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2025年2月20日木曜日

畝づくり。


ニエカワさん、78歳。「私の農業は趣味だからね。」と言い「なーんもしてない。」と、肥料も水も何もあげてないと言いつつ、果物から野菜まで10種類以上を育てていて、化学式(元研究者)を自在に操り、論理的に自身の農業論を説いてくれる情報量の多いニエカワさん。

私たちに与えられたミッションは「畝づくり」。それもかなり高め( 40cmほど)の畝。
最初は手作業でクワやシャベルで溝をつくり、土を盛り上げて畝を作るのかと思いきや、2種類のコンバインを使い、最初は土を耕すコンバイン、次は畝を造成するコンバイン。
そんな作業を普段は一人でされてると聞いて(パワフル過ぎ!)と思ったり。

そんなニエカワさんへの援農者として担った作業だったけど、畝造成コンバインの操作は難しく、農業経験者のクメさんにお任せ。
我々ができたことと言えば雑草を取ったり、コンバインに絡まった草や土を取ったりなどのサポート程度。
1時間程度では畝は完成せず、終了時間の12時を過ぎてしまい、土曜日に持ち越しとなる。役に立ったかどうか不安になる。

思いの外、紫外線を浴びた倦怠感&体力を消耗した疲労感の我々。宿に戻り英気を養うために昼食!
用意していただいていたのは「ロコモコ丼(≒ハンバーグ+目玉焼き丼)」。
ポイントはハンバーグの上にかけた酸味と甘さが絶妙なソースでモリモリ食べて、それぞれに援農した内容を共有。

そして、食後はコーヒーを淹れて各自自由行動。午後も援農に行く人もいれば、私は午前中に届いたメールや資料づくりなどで過ごし、夕方は夕陽を見に散歩。

(こんな快適なワーケーションは初めてかも)と満喫を味わう。


2日目の朝。


2日目の朝。粉河寺から戻ると皆さん起きていて、キッチンの周りに集まってた。何かな?と思ったら「朝飯は何にする?」の話だった。

三食付のワーケーションプログラム。ミカンのてづくりジャムがあったのでトーストパンを希望した人、新鮮な卵があったからTKG(たまごかけごはん)な人(=私)など、それぞれがそれぞれに朝食を準備。
ちなみにTKGの上に写ってる大根と葉っぱは、周りの採れたてなのか?いつの間にか置いてあった。葉っぱをちぎっていただく。

「やっぱり、畑からの採れたて野菜は味も歯応えも全然違うよ!」は、昨晩の藤井の里くらぶの方々の言葉。それは「新鮮」と言う言葉に凝縮されていて、身をもって体現する。
「お恥ずかしい話、私は人様に言えないような食生活をしてまして・・・」と伝えると「ココにいる間に浄化したらいいよ(笑)」と返される。

「口に入るもんだけに、畑からの直野菜は安心で、“それ”が体を作るもんな。」とも教えてもらい(ごもっとも!)と自分の不摂生を猛省。

食後はコーヒーを淹れて雑談。
まだ出会ってから24時間も経ってないのに、この既にマッタリ感。
人との出会いって本当に面白い。
「応募してなかったら絶対に会ってなかったですよね。」は、その通りで、偶然なのか?必然なのか?という感じだけど、どっちでもいいよね。一期一会。

片付けをしたら8時過ぎ、いよいよ援農が始まる。
初日は「剪定作業」と「畝づくり」の二組に分かれての作業。

皆んなで出発して集合場所へ行くと、既に生産者さんたちが準備をしてくれていた。
どれだけの役に立つのか?私たち!

西国三番札所「粉河寺」


和歌山県紀の川市でのワーケーション中でも「1日10,000歩」はマスト。
「だから歩かなければならないんですよ。」と仲間4人に伝えると、(そんなポイ活があるの!?)という表情で笑ってくれる。

どこへ散歩しようか?と1日目の夜にグーグルマップをみたら「粉河寺」というお寺が徒歩20分の距離にあり往復40分程度。すると4,500歩ほど歩けるぞ!と分かり、6時前に一人宿を出て出発。

見知らぬ土地、それも外灯が少なく周りはまだ暗い。人も車も通っていない道をグーグルマップを片手にテクテク歩くこと20分ほど。
(ココを左に曲がって・・・)と細道を歩いていたら、粉河寺大門(朱塗りの楼門)がドッーン!と表れてビックリ。
想像と全く違う大きさ&迫力に(知らなくて、ごめんなさい。)と心の中で謝る。

