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2019年8月9日金曜日

気持ちが軽くなる!

「木を見て森を見ず(物事の細部に気を取られすぎ、全体を見失う)」と思った件。経験があるが故に、(わかっていると思い込み)総論を省き各論から検討すると、各論同士はバラバラで相乗効果を生み出さずチグハグになる可能性大。そして、複雑怪奇にもなる。(複雑怪奇な構造だけど紐解いてコツコツとするか・・・)と、思っていたら的確な助言に気持ちが軽くなる。

持つべきものは友!複雑怪奇な渦に飲み込まれていたけど、もっとシンプルに考え、フィルム・コミッション(FC)が持っている資源の活用、FCしかできないことは何か?主催者が満足するのではなく、映画関係者や来場者から支持され喜ぶ手法は何か?やはり「同業者」だと考える話が早くて的確。シンプルさは「力強さ」を内包していて、その力強さは「訴求力」になる。

この「生みの苦しみ」を味わうのは毎回のことだけどシンドイ・・・。企画立案なんてやめたらいいのにと思うけど、生みの苦しみを超えた先の達成感がコロッ!と忘れさせてしまうんだろうな、一言で言えばアホだと。一つの難問に解決策が出たのでホッと一息つきたいけど、次の難問が現れた!うーむ、事業立案ってRPGのようなのか?プロデューサーはレベルが上がった。

2019年8月7日水曜日

議論のポイント。

「ポイントはピザソースを赤く塗った所とグラノーラに色を入れた所、ココは手を抜くことはできません!」とキッパリ伝えたら「素晴らしいです!」とお褒めいただいた件。意見を出し合う際、危ういのは経験で自分の意見を出さなくても適当に話を合わせられる所。意見の節々で意識しないと雰囲気に「流されて」しまい、「話した感」は残るけど、翌日は(何だったっけ?)はよくある。

「6市町合同で特産品を作れたら!」から始まった松山市、伊予市、松前町、久万高原町、砥部町、東温市の6市町の農林水産担当者会議という機会を預かり、総論賛成から各論賛成へのプロセスを最中。各論にはロジックが不可欠で、いざ具体的に考えると難しいもの。そこで私の出番ということで「議論のポイント」を整理して伝えて深化させて、実現に立ちはだかる課題は顕在化できたかな?

個人的な好みは「消費者に商品化の最後の工程を渡す」こと。完成した商品ではなく、消費者が完成させる商品は消費者自身が商品に愛着を持たす一つの工夫と思っており、「キット化」はテッパン。先日の「美味しく保存!やさい箱」も同じ考え方。ピザだったら「ピザキット」だし、グラノーラなら「グラノーラキット」。好みでカスタマイズできるのは付加価値の一つ。

2019年8月6日火曜日

おいしく保存!やさい箱づくり

「ありそうでなかった!」というのが最も多かった感想の【おいしく保存!やさい箱】授業。予め「キット化」してありパーツ数は24個。両面テープで仮止めしてネジを入れるも初めてのインパクトドライバーに手こずる参加者たち。それもそのはずで参加者12名のうち11名は工作自体が初の女性たち。「家族に(自分1人で)作れるはずない!と言われました(笑)」という方も。

最初こそ手こずったインパクトドライバーも数回の作業で会得!パーツを組み合わせて立体になると俄然やる気があがるから不思議(笑)。底板をつけて箱になって(おぉ〜!できた)と目的達成!で終了な雰囲気だったので「えっー・・木箱ではなくて今日は漆喰塗りが主ですから」と伝えて、いざ漆喰へ。ヘラやコテを使わず手袋をした素手で漆喰を内側に好きなだけ塗る。

冷たくて粘土質の漆喰は柔らかく、手で塗ると何とも言えない感触に参加者全員が「楽しい!」の一言。塗れば塗るほど漆喰効果(湿度調整など)が期待できるとのこと、今回は漆喰を塗り新聞紙などを敷けば完成!用意した10kgの漆喰は全てなくなる!夏休みの自由研究で参加した方、米国から帰省中に参加された方は「米国に持って帰ります!」とのこと。「やさい箱」授業、アンコールか!?

