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2015年6月5日金曜日

文章脂肪率について。

文章を書くのが苦手。という人は意外と多く私も苦手だった一人。業務上の書類作成などはできましたが、いわゆる「感想文」的な自分の気持ちを入れた文章は苦手でした。同じ文章でも「議事録」「感想文」「エッセイ」「コラム」「論文」と世にはカテゴリーが色々あり、違いも分からず困ったこともありました。

そんな私も克服できた理由を考えると3つ。「小中学生の時、赤川次郎氏、井上ひさし氏などの作品が大好きで文体を真似て自分のものにした」。「議事録、感想文、コラム、論文でも型があることを知った」。「新聞への投稿、ブログを書き続け経験値をあげた」。赤川次郎氏の軽快な文体、サクッとした構成に影響されていると思います。そんな経験を活かした「文章の書き方術」。

「起承転結」という先人の知恵を参考にするのが近道。「①きっかけ・背景」→「②導入(ざっくり概要)」→「③展開(事例・詳細)」「④→まとめ(意見)」が基本。そして各所に固有名詞や事例、数字、値、感じたことなどを入れたら具体的になる。そして、ひたすら書く。書くうちに余分な言葉、表現は削られ文章脂肪率10%になる(笑)。

2015年6月4日木曜日

拠点化妄想中!

「この時がいいねと君がいったから6月4日はココ大記念日--俵万智風--」。本日、4回目の設立日を迎えたココ大は静かでした。以前から4年は5年への序章と位置づけていたので4つのカップケーキでささやかに祝う。

2015年度は8つのプロジェクトを動かす予定で仕事は大入りです。ありがとうございます。増員できたら仕事も拡充できますが精一杯です。スタッフからは「もっと働ける」と思われているかもしれませんが、私はこれに「えひめリソースセンター」「講演・研修」「ジャパン・フィルムコミッション」もあるので、ここら辺で一区切りです。

今後の希望や願いを周りに言い始めました。それは「市内中心部に数坪の拠点」を持ちたいと思っています。そこでは愛媛の魅力が学べたり入手でき、通勤前や後にフラッと立ち寄れる雰囲気があり、壁には本やフィルム・コミッションの経験が形になっています。愛媛の魅力の他にCSRやコミュニティビジネス、創業などの話題もあがっています。あー、考えるだけで面白い。その為にはバリバリ仕事をしないとね。

幸せ者です。

写真は松本理事から拝借!
ラジオ収録→理事会→おもてなし科→総会→懇親会。平成26年度も決算が終わり、無事に平成27年度を迎えることができました。この一年の良い点は2つ。「コラボ授業」が増えたこと。伊予銀行さん、コープえひめさん、フジさん等、ココ大を活用してくださる企業が増えています。もう一つは「理事が増えたこと」。税理士の柳井さんが就任したことで会計・税務関係が強化されました。その威力は理事会、総会で早速発揮されています。

問題点も2つ浮き彫りに。一つ目は「自主事業比率の低さ」。設立当初からの課題ですが、改善中の真っ最中。コラボ授業、有料授業の強化で高めるぞ!もう一つは「寄付」の少なさ。ココ大の活動理念・存在意義をもっと積極的に発信し、活動への共感を高めます。

総会後の懇親会は松山城が見える近所へ。私は本当に幸せ者だと実感。私には足りない所がたくさんあり、ダメでふがいないリーダーの代表格ですが、その足りない所に「人がいる(適材適所)」ってスゴイと思う。「私ができる」「得意です」と、言ってくれる仲間に乾杯!

