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2015年9月10日木曜日

日本初、世界初!

一体ナニ!「ひろひろ(びろびろ)」「いごいご」「しゃんしゃん」って。愛媛の方言は聞いてもイメージがわかない!「ヒロヒロしてられん!」「イゴイゴしてられん!」と使うのだとか。意味を教えてもらいましたが忘れました。注意する言葉だったけな、難しいー!でも響きが新鮮!

写真は長年の懸案事項になっている「妄想授業」の編集作業の様子。先日の研修でも100以上集まり、既に1,000以上になりましたが、増え過ぎて編集が追いつかなくなり再度挑戦中!似ている内容は合体させて「濃いアイデア」にし、更に濃くするために再度、似た内容を加えて「濃厚アイデア」へ昇華させます。そして200種類ほどの「市民発の授業アイデア」に絞られる予定です。

そしてアイデアはウェブサイトに掲載され、みなさんが「受けたい!」と授業アイデアをクリックすれば「授業化」への準備に入ります。個人的には画期的と思うんだけどな(笑)。
先生は登録されている市民先生300名と「リンク」しています。該当する市民先生がいなかった場合は「先生求ム!」です。日本初、世界初の「妄想マッチングシステム」の完成まであと少し!

2015年9月9日水曜日

猛者主婦たちと。

「こんなハイカラなモノ、食べことないわー」と、西条特産の「海苔と干しエビ」をスパゲッティに混ぜた逸品に目がクリクリしたカワイイお婆ちゃんが驚く。そして同じく出荷量の多い「小松菜+干しエビ」の炒め物を食べて美味しい表情をしては「稲の収穫を早くして小松菜植えないと!」と(そこからっ!?)と、驚かしてくれました。干しエビのかき揚げもペロリ!

料理歴50年以上もいた猛者主婦たちへ、我らが中村和憲さんが「西条の特産品を活かしたサクッ!と料理」を伝授。最初は遠巻きに見ていたお母さん達も、次から次へと手品のように出来上がる逸品に距離が近くなり、最後は「箸を片手にまだか!」と臨戦態勢に(笑)

今回は愛媛県漁政課と続けている「えひめ出汁部」の一環で、前回は「今治地区」で行いました。地域固有の味や文化をどう継承できるか?実は次世代へ継承できていないかも?と少し心配でしたが、娘や嫁世代、孫世代は「味」はしっかり伝わっているようで、「息子や孫は2日目の魚は味が違うと食べない!」という世帯も。一先ず西条地区の味は安泰!

2015年9月8日火曜日

届ける(贈る)。

始めたい女性対象に「プレゼンテーション」講座終了。どうもカタカナだと「テクニック論」のイメージがあり、「コレさえ学べば」という印象がありますが、特効薬はありません。何一つ新しく伝える・覚えることはなく「届ける(贈る)」という意識を心がけてくださいとまとめ。テクニック論を学びたい人は書店に並ぶ書籍から自分の好みを選べばOK!

今回は「初心者対象の初級編」です。私の手持ちの「中級編」ではプレゼンターと審査員、傍聴者などがいる状況で求められるポイントを学び、「上級編」では相手を納得させるゴリゴリしたビジネス系プレゼンを学びます。プレゼンは「場数」です、意識すれば一回ごとに上手になるから不思議です。

とは言え、プレゼンだけ上手になっても意味がありません。プレゼンする「素材」は大切(笑)。なぜプレゼンをするの?素材の背景は?あなたでないといけない理由は?何をもってゴールとするの?来年はどうなってるの?プレゼン前に詰めないといけないことは山ほどある!本末転倒にならないように!写真は「ワークライフ・コラボ」さんから拝借。

2015年9月7日月曜日

NPO活動に問いを立てる。

撮影誘致失敗への数々の叱咤激励ありがとうございます!レジリエンス(回復力)の強さ発揮!昨晩の会食でも分かち合い元気になりました(笑)。
写真は日本NPOセンターから新田事務局長がお越しになったので、NPO関係の気の合う方々と歓談。深く濃いNPO談義に華が咲き乱れる!

