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2023年2月11日土曜日

私だったら。


ついに映画館までそうなるか!と・・・。アメリカ映画館チェーン大手のAMCシアターが劇場内の席位置で値段が変わる新料金体制を2月6日に発表
価格は3種類(バリュー/最前列・最後列などだけど最も安い。スタンダード/これまでの価格と変わらない最も多い席。プリファード/場内中央席で最も高い)で鑑賞作品は同じなのに金額が異なるのはコンサートやスポーツ(アリーナ席、3階席など)と同じ。

他の業界は先んじて導入しているから珍しくはないけど、先例のコンサートやスポーツは「会場が満席」という状態で設定しているはずなので、劇場公開作品は封切りの時しか発揮しないような、そもそも日本でもプレミア席と称して座席が広かったり中央席だったりあるしな。
いっそのこと、記憶が正しければ八丁座のような「後方の立ち見席」「座敷席」などがあってもいいかも、座席位置ではなく鑑賞方法に差別化はどうか?

日本では製作費20億円の「レジェンド&バタフライ」は興収12億円を突破ですか!予想通り「スラムダンク」は興収100億円を突破。「すずめの戸締まり」は134億円突破で3作連続で1000万人超の動員ですか・・・スゴさが麻痺する。
そして全くしらなかったけど、また「鬼滅の刃」があるのね。それも377館と最大級の公開規模。で、公開3日間だけで11億円超。また「インチキ柱」の出番かと思ったり。

お尻の形は?


ホント、海外で不思議でしょうがないのはバスルーム。まずはトイレ、ヨーロッパ人のお尻の形には「楕円型、円型、長方形型、正方形型」の4種類があると思う。
だって、便器の形はこの4種類だから。(はて、自分のお尻の形は・・・)と思ってしまうほど、行く先々のホテルで便器の形が違う。日本は楕円型一つと思うけど最近は違うのか?(そんなコト、どうでもいいだろ?)と聞こえてきそうだけど・・・。

そしてシャワールームも不思議でしょうがない。この写真を見て、初めてで何の支障もなく使いこなせる人がいるのだろうか?シンプルにもほどがある!
上の十字レバーを捻ると右のシャワーから水が出る。下の十字レバーを捻るとお湯が出る。でも捻りすぎると熱湯になりア”ァーーーーとなる。また、十字レバーを捻りすぎると写真には写ってないけど上にある巨大シャワーに切り替わり、最初は水なのでヒャッホーーー!となる。

なんで、シャワーごときに毎回ギャンブルのような体験をしないといけないのか?
日本のように優しく柔らかいシャワー環境はない。でも、シャワーが壊れてるわけでもないし、錆色のお湯が出るわけでもないから良しとする(笑)
あと、バスルーム全体が大理石だと、足の小指などがぶつかると死ぬほど痛いし、かといって樹脂のような素材はツルッ!と滑りそうだし、シャワーを浴びるのも命懸けな海外の話。

2023年2月10日金曜日

地元スーパーはマスト。


旅先で「地元の方が行くスーパーへ行く」のはマスト。歩いて5分ほどの所にスーパーがあることが分かり突撃!これまでの海外経験からスーパーでの買い物の仕方は分かっているつもりだけど、バルセロナはどうかな?
野菜、魚、肉などが山積みで売られていて、一パックの内容量も多い!松山でよく利用するスーパーは単身者利用も多く少量パックに見慣れてたからビックリ!所変われば事情も変わる。

冷凍食品も多かったし、生ハムは「削ぎ落とし」の量り売り。ジュースは昨今の健康志向かカロリー控えめ&ビタミン入りがトレンドなのか、多くの品がうたってた。
だけど100%ジュースは少なく(もしくは探せず)たぶん100%のミックスジュースを購入。他にもサンドイッチを購入してレジへ並ぶ。
レジ係は私が当然のようにスペイン語を話すと思っており、喋ってくるけど全く分からず、ここは英語で会話。

そして海外でスーパーに行くと釣銭が面倒だからと紙幣をだして硬貨がたまる・・・「旅先あるある」の解消法の一つは、紙幣を手渡した後(日本ではトレーに現金を置くが海外では手渡しが基本)に、手のひらに手持ちの硬貨を見せて「Please Take it!」と言えば、端数の硬貨をレジ係は必要な分だけ取ってくれる。するとお互いに楽できる。
金額も8€(1160円)と夕飯代は日本より安いかも!

