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2015年5月29日金曜日

さよなら△。

演劇人やその卵たちが集まるNYで「THE WINDS OF GOD」を見たのが1993年、今井雅之さんの熱演を間近で見て演技の迫力に感動し、刑事役などをテレビで見ては勝手に親近感を覚えていました、合掌。

おもてなし科。研修生2名の就職先が決まり、私の授業は昨日で最後でした。20名いた研修生はこれで18名になり、今後も減ることが予測され、嬉しい反面、共に過ごしてきた4ヵ月を振返ると寂しい気持ちも。でも、行く先が照らされたことは本当にいいこと。あとは自分で切り開くかどうか。

「知らなかったことを多く学べた」「先生の授業は毎回刺激的で面白かった」と、お世辞でも言われると嬉しい40代。おもてなし科での出会いも就職も縁。今回の2人も縁かどうか分からない機会をたぐり寄せ、結びつけました。大きな結果も小さな発意から始まると納得した瞬間。頑張れ研修生!写真は先日の授業で訪れた庚申庵。

2015年5月28日木曜日

諸行無常。

形あるモノはなくなる。ココ大副学長、砥部焼作家の杉浦綾さん作の非売品「ココ大湯のみ」が割れました。(ここは金継か!)と思い杉浦さんに相談すると「形あるモノは壊れる、砥部焼は生活器なので割れるのが前提。買い直して!」とのこと。

ごもっとも!と思いつつ、もったいないので「鉢」に変えようとアロンアルファ。写真左から右へ「壊れる前→割れた状態→くっつけた状態」。はい、合成写真で再現しました。湯のみとしては役割を終えたけど、新しく鉢としてみると見た目がまた変るから面白い!素敵なインテリアに進化。捨てればゴミ、使えば資源。

アイデアも同じ。アイデアが壊れる(=ボツ)ことは日常茶飯事。一回目のアイデアは浅いし薄い、それを承知で書き始め、数日寝かせ再び取組みます。リフレッシュした頭で再構成し考え直すと新たな発見があるものです。鉢が壊れたら「モザイクアート」にしようかな。ジム・パワーというNYマンハッタンでモザイクアートに取組む芸術家を思い出した。偶然に出会いモザイクを埋めたのも思い出した。

2015年5月27日水曜日

久しぶりの家族駄話。

「お父さん、ブランドって何?」と、世の中に興味がある末っ子、何を言っているのかと思うと、JTがタバコ事業に専念することで手放す「桃の天然水」「ルーツ」の2ブランドをサントリーが1500億円で買収するという新聞記事を見ての質問。

ブランドとは一般的に「他の銘柄と差別される価値」で、「似ている商品が多い中で、選ばれる名前や味だよ」と伝える。そして「買収って何?」となったので「桃の天然水を5億本(150円/本)とルーツを5億本(150円/本)、合計1500億円支払いますから、名前も形も味も会社も全部くださいってこと」と私なりに説明してみる。これでいいのか・・・。

周りに興味・関心を持つことはいいこと。しかし、知ると厳しい現実を見たり、人の優しさを感じたり。実家も揺れた先日の地震で安否を気にして電話をすると「寝てたから気づかなかったよ」と老父。そして「この前の新聞記事を読んだが、俺の子育ては間違っていなかった」と自慢げな老父。えぇ、周囲に気配り、目配りすると知らなくてもいいことも知るもんです。

郷土料理とは?

