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2023年5月22日月曜日

足して増して剥がして引いて


企画する時は、とにかく最後まで書いてみる。アイデアが出なくても一先ず埋めてみる。モリモリして一晩以上寝かせる。日が経って見直すとアラが多いのが分かるから、引くというより剥がすという感じでベリベリ!と余計なコトを削ぎ落とす。
そして引き算に入る。表現は同じだけど字数を少なくしたり、言葉を入れ替えてみたり、時には引いた後に足してみたり。でも結局字数は少なくなるようにする。

標準的な構成は「企画対象を取り巻く現状」のあとは「企画をする背景」を示し「企画の特徴」を明確にして「具体的な提案」へ進め「狙うターゲット層」「ステイクホルダーのメリット」「スケジュール」「費用」「体制」「最初の一歩」と落とし込む。「懸念事項」を入れてもいいし、必要なら「これまでの実績」を添えてもOK。

一ページ、一項目にしたら引き算をしてミニマムでも10ページ以上になる。
仮に10ページの企画書でも全ページが文字で埋め尽くされていたらゲンナリする。文字は理解しやすいけど、読み手がどんなイメージを描くは分からず10人読めば10通りのイメージとなり、共通・共有されるとは思いにくいで「図解」の登場。
「読む」ではなく「見る」で10人でも同じイメージを与える。これにより解釈の違いは最小限になり、文章と紐付けされているので理解も得やすいということ。

2015年4月20日月曜日

アイデアを剥がす勇気。

近所のちびっ子が作ったようなクッキーですが「ベトナム土産」のクッキーです。一人一人お顔が微妙に違うなんて三十三間堂の仏像かっ!ノンラー(三角帽子)なんでしょう。味は普通、ごちそうさま。

アイデアを練るために「企画を剥がす」って大変!アイデアが固まっていなかったらまだ簡単だけど、固まったアイデアは剥がすのに四苦八苦、もう自分の意志との戦い(笑)。そして剥がしても「剥がしたままではダメ」で代替えアイデアで「穴埋め」しないとね。そして、そのアイデアが「フィット」するか?分からないのも心配の種。あれこれ当てはめてフィット感のアイデアが一つ。それが14年前のアイデアだから笑ってしまう。形になったら「構想14年」と言うぞ!

年を重ね経験を重ねると成功も失敗もたくさんして、自分なりの価値観や理論が形成されリスクの回避策なんかも覚えて知恵がつくけど、時に邪魔だなーと。アイデアを剥がしたからといって、上手くいく保証はないけど勇気を持とう!と自分に言い聞かせる。

2022年7月30日土曜日

引く、剥がす。


始める前は色々と妄想するし、やってみたい!手間もかけたいし、複雑なコトもしてみたい。だから想像したことや願望をやってみる。すると(あれ?描いていたコトと違う)とか(うーん、イマイチだったな)など、やったコトで初めて気づくことも多い。
「やりたいコト」「できるコト」「しなくてはならないコト」の例で条件がある場合、「“やりたいコト”と“やらなければならないコト”」をどう両立させるか?

企画会議で“やりたいコト”が濃くなり、“やらなければならないコト”が薄らいでしまい再検討。条件(≒縛り)はあるものの、どんなワクワクを創出できるか?自分もワクワクしたい(やりたいコト)し、ターゲットもワクワクさせたい(しなくてはならないコト)。悩み苦しむ。
結局、装飾した細々したアイデアからシンプルかつ太いアイデアに戻る。その方が誰にでもイメージが湧きやすく、協力者にも伝えやすい。

ココ大付属学園も昨年度は初めてだったので手探りだったけど、今年は「変えてもOKなコト」「変えてはNGなコト」が分かり、残ったのはシンプルで太いアイデア。シンプルだから誰にでも分かりやすく、受け手にとっても特徴と感じる。コンセプトにも繋がるからブレない。
企画立案って、つくづく「引く、剥がす」の引き算作業と思った件。写真は教室裏手の松山城、こんなアングルは初めて。