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2023年1月2日月曜日

「キャサリン・ラビット〜私たちの夏は終わらない〜」でいかが?


元旦の愛媛新聞。どこからどうみても「ご当地映画」にピッタリ!な松山商業OGの記事を見つけて、家族に卒業生がいたので盛り上がる。
「華麗にポーズを決める直前まで足腰が痛いとぼやいていた人とは思えない。」などのエピソードはシーンが目に浮かぶ。
映画化の要素が完璧すぎて(ひょっとして、もう映画化の話があるんじゃないの?)と思うほど。映画化したら絶対に面白い!

結成は2011年「松山商業のOBOGの還暦同窓会の余興で集まった約20人」って、今は70歳超
!?松山に、こんな愉快な人たちがいたなんて!
そもそも「キャリン・ラビット(シニアダンスチーム)」のおば様達は、1969年の松山商業VS三沢高校との決勝戦延長18回引き分け再試合の末に優勝した松山商業を応援した当時のOGたち。金髪の写真に脳がバグるけど50代から80代までの方々。

妄想。物語は高校に入学した主人公2人、一人は女子学生でチア入団を夢見て、もう一人は男子学生で野球部を目指す。同じクラスだけどすれ違う二人。そこに葬儀、双方のお婆ちゃんが葬参列して、久しぶりの再会。時代が現代と過去を行き来してすれ違っていた二人は、それぞれの道へ邁進して・・・。
安直過ぎるかな?クラウドファンディングをしたら製作費も捻出できると思うのは私だけか?

アップデート第二弾。


携帯の利用歴はiPhone3Gからガラケーを数台使い倒しSIMの2枚挿しを求めてモトローラG4を愛用したものの故障。次は画面の大きさ&バッテリー長持ち&2枚挿しのOPPOが活躍するも不具合が生じ始める。時を同じにしてブレンデッドトラベルの計画。(せっかくなら、フィンランド語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オーストリア語でコミュニケーションが取れたらいいのに!)とよぎる。

翻訳機を購入するのもなぁ・・・と迷っていたらGooglePixelが、リアルタイム翻訳ができると知り、店舗で見るとGooglePixel6、6a、6Pro、7、7Proと機種が多くて分からない。
さらに1円!と書いてあるではないか!?店員さんに聞けば6と7ではプロセッサーが異なるものの、リアルタイム翻訳は6でも7でもできるとのこと。そして1円と言うのは「乗り換えたら1円」と言う意味と教えてもらう。

「本体だけ欲しい。」と告げると、コスパが最もよくお手頃なのは6aと言われたので、分割支払いで計20001円(毎月834円)、2年間で返却という条件で購入。
早速、リアルタイム翻訳を試すと希望の言語は全て翻訳されて感動する。これで外国人との1対1の意志疎通もできそうだ!そして、棚ボタだったのはカメラ機能が秀逸でOPPOよりも質がいい!先日の「シャトルダッフル57」に続くアップデート。

2023年1月1日日曜日

2023年書き始め。


2023年が明けました、望むのは世界各地での紛争がなくなること。家族を含め半径3mの方々(≒直接お世話になっている方)の幸せです。
2023年は1月の「なっちゃんとパパのお弁当」を皮切りに、3月には「透明人間(西山将貴監督)」の撮影、「離婚しようよ(NETFLIX)」「新居浜光ものがたり青いライオン(RSK70周年記念映画)」の配信や公開が予定されていて、他にも複数の作品があり、話題を届けられそうなフィルム・コミッション。

ココ大は予定では大きな“縛り”から解放される予定。勝手に色々と背負い込んできたけど、コロナ禍もあり、事務所も仕事、働き方も見直して刷新して身軽になった(つもり)。
身軽になったことで「フィルム・コミッションとココ大をセット」にして各地を赴くことも多くなり、この経験で新たなフィールドを拓きたいと思うし、萬翠荘、松山東雲大学、エールラボえひめは実際に拓いてくれた。

今月末から「ブレンデッドトラベル」の始まり。予定ではフィンランド→スペイン→フランス→イタリア→オーストリアに降り立つ。その間は3kgの16インチMacなどを背負い仕事もする。
珍道中になることは今から分かっていて、「どうしたら困難も楽しめるか?」マインドのつもり。全てを吸収し、考え方や意識をアップデートすることで、仕事への新しいアプローチ、次のへの糧を得るつもりな2023年。