2019年8月5日月曜日

ロケーション拡張現実作戦!

「巡礼ビジネス(角川新書:岡本健著)」を読んで「印象に残ったBEST3を挙げよ!」と言われたら①【拡張現実空間(p130)】という考え方に共感したこと。②【コンテンツはコンテクストを創出できる(p190)】という考えに再び共感したこと。③【文化資源へのアクセスには「身体的・物理的アクセス」「知的アクセス」「感情的・感情的アクセス」の3様態があること(p201)】とは知らなかった!

特に【拡張現実空間】は妄想による補完とも言えてロケーションをキーワードに「現実と想像が交わる国際映画祭」を標榜してるだけあって、ポスターに【愛媛国際映画祭拡張現実空間作戦】とか明朝体で書いたらエヴァっぽい(笑)。閑話休題、拡張現実空間が成立するのはロケーションが醸し出す世界観に一体感があるから。これはアニメだけでなく実写の世界でも同じこと!ココがポイント。

フィルム・コミッションは基本的には映画やドラマなどの実写作品を扱っているが、もっとコンテンツを拡大してはどうか?小説やマンガ、アニメ、ゲームなどにロケ地の供給できれば地域と関わるコンテンツが更に蓄積される(p225)」というくだり。ホント、その通りで2011年から提唱していたけど、8年経って機は熟したという感じか?ロケーションが創出するコンテクスト(文脈)の多さよ。

2019年8月3日土曜日

耳障りのいい言葉に要注意

【結論】耳障りのいい言葉に分かった気になってはいけない。なんでもかんでも「地域密着」と発言するので「暑苦しい!」と笑って返答したら「最初に習う言葉なんです・・・。」と言われ寒くなる。地域密着の意味は何なのか?郵便局だけどコンビニのような利便性なのか?郵便局だけど何でも対応してくれる万屋なのか?郵便局だけど親身に相談にのってくれる休憩所なのか?局内で共有してもいいかもねと問い。

「世間を騒がしていまして・・・」と、自分たちには全く嫌疑のない、一部の人が起こした今回の騒動に現場はやりきれない気持ちでいっぱい。だからか、今後の郵便局に求められるのはという問いへの答は、当初想像していた内容ではなく「信頼感/安心感」など、既に得られていると思われるコトがでてきたのは不安の表れか。コツコツと時間をかけて積み上げてきた信頼は一瞬にして吹き飛ぶことを知る。

地域密着の他に「コミュニケーション」「ニーズ」など、耳障りの言葉が出てきたので「その言葉はどんなイメージ?」と問い。私はコミュニケーションは「交流/疎通」、ニーズは「求めていること/求められてること」と思っているけど人によって千差万別。ふと「会話と対話の違いは知ってますか?」と伝えると多くの参加者が釘付けになり、もしかしたらソコがツボだったのか!と1回目を振り返り!

2019年8月2日金曜日

いろいろな土俵

「今後の展開を模索している段階なので、屋上農園などご提案いただきたいです。」となったサントリーフラワーズさんとの意見交換。「NICECREAMを卸していただけませんか?」と某社。「愛媛国際映画祭へのご協力について直接詰めましょう!」と某社。「ネットワークを組みましょう!」と初対面の方。1ヶ月でいったい何人の方と事業の話をしただろう。1人では会うことはなかった・・というご縁に大感謝。良縁になりますように!

良縁になるには【2回目】が大事!1回目はお会いしてくださる方多し。ただ、2回目になると概要ではなく、詳細や具体性が求められるので資料作りにも熱が入る。やはり「相手にとってどんなメリットがあって、更に相手の顧客に対してどんな価値を提供できるか?」。つい我々の「言いたいこと」をテンコ盛りにしそうだけど、相手の立場になって「知りたいこと」を書かないとね、と自分にブレーキ!