2015年6月3日水曜日

おもてなしを学ぶ。

梅雨に入り、晴れ間を狙って研修生18名と中島へGO。研修生に聞けば、「初めて、中島へは10年ぶり、20年ぶり、30年ぶり」と「連れ応えのある」面々。フェリーに約1時間乗り到着すると小田美恵さんが出迎え、かれこれ7〜8年のお付き合い。

小田さんが経営される宝山亭は民宿、8年前にオープンし県内外からの観光客の他に、学生の合宿、瞑想・ヨガなどの教室、地域の懇談などで利用される居心地の良い場所。そこで今回は経営者、女将として「おもてなし(≒ホスピタリティ)」についての講話。「小田さんが考えるホスピタリティとは何ですか?」と私、すると「他者を愛せるか?という問い」と小田さん。利害を超えて他者の喜びを自分の喜びに変換する、学びました。そして「経験第一主義」は全くの同感。酸いも甘いも多くの経験から学ぶことは座学ではできません。

今までサービス利用者でしたが、民宿の実状、経営の裏側などを赤裸々に語っていただいた小田さん。ただ、残念なことに、諸事情によりこのままだと宝山亭は秋に閉館する予定。うーん、買い取るほどの財力も知恵もない。このままでは惜しい・・・。

2015年6月2日火曜日

学び続ける。

2013年8月22日、MOOCsについて書きました。あれからJMOOCが立ち上がり、気にしていた所に「旅館経営教室」の開講を知り、申込みました。オンライン学習には今ひとつ懐疑的でしたが、gaccoが提供しているサービスはシンプルで敵ながらあっぱれ(笑)。10万人の会員がいるとのこと。

旅館経営教室は「おもてなし科」の参考になると思っていましたが、「サービス業全体」に共通する内容で経営者にとっては学ぶべき点が多く満足。カリキュラムは5週間に渡り提供され、1回のカリキュラムは10本の動画(約10分/本)で学ぶ「反転学習(講義を宿題として映像で学び、実習を教室で学ぶ方式)」を基本にしています。

一日かけて、10本の講義映像を見たらヘロヘロになりましたが、とても面白かった!この品質を無料で提供されると、後発組はこれ以上の品質で勝負しないと厳しい!と実感。学ぶのをやめない。早速、「ビジネスプラン」「インタラクティブ・ティーチング」も申込み自分力をあげる!

2015年6月1日月曜日

砥部焼についてお願い。

本年度、ココ大が取組むキーワードの一つ「砥部焼」。展示会や青空市などで少しずつ買い集めた砥部焼などを集めてパチリ。形も色も様々(手前の水色器は私がろくろを回して作りました)、釉薬や絵付けで多種多様で、ここまでくると「何をもって砥部焼というか?(=定義)」と思うほど。ここは「砥部の石でつくり、砥部で焼いたら砥部焼」としよう!

砥部焼というと「唐草文様」が代表的ですが、砥部焼の窯元・屋号は100はあると言われ、写真のように多種多様にあることから、ニーズも多種多様にあると思います。そこで「現状把握」としてアンケートを取らせていただきたい!愛媛県人なら誰の家にも砥部焼はあるのか?どんな砥部焼を持っているのか?など、気になる所であります。

「頑丈さ」が良い所であれば「重い」が残念と言われ、縁が丸く柔らかいと称されれば、野暮ったいとも言われる。どんなニーズがあるのか?アンケートから妄想して仮説を立てるつもりです。回答は3分で終わりますので、一人でも多くの方にご協力いただきたいと思います。アンケートはコチラから。

2015年5月31日日曜日

挑戦してナンボ。

ベトナムで作られた愛媛の米。
5月最後の更新。日々の生活でも必ず何か感じたり思ったりすることはあり、後日、見返して思い出すこともある学長日記は自分にとっても備忘録。本日もお付き合いいただき感謝です。

「学長、食べてみて!」といただいた米。愛媛産の稲苗をベトナムで育てた米。ベトナムで事業を興している弟分が愛媛県とベトナムの架け橋にと注力している農業。今まで誰もしたことがなく、リスクを伴う事業に果敢に挑む彼の気概に元気をもらう。「味はまだまだ」と言っていたけど無問題。物事は最初からうまくいかないのが常。前向きな挑戦や取組に関われることは嬉しい、そして美味しい(笑)。

