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2022年2月15日火曜日

ロケ地めぐり造成のポイント。


各地のFCが行なっている「ロケ地めぐり」。ただ今はコロナ禍で制限や配慮が求められ、窮屈ですが、跳ね返すほどの熱量が高いロケ地めぐりはどんなものか?神戸フィルム・オフィスが今年度10回も実施したロケ地めぐりの最終回に滑り込む。そこで見たヒントとは。

(1)準備と調整
支援作品からロケ地を洗い出し、支援内容を知らないスタッフと情報共有して、ロケ地めぐり用に改めて関係者へ連絡や調整、時間進行や下見などが満足度獲得のはじまり!

(2)演技(演出)の紹介
ロケ地に到着して、シーンの紹介をする際にキャストになりきったり、キャストの立ち位置、カメラのアングルなどを説明すると、聞き手は物語が想起されて追体験する。

(3)FCしか知らないエピソード
撮影現場にいるFCは、撮影支援エピソードをたくさん持っており、ナイショ話もある!?そんな撮影秘話を持っているのはFCだけで、ロケ地めぐりだけでしか聞けない。

(4)移動中の繋ぎ&振り返り
バスに乗車中の会話は制限されるから、車内は静かで寂しくなるからガイド役のFCは、次の目的地の見どころや直前に見たロケ地のこぼれ話、PRなどで乗り切る!

(5)機器
今回の秘密兵器には「機器」があり、コロナ禍で大声を出せないので、参加者には小型チューナーとイヤフォンが配られ、FCが小さく話す内容も耳元でしっかり聞けた技術の勝利!

(6)方言
方言を喋れないので方言に憧れる。それも関西弁、神戸弁はいい!当人は全く感じてないけど、方言は「地域らしさ」の象徴であり、県外から来た人には旅感を与える。

(7)晴れ男/晴れ女
10回の実施で一回も悪天候に見舞われず、参加した最終回も晴天という「持っていた」ロケ地めぐり。スタッフに晴れ男、晴れ女がいると話題が一つ増えると実感。

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