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2015年2月20日金曜日

私の仕事は。

インターネット入校に四苦八苦。結局、カスタマーサービスが操作して完了。この20年で「版下入校→データ持込入校→送信入校→画面上で直接入校」と利便性は高まったけど、つまづくと一切対応できないのが怖いね。四苦八苦の傍らで20歳も年下のONE DIRECTIONのONE THINGに気持ちが助けられている。

「先生の仕事は何ですか?」と、おもてなし科研修生から質問。やはり怪しく見えるようで、研修生とは一方的な「教える、教わる関係」だから無理もない。と、いうことで先日務めたシンポジウムの様子を。シンポの進行やワークショップでのファシリテーション(舵取り役)、時に公務員や学生に講義し、企業や行政へは事業提案したり、相談を受けたり。あっ!映画・映像作品の撮影支援もしています。う〜ん、一言でいうと「全身活動家」だろうか?(笑)

仕事は縁です。まだ見ぬ、これから来る仕事があると思うとワクワクする。全身活動家として目の前にベストを尽くすことを誓います。

2015年2月19日木曜日

ハードボイルドに事業計画。

手元に届いた本達。読書家ではありませんが、色々と読まないといけない立場でもあり、縦横無尽に「つまみ読み」。本を買う時は「本屋さんで下調べ」をしてから購入することが多くなった昨今。AISAS、SIPSを地でいく消費者ですが、中身を読まずに購入して失敗!もしばしば(笑)。

閑話休題。事業を作るには「骨太な物語性」なので大沢在昌氏のハードボイルドにすがり、リソースセンターの「リーディング・ジャーニー」に進化と思えばブッククラブに手が伸びるし、プレゼンの授業が控えているので「伝え方の教科書」だし。一冊一冊に理由があります。あっ!「グレッグのダメ日記」は末っ子のです。このシリーズだけ彼は穴があくほど読み込みます(笑)

問題は「読み終わった本の活用策」。参考書代わりの本は書き込んだりするので「教科書」ですが、その他は本棚の肥やしになることも。やはり、ここは「民設民営の図書館か!?」。高価な写真集や画集などがシェアできる民設図書館+喫茶+事務局機能があったらいいなぁと、ひっ迫した締切前の現実逃避。

魅力発掘妄想駄話。

http://www.huffingtonpost.jp/
ツボネタの便乗ネタ。人は地域のどこに興味があるんだろう?と気になっていました。「Twitterが投稿された場所」というシンプルな切り口に激しく腑に落ちる。こちらの記事が元素材です。赤が観光客、青が住民、黄色が両方とのこと。どうやって分別したんだろう?

4年間暮らしたニューヨークが分かりやすい!赤は5番街、ブロードウェイなどの買物、芸術の中心地。そして下部は、自由の女神行きなどのフェリーが行き交うバッテリーパーク周辺。青は「イーストビレッジ、ブルックリン、クィーンズ、NJ」周辺か。黄色はハドソン川、イースト川、セントラルパークかな。観光客と住民で興味対象が違うことがハッキリ分かれるのが面白い。

愛媛には年間2500万人の観光客が来ているのだから社会実験でできたらいいのにな。住民だって140万人以上いる!Twitterを使っている人は限られているけど、何か手はあるはず。目に見えないものを視覚化できるって素晴らしい!地域の魅力発掘にも役に立つと思うんだけどな。

2015年2月18日水曜日

魔法の値段。

「えひめおもてなし科」が始まり2週間。屋内が続いていたので外で青空授業を実施、堀之内公園に潜む魅力を探しました。「芝生が雲のよう」「色々な赤色」「公園の佇まい」「歴史案内板」など、一人一人が見つけた魅力は全て合格!この機会に「地域の魅力資源」について一つでも多く学んで欲しいです。写真は研修生が撮ってくれたもの。

学んだと言えば本日最大の学びは「ホテルが利用客に提供・販売しているモノは財かサービス?」という問いに対して「夢や魔法」という答が出ました(笑)。そして「財」と支持した研修生から「なぜなら、夢や魔法は値段が高いほど、効力や豪華さがあるから」という答。これには(夢の国でも銭次第!)と吹き出してしまいました。夢や魔法にも値段があるとは・・・。

でも、予期せぬ出来事(サプライズ)はサービス。機能的価値ではなく、情緒的価値を提供できるホテルは当事者が口コミなどで効果を広めてくれるのでコストがかかるサプライズでも無料で提供できるんですね。皆と学ぶと気づきが多くて面白い!