大門をくぐり、寺の配置図を見ると、これまた想像以上に敷地が広く、一番奥に本堂があった。
参道では掃除が始まっていて、「おはようございます!」と声をかけて本堂へ進む。
大門では立派な木彫の阿吽の仁王像が睨んでいたが、本堂へ続く中門では四天王像が一対ずつ睨んでいて、薄暗かったこともあり、その表情に怖さを感じたり。

そして本堂到着。本堂は1720年に再建されたものだけど300年以上経っていて国指定重要文化財(大門も中門も国指定重要文化)。

地域の小さい寺と思い込んでたけど、全くの検討違い!無知を恥じる。
ちなみに「西国三番札所」とのこと。
そして、本堂でお参りしても奥には行者堂、神社などもあり、時刻を見たら6:40。ココまできたけどタイムアップ!
隣には広い公園もあると地図でわかり、再調査決定!となる。そして歩数は5,000歩だった。

2025年2月19日水曜日

藤井の里くらぶの皆さんと合流!

藤井の里くらぶの皆さんと乾杯!

夕食前、5人揃い自己紹介も終わった時、イズミさんが「夕陽を見に行きましょう!」の声に、外に出てみたら、ちょうど夕陽が沈む様子を不思議な縁で集まった5人で見届ける。
まだ知り合って1時間ほどなのに「なんだか、前から知ってるみたいだね。」となったのは、皆さん素敵な方だから。

実は我々5人以外にもイシダさんという家守(ハウスマスター)も古民家宿にいて、彼女は写真家デビューを目指している最中。だから計6人で6泊7日の不思議な生活が始まった。
他にも掃除役などを担うハウスキーパーの方もいて、その方は元パテシエと、とにかく一人一人の情報量が多い。

ネギ塩鍋を食した後、「こんばんは〜!」と、次々と入って来られたのは「藤井の里くらぶ」の皆さま。私たちが援農する生産者さんたち。
現在8名ほどで活動されていて、それぞれがウメ、モモ、キウイ、ブドウ、カキ、ナシ、柑橘、野菜など時期に合わせて少量多品種を生産されていて、我々はそのお手伝いをすると分かる。

「畝を作りましょう!」「収穫を手伝ってください。」「剪定を手伝ってください。」「枝を片付けましょう!」など、作業は色々とあり、一人一人に役割を振り分けられて、それぞれの生産者さんの所へ赴いて援農すると分かる。

写真は全員が写ってないけど、藤井の里の方々との出会いに乾杯の瞬間。
生産者の皆さんは実は毎週、このように援農で藤井の里にやってきた人たちを受け入れていて、そのホスピタリティ力に驚かされる。ホント、皆さん大歓迎してくださる!

ちなみに、今回のワーケーションは全10回の10回目。私たちは最終組で、聞けば10倍近い倍率から選ばれた?という話を聞いて驚く。

一期一会とは、こういうこと。出稽古の醍醐味を初日から味わう。
濃い夕陽だった。

5人揃った。


粉河駅から二瓶さんの車で走ること数分、停めた駐車場から徒歩2分。
「ココです。」と通されたのは「表札が残っている古民家」で、ガラガラと引き戸をあけて中に入ると、中はフルリノベーションされていて、空き家だったとは思えない充実したしつらえ。
ココに6泊7日お世話になる。

玄関には既に一組の靴が揃えられていて、イズミさんと言う方が先着。
「初めまして!」から始まるコミュニケーション。
お互いに自己紹介から色々と喋っていると、他のメンバーもやってきて参加者が全員(5人)揃う。そんな5人の紹介は・・・。

イズミさん(お仕事を辞められてキャリアアップを目指している最中)
セツコさん(インバウンド旅行者へ日本各地を紹介するバイリンガルツアーコンダクター)
マユミさん(人に興味津々でセツコさんの友人の好奇心旺盛な編集者)
クメさん(エンジニアから“百”姓の可能性を感じて、マイクロ事業を百個興している最中)
そして私。

そもそも、今回のワーケーションは「援農」がキーワードで、毎日4時間以上の農業支援が参加条件になっていたけど、(誰のどんな一次産業を支援するの?)と、具体的に分からぬまま来てしまった!

