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2022年2月20日日曜日

計算は正しいか?


「食べ方、飲み方のDIY」と共に主流になった「サブスクリション(定期購入)」。「本体を無料で使えます!」と言う声に釣られて見たら、アラ!気になっていたジューサーだった。
聞けば「本体を無料で貸し出す代わりに毎月、柑橘を買ってほしい。」とのこと。コーヒーなどでは既に浸透している「毎月決められた数量を購入すれば本体は無料」と同じサービス。「へー!面白いですね。」とジューサーから出たジュースを試飲させてもらう。

「詳細はウェブで!」と言われたので、見てみると本体価格は60万円。この価格を無料にするには2年(24ヶ月)縛りが条件で、毎月、10ケース分の柑橘を買わなければならない。
1ケースは5500円/月なので、10ケース×5500円=5.5万円/月。最低2年縛りなので、5.5万円/月×24ヶ月=計132万円となる。132万円を支払えば2年間無料で本体価格60万円のジューサーを無料レンタルできる???。

ん!?なんか変だぞ?本体価格が60万円だから60万円払えば所有できるのに、どうして132万円も払ってレンタルになるのだろう?2台買っても120万円なのに・・・。それに毎月5.5万円分の柑橘ってどれほどの量と質なのか?私だったら60万円で本体を購入して河内晩柑を別途購入して活用する。だって132万円も払ったら、回収は提供するサービスにかなりの額を上乗せしなければならないよね。私の計算間違いであってほしい。

2022年2月19日土曜日

ミニマリスト。


「ミニマリスト」って2015年の流行語大賞にノミネートされてたのね。取材も受けてないのに「手放しても後悔しなかったモノ」で盛り上がる。「カーペット、テレビ(台)、ソファ、隙間の活用と思って買った細狭棚、姿見、バランスボール、食器棚、洋服ダンスなど」色々と挙がった手放しても後悔しなかったモノ。単身の私のBEST OF 手放しても後悔しなかったモノは・・・。

【第3位】ゴミ箱→以前は部屋にゴミ箱を置いていたけど、単身になるとゴミ量が減りゴミ箱自体が不要に思えて消去。ゴミは台所にある小さなゴミ袋1つで十分。

【第2位】テレビ→これは単身だから。テレビが鎮座するのは部屋が狭くなるから家族が持っていってくれて良かった。自分一人では16インチの PC画面で十分。

【第1位】冷蔵庫→これも単身だから。来月で冷蔵庫なし生活が1年になる(祝)。特に今は“部屋の中が冷蔵庫”のように寒いから問題ナシ!必要な分を必要な時に買いに行く。

モノがないと何が良いかと言うと「掃除が楽(掃除機で10分あれば完璧)」「モノを把握できる(わからないモノがない)」「部屋でも視界が明るい、広い(モノを置く面積が少ない)」。ちょっと殺風景で生活感がないかもと思うけど、目指せ!ミニマリスト、ミニマリズム。取材しにきてくれないかな。

妄想モノがあった件。


(あぁ、コレコレ!)と思ったのが、柑橘などの果実をかき氷用の氷に入れたブロック氷。「これは業務用ですか?」「はい、夏祭りなどのイベントへの出荷が多いですね」「じゃあ、昨夏はコロナ影響で大変だったでしょ?」「えぇ。大変でした。今夏もどうなるか分からないので“かき氷化した商品”の販売を始めます。」と、出展者との会話。「この業務用の果物入り氷は家庭用にはできるんですか?最近の家庭用のかき氷機は色々ありますよね?」

「家庭用も試しました。が!果物の皮や繊維が刃に目詰まりすることが多くて、家庭用は難しいとなりました。」と、参考になるいいことを聞けた!家庭用かき氷機は氷を回す回転速度が遅く、氷を削る刃が薄い上に強度が足りないとのこと。業務用は氷を回す回転速度が早く、刃は厚く大きく硬いとのこと。妄想していた仮説は成立しなかったけど、原因や理由が分かったので対応策を検討できるようになる。

「かき氷ってベジタリアンとかヴィーガンとかハラルでもいけますよね?」「そうなんです!実は今、コンデンスミルクを豆乳で作ろうと挑戦中です、牛乳アレルギーの方にも食べてもらえるよう開発中です。」「面白いですね!できそうですか?」「コンデンスミルクの甘さの再現を何で代替えしたらいいかの途中です。」と見ず知らずの私に熱く語ってくれた出展者。
ヒントを引き出せるか?という話。

