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2018年10月23日火曜日

売りながら調査

三菱商事で始まった出張販売。「これが美味しかったの」「コレが入ってたね」「えっ!オレは入ってなかったな」などの言葉に???となりましたが、すぐに気づきました。「あっ!もしかして復興応援セットをご注文されたんですね!」と声をかけるとその通りで、隣の同僚らしき方にオススメするとその方は「じゃあ、私も」と購入。そんな方々と数人お会いして、取り持つ縁にビックリ!

もう一つのビックリは「キャッシュレス」の実感。昼食の支払いはPASMOなどのカードのみで現金NG。現金の授受は計算間違いが起きやすい、管理しないといけない、計算しないとならず面倒なことばかり、手数料はかかるものの面倒から解放されることの方が多いことから(愛顔の食卓でもこうなるのか?)と。というのも出張販売はバラ銭対応だから計算を間違えないように四苦八苦!

今回持ち込んだのは「軽い、個包装、食べきり・飲みきりサイズ」の品々。一人、二人での購入、職場、自宅で食べることを想定しバッグに入りやすいなどの「持ち帰りやすい」品々。関係者のみなさん、商品は大きく、重く、塊の品もいいのですが「シーン」を選びます、この時、味は最優先にはならず「私にとってどうなのか?」が最優先になります。売りながら調査。

2018年10月21日日曜日

加工食品の可能性。

JA全農えひめ「あぐりーど」へのエッセー寄稿終了。最終回は「加工食品の可能」と題して自由に書かせていただきましたが(校正でひっかかるかも!?)とヒヤヒヤしていると編集窓口から「泉谷さんの妄想だからOKです。」と返答。ワォ!JAさん、ありがとうございます。今回掲載した内容全てが実現したらスゴい!と思うけど、この中でも特にイチオシしたかった3つは・・・。

【加工食品専用の柑橘栽培】は、先日の渡江地区でも伝えました。仮に現在よりも手間が2つ、3つ少なくなるなら考える余地はあると思います。【産地名で売る】は、販路や世界へ売って出るなら「点(生産者)」を特徴にしている現在から「面(生産地)」へ広げた販売が必要と思います。この手法ができるのはJAと思っています。そして【街中に小規模充填工場】はインパクト大と思ってます。

松山市内にも充填工場はあります。しかし街の中心部に「見学できる工場」はありません。100kg単位からジュースにできれば、「超新鮮ジュース」としてその場で飲めるし、学校や観光客も見学に訪れると思います。充填場所と販売場所の距離もなくなり手間も省けます。妄想が一つでも実になったらいいなとデコポンの成長過程と重ねる。どれかは実現だ!

2018年10月20日土曜日

目的になるように!

店に入るとスマホ片手に喋りながら商品を選んでいる女性、聞けば「京都」から旅行者で電話口の方とお土産を選び、スタッフに聞きながら満足した買い物ができた様子。今度の女性は「北海道」からで空港から一直線に【愛顔の食卓】へ来たとのこと、聞けば南予で暮らす親戚を訪ねる途中で、珍しい品を買って行きたいとのこと。スタッフと色々と話してこちらも満足した買い物ができた様子。

えひめリビング新聞社のプレゼント企画は当選確率80倍!という結果でビックリ。発送を終えましたので届いた先で話題になって欲しいと願ったり。明日は【お城下マルシェ花園】、愛顔の食卓では「いろえんぴつ第2(松山市)、すいよう作業所(新居浜市)、ハートピアみなみ(砥部町)」の菓子にコーヒーorほうじ茶(大西茶園)をつけて300円の【くつろぎセット】をご用意。

その他、浜っこ作業所(八幡浜市)からは「百花蜜」という八幡浜の山々からニホンミツバチ🐝が集めた蜂蜜の販売します。もちろん!NICECREAMココナッツミルクも販売します(昨日も女子2名がNICECREAMを買い求めにきてくれたり、秋になっても好調さをキープ!)明日は終日、マルシェ担当。くつろいでいただけることをテーマに楽しみます。

2018年10月19日金曜日

生き残れるか?

愛媛大学で始まった「リテールマーケティング」講座。体系的に勉強するのは「ソーシャルアントレプレナー実践塾」以来だから4年ぶり(あの時は猛烈に勉強したな・・復習!)。小売業(定義:最終消費者へ直接、商品を販売する業)に従事してわずか2年ですが、たった2年でも社会や経済の激変を感じ、この先に備えて狩野さんと受講。面白い!