でも、それは「“藤井の里くらぶ”と言う生産者グループが夕食後にやってきて説明してくれますよ!」という二瓶さんの言葉に「そうか!夕飯があるんだ!」と、用意された夕食が「ネギ塩鍋」。
今回のワーケーションは、毎日三食の食事付きで(そんな、至れり尽せりのワーケーションって!)と、情報だけでは分からなかった「スゴさ」を実感し始めたけど、それは序章に過ぎなかった件。

写真は滞在中の食事を全て用意してくれる「古民家カフェ舎逢/YAai」の一食目「ネギ塩鍋」。


和歌山県紀の川市粉河駅に到着。


5時過ぎに起床、モゾモゾして6時過ぎに朝散歩出発、日の出時刻も早くなり、アパートに戻る7時頃は周りも明るくなった!そして4,500歩を歩いた。
シャワーを浴びて、コーヒーを飲んで、出発支度を整えて、ブログをアップしていたら8時を過ぎた!電気&ガスを止めて出発。

バスに乗って松山空港へ。出発時刻の1時間ほど前に到着した理由は、空港ラウンジで一仕事&美味しいカプチーノを飲みたいから。ここまで6,000歩。
あっという間に伊丹空港行きの搭乗時刻になり、ゲートを通過して搭乗。そして離陸。

約50分ほどのフライトのはずだったけど・・・上空待機で伊丹空港に20分遅れて到着。
その結果、全ての予定がズレて「なんば駅」にも予定より遅れて到着。

なので、なんば駅から南海電鉄で粉河駅へ向かったのだけど、13時集合には間に合わず14時に到着しますと連絡。

そして90分ほど電車に揺られて到着したのは、和歌山県紀の川市粉河駅。
降り立ったはいいけど、特に変哲もない駅で「ここは愛媛の〇〇駅です。」と言われても疑わない雰囲気の駅。ここまで8,500歩、たった4,000歩で約270kmを移動したのか!?

粉河駅(紀の川市)にやってきた理由は、援農ワーケーションに応募したら採択されたから。
コロナ禍では、トレンド感のあったワーケーションも落ち着いたのか話題にあがることが少なくなったけど、私はワーケーションに「関係人口&交流人口拡大の可能性」を感じていて、エールラボえひめでも扱った経験から続けている。

「あっ!こんにちは、泉谷です。よろしくお願いします。」
今回のワーケーションの受入先の二瓶さんと合流できた!

2025年2月18日火曜日

残るは・・・。


「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」が商品名。
今回使用されたのは果物は、キウイ(伊予市)、イチゴ(東温市)、甘平(松山市)、ピオーネレーズン(松山市)、イチジク(松前町)、梅シロップ(砥部町)、リンゴ(久万高原町)が、梅シロップ(砥部町)に浸されて詰め込まれたもの。
だからピクルスと言うと酸っぱいイメージがあるけど、食べてみると酸味&甘味のハーモニーという感じ。

人の味覚は面白いもので、同じものを食べているのに感じ方は十人十色、同じ人は誰もいない。
「見た目ががサイコーにカワイイ!」という人もいれれば、「フタを開けた時の香りが特に印象的だった」という人も、一つ一つの具材が大きいので「歯ごたえが良かった」という人もいれば、「イチジクのトロッと感が良かった」人も、「果物同士の甘味が美味しかった」という人もいて、普段は食べなれない味、食感でも好評を得られた。

ただ、そのまま食べても美味しけれど、和えたり、添えたり、混ぜたりして美味しさに付加価値を出せたら・・・が、くだものピクルス。と、言うのも一瓶1,500円以上するから
(予定)
ココが6次化品の悩みどころだけど、付加価値を感じてもらえればケーキの値段と変わらず、高くはないはず。

手土産、ヨーグルトに和える、クラッカーに乗せる、フルーツピザ、フルーツポンチなど、色々とアイデアが出てくる中で「シャングリラ(ワインにフルーツやスパイスを入れたワインカクテル)は?」というアイデアに出る。
NY時代に飲んだ覚えがあるシャングリラ(美味しかった思い出)、「いけますね!」となったり。

モノも味もいい、残るは「食べ方、飲み方次第」ということ。

化学変化でバインバイン。

6市町の特産フルーツが入ってる。

53歳のオッサンが「フルーツが入った瓶」を一目見て「カワイイ!」と無意識に言葉に出てしまった。

そして、そんな言葉を口走ってしまった自分が恥ずかしくなり(なんで、「カワイイ!」と言ったんだろう?)と、カワイイの正体を知りたくなった。


ネット情報によれば「カワイイ(Kawaii)」と似た英語には、cuteやprettyなどがあるが、それらに置き換えられないことから、「カワイイ」は日本独自の美意識といえるとのこと。


そして、「かわいい」には「注意を引きつける、長く見ていられる、笑顔になる、気分が良くなる、細部に注目しやすくなる、癒される」などの効果をもたらすことが、実験心理学で分かっている。


「かわいい」は快(こころよい)であり、社会的交流を促進するポジティブ感情である。

感情なので、その背景には生物学的な基盤があり、文化によらない人間の普遍的な性質であると考えられる・・・とのこと。


分かったような分からない・・・感じだけど、「人間の普遍的な性質」であり、生まれ持った「ポジティブ感情」であることは分かった。

じゃあ、私は“どこ”に、そのカワイイを感じたのか?