昨日も県知事がテレビで愛媛の魅力を紹介していたけど、こうした魅力にどれほどの愛媛県人が触れたり、自分の言葉で発信しているのだろう。実は県外への発信も必要だけど、県内での魅力実感も重要だから、フラリと気軽に立ち寄れる2坪ほどのカウンター型アンテナショップが往来の多い所にあったらと思ったり。(そう思うんだったらやろうよ!)と弟分が言いそう。

撮影現場にて。

何度経験しても緊張するのが「よーい、スタート!」という撮影の始まり合図。数日前から撮影が始まった「喧嘩の凡て(仮称)」の現場。撮影が始まってから初めて現場を訪れましたが、20代〜30代のスタッフが多い!そして女性も多い!西ヶ谷プロデューサーと「我々は年長者ですね。」と複雑に思う。10年前の撮影隊はみんな年上(当たり前だけど)で、私世代は助手やチーフでした。これからの日本映画を引っ張っていく映画人を見れて感慨にふける。

「えひめ映画部」でも触れましたが、真利子哲也監督はココ大授業でもお世話になったし、東京国際映画祭でもお会いしたりと、ご縁があった監督。ならば「満足できる撮影をしてほしい」と思う一人。できることは些細だけど、「いるだけで安心です」と言われFC冥利に尽きる。

(愛媛・松山で映画撮影してるんだ)と思っている方、撮影本数は決して多くない(年に1〜3本)ですが、愛媛と言えば「近代映画の父」伊藤大輔氏と「脚本家」伊丹万作氏を輩出し、日本映画監督協会の発起人でもあります。映画を通して愛媛の魅力を再評価です!

2015年5月30日土曜日

家族しみじみ。

男三人、香港へ弾丸ツアー。かたやきソバの森、天津麺の湖、麻婆豆腐定食の海、えび天の山に驚愕ながらも克服する。あっ、外国の話ではなく近所の中華料理店です。我が家の金曜日は「一週間お疲れさま会」が普通で、仕事、勉強、部活などで満身創痍を互いに労う口実で外食(笑)。

一方、妻はマレーシアへ赴き、長女の学校生活について先生らと意見交換。家庭訪問がないので、こちらから学校訪問。報告を聞き長女なりに踏ん張っている姿を先生や周りから伺うことができて安堵。そして今さらながら、生徒を支えているのは教員、親、友人ということ。コミュニケーションを取りながら、異国の地でゼロから信頼関係を築き上げている長女を誇りに思う。


押入と布団で滑り台を作ったら布団が破けたり、6畳間でお追いかけっこしたり、家中で宝探しした日々が懐かしい・・・。今日も我が家はそれぞれが自由に動く。気持ちで繋がるって本当に大切と思う朝。写真は東野にある久松家屋敷跡。

2015年5月29日金曜日

愛媛大学に登場。

実は愛媛大学から「非常勤講師」と「研究員」という肩書きを拝命しており、昨日は「愛媛大学リーダーズスクール」に登場。先週は妻が登場したので、学生にとっては(一体この夫婦は何者?)と不思議だったみたいです。(実際に授業後に30分の質問攻めでした)

今回は家族ぐるみの友人、丸山智子さんと講義。「企画立案」を私が、「プロジェクトマネジメント(事業運営管理)」を智子さん。自分が知っていることを他者から学ぶことは気づきが多い!なぜなら「言葉や表現が違うから」。「プロジェクトマネジメント」は時に運営管理能力だけが評価される勘違いが生まれるけど、全ては成功のため。成功のために明確にするのが「目的と目標」、そして「課題」。

NPOにもプロジェクトマネジメントは必要ですが、意識しているNPOは少ない。人も時間も資源も足りない中で「プロジェクトマネジメントの前に優先事項がある!」と言う人がいたら、その人は残念な人。実は日常はプロジェクトに置き換えることができ、マネジメントが必要なのです。早速、ELSにレポートが掲載

