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2025年1月20日月曜日

ローカル味。


2回目の浦和駅。
浦和・さいたま市のお土産って何だろう?と思い、駅ビルに入り特産&銘菓品コーナーに行くもイマイチ分からず、店員さんに聞くと「草加せんべい」などを勧められる。

(それじゃない感・・・)で、駅に戻り観光案内所で尋ねると、さいたま市公認の「お土産パンフレット」をいただき、ページをめくると【献上銘菓時乃鐘最中】なる品を発見!
紹介文には平成5年に天皇皇后陛下に献上したとのことでビックリ!
ご当地モナカって、やっぱりスゴい!
今回、入手はできなかったけど、いつかレポートができますように!

その2日後。ライフプランセミナーにて、
参加者と半生を振り返っていると、「おはぎをどうぞ!」というアナウンス。
???と思ったら、コミュニケーションの加速にと差し入れでした。
(そう言えば、三津で行ったライフプランセミナーでもおはぎを食べた!)と思い出す。

種類は4つ。きなこ、ごま、抹茶、あんこで覆われたおはぎ。
「どれにしますか?」と言われたので迷わず色味が鮮やかだった「抹茶で!」と、いただく。
「どこで買ったんですか?」と尋ねると、近所で評判の店と教えていただき、「やっぱりローカル食(≒ご当地味)ですね!」となる。

おはぎを食べながらだと、プライベートにも自然と触れられたから不思議(不思議じゃないか・・・)。

でも、用意したおはぎが事務局人数分までは足らず、ジャンケンの結果、食べられなかった人がいたと知ったのは食べ終わった後でした、お先でした。



2025年1月19日日曜日

地域、温めてますか?


「地域を(普段から)温めていますか?」と尋ねたのは、地域へ用事がある時だけ、都合よく相談や依頼しただけではもったいない(≒宝の持ち腐れ)。と言う意味。

フィルム・コミッションも業務なので、粛々と淡々と取り組むのもアリと思うけど、私の場合は、どうせするなら仕事は楽しくしたいので、地域と積極的に関わりたいと思ったので、市民大学(ココ大)を立ち上げて、撮影以外でも地域と関わろうと思いました。と伝える。

それまでうつむき、資料を見ている人が多かったけど、この時、ほぼ全員が顔を上げてスライドに写したココ大の様子(写真)を見ていたのが印象的だったけど、(えっ!?どう言うこと?)という表情だった感じ・・・。

研修が終わり、名刺交換を依頼されて「市民大学を設立した背景に感動しました!」と感想を伝えてくれ、「ありがとうございます。地域を知ったり学んだりすると撮影の誘致や協力を仰ぐ時に有利ですよね。」と調子に乗ってしまう。

でも本当にそうで、ココ大を通して生産者や経営者、住職や学者、学生など色々な方と知り合うことができて、そのご縁が撮影協力に繋がったことは多々あったのだから、用事がある時だけではもったいない。フィルム・コミッションは地域に話題を提供してナンボ。

いやいや、フィルム・コミッションは経済活性でしょ?も正解。
お金を地域に落としてもらうこと大事。
だけど、担当者である以上、地域に話題を提供した結果に経済活動が追いつくと思っているので、鶏と卵の話のようだけど、そこは担当者の思いでいいと思う。

普段からアイドリングしてないと、いきなり吹かしても燃費悪いでしょ?と。

誰と話すか?大事。


「誰と話しているか?」は重要で、なぜなら「話している人のレベル(肩書き等)で、コトが動くか否か?があるから。」は本当。

フィルム・コミッションを始めた当初、そんなコトを教えてもらったことも気づくこともなく、目の前の人が“(撮影の)担当者”と思っていたけど、目の前の人は決定権も何も持っておらず、だからコトは動かず、解決しなかった経験をたくさん踏み、痛い思いをして理解した。

最初から、何かしらの決定権を持つ人と話すべきだけど、相手も私がロケの許諾を持っていると思い込んでいる時があり(日本のフィルム・コミッションはロケの許諾権などは持っていない)、その度に落胆させたこともある。

でも、経験を積むと、フィルム・コミッションに話しかけてくる人は性別、年齢、服装、言語は違っていても、限られていることが分かる。
それは「制作部」もしくは「プロデューサー」が最も多い。