「NPO活動に参加する個人の満足度は高いのに、活動の成果が低いのはなぜか?」これはよく挙がる疑問です。理由は簡単で「活動が自己満足の域から出ていないから」です。発意で始めた活動ですから、自分の満足基準はクリアできるんです。でも社会から求められている基準は、己のよりも高いから達せず、成果や効果は限定的になるのです。私自身、10年以上NPO法人に携わってきましたが、この答にたどり着いたのはココ大を始めてからでした。

そもそも論として、NPOって存在すべきではありません。だって「身の回りの課題に立ち向かう」のがNPOの使命ですから。課題が存在しない社会が「本来の姿」ですが、現実には、貧困、無関心、虐待など課題は山積している。立ち向かうんだったら、自己満足ではなく社会が満足する活動にしようではありませんか!

2015年9月6日日曜日

失敗がなんだ!

この歳になると(事態に一喜一憂するのは疲れるからやめよう!)と思いますが、やはり「力」が入った事柄はドキドキするのもので、「取り逃がし」は何度味わっても凹みます。振返れば「HERO」も「宇宙戦艦ヤマト」も「るろうに剣心」も落としており、今年は2本の映画(それも大作!)の撮影を落としました・・・。

この表現できぬ「奈落感」は「時間と音楽」が解消してくれます。凹んだ心を知ってかiPodの選曲は「Best of My Love(1977)-The Emotions」「Get To the Real(1978)-Cheryl Lynn」などの曲(笑)、この時代の曲はサイコーだ!心理学用語に「レジリエンス(回復力、復元力)」がありますが、こうして耐久性が養われていくんだな。次は頑張るぞ!

気持ちの回復だけでは嫌なので何かで発奮したい!と思っていると、丁度よい題材があったりして、私はツイている(笑)。酸いも甘いも経験こそ成長の源だ、頑張れー!捨てる神あれば拾う神ありとは言い過ぎか!雨だしスカっ!と美しい松山城を見て気分転換。

多様性の価値。

長女が「浴衣に着替えて盆踊り大会に行ってきた!」というので(へぇー、異文化交流なんていいね!)と思っていたら、こんな写真!中心に櫓が組まれ紅白幕、提灯が飾られていますが、映像では「東京音頭」ではなく、インド音楽風が流れ、踊りも藤間流などではなくダンスでした(笑)、参加者数35,000人とか!

この場には「性別、年齢、国籍、肌の色、宗教の違いなど」は関係なく、皆が手を取り合って「雰囲気」を醸成して(活気とはこのこと!)と思わされた一コマ。育った環境により価値観は異なるけれど「同じ人間」として共通・共有できることは少なくない。直接触れることで多様性の価値を感じてもらえればと父。

「モノごとは絞るほどに明確になるけど、多様性を失う。」最近気になったフレーズ。「何となく排他的(奈落へ、無関心、無視など)」な雰囲気を感じる一方で、「繋がりを断たせない(見守り、孤立防止、連携など)」動きも感じて、(人は人と関わらないと生きてゆけいない)と考察。

2015年9月4日金曜日

妻は正しい!

「えひめモナカ部」久しぶりの更新、贈りモナカ。(へぇー!)と思ったことが2つ続いたので記す。デザインという響きもデザインの力も好きです。「あんなこと」「こんなこと」も過去に書きました。

この2つのパッケージ、右は「磯じまん」です。ご飯に乗せて食べると美味しい磯海苔。食べ終わりパッケージを取ったら驚いた!ガラス容器上部には「波」の装飾が施され、下部には「磯じまん」という味わいある文字がエンボス処理されている!容器にも「らしさ」を感じて更にファンになる。ただ、一人で感動する私に「使わないでしょ?捨ててもいい?」と尋ねる妻。冷静なあなたは正しい!

