名、目標は「企画立案のノウハウを学び、学生対象の授業アイデアを発表する」。どうして大学では「企画立案」の授業をしないのだろう?社会に出たら「企画書よろしく!」など、突然言われるのに、その準備期間として企画を「生きる術」として学べたらいいのにな。

インターン生を受入れて4年目。初年度は企画立案をして最後はアイデアプレゼンテーション。2年目も企画立案で「Tratter」を完成させました。3年目は「しまのわ分校」で島々を巡り島の魅力を体験してきました。インターン生や学生と接点を持たなければならないと思っている理由は「彼らは次世代だから」です。

ココ大以前からインターンシップ生を受入れ13年、60人以上の学生は一番年上で33歳!ベンスケよりも年上なのか!就職したり(保護者から相談を受けたり)、結婚したり(恋愛ノロケ話を聞かされたり)、愛媛を離れたり(涙で別れたり)。世の中はチクショーだけど、面白い。そして、楽しむかどうかは自分次第と今日も研修で叫ぶのだ。

2015年8月12日水曜日

風景に価値あり。

海の青は穏やかで、折り重なる山々の緑は深い。真珠養殖の浮き橋さえオブジェとして見えてしまう愛媛の風景は素敵です。と、真面目にいうと(えっ!ホント?そうですか?)などと笑われます。私がそう思わなかったら愛媛にいないし、フィルム・コミッションもしていないし、ココ大も存在していません。

これらの「眺め・風景」には価値があります。風景の何がよいかというと「変化」の一言でしょう。風景には「季節」があります。春、夏、秋、冬と移る表情は美しい!そして、毎日には「天気」があります。晴、曇、雨、雪、雷などは風景の表情を激しく変えます。もう一つあります、それは「時間」。朝、昼、夕方、夜と刻々と過ぎてゆく風景は自然を感じずにはいられません。

「季節×天気×時間」の組合わせは80種類以上。写真は「夏(季節)×晴(天気)×昼(時間)」です。全ての組合わせを見るには80回以上、ココに来なければなりません。そして、これほどの組合わせがあるならば、妄想せずにいられません(笑)。今は存在しない価値ですが創出できますように!

2015年8月11日火曜日

卑しい私。

いったい、どこへ行くのやら?と揺られて到着したのは山間のうどん屋さん。通称「カレーうどん屋さん」とのこと。混むとのことで13時過ぎに時間をズラし店に入っても20席ほどの店内は満席で、しばし外で待つことに。(こんな山間のうどん屋さんの類をよく見かけるけど満席で待つなんて・・・)と思ったのは事実。

営業時間は11時〜16時の5時間に驚きながら待つこと約10分。席に座りメニューを見ると「カレーうどん」以外に「肉うどん」「天婦羅うどん」「梅うどん」など定番がズラリ。価格帯の平均は600円という所か。ふむ、すると一日の売上は1時間に2回転(計40席)として5時間で計200席。客単価を平均600円とすると一日の売上は12万円か。週5日営業として60万円/週×4週=240万円×12ヵ月=2880万円!

うどんの原価は約30%(864万円)。クーラー、おしぼりなど維持管理費は約10%(288万円)。夫婦で働いていたので人件費は2人分(600万円)。その他費用で年間120万円。合計1872万円。2880万円-1872万円=1008万円/年。マジですか!驚きながら外に出ると「売り切れにつき閉店」。時計は午後1時40分、スゴいね。転職なんて全く考えていません!

今日も無知をさらけ出す。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざの通り、私は無知なので聞きまくります。昨日は「みかん研究所→愛南漁協→土居真珠」と南予往復300kmの取材。ロングドライブをしてくれた江戸さんに感謝!

みかん研究所では、みかんは1789年に高知からやってきたという話や品種改良の時間に約15年かかることに驚き、愛南漁協では養殖業に対するイメージが大きく異なることに驚き、土居真珠では真珠の不思議(巻や透明感、艶など)に驚く。写真は土居真珠にて、窓の向こうは真珠の養殖場。

無知でも今日を境に学べばいい。その時は笑われても構わない、学ぶ意欲を進化すればOKさ!。映画All you need is killと同じ。最初は全く「使い物にならない存在」だけど、何回も経験することで状況を吸収し、知恵と工夫を生み出し、自分のモノにして「使い物になる」。私はこれから仲間と学び、愛媛の「真珠」「シルク」「養殖」「みかん」についてとても詳しくなり、愛媛の魅力として発信できるようになる。

2015年8月10日月曜日

自社の魅力をどう伝えるか?

振返れば2週間で6種類の授業(えひめ地魚学ジュンク堂で朝本煮干しおかわり!魅力の鮮魚売場誕生!こまどりスイカ、ちりめんモンスター)を行いました。全ての授業へアイデアをひねり出すのは苦労しました。そして、自分に設けた基準に達したか?否か?振返り。予想以上の授業もあれば、改善点があった授業もありました。実り多い授業をこれからも!

瀬戸内海響市場さん、イオン松山店さん、いよてつ髙島屋さんとは初コラボ授業。担当者は「初の試み」に、不安と期待が入り交じっていたと思います。なぜなら「商品やサービスではなく自らが会社の代弁者」だったから。しかし、自分の言葉や紹介によって「自社商品やサービスを再考する機会」は自信に繋がったと思います。

消費者には、商品やサービスの価格が「安い・高い」だけでは判断しない方がいます。「安心・安全」で判断する人が増えている気がします。一昔前の「安けりゃ売れる」時代は過ぎ、「顔が見える、思いが伝わる透明性や公開性」が今後更に求められると思ったり。

2015年8月9日日曜日

変なことになりませんように。

今日は長崎に原爆が投下された日。長崎市役所の原爆死没者名簿には165,409人が登録されています。8月6日に広島へ落ちた原爆による死者は広島市の原爆死没者名簿によると292,325人。松山も原爆の投下候補に挙がっていたと知った時は驚いた。投下時だけでなく今も苦しみながら亡くなる方がいること。戦争ウンヌンではなく、人が亡くなるだけじゃないんだから、絶対にダメ。

「世界では戦争をしている期間と、戦争をしていない期間はどちらが長いか?」と尋ねられて「そりゃ、戦争していない期間でしょ?」と応えた私は高校生。日本が戦争に直接加担していなくても間接的に加担しているかも?と知った時、世界への関心が一気に開き考えるようになり四半世紀。

この四半世紀の間に気候も変った、「ゲリラ豪雨」なんて言葉はなかった。「夕立」なんて情緒的な言葉でなかった30分間。雨雲レーダーも見たことない絵だったので記録。世の中がこれ以上、変なことにならないよう自分に何ができるかな。