制作部とは、撮影前から一緒に行動するので信頼関係を築きあげられるけど、プロデューサーは撮影前日、または当日に会うことが多いので、まず誰がプロデューサーなのか?性別、年齢、服装などでは分からないのが実情。

そんな時は制作部に相談するのだけど、制作部でも一番下の階級の方は、プロデューサーの名前も顔も知らないことがあるので、制作担当という制作部の責任者に教えてもらうのがいい。
やはり、ここでも誰と話すか?が大切。

そんなプロデューサーにも、プロデューサーと言う人もいれば、ライン・プロデューサー、エグゼクティブ・プロデューサー、宣伝プロデューサーなど色々いて、制作担当者に紹介されたプロデューサーから色々と繋げていただければいいと伝える。

2025年1月18日土曜日

角川武蔵野ミュージアムへ。

マインクラフトみたい。

埼玉県の聖地巡礼をしようとしたものの、点在していて時間的に1箇所しか行けない・・・となり、それならば予定変更で行ってみたかった埼玉県所沢市にある図書館と美術館が合体している「角川武蔵野ミュージアム」へ。

JR武蔵野線の東所沢駅から徒歩10分ほどの「ところざわサクラタウン」敷地内にミュージアムはあり、建築好きにはたまらないだろう不思議な外観&外装がお出迎え。
隈研吾氏設計とのことだけど、個人的にはそのイメージを具現化した大工さんもスゴい。

入場料1,400円(種別:スタンダード)を払うと1階で所蔵されている角川文庫のライトノベル&マンガが読み放題。イスもありゆっくりできるので、1階だけで1-2時間はいける。

そして、4階と5階が本棚劇場と言われる高さ8mの周りに20,000冊が収蔵されているスペースで、ここも読み放題(でも、高所にある本には絶対手が届かない)。

で、本を読んでいたら「プロジェクションマッピングが始まります。」というアナウンス後に本棚劇場は真っ暗になり、“本棚(本の壁)”への投影が始まり、見学に来ていた小学生と一緒に鑑賞。
小学生、本棚に映し出された映像に全て反応。本が飛び出たり問いかけてきたりと趣向も凝らしていて、数分の上映だったけど(本っていいね!)となる。

子ども達が美術館、図書館で過ごすのは大切(≒感性の育み)と思っていて、スペインやイタリアに行った時も子ども達が名画を前に先生らと意見交換していた姿を思い出す。

上映が終了すると明るくなり、再び読書タイム。
でも、読書に集中していたら、またプロジェクションマッピングの案内。
20分おきに上映のようで劇場は真っ暗。
せっかくなので鑑賞2回目(笑)、でも楽しめたり。
あぁ、もう出る時間だ!

またも駄話で余談。

コーヒーと揚げパンで350円

予定していたランチミーティングがリスケになり90分間、空いてしまった!
中華店の予定だったのに、突然昼食難民になる。腹が減ったが何処で何を食べようか?

ランチミーティング後の予定は創価大学で妻の授業に参加なのだけど、合流まで2時間ある。
そんなコトを考えていたら八王子駅に着いてしまった。

選択肢は3つ。
(1)wifiが使える所で食事をしながら、よき時間までPC作業をする。
(2)棚ぼた時間と捉えて、本屋で立ち読み、その後はブラブラする。
(3)思考整理に創価大学まで歩き、大学のカフェでアウトプットする。

この日は松山のアパートからまだ4,000歩しか歩いておらず、残り6,000歩をどう確保しようか考えていたこともあり、八王子駅から創価大学まで何キロかな?と調べたら約4km、1時間ほどで到着とGoogleマップの計算。

よし!と目の前のバーガーキング(とりあえず腹ごなしという意味)でサクッ!と頬張り出発。
テクテク歩き続け、途中で道を間違えながらも創価大学に到着したのは計算通り1時間余り。

思考整理しながらも途中、「苦いアイスコーヒーと甘いモノを歩いたご褒美にしよう!」をモチベーションにした結果が写真の「揚げパンとアイスコーヒー」。
1時間で消費したカロリー以上を数分で回収してしまった(笑)←笑う所。