さよなら△。

演劇人やその卵たちが集まるNYで「THE WINDS OF GOD」を見たのが1993年、今井雅之さんの熱演を間近で見て演技の迫力に感動し、刑事役などをテレビで見ては勝手に親近感を覚えていました、合掌。

おもてなし科。研修生2名の就職先が決まり、私の授業は昨日で最後でした。20名いた研修生はこれで18名になり、今後も減ることが予測され、嬉しい反面、共に過ごしてきた4ヵ月を振返ると寂しい気持ちも。でも、行く先が照らされたことは本当にいいこと。あとは自分で切り開くかどうか。

「知らなかったことを多く学べた」「先生の授業は毎回刺激的で面白かった」と、お世辞でも言われると嬉しい40代。おもてなし科での出会いも就職も縁。今回の2人も縁かどうか分からない機会をたぐり寄せ、結びつけました。大きな結果も小さな発意から始まると納得した瞬間。頑張れ研修生!写真は先日の授業で訪れた庚申庵。

2015年5月28日木曜日

諸行無常。

形あるモノはなくなる。ココ大副学長、砥部焼作家の杉浦綾さん作の非売品「ココ大湯のみ」が割れました。(ここは金継か!)と思い杉浦さんに相談すると「形あるモノは壊れる、砥部焼は生活器なので割れるのが前提。買い直して!」とのこと。

ごもっとも!と思いつつ、もったいないので「鉢」に変えようとアロンアルファ。写真左から右へ「壊れる前→割れた状態→くっつけた状態」。はい、合成写真で再現しました。湯のみとしては役割を終えたけど、新しく鉢としてみると見た目がまた変るから面白い!素敵なインテリアに進化。捨てればゴミ、使えば資源。

アイデアも同じ。アイデアが壊れる(=ボツ)ことは日常茶飯事。一回目のアイデアは浅いし薄い、それを承知で書き始め、数日寝かせ再び取組みます。リフレッシュした頭で再構成し考え直すと新たな発見があるものです。鉢が壊れたら「モザイクアート」にしようかな。ジム・パワーというNYマンハッタンでモザイクアートに取組む芸術家を思い出した。偶然に出会いモザイクを埋めたのも思い出した。

2015年5月27日水曜日

久しぶりの家族駄話。

「お父さん、ブランドって何?」と、世の中に興味がある末っ子、何を言っているのかと思うと、JTがタバコ事業に専念することで手放す「桃の天然水」「ルーツ」の2ブランドをサントリーが1500億円で買収するという新聞記事を見ての質問。

ブランドとは一般的に「他の銘柄と差別される価値」で、「似ている商品が多い中で、選ばれる名前や味だよ」と伝える。そして「買収って何?」となったので「桃の天然水を5億本(150円/本)とルーツを5億本(150円/本)、合計1500億円支払いますから、名前も形も味も会社も全部くださいってこと」と私なりに説明してみる。これでいいのか・・・。

周りに興味・関心を持つことはいいこと。しかし、知ると厳しい現実を見たり、人の優しさを感じたり。実家も揺れた先日の地震で安否を気にして電話をすると「寝てたから気づかなかったよ」と老父。そして「この前の新聞記事を読んだが、俺の子育ては間違っていなかった」と自慢げな老父。えぇ、周囲に気配り、目配りすると知らなくてもいいことも知るもんです。

郷土料理とは?