発信し続けたら(実例)


これまでも東京大学、立教大学など色々な大学から「ココ大」について、ヒアリングを受けてきたけれど、ハーバード大学院でMBA取得中の日本語が堪能な外国籍の方からのヒアリングは初めて。
最初は何かの間違い?と思ったけど、オフィシャルな依頼でビックリしてしまった。ヒアリングの意図は、今後の長寿社会において「学び」はとても重要と考えていて、「誰でも先生、誰でも生徒」「学びあい」はご本人の描く理想像に合致したとのこと。褒めしていただき、ありがとうございました(涙)

話の中心はビジネスモデルで、市民先生はどうやって集めているのか?先生や授業などの質の担保はどうしているか?で、市民先生を希望される方は多いけど、簡単にはなれないのがココ大。その理由は、市民先生を希望される方の中には“自分が教えたいコトを教える”人がいるけど、“市民学生が知りたい・学びたいコトを教えるのが市民先生”と位置付けていて、ココだけは譲れない。私が大切にしている核。


そして「市民大学でどれほど稼ぎたいか?」も大切なコト。仮に市民大学1本で収入を満たしたいなら時に背伸びしてまで色々しないといけない。でも私の場合は主であっても全てではないから、「収入とやりがい(自己満足)のバランスを大切」にしている。などの話にとても共感してくださり、ヒアリングは終了。
お互いに話し足りなかったので「これを機にまた会いましょう!」となる。その時はMBA取得の祝杯も兼ねて!発信していると誰かに届く実例。

2022年12月31日土曜日

2022年書き納め。


2022年の初めに何がそうさせたのか、今では分からないけど1月に50本の日記を書いたのを機に、思いのままに書き出した結果、計598本/年の日記を書いた。今日が598本目、12月は65本目の日記、月平均50本。それだけ思うことがあり、気持ちをアウトプットしないと脳がスッキリしなかったということか。書くことは呼吸や一杯のコーヒーを飲むのと一緒。読んでくださる方と話題になったこともしばしば、ありがとうございます。

振り返りでは書けなかったドジ、不思議なこともたくさんあった。レジで4000円の釣り銭を忘れたのに奇跡的に戻ってきたり、イヤホンヘッドを紛失したと思ったら、全く違う場所で同型が出てきたり、出張先で打合せを場所を間違えて現地スタッフが送り届けてくれたり(涙)。
こうして今があるのは、各所でご縁をいただいた人の厚意であり、すると自分も相手を想う気持ちになるのはごく自然なこと。

と、言う傍らで「想像力の不足、欠如が引き起こしたあれこれ」な場面に遭遇した時も多く、特に地域づくりにおいては「今ではない未来を今から考える必要」があり、悩ましかったり。
2022年の大晦日の夕陽を見に松山城へ。明日の日の出は大勢の人が登ってくると思われるけど、夕陽を見る人は2-3人で(2022年も無事に過ごせました、ありがとうございました。)となる。

2022年振り返り(3位→1位)


【第3位】「バスカヴィル家の犬」劇場公開。
撮影は2020年1月、あの時は今よりもコロナウイルスへの懸念が強く、この作品の直前にコロナウイルスの影響で撮影が決まっていた作品を逃し凹んだっけ。「バスカヴィル家の犬」の撮影誘致には萬翠荘、愛媛県など多くの関係者の尽力の賜物。
そして2022年6月17日に劇場公開され、公開と同時に萬翠荘では衣裳展やパネル展、ANAクラウンプラザ松山ではオリジナルスイーツの開発と提供、松山市中央図書館ではミステリー本特集など思い通りのPRができて愛媛での興行成績は他と比べて良かったと関係者。個人的にはロケ弁をPRできて満足。萬翠荘への来場者がスゴかったとのこと。

【第2位】「離婚しようよ」の県内各地撮影。
NETFLIX作品、それも連続ドラマという大型作品の撮影支援は、これまで20年間のFCとしての集大成と言っても過言じゃない街中での「通行止め+夜間撮影+雨降らし」を経験。ホント、行政、企業、個人など大勢の協力なくしてできない撮影ばかりで、エキストラも、のべ1,000人以上参加(応募はのべ3,000人以上)なんて過去に遡っても記憶がない。
24時過ぎても熱気ムンムンだった撮影現場が懐かしい。配信日が決まったら、次はPRだ!