今年度からココ大が取組む事業の一つ「だし(出汁)」について、愛媛県漁協組合女性部会会長の喜田さん、渡部さんを尋ねに今治へ。出汁が最適な料理は「郷土料理」と思い浮かべますが、「郷土料理ってなんだろう?」ということ。

尋ねる前に「彩菜きてや」へ寄ると「いぎす豆腐」がありました、松山では見かけません。渡部さんの家では「肉じゃが」ではなく「いかじゃが」も出すそうです。郷土料理と聞くと一年に一回出るか出ないかの食事を思い出す私。実は「旬な地魚が食卓に並び、毎日の延長にある料理」と定義してもいいのでは?と問うと全員一致。私達が行うのは「保存や資料づくり」ではなく、日常の食卓で出る魚食の美味しさ実感。

よい打合せができました。そして、帰り際に打合せで知ったお店に寄ろうとしてもスマホではない私は場所が分からずスマホを持つ職員まかせ。そして行こう!と言っても運転免許もないからお願いしてGO。本当に使えない男です。「だから、早く免許を取ってと言ってるでしょー!」とベンスケの声が脳に響く。

2015年5月26日火曜日

自分への投資。

おもてなし科、「四国八十八ヶ所」を学ぶため、まずは遍路道を歩こう!と「四国へんろ道文化 世界遺産化の会」の松木事務局長と一緒に、浄土寺(49)→繁多寺(50)→石手寺(51)まで、途中に道草などもして約9km歩きました。四国八十八ヶ所も霊場という言葉も遍路という言葉も知ってるけど、それは情報とか知識。必要なのは見て、触れて感じること。

ココ大でも過去2回授業を行い人気だった授業。今回は「ゴミ拾い」こそしませんでしたが、全員に発見や気づきがあり何より、書家の三輪田米山なんて多くの方が知らないよね。個人的には石手寺の置物が増えている気がしたけど。写真は東野の道、のどかな風景にパチリ。

知れば知るほど、面白い愛媛(松山)。これは「えひめ観光学」などの体系化をすべきでは!と思う。おもてなし科もあと2ヵ月、研修生は本日、鹿島や忽那醸造へいくとのこと。手間も時間も体力も使うけど、どれだけ愛媛の魅力に触れられるか、自分への投資ですぞ!

2015年5月25日月曜日

答は湯の中。

今日の気分を写真に表すと、スカッ!という感じ。
ワイングラスをシェードにするのは「他の用途を考える」。発泡スチロールでできたコンクリートブロックは「代用してみる」。100本入りプリッツは「大きく、多くする」。ライトセーバー型の箸は「アイデアを借りる」。キッザニアは「逆転してみる」。ロッテのガーナチョコ&クッキーサンドは「結合してみる」。サッカーボールをインテリアにしたのは「変更・変化してみる」。

一般的な「練る」という考え。授業内容を練る作業の時に、過去にどんな「練り」をしたか思い出す。参加者が単に「いいことを学んだ」と言って帰るのではもったいない。参加した証、学んだことが残せるようなアイデアはないものか?そして、それは他の人にとっても有益であることが望ましい。

色々と条件を重なると難しく、リフレッシュに風呂に入って考えると閃いた!シャワーを浴びたり、風呂に入っている時に閃くって初めてじゃない。リラックスできるから、目を閉じるから、お湯などの因果関係があるのだろうか?「答は湯の中」、今日の言葉。

2015年5月24日日曜日

ヤケドさせるぜ!

妻バランスゲーム中、私は左で鑑賞中。
ベンスケの計らいで「健康指導員さんから健康指導」をいただき一ヵ月。旅に出たり会食など色々と「できない理由」を並べてきましたが、後藤さんの引越に伴い不要になった「WiiFit」をベンスケが調達。「健康体で稼いでいただかないと!」と気にかけてくれるいい奴。もう入院はゴメン。

我が家に眠っていたWiiと接続すると起動。へえー、体重計やBMIなど健康測定ができるんだ。測定すると「太り気味」、バランス測定をすると体力年齢は40歳!そこそこ。妻も興味を持ちバランス測定をすると体力年齢がナント!言えない年齢でした。ショックを隠せない妻、笑う子供達。