「情報は価値」「中途半端な人は職を失う」「特徴ない店舗は潰れる」など、ハッキリ告げるのは面白いけど、聞けば聞くほど、この先の対面販売はお先真っ暗と思ったり(涙)。全13回の講座を受け終わった時、何か光が見えていたらいいんだけど、現実だけでは殺伐としてて夢が描けない(笑)ちなみに人手不足は「AIとIoTなどで補える」が先生の持論でした。

従業員4名以下の小規模事業所が50%、49人以下の中規模事業者が50%!えっ!大企業は1%未満なのね・・・。小売業は年々減少している他、小規模事業者のうち2人以下の小売業全体のは25%で息も絶え絶え。衰退の一途をたどっている小規模事業者小売業(まさに我々・・)。そんな中、唯一の救いが「特徴ある店舗になってください」の一言。生き残れるか?愛顔の食卓。

2018年10月10日水曜日

ネジが緩んでました。

「ユーザーの意見よりも行動、不可欠な商品力、不要な情報の削除、特別な体験の提供、適切なタイミング、リピートの仕組み構築」そして、最も響いたのは【量より最適化に価値】ということ。うーむ、一つ一つが突き刺さり考えさせられてしまう。経営者の端くれとして、「これから」を考える良い機会をいただき、自分に問いを立てて振り返り。

仮にこれまでの統計から売上BEST30まで商品を絞り、集中的な販売もアリかと。来店者も情報が整理されているから選びやすいし、我々も紹介しやすい。好評の詰合せもBEST30の中から組合せれば問題ナシ。来店者の半数はギフト希望だし、生産者が作った本物という商品力、選択と集中による品定め、愛顔の食卓でしか買えない体験、適切なタイミングに用意できる商品。リピートの仕組みはゴールで割引のスタンプカード?

しかし、31位以降はどうすんの!?となるのでウェブ販売にもっと注力すれば多くは解決するかもしれない。ネットでは絶対に提供できない価値を提供できる優位性が店舗なので、ネットでも提供できる価値やサービスは魅力半減かもと自戒(考え方によって2倍とも言えますが・・・)。【量より質ではなく、ニーズ、ウォンツへの最適化】分かっていたはずという言い訳のネジが緩んでました。

2018年9月21日金曜日

一回で4人を喜ばす。

黙々とラッピングしていた狩野さんから「撮ってください!」と声がかかり驚く。確かにスゴい!愛顔の食卓のギフトセット記録更新。一つ3000円ですから想像にお任せしますが、こんな日が毎日続いて欲しいと思う零細事業者(涙)。商売は凸凹あり、明日の売上の保証は何もなく、精一杯売るだけです。ホント、私たちができる唯一のコトは売ること。

売れてどうなんの?と尋ねられたら、ギフトの場合、贈ると当人は「届いた先で喜んでくれますように!」と期待するし、届いた先も箱を開けて「ワォ!なにコレ?」と一回目の驚き、そして味わって「ワォ!なにこの味!」と2回目の驚き。贈る人も届いた人も喜べるなんて、そんな商品に携われてる我々も嬉しいし、生産者も嬉しいはず、すると一回のギフトは4人を喜ばす(笑)

生産者の顔が見える商品だけで「(予算に合わせた)カタログ」ができて、その中から好きな商品を選べば、あとは届くだけのサービスなんてあったら最高!冠婚葬祭ではポピュラーなサービスだけど、6次化産品ではまだない。「贈る文化」を挨拶のようにもっと身近にできたらと。もちろん「自分へ贈る」のもアリ、本日も多くの方にご利用いただけますように!

2018年9月14日金曜日

どうしてNICE CREAM?

群馬県、栃木県、埼玉県、東京都と移動し神奈川県にある石田牧場さんへ。石田牧場さんも先日のオーガニックフーズライフさんと同様にNICE CREAMに興味があるとのことで説明に伺う。石田牧場さんは周りの16以上の農家さんが作る果物や野菜などを活かしたアイスクリームなどを作っており「6次産業化のお手本」のような事業者。しかし、どうしてNICE CREAM?