今年度からココ大が取組む事業の一つ「だし(出汁)」について、愛媛県漁協組合女性部会会長の喜田さん、渡部さんを尋ねに今治へ。出汁が最適な料理は「郷土料理」と思い浮かべますが、「郷土料理ってなんだろう?」ということ。

尋ねる前に「彩菜きてや」へ寄ると「いぎす豆腐」がありました、松山では見かけません。渡部さんの家では「肉じゃが」ではなく「いかじゃが」も出すそうです。郷土料理と聞くと一年に一回出るか出ないかの食事を思い出す私。実は「旬な地魚が食卓に並び、毎日の延長にある料理」と定義してもいいのでは?と問うと全員一致。私達が行うのは「保存や資料づくり」ではなく、日常の食卓で出る魚食の美味しさ実感。

よい打合せができました。そして、帰り際に打合せで知ったお店に寄ろうとしてもスマホではない私は場所が分からずスマホを持つ職員まかせ。そして行こう!と言っても運転免許もないからお願いしてGO。本当に使えない男です。「だから、早く免許を取ってと言ってるでしょー!」とベンスケの声が脳に響く。

2015年5月26日火曜日

自分への投資。

おもてなし科、「四国八十八ヶ所」を学ぶため、まずは遍路道を歩こう!と「四国へんろ道文化 世界遺産化の会」の松木事務局長と一緒に、浄土寺(49)→繁多寺(50)→石手寺(51)まで、途中に道草などもして約9km歩きました。四国八十八ヶ所も霊場という言葉も遍路という言葉も知ってるけど、それは情報とか知識。必要なのは見て、触れて感じること。

ココ大でも過去2回授業を行い人気だった授業。今回は「ゴミ拾い」こそしませんでしたが、全員に発見や気づきがあり何より、書家の三輪田米山なんて多くの方が知らないよね。個人的には石手寺の置物が増えている気がしたけど。写真は東野の道、のどかな風景にパチリ。

知れば知るほど、面白い愛媛(松山)。これは「えひめ観光学」などの体系化をすべきでは!と思う。おもてなし科もあと2ヵ月、研修生は本日、鹿島や忽那醸造へいくとのこと。手間も時間も体力も使うけど、どれだけ愛媛の魅力に触れられるか、自分への投資ですぞ!

2015年5月25日月曜日

答は湯の中。

今日の気分を写真に表すと、スカッ!という感じ。
ワイングラスをシェードにするのは「他の用途を考える」。発泡スチロールでできたコンクリートブロックは「代用してみる」。100本入りプリッツは「大きく、多くする」。ライトセーバー型の箸は「アイデアを借りる」。キッザニアは「逆転してみる」。ロッテのガーナチョコ&クッキーサンドは「結合してみる」。サッカーボールをインテリアにしたのは「変更・変化してみる」。

一般的な「練る」という考え。授業内容を練る作業の時に、過去にどんな「練り」をしたか思い出す。参加者が単に「いいことを学んだ」と言って帰るのではもったいない。参加した証、学んだことが残せるようなアイデアはないものか?そして、それは他の人にとっても有益であることが望ましい。

色々と条件を重なると難しく、リフレッシュに風呂に入って考えると閃いた!シャワーを浴びたり、風呂に入っている時に閃くって初めてじゃない。リラックスできるから、目を閉じるから、お湯などの因果関係があるのだろうか?「答は湯の中」、今日の言葉。

2015年5月24日日曜日

ヤケドさせるぜ!

妻バランスゲーム中、私は左で鑑賞中。
ベンスケの計らいで「健康指導員さんから健康指導」をいただき一ヵ月。旅に出たり会食など色々と「できない理由」を並べてきましたが、後藤さんの引越に伴い不要になった「WiiFit」をベンスケが調達。「健康体で稼いでいただかないと!」と気にかけてくれるいい奴。もう入院はゴメン。

我が家に眠っていたWiiと接続すると起動。へえー、体重計やBMIなど健康測定ができるんだ。測定すると「太り気味」、バランス測定をすると体力年齢は40歳!そこそこ。妻も興味を持ちバランス測定をすると体力年齢がナント!言えない年齢でした。ショックを隠せない妻、笑う子供達。