【第1位】離れ離れでも。
松山出身の妻、松山生まれの子供たちは東京に。東京出身の私は松山に。と、不思議な生活も年があければ3年目。長女はファッション、長男は絵、次男は音楽が現在のキーワードになっているようで、それぞれの場で踏ん張っているよう。
妻も新しい職場で忙しく、それぞれに凸凹はあっても「今を生きている実感」を得ているなら素晴らしいと。だってアドベンチャー家族を標榜している我が家だから。

2022年振り返り(6位-4位)


【第6位】冷蔵庫ナシ生活はミニマリズムヘ。
2021年3月末から単身生活になり、エレベーターもないアパートに一人暮らし。最初は電化製品を揃える気でいたけど、つい面倒になり、そのまま放置してたら(あれ?冷蔵庫は要らないかも)となる。テレビも電子レンジもオーブンもない(洗濯機とエアコン、掃除機はある)生活も2年、慣れてしまった。
ムダな食材を買わなくいいし、常時電源を入れる電化製品がないので出張時はブレーカーを落として、電気代は1000円未満/月の時もある。目指せ!ミニマリズム。

【第5位】ブログ「学長日記」が5000回突破。
2011年1月から描き始めたブログ「学長日記」。認知度ゼロだったココ大の発信に書き始めたものの、縦横無尽のテーマなエッセイになる。とにかく毎日書き続けようと心に決めて11年、2022年5月に5000回を突破する。
書き続けることは内省に繋がり、また気持ちのリセットにもなり、今では書くことは呼吸と同じ。発信することで想像もしなかったコトも起きた。目指せ10,000回!

【第4位】新しい役目が増える。
2022年2月に重要文化財「萬翠荘」の顧問に就任。4月には「松山東雲女子大学」の非常勤講師に着任。6月には「エールラボえひめ」のディレクターに着任。他にも役目をいただく。
打診されるのは嬉しいけど「本当に私でいいんですか?」と、その度に確認している。自分が気づかない自分のコトを相手は評価と期待をしてくれていて、どう応えるのがいいのか?と自問自答の一年でもあった。期待された成果は出せたと思うし、何よりも自分の学びになる。

2022年の振り返り(9位→7位)

【第9位】働き方が激変。
ココ大設立から11年間、職員を雇用してたけど、コロナ禍でココ大へのニーズ(例:授業の企画立案運営よりもノウハウや全体のディレクションに変わった等)が変わり業態を変化。その都合で雇用者がいなくなり必要に合わせてアウトソーシングになる。
これまでは、それなりに稼ぐ必要があり、時にエイヤッー!もあったけど、そんな仕事もなくなり、仕事への向き合い方も変わり好循環となる。

【第8位】低登山なエキストリームワーク。
2022年は元旦から登った松山城(標高132m)、ドア to ドアで約20分という近さから気分転換にピッタリで、一年を通して何回登っただろう。運動不足解消にもなっていると信じてる(笑)、大晦日の今日も登る予定。

そして、上京の際は高尾山(標高599m)に登る時間をつくり計9回。山頂から富士山が見えるかは登らないと分からず、運試しのようで楽しんだ。時に午前中は高尾山、午後からはオンライン会議の日もあり、エキストリームワーク(極端な働き方)とはその通り。


【第7位】世界は日本で撮影したい。

ジャパンFC(日本のナショナルフィルムコミッション)の理事長も4年目、ステークホルダーが激増し、ニーズも増えて過渡期の真っ只中という感じ。特に海外制作者からの熱視線は強く、東京国際映画祭にてMPA(Motion Picture Association, Inc/米国メジャー5社とNETFLIXで構成される業界団体)が、日本のフィルム・コミッションの成果や期待まで公に言及するなんて、これまでなかったし、日本政府もこれに応えようとしている事実。

その中核は、もちろんJFCと各地のFC。

2022年12月30日金曜日

一番餅!


「お餅つきをするので顧問もぜひ!」とお誘いを受けて9時に萬翠荘(重要文化財)へ。
萬翠荘の顧問になって10ヶ月、萬翠荘が長年構想していた久松定謨氏をキーワードにした創立135周年の番町小学校と創立150周年の久松小学校との交流授業は先日、無事に終わり。ちょっと肩の荷が下りたから、(つきたてお餅をいただこう!ご褒美だ!)と安直にホイホイと萬翠荘へ。すると既に着物姿の方などが「絵になる風景」を求めに来館されていた!