じゃあ、相手が知りたいことって何だろう?と詮索すると、話が進む多くは「顧客へ新しい価値を提供したい」「新しい文化を創りたい」「新しい市場を創りたい」と、従来の土俵ではなくて「拡張された土俵」や「真新しい土俵」「新素材の土俵」などを自分たちで創り、そこで勝負するために必要なことを知りたがってると。企画書を書きまくってたけど、気づいてクールダウン。

2019年8月1日木曜日

成長エンジンは地域の課題解決

「8,000字です、よろしくお願いいたします!」と依頼されたのが1ヶ月前。内容はココ大についてなら自由。学長日記の延長のようなことでもいいですとのこと。(なんて素晴らしい依頼なんだ!)と思うと同時に(ハテ、何を書くべきか?)と思ったり。読者は地域づくりの現場にいる方や関係者など。せっかくなら読み手が少しでも納得できたらと思いつつ、完全フリーは意外と悩むという話。

誤解を恐れずにいうと「NPO法人だから・・・」というフレーズや体質は既に時代遅れと思っていて「運営から経営へ」と教えてくださった諸先輩方の教えを大切にしてるつもり。余暇などでNPO活動をされている方もいるけど、私の場合は「生業」なので稼がないといけない。地域づくりやNPOと生業(稼ぐ)は、一見すると水と油のように混ざらない気がするけど、そんなことはない。

直接は混ざらない。だけど間にスポンジのような「くっつける」モノコトがあればいいと気づき「地域の課題解決」がNPOと稼ぐを繋げられるぞ!と確信したのが2010年。すると自ら「地域の課題解決」に乗り出すこともできれば、地域の課題解決を自社の成長エンジンとしたい企業にも応用できると。なんだか「予言書」っぽい最後になりそうで8000字は推敲中。個人的には文筆家と名乗りたい!

2019年7月31日水曜日

ワークショップ運営論。

「ワークショップの運営研修をお願いしたい」と依頼。ワークショップの中身は千差万別だから、どんなツールや技法を駆使してもいいと思います。ただ「基礎・基本」は何事にもあるわけで、進行役(ファシリテーター)と実施側の双方は予め「ワークショップの設計」を描く必要あり。放談会のような内容で最後は「それぞれ考えてください」など、放棄してしまう「ワークショップもどき」はダメ!

【ワークショップから参加者が持ち帰ってほしいコトを明確にする(ゴール)】【参加者にとって「安心・安全」の場を提供する】【参加者へ与えるのではなく、参加者から引き出すことが重要】【ファシリテーター自身も学ぶ意欲で「共に学ぶ」姿勢が重要】【ワークショップは生き物なので、突発的な変化などに対応できる余力を残す】【ふりかえりで過程をたどり理解度と納得度を増す】【答を用意せず帰らせる】

最も重要なのは答を用意せず帰らせる】で、ワークショップで危険なのは(いい学びだった・・)と納得から自己完結してしまうこと。気づいた・学んだことを外で実践してナンボだから、「考える余地を残す(=問いを立てる)」を予め計算しておくこと。ツールに関しては用途に合わせて色々開発されていて興味津々だけど、いざ!と思うと「コピー用紙」さえあれば十分だったり。

2019年7月30日火曜日

問い地獄。

そもそもイノベーション(改革)とは何なのか?から考える自分がいるから面倒で嫌になる時がある。人と変わったことをすればイノベーションなのか?(いや、それは単なる目立ちたがり屋である by ニーチェ)これまでを否定すればイノベーションなのか?(いや、それは単にカイゼンの拒否である by ドラッガー)そもそも何でイノベーションが求められるのか?本当に求められているのか?問い地獄。

これまでに存在していないモノコトを説明する時、理解を得ようと既存のモノコトを事例紹介すると各人が持つ既存イメージに引っ張られること多々あり。そして説明すればするほど説明者は(たくさん情報を伝えたから分かってくれたはず)と思いこむけど、聞いた方は(ナンダ?複雑怪奇でよく分からなかった・・・)はプレゼンあるある。典型的なダメプレゼン。

【結論】シンプル the BEST!情報や装飾は盛るのではなく引くのである。極限まで引いて残るものが本質と思いたい。写真は富士教材屋上の【Urban Harvest】の一コマ。これほど伝えたいことがシンプルに伝わる画はないと思う。企画立案者が目指すのは「言わずして伝える」こと。説明を継ぎ接ぎしているということは、まだ途中。考える(妄想する)時間だけは省けないよー。