そして6,000歩で上出来だった歩数も大学までの徒歩だけで1万歩を軽く超え、この日の合計は17,000歩。

授業前に既に“やりきった感”で、やれやれ・・・とアホか?と自分に言う。

2025年1月17日金曜日

ただいま愛媛。


2025年最初の出張は、満席の羽田行きのフライトからスタート。
(なんでこんなに混んでんの?)と思ったら国会議員バッジなどをつけたスーツ姿の方々が大勢いました。

創価大学で「こどもスペースラボ」授業の最終回に参加して、学生たちのこれからにエールを送り、再会を願ってバイバイ。

埼玉県から依頼を受けた研修を受け持ち、「交渉相手は誰なのか?責任者と話さなければ自体は動かない。」「地域を安売りしてはならず、守ること!」などを伝えて終了。
情報量が多かったから頭はパンパンになったと思う。

ホテルでの宿泊も2025年1泊目。
今回のホテルは駅近だったので土地に限りがあったからか、最大限に効率的、付加価値を感じられる仕様で、部屋は狭かったけど窮屈さはなく(ただユニットバスは超狭かった、この狭さで湯船に入る人いるの?と思ったり)。

その代わりに大浴場があったり、枕が選べたり、ウェルカムバーがあったり(飲まないのでウリを享受できなかったけど)。
無料の朝食は可もなく不可もなく・・・という感じ。

帰りは最終便の松山空港行き。
これまた満席に近く(これだけの人≒300人ほど?が愛媛に用事があるのか?)と思ったり。

松山空港に到着したのは21時過ぎ。そこからバスに乗って最寄駅で下車。
さらに歩いてアパートに戻ったのは22時。
ブレーカーをあげて(冷蔵庫などの電化製品がないから)、ガス栓開いて暖房入れたりして座ったのは22時30分。

お疲れさま自分。でも、30時間後にはまた出発だよ。

また会う日まで!


2024年12月14日、15日に創価大学生がコニカミノルタサイエンスドームでプロジェクトマネジメントとリーダーシップの実践型授業として行った「こどもスペースラボ」の最終回に出席。

サイエンスドームは「科学や宇宙」に興味を持ってもらいたい機会だし、授業としてはプロジェクトマネジメントとリーダーシップをOJTとして学ぶのが目的だし、学生としてはユニークな授業から学びたいだし、参加者(親子、子供)からしたら「(子供と一緒に)楽しみたい」という四者四様が交わったイベント。

そんな中で主体的に関わった学生たちの振り返りは・・・。
・リスクを正確に捉え対処法を的確にできなかった。
・シフトをしっかり組んで役割を明確にできなかった。
・周知&広報不足だった。
・チーム内での情報が共有不足だった。
・宇宙を学ぶについて企画が浅かった。

など、反省の弁が多かったので、私にマイクが回ってきたので・・・。

「お疲れさまでした。2日間楽しかったですか?」と言うと30名の全員が相槌。
「色々と反省が多いけど、先ずは2日間をやり遂げたことに拍手で自信を持っていい!」という言葉に、緊張気味だった学生たちの顔が少し晴れる。授業なんだから失敗は折込済み。

反省も大事だけど、もう終わったこと。
今回の経験を振り返りだけして放置するのか?それとも次回に活かすのか?は雲泥の差。

「今後も臆することなく、積極的にプロジェクトに参加してほしい。」
と伝えてエールは終了。
失敗は批判を恐れて踏み出せない人がいるけど、それがどうした?ということ。

「また、どこかで会えたらいいね!」で2024年度版「こどもスペースラボ」終了!

2025年1月16日木曜日

これが働き方改革かもしれない。


「あんな」「こんな」発表や評価をしていただいた愛媛県職員などが対象の研修だったけど、愛媛県研修所がまとめてくれた感想が届いたので抜粋して紹介、なんだか泣けてきた。

結果や現状を課題と勘違いしがちであるという話が印象に残った。これまで結果や現状を課題としてしまい、正確な課題を把握できていなかったと感じたので、今後は課題を正確に把握したうえで改善策や案を考えていきたい。

現場の第一線に携わっている講師から直接学べたので理解が深まった。研修の雰囲気や進め方も非常に考慮してくださり、とても取り組みやすかった。


「協働」という言葉になじみがないところから、講師の話や事業立案の過程でイメージを持てた。事業全般において課題を現状と履き違えず整理すること、ペルソナを明確にすることが重要ということを認識する良い機会となった。