反省してます。

久しぶりのココ大ラジオ話題。本日の収録は杉浦さんがお休みだったので、私がメインでした。相手役をつとめてくれたのがヤスでして、(えっ!?テキトーな二人でできるの??)と、多くの方にご心配をおかけしたこと、知っていました(笑)。言い訳ですが、杉浦さんが適切なのです。私がしたら講演会のようで、実は今回も「講演会口調」となってしまいました(笑)

えぇ、キッチリ段取り通りや内容をまとめてしまう癖があります。これは良くも悪くもでして、時につまらなくしてしまうので、一応気にはしているのです、と弱気(笑)。写真を見ていただければ分かるように、キッチリ原稿を読んでますからね。アドリブのきかない野郎です。

津田さんの「はい!」の声にボッー!とし、オープニングが言えなかったり、噛んだり、つまづくこと2回!3回目にして収録開始。杉浦副学長の素晴らしさを実感した73回目の収録。放送日は2/27(金)23:00から南海放送ラジオにて。笑って下さい!

2015年2月17日火曜日

学びの夜。

えひめリソースセンターのブログでも書きましたが内容を変えて。京都CSR推進協議会会長の明到親吾さんと道後で会食。企業の本業を通じたCSRを支援されています。明到さんから見れば私なんか息子世代でヒヨッコなのに、話を聞いてくださり感謝。私から見た明到さんは話すこと全てが「クリア」な方でした。

と、いうのも明到さんは「オムロン株式会社」の元取締役副社長で、創業者立石一真氏から多くを学ばれた方。世界を相手に企業経営を経験された方が「企業とNPOとの連携」を推進されている京都が羨ましいー!

企業がCSRに取組む目的は「自社の成長を通した社会貢献のため」。NPOが活動を行うのは「地域をより豊かにするため」。同じ方向に進むなら、互いを補える関係になれるはず!。でも、やはり最後は「同じ土俵に乗るにはNPOは力不足が否めない」ということ。企業や行政などとパートナーシップを組めるNPOはあるけど数が少ない現実。「家業から事業へ」について考えた商店街の夜。

2015年2月16日月曜日

ボラチャレ一区切り!

ボランティアの新しい魅力発掘・発信を目的に行った「ボランティアチャレンジ」が終了!授業形式で(えっ!?それもボランティア)という内容を2年間行いました。扱ったテーマは「非常食、へんろ道(2回)、えひめFC、恋人岬、萬翠荘、暮れの挨拶(2回)、情報発信、愛媛マラソン、興居島十七夜、ビオトープ、おおずYOSAKOI、のまうま、双海、七折れ梅」の16回。各授業を振返ると色々と思い出がわいてきます(笑)

「それがボランティアなの?」と言われたこともありますが、ボランティアとは「ボランタスを語源にした自由意志」と言われ、「自発的な意志に基づいて貢献すること」と定義できます。だから、自発的であれば何でもボランティアです。ただ「参加も自由だから出るのも自由」という点を互いに考慮する必要があります。

ボランティアを受入れてくださった皆さまには感謝しかありません。受入れるための調整や準備が大変なのは私達も知っています。一区切りしましたが、今回をご縁に継続できる内容は授業化しよう!と思います。写真は最後の「七折れ梅園」が綺麗になった様子。

知ると知らないとでは。

この写真が大好きでたまりません。このような記念撮影は毎年50回以上行っていますが、間違いなく今年のBEST3に入るでしょう。これまでのココ大授業史上のBEST10にも入るかも、それほど素敵だと思います。名も知らぬおじ様、おば様との写真。

「春の訪れ梅の七折れ」授業終了。梅まつりには過去何度か来場者として来た程度で、どれほどの梅が咲いているのか?誰が運営しているのか?何年前から行われているのか?何人来ているのか?など全く知りませんでした。しかし東組合長から「組合が25年前から運営し、1万本以上の梅の咲き、約4万人が訪れる」ことを知りました。そして、今では香港や台湾など海外にも「七折れ梅」は進出しています。知ると魅力倍増!