第一印象の話。


バルセロナで泊まった最初のホテルは路地に佇む小さなホテル。評価が高かかったので選んだのだけど(このことか!)と思った件。
マネジャーから「快適な旅を過ごせますように」とチョコと置き手紙。
「Where words leave off,music begins」はフロントで教えてもらったけど、部屋では「スポティファイとNETFLIX」が利用可能で、音楽に関しては音声でON/OFF/PLAYができるとのこと。洒落てる!

ただ、部屋にはテーブルがなく(えっ!どこで作業すればいいの?)となりカーテンをあけるとバルコニーがあり、テーブルはそこだった・・・。
バルコニーで作業するなんてオシャレだけど今は寒い。一応、作業を試みたものの数分で耐えきれず部屋に戻る。季節の良い時期は最高なんだろうなと想像。立地もよく中心部にも徒歩圏内、朝食も地下食堂で色々と食べて14,000円/泊+税。

初めて訪れる地では、最初に会う人の印象によって“その街”の印象へ繋がることもあるから大事。「小さな外交」で一期一会の印象って本当に大事。
夕食の買い出しに行ったら親切丁寧に商品について教えてくれたピザ屋の店員さんやグロッサリーストアで小銭を私の手からとってくれたレジ係。名前も知らない、この先も会うことはない人と思うけど、旅の思い出になるのだから出会いは大切に。

2023年2月9日木曜日

迷ってみる。


バルセロナは天候不順。と言っても時間は限られているので辺りを散策!せっかくだから翌日に見学予約のサグラダファミリアまで行こうと歩き出すとポツリと雨が降り出す。
用意していた折畳傘の登場!この折畳傘は青森県へ出張した時にホテルから無償でいただいたモノ。小さく軽くて活躍場面多し!くれたフロントの方もバルセロナでも活躍しているとは思わないだろう。

ただ、雨足は段々と強くなり風も吹き荒れて傘がめくれてしまうほどに。サグラダファミリアに近づけば近づくほど、ビショ濡れの観光客らしき方、働いている方が大勢目に入る。雨宿りする人はカフェなどに避難しているようで、カフェは大入り。
そんな中、路上にタープを張り、炎がメラメラの暖炉を置き、通常営業している店もあり、雨と風と寒さを全く気にしていない(何事もないように新聞読みながら飲み物飲んでた)地元民の根性に敬服。

小雨になるも既に頭以外はビショ濡れ、靴はグチョグチョ。でも、雨のバルセロナも雰囲気がよくて、雨で濡れた路地を見つけては入る。
バルセロナの特徴の一つは「路地の多さ」、それも狭くて迷路のよう。意図的に迷えるのはグーグルマップのおかげ、路地には落書きも多いから夜を想像すると怖い・・。でも洗濯物なども干してあって生活感があって雰囲気がいいのは確か。

さよならバレンシア、こんにちはバルセロナ。


スペインの日の出は8時前と遅い。4時起床、朝の仕事を終えてシャワーを浴びて荷物を整えて7:30にホテルを出発。8:05のノルド駅行きの特急列車を待つも遅延。ホームには観光客や通勤者など(スペインの列車には自転車や電動スケーターを乗せる人も多い)が続々集まる。
遅延の電車が到着。80分の列車旅、窓からの眺めは街から林になりゴツゴツした岩や低い山々な景色が続く、列車内は本を読んだり私のように外を眺める人が多くて静か。

ノルド駅に到着。昨日も通った道を逆に歩きホアキンソロジャ駅へ到着。ホアキンソロジャ駅からバルセロナ/サンツ駅までは3時間。出発まで2時間、駅構内のカフェに入りサンドイッチとカプチーノを頬張りながら作業と休憩。
カフェでの人間模様を見ながらの時間はアッ!と言う間に過ぎて、いよいよバルセロナ行きの列車へGO!
空港並の手荷物検査(バッグもX線に通す)をパスし、スマホにダウンロードしていたチケット(QRコード)を駅員に読み込んでもらい乗車。

バルセロナ行きは混雑が予想されていたので、指定席を購入していて席は1号車2B。
移動時間は流れる景色を見ながら寝落ちするのが至福のひと時(ちなみに列車はユーロメッドという超高速列車で時速246kmと表示されてた)。
うつらうつらマドリード、バレンシアでの日々を思い出し、バルセロナでの過ごし方をイメージ。そして14:30にバルセロナ/サンツ駅に到着。こんにちは!バルセロナ!