2019年7月29日月曜日

深度と思った件。

庵野監督がシン・ウルトラマンを撮影か!?というニュース、「シン・ゴジラ(2016:興行収入82.5億円)」と同じような虚構と現実が交わる物語になることを期待、フィルム・コミッションとして関われたら楽しいだろうな。写真はウルトラマンセブンに登場した「キングジョー」、50年前以上のデザインなのに、いつ見ても凝視する斬新さ。想像主成田亨氏の豊かな発想力にデザインを学ぶ長男と唸ってしまう。

「ヴィネットフィギュア」という言葉を初めて知る、ジオラマと比べると極端なパースや構造もOK!という感じか。単に風景ではなく「世界観」を確立しているそう、メモメモ。ナニナニ?2013年4月1から2019年5月9日まで、海洋堂ホビー館へ来たは累計で40270人(高知)→16027人(愛媛)→9736人(香川)→8976人(大阪)→7120人(兵庫)→6738人(岡山)→5851人(東京)の順番で県外率は70%とのこと。

へんぴな山奥へ約6年間で134467人を誘客して、約3億円の収入と考えると毎年5000万円か!何が人を惹きつけるのか?と、愛媛国際映画祭のヒントになればと思い行ったけど得たのは【深度】と思った件。今は適当な深さまで素人でも届くようになったけど(これ以上は手が出せない・・・)という諦めに近い判断を叶えてくれると認知されると人は集まるのかなと。

2019年7月28日日曜日

アイデアを剥がしては・・。

市町の特産を活用した加工食品開発相談。4年前に「いりこ」を活用した商品開発がしたいと相談を受けてアイデアをだしたっけ。当時は「ふりかけ」が手間やコスト、材料的にも一番「作りやすかった」気がする。個人的には「いりこチョコレート」が絶妙なハーモニーで美味しかった記憶。今やふりかけはご飯だけでなく、パンやサラダ、パスタ用もあるのだから再検討か!?

例えば、地域の特産でつくるフルーツティー、グラノーラはてっぱんか。むっ!「フルーツふりかけ」みたいなスイーツへ好みでササッ!とふりかける「スイーツ用トッピング調味料」はどうだろう。NICECREAMでも抹茶パウダーや岩塩、マンゴーソースをかけると味に変化が起きて美味しかった!むむっ!そもそも完成した「商品化」ではなく「商品化キット」にすれば自宅でも1人でも作れるぞ!

プロダクトアウト的な発想とマーケットイン的な発想が同時にせめぎ合ってる感じ(笑)。一人一人の好みは異なるから委ねるのもいいかも、消費者の新たな発想によって化学変化が起きるかもしれない。商品化という言葉から消費者に余地がない「完成品」というイメージがつきまとうけど、既成概念を剥がす・壊して考えるってこのこと。4年前にも書いてた・・・。

2019年7月27日土曜日

驚異の96%。

ルトガー・ハウアー氏、2019年7月19日死去。「ブレードランナー(1982)」のレプリカント役で有名だけど個人的には「ヒッチャー(1986)」でのサイコなヒッチャー役の印象が強く、同じテイストを持つ(と、勝手に思っている)ウィレム・デフォーと共にウォッチング。個性派俳優がまた一人、合掌。80年代の音楽、映画、絵画などに多大な影響を受けていると、ストレンジャーシングス3rdシーズンを観て当時を懐かしむ・・・。

基礎調査開始。大手4社の映画会社の作品に対し、FCはどれほど撮影支援をしているか?を調べると実写作品の97%を支援していることがわかる(調べ方は作品名とFCの関与をネットで調べる)。
松竹17本(実写:12本/12本、アニメ:0本/5本)*FCによる実写撮影支援率100%
東宝32本(実写:23本/24本、アニメ:0本/8本)*FCによる実写撮影支援率96%
東映16本(実写:10本/11本、アニメ:0本/5本)*FCによる実写撮影支援率91%
角川10本(実写:6本/6本、アニメ:0本/4本)*FCによる実写撮影支援率100%
【合計】75本(実写51本/53本、アニメ0本/22本)