聞けば「お子さんがアレルギー持ちのご家族が来るとアイスではなくジェラートになるのですが、選択肢が少なく、牛乳不使用のアイスに興味があったので」とのこと。牧場だから「牛乳」だけど、それだけではこの先不安なこと、ニーズに対応したい先見性を感じたり。そして「本当に水で混ぜるだけですか?常温水でいいんですか?それは便利!」と感想をいただく。

美味しいのは当たり前。植物性原材料も問題ナシ。見た目もいい。そして手間いらず(常温の水と混ぜるだけ)は、忙しい毎日の中で時短になってGOOD。買い手(消費者)のニーズも把握しないといけないけど、そもそも売り手のニーズを掴まないと買い手に届かない。買い手とは一瞬かもしれないけど、売り手は毎日のことだから、彼らのメリットをもっと訴求しなきゃと。

2018年9月5日水曜日

愛顔の食卓トリセツ

先日は900人分の注文が入りましたが、今度は新たに80人分の注文をいただく。事の発端は半年前まで遡り、経営者が集まる会にお招きいただき講演。多くの方に興味を持っていただき調子に乗って営業活動をさせていただき、その席で後に繋がるご縁をKIRINさんなどからいただいたり。今回はその会で隣に座った方からの相談で「【愛顔の食卓】を思い出したんですよ!」と嬉しいお言葉。

他のモノ・コトとの差別化が「ブランド」なら、類似商品を扱い数多の中から選んでいただいたことになり、初対面、3時間ほどしか接点がなかったのに、今になって思い出してくださったプロセスを考えた。(1)【愛顔の食卓】のスペックは県内唯一と言っていい生産者が作った加工品の豊富さ。(2)期間限定、数量限定など【愛顔の食卓】でしか得られない体験を購入者が体験できる。

そして、(3)【愛顔の食卓】の商品から得た体験は自分の言葉で表現しやすい。(1)は講演で伝え、(2)は購入者自身が得られる独自性、(3)は受け手が得られる独自性。この3点を独自性豊かに、そして明確に打ち出せれば差別化(≒ブランディング)はできるはず。発行から9ヶ月「えひめの手みやげ・贈りもの」の効果がジワジワと出てきていることを実感。

2018年8月25日土曜日

たどり着いたのが今。

この一年を何で測るかって?夜明け?朝焼け?コーヒーを飲んだ数?インチ?マイル?笑った数?争いの数?「Season of Love」を聴いてしまい、涙流しながら歌詞に添って一人ツッコミ(理由はドラッグ、ゲイ、夢追い人などを見てきた25年前のNY時代とドンピシャなため)。あの時に描いた夢と今は全く違うけど、毎日を積み重ねて辿り着いたのが今。

2015年12月に愛媛初、唯一の6次産業化の販売拠点【愛顔の食卓】を期間限定で銀天街に構え3月に事業終了と共に閉店。借金などをして2016年8月25日に再オープン生産者を招いた授業などを行い、ココ大の活動が物販に繋がった背景を取材いただき、一万円のみかんジュースなどを販売し、「面白い!」と再び日経新聞が活動を代弁してくれ、気がつけば2年でした。

取引事業者は初期の20事業者ほどから現在は85事業者まで増えました。取扱商品数も150種ほどから600種ほどに増えました。「一番(経営が)大変な物販業をよくやるよ」と言われます。全てが初だから比較検討材料がなく(こういうものか?)と思ってるのがいいみたい(笑)。物販業が夢かと聞かれるとNOだけど、物販を通して実現したい夢があるかと問われればYES!

2018年8月21日火曜日

声も品も金も直接

県外の友人から「今回の豪雨で何かできることはないか?」と相談。なので「(生産者が作った)商品を買ってほしい」と伝えると「分かった!」と数万円の予約。寄付も募金も義援金もふるさと納税もできるけど、ズバリ!生産者の顔が見える直球支援は「購入、食べる」こと。昨日、県外からお客様を連れてきてくれた友人、それも一つの応援の仕方。

一般的に(災害時支援の)寄付金は被災者支援活動を行う団体(NPO・自治体)へ渡り、公益活動に使用されることが多い。義援金は自治体に送られ平等・平等に被災者へ渡されるもの。「募金」は何か掲げた目的のために支援を募っているお金。最近「支援金」という言葉も聞くけど、オルタナによれば「被災地で活動する団体や機関へ対するお金」分かるような分からないような。

寄付に手応えを得たければ返礼品のある方法を選べばいいし、気持ちなら見返りを求めず相手に一任する方法もある。5年間、寄付(の仕組み)などについて県内外で色々と検討や議論に参加してきたけど結論は【分かりやすさ】に至った私。6次産業化の良い点は「生産者と一直線で繋がっている」点で、声も品もお金も直接やりとりできること。大変な時だからこそ実感したり。