2023年2月8日水曜日

真実は一つ!


バレンシア/
カステリョデラプラナ駅では1泊のみ。とは言っても、せっかくだから周辺を散策しようと辺りを見渡しても街は静か。(今日は日曜日だから、どこも休みだよね・・・)と分かったつもりで、先ずは腹ごしらえ。
イスラム教/ハラル料理店で「生搾り100%バレンシアオレンジジュース」「ケバブ」「ベジファラフェル&クスクス」をいただく。この「ベジファラフェル&クスクス」は異国情緒(香辛料や甘みなど)たっぷりの味で(日本にはない味だな)と知ったかぶり。

腹ごなしに散策開始!と言っても、街は”静かすぎ”てシャッターが降りている店が多い。(日曜日はキリスト教の休息日だから仕方がないか・・・)と分かったつもり以上に店が空いてない。空いてる店は地中海が見える観光スポット程度でガラーンとしている。水を買う店さえも探しても閉店(結局、水はカステリョデラプラナ駅内で買う)。
(夕飯はどうするの?)となるもホテル周辺は全滅。でも(すると、どうしてクスクスを食べた店は開いていたのか?)となる。

その答は「イスラム教」だから日曜日は関係ナシ。だから日曜日でも通常営業していて、そこへ偶然に入っただけ。(そういうことだったのか!)と全ての謎(ではないけど)、異国の文化事情を体感する。ちなみにチェーン店系は開いていた。
結局、夕飯は食べず、そのまま仕事などして早めに就寝。翌朝は早いし・・・。

時差失敗。


(あれ?誰も入ってこないな・・・)と思いつつ、待っても誰もZoomに入ってこない。(もしや!)と思い確認すると「時差」で1時間ズレていた(8時間ではなく9時間と勘違い)。
スペインと日本の時差は8時間、日本時間よりマイナス8時間がスペイン時間。だから日本が20時だったらスペインは12時、日本が12時だったらスペインは4時間。時差に合わせたオンラインミーティングの調整は難しい!

突如のポッカリな空き時間。すでにメールや資料作成などに一区切りをつけていたので、再作業は気が乗らず、作業机が外だったので乗り出すとこんな風景だった。観光のオフシーズンだからか、観光客らしきはいるけど人数は少なく、地元民の方が多いような。
スペインの失業率は2013年に26.10%とヒドい数字だったけど、2022年は12.69%まで下がる。ちなみに日本の失業率は2.5%。

しばらくボッーとしてたら、太陽が雲に隠れて途端に寒くなる。(バルコニーからオラ!と登場したら、ツッコミ満載で面白いだろうな)と画策していたけど寒さに断念。
仕事環境が楽しかったり、充実していたら仕事の質も成果の質も上がると信じているから、この点は外せない。特に何もせず、ボッーとしてたらオンライン会議始まり10分前。何事もなかったかのように「オラ!」と言ったら、画面越しに引かれたのがハイライト。

2023年2月7日火曜日

ちょっといい話。


「アクア カリエンテ ポロファボール(お湯をください)」とフロントに伝えたら「(一人だから)取りに来てください」となり、取りに行くと熱々のお湯がたっぷり入ったマグを渡され、「冷めないようにフタをしておいたよ」とマグカップの受け皿をフタにしてくれてた。
おかげで日本から持ってきたインスタントコーヒーが飲める。海外ではホテルにお湯沸かし器がない所も多い(フツーかな)

列車とホームには20cmほどの隙間と高い段差があり、乗降時は気をつけないと転ぶ・落ちる。大きく重いスーツケースを転がしている私でもエイッ!という感じ。
目の前で乗客が止まっていたので止まると、ベビーカーを下ろそうとするお母さんを旅行客が助けていたり、その後はお婆さんに手を貸していたりと、たぶん知らぬ同士と思う人たちの助け合いにホッコリ。