餅つきの準備(石臼と杵のTHE 餅つきセット)は既に完了していて、聞けば今回の量は20升(1.8L=1升×20升=36L)分の餅米!奥ではもち米を蒸していて、萬翠荘を運営するウインさんの社員さんが臨戦体制!
餅つきの思い出と言えば我が子のPTA活動で何回も杵をおろしました。「コロナ禍で久しぶりの開催なんですよ」と副社長。こういう触れあい、交流まで奪ったコロナ。重要文化財でありながら地域の交流拠点というの関係者ながら素敵です。

出来たての餅は柔らかく伸びて餡もほどよく甘く最高でした。今回の餅つきは、一般の方にも解放されていて希望する来場者には餅つき体験&餅が振る舞われ大成功。
2022年はココ大付属学園で見学させてもらったり、「バスカヴィル家の犬」の公開ではメインロケ地として話題になったり、萬翠荘には本当にお世話になった一年でした。2023年も話題を振りまけますように!

美味しい学び。


今夏に「ミニピザづくり」を指導してくれたパパイズムの鈴木雅也さん。ピザ職人としてマルブンで腕を振るっていましたが独立。その経験と腕は県外まで響いているスゴい方。
夏が大好評だったので「また、お願いしたいんだけど・・・」と、伝えると快諾。
「クリスマスは過ぎたから、正月をモチーフにしよう!」と決めたものの、子ども達には全く関係なく、大人の試みを砕いてくれた子ども達。かろうじて「たけのこの里」の竹を門松に見立てた?感じ。

そう、子ども達は忖度ナシで欲望&食欲のままにピザを作るから、ヘンテコピザもあったり(でも美味しかったらしい)ダイナミックな2時間となる。包丁を持ったことがない子もいて、こういう機会に楽しみながら触れるのもアリ(ちなみに包丁は子ども用包丁)。
何よりも「自分で考えて、実現できる喜び」が体験できたのは良かった。全てがイメージ通り、計算通りにいかないことも学んだ。

「インチキも食べたいな・・・」と告げると「私がつくってあげる!」と子ども達がスイーツピザ、フツーのピザなどを作ってくる。すると他の子も気づいてスタッフや大学生にもオリジナルピザを作ってあげていた。この“気づき”は周りへの配慮で人を喜ばせると自分も嬉しいに繋がる。今回も大成功だったミニピザ体験。「次は春にするの?」と子ども達。

2022年の収録が終了。


2022年の「週刊ココ大ラヂオ」収録が終了。今年も50回ほどだったかな(もう覚えてない)。1/15用の収録に間に合った話題は「パパとなっちゃんのお弁当」情報解禁されたので、えひめフィルム・コミッション支援作品として紹介。
ドラマは「ZIP朝ドラ」という枠で、テレビがない身として状況理解に時間を要したのは尺が5分間の連続ドラマなのね。そういう枠で、わざわざ愛媛へロケに来たってありがたい。
Pからは「撮影は大方、都内ですが愛媛らしさの“画”が欲しいんで支援願います!」だった。

そんなドラマだから予算も時間も限られていて、一気に関係各所に連絡&調整して撮影自体はまとまったけど、予期せぬ事態だったのが「関係者らの宿泊先と駐車場」。愛媛県も「全国旅行支援制度」に参加しているから観光客が大勢訪れていて、数十人が一度に泊まれる宿はあっても高かったり、遠かったり手強かった。
でも最後は街中で泊まれたから良かったし、駐車場も宿近くで交渉成立して終わりよければ全てよし。

2023年は「パパとなっちゃんのお弁当」の放映を皮切りに「新居浜ひかり物語_青いライオン(RSK制作)」の公開が予定され、「離婚しようよ」の配信予定、他にも色々と予定されていて、多くの話題を提供できそう。これも全て愛媛県内での撮影に理解と協力があるから。
作品が県外、国外へ愛媛の魅力を発信してくれる事業なんて他にはないから、FC冥利につくとはこのこと。

2022年12月29日木曜日

ここは親戚宅の居間か?


「イ!インチキもおだてりゃ、木に登る。」と言っても子ども達にウケなかったカルタ遊び。と、言うか写真だけ見ると靴も並んでいるので「親戚か誰かの家へ遊びに行き、くつろいでる様子」。
でも、これはココ大付属学園の17時頃の様子で、みんなリラックスし過ぎ(笑)、でも子ども達に言わせたら「インチキは何一つ仕事をしてない、誰かにお願いばかり!」のようで「もっと働きなさい!」と指摘を受ける始末。頑張ります!