家族での共通話題が一つ増えたのはいいこと。今朝も早速、テレビに向かってヨガ、バランスゲームをする妻。私もヨガ!三日月のポーズ、立木のポーズを試みるがフラフラ。目標は半年で5kg。「ヤケドするよ!」とベンスケに言うと「ヤケドさせてくださいよ!」と、バッサリ斬られる・・・。

2015年5月23日土曜日

授業素材探し。

授業素材を探しに魚売り場へ。店長さんに写真撮影の許可をいただき店内をウロウロ、さすが「地魚に自信あり!」というだけあって愛媛・瀬戸内の魚介類が並びます。「やっぱり朝来てもらった方が種類も量も多いよね」と店長さん。はい、夕方に伺いましたので次回は朝に来ます。

店員さんに「このサワラは刺し身にすると何人前ですか?」と尋ねると「2〜3人前ですね」と返答。魚に詳しくないので(こんなに大きいのに意外と量は少ないんだ)と思う。「例えば、この鯛を鯛飯用に処理してもらえるんですか?」と尋ねると「もちろん、頭を含め、要望に応えますよ」と店員さん、心強い!ちなみにこの日は他に愛媛で獲れた「太刀魚」「イサキ」「ハマチ」などがありました。

魚料理って、頭や骨などの処理、廃棄が面倒で一匹買いにくい!と思うけど、聞けば思う以上に色々と応えてくれるよう。フム、そして意外と愛媛・瀬戸内であがる魚介類が豊富で(東京だったら、この値段はないなぁ)と思う。豊かな魚文化を学ぶ授業、なにかできないか!!

2015年5月22日金曜日

危険な香り。

松山市内中心部には正岡子規、柳原極堂、河東碧梧桐などの句碑が47基あります。でも「知られていない」のが現実。本日の授業で研修生が手分けして探し、句碑周辺の方に場所を尋ねても「知らない」と言われる有様。そして探し続けると「石柱・石碑」はみんな句碑に見えるから不思議。私も撮った!と思ったら「正岡子規の母・妹の家跡」でした。松山(愛媛)って石碑が多いね。

机上で考え、学ぶことも大切だけど、行動に起こし手間をかける大切を日々益々感じる。「案ずるよりも産むが易し」ということわざがあるけど、47基ありますという知識よりも、どんな47基なのか?実際に行って見たのか?どんな印象を持ったか?という行動が大切。

労力も時間もお金もかかる「手間」だけど、危険な香りがするのは、そういった「手間」を省いたり簡素化しすぎる傾向が漂うこと。私も面倒は嫌だし途方もない工程はゴメンだけど、効率化という香りを前に省略してはいけない所まで省いていないか?今、まさに「省略してはダメ!手間をかけて」という事業案を前に自分を戒める。

2015年5月21日木曜日

中年期つれづれ。

中年の危機の二人(笑)
1ヵ月ぶりの収録だった週刊ココ大ラヂオ第85回目。申し訳なく、番組を支えてくれた杉浦副学長に感謝。年度の始めは事業整備が必要で、出張や収録時間と重なる早朝打合せなどで、行きたくても行けずでした。今年中に100回目の放送になるのか!継続は力なり。ちなみに次回(5/27)の放送は「青いダイヤ・赤いダイヤ」です。

私が対応できなくて物事は進めなくてはならず、各人が「リーダーシップ」を発揮しなければならないのですが、昨日書いたように40代以降は「中年の危機(ミッド・ライフ・クライシス)」を迎え、それまでの「勝ちパターン」が通用しなくなり自信を失う。だからと言って諦めるのではなく、「今までの経験を活かし新しい生き方ができる」のが更なる成長につながる秘訣とのこと(リーダーシップ3.0より)。

心理学者エリク・エリクソンによると、人は中年期にさしかかると「世代継承」を担おうと思うようになり、自分から家族・共同体へ関心・関与が高まるらしい。自分の思考、行動を振返ると確かにね、と思う節が多い。