左は色使いなどのイメージから「メンソール味のタバコ」だと思った私。「トランプ」だと思った妻。正解は「パチパチはじけるクリームソーダ味のチョコレートキャンディ」でした。日本語表記がないから「舶来もの」と思ったら日本のお土産でした。デザイン一つで印象って変るという話題。印象って大事、一度刻み込まれたら簡単には拭えない。大切にしよう!

仲間っていいね。

机の上にバサッー!と散乱しているのは「愛媛県の養殖真珠」の資料群。来年3月から始まる「えひめいやしの南予博2016」の一つである「南予通信大学(仮称)」という、インターネット上で愛媛の特産・産業について学ぶ通信講座の準備中です。
分厚い文献や資料が多い中、我らの大野さんが編纂しています。私はというと、隣であーだこーだで役に立たず・・・。

南予通信大学では「養殖真珠」「愛育フィッシュ」「伊予生糸」「みかん」について講座を行う予定です。「ネット上で学ぶシステム」は14万人が登録、履修している「gacco」を活用します。gaccoでは「映像教材」を活用するので、映像教材の製作は「ReM」さんと組みました。ココ大にとって何もかもが初めてで、連日頭をつき合わせて作戦会議です。

「南予通信大学が開講する頃、私達は真珠、養殖魚、生糸、みかんについて詳しくなるぞ!」が合い言葉(笑)。愛媛人に近づきつつあります。大変だけど、今回も皆と共に学べること、仕事ができることに感謝!仲間っていいね!

2015年9月3日木曜日

NPO法人でも雇える!

授業コーディネーターの求人を出していました(8/31で終了)。私は「NPOで雇用」に固執してまして、現在2名を雇用しています。正直に言いますと、雇用に必要な経費の確保・捻出は大変です(涙)。
でも、やらなければ!と息荒く奮闘中です。理由は「NPOには社会的、経済的の両方で影響力が求められているのに両方できているNPOが少ないから」。「いいことしてる」と称される段階は終わってます。

今回の求人は今までとは異なる内容と手法で行ったため、県外からも応募があったりと今までにない手応えでした。授業コーディネーターになったら、写真のようなこともします。遊んでいません!授業告知の素材作りです(笑)。一人何役もこなしてもらいますし、なおかつ創造的(自ら考え主体的に動くこと)に仕事が行えないと苦労します。

しかし!出会うはずのなかった人と出会えたり、行く理由がなかった場所に行けるし、何よりも愛媛の魅力を実感できるし、愛媛は広い!と思えることは保障します。今回はどんなご縁になるのか!

2015年9月2日水曜日

シーンはカタルシスへ向かう。

「映画は時代や社会の鏡」と思っているから悩む。例えば「知名度の低い俳優が出演し、公的資金の投入された曖昧な作品」と「知名度のある俳優が出演しているが、公的資金がなく製作費が不足している過激な作品」のどちらが好み?と二者択一を迫られても答えられない優柔不断な私。

一つ言えるのはフィルム・コミッションは「作品に裸や暴力があるからという理由で支援を門前払いにしません」。
裸は入浴のシーンかもしれないし、暴力は事件などの再現かもしれない。要は「そのシーンは作品にとって不可欠かどうか」で、「地域を著しく貶めるシーン、作品」ならばNG(以前、某番組で愛媛の特産品を提供してほしいと依頼があり、話を伺うと品にケチつける主旨だったので断った事例もあります)です。が、基本的には撮影協力に前向きです。

過激なシーンだけ取り上げて議論するのは危険。シーンには当然「前後のシーン」がある他、「シーンはカタルシスへ向かう」過程です。その作品が伝えたいこと(=魅力)を、私が理解し解釈し再現できるのだったら、全力出します。そして、撮影は予算の80%は確保してから始めよう!写真は左手が遊子の段畑、右が「世界の中心で、愛をさけぶ」の夢島。

2015年9月1日火曜日

時間をお金と考える。

ココ大は「サイボウズLive」を使っています。実はサイボウズ本社にも伺った間柄。今回、Kintoneというアプリケーションを使うことになり、社長室長の松村さんから直々に手ほどきを受ける(笑)。しかし!一つ覚えて一つ忘れてしまう。「毎日使うことがコツですよ」と松村さん、はい!