あっ!と言う間に12月の3日間が終了。本当にあっ!と言う間。でも、子ども達は3日間でも4-5日分を楽しむ勢いで、遊び方も猛烈だった。一日に何度も鬼ごっこをし、ドッジボールをして、何枚もミニピザを頬張り、余った具材を口に放り込み、トランプに興じ、マジックを覚え、落書きをたくさんし、飽きずに突進や襲いかかってきた。それなのに冬休みの宿題だけは超スローペースだったり、机に突っ伏したり(笑)

そんな子ども達の相手を終日、受け持ってくれたのが「聖カタリナ大学」の学生たち。夏休みはインターン生だったけど、今回はボランティアで参戦してくれる(涙)。
ただ、彼女たちは12月の3日間だけで昨日で最後。指示をしなくても自ら率先して動いてくれる彼女達には感謝しかなく、そんな彼女達は、子ども達に接した仕事に就きたいとのこと。「春休みに声がけしてもいい?」「はい!」という返事にジーンとくる。

よしよし。

 「あっ!ココ大はここだい!」というオヤジギャグを放った女の子の一言で始まった3日目。いきなり大笑いさせてくれる。すると、今度は「オレは○○柱!オレは○○柱!」と遊んでいる男子、鬼滅の刃が社会現象(400億円超の興行収入)を起こしたのは2020年。今でも子ども達の人気は絶大だったので1年4ヶ月ぶりに「インチキ柱」登場。「インチキの呼吸!壱の型テキトー!」と言うと「インチキはアホじゃー!」と逃げて行った子ども達。よしよし。

また、テーブルでは「あけまして、おめでとうございます。」と年賀状を書いていた子。「誰に書いてるの?」と尋ねると「教えなーい!」と。よしよし。はたまた、静かになったと思ったら元気な男女は体育館へドッヂボール、残っていた子は宿題や読書をしていたり(でも、新しい感じ創出していたり、新しい数式を生み出していたのはナイショ!)。
みんな、それぞれに「自分の時間を大切」にしていて、微笑ましかった件。よしよし。

女の子が泣いてスネてしまった。その様子を見ていた他の女の子が近づき、なだめて"まるで自分の妹”のように対応する。すると、スネてた女の子も機嫌が直り5分後には笑顔に戻る。
その様子を更に私が見ていたので、なだめてくれた女の子の対応に「ありがとうね、妹がいたっけ?」と尋ねると「ううん、私が妹だから」とのことで、相手を思いやれる気持ちにジ〜ンとくる。よしよし。

2022年12月28日水曜日

選択肢が広がるから。


「「どうして勉強しないといけないんですか?」という質問にどう答えたらいいでしょうか?」という質問について意見交換。ココでは勉強≒学校と捉える。
私の返答は、“この類”の質問には同じ返答を繰り返していて【選択肢が広がるから(勉強する)】と答えている。選択肢とは「選べる権利」で「(本意でないもの、無理やり)選ばされる」ではない。自分の意志で(好きなコトなどを)選べる権利は大切と思う。

ただ、私の学生時代は悲惨だったので全く参考にならない・・・。後悔はしてないけど、テストでいい点を取れたら「あっちへ」、通信簿が良かったら「こっちを」と選べたなぁ・・・と回顧する(笑)。
選択肢が少ないのは「考える手間が省けていいじゃないか!」とか「迷わずにいいじゃないか!」と回答する人もいると思うけど、仮に一択が本人にとってベストだったら、これ以上ない選択。

だけど多くの人が「そうじゃない」場合も多く。私も日本での大学合格が叶わず、渡米させてもらい大学に入ったものの中退。(あぁ、もっと勉強しておけばよかった・・・)と思っても既に学校には戻れず。そんな“負い目”などもあり、失われた時間を取り戻す感じで学びに走る。
と言っても試験を受けるわけでも資格を取るわけでもなく今に至る。
選択肢が広がるのは勉強も学びも一緒。