2022年2月18日金曜日

トレンドは・・・。


巣篭もり需要が2年も続けば、家飲みに変化が出るのは当然。毎回、外で買っていては安く感じてもチリツモで意外な出費大になる。そこへ【飲み物・食べ物DIY】の登場。写真は人気のクラフトコーラを自宅で作れる!をウリにしていた品。ポイントはレモンでもショウガでも作れる点で参考に「レモン+ショウガ」を飲ませてもらう。シリーズとして「レモネード版」もあり、いわゆる“〇〇の素”は昨年より多かった。

別出展では容器に入っている原液が25%ほどしかなく、よく見ると「つくるシェイク!」と書いてあり、牛乳を入れてシャカシャカ振れば果汁シェイクの出来上がり。いい発想だけど第一印象がちょっと貧素に見える(空き容器に見えるから・・・)のが惜しい!
以前に「てづくり醤油」などの名称でアゴやイリコ、コンブなどの乾物が入った容器だけが売られ、そこに好きな醤油を入れたら「マイオリジナル醤油」が作れる品があったな。

【飲み物・食べ物DIY】の特徴は、最後の工程(フィニッシュ!)がユーザーに委ねられている点=オリジナリティ(独自性を出せる)な点。95%ほど完成しているから失敗がないのも満足ポイントのようで、「人と被りたくない」と思う人のハートをギュッ!と掴んでいる。実によくマジョリティ(多数派)のニーズを掴んでいて、ウォンツに昇華して提案していて参考になる。このトレンドは当分続きそう。

距離を無効化。


相談相手は松山から1300km離れた方。地域づくりなどのご縁が紡がれて届いたけど、1300kmも離れていると現場の様子が分からない。さすがの
妄想もトンチンカンになりそうなので、どうしたらいいものかと思案中。早速、相談相手の周辺にいる仲間に相談すると「いつでも行きますよ!」と心強い言葉。そうそう、地域づくりって一人では何もできないし、協力者あっての活動と賜物だよねと。

1300kmの次は400km離れた方からの相談。制度や体制などの変更から事業の刷新を迫られての相談は「非営利事業の可能性」について。非営利事業はボランティアではないこと、事業の継続に必要な経費を稼ぐのは当然!成果などを活用して収益力UP!などを話すと驚かれていただけど、非営利事業に感じていたモヤモヤを少しは払拭したつもり。ようこそ!面白くて楽しい非営利事業ワールドへ!

最後は800km離れた方との情報共有。業種に関係なく今後の可能性を広げるのは「コラボレーション」が有力で、互いのリソースを最小限に提供できる小さな連携から始めている(万が一、うまく行かなくてもダメージは自己で回収できるから)。その甲斐あって今のところ、順調に育めていて良い感じ。
何が言いたいかと言うと「物理的な距離は仕事に支障はない。」ということ、だから地方にいても問題を感じない。*業種によります。

2022年2月17日木曜日

最近の撮影支援現場から。


1日に撮影相談が複数あれば色々ある。「〇〇な企画があるのですが、いい場所ありませんか?」とか「ご興味ある方をご紹介していただけませんか?」など、事前にロケ場所を決めていない相談。また「企画書を拝見できますか?」とお願いして届いた企画書は、主旨や撮影内容がいかに素晴らしいかとい少しピンとがズレた資料だったり。FCは撮影の相談に対応しますが斡旋はしません。

撮影現場もDX化の波。打ち合わせでラインPが取り出したのはiPad。起動させてスラスラとペンで書いて見せてくれたり、撮った写真を加工したり。また、別の機会では制作部同士がiPadでスクショしたメモを活用して打ち合わせ。私は手書きメモ。「エアドロでいいですか?」「いいよ」と、何の話かと思えば「AirDropでファイル共有」の意味。そう言えば神戸FOもササッ!とカバンから出してサクッ!と情報検索してカッコよかったな。

「今は案件ごとにメールのやりとりが主流ですが、直接のメッセージとかスレッド立ててサクッ!とやりとりしたいです。」と現在の課題を伝えると「おぉ!それは良いですね。わかりました!」とDX化担当者。「ついでに英語で届いた相談内容を日本語に自動翻訳して表示してくれたら嬉しいです。」「んー!それは別!」とのことで調子に乗りすぎました私。早く手書きメモから脱出しないと・・。