それは一つだけの要素だけでなく、複数の要素(一つ一つのフルーツの大きさ×種類×断面×色味×コントラスト×瑞々しさ×瓶の大きさなど)が化学変化でバインバインとなり、私にそう思わせたのかな?

こういう商品を作れる(写真は試食品)GOOD MORNING FARMさんはスゴいと思う。
まだ、フタも開けてないけど。

2025年2月17日月曜日

声をかけられたり声をかけたり。

松山市農水振興課の職員たち

土曜日は愛媛県主導で「えひめ愛ある食の市」が、日曜日は松山市主導で「まつやま農林水産まつり」が行われた大街道商店街。
「泉谷さん、来年はもしかしたらココで・・・」という相談があったので、どんな雰囲気なのか?散歩に出かける。

声をかけたり、声をかけられたりした2日間。
大街道商店街は長さ483m、幅15m、これまでにも撮影させてもらった場所。
ざっくり400mほどかな?幅15mの両脇に出店が軒を連ねて、ジグザクに歩いていたら「泉谷さん!」と声をかけられ、出店の手伝いをしていた友人と数年ぶりの再会をしたり、「先生!」とインターンシップに参加した学生が声をかけてくれたり。

そして、現在、関わっている松山市の農水振興課のブースで担当者たちを激励するも「全部なくなっちゃいました・・・。」と嘆いてくれるも人気があったと言うことだから無問題。
終了間際に訪れたから多くの店がラストスパートでPRしてた。

激励の後は花園町通りへ。「お城下マルシェ」が行われていて、開催日に通るのは3年ぶり?
初代実行委員長として参画して、今の実行委員長に渡り、続いているのは素晴らしいこと。
そして、ここでも「泉谷さん!久しぶり〜!」と、以前からの出店者に声をかけてもらったり、「こんにちは!ご無沙汰してます!」と知人に声をかけて驚かせたり(笑)。

イベントって主催者も楽しんでナンボ!と思ってるから、寒かったけど主催者、出店者の笑顔が見れて元気をもらう。

一通り見終わった帰り道。信号を渡ると目の前から自転車がやってきて、目が合って!!!となるも過ぎてしまうも、戻ってきたのはNHKラジオの岸本キャスター。
「2月25日の放送、よろしくね!」とだけ会話して走り去った彼女(笑)



ハッシュタグの実験。


しばらくフィルム・コミッションを中心に続けていたnoteだったけど、2023年に止めてしまい一年が経過。

特に困りごともなく、再開予定もなかったけど、「noteユーザーにも発信したほうがいい!」と勧められて、フィルム・コミッション中心から、学長日記の内容まで広げて載せよう!と2024年12月に再開。

そして連続投稿が50日(100記事)を超え、noteが誉めてくれた。noteはこういうモチベーションを鼓舞する仕掛けがいい。

今でこそ学長日記は500件〜1,000件/日の閲覧数だけど、最初は0件だったから、(頑張らなきゃ!)という気負いはせずに、興味関心のあるnoteユーザーにも知ってもらえればと言う感じ。

noteに掲載する際に、一つ挑戦しよう!と思ったのは「#ハッシュタグ」で、14年続く学長日記では一度もつけたことがないハッシュタグをつけたら、一年後に何か変化があるかもしれないと想像して、つけ始める。

毎回の記事に#市民大学、#いよココロザシ大学、#泉谷昇などのハッシュタグをつけると、学長日記は年間700本以上なので、2025年の12月には#いよココロザシ大学、#泉谷昇などのハッシュタグのがついた記事が700本つく計算。
これで変化が一つも起きなかったら、この先も何も起こらないだろう・・・と実験。

“ほぼ”同じ内容がブログ、Facebook、note、ラジオ(南海放送)で発信されることになった。手間は増えたけど、毎日のことに+5分程度のこと。
NHKのひめゴジは隔月(次回は2月25日(火)17:05から)だしフィルム・コミッション専門。
常日頃から「発信は大事!」と伝えてるから、自ら実践しないとね!という話。

2025年2月16日日曜日

2/28のFM愛媛「エールラボえひめ」は。


FM愛媛で毎月最終金曜日、17:55から放送されている「エールラボえひめ」の収録日。
今回は“なまじ”サンの「10代のユースセンターをつくりたい!」というプロジェクト。

なまじサンの取組みは昨年度から始まっていて、想い(想像)から少ずつ形作られている最中。「打てば響く」彼女は、4月からココ大付属学園のスタッフとして参画予定。
それだけ「10代のユースセンターをつくりたい!」が本気なんだ。というコト。