その光景を見る2時間ほど前、対面で座っていたアメリカ人男性と寝ていた私。(!?)と異変を感じて目を開けたら右足ズボンがビッショリだった。
目の前の彼がコップをこぼしてしまい、狭い座席でアタフタしているから「ドント ウォーリー!ウォーターでしょ?」と伝えると「アイム ソーソーリー」と謝る彼。
いづれ乾くし問題ナシ!その後も自分のサンドイッチをくれようとした彼、お元気で!
小さな外交。

常に臨戦体制。


いつ、どんな時でも緊張感を持たないといけないのが海外。特に無防備な時(≒シャワー)は警戒感がなく、鼻歌混じりで浴びていると突然「熱湯」になり、ヒャッー!と思ったら今度は「冷水」になり、熱湯冷水の無差別交互攻撃に合う。
(何かの修行か!?)無防備だから対応が大変!滑りそうになる。

冷蔵庫を開けるとジュースやお菓子が入っている。(むっ!これはもしや・・・)は正解で、「食べたら有料」な品々で、何もしらなかった30年前に色々と食べて高額請求された記憶が蘇る。ちゃんと別に「無料の水(Complimentary Water)」が用意されてる場合が多いから、ガツガツしない。

ヨーロッパは自転車愛好家が多いので「自転車走行レーン」が歩道脇に整備されている。だから不用意に自転車レーンを歩くと自転車の方から睨まれるし、歩道の人も訝しげに見るので要注意。時に轢かれる、ぶつかる時もあるとのこと。睨まれた私、反省。

マスク着用は屋外ではナシ。だけど、美術館などの公的施設、公共交通機関(電車やバス)は必須。バレンシアではマスクを持っていない(していない)乗客はバスから乗車拒否された。
一部の店もマスク推奨で、マスク有りと無しの線引きが難しいのは、海外も同じ。なのでマスクは携帯!

2023年2月6日月曜日

LLOMちゃん。


マドリード/チャマルティン駅から特急でバレンシア/ホアキンソロジャ駅まで1時間49分。列車のチケットは予めomioというサイトで購入していたので「紛失」ナシ!(でも消去はアリ!)
7:15に列車は出発、マドリードの朝焼けを見ながらバレンシアへ列車は快速!ホアキンソロジャ駅に着いたら、今度はローカル線の「ノルド駅」まで歩き、「カステリョデラプラナ駅」まで1時間40分。出発までの30分間の空き時間にバレンシアオレンジ100%ジュースで休憩。

列車は対面型のボックス席で空席に荷物を置いていたけど混雑してきたので荷物を退けたら女の子とお母さんが「グラシアス」と言って座った。
すると、目の前に座った女の子がマジマジと私の顔を見てスペイン語で話しかけてきた。
ビックリ顔の私をお母さんがみかね、スペイン語を話せないと察して女の子の話に割って入るもペラペラと話しかけてくるので「Google6a」の登場!翻訳機能で
意思疎通をはかる。

すると「私の似顔絵」を書いてくれる!本当に私の顔をマジマジみるから、こっちも目を合わせると彼女の瞳がブルーグレイで吸い込まれそうなキレイさだった。
彼女の名前は「LLOMちゃん(呼び方忘れたけど明るい子という意味)」。似顔絵を見せてくれると♡マークまで書いてくれて、お母さんが笑う。それから3人で連想ゲームなどした1時間。きっとアジア人を見たのが初めてだったと思う。
スペイン人の
LLOMちゃんに気に入られ「ココ大付属学園」の子ども達を思い出す。

出発の朝。


マドリードを離れる前日、手元に残った朝食券を“翌日の朝食”として使えないか?の相談に、ホテルが提携するカフェテリアへ。こんな相談をするのは、翌日は6時出発で朝食開始は8時だから。
朝食券をもらったのに無駄にするのはもったいない!と思い無理を承知でお店に行くと・・・。実はその日の朝食も食べていたので顔を覚えていてくれて快諾いただき、翌日用にパイをいただく。

翌日(出発日)は4時起床。朝の仕事を一気に行い、5時30分から出発準備!最初の地マドリードからお土産を増やしてはいけない!と最小限にしても1kgほど重くなる。
6時にマドリード市営のタクシーが玄関に来てくれるはず!タクシーの手配も前日に管理人のアイーダに相談すると代理で予約電話をしてくれた。アイーダには他にもお世話になったの「きのこの山」をあげると「日本大好き!行きたい!」とのこと、小さな外交。