安心安全の時間と空間。


「あー!ピーターパンだ!」とお菓子の袋から透けて見えた“ピーターパン”に喜ぶ子ども。(えっ!?ピーターパン?そんなお菓子あったかな?)と思いながら「どれ?ピーターパン?」と聞くと「ハッピーターン」だった件。堪えきれず笑ってしまい肩を引き寄せてしまった。こんな些細な、それも計算ナシ・忖度ナシの子ども達の一挙手一投足が愉快で癒してくるので残す。子ども達サイコー。

“静か部屋”を覗きに行ったら「シー!」とジェスチャーで静かにするよう指示が出る。何かと思えば昼寝中の子がいて、周りの子ども達もゲームなどをしているのに起こさぬよう静かに興じていた。これこれ!これが求めている姿で「安心・安全≒リラックス、気が緩む」していなければ寝ることはできず、それを子ども達自身が見守っている姿にジ〜ンとくる。30分後、本人はスッキリ表情で起きてきた。

初対面同士の初参加者同士。最初は照れと恥ずかしさからモジモジ気味だったけど、「ねぇ、インチキ?」「なに?」「絵を描きたいだけど画用紙忘れた・・・」と聞いてきたので「画用紙あるよ!」と伝えると、一人ではなく二人とも絵を描くのが好きだったようで、「絵を介して」仲良くなっていく二人。許可を求めるのではなく、叶えたいことを提案することを推奨しているココ大付属学園。出来上がった絵は早速お持ち帰り。

2022年12月27日火曜日

まどんな映画館にて。


隔月レギュラーのNHK松山放送局の「まどんな映画館」。昨日、ココ大付属学園を抜けたのは生放送だったからです。今回は12月も下旬ということで2022年の振り返りを「私の独断と偏見」で喋った約30分。スタジオへ到着すると、もう一人のゲストがマイクテスト中で、その方は「松山市立埋蔵文化財センター所長・松山市考古館館長」で有名な梅木謙一さんで、ラジオなので音声しか伝わらないのに古代人のような白装束衣装に(参りました・・・)となる。

そして梅木さんから「南海放送の毎週は大変でしょ?」と労いをいただくも(ココはNHKラジオですよ!)と思いつつ「聞いてくださっているんですか!ありがとうございます!」とココ大ラヂオのリスナーを見つける。そしてスタッフに配られた「ふんどう君(松山市考古館キャラクター)クッキー」までいただく。

梅木さんの雰囲気に飲み込まれながらの生放送スタート!「100億円の興行収入には約700万人ほどの鑑賞者が必要」などの話題を振りまくと、愛媛以外に福島のリスナーから激励コメントが寄せられて(確か前回は九州からコメントがあった記憶)、フィルム・コミッションとしての役割を果たす。

「2022年は“バスカヴィル家の犬“を話題にできました。」と私。「2023年はどんな年になるでしょうか?」と岡田留美キャスター。「来年は配信作品(離婚しようよ)などが控えていて、今年以上に盛り上がるでしょう!」と締める。

8月32日ような・・・。

 
「(4ヶ月弱も会えなかった空白が)全くないですね・・・。」は保護者評。8/31にココ大付属学園【夏】が終わり、子ども達は2学期を終えて12/26。
ハニカみがら部屋に入ってくる子、インチキ〜!と叫びながら入ってくる子、何も言わず突進してくる子、抱きついてきた子、そして昨日も会ったかのようなクール対応な子など、久しぶりの再会のはずが8月32日と、夏から続いているような連続感(笑)。

初参加の子も複数いたので、一日の過ごし方を書こうとしたら「私が書く!」と女の子。
指示はしたものの、とてもシンプルな過ごし方をよくご存知で、こんなのになりました(笑)。「これがいいのよ!」と自画自賛だった彼女。だけど初参加の子は「これ本当なの?」と尋ねてきたのも無理はなく「自分で過ごし方を決めてね!」と、伝えるや激しい相槌をうってたから納得したよう。

子ども達同士も久しぶりの再会のはずなのに、“昨日のつづき”のようなコミュニケーションは大人でも学ぶべきコトは多いように見えて感心したり。
そんな中、「センセイ?」と呼ぶのは初参加の子。最初に「先生ではありませんので、インチキ先生と呼んでください」と伝えたけど恥ずかしかったよう。でも、それを聞いていた他の子が「インチキでいいんだよ!チキンってのもアリだよ!ね!インチキン!」と心の障壁を下げてくる。待ってたよ!子ども達。