2015年5月20日水曜日

中年の危機。

本文と全く関係ありません、あしからず。
「自己と組織の成長を促す」をテーマに行っているリーディング・ジャーニー。5月本は「リーダーシップ3.0(著:小杉俊哉)」。読み進めると「リーダーシップの旅」などの文章も紹介されていて親近感がわく。

「リーダーシップ3.0が何か?」は読んでいただくとして、第5章は色々とまとめられていてフムフムと思う指摘が多い。その中で「30代まではIQ(知能指数)とEQ(心の知能指数:自己認識力、自己統制力、動機付け、共感能力、社会的スキル)が高められればある程度評価された」との一文から「40代でもそうだと薄っぺらい」と続き「人生の後半戦に入っている40代なのに自分が何者か?どんな人生哲学を持っているか?意識していないのはマズい」と直球の言葉。

(まずい!)と思っていると、「自己承認と自己確立から他者支援・感謝」は人の自然な成長であり、部下や後輩に任せ結果が出るよう応援するのがリーダー」と追記。(いいこと言うなぁ)と思っていたら、「40代は発達心理学の「中年の危機」という、今までのやり方が通用しなくなり、無理もできず成果が感じにくい」とのこと。そういうオチか!

2015年5月19日火曜日

4人のお母さん。

私には「お母さん」と呼ぶ人が4人います。一人が生みの母、もう一人が義母、もう一人がアメリカの母、そしてもう一人が「しゃぶ辰の母」。今回の旅でも20年ぶりに復活した「お母さん」という呼称、そして、改めて感じたのがお母さんのスゴい、ホスピタリティ力の高さ。

最初に気づいたのは翌日の朝、朝食時にチビッコがやってくると「子供用イス、器など食器類の有無、温度など食べやすい料理」などの声がけ。マネジャーだったお母さんのテキパキする姿に昔を思い出す。既に引退して8年経っても、その人が快適に過ごすにはどうすべきか?を瞬時に考え動くお母さんに脱帽。

そして、お母さん達の家へお邪魔すると「流しそうめん」が用意されており、予想外に驚く我々にニンマリのお母さんとご主人。そうめん以外にもフルーツまで流れるオマケ付き。挙げ句の果てには本当に川へそうめんが流れてしまうハプニングまで(笑)。ホスピタリティについて直接教えられた経験はないけど、(あぁー!こうしてお母さんの姿勢からも学んだなぁ)と、妻と思い出し二回目の脱帽。

だから馳せ参じた。

2000kmの旅は昨年の出会いが発端。20年以上ぶりの再会となった高橋くんと「皆と会おう!」と意気投合し、集まったのは「NYしゃぶ辰1号店」のオーナー夫妻、マネジャー夫妻、店長家族、高橋家、泉谷家、総勢15名。当時みんな若かったけど、互いに年を重ね、リタイアしたり、経営者になったり、家族になったり。

20年以上ぶりでも会えば昨日のように話せるから不思議。手前味噌ですが深夜営業(22時〜4時)を一人で回していた私には妻との出会いの他、強盗遭遇事件、チップ200ドル、他店への引き抜き疑惑などエピソードが多く、全てを暖かく見守ってくれたマネジャーには頭があがりません。だから馳せ参じました。

「縁」以外のなにものでもなく、単なるアルバイトでしかなかった我々が再会できたことに感謝。そして次世代となる我々の子供達にはプロゴルファー、バイオ研究者、ジャーナリストなどを目指しており、皆で応援しよう!と更に話は盛り上がる。で、相変わらず訪問地で勝手にロケハン(城ヶ崎海岸)。ここは犯人が告白する場面にピッタリ。

2015年5月18日月曜日

2000kmの旅。

飛行機、車、電車での往復約2000kmの旅、最後は六本木ヒルズでの「スター・ウォーズ展」。ファンとして当然!とチケット販売所へ向かうと何かの特典で割引されラッキー。会場は以前に訪れた「アンディ・ウォーホル展」と同じ場所。

入り口では早速デス・スターとベイダー卿がお出迎え。スター・ウォーズの誕生秘話、物語の変遷、人物相関図、キャラクターの紹介、プロップや衣装展示、そしてスター・ウォーズを題材にした絵画など見応え十分。あっ!愛媛県美術館でも9月から開催されるとのこと、なので詳しくは伏せよう!