朝6時に重くなった荷物を持ち外に出るとちょうどタクシーがやってきた!(本当に来るのか?少々不安だったのはナイショ)。約20分でバレンシア行きの列車駅「Madrid Chamartín駅」に到着。
辺りは日の出も未だの真っ暗。待ち時間も30分ほどあったので、ベンチに腰掛け、前日にゲットしていた「ハム&チーズ&マッシュルームパイ」をカプチーノといただく至福の瞬間。
さよならマドリード!おはようバレンシア!

2023年2月5日日曜日

本物をみる。


美術館めぐりもミッションの一つ。マドリードは噂通り“美術館だらけ”の街で、初心者はまず、どこの美術館を抑えるのがいいか?
絶対に外せない「プラド美術館」のサイトでチケットを購入(ネットによる事前予約が推奨)しようと金額表を見たら一番最後に「国立美術館三館めぐり」的なチケットがあり「プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館」が32€/人(≒4640円/人)で単館で見るより割引になっていたので購入。

プラド美術館はベラスケス、ゴヤなど宝の山。ソフィア王妃芸術センターはピカソ、ダリなどの宝の山。ボルネミッサ美術館は知識ゼロで(男爵のボルネミッサ家のコレクションって何?)と期待せずに行ったら大当たり。
他2つの美術館は歴史と伝統があり“枠や範囲”が決まっていたけど、ボルネミッサ美術館は元々個人所有だったので所蔵種類が広く500年以上前の宗教画からポップアート、映像作品まであり好みにドンピシャ!

で、ふと思う。良い悪いはさておき「作品を後世に残すには超絶リッチな人たち」がいなければ、これらの作品は目の前で見れなかったわけで、超絶リッチな人たちの役目の一つなのかと。
全く期待していなかったら大当たり気分。4640円だから3館で割ると1館1546円。1館あたり3時間滞在したから1時間あたり515円。ココに来ないと見れない名画(個人的にはゴヤの“我が子を食らうサトゥルヌス”がイチオシ)も多く、
515円/時は悶絶。

襲われる!


2月4日のマドリード中心部の最高気温は18度。半袖の男女、ノースリーブの女性、公園では半裸の男性が日光浴、その脇をダウンジャケットの観光客らしき団体が歩く。私も「厳冬対策」していたけど暑くて仕方がなかった件。半袖なんて一枚も持ってきてないよ!
マドリード中心部はなだらかな起伏があり、登り坂、下り坂も多く、日光を浴びると汗ばむ!
2月はもっと寒かったはず!大丈夫か?地球。

だからかなのか、人出も多く、私たちも予定よりも遠出するとマヨール広場へ到着。中央に鎮座するフェリペ3世のことは知らないけど、さすがスペインの首都。ネット情報では年間800万人の観光客が訪れているとのことだけど、一日平均の21917人/日の多くが、この周辺にいるんじゃないの?というくらいの人混みだった。隣接のサンミゲル市場も人が多すぎて、身動きできなかったほど。

だからなのか、怪人たちも広場にいて記念撮影をしようとしたら、突如チャッキーがフレームインしてきて怖かった件(ホント、突然やってきた)。
この後、チャッキーの両手が私の肩にかかりビックリしてしまう。チャッキーは喋らず「一緒に写真を撮ろう!」というジェスチャーだけど撮ったらお金を要求されるので退散!私だけちゃっかり得してしまう。

2023年2月4日土曜日

早速、やらかす。


(あれ!搭乗券がない!)と気づき、あらゆるポケット、カバンの中を探す。でもない。ラウンジに聞いても「落とし物はない」とのこと。うーむ、どこで紛失したのか・・・。
(やってしまった)と思うも(ネタが一つできた)とも・・・、アホ(笑)。
乗り継ぎカウンターへ行き、事情を話すと再発行してくれる。その際のお姉さんの対応が、とにかく明るくて「全く何の心配もないですよ!」という雰囲気に救われる。ムチョ!グラシアス!