順調と思いきや、ここでも「若手の人材不足」。「梅だけで家計を支えるのは難しい」と組合長。また、梅園に訪れると「気づかないほどに手入れされている」ことを知ります。木々の剪定を毎月、山の整備は随時です。私達は一日だけのボランティアでしたが、何か通年でできることはないか?と妄想するのでありました。

2015年2月15日日曜日

人物紹介烈伝第四弾!

ななおれ梅組合組合長の東洋二さん。2/14の「梅の七折春の訪れ」で先生役をつとめてくださいました。砥部町、七折梅園は広い!園内を東さんと歩いていると途中で止まり、「梅まつりの頃はこの辺りの花が一斉に咲き、見事なもんですよ」。そして、更に歩き高台に着くと「見晴らしがいいでしょ?梅の花で向こうまでの眺めがいいんですよ」と東さん。(心底、七折梅に惚れてるんだ!)と実感。

清掃が終わり、公民館でも「100年以上前に砥部町で発見された種である七折小梅は種は小さいが果肉は大きい、柔らかいし、酸っぱさもほどよいです。」「大分県で年に一回行われる全国梅干しコンクールでは8割が七折小梅系(各地にあるので)で砥部の七折小梅は2位の実績もあるんです」と語る東さん、嬉しそう。

自分の言葉、気持ちで表現できる方は素敵です。「シソ、塩にこだわっている梅干しは最高です!」という言葉に、「そうなんよ、七折の梅干しは美味しくて私も食べられる」と本物の味を知る江戸さんも太鼓判。今週は4人の素敵な方と出会えた!

2015年2月14日土曜日

人物紹介烈伝第三弾!

プロ野球愛媛県人会の事務局長、長崎準平さん。元マンダリンパイレーツの選手で背が高くてカッコいい!私と言えばヨレヨレのカサカサ(笑)。この度ご縁が重なりお会いできました。東京都世田谷区出身、大学では八王子市に通ったとのことで二人だけでレアに盛りあがる(笑)。

会ってみれば共通の知人・友人が多いこと!元マンダリンパイレーツ主将の林さん、昨年のインターンシップでココ大にきた重松くん、そして建装の社長などなど。初対面なのに一気に親近感。その勢いを借りて「妄想授業」のアイデアをお伝えすると「コレは面白い!」と意気投合。

野球から学べること(技術、チームワーク、メンタリティなど)を体系化したいと長崎さん。そう!それなんです。個人的には「スポーツ経験を通したグローバル人材育成」ができないか?とも妄想しています。とは言え私は野球は素人、周りの方々の力を借りて検討を始めます。妄想バンザイ!

授業の裏側。

スゴイ方がいるんだと思いました。写真は桜うづまき酒造株式会社会長、日本酒造組合中央会会長の篠原成行さんです。先日の「The 麹授業」で先生とつとめてくださいました。この授業は「風早推し隊」の一環で行いましたが、実は今年の「風早推し隊」色々と紆余曲折ありました。

夏の「釣り授業」は台風で中止。高縄山での授業は前日の雨で山肌がぬかるみ中止。安居島での「ひじき」授業は検討を重ねましたが寒すぎて断念。企業訪問も複数検討しましたがタイミングが合わず中止などなど。企画しても実現できない歯がゆさを我慢していました。そしてツテもなく「桜うずまき」さんに相談すると対応くださったのが篠原会長自身で、その場で授業決定!