エールラボえひめでは「公益事業の支援&応援」をしているけど、子ども達対象の事業は誰もが共感するものの、対象者である子どもからはお金(参加費、月会費、寄付など)を取れないから、(未成年でもあるし)保護者が実質的な対象者(理解者/共感者)となり、お金を支払う。

そして、10代になると子ども達は思春期を迎え、自我から自分の意思を通したい、理由なき反抗や不安など成長に伴う情緒不安定さを抱える子も多いのが実情。

我が子でもあったけど、境界線だけしっかりしたつもり。なのでその境界線いっぱいまでは見守ったり&辛抱したつもり(実際はできたかどうかは分からない)。

話を戻して、“なまじ”サンの「10代のユースセンターをつくりたい!」プロジェクト。
第一段階から第二段階、第三段階へと進むことになる。これから理想と現実とのギャップや見えてこなかった課題など色々と困難なコトが立ちはだかるとは思うけど、そこは「エールラボ(応援研究所)」だから。

そして、今回で10回目の放送を収録。放送は2月28日(金)17:55から。3月は一年間の総括。
写真は収録が終わり、打ち合わせをしているエールラボえひめ事務局の西城さんと愛媛県デジタルシフト推進課の上神さん。
令和7年度も続きますように!

次のお題はレゴで迷路。

遊んでいるように見えるけど仕事です。

IYO夢みらい館でレゴ授業ができたらと思い、構想していた「レゴ迷路」のサンプルを作ってみる。想像だけでは都合よく考えてしまう(≒矛盾が見えない)ので、手と頭を動かす。

用意したのはレゴで一番大きな基盤。これは自由に遊べる120kgとは別に保管していて、使用するレゴも「ワークショップ用」として別に保管しているもの。

迷路は通路をつくり、途中で分かれ道がいくつもあり、右往左往して玉を転がしてゴールに辿り着けばいいとシンプルに思っていたものの(スタート&ゴールはどこにする?)となり、対角線上に設定(=スタートもゴールも2カ所ずつ)。

転がす玉は、ガラス製ビー玉だと転がる重さで勢いよすぎだったので軽いプラ玉にする。
基盤のドット(凸凹)が転がる際に影響するかな・・・と思ったけど軽いプラ玉で良かったみたい。

玉が転がる際は通路が最適解と思っていたけど、子ども達目線だと作るのが面倒臭いだろう(実際に面倒臭かった)と、レゴを自由に配置してもらうことで「通りやすい、通りにくい」が結果的に演出できていい感じになる。
自由に配置することで、玉の大きさを変えても通路を広く or 狭くもできる柔軟性も得られた。

使用するレゴの量(数)も適切で、余れば塔などを作ったり、装飾にまわせる。
実際に球を転がすると、テキトーに配置した割にはなかなか面白い!
難易度を高めたければレゴを増やせばいいし、工夫次第でジャンプもできたり、親子で一緒に楽しめる(かな)。

構成では自分で遊んだ後は、他の参加者と迷路を交換して競わせたり、タイムアタックもできる!
今回は子ども用に考えたけど、学生とか大人が考えたら複雑で難易度高めの迷路ができる予感。
レゴで子ども達の感性(創造力と想像力)を育めますように!


2025年2月15日土曜日

地域づくり系作品。


お年頃なのか?元〇〇の復讐劇、元〇〇が巨悪に立ち向かう、街を壊しまくり正義を貫くヒーロー映画などに気疲れ、大体同じ内容に遠慮気味な最近。
かと言って恋愛作品やホラー作品はもっと疲れるので、地域づくり系?という作品を探していたら・・・。

ラ・ドルチェ・ヴィッラ(アメリカ)
「イタリアのトスカーナ地方が舞台」、「1ユーロで古家を買って地域おこし(≒住民が増える)」という紹介文だけで見た作品。

1ユーロ(170円ほど)で古家をリノベーションしていく過程で、様々な人間関係が織りなす様子にトスカーナの素晴らしい景色、美味しそうな食事などが混ざり、行きたい!と思わせて、最後は安心のハッピーエンド。良かった!