協働について今回の研修ほど深く考えたことがなかったので大変勉強になった。また、グループワークで行う研修でも、外出可など自由に取組みさせていただいたことで、様々な視点の発想が生まれ、より充実した研修となった。

上手にプレゼンテーションができなかくても、講師の方々は前向きなアドバイスをくれた。途中経過を細かくチェックして軌道修正するわけでなく、あくまでも自主性を尊重する姿勢が印象的だった。

何かを企画する際に「ニーズ」や「ウォンツ」を意識し検討するようにしたい。また、抜けがちな「ワクワク」があるのかという視点を忘れないよう心掛けていきたい。


このような意識変革こそ、働き方改革の一つかもしれない。と思ったり。
研修生は全員、私よりも年下になり、彼らが最前線で活躍できるようにするのが役目とも思ったり。あぁ、やっぱり泣けてきた。

これ以上ないPR。


NETFLIX作品「離婚しようよ(制作著作:TBSテレビ)」が愛媛県で撮影されたのは2022年。
改めて撮影に参加いただいた協力者、関係者、エキストラ参加の皆さんには大感謝!

配信は2023年6月。以降、多方面で話題になって色々と取り上げていただいたのはフィルム・コミッション冥利に尽きる・・・だった作品。
「坂の上の雲」「笑うマトリョーシカ」もそうだけど、愛媛舞台&題材の作品は地域の熱量が違う。

「えひめFCが作られたロケ地マップを参考にしたいです。」と関係者。
「もちろんです!」と返答して、えひめFCが作ったロケ地マップ情報を活用して作られたブックレット入のDVD&ブルーレイ版の「離婚しようよ」が完成。そして12月25日に販売開始。
サンプル版が届いて「いいねー!」となる。

まずパッケージの赤い傘を用いた対比デザインがいいし、中身も外装とは異なる鮮やかなデザイン、そしてDVD&ブルーレイのディスクには「みきゃん、ダークみきゃん、こみきゃんら」がプリントされてた!
これ以上ない愛媛のPRに、(良い意味で)引いてしまった(驚いた)。
それほど「愛媛」が詰まってた。

極めて私的な意見だけど、やはりこの物語は「大志」が大臣、そして総理大臣になる物語へと妄想してはダメですか?

願わくば、清家一郎(「笑うマトリョーシカ」の櫻井翔扮する愛媛出身の代議士)と国会で出会い愛媛について語り合う・・・もダメですか?

むむっ、すると物語上だけで清家、大志という2人の総理大臣を輩出することになるのか!?

2025年1月15日水曜日

声の需要か偶然か。


先日は隔月レギュラーのNHK松山放送局【ひめゴジ!(月曜日から金曜日17:05〜)】に2025年の一回目として出演したけど、南海放送ラヂオで放送中の【週刊ココ大ラヂオ(毎週日曜日17:40〜)】も2025年最初の収録。

2013年に放送を開始したから2025年で12年の長寿番組となりました!
南海放送ラジオさんには先日も【中四国ライブネット】でお世話になったばかり。大感謝!

今日の収録は「ココ大付属学園冬休み編の振り返り」など。
参加者募集時にも収録&発信をしたけど、6日間だけだったとは言え、SNSだけでは伝えきれないのでラジオも活用。
ラジオを含むマスメディアは誰が何処で聞いてるか分からないけど、だからこそマスメディア。情報の当事者でなくとも広く偶然でも耳に入ればいいと思う。
来月(2月下旬)には春休みの募集が始まると思うと早い・・・。

1月17日(金)にはFM愛媛【エールラボえひめ(毎月最終金曜日17:55〜)】の収録があり、収録内容は1月31日に放送。

そして1月21日(火)にはエールラボえひめによる【ポッドキャスト収録】も控えてた!
これまで全く紹介してこなかったけど、これまでに6本(ちなみに12月に収録した時は、病み上がりでヒドい鼻づまり声だった)を収録していて次回は7本目(ココ大付属学園にボランティア参加している“なまじ”にインタビュー)。

ブログを書き始めて、寄稿などの文字の仕事も増えたけど、喋り続けると(滑舌が良いか悪いかは別にして)お声がけいただけてるのは需要か偶然か?