力より量。


思考力とか発想力と言うのは、拡張機能やアプリのように実装したりインストールすれば備わるものではなくて、「思考しやすくなる/発想しやすくなる脳ミソ」に鍛えるようなイメージ。だから「力」は結果であり、鍛えるためには「量」というイメージがあり、思考量とか発想量が求められ、仕事中はもちろん、移動中や就寝前(に考えるのが至福の時)など、常に巡らせているかどうかが鍵になる。

「考える=妄想」でシュミレーションと言えばカッコよく聞こえる。でも、大抵は考えは途絶えるし忘れる(例:電車の中で妄想しても降りる駅につけば止まるし、昨日妄想したコトは断片的にしか思い出せない)。だから何度でも“つづき”のようだったり“まっさら”のように考える。映画で例えるなら「オール・ユー・ニード・イズ・キル」みたいに、死んでは経験値を積んではまた死んで経験値を得るみたいな感じ(違うかな)

思考する、発想する対象やモノゴトは、平面ではなく多面的なので、面のそれぞれは世の中との“接合面”と考えるとおのずと思考や発想の切り口は異なり、各面から放射線状に広がるイメージだけど、どこかで【交わる】ことがある。その点が対象物の共通点だったりする。思考量や発想量が必要なのは、その交わる頻度や数、質などに精度や確度を求めたいから。思考量や発想量とアイデアの量・質は比例するは本当。

2022年2月16日水曜日

映画メモ。


うーむ。「劇場版 呪術廻戦0」が110.9億円の興行収入を突破。歴代興行ランキングは南極物語(110億円/1983年)を抜いて27位に浮上。間違いなく、2022年の興行成績第1位になるだろうなと。100億円を超えるのが珍しくなくなってきている気がして、これは映画の見方がイベント化しているのかな。2019年から「天気の子(141.9億円)」、2020年は「鬼滅の刃無限列車編(404.3億円)」、2021年は「シン・エヴァンゲリオン(102.8億円)」と3年連続のアニメ。そして4年連続の予感。

ドッー!と溢れる情報に溺れる前に「ウエスト・サイド・ストーリー」を公開にあわせて鑑賞。公開3日間で2億円の興行収入。1961年版の大ファンで長女が生まれたのを機にDVDを買い、赤ちゃんだった長女や妻たちと何度みたことか。歌、音楽、シーンの全てがわかっているのに何度も涙した満足の150分。こういう映画の見方もあるのねと思わせた作品。大スクリーンで観る作品。

そんな話題とパラレルに動いている配信作品。“会員しか見れない”という作品性から一般に話題が伝わることはないけど、ディズニープラスの世界会員が1億2980万人になり2021年10月-12月に会員が1200万人増えたとのこと。NETFLIXの会員は2億2184万人といわれ、同時期の新規会員は828万人に留まったとのこと。作品の引き抜きがあったり、月額料金があがったり・・・。日本でも撮影も増えるだろうな。

2022年2月15日火曜日

ロケ地めぐり造成のポイント。


各地のFCが行なっている「ロケ地めぐり」。ただ今はコロナ禍で制限や配慮が求められ、窮屈ですが、跳ね返すほどの熱量が高いロケ地めぐりはどんなものか?神戸フィルム・オフィスが今年度10回も実施したロケ地めぐりの最終回に滑り込む。そこで見たヒントとは。

(1)準備と調整
支援作品からロケ地を洗い出し、支援内容を知らないスタッフと情報共有して、ロケ地めぐり用に改めて関係者へ連絡や調整、時間進行や下見などが満足度獲得のはじまり!

(2)演技(演出)の紹介
ロケ地に到着して、シーンの紹介をする際にキャストになりきったり、キャストの立ち位置、カメラのアングルなどを説明すると、聞き手は物語が想起されて追体験する。

(3)FCしか知らないエピソード
撮影現場にいるFCは、撮影支援エピソードをたくさん持っており、ナイショ話もある!?そんな撮影秘話を持っているのはFCだけで、ロケ地めぐりだけでしか聞けない。

(4)移動中の繋ぎ&振り返り
バスに乗車中の会話は制限されるから、車内は静かで寂しくなるからガイド役のFCは、次の目的地の見どころや直前に見たロケ地のこぼれ話、PRなどで乗り切る!

