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2023年2月5日日曜日

本物をみる。


美術館めぐりもミッションの一つ。マドリードは噂通り“美術館だらけ”の街で、初心者はまず、どこの美術館を抑えるのがいいか?
絶対に外せない「プラド美術館」のサイトでチケットを購入(ネットによる事前予約が推奨)しようと金額表を見たら一番最後に「国立美術館三館めぐり」的なチケットがあり「プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館」が32€/人(≒4640円/人)で単館で見るより割引になっていたので購入。

プラド美術館はベラスケス、ゴヤなど宝の山。ソフィア王妃芸術センターはピカソ、ダリなどの宝の山。ボルネミッサ美術館は知識ゼロで(男爵のボルネミッサ家のコレクションって何?)と期待せずに行ったら大当たり。
他2つの美術館は歴史と伝統があり“枠や範囲”が決まっていたけど、ボルネミッサ美術館は元々個人所有だったので所蔵種類が広く500年以上前の宗教画からポップアート、映像作品まであり好みにドンピシャ!

で、ふと思う。良い悪いはさておき「作品を後世に残すには超絶リッチな人たち」がいなければ、これらの作品は目の前で見れなかったわけで、超絶リッチな人たちの役目の一つなのかと。
全く期待していなかったら大当たり気分。4640円だから3館で割ると1館1546円。1館あたり3時間滞在したから1時間あたり515円。ココに来ないと見れない名画(個人的にはゴヤの“我が子を食らうサトゥルヌス”がイチオシ)も多く、
515円/時は悶絶。

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