お得だったのは隣会場で「シンプルなかたち展」も見れたこと。情報紹介端末も無料貸出しで「大ヒット」でした。シンプルな作品だけに無駄や作意が少なくスッーと入り、心穏やかになれたひと時。52階から見下ろすと、先日の「マグリット展」で行った国立新美術館。本城直季を真似するけど、携帯カメラでは無理無理!

2015年5月17日日曜日

梅干し男子なる!

砥部町名産の七折小梅で「梅干しづくり」を体験し、関わる人たちのエピソードなどを知る、学ぶ授業「青いダイヤ・赤いダイヤ」。今回もネーミングが秀逸と自画自賛(笑)。昨年も行いましたが好評だったこと。2月の「春の訪れ・梅の七折授業」でも組合の方々と商品化の話(写真はななおれ小梅ポリポーリ)で盛りあがったこともあり今年も実施!

単なる梅干しとあなどるなかれ。「品質日本一の梅干し」と自負されるだけあり自信があります。塩は長崎・五島の海塩。紫蘇は広田村の無農薬紫蘇。そして七折小梅、That'all、これだけ。シンプルなだけにごまかしは通用しませんから、素材にこだわっています!

今回は「梅干しづくり」だけではありません。イマイチ「主役」になれきれない梅干しへスポットライトを浴びせます。そのまま食べるのも美味ですが、梅ジャム、梅ごはん、梅肉和え、梅シロップなどの七折小梅レシピなどを学びあえたら楽しさ百倍!今年は私も参戦!今年こそ「梅干し男子」になります!

2015年5月16日土曜日

現実は甘くない。

愛媛を魅力資源を活用した「日帰りツアーアイデア」を研修生に考えてもらいました。ターゲットを明確にするために「ペルソナ&ストーリーを設定」すること、訴求力を出すために「初開催!、No.1、最大、復刻など」のキャッチーなコピーを検討すること。ツアーから参加者が持ち帰れる(有形・無形を問わず)特徴を持たせること。

出てきたツアーアイデアはどれも魅力的で感心する一方で、「ツアー造成の難しさ」も浮き彫りになりました。例えば「ツアーなのか?イベントなのか?」「サービスの単なる組合わせで特徴が出ず」「金額設定の甘さ」など。

AとB、そしてCというサービスを組合わせればツアー成立ですが、特徴がなければユーザーは「ツアーに頼らず自ら調べて行動」します。また「自由散策」というのもクセモノ。一見、気楽に自由に思えるけど、私だったら知識ある誰かに紹介、教えてもらいながら散策したいな。そしてツアーにかかる経費を詳細に分析すると多くのツアーが赤字になることが発覚!1本の旅行商品から出る利益はわずか、企画は楽しい反面、現実に驚いた時間。

2015年5月15日金曜日

秘密会議。

愛媛県社会福祉協議会にて。委員長を務める「中間支援・NPOプロジェクト委員会」に出席。NPOの組織・事業強化が目的のこの委員会、昨年度は木村真樹さんをお迎えし「資金調達」についてセミナーを行いましたが、今年は何をするか?

一言でNPOと言っても「生きがい、やりがい」を重視するボランティア型と「生業」とする事業型が混在する中でボランティア型に着目。(事業型は、えひめリソースセンターで担っています)。そしてボランティア型の弱点を「地域から求められているのに組織・事業の持続・継続への意識が薄い。結果、担い手不足、資金調達意識不足」とし「成果・効果の持続」を目的に学ぶ一日はどうか?と検討。

組織や事業が小規模だからマネジメント能力は不要ではなく、自治、自立という視点からも必要と思う一人。カリキュラムと適切な担当候補者を検討する中で、実は私が担える役がないことが判明、裏方でいこう!