(5)機器
今回の秘密兵器には「機器」があり、コロナ禍で大声を出せないので、参加者には小型チューナーとイヤフォンが配られ、FCが小さく話す内容も耳元でしっかり聞けた技術の勝利!

(6)方言
方言を喋れないので方言に憧れる。それも関西弁、神戸弁はいい!当人は全く感じてないけど、方言は「地域らしさ」の象徴であり、県外から来た人には旅感を与える。

(7)晴れ男/晴れ女
10回の実施で一回も悪天候に見舞われず、参加した最終回も晴天という「持っていた」ロケ地めぐり。スタッフに晴れ男、晴れ女がいると話題が一つ増えると実感。

2022年2月14日月曜日

神戸市内をロケ地めぐり。


めっちゃ愉快やったさかい関西弁に変換して書く。何の写真か言うと、ロケ地めぐりで公園での撮影を紹介しとったら、公園の向こうにおった子供たちが自転車に乗って集まってきた件。子供たちに声がけも、派手な紹介も一切なんもしてへんのに、「子供たちの面白感知アンテナ」はビンビンで「なにしてんねん?」て、あっちゃこっちゃから集まり、ブレーメンの音楽隊のようにゾロゾロ移動したんや。なんかおもろう感じたんやろうな。

海あり、山あり、街ありの神戸市内のロケ地めぐり。ニュージーランドの「ホビット」やら、ニューヨークでの「SAC」、ソウルでの「愛の不時着」のようにロケ地を回ることで物語の追体験ができるロケハンツアーは人気。
日本でも旅行会社が企画しとるけど、彼らは「撮影現場におらへん」から臨場感あるエピソードは伝えられへん。その点、FCは「撮影現場におる」から時に痛いほど話が刺さる(私だけかな・・・)

普段、見慣れてる地域や街やのに、あり得へん非日常の舞台になったり、描かれるっておもろい思うねんけどな。ちなみに写真の公園は「寄生獣」で市長(寄生された悪市長)の選挙演説シーンやった。
FCしかでけへん業務内容を変換して地域に還元する一つが「ロケ地めぐり」。このロケ地めぐりの実施に際して、許可や申請やらの調整をした言うんやさかい、参考になるわ。神戸フィルムオフィス。

職について。


業界の縁にいる我々にも届いてしまう「人材不足」の話題。「ホントにいないんですよ。人が集まらないと延期もありますよ。」“猫の手も借りたい”とはこのこと!と思うほど深刻な人材不足。実際はギリギリいるんだけど「層」が厚くないから穴が開くと、フォローできないほど薄い。これ、映画・映像業界に限らず色々な所で聞くし、層を厚くしたい気持ち、スゴくよくわかる。“質”の話は置いといて。

「誰でもできる」仕事は「機械にもできる」と見なされ、10年後には多くが無くなっていると予想されていて、じゃあ「10年後」も残ってる仕事ってナニ?となる。私は「無形を扱う仕事」と思っていて、なおかつ「人」がキーワードかな?と。表現を変えれば「効率性、合理的を価値」とされる仕事はどんどん機械に置き換えられる反面、「非効率的にならざるを得ない」仕事は人の仕事かも?と妄想。

とは言え、無くなる仕事もあれば、その時代や価値観に合わせて生まれる仕事もある。
25年ほど前、「何でも屋」をしていた友人がいて、忙しくしていたのを思い出す。当時から特に一人暮らしのシニアから「おつかい、犬の散歩、片付け、話し相手、病院への予約、役所への代理申請など」一人一人のカスタムオーダーに応えていたっけ。今の職業が選択肢の全てではないという話。FCだって20年前までなかった職業なんだから。

2022年2月13日日曜日

愛媛のお土産考察。


年間30個ほど「愛媛からの手土産」を訪れる先に渡します。
これまでに「タルト、坊っちゃん団子、母恵夢、霧の森大福、薄墨羊羹、山田屋まんじゅうなど」を購入し、先日の沖縄には「鯛せんべい」を持っていきました。これらは人数の多い職場用で「(けずり)かまぼこ、じゃこ天などの練り物、柑橘ジュース、今治タオル(のハンカチ)、鯛めしセットなど」は個人向けに。残念ながら「ご当地モナカ」は持っていけず・・・。