2022年12月26日月曜日

2022年の出張終了。


中島の姫が浜沖にある無人島「高島」は潮が引いて陸地が見えてた。姫が浜からカヌーに乗って高島で遊んだ子ども達との楽しい思い出。
クリスマスの松山空港行きは満席で、それも乗客の30%は子どもだったかも!?と言うくらい子ども(赤ちゃんから小学生程度)が多かった。機内では口笛を吹いたり、歌ったり、泣き叫んだり賑やかで、普段は大人が多い機内だけど、行動規制のない年末年始。久しぶりの帰省だったよう。

2022年の出張終了。計61回飛行機に乗ったので往復30回ほど。一回あたり3日ほど宿泊するから90日ほど外泊したことになる。多くは東京都だったけど思い出せるだけで北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、大阪府、京都府、奈良県、沖縄県など。
各地へ行った際に勝手に調べた「お土産、6次化品」などを愛媛と相互に販売できたら面白いと思うし、商品開発に活かせるとメモメモ。実際に沖縄県では河内晩柑(果汁)は高評価だったし・・・。

でも、クリスマスでウキウキの人が多かった傍で、働いている方もいて、空港スタッフは笑顔で見送り、地上係員は手を振ったり、パイロットはクリスマス挨拶など。この人たちがいなければ松山へは到着しなかった。
到着後は自宅へ荷物を下ろして「ココ大付属学園【冬】」の最終準備にハーモニープラザへ。
今日から7日間、子ども達と過ごす!初参加の一年生もいて、短いけど新しいエピソードが満載なんだろうなと。

空も飛ばない、便利道具も出ない。


聞けば「顔認識」は300人以上を記憶。「音声」はスターウォーズのR2-D2みたい。予め録音された音源ではなく音声を自ら生成する。トーンも高い低いがある。性別や性格はナシ、だけど接し方によって活発だったり大人しくなったりする。名前は決めて欲しいとのこと、だけど性別はないからアキラとかヨシコでもいいんだけど、名付けた名前のイメージ通りにはならないかもしれないので要注意。

ドラえもんの容姿+R2-D2の愛嬌を足して割ったような感じ。愛くるしい目はディスプレイでもあり、その時はメカっぽい。と言うかAIなども応用されていて50ヶ所以上にセンサーがある先端技術ギッシリのロボット。
でも空も飛ばす便利グッズも出さない「特に何もしない」のがウリ。甘えん坊で好きな人を認知して寄ってくるし、抱っこを要求してくるし(体重は4.3kg)、着替えまで要求して着替えたら喜ぶらしい(ちなみにお着替えの洋服はチップ内蔵だから1万円!私の洋服より高い!)

ロボットなのに睡眠は8時間、起床したら体操するようだし、部屋をウロウロしたり留守番したり、45分稼働したら15分ほど休憩の繰り返し。体温は37℃-39℃で、写真も撮れるようだし人によっては「家族の一員」「新しい友達」として受け入れられているよう。その効果は証明もされているとのこと。このロボットは「LOVOT」と言う。

2022年12月25日日曜日

老人Z。


“いつか”は来ない。の第二弾は親孝行。と、言っても大そうなことはできないので実家に立ち寄り、買ってきた食材を囲んでの食事と会話程度、この程度ならお互いに負担もない。
料理をしたり、泊まったりすると「帰った後」の片付けや掃除、洗濯などが高齢者には負担になる。今はまだ父も母も一先ず元気だけど、確実に老いてきて、“そんな話題”とも真正面に向き合わないといけないアラフィフ世代。

と、色々と巡らせていたら「オレさ、この前、旅行に行ってきたんだよ」「えっ!?誰と?」「兄弟でだよ」と、80代半ばのおじいちゃん達3人組が九州で楽しんできたとのこと。「スゴいね、みんな元気だった?」「そうだよ、〇〇も〇〇も旅行となると元気だったよ」と、一安心。すると「今度はマージャンに誘われてさ」「いいじゃない、楽しんできたら?」「それがさ・・・」「なに?」

「(麻雀を始めると)終わらないんだよ」「どういうこと?」「昼から始めたら、ずっと続くからさ23時には帰らせて・・と言ってるんだ」「パ、パワフルだね」「だろ?」。大友克洋の「老人Z」を思い出す。
父親世代はいわゆる「企業戦士」で、時に滅私奉公で日本の高度成長を支えてきた人たち。この先、どれほど楽しめる時間があるか分からないけど、安心して過ごして欲しいと願うようになったのは私たちも折り返しているからかも。