2015年5月14日木曜日

考えをやめない。

色々な方に登壇していただいている「おもてなし科」。5/9にNHKで放送された内容への反響が多く、本日も18:10から再放送されるとか。就職へ面接をしている研修生や起業を考えている研修生もいたりと、2月の始めた頃は想像もできませんでしたが、成長しているようで何より。

今回は25歳の青年、山本遼さんに「東京に出てみてわかったこと」と題し、愛媛と東京との違い、ゲストハウスの経営話などを紹介していただきました。(実はメチャメチャ緊張しました)と山本さん、その通りで私も任せていたとはいえ、緊張しました(笑)。

しかし、結果は画像の通り、研修生からも共感を多くいただけ一安心。そして私が25歳の時を思い出す。私の25歳は結婚し働き始めた頃で貯金ゼロ。なりたい自分のイメージがなく、漠然としていました。フィルム・コミッションに出会うのは5年後です。それに比べると山本さんは試行錯誤、暗中模索とはいえ「常に考えている」のが素晴らしい。もしかしたら新しい道や好機が訪れるかもしれないけど、考えをやめなければ道はきっと拓ける。若い人から多くを学んだ時間。

よいチラシとは?

公共施設や駅、港、カフェなどにある「チラシ」、無数にあります。そして一生懸命に製作していると思いますが、「センスがあるorない」は一目瞭然。この差は何か?人それぞれに思う所は違うと思いますが、私は「どれだけ絵や詩、音楽、写真、本などに触れているか?によって異なる」と持論があります。そしてもう一つ「技術を持っているか?」

チラシは「文字×イメージ×レイアウト」で成立・構成されています。シンプルですが、大きさ、種類、方向、量などで印象(訴求力)が異なります。伝えたいからと言って情報量を多くすればいいものでもなく、少ないとスルーされてしまう。よいチラシって何だろう?

というウンチクはさておき、「デザイナーじゃないとチラシは作れないのか?」という素朴な疑問から生まれた、えひめリソースセンターの講座「広報実践講座~チラシの磨き方~」が5月25日(月)18:30〜行われます。チラシをコミュニケーションツールとして製作する場合に必要なことが学べます。講師は安永依里子さん、そうベンスケ。お誘いします!

2015年5月13日水曜日

私の備忘録。

「プロ≒カリスマ」と勘違いしている方がいたり、「プロとアマの違い」が明確でなかったりしているので参考までに、メモメモ。違いますよー!「寝る(休む)のも仕事のうち」と教えられた時、大人になった気がした時を思い出しました。

①「プロは挨拶が全て⇔アマは挨拶の重要性を理解していない」
②「プロは取り組みながら元気になる⇔アマは取り組みながら疲弊する」
③「プロは不調でも取り組みながら治す⇔アマは言い訳して休む」
④「プロは高い自己基準を持っている⇔アマは基準が甘い」
⑤「プロは短期集中⇔アマはだらだら」
⑥「プロも成功に喜ぶが、次への切換えが速い⇔アマは切り替えできず余韻が長い」
⑦「プロは常に改善し続ける⇔アマは現状に甘んじ摩耗する」
⑧「プロは明確な型を持つ⇔アマは明確な型をもたない」
⑨「プロは全ての所作に意味があると知っている⇔アマは自分の感覚でやっている」
⑩「プロは力まず自然体⇔アマチュアは力んで、みせようとする」
⑪「プロは常に平常心でベストを心がける⇔アマはコントロールできず波がある」

「自分を律する」という言葉に集約できるのではないかな。今度の大学生対象のリーダーシップ授業でも使えそう、ふむ。