経過報告届く。

写真は拝借した新作のサンドイッチ

縁もない鬼北町へ単身でやってきた女性がオープンしたコーヒー店「ハルシャコーヒー」の物語。

2024年10月23日に10,000円の支援(ハルシャコーヒーのオリジナルドリップバッグ)をした。
2024年11月7日に支援金額が90万円を超えて目標の100万円に近づいた。
2024年11月10日に、144人の支援者により目標金額の100万円を超えた。
最終的には156人の支援者から計1,078,000円の資金を調達された篠﨑友さん。

その後、早速リニューアルオープンに着手して2024年12月1日にリニューアルオープン!と言う経過報告が届いて、その写真から(出会った時から比べると格段の進化だな・・・)と。

当時は小さな小屋で営業をしていて、コーヒーとマフィンを提供していて、商品の受け取りは、小屋の小窓から差し出そうとする様子に、「大丈夫だよ。そんなかしこまらないで!」と、店(小屋)から篠﨑さんが出てきてコーヒーとマフィンをいただく。

そして2025年。また経過報告が届き、これまで店(小屋)の隣に位置し、本などが置かれた“離れ”を改造して居心地のよい空間にしたとのこと。
また、新たにサンドイッチも開発したとのことで、プロジェクトに共感した方々の思いを形にしているようで何より。

鬼北町へは連れて行ってもらわないと行けない(車の免許がないし、電車では行けない場所)ので、リニューアルをこの目で見るのは4月以降になる予定。

その前に、そもそも単身でヒョコッ!とやってきた篠﨑さんの“やりたい!”を応援したサムコッペの高田杏さんの懐の広さ&深さから始まった、今回の物語(プロジェクト)。

プロジェクトは一人でも進められるけど、仲間がいる or いないで加速も充実具合も広がりも影響も全然異なる・・・と思った件。

2025年1月14日火曜日

4年目のNPO・ボランティア論。


「ほんとですか!?そんな授業受けたいです!」
「ホント!?興味ある?」
「だってテストがないんですよね?ボランティア実習でいいなら、いいよね?」
「うん!何限目の授業ですか?」
「月曜日の5限目と思う。」
「ありがとうございます!」
と、リップサービスでも興味を示してくれたのは今冬にココ大付属学園に参加してくれた松山東雲大学生。

1月は4月から始まる松山東雲女子大学での授業内容を検討&提出する時期。
担当する「NPO・ボランティア論」も4年目となり、テーマ(=応援ボランティア体験)や構成(=実践型授業)は変わらないものの、詳細は私自身もワクワクしたくてバージョンアップに余念がない。

自己紹介は“推し”でしてもらおうかな?とか、応援ボランティア体験では実際の商品やサービスで検討してもらおうかな?とか、ロケハン体験を通して地域の魅力再発見は変えずとか、ココ大付属学園夏休みでのボランティア実習もイキとか、体験を通して自らボランティアを企画するに必要な発想術は昨年よりコンパクトにシンプルにしようかな?とか。

テストがない分、60時間のボランティア体験が必須な学生。
だから、そのボランティアがつまらなくては、その後に(ボランティアなんてつまらない!)と思われたら困るので責任重大!

アレコレ考えていたら、煮詰まってしまい(散歩しながら考えよう!)と、4,000歩以上歩いて、昨日も1万歩を超えて安堵。
17時前の夕暮れ時、夕陽から放たれた光彩がハッキリしていて何だか得した気分。

授業へお招きしたいゲスト企業からも快諾いただき、学生達の興味関心をひく授業になりますように!

どうでもいい話。

花の香り?花の風味?

2024年10月に釜山国際映画祭へ参加した際に泊まったホテルには「歯ブラシ&歯磨き粉」がなく、初日は歯を磨かず就寝。

翌日、近所のドラッグストア(オリーブヤング)で購入したものの、「高級歯磨き粉」なる存在を知り、話題にと買ってみた・・・と書いた過去。

その後、昔の虫歯が痛み始め、歯医者に通うことになり、歯磨き粉の量を増やして歯を磨くも歯医者に「量じゃないよ、丁寧さだよ」と言われて撃沈。
そんなこんなで2024年も終わり2025年。

歯磨き粉もなくなり、(ついに“あの”高級歯磨き粉の出番だ!)と歯ブラシも新品に変えて歯磨きを始める。
で、今更ながら気づいたのは、箱を開けたら通常の商品+ボーナス歯磨き粉も入ってた。

で、早速ボーナス歯磨き粉から歯ブラシで出してみるとブツは「半透明」で、これまでの日本製とは質が全く違い外国感たっぷりでテンションあがる。(歯磨き粉でテンションがあがるコトなんてまずない!)