今回、Kintoneの導入に踏み切ったのは「リソース(資源)の一元管理」。ネットワーク型の組織なので事務局は少数でも多勢の人が出たり入ったり、またはプロジェクトごとに対応が異なったり、でも広報素材は共通だったり・・・。明らかにヒエラルキー型の組織とは違うNPO。組織・活動の地固めとして取組まなければです。

考えてみてください。一元管理の構築に8時間(480分)の作業時間がかかったとします。時給が1000円だったら8000円のコスト。これでその後の情報の出し入れは楽に。しかし、構築せずに毎日5分、情報を探していると20日間で100分のロス、97日(485分)以降は無駄となります。ひゃー!しっかりしないとね。毎日使いリズムに入れよう!

2015年8月31日月曜日

年収について。

「学長!NPOで飯は喰えますか?年収1,000万円以上は可能ですか?」という質問を20代男性からいただいたので、この際公開答弁。答は「NPOでも飯(生活)はできます、年収も1,000万円は可能です。」と言えますが、私は松山市民の平均可処分所得額である432万円(2014年、IRC調べ)未満です。年収を1,000万円にするには今以上に激しく頑張る必要があります。

8月28日付読売新聞をみて(よよっ!)と驚いたので記す。えひめ銀行の調査に協力した418世帯の平均年齢は推定42.8歳(私と同世代)、子供2人(我が家は3人)、年収578万1000円、貯蓄625万円ってスゴい。そして景気回復を実感している方が8%って(そんなにいるの!)と思った一人。2012年度県民経済計算(内閣府)によると当時の愛媛県民一人当たりの所得額は247万円ですから、単純計算ですが578万円の2分の1以下、もしくは3年で約2倍強になったのか!

ここで思うのは「誰にアンケートをとったか」ということ。年収578万、貯蓄625万円の友人知人を想像してみる(笑)。NPO法人で働く、公益活動を生業にするってまだまだ「一般的」じゃない。年収と所得では若干数字が異なりますが、247万円、432万円、578万円って調べ方によって異なると実感。景気回復って実感したい!

2015年8月30日日曜日

カリスマは不要。

「組織からリーダーが抜けても新しいリーダーが誕生するから大丈夫」はよく聞く話。毎年メンバーが入れ替わるPTAも同じ。
久しぶりにPTAの草むしり活動へ参加。写真は「刈り取った雑草」をご自身の車へ「ええんよ、堆肥にするけん。そのまま詰め込んで!」とダイナミックな指示をくださった老リーダーの指示通りに詰め込んだ図(撮影後も更に詰め込む)。

8年目のPTA、これまでに色々なリーダーを見てきました。準備万端型、優柔不断型、協調型など。(この人が抜けたら来年は大丈夫か?)と心配になった時もありますが、毎年できているのはリーダーと支えるメンバーの力量でしょう。仕事とは異なる「ボランティア」の現場での人間観察は面白いです。

しかしながら、そんな通説が該当しない組織も見てきました。例えば抜けたリーダーの悪口を言い、呆れたメンバーが去った組織。一見、組織というのはリーダーについてゆくと思われがちだけど、実は組織の「ミッションやビジョン」についてゆく。なのでリーダー自身にカリスマ性は不要と思ったり。勘違いしやすい。

2015年8月29日土曜日

自分軸と社会軸。

良かったのは「自分たちで考えぬいた」こと。インターンシップも佳境に入り、身近な課題を「自分軸+社会軸」から考えました。手取り足取り教えてもよかったのですが、自主性・主体性が欲しかったので任せてみました。すると、一度貼ってみた課題を再度検討し直し貼り直し、そして未だ不十分として検討し直し、三回目の貼り直しを行いました。「ナゼナゼを繰り返すように!」と教えたことを覚えていたようです。私宛にメモも残してくれました。

