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2022年11月1日火曜日

FCで働きたい。


「叶えた人」
でも書いたけど、ごく少数ながら「フィルム・コミッションに就職したい」と言う方はいる。だけど地方で担当者を募集するFCは少ない・・・狭き門。これは地方での撮影が少ないから。愛媛では年間60件ほどの撮影相談に対応し、うち30件ほどが撮影に結びつく。
そもそもフィルム・コミッションは非営利業務で行政機関が所轄しているコトが多いから収益性はない。

だけど、1日100本以上の相談がある地域は別。そんな地域は需要に応えるべくFCと民間事業者(コーディネーター)の両方が存在する。参考までにコロナ禍の2020年度でさえJFC加盟のFCには累計10964件/年の相談があり、毎日30件の相談に各地のFCが対応した計算。
話がズレたけど撮影の需要と対応の供給が成立すれば「生業」になるかもしれないけど、地方で撮影支援の専業は難しいのが現実。

とは言え、劇場映画の公開本数は20年前から240%増え、500本-600本/年が公開され、配信作品も激増中。(いいか悪いかは別にして)業界は膨張しているのに地方での撮影は微増もしくは横ばい。これはどういうこと?と詮索すると撮影が特定地域に集中していることも原因。個人的には「地域おこし協力隊」として撮影支援業務を担い、集中エリアから地方へ撮影を引っ張るのもアリと思んだけど・・・。

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