日記を検索

2022年10月24日月曜日

三宝の松ぼっくり。


「こんな大きな松ぼっくり、初めて見ます。」「これな、遊行寺って知ってる?箱根駅伝で出てくる有名な坂がある寺だよ」「へー」「今、調べてみな(と、スマホで検索を促される)」検索すると「箱根駅伝に出てくる急坂のある寺として有名」のよう。
「ココの松葉は二又ではなく三又なんだよ。珍しいよ!そして、松ぼっくりは“三宝の松”のモノで滅多に実らないんだよ」「三又・・・三宝の松・・・」「遊行寺って言えば時宗で有名なお寺だよ。一遍上人の・・・」

「松山にもあるだろ、時宗のお寺が・・・」「宝厳寺ですか?」「そう!宝厳寺」「兄さん、よく知ってるね?檀家?」「いえ、違います。」「まぁ、そこが縁の松ぼっくり。こんな大きいのは本当に珍しいよ」「ですよね?ビックリしました(と、ココ大付属学園で見てきたから、その規格外の大きさがわかる)」「ちなみに、おいくらですか?」「1500円と言いたい所だけど、1000円でどう?」

おじさんが遊行寺で拾ったという三宝の松(三宝とは「仏・法・僧」とのこと)の木から落ちた松ぼっくりがエピソード付で1000円!「いいかな・・・」とやんわり断る。おじさんも売れる気がしなかったようで笑顔。
ココは日本最大級の骨董市「大江戸骨董市」。店主と会話するだけでも十分に楽しめる。品やエピソードを信じるか信じないかはアナタ次第。

0 件のコメント:

コメントを投稿