結果、「多勢が思っているだろう+今すぐにでも対策を!」という課題は「自転車が盗まれること」でした。4人中、3人で計4台の自転車盗難にあったことがある一大事!自転車しか移動手段のない私にとっても身近な課題で早速検討することに。

自分が思う課題を「自分軸と社会軸」で表すと気づきがおこります。今日は愛媛県新規採用職員53名への研修でしたが、同じことを伝えました。そして「なぜ課題は起きるのか?」「そもそも課題とは何か?」。昨日よりも今日、今日よりも明日の方が良くなる方がいいに決まってる。そのためには社会への興味関心を持たなければなりません!

2015年8月28日金曜日

価値を創りあげる。

「スポーツ終了後に失った栄養分を効率よく補える国体栄養ドリンク」を掲げた「特産品を活かした栄養ドリンク」プロジェクト。第二回目を行い、1回目に試飲した11種類から4種類(抗酸化ジュース、葉物ジュース、裸麦ラッシー、ビタミンC強化)に絞り、4種類を入れる栄養に異なりをつけて10種類に展開して再び試飲。
「味×栄養」の組合わせが予想通りだったり、そうでなかったり、集まっていただいたアスリートの皆さん、飲料を提供している方々には大変お世話になりました。

結果は「ダースホース的(もしくは大抜擢)」な組合わせが全員一致で支持され、1つに絞られました。今度はこの1つの組合わせに対して材料の分量や材料の種類など細かいブラッシュアップだ!みんなで一つの価値を創りあげる過程が楽しいのなんのって!

今回考えさせられたのは栄養ドリンクを「栄養補助飲料」か?それとも「清涼飲料水」か?ということ。さすがアスリートの意見です。栄養補助であれば少々マズくてもいいですが、今回は運動好き市民も対象にしているので欲張って「中間」です。スポーツ愛好家にも受入れられたらと願うばかり!

2015年8月27日木曜日

本業も活動も。

2013年から南海放送ラジオで始めた「週刊ココ大ラヂオ」。昨日100回目の収録を終えました。慣れとは怖いもので、最初の収録から随分と図太く、もとい!サマになりました(笑)。実は番組を持つことで「社会的信用」も増しました、本当です。

活動の継続は色々な節目を呼び寄せ、その度に「振返る機会」として大切にしています。真っ先に感謝したいのはスタッフ、そして経営陣の理事、そしてサポートスタッフです。本業の傍らで時間を作ったり、削ったりして参画してくれる理事にお礼を伝えると「ココ大の存在は本業に好影響だからね!」と答えてくださることにジ〜ンとくる。がむばらねば!と思わずにいられません。写真は、各自がココ大へ込めたいことを話している様子。

経営者4年生として全ての面で未熟なのは明らか。スタッフは一人複数役に対応してくれ、理事は外との関係を広げてくれる。市民学生と市民先生は毎月増え続けるから濃い授業が作れる。課題も山積だけど、今のところ順調です。と、こうして「振返る」ことのできることが成長への道。

2015年8月26日水曜日

人は資源。

愛媛県中予地方局地域政策懇談会。17名中、9名の委員が交代しフレッシュ感溢れた会議。私からは「人を活かすこと」を提言。知識、技術、経験を持つ人は多く、出番の創出、必要とされていることを知ってもらうべきと伝えると「外国人居住者も人的資源です」という意見が出て同感!
愛媛県に在留する外国人は8834人(平成25年12月)。彼らの親戚や友人は毎年のように尋ねて来る「リピーター」です、観光客以外にもアプローチを!

