日記を検索

2025年4月15日火曜日

協働と共創について言語化してみた。


「協働」という言葉を聞き始めたのは10年前?もっと前?
それまで上下関係、主従関係と「縦型、垂直型」だった仕事などの取り組みが、互いに目的を共有し、役割と責任をもって資源(ヒトモノカネなど)を持ち寄り、対等にパートナーして取り組もうと「横型、水平型」へとシフトしたイメージ。

その結果として創出されたのは、一緒に築き上げた達成感や単独では成し得なかったコトなど。
ただ、あえて言うと「協働」はプロセスや状態のことで目的ではなく、目的への手段だった。
その重要さは、愛媛県庁に「男女参画・県民協働課」があった過去。

そこに新たな概念として「官民共創」が愛媛県に注入される。
「共創と協働は何が違うのか?」
協働とは多様な立場が協力しあい、「取り組む状態/姿勢」を表すのに対して、「共創」は多様な立場が協力しあい
新たな価値を創造する(≒実利)」という結果に重きが置かれている点。

協働を深化/進化させると共創という感じか。
でも、そもそも論として、なんで今でも“それなり”に取り組んでいるのに、あえて官民共創を挙げるのか?

たぶん(きっと必ず)、愛媛は確実に人口がさらに減少し、産業や経済、文化、観光、教育などあらゆる分野で行き詰まることが予測される中で、官も産も学も民も単独では成果や効果に限りがあると分かり、共創(≒実利)を目的に利害関係を超えて新しい価値を創出しないとジリ貧なんだろうなと推察、いやホント。

そこでのポイントは「自分ごと化」「自分たちごと化」という当事者意識だけど、最大の難敵である「人々の無意識/無関心」をどうやっつけるか?
「一緒に考えましょう!」と言われた宿題は手探りの最中!

0 件のコメント:

コメントを投稿