こだわりの方へは農家などが作っている(絞っている)少量生産の「果汁100%」が人気。コロナ禍なので「個包装」は必須なんだけど、メーカーは状況の変化をご存知なのかな?と思ったり。過剰包装、食べた後のゴミはエコなどの観点から言えば改善所。商品を崩さない配慮はいいんだけど、「桔梗信玄餅」が容器をモナカにしたように、老舗でも銘菓でも変化/進化できる点はあると思うんだけどな。

そして個人的に最も思うのは「一つの量が大きい」と感じること。
ひと回り小さくてもいいんじゃないかな?と思う。この問題は「ご当地モナカ」にとっても最大の懸念事項で、1個が大きい。できれば20市町の形をかたどった「ご当地モナカ」があれば「はい、あなたは愛南町、あなたは四国中央市」と話題になるのにな・・・。話題が逸れてしまったけど、時代のニーズに合わせたお土産を
(コスト問題も承知ですが)切望。

2022年2月12日土曜日

エール!


自己表現ができるなら何でもいいと思う。スポーツでもいいし、演奏でもいい、描くことでも、ゲームプレイでも、デザインでもいい。勉強でもいいし、踊り、カメラ、詩、演劇、貯金や料理などもあるかもしれない、とにかく何でもいいと思う。なぜなら、一人一人が大切にしたいことは異なるから。シンプルな考え方。なおかつ、一途な全うも良いけど、年齢や経験などで表現方法は変化もある。ココ大切!

厄介なのは、自己表現の場合、周りはアウトプット(≒出力)に注目しがちだから、スポーツや勉強、ゲームなら順位や得点だし、金額や人数などの単位で測られると自動的に他と比べられて、自身にとって大切な「アウトプットまでの過程」は軽視される時があること。単純な分かりやすさへの偏重を感じる中でアウトプットは過程に紐づけられた単なる結果でしかない。と、頭では理解できても実際は難しいという話。

「企画立案」も一つの自己表現と思っていて、立案者らしさが反映される。突飛な企画は出にくく、これまでの感性などが結実するのが企画。そしてアウトプットよりもアウトカムが求められる点がいい。要は考えて考えてゼロをイチにする人、イチをニやサンに広げる人はスポーツや芸術、勉強や料理で自己表現する人に匹敵するほど素晴らしいのである。悩んでいる人へのエールのつもりが自分に書いてたかも!

お裾分け。


何度も着信があったけど外出中で出れず、忘れていたりして出たのは最初の着信から2日経ってから。「はい。」「もしもし?宇部市からの荷物を預かっていますが、ご在宅ですか?」「いいえ。不在です。」「お届け品が生物なので配送センターに戻します」「はい、ナマモノ?」。そして、また別の電話に出ると別の人「もしもし?」「宇部観光協会です。お届けの荷物ですが生物なので賞味期限がありまして、(中略)ご了承いただけますか?」「はい・・・。」ハテ、何だろう?

数日後。ピンポーンに出ると宇部観光協会からの荷物。「要冷蔵です。」と配送の方。(むむっ!我が家に冷蔵庫がないのを知ってのことか?)と思いつつ重量感ある黒い箱を入れると、宇部市への観光アンケートに応募したら当選してた件。すっかり忘れてたよ!練り物、海苔、ラーメン、粒ウニの瓶詰めなどが入った豪華セット!とは言え、単身だし開封したら保存する冷蔵庫もない!考えて・・・。

「もしもし、兄ですか?」「どうしたの?」「貰って欲しいモノがありまして・・・」と、義兄家族へ要冷蔵品をお裾分け。これで宇部市のおいしいが2倍に広がった。こういうのって当たる気が全くしないけど、本当に当たるのね。こうして発信することで、これも「関係人口」のきっかけづくりの一つか。それにしても、宇部市の観光振興にどんな提案をしたのか?忘れてしまったよ。

2022年2月11日金曜日

誠意作成中!


