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2019年7月31日水曜日

ワークショップ運営論。

「ワークショップの運営研修をお願いしたい」と依頼。ワークショップの中身は千差万別だから、どんなツールや技法を駆使してもいいと思います。ただ「基礎・基本」は何事にもあるわけで、進行役(ファシリテーター)と実施側の双方は予め「ワークショップの設計」を描く必要あり。放談会のような内容で最後は「それぞれ考えてください」など、放棄してしまう「ワークショップもどき」はダメ!

【ワークショップから参加者が持ち帰ってほしいコトを明確にする(ゴール)】【参加者にとって「安心・安全」の場を提供する】【参加者へ与えるのではなく、参加者から引き出すことが重要】【ファシリテーター自身も学ぶ意欲で「共に学ぶ」姿勢が重要】【ワークショップは生き物なので、突発的な変化などに対応できる余力を残す】【ふりかえりで過程をたどり理解度と納得度を増す】【答を用意せず帰らせる】

最も重要なのは答を用意せず帰らせる】で、ワークショップで危険なのは(いい学びだった・・)と納得から自己完結してしまうこと。気づいた・学んだことを外で実践してナンボだから、「考える余地を残す(=問いを立てる)」を予め計算しておくこと。ツールに関しては用途に合わせて色々開発されていて興味津々だけど、いざ!と思うと「コピー用紙」さえあれば十分だったり。

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