日記を検索

2025年8月13日水曜日

誰かにとって大切。


初めての「推し漫画クラブ」。
IYO夢みらい館での恒例授業となった「本とスパークリングワインの夕べ」から「漫画を取り上げたらどうだろう?」と、スピンオフした授業。

「ただの好きだけでなく、“影響”を受けたというテーマで選ぶのが大変でした。」は参加者談。
たしかに、“影響”の解釈は人それぞれで大きい↔︎小さい、全体的↔︎部分的などあるけれど、そこは参加者にお任せ。

推し漫画として紹介されたのは以下の通り。
「漂流教室/楳図かずお」「素晴らしき世界/浅野にいお」「風の谷のナウシカ/宮崎駿」「WILD LIFE/藤崎聖人」「柔道部物語/小林まこと」「バシズム/日本橋ヨヲコ」「西洋洋菓子骨董店/よしながふみ」「発明対決」「どっちがつよい?」

物語自体に影響を受けたり、主人公に自分を照らし合わせたり、作画/描写に感銘/ショックを受けたり、知って学びを得たり、人生相談相手になったり・・・、作品の数だけエピソードがあって、作者も題名も知らない作品でも誰かにとっては大切な漫画なんだな・・・が感想。

共感したエピソードの一つに「ハイパーインフレーション的な物語の構成についていけなかった。」は、主人公が優勝や悪役を倒したにもかかわらず、次から次へと強敵が現れ、伴って主人公も強くなって、物語ではなく戦いが目的になっていて、話がズレてしまうという旨。
大人の都合なんだよね、わかる・・・。

「泉谷さんは?」には、やはり「ブラック・ジャック」。
一話読切が多いから読みやすく。ハッ!とさせられるエピソードも多く、印象的なセリフも多くて刺さったり。

「初めて読んだ時と大人になって読み直すと、当時は気づかなかったコト、印象など新しい発見があって面白いですよね。」は漫画の特権か?

【感想】
一言で漫画といっても、深くも浅くもでき、切り口も色々あり、どんな立ち位置で授業をすべきか?要検討が必要と思った2時間だった件。

0 件のコメント:

コメントを投稿