仲間を紹介することなんて滅多にないから(勝手に)紹介。
佐藤さん(札幌FC)は、地場産業が映像産業でもある札幌で助成金など先駆的な取り組みからFCの可能性を広げている他、道内のFCをまとめている方。JFCの副理事長でもあり、私を支えてくれている。第一回愛媛国際映画祭で札幌FCは受賞もしました。

井芹さん(福岡FC)は、3ヶ国語を駆使して撮影に寄り添う方。アジアフォーカス-福岡国際映画祭にも携わったり、映画「Fukuoka-福岡」では俳優デビューも果たしている方。たまたま観たら出演していてビックリしたっけ。

上田さん(北九州FC)は、いつも示唆を多くくれる方。北九州FCと言えばアフガニスタンに見立てた撮影など破天荒なイメージがあるけど、個人的には街のど真ん中の商店街で撮影した「TOYOTA G's」のCMが大好き。

西崎さん(広島FC)は、今、FCの中で一番ホットな人かもしれない。「ドライブ・マイ・カー」旋風はアカデミー賞ノミネートで沸いているけど、全国各地のFCにとっても明るい話題。FC歴は19年と長く一緒に香港国際映画祭にも行ったな。

と、言う素敵な方々が登壇する「映像、広島、この指とまれ!(主催:文化庁/ジャパン・フィルムコミッション 協力:広島フィルム・コミッション)」は2月19日(土)10時から12時30分まで、広島国際会議場「ヒマワリ」で行われます。私はと言うとイントロダクションとしてFCの紹介プレゼン役。今日中には資料を提出しないと!

まちぶら番組のように。


休日ネタ。スマホに入れてる「ウォーキング/移動系アプリ」は3種類。その中で昨年5月に入れたCokeOnチャレンジは、毎週35000歩のノルマを達成し続けていて累計210万歩に迫る。38週間なので計算すると55263歩(7894歩/日)/週。1時間程度(約4km)まで苦なく歩けるようになったし、知らない街を迷いながら歩くのは、さながら「まちぶら系」の番組を一人でしているようなもの。

ご褒美は、毎週35000歩を達成するともらえるスタンプを、15個集める度に1本のコカコーラ社の飲み物が貰える(約160円/本)。これまでに5本貰ったのは自販機で買ったり、ボーナススタンプなども得て知らないうちに貯まりラッキー!と、どんだけ幸せの沸点が低いのか自分でも呆れるけど、210万歩歩いて飲み物5本(=800円ほど)。
歩くだけで貰えるし、運動不足解消にもなるし、思考の整理時間にもなって私にはピッタリ。

もう一つの「Miles」は歩数じゃなくて距離換算が自動でされるから知らないうちに16000マイルを超える。マイルはモノやサービスに交換できるけど12000マイルでAmazonギフト券が100円分なので、セーブ・ザ・チルドレンに全マイルを寄付しようと20000マイルへ向けてコツコツと貯め活動中。こういう寄付なら“わざわざ感”がないから誰でもできると思う。
できることを続ける。

2022年2月10日木曜日

祖谷でも名古屋でも沖縄でも。


「調べる」とは【数える・比べる・訪(尋)ねる】と、教えてもらったので、実践してるつもりだし、そう伝えている。数える・比べるは一人でもできるけど、訪れるは一人ではできず“相手”が存在する。相手を知るには直接会わないと聞き出せないことも多く、また地域を知るには博物館や美術館、産直市などに行くのが最も効果的と思っていて、先日も産直市に連れていってもらう。

やはり現地でお話を伺うのはリアリティや深さがあって納得感が高い(ネット上の情報はサラリとして浅いというか軽いというか・・)。一言で言えばワクワクし、これまでの経験などと“比べる”と新しい問いが出てくるのが楽しい。その地域ではごく当たり前の話題や事象に(そっか!気づかなかった)ということもあり、やはり【訪(尋)ねる】は大切。オンラインで分かったつもりに警鐘したい。

大所帯から、すっかりソロ活動になってしまったけど、そんな時期もあって良いと思えるようになった。ソロになっても訪(尋)ねる所には仲間がいるから一人だけど独りではない(あぁ、また都合のよい言葉を使ってしまった)。「戦場カメラマンみたいですね」と、色々と窮屈で世知辛い弾丸が飛び交う社会の合間をくぐり抜けている表現が妙に的を得ていて、今日も北へ南へ西へ東へ。