2018年8月14日火曜日

七転八倒な毎日

9月、10月と【愛顔の食卓】で培った経験やノウハウを商品開発・販路開拓に活かす講座を預かりました。「アイデアを形にすることをゴール」にした先日とは異なり、今度はどうしたら売れるか?やはり「買い手(市場)を意識した商品かどうか?」と。特に愛顔の食卓では「贈り物・土産」として購入される方も多いので、購入者は贈る相手を考慮して買っていることを伝えるつもり。

相手が一人や少食になったシニア夫婦に大容量のジャムはふさわしくないし、家族や集まりで飲むのに量が少ないジュースでは物足りない。720mlの瓶を片手で飲み歩く人はいないし、オシャレな夫婦なのにパッケージデザインがダサいと(ありがたいけど・・・)ゲンナリするのは当たり前。商品が何かのメッセージを代弁してると思うと残念な商品があるのも事実。

「食べてもらえれば分かる!」はその通りだけど「食べてもらうまでが難しい!」も事実。売れるために七転八倒しているコトもお伝えしよう。写真はそんな七転八倒の事例。「飲めば美味しいアフォガード(エスプレッソにNICE CREAM)」だけど、見た目が大失敗、NICE CREAMがエスプレッソに沈んでしまいました。何ごとも最初はイケてない。

2018年8月7日火曜日

リソースを持っているなら

「買って応援!食べて応援!」を掲げた生産者応援プロジェクト開始。8:30に愛媛県職員生協へ伺うとテレビ局が既にスタンバイ、記者の質問に答える。「販売期間は一ヶ月程度です」と伝えて現場を後にし、打合せ、ラジオ収録を済ませて戻ると「もう、半分売れてしまいました!」と生協から電話。急いで行くと用意した2つのワゴンの片方には品が3つしない。

旭合名から219本託された「パクチー醤油(餃子や冷奴にピッタリ!)」も残り100本余りになりました。「(パクチー醤油が)気になってたけど、迷ってて・・、いい機会です」と購入してくれた友人などなど。ありがとうございました。【愛顔の食卓】でも販売中で、こちらでも事情を知った方がご来店。*特別販売商品の一部には「ラベル」はなく同封されています。ご購入は事情をご理解のうえ、お願いいたします。

誤解があっては困りますが、誰かから「しろ!」と言われた訳でも、しないといけない義務もありません。1回の販売で生産者が立ち直るわけでもありません。目の前に困っている人がいて、自分たちが手伝えるリソースを持っているなら、使うべきと思う一人。そこに理由を並べても複雑怪奇になるだけ。「買って応援!食べて応援!」が自分たちらしいと思いついただけ。

2018年8月3日金曜日

正念場、踏ん張りどころ!

愛媛経済レポートに掲載いただいたことで早速、反響があった「南予応援セット」。南予地方の生産者の商品を詰め合わせています。写真は「無茶々園、あすも、ミヤモトオレンジガーデン、サン・フーズ、旭合名、JA南宇和、尾崎食品、メニー・クエスト、KAZU工房」、被害の状況はそれぞれですが、一つ一つの被害への応援ではなく「南予」という面で支援します。

被災した生産者には「商品が汚れ出荷できない」「従業員が被災して商品が作れない」「園地が流された」「工場が浸水した」などの理由があり、我々が全てに応えられるわけはなく、限りがあります。そこで「自分たちができることは何か」を考えた結果が「南予応援セット」。詰合せる内容は固定ではなく、予算や在庫、好みに合わせて豊富な種類からご用意できます。

ただ、実は被災した生産者は南予だけでなく、松山(興居島など)にもいて、報道も支援も見えにくく、手を伸ばしたいと・・・。とはいっても我々も商売(キッパリ!)、慈善事業ではありません。生産者がつくる商品がないと【愛顔の食卓は潰れます】、この危機感かもしれない。おかげさまで東京などからも支援の連絡が入るようになりました。生産者も愛顔の食卓も正念場!