そして複数の委員から「プロデューサー皆無」の指摘。魅力資源の点を線にし面にし折って形にして発信できる人が少ないとのこと。10年以上言われていますが、まだ改善できていない。この課題の要因は2つあると思っていて「すぐに成果を実感したいために一過性のブームになりがちな点」と「結果偏重でプロデュース過程が評価されないので業にならない点」こと。そもそも論として魅力的な資源があるのだから、もったいない!

プロデュースできる人を育てないと、10年後も同じ指摘をしていたらオシマイ。教えることはできても「生業」にするのは自分次第。ここでも企画立案が求められていると実感。

2015年8月25日火曜日

反面教師駄話。

「企画の崩壊=コンセプトの崩壊」です。具体的には「モレ・ヌケ・ズレの放置」だったり「手段の目的化」だったり、要はリスクが予見されても(もう決まっているから)と無責任な対応の果てが失敗です。
私も失敗を予見できた所まではよかったのですが、進言は受入れられず、放置→失敗という「傷」が複数あります(笑)

超個人的感想ですが「スノーピアサー」はヒドかった。「走る箱船」というテーマは面白かったのに、話が進むにつれ雪崩のように崩壊する設定と展開。エド・ハリス好きなのにな。設定通りに思えない違和感な振る舞い、終わり方も「えぇー!」という結末。韓国&米国&フランス合作のようだけど、時間が戻せるならという感じ。同じ箱船テーマの「ノア」は良作。

「伝えるべきことが伝えられない、届かない」のは悲しい。何十回もの失敗と経験をしているから言えます!(と、声高らかに言えることじゃないけど)。リスク回避の視点からいうと「容認(放置=後の祭)」です。いやぁ、反面教師とはこのことか!と企画・プロデュースする立場として肝に銘じる!

また一つ学ぶ。

昨日、初めて知ったこと。「愛媛県には下灘漁協」が2つあります。一つは伊予市、もう一つは宇和島市。(時速100kmでも間に合わない!)と思いましたが完くの勘違い(笑)

閑話休題。来年3月から始まる「南予博覧会」の一つ「南予通信大学」で展開する教材づくりに土居真珠さんを訪問し講義を受ける。「核入れ」を手術(実際に核入をする部屋を施術室といいます)に例えたり、一つ一つ大きさや形、巻きや照りが異なることは良し悪しではなくて個性と知り賢くなった気分(ちなみに真珠の核はプラスチックではなくドブガイです)。

沖へ出ると、無数に広がる真珠養殖の図。実際に巻き上げていただき、アコヤガイを開くと真珠がプリッ!と出てくる。この瞬間はどんな真珠が出てくるか?ドキドキ感あり!問題は、真珠ができるまでの「物語(背景)」が消費者には伝わっていないこと。冠婚葬祭だけでなく日常使いの真珠として、どう魅力化すべきか?個人的には「バロック真珠(球ではなく一つとして同じ形がない偶然の産物)」が気に入った!

2015年8月24日月曜日

女性は元気だ!

女性3人と食事(うち1名は妻)。ヨガや禅、マクロビ、働き方、ベーグル、心の持ち方などについて語り合う。「女性はプロセス、自分との向き合い方を大切」にするのに対し「男性は結果、成果を大切」にするという話にメモメモ。そして、物事に向き合うには不安や心配の払拭が必要で、ヨガでは不安をイメージして壊して取り除くとか。

女性は元気だ!と言われる昨今ですが、何となくその片鱗を見た・感じた気がします。「自分とキチンと対話している」というのかな。少なくとも3名はそうでした。自分の好きなこと、大切にしていること、仕事との距離感。自己肯定感(それも明るい!)が明確だから話を聞いていて面白かった。自己肯定感とは自分を認めて肯定していること。幼少期の環境で大きく左右されるとか。

自己肯定感は人との関わりにも影響するから、高いと傾聴できたり、聞き上手になったりするんだろうな。とは言っても世の中、自己肯定感が低い、感じにくい人もいて(=明るくない)、そういう方とは縁を築きにくいという現実をどう改善したらいいものか?と考える。単におせっかいか!