そして口に入れて広がる、何とも表現し難い味というか花の味?味覚オンチなのか?嫌いな風味ではないけど経験したことのない形容し難い。
で、全く泡立たず(外国のは時々、泡だらけになる)、爽快感もなく(これも外国のは時々、ミントなどでサッパリ感すごい)、歯磨き終了。

箱書きには「磨き続ければホワイトニング効果が得られる」とのこと。
信じるか?信じないか?は本人次第だけど、当分はこの高級歯磨き粉にお世話になり歯医者通いが続く。

単にパッケージ(黒にゴールド、28年の実績)に浮かれてるだけかもしれないけど、どうせ歯磨きは毎日するわけだし、キレイになったらいいんじゃない?という、どうでもいい話。

2025年1月13日月曜日

子ども相手でも。


思いつけば(そうだよね・・・)となるし、よく考えれば・・・と納得もする。
しかし、「知る 」前は、そのような考え方や発想に至らず、思い浮かばないのがアイデア。

経験や事柄との化学反応、無意識な意識による突然の閃き、アイデアの発展、会話からの着想など、発想に至るまでには様々な「きっかけ」があることに気づかされる、は後付け。

市販されているレゴ基盤の中で最も大きいモノを数枚持っているけど、子ども達には提供していない現在。

その理由は、大きい(40cm四方)ので割れたり折れたりしそう・・・という懸念があったから。
レゴ基盤が壊れたり割れたりすることは、遊ぶ上ではフツーで想定の範囲内(既に壊れて割れているモノ多数)だけど、大きな基盤では創作スペースも必要なため控えていたのも事実。

今回の発見は「迷路(作り)」だった!
基盤に既存のブロックでビー玉などが通る道を作り、分岐なども作り、対角線上にあるゴールを目指すというもの。

小さな基盤では迫力もないけど、大きな基盤なら面白みも迫力も演出できるかもしれない!子供への企画でも考え抜くことができた。

そして、タイルを敷けば滑りやすい道ができるし、からくり装置も設置できる。
アイデアさえあれば、あとは想像して膨らませるだけ(≒深化)だ。

実はIYO夢みらい館で「(勝手)レゴクラブ」を考えていて、自由な創作ながらも何かテーマを持った創作ができないか?と思っていたので、迷路づくりなら参加者ごとにオリジナリティが出せると確信。

連休中の宿題を一つずつ片付ける。

しょうがない。


年末年始から立て続けに届いている撮影相談(モテ期か?というほど)。

同じ“撮影相談”ではあるけれど、一つ一つ違う(当然だけど)。
「企画書を送るので読んでロケ候補地を提案してほしい。」から「今、愛媛県にいるから相談したい。」「ヒト&モノを探している。」「〇〇で撮影は可能か?」「〇〇を検討している。」などバラエティに富んでいる。

これらの撮影相談に対応するのがフィルム・コミッション。
その中で「健康番組に協力してくれている人を募集している。」という相談。
聞けば体調を一定期間計測して、その変化から健康維持にどんな注意が必要か?などを調べる番組で「泉谷さんもどうぞ!」と言われて、“その気”になったものの撮影は出張中に行われることが分かり断念。

撮影は病院などにも協力をいただくので無料で体調チェックができるからいいじゃない!と思い、辺りに声をかけて協力者が出始めた頃に撮影担当者からメール。

「撮影協力者が急遽の体調不良で入院してしまい、愛媛ロケはなくなりました!」という内容。こればかりはしょうがない・・・と、お声がけした方々にお詫び。
これまでにも荒天、天災、感染、自粛などで撮影が中止になったことはあり、今回もその一つ。

フィルム・コミッションは、撮影相談に対応するだけでなく、支援作品のPRなどを関係者へ提案&打診するのも業務範囲で、PRしたい作品について問い合わせても返答がない場合は「〇〇の件は、その後どうですか?」など催促メールもしたり。