ラストブラックマン・イン・ サンフランシスコ(アメリカ)
主役のジミー・フェイルズと本作品が初監督のジョー・タルボットの実体験が下地の物語。
サンフランシスコの片隅で都市開発から取り残されてしまった人たちの日常を描いていて、祖父が建てたと思いたい素敵な古い家にアイデンティティを重ねる主人公。
極力抑えられた音楽、終始静かな演出が印象的で、タイトルの意味は最後で分かった。


イチケイのカラス(日本)

岡山県のとある小さな港町が舞台。単にネットフリックスで新しく配信というだけで見た裁判物語。ドラマの映画版(撮影支援した「HERO」と同じ構造)。
冒頭に起こる断片的な事件を「陰謀」として繋げて視聴者を“本質から逸らす”演出は人の心理を巧みに扱う裁判劇ならでは。
真実が望んでいない不都合を突きつけると分かる、法律は不完全なことを知る。

そして、ふと思う。
こういう映画は賞賛されても興行的にメガヒットとは無縁(と思う)。
興行収入よりも伝えたいメッセージが重要なのかな?3本とも良作だった。

よ〜く見ると・・・。


伊予市駅にて。電車を待っていたら、向こうのホームへ松山方面からやってきた電車がやってきた。何気なく見たらラッピング電車だったので(にゃんよ号かな?)と思いきや、「鬼列車号」でした。
とても激しいカラーリングで、一度、下灘駅で見たことがあったけど、じっくり見たことはなく今回、何が描かれているのか?マジマジと見てみると・・・。

これ、鬼の顔のはず。“はず”と書いたのは、牙(歯)は分かったけど、目玉の迫力は分かったけど、“ひしゃげた”顔つきなのかしら?だって、唇と思うものが目よりも高い位置にあると思うんだけど。
でも、そう思わせる(≒ずっと見させる、不思議に思わせる)のが作戦かもしれない!そうだとしたら作戦は成功してる。

そして、そんな列車から降りてきたのが、「キャッキャッ!」と話している女子高校たちなんだから、そのギャップがいい。

個人的にポイントだったのが、この「鬼列車」は「トルプルネーム列車(=KAIYODO×鬼北町×JR四国)」なのね。
トリプルネームはダブルネームはよりも実現が難しいので「貴重=価値がある」が一般的。

どうでもいい話だけど、以前「KAWS×ダースベイダー×メディコムトイ」というトリプルネームのフィギュアが欲しいと思ったけど、70万円以上の価格に(軽く考えてはいけない!)とサイトを慌てて閉じた過去。

これも愛媛の魅力資源とするならば、イベント列車として車内で宴席とかカラオケとか撮影会とか色々とできたら面白そう(もうしてるのかな?)

2025年2月14日金曜日

「劇場版トリリオンゲーム」公開!


2024年早々に撮影相談があり、慌ただしく準備を整えて撮影支援をした「劇場版トリリオンゲーム」。

漫画原作→ドラマ化→映画化という流れの作品、メインロケ地は岡山県。
なので岡山県FC協議会が撮影支援、カジノ撮影は香川県だったので香川FCが撮影支援、愛媛では「しまなみ海道、亀老山展望台、松山観光港」での撮影が行われた。

ただ、愛媛撮影の当日は天候が不安定で撮影したものの再撮影となり、なかなか大変だった思い出。
でも、岡山県+香川県+愛媛県での連携は初めてで嬉しかったし、今回の実績で次回も誘致できる自信がついた。

とはいえ、公開に合わせてもっと色々できたかも・・・という気持ちはあり、権利などの都合で難しかったのは今に始まったことではない(涙)

そんな中でも岡山県FCは頑張ってくれて立派でゴージャスなロケ地マップを作ってくれる。
愛媛県は3カ所、香川県は1カ所だったのでロケ地マップを作ろうにも素材が乏しかった所へ、岡山県が作ったロケ地マップに掲載いただけることになり大感謝!これぞネットワークの力。

さて、今日から全国一斉公開。
主演の目黒蓮さんの人気は凄まじいとのことで「知らないんですか?」と、知らなかったことに(あり得ない・・・)と、冷ややかに見られたことも。
フィルム・コミッションだからと言って、何でも知ってるわけではない(爆)。

2025年の興行収入BEST10には入るかな(10億円以上)。そうしたら「真夏の方程式(2013/33.1億円)」以来、12年ぶりの10億円超作品になる。

そして、しまなみ海道、亀老山展望台、松山観光港へ訪れてくれる聖地巡礼などの効果が少しでも出たらいいな。

地域づくりはキレイごとで済まない。


私見です。誤解を恐れずに書く。
下灘駅を取り上げたNHK for Schoolの「中野さんの悩み〜地元を大切にするってどういうこと?〜」を見た。

小・中学校の道徳教材だから「正解不正解のない問いを一人一人考えよう。」が目的と思うけど、もう少し当人のモヤモヤに突っ込んでも良かったかも、止めてた感があった。
いや、そういう演出(≒手前で止める)だったのかな。