マドリード/バハラス国際空港に到着。預けていた荷物がベルトコンベアーに乗って来るのだけど「ロストバッケージ(荷物が飛行機に乗ってないコト)」が怖い。(そんなコトある?)と思うけど、ここは外国。過去に経験あり、旅のテンションに大きく下がるロストバッケージ。
2個預けたのに1個しか出てこず、数分後にはベルトコンベアが止まった。(えっ!終了!?もしや・・・)と思ってたら、奥のベルトコンベアが動き始め、そこから出てきた!(そっちかい!)とツッコミ!

22時にホテルへ到着するも、イメージと違う!
目の前には大きな木製ドアと暗証番号入力端末だけ。(えっ!ここからどうするの?)と混乱していると、偶然にお兄さんが建物に入ろうとするのでチェックインの方法を尋ねると英語が分からずスペイン語で話してくる。
「ちょっと待ってね!」と取り出すGoogle Pixel6aの翻訳機能。「連絡先を聞いてくるから、中に入りなよ」と招き入れてくれる。お兄さんさんから連絡先を教えてもらうも電話が使えない!

メールが届いてないか調べると届いてる!暗証番号と部屋番号が書いてあり、恐る恐る入力するとガチャ!と開く。混乱と呆然から20分程度の解決。
メールを見落としてた私の落ち度なんだけど、ハプニングは人を成長させる糧と思い、気を取り直して辺りを散歩。

悩みの淵から。


悩みの淵に立つ人から。「自ら手を挙げたから期待されているのに、体調を崩してしまうし、期待に応えてるかも分からない。プライベートもあるし、色々と不完全で挟み潰されそうで悩みっぱな私はダメ人間でしょうか?」的な内容。
そんな悩みに対して私は「極めて健全な悩みです。そりゃ、そうなりますよ・・・。」と素っ気なく、慰めの言葉のない私。だって、経験値がなく耐性もない方に依頼や期待をする方問題がある。そうでなかったらゴメンなさい。

思い通りにいかなかった。悩んで前に進まなかった。やり直すことになった。などのどこが自らを否定や自己嫌悪するのに繋がるのか?全く分からない。きっと悩む当人は真面目で周りを忖度してしまうのかな。
「もっと自分を許していい」とアドバイス。そんな気持ちの変容を促すためにも「毎日、日記を書いてもいい」ともアドバイス。自分に問いを立てて日々を振り返ることで「自分との対話」が成立する。

100歩譲って「そんな気持ちに早く気づけて良かったね。」と伝えたけど、自分とは死ぬまで付き合わないといけないのだから、自分をもっと信じて労ってあげるの大切。
私も悩むことはあるけど、そんな時は頭がスッキリしている朝に解決策やヒントが多い。決して寝る前に悩まない。
そんな私は相談に対してカウンセリングの資格もないし学位も何もない「 インチキ」だから参考まで。

2023年2月3日金曜日

親切か?おせっかいか?


良いのか悪いのか・・という話になるのか?ならないのか?日本で気になるのは「公共交通機関や公共場所での情報量の多さ」。これは観光などで訪れる外国人で日本語に慣れてない人にとっては恐怖でしかないと想像する。

例えばリムジンバスに乗ると「乗車のお礼→最終目的地までのバス停紹介と所要時間→バスは揺れるなどの諸注意→両替が必要な人は事前に両替してバスの遅延防止に協力してほしい→赤信号に止まります→発車します、お気をつけください→バスが止まってから席をお立ちください・・・」と続く。
日本語でしか説明しないから、「???」と不安顔の外国人をこれまでに何人も見たし、尋ねられたりもした。

自分が外国にいる今、ここまで慣れない情報を与えられたら(どこまで必要なの?全部理解する必要があるの?なぜ必要なの?)など混乱すると思う。
でも実際は海外での情報は超シンプルで「分からなかったら尋ねる」が基本。尋ねられそうな質問には先に全部伝えよう!答えようは親切なのか?おせっかいなのか?