私にしかできないこと。


ブログ(学長日記)やSNSは、誰でも、いつでも、どこでも見れる「ポートフォリオ(≒実績)」
みたいなもので、閲覧している人は誰だか分からない。でも“誰か”は見てる・読んでくれていて、数本も読めば(あぁ、アイツはこんな考えを持ってる奴だ)と、分かってもらえると思う。
「Believe and doubt yourself more than anyone else.(誰よりも自分を信じて疑え)」は映画「新聞記者」のキーワード。問いを立て振り返ることで、その時に思った・感じたコトを“荷下ろし”してるつもり。

上手に手放す・区切らないと引きずられてしまう。「ご相談が・・・」と突然の連絡は本当に突然で、心の準備も整わないまま本題に。でもストレートでダイレクトな話は聴く側も解釈に誤解が生まれなくていい。とは言え「私、本当に何の資格も免許も無いです。資質だって怪しいもんです・・・」と、率直に言うと「十分な実績があるじゃないですか」と・・・涙。

これまた今まで経験のないゼロイチが、あっちでも、こっちでも、そっちでも動き始めステークホルダーがそれぞれに異なるから丁寧にしないとね。事業のゴールは描けるものの、ゴールへの過程はボンヤリしていて(そこに期待してるんです!)と、ハードルをググッ!と高める担当者。せっかく預かるのなら、自分も楽しく取り組めて学びたい。と、今年度も終わってないのに次年度以降の話。現実からの逃避行とも言う。

2022年2月9日水曜日

ロケハン解放はどうか?


妄想をSNSで書くのもどうかと思うけど、書くことで実現性が増すと思うので書く。それは「ロケハンを解放できないか?」という話。フィルム・コミッションの大きな役割に「撮影(ロケ)候補地を探す」があり、候補地情報を多く持っている=制作関係者へ提案も多くできる。その結果、撮影に結びつく確率は高くなる(と思う)。そして、地域にとってはPRに結びつくというストーリー。

ただ、ロケハン撮影には“コツ”があり、先日の研修でも経験の浅い担当者から「ロケハンの仕方」について質問があり答えた所。そしてロケハンでは対象物ごとに「季節、時間、天気」があるから【永遠に終わらない】のが特徴。なおかつ!これまでは静止画(写真)だったのが、パノラマ写真になり、パノラマ動画から360度動画、先端FCでは4K(いづれ8Kまでするんだろうな)撮影までしてロケ候補地情報を揃えている。

コツは観光写真ではないので、“ヘリやキワ”からの絶景や風景は必要ナシ!キャストが演技できる空間を含めていることが絶対条件なので、必ず【地面(≒キャストが演技する場所)が映っている】のがロケハン写真。
これらのコトを知識ゼロだった私に親身に教えてくれたのは行定勲監督と篠田昇撮影監督(「セカチュー」の時)。なんで、あんなに親切に教えてくれたのか今となっては分からないけど、よほど「教えないとヤバイ」と思われたのかもしれない。

2022年2月8日火曜日

迷ったら前へ。


「飲まず食わずですよね?」「あっ、そうか!」「腹減りません?」「忘れちゃうんだよね?」「???」「職業体質かな。スイッチが入ると何もかも(食欲も水分補給もトイレも全て)が止まるんだよね。撮影が始まるとそうじゃない?」「???」「20年もしてると体質が変わるのかもね。」という謎会話。スイッチは自分への意識で、その日に大きな目標があると自動的に体調が変わる謎システムを持つ。「水分補給はしてくださいね・・・。」

観光地に萌えたり、萌えなかったり。とても綺麗に整備された観光地・集客地には萌えず、経年劣化によるサビ、崩れなどにシビれ、人の営みを感じることができれば脈々と受け継がれた文化や習慣に感動し、横道や細道、裏道があれば間違いなく進む。「迷ったら前へ」はFCの格言(私が勝手に言ってるだけ)で、来た道を後戻りせず、前進してロケハンを続けるべき!で見つけたロケ地は少なくない!

ご当地チェック。フィルム・コミッションの立場を活かして全国各地の名産品を見て回るするのが趣味(商品開発などの仕事にも役立つし)。商品の裏側をつい見てしまい、製造者や原材料をチェック!できれば訪れた地元で製造された品を購入したいし、原材料も種類が少ない方がいいと思うし、よく分からないカタカナ原料は避けてしまったり。
でもジャンクフードは好きという面倒なヤツ。