今年も愛媛に話題を一つでも多く誘致できますように!
その「鍵」は、愛媛の資源が全てで、提案がうまくいきますように!と願うばかり。

2025年1月12日日曜日

MAYAMAXXとの思い出。

“エコ”と言うオリジナルキャラを創ってくれた。

「泉谷くん、いい人になりなさい。」
「“いい人”ってなんですか?」
「“いい人”って言ったら“いい人”よ。」
つい、“正解”は何か?を尋ねてしまったけど、推察するに“いい人”と言うのは“何事にも真摯さ”がある人かな?と思ったのは2006年。

そんなアドバイスのやりとり相手は1月9日に亡くなった今治市出身の画家MAYAMAXX(享年63歳)。かねてから闘病中とは聞いていたけど・・・。

MAYAMAXXとは2005年に愛媛県美術館担当者が引き合わせてくれたのが縁で、当時の愛媛では知ってる人も少なく、でも作品はどれも好みで意気投合し「何かイベントしましょうよ!」と企画したのが環境省の助成事業として行った「ふろしき百景あしたのフロシキ展(会場:いよてつ高島屋)」。

MAYAMAXXに審査員長になってもらい「ふろしきのデザイン」を公募して、デザインを1点ずつふろしき化して飾り、終了後は応募者に差し上げた、太っ腹企画だった。

その前後には子ども達と一緒にドローイングワークショップをして、まだ幼かった長女、長男にも参加してもらったり、企画の経緯を思い出せないけど、旧伊予銀大街道支店の地下スペースで「人生相談会」をして、MAYAMAXXの人生観から悩める社会人へアドバイスしたり。

その時に言われたのが「泉谷くん、いい人になりなさい。」という私へのアドバイス。
その後、MAYAさんは出身地の今治でも活躍し、NYへ拠点を移したりして、再会したのは数年後の京都・何必館(かひつかん)。

人生をどう生きるか?何を伝えられるかって大切。
天国でもたくさん描いて欲しい。

自己暗示。


習慣化の特徴には以下が当てはまるそうで・・。
(1)その行動が当たり前に感じて、しない方が気持ち悪いと違和感を覚えることがある。

(2)意志の力が必要ない。無意識のうちにおこなっていることがある。

(3)頑張らずにずっと継続できる。やめようと思っても、やめられない。


そもそも習慣化とは、同じ状況のもとで繰り返し行われた行動がやがて定着し、(意志とは関係なく)自動化されて行われること。平たく言えば「自己暗示」のようなことか。

そんな習慣化されるのは、一般的に65日ほど必要と言われ、顕在化(意識)から潜在化(無意識)に移るとのこと。

5時過ぎ。メッチャ寒いのに起きる時間は祝日でも同じ小市民。意思の力がなくても
「寒い!冷たい!」と言いながら自動的に準備して朝散歩に出発。

一人で勝手に100日間1万歩=100万歩を掲げていて(なんでこんなコトしてるんだろ、でもヒマだしな・・・)と自分に自分で問いかけてお堀を歩いていたら、落ち葉がまとまっていて(あれ!これはココ大付属学園の子が集めたやつだ!)と名残だった。

写真に収めたら、水面に周辺の光が映り、なんだかサイバーパンクな色合いでいい感じに。
40分ほど歩いて帰宅、この頃には(朝のタスク終了!)という満足感を得ているものの、歩数は4500歩ほど。

残り5500歩ほどは、
辺りを2回ウロウロするか?松山城へ1回あがるか?で達成。
自己暗示って簡単に変えられない。やれやれ。

2025年1月11日土曜日

笑いを誘って終了。

松山東雲ベジガール、岸本さんと満面の営業スマイル

2025年最初のNHK松山放送局「ひめゴジ!」生放送。
今回は現在、再放送中のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の撮影支援の思い出話。

撮影は2008年に行われ、放送は2009年から第一部、第二部、第三部と3年間に渡って放送。
私は第一部と第三部の撮影に携わる。

当時は、えひめフィルム・コミッションとして支援作品の実績は重ねていたものの「時代劇」は初めてで、2007年から「もぶり飯(ちらし寿司)、当時の衣装、暮らしぶり等」について関係者、協力者と共に奔走したことを紹介。