私的に言えば「プレゼンテーション」と同じで「言いたいコトと、聞きたいコトを混同」してしまい、結局、肝心なコトは伝わらないというオチにならなければいいけど。
外国に来ると、みんな親切に教えてくれるから一層思ったり。

一瞬の交差。


到着したヘルシンキ空港の周辺は-2度。あれっ!札幌で-11度を“予行体験”してきた身としては拍子抜け。でも午前3:30の空港は人がいないのでヒンヤリ・・・。
機内食の朝食はパスしたので、ラウンジに入って用意されたサラダやパン、ベーコンなどの朝食をいただく。一つ見たこともないパン?のようなものがあったので英語を読んでると「スクランブルエッグやチーズを乗せて食べるんだよ!」とシェフが教えてくれる。

腹を満たすと、今度はシャワーを浴びたくなる。シャワールームの前に立つも使い方が分からないでいると掃除のおば様が「GOボタンを押すんだよ!」と教えてくれて「今から30分使えるよ!」とドアを開けてくれる。シャワールームは広く快適!存分に浴びる。歯磨き、クシ、髭剃りなどが使え、普段は使わない「保湿液」も。なんとも異国の匂い・香り(柑橘系)が漂いテンションがあがる。

シャワー帰りに朝食を食べたスペースを見ると1人しかおらず、食べた時は20人ほどいたから、皆さん、それぞれに目的へ出発したのだろうと想像すると実に面白い。まさに「一瞬の交差」で素性も知らないけど色々な人がいるなぁと実感(お前もだろ!と言われそう)。
まだ最初の目的地であるマドリードに着いてないのに既に満足してる(笑)。
これから予想もしないハプニングやトラブルが多々起こるはず、嵐の前の静けさか!?

2023年2月2日木曜日

まずはフィンランドへ。


出発前夜になって知ったのは「Googleドライブの容量が心細くなっていたこと←慌てて写真や書類を削除して2GBの容量を確保する。」「国際線機内のwifi接続は有償(接続分数で加算)なこと←国内線は無料だから、国際線も無料と思い込んでいた。」そして「帰国後の円滑な入国審査に事前登録をしておいた方がいいこと←面倒と先送りしても仕方がないので接種証明書などをスキャンして登録を済ます」。知らないこと多し!

海外でのネット接続をどうしようか?と悩んだ結果、今回は「EU圏対応のモバイルルーター」を借りる。それも使用量無制限タイプ、だから1日あたりの使用料金も2000円/日と高い!でも、同時接続もあるしファイルのやりとりもあるし、オンラインミーティングもあるから仕方がない。
両替は手持ちのガイドブック(ブックオフの2018)では128円/€だったけど、148円/€だった。

出国審査はハイテクスキャンで映画「トータルリコール」を彷彿させる。パスポートをセットすれば数秒で終わり、顔認証も数秒。最後はインスペクターにパスポート見せて終わり(パスポートにスタンプを押して欲しかったから“わざわざ”お願いする)。
パッと見は外国人も多く賑わっているように見えるけど、閉店しているブランド店も多く(この人数では採算取れないんだな・・・)と勘ぐったり。

最終兵器FC。


「泉谷さん!申し訳ないです!全カットになりました!」
とPから連絡。こればかりは私たちが「あーだこーだ」いう権利はなく、連絡くださったPに御礼。エキストラなどでご協力いただいた皆さんには申し訳ないけど、こればかりは私たちでもどうにもできない。
願うのはカットされることで、作品の内容や質が良くなること。撮影現場という非日常を味わえたことでご了承いただきたいのが私たち。

20年前(2003年)、「世界の中心で、愛をさけぶ」で急遽、アキとサクが下校中に寄り道をするシーンの撮影となり、エキストラがおらず「泉谷さん!出て!」と、アキとサクの近くを歩く通行人役で出演。オロオロな演技がダメだったのか、後にプロデューサーから「寄り道シーンは全カットになっちゃったよ(笑)」と。残念感と安堵感が入り混じったあの感情は忘れられない。結局、特典映像に入った(はず)ようだけど見てない。

FC担当者はエキストラの最終兵器で、“その時”が来たら逃れられない。「がんばっていきまっしょい(TV版)」では、1回目に体育の先生役がおらず、急遽の体育先生役。
一度だけで十分!と冷や汗かいたら、また体育の授業があり「同じ人じゃマズイでしょ?」と言われるも、今度は錦戸さん、鈴木さんと絡み「頼むよ」のセリフ付き。演技指導までされて、エキストラじゃないよ!と思うも、終了後は撮影スタッフから「ブルーリボン(新人賞)ですなぁ」とイジられた件。