日本酒造組合中央会会長も兼ねていますから東京での活動も多い篠原さん。授業では日本酒のこと、焼酎のこと、日本での競争、世界での競争などミクロからマクロまでの「酒の普及」の話に多くの参加者がメモをとっていました。「桜うずまき」という社名は当時の流行から名付けたとのこと、でも今では松山を代表する酒造会社ですからね。

2015年2月13日金曜日

丸山彰さん。

さかな工房丸万の丸山彰さん。「魚に携わって1世紀以上、魚のことなら何でもお任せ」とウェブサイトに書いてあるように授業では魚料理のコツを教えてもらいました。そんな丸山さんとは縁がありまして、「坂の上の雲」の取材で本木雅弘さんが訪れた際に丸万さんで食事をしました。また歴史考証班が「律が作るもぶり飯」を取材する際に試作してくださったのも丸万さんでした。

そんな丸山さんは大の映画好きで「年間300本を劇場で見るんだよ!」と教えてくれました。年間300本を劇場で!映画1本1200円で見ると36万円/年。1作品2時間と考えると600時間/年。1年は52週間ですから1週間で5〜6本を見ている計算です。そして2014年のベスト映画を聞くと「舞妓はレディ」と愛媛県出身の桝井さんが率いるアルタミラピクチャーズ作品でした、偶然。

「テレビを見る時間はないね」と丸山さん。その通りです、丸万の営業時間、仕込み時間、食事時間、就寝時間、仕出し等の移動時間などで時間は割かれますから。「丸万さんで授業をさせてください!」とベンスケが直訴したのも分かる魅力的な丸山さんでした。

200名を前に。

昨日は「平成26年度四国ブロック市町村社会福祉協議会研究協議会」にコーディネーターとしてシンポジウムを預かりました。私を必要と思ってくださる方が広まり嬉しい限りです。参加者は四国四県の社会福祉協議会職員200名越!先日の四国中央市の職員、今治市の職員などお世話になった方々とも再会。

と和やかな雰囲気とは裏腹に「知らない事実」が次々と事例として報告。「高齢の認知症者がトラブルに巻き込まれないよう後見制度について」「ひきこもり若者の就職支援」「ゴミ屋敷住人への生活改善指導」「障害を持つご子息を持つ保護者が亡くなった場合の支援」「長期欠席児童へのケア」など、とても社会福祉協議会、又はNPOだけでは対処できない事例に連携を!と呼びかけました。

社会福祉協議会は「生活者困窮自立支援法(困窮者一人一人を支えるために生活課題を中心に地域で個別支援する)」を担います。話を聞けば聞くほど「待ったナシ」と思う課題。現場で課題と直面されている方々に頭が下がりました。私は何ができるかな?

2015年2月12日木曜日

カモン!アイデア。

色々な審査に出席させていただいています。その中の一つだった「学生政策論文」で、この度全ての賞が決まり先日発表、「広報まつやま」に掲載されました。大賞の「松山デザインミュージアム」は中之川通りを活用して人通りを増やそう!という内容で、フムフムと思った一人。

こういった審査で私が個人的に求めたいのは大学生ならではの吹っ飛んだ(尖った)アイデア(笑)。だって学生しか応募できないのですから「らしさ」を求めたいのは当然。「政策論文と言っても論文の体を成していない」という指摘を受ける時もありますが、調査(数える、比べる、訪ねる)さえ明記されていれば私はOKと思っています。

個人的には過去を振返ると「松山城地下に巨大駐車場や一番町と平和通りを貫通する道を!」とありましたが、こんなの大好きです。アイデア賞にしかなりませんが、学生なんですから大人が好きそうな思考に媚びなくていいんです。私を驚かせて欲しい!と思う。カモン!アイデア。

テストコラボ授業終了。

えひめリソースセンタープロデュース、コープえひめ×いよココロザシ大学コラボ授業の「愛媛ふるさとごはん」終了。今回は「協働」という手法を調理という切り口で体験することを目的にしたので一般参加はナシの授業でした。コープえひめさんはご存知のように会員制度で多くの方が参加されている協同組合。普段から料理教室を行っていますが「愛媛の郷土料理」に触れる機会はなく、授業アイデアなどをコープえひめさんへ提案して実現しました。