ロケ地選定は難航し、結局、内子町の屋根付き橋こと田丸橋(第一部、第二部、第三部にわたって松山に帰る象徴として登場)、松山城、七五三ケ浦海岸、道後温泉本館、二の丸史跡庭園前で撮影。

「最も印象的だったのは?」と岸本さんに振っていただいたので「最終話に登場した我が子です。」と紹介して笑いを誘って終了。
ちなみに、最終話では我が子二人が幼子として松山北高校の校長先生として出勤する好古さん(阿部寛さん)に近づくというシーン。その際、末っ子くんの鼻穴には水飴がつけられ、舌でペロペロと鼻水を舐めてる演出になる。

で、その後は松山東雲短期大学のベジガールが出演し、彼女たちの出番が終わったら「先生!」と言われて、キョトンとすると、なんと出演したベジガールの一人が昨年度のボランティア論の履修生だった件。

フィルム・コミッションについても学んだボランティア論。
「授業、すごく面白かったです!」とお褒めいただき出演は終了!


甘い中華そばをすすりながら。

飄太名物「甘い中華そば」は、分厚い砥部焼で登場。

同い年の夫婦と私たち夫婦の2組で食事。
場所はコロナ前に訪れた以来の飄太、だから6-7年ぶりか?よく通る道沿いだし、店も知ってるのに意外と行かない店って多い(と言うか私が飲みに全く行かないのが原因かも)

飄太といえば「甘い中華そば」のイメージだけど「おでん」も人気だそうで、先ずはおでんを頬張りながら乾杯&談笑。

夫婦で会うのは初だったので、互いの馴れ初めなどを皮切りに縦横無尽に談笑が進むと、4人は既に50代、それぞれの職場では役員や責任者、指導者など社会的責任を負う世代なほか、互いに共働き夫婦でもあるので、これからの話、そして妻、夫ではなく一人の人間として生き様などを話していると「リーダシップ」と「マネジメント」の話に辿り着いてしまった。

自分自身にはセルフリーダーシップだし、職場ではフォロワーあってのリーダーシップを発揮。
一方で組織では管理というマネジメント力が求められ、世間でもマネジメントというバランス力が求められるケースがあったり。

「でも、これから(≒地域の未来)を考えると、慣例や風土に風穴開けないとジリ貧になるね(≒発展、活性はない)。」となる。
この現実がまだイメージできない上層部がいる組織は本当にやばい、現実を直視していない。

リーダーシップとマネジメントはアクセルとブレーキにも例えられ、時に相反する。
どっちがどっち?はないけど、一つ言えるのは、リーダーシップがない時のマネジメントは単なる管理で、そこに生産性や創造性はない。

50代は組織でも個人にも夫婦間でもリーダーシップとマネジメントが求められる世代と全くのシラフで反芻(笑)

2025年1月10日金曜日

2024ココ大付属学園冬休み編ふりかえり


年末3日+年始3日の計6日間だったココ大付属学園冬休み編。
35日間の夏休み編と比べたら、あっ!という間に過ぎた。
ケガも事故もなく過ごせたので概ね良かったけれど、やはり振り返らなければならないことはあって備忘録。

それは「モノの価値」について、子ども達にどう伝えればいいのか?というコト。
発端は「(持ってきた)カードがない!」という一言から始まり、聞けばポケモンカードの一枚がなくなってしまったのこと。

どうやら“それなり”のカードだったようで、遊ぶ人にしか“その価値”は分からず。
もしかしたら盗まれたかもしれない!とのことだったので、周りの子ども達に尋ねても知らず、分からず。いったい、どこへ行ってしまったのか?

ココ大付属学園では保護者と話し合った上で、自己責任で持ち込み可能としていて、いづれ起こるだろうと予測していたことが本当に起こった件。

そんな高価なカードの紛失が騒ぎになる一方で、価値の低いカードは落とし物としてポイッと放置されてる現状。

「ちょっと考えて!」と全員に注意。
「同じカードなのに価値が高いのは大切にされて、価値が低いのは雑に扱われる。自分で買ったカードもあれば、買ってもらったカードもあるのだから、一枚一枚を大切しなきゃダメだよ!」

持ち込み禁止と言うのは簡単だけど、子ども達が納得しなければ意味がなく、こういう注意って一回だけでは伝わらず、分からずだから、何度も何度も言わなくてはいけないねと。