学校ではどう扱うのかな?
「中野さんは喜んでいるかな?悲しんでいるかな?」
「大切って何だろう?言葉にしてみよう。」
「“地元を大切にする”ことで得られること、手放すことはあるかな?」
など、問いの質が求められる話題。

フィルム・コミッションとして下灘駅は、海ヌケの駅として「男はつらいよ/寅次郎と殿様」「HERO」「リバース」「グレースの履歴」など映画やドラマに欠かせない聖地。
でも、その一方で「しもなだ」というホーロー製看板が盗まれ、寄付を集めて作り直した経緯もある。

そして、中野さんほか地域の思いを汲んで訪れる人が少ないのも現実。
特に今は表面的な見栄えがモラルよりも優先される時もあるから、身勝手な振る舞いが地域に影響を及ぼしていることさえ分からない。
訪れる人の【想像力の欠如】が中野さんたち地域を悩ます原因の一つと思う。

じゃあ、観光客なんて来なければいい。と言うのも難しく、訪れる人、利用する人がいなければ、そもそも利用客の減少が続く下灘駅はとっくに廃駅、廃線になっていたかもしれない。現に3月のダイヤ改正で減便されてる。

「地域づくりはキレイごとでは済まない。」が持論。
下灘駅のにぎわい持続を望むなら、「魅力維持≒経済とのバランス」が大事。

2025年2月13日木曜日

お金があれば。

朝7時過ぎ。

松山に戻り平常生活になる。
1日10,000歩達成にルートを広くして歩いていたら、ビルとビルの合間に見える松山市役所の前に路面電車(それも古い形)がやってきた。
(いいかも!)とササッとスマホを出して間に合った写真がこれ。
ラッキーなことに「砥部焼」電車だった。こういう些細なことが好き。

THE 松山の撮影(実景)に使えるかもしれない。
もしくは何かの写真コンテストで入賞するかも!?と朝からオメデタイ。

朝散歩も従来の35分から50分ほどに延びたので、歩きながら神戸、京都を振り返り。
(1)始めるに年齢もタイミングも関係ないと実感。
60歳以上だから・・・と、慣例に染まらず、逆にこれまで抑えていた自分らしさを全面に暮らしていく友人の話を聞いて、60歳まであと7年!何歳までフィルム・コミッションに携われるのだろう。自分で始めたから自分で決めないと。

(2)プランB(代替え)でも楽しめる街はいい。
観光客らにとって、予定が天候などの予想外でキャンセル!は仕方がない。だけど、せっかく滞在しているのに代替が単に買い物というのも残念。そんな時に代替の選択肢が複数あるのは、地域の厚み(=地域資源の豊富さ)と分かった。松山はどうか?

(3)お金が全てではないけど、多くを解決できると納得した。
近年、映画・映像制作の現場でも働き方改革が進み、無茶がなくなったけど、その分、製作費が上がっている(はず)なのに、実際は制作費は変わらず、各予算を抑制している作品もあり、その結果、質に影響していると・・・。実質、下がってる!

「お金があれば、質を上げられるのに!」という言葉に「それって、暮らしでも同じだよね。お金があれば、全てではないけど、多くを解決できる。」と、お酒が入っていたけど、妙に納得してしまった。

お金があれば悩みの多くを解決できる。

ご利益は・・・。

鬼ではなく夜叉、それも良源さんが変身した姿

大根焚きをいただいた後。
せっかく1時間以上もかけて三千院へやってきたのだから、記念にお守りでも買って帰ろうと、和風ミュージアムショップへ(表現が違うけど同じこと)。

お守りのほか、ご朱印帳、おみくじ、シールなど色々売っていて、ご利益があるものばかり。その中で(おぉ!どこかで見たことがあるぞ!)と思ったのが鬼の姿をした厄除け護符。

(そうか、三千院で売っていたのか!)と勝手に思い込み、義母宅用など数枚購入した後に(なんで鬼のような怖い姿なんだろう?)と調べたら、鬼ではなく夜叉でした。

モデルは良源さん=元三大師とのことで、良源さんが夜叉に化けて疫病が身を追い払った時の姿を模したとのこと。かつ、印刷と思ったらハンコでした。だから300円/枚だったのか。

それでも、ご利益を信じるか?信じないか?は個人の自由だけど、購買意欲をそそるマーケティング。三千院で売ってると思いきや「天台宗派」では売られている有名な護符だった。
この夜叉の形をしたご当地モナカを作ったら、絶対に売れる!と思ったのは私だけと思う。

そして、焚いたこともないのに「金色不動香」という秘仏のある本堂で焚かれているお香と同じお香まで買ってしまった。これが俗に言う「魔法にかかる」というやつか。
でも、香りは嫌いではないので“いつか”出番が来るだろう。名前にご利益を感じてしまった。