じゃあ、FCが支援しなかった2作品は何か?というと「空海 -KUKAI-美しき王妃の謎(東宝)」と「食べる女(東映)」。で、やはり課題は4社の公開作品で29%を占めるアニメ作品の制作(撮影)支援をしていないコト。劇場公開作品の1/3に協力できていないなんてもったいない。調査を続け、現状とあるべき姿とのギャップをフィルム・コミッションならではの価値で埋める宣言!

2019年7月26日金曜日

ゆっくり急ぐ。

8:45に南海放送に到着、300回以上の放送を数える「週刊ココ大ラヂオ(毎週日曜日9:30〜)」の収録後は、NICECREAMの発送を整えて松山三越へ移動。*写真は津田Dに証拠として撮っていただく。NICECREAMに興味関心のある客人との打合せは90分!事務所では狩野さんと情報共有、資料の印刷、契約書に押印、郵便局で手続き、そして屋上交流農園の手入れをしたら、あっ!と言う間に17時、大急ぎで南海放送へ行き17:10に到着、17:18頃からの「ニュースな時間」に生出演。その後、打合せして帰宅。

メール対応は20本程度かな、最近はSNSでのメッセージでのやりとりも多い。ただ、IP電話に変えた事務所の電話が原因不明の不調、スミマセン・・・。なのでメールでの連絡が確実で早いです。そう言えば屋上交流農園の【収穫祭】を8/12にしましょう!と富士教材の田村さんと調整がつく。「夏カレーでしょ!」ということで、野菜を使った夏カレーを計画中。

100ページもある「平成30年日本劇映画作品目録(日本映画製作者連盟)」を入手。平成30年1月1日から12月31日に劇場公開された邦画は613本、それに対して1220億2900万円の興行収入。ちなみに洋画が1004億8200万円の興行収入だから計2225億1100万円が日本の映画産業の根幹。DVDのセル・レンタルが1兆円規模ですが、ソフトクリーム、豆腐でさえ市場規模は5000億円ですからね。

2019年7月25日木曜日

アイデアを考える授業。

鯛めしの食べ比べ、名物いもたきの開発、鹿島の楽しみ方のコースづくり、鹿島の楽しみ方の情報発信、花火大会、海上アトラクション、野外上映会、釣り大会、恋活、写生大会、BBQなど・・・。わがまち工房の3回目はアイデアを出し合う。ユニークなアイデアが出揃い、次のステップは「アイデアを考える人、実行する人で分けないこと」「細分化して具体性を出すこと」と判明。

アイデアは本質から生まれる、アイデアはTVからこない、アイデアは講義から生まれる時がある、アイデアは読書から生まれる、アイデアは良いボツアイデアから生まれる、アイデアは異なる文化や思想から生まれる・・・などと続き、個人的に好きなのは「アイデアにパスポートはなく国境を超えられる」という一言。「アイデアはどこからくるのか?」6年前に書いていた・・・。

わがまち工房の多くは大学生や専門学校生、今年のインターンシップ生の3名も大学生、私のアシスタント2名も留学生、NICECREAMのバイトにも2名の大学生、かかわりある計30名ほどの大学生が興味あるのはアイデアを実現化する「企画立案方法」について。愛媛の学校で企画立案を学ぶ授業はない。社会に出たら「はい、企画考えて!」なんてサラッと言われてしまうのに、学べないなんて・・・と危惧。

2019年7月24日水曜日

人のふり見て。

ここぞとばかりにつけ入り、必要以上に得ようとする人。相手に対し正論を盾に無理難題の圧力をかけても何一つ良いことは無いけどな・・・。それよりも相手と一緒に考える方が、後に何倍もの益に繋がると思った私は甘ちゃんか?ブーメランで立場が逆になった時、当人はどう対処されるのか?後悔は先に立たずと、老婆心。

「一生を終えてのちに残るのは、我々が生涯をかけて集めたものではなくて、我々が与えたものである」と言ったのはジェラール・シャンドリ(続氷点:三浦綾子)。与えるには集めないといけないのは百も承知(ポイントはそこじゃない!)、周りから与えられた有形無形の施しを自分に生かしつつ、次へバトンタッチ!自分の一生なんて歴史から見たら一瞬、瞬きのよう。ほんと、そこじゃないんだよ!