2018年8月2日木曜日

2万本売りたい。

昨年11月以降、1万本以上売れている【唐草こざくら】。150年の歴史がある中野本舗と120年の歴史がある梅山窯とのコラボ商品です。「土産をつくりたい」という中野社長の一言から「消費者でもある市民を巻き込んだらどうですか?」と提案し、あんなこんなそんなワークショップをしたのが一年前。「ありそうでなかった!」と好評いただきましたが、売り切れてしまい、この度再入荷しました。

この唐草模様は「唐草こざくらオリジナル」。箱の形を考慮して梅山窯が強弱・濃淡・長短の唐草を色々と考えてくださり決定。そして箱の「テカり」は砥部焼の磁器をイメージしたもの。紙ではありますがツルピカの用紙を採用したことで質感まで砥部焼に似せたという凝りよう。渡された相手が「んっ!?」と箱を360度見回して「これは!?」と言うに違いありません。

次のゴールは2万本。そのためには「売り方を更に工夫」が必要。単に「お土産」ではなく、お土産としての価値を深堀した方がいいのか?それとも違うアプローチがいいのか?ちなみに羊羹は(賞味期限は設定されていますが)腐らないので「非常食」としても有能です。パンの中に餡のように入れるのはどうか?渡される先々で話題になりますように!

2018年7月31日火曜日

アイデアいただき!

心の師匠、前田さんの依頼で180人の大学生へ授業、授業前の打ち合わせで「寝てる生徒がいたらゴメンなさい」と言われたけど目立つことはなく、意外と(と、言ったら失礼ですが)盛り上がる。紹介したのは「6次産業化の可能性と課題」について。個人的にも6次産業化(≒加工食品)は可能性大!と思っており、伝えながら再確認。

「(良い品、本物の品は)食べればわかる!と言われるが、接点のない人へ対し、どんな機会を作れば食べてもらえるか?」と質問。すると「観光農園をつくる、購入者がPRできるようにする、パッケージデザインの公募、異業種とコラボ、試食を付属でつける、生産者スタンプラリー、最初に試食を無償提供、Youtuberに紹介してもらう」など、若い感性が爆発!

発表から妄想したのは「生産者スタンプラリー」。縦9マス×横9マスの81マスのカードを用意し生産者名を各マスに印字しておく。商品購入の際、その商品の生産者マスに「済」印をつける。済印を増やすには色々な生産者の品を買わないといけない。10マス済で5%割引、20マス済で10%割引、30マス済で15%割引にする。マスを増やすには新しい生産者と接点をもたなければならない、面白いかも!

2018年7月26日木曜日

出番です。

愛媛県南予地方局で豪雨被害の状況を共有後、山下さん(あすも)→兵頭さん(NASSO)→高橋師匠(尾崎食品)→中川さん(旭合名)と南予の生産者を訪問。
電話や愛顔の食卓で近況は聞いていたけれども豪雨以降、南予へ行けていなかったので現場に足を運ぶ。皆さん「私は大丈夫、◯◯さんの方がもっと大変だから、行ってあげて」と、気遣いの言葉に胸が締め付けられる。

写真は吉田町にある旭合名さん。日常と異なるのは災害支援に自衛隊(北海道などから)が基地を設け、お風呂や給水所などを解放していたこと。そして今回の目的は【被災した商品の買取り】。不幸中の幸いとしか表現できない商品たち(汚れた、ラベルがない等)約200点を預かる。色々と正論っぽいことを言う人がいますが、そんなレベルで解決する話ではありません。

預かった商品は何かしらの方法とタイミングで販売予定です。ライフラインの復旧もまだまだですが、次の段階へ押し進めなければとも思い(我らの出番!)と思い動いています。旭合名さんには被災した一升瓶の醤油など、愛顔の食卓では引き取れなかった品も数多くありました。兵頭さんに「熱中症にきくよ!」と頂いたNASSOの新商品(飲みきりサイズ)が身に沁みたこと。

2018年7月16日月曜日

全て仮説から。

アイデアと仮説は同類と考えていて、(こうだったらいいのに、あんなだったら面白い)と思いを巡らす(≒妄想)のが好きです、お金もかからないし(笑)。仮説の立て方は(こうであって欲しい)という願望からの逆算で、実行に必要な資源と手段を書き出す。利害関係者にはメリットを、受益者には益を、地域には新しい価値を提示できそうと思ったら図解で繋いでみる。

この先を妄想した時【愛顔の食卓】がなくなるかも!?と漠然に思ったり。というのも愛顔の食卓で扱う商品の半分は南予地域の生産者。原料の収穫が少なかったら比例して加工食品も少なくなるのは当然。すると今はよくても、1年後に店頭に並ぶ品は少なくなり、売上も落ちて・・・。一人だと「負の妄想」がとめどなく続くので良くないですね。その逆だってあり得るのに。

と、そんな傍で、遂に!【ご当地もなか研究家】という肩書きデビューの時COME!?足掛け6年の妄想の仮説が実り、確かめてみたら本当だったという好例。愛媛はもちろん、各地の話題を引き出す・盛り上げるに【ご当地もなか】は有望です。「もなか、深いですね・・・」と編集者も唸ってしまった先日の打ち合わせ。仮説を立てられるか?が企画の一歩。

2018年7月15日日曜日

こうなったら!