商品開発の視点から見れば、エピソードも売り方もマーケティングも商品自体の全てに一貫性があるから、誰も知らない1200年以上前の素材でも売れている。

これらを渡す際に「これね、京都の大原三千院っていう寺院で買ったんだ。ご利益や厄払いがあるらしいよ。」と、三千院に変わって紹介≒PRしてしまうのも売り手の作戦。

私が得たご利益は「売り方」でした。

2025年2月12日水曜日

大原三千院の初午大根焚き


♪京都〜大原三千院♬と、メロディに合わせたコマーシャルがあったはず。
広大な敷地に点在する寺院。各院で如来様、観音様、菩薩様にご挨拶(大原三千院の秘蔵は「秘仏金色不動明王」で、一年に一回しかご開帳しない)。

シャーベット状になった通路は滑りやすく、足元に気をつけながら進むと「初午大根焚き」という幟(のぼり)を見つけた!

既に多くの人が大根をいただいていて、私にも渡されて、大根の大きさに驚く。
直径10cmほどで厚さも10cmほど。おでんに入っている大根より一回りほど大きく厚く!そして、出汁に染まり、透明感ある飴色!

箸で割って頬張ると出汁と大根の味が冷えた五臓六腑に染み渡る。「おいしい!」と思わず口にすると「おいしいでしょ!これで無病息災ですよ。」と鍋番のおばさま。

大根一個でこんなに満足感が得られるなんて・・・と感激。
余談だけど、松山市の円光寺でも毎年12月に親鸞聖人を偲んでの「風呂吹き大根のお接待」が行われているとのこと。

この「初午大根焚き」は参拝者向けだから、拝観料700円/人が必要。
するとネット情報では期間中1万人とあったから、4日間だけで700万円の拝観料なんだ・・・と、煩悩を思ってしまう。出汁の醤油も販売されていたから商魂です。

おいしくいただき、お礼を伝え三千院を後にして帰り道。
行きよりも帰りの方が滑りやすく、手すりなどにつかまり、何とかバス停まで(途中、何度も滑りはしたが)転ばずに戻ってこれた。

朝、「初午大根焚き」に気づかなかったら何も得なかった時間が、プランB(代替案)が豊富にあり、私にはプランBだったけど、プランA(本命)だった人もいたはずで、京都の底力も味わう。


路線バスの旅_大原三千院編。


大雪で予定が全て(蚤の市めぐり、ロケ地めぐり、イベントめぐりなど)飛んでしまった。
(今日1日、どう過ごそうかな?)と伊丹空港への移動から逆算しても5時間ほどある。

早めに空港へ行き、ラウンジで資料づくりもアリだけど何だか虚しい。
“何か”ないものか?数分間検索し続けると「大原三千院」「初午大根焚き(はつうまだいこんたき)」という催事が行われると知る。

さらに、大原三千院は「無病息災、開運招福」で有名で、大根炊きは出世金色不動明王のご加護とご利益をいただけるよう特別祈願されてるとのことで、とにかくスゴい大根と知る。

コレだ!ときたものの、(三千院ってどこ?)と地図で調べたら、京都駅から北上した山間にあり、ナント!路線バスで1時間の所だった(正確にはバスで1時間乗り、終点の大原で下車。そこから20分ほど歩いて三千院に到着。)

往復+参拝で4時間と分かると(あれ!もう出発した方がいいかも!)となり、サクサクッと荷物をまとめてホテルを出発。

外国人観光客らで大混雑の京都駅バスターミナル。バス停を教えてもらい乗車!「路線バスの旅」が始まる。
路線バスで1時間と言うと、JR松山駅から久万高原町へと同じ。山間へ近づくにつれて降り積もった雪景色となり、足元が冷たく底冷え状態。
(やばい!思いつきだから、こんな格好では寒い?)と一抹の不安がよぎるもしょうがない。

1時間余りで終点「大原」に到着。ここから三千院まで約20分の登り坂。
そんな道のりは、積雪と溶けた雪が混じった「シャーベット状」が続き、行き違いで下り坂を歩く人の多くが滑っていて(帰りが怖いなぁ)となる。

チョボチョボ歩き続けるて約20分、1200年の歴史をもつ大原三千院に到着。
だけど、今度はデコボコな石階段が多く、慎重に慎重に歩き続けて本堂に到着、本尊の薬師如来、阿弥陀如来、観音菩薩らに無病息災、開運招福を願いつつ「大根はどこだ?」と不謹慎に思ってしまう。だって寒くて温かくなりたかった。