全くの無宗教(あえて言えば「ジェダイ教」です)ですが、禅の教えである「(あるべき姿は)不生不滅・不垢不浄・不増不減(生じたということもなく、滅したということもなく、汚れたというものでもなく、汚れを離れたものでもなく、減るということもなく、増すということもない)」から学ぶのは【今の大切さ】なのです。煩悩にまみれ、邪念に満ちてる私は蜘蛛の糸か。

2019年7月23日火曜日

真実の瞬間。


松山三越NICE CREAMは、1階アトリウムコート中央で販売しています(多くの方が行き交う良い場所と言われています)。
隣はティファニー、斜め前はCOACH、目の前はインフォメーションカウンターで駐車券を利用される方は必ず立ち寄ります。カウンターには開店前から開店後まで受付の方が2人一組で来館者の要望に対応しています(一人一人への対応がスゴい!)。

名著「真実の瞬間(著:ヤン・カールソン)」的にいえば「15秒の消費体験」がお客様の印象を決定づけ満足度につながるなら、松山三越の「顔」である彼女たちは大変な役目を担っていて・・・。という彼女たちも休憩をとります。そんな彼女たちはNICE CREAMファンでもあって「マンゴーソースが美味しいって聞いて!」とか「パフェの組合せはサイコーです」とか、問合せを受けるせいもあってか、リサーチを兼ねた常連さんです。

私たちにとって販売は毎日のことで非連続ながらの連続ですが、お客様にとって接点は瞬間と思うなら15秒、いやNICECREAMの場合は10秒かもしれない(笑)。「牛乳を使っていないソフトクリームです」「じゃあ、なにから?」と始まるの10秒程度の会話。インフォメーションカウンターの方々の対応を参考にしながら今日も日本初のココナッツミルクのソフトクリームを売るのです。

2019年7月22日月曜日

目的は明確に。

参議院選挙。投票権が持てる年齢になった長男くんと妻、3人で投票。投票は1分程度で終了、投票所を後にして「あっ!と言う間だったね・・」と。それにしても48.80%というか過去2番目の低さという投票率の低さを単に「政治への不振」と片付けていいのかな。愛媛の27.80%(7/21.18時時点)って3人に2人は投票に行っていないということ?政治不信は自由だけど、その代わりほくそ笑む人がいるのも忘れてはならない。

朝7時過ぎ出発。道の駅みま→森の三角ぼうし→おさかな館→よって西土佐→四万十とおわ→あぐり窪川→なかとさ→かわうその里すさきを通り→霧の森経由の約400km、約7時間のドライブ。目的はリサーチと気分転換。悪天候でズブ濡れになったけど喫茶店は待ち時間を要したし、人気の道の駅駐車場は満杯だったり。最初の目的地「ホビー館」は開店時間に合わせて行ったのに既にお客さんがいたし(アンタもその一人でしょと・・・)

目的は明確なほど分かりやすく動きやすい=納得感。時間や天候に関係なく人を動かす。世の中は細分化されて複雑化してるけどシンプルが一番。400kmも走り色々と物を買ったかというとお土産程度で、じゃあ収穫は何かというと「車中のたわいもない会話」だったり。景色や食べた味の感想を共有したり、瞬間の出来事を一緒に驚いたり。掲げた目的は大満足で達成。

2019年7月21日日曜日

おいしく保存やさい箱

8月4日(日)10:30-12:00、富士教材で行う【Urban Harvest】授業第三弾「おいしく保存 やさい箱」ですが、手元に実物がないので「よし!DIYだ!」と、先生役の槙野さんと材料を揃えてサンプルを製作。当日はワインの木箱と同等(縦約30cm×横約26cm×高さ約18cm)の大きさを組み立てます。組み立てたら「漆喰」を塗りますが、この漆喰を手で触り塗るのが超気持ちいい!オジさん2人が楽しむ異様な雰囲気を察してください。