郷土料理として選んだ素材は愛媛県の県魚「鯛」。昨秋「めでたいめし」授業で何度も鯛を扱いましたが「一匹を丸ごと活かす」ことはしませんでした。なので(どうやって頭、身、骨などを活かすのか?)興味津々でした。集まったコープえひめの会員さんらも「イマイチ魚のさばき方は不安」という方も多く先生の丸山彰さん(さかな工房丸万)の指導がありがたかったです。

今回作ったのは「宇和島風鯛めし」「鯛のポワレ」「鯛サラダ」「鯛の澄まし汁」。実は調理自体は皆さんお手の物なのですが、下準備(おろす、さばく等)に四苦八苦、でも知りたい!という一心で調理した品はどれも美味しく、「食卓に並ぶのは一週間に一度ほど」という魚料理をまずは二度に増やすことを目標!となりました。

2015年2月11日水曜日

事業・授業デザイン。

えひめ映画部、更新しました。先日の午後6時過ぎの様子。手前のヤスと酒井さんは自分たちの組織(NPO法人シェアライフデザイン)について意見交換。描いた事業に対して優先順位や運営体制などで試行錯誤中。奥の女性二人は、えひめリソースセンターの事業進捗について意見交換。コンサルティングの成果指標をどう設定すれば分かりやすいか?こちらも試行錯誤中。

私はと言うと、20名と受講生と双方向で半年間続けられる授業デザインを思考中。で、実際にやってみると予想通りの結果が出たのでこれで進めようと思う。やれば簡単なんだけど思いつくまでに時間が必要で、これは効率化できない(笑)

でも、今日嬉しかったのは受講生達が自ら愛媛・松山の魅力を体験しようと発意を見せたこと。道後や松山城をボランティアガイドさんと一緒に歩き、足下の魅力を学びに行くそうです。始まって間もないですが「五感で経験、体験して!」と口酸っぱくも言っているので早速の行動は嬉しい。感想を聞くのが楽しみ!

2015年2月10日火曜日

家族つれづれ駄話。

末っ子ブッキーのソフトボール熱は安定し、朝は「素振り」を30回ほどしてから登校します。週末ごとに試合があり、試合と試合の合間の平日は練習が日暮れまで続きます。それに公文にダンス、どれも辞めたくないと頑張る姿に成長していると実感。

末っ子を見ていると「毎日は楽しんだ者勝ち」と感じずにはいられません。忘れ物をしては怒られ、兄にちょっかいを出しては怒られ、友達とケンカをしては怒られますが、低学年から中学生まで分け隔てなく誰とでも遊び、時に正論を大人に突きつけ、鼻歌まじりにシャワーを浴びる彼。これまで数々のエピソードを持つ彼へ、仕事の悩みを相談しヒントをもらったのは一度ではありません(笑)。

少々いい加減で、アンディ・ウォーホルが好きで、靴下を右左で色違いにはく男の子。紛れもなく私達の子供で自由人な彼。最近は白黒ハッキリ、ゼロかイチ、正解か不正解を求めたがる余裕のない自分がいるけど彼を見ると、いい加減もいいもんだと思う。

おもてなし科にて。

おもてなし科地域資源学。朝は事務所へ伺い必要書類を持って階段で8階へ。県庁では6階、市役所では8階まで階段で運動不足解消をしていたのを思い出す(笑)。はぁはぁ息切れ切れで教室へ。始まりは週末の出来事の30秒スピーチ。映画を見たり、買物に行ったり、掃除洗濯に追われたり、広島へ行ったり、道後へ行ったり、ディズニーランドへ行ったり。

そんな受講生からディズニーランドからのお土産をいただく。中身は同じチョコなのにパッケージ勝負!選ぶ楽しさがあります。「パッケージ」はとても大切と以前に書いた。最初の接点ですからね。その時は「(パッケージによって、3秒の土産との関係性を300秒の100倍へ伸ばします!)」と言って採択されました(笑)。結果は不完全だったけど。

未だ「誰もが知っている」モノや場所が多いけど、「自分の言葉で言える自分しか知らない地域資源」が見つかるよう皆さんに伝えようと思う。ここでもやはり、大切なのは「経験」です。

2015年2月9日