お城下マルシェ花園は初の試みとなる「夜(16時-21時)」開催でした、その理由は「夜市」との連携で、銀天街&大街道で始まった夜市の延長ということで。昼間との異なりは(1)夜市目的の行きや帰りに立ち寄った方も多く、浴衣など「夏らしさ」を感じることができました。(2)昼間と異なる「マッタリ感」があり、滞留時間は長かった気がします。人出はというと日中開催よりも少なかったかな。

KAZU、ユウギボウシ、メニークエストなどの生産者が「現状報告」を兼ねて、立ち寄ってくださりました。そこで聞けたのは「(何もかもが)しんどい」という実情。やっと道路が開通したと聞けば断水は続いており、商品も中身は何ともないものの泥を被り出荷できない・・。先ずは目の前の復旧が最優先だから園地まで気も手も回っておらず、行くのが怖い・・・など。

各種「応援セット」を販売していますが、いっそのこと被災した生産者の加工食品を全部買上げ、復興するまでの期間限定で【愛顔のツマミ】と称した一品料理屋、立ち飲み屋、カフェでもした方が直接的で早いんじゃないかと。そこに行けば「美味しく応援」できる、そんな場所には入れ替わり生産者も訪れる。そして消費者と意見交換して商品力工場、経済の循環!

2018年7月14日土曜日

小さなコトから

神戸フィルムオフィス(神戸FO)に「みかんづくしセット」が届きました。届いた証を送ってくださり元気をいただく我々。神戸FOとの付き合いも17年、先代の代表であるマコさん(現JFC理事長)からバトンを受け取った現代表のマリさんとは、フィルム・コミッション以外でも「EAT LOCAL KOBE」などで接点があり、色々と先駆け刺激をいただいている神戸。

「南予応援セット」を紹介してから、注文も問い合わせも増えました。という私も贈った先で応援が広がればと、東京で心配してくださった方へ「飲み比べセット」を贈りました、向こうで話題になってほしい!美味しい応援は当分続けます。【いいね定期便】は、愛媛の生産者がつくった加工食品などを3種類(毎月、隔月、3ヶ月に一度)から選び1年間お届けするサービスです。

毎回のセットにスタッフが「初めまして愛媛です」「愛媛のさしすせそ」などのテーマをつけてくれました(テーマ出しに悶えてくれたスタッフに大感謝)。【いいね定期便】はPDFをダウンロードしていただき印刷→郵送 or PDFで送信でも、申込用紙と同じ内容をメールで送信してくださっても承ります。大きなことはできません、小さなことからコツコツと(by 西川きよし師匠)

2018年7月13日金曜日

できることから

できることを考えて、愛顔の食卓で【南予応援セット】つくりました。愛顔の食卓で扱う商品の半分は、南予の生産者が作られたものなので、色々な組み合わせができます。また【いいね!定期便】も早速申込者がありました、定期便も私たちの都合ながら応援の意味を含め「南予の商品」を軸にお届けします。これらの商品の売上げは生産者の収入となります。

話かわり、先日【週刊ココ大ラヂオ】の収録が250回目を迎えました。30分番組を5年間、250回、7500分と表しても全く慣れない自分がいて、向上してないと猛省。放送は毎週土曜日18時からなのですが「何を喋ってるの?」と問われても「日々の雑感」でして、この【学長日記の音声版】のような感じです。「聞いてるよ」と生産者や周りからヤンヤ言われて、その気になって。

豪雨から1週間。続々と届く生産者からの現状は底なしの惨状で、これから収穫などを迎えるに減収は確実。すると青果を中心にすれば加工食品は少なくなるかもしれないし、賞味期限を考えると逆に増えるかもしれない。いづれにせよ【愛顔の食卓】では生産者の加工食品をより一層売ります。店頭でもネットでも電話でも「買って応援」という手段もあります。