家族での共通話題が一つ増えたのはいいこと。今朝も早速、テレビに向かってヨガ、バランスゲームをする妻。私もヨガ!三日月のポーズ、立木のポーズを試みるがフラフラ。目標は半年で5kg。「ヤケドするよ!」とベンスケに言うと「ヤケドさせてくださいよ!」と、バッサリ斬られる・・・。

2015年5月23日土曜日

授業素材探し。

授業素材を探しに魚売り場へ。店長さんに写真撮影の許可をいただき店内をウロウロ、さすが「地魚に自信あり!」というだけあって愛媛・瀬戸内の魚介類が並びます。「やっぱり朝来てもらった方が種類も量も多いよね」と店長さん。はい、夕方に伺いましたので次回は朝に来ます。

店員さんに「このサワラは刺し身にすると何人前ですか?」と尋ねると「2〜3人前ですね」と返答。魚に詳しくないので(こんなに大きいのに意外と量は少ないんだ)と思う。「例えば、この鯛を鯛飯用に処理してもらえるんですか?」と尋ねると「もちろん、頭を含め、要望に応えますよ」と店員さん、心強い!ちなみにこの日は他に愛媛で獲れた「太刀魚」「イサキ」「ハマチ」などがありました。

魚料理って、頭や骨などの処理、廃棄が面倒で一匹買いにくい!と思うけど、聞けば思う以上に色々と応えてくれるよう。フム、そして意外と愛媛・瀬戸内であがる魚介類が豊富で(東京だったら、この値段はないなぁ)と思う。豊かな魚文化を学ぶ授業、なにかできないか!!

2015年5月22日金曜日

危険な香り。

松山市内中心部には正岡子規、柳原極堂、河東碧梧桐などの句碑が47基あります。でも「知られていない」のが現実。本日の授業で研修生が手分けして探し、句碑周辺の方に場所を尋ねても「知らない」と言われる有様。そして探し続けると「石柱・石碑」はみんな句碑に見えるから不思議。私も撮った!と思ったら「正岡子規の母・妹の家跡」でした。松山(愛媛)って石碑が多いね。

机上で考え、学ぶことも大切だけど、行動に起こし手間をかける大切を日々益々感じる。「案ずるよりも産むが易し」ということわざがあるけど、47基ありますという知識よりも、どんな47基なのか?実際に行って見たのか?どんな印象を持ったか?という行動が大切。

労力も時間もお金もかかる「手間」だけど、危険な香りがするのは、そういった「手間」を省いたり簡素化しすぎる傾向が漂うこと。私も面倒は嫌だし途方もない工程はゴメンだけど、効率化という香りを前に省略してはいけない所まで省いていないか?今、まさに「省略してはダメ!手間をかけて」という事業案を前に自分を戒める。

2015年5月21日木曜日

中年期つれづれ。

中年の危機の二人(笑)
1ヵ月ぶりの収録だった週刊ココ大ラヂオ第85回目。申し訳なく、番組を支えてくれた杉浦副学長に感謝。年度の始めは事業整備が必要で、出張や収録時間と重なる早朝打合せなどで、行きたくても行けずでした。今年中に100回目の放送になるのか!継続は力なり。ちなみに次回(5/27)の放送は「青いダイヤ・赤いダイヤ」です。

私が対応できなくて物事は進めなくてはならず、各人が「リーダーシップ」を発揮しなければならないのですが、昨日書いたように40代以降は「中年の危機(ミッド・ライフ・クライシス)」を迎え、それまでの「勝ちパターン」が通用しなくなり自信を失う。だからと言って諦めるのではなく、「今までの経験を活かし新しい生き方ができる」のが更なる成長につながる秘訣とのこと(リーダーシップ3.0より)。

心理学者エリク・エリクソンによると、人は中年期にさしかかると「世代継承」を担おうと思うようになり、自分から家族・共同体へ関心・関与が高まるらしい。自分の思考、行動を振返ると確かにね、と思う節が多い。