漆喰を塗る理由は調湿などの「土蔵効果」があるから。先ずは薄く全体に塗って乾かし、2回目、3回目と重ね塗りをすることで厚みが増すことを確認。そして早速、屋上で収穫した野菜を並べてみたら完璧!と自画自賛なオジさん2人。「やさい箱ってありそうでなかったよね」と予想通り役に立つ!とこれまた自画自賛。調整事項は「取っ手をどうするか?、スタッキング」について。当日までに改善します。

漆喰は塗れば塗るほど効果は高まるとのことですが、比例して重量が増すのが難点。三度塗り程度がいいのかな。今回は「やさい箱」として製作しましたが「道具箱」としても使えるし工夫すれば自分なりのアレンジができるシンプルさがお気に入り。側面に【Urban Harvest】と焼印が入ったらカッコいいかも!久しぶりのDIY授業にお誘いします!

2019年7月20日土曜日

知らぬことばかり。

ゴーヤを意識したことがなかった47年間、ゴーヤチャンプルーなどで使う緑色のゴーヤは「熟れてない」状態だったのか!茂る中から赤黄色でソフビ人形のような質感のゴーヤを見つけて「これ大丈夫ですか?」と、伊予農産のN師匠に尋ねると「赤色のゴーヤは熟れた証拠です、甘いです!市場に出回りません」と、パキッ!と折ると中には真っ赤なタネが!「甘い!」とN師匠。私は手が伸びませんでした・・・。

「日照不足でキュウリが高騰!」とニュースで見たけど、屋上交流農園【Urban Harvest】でも日照不足、長雨の影響で野菜たちはゲンナリ気味。そしてカラスが荒らす!農園の象徴だったトウモロコシ、食べたかったスイカをやられる、そしてメロンも!しかしエダマメは順調に育ち「収穫しましょう!そうしないと大豆になってしまいます」とN師匠。「えっー!エダマメって大豆になるんですか!?」と驚く47歳。

「夏カレーを成功させましょう!」とN師匠。そのためには「ナス、カボチャ、トマト、シシトウ」は死守!つまみはエダマメ。トウモロコシとスイカは諦める!8月に収穫祭はできるかな・・・。そして気は早いけど冬野菜の準備もしなくてはならず「9月中旬に苗入れ」と決定!冬野菜から「Urban Farmers(都市農者)」を募集予定。屋上農園に来ると気持ちよく、お誘いしたい。

2019年7月19日金曜日

血肉はご縁。

毎週木曜日、南海放送ラジオ【ニュースな時間】にて17:18頃から約10分間、お喋りしています。昨日は愛媛国際映画祭プロデューサー就任後、初の大仕事だった「台北フィルム・コミッションとの意見交換」について。写真は本番10秒前ほどの様子。毎回リハ無しのぶっつけ本番で、進行の永野さんに毎回助けられています。ちなみに毎週日曜日9:30-10:00は【週刊ココ大ラヂオ】です、こちらは300回以上。

松山三越でのNICECREAMは毎日が一期一会。500枚用意した「スタンプカード」は配布開始早々になくなり、現在はリピーターの方々が「スタンプカードありますよ!」と提示くださっている段階。既にクリア(10回のお買い上げ)された方も複数人いると報告。昨日も一口食べて目を丸くして「美味しいー!」なんて、初対面な私に向かって普通は言わないよねと。「おいしい選択肢っていいですね!」とご夫婦からも。

またラジオの話。7/23(火)17時からはNHK松山放送局のラジオ【ラジオまどんな】に登場予定で、内容はここでも愛媛国際映画祭のプロデューサーとして。実は番組ディレクターの彼女とは彼女が大学生の時からの縁、これまでにも何度も声をかけていただき、この機会に準レギュラーを目指す(笑)。こうして私は色々な方々にお世話になって過ごしているのだと毎日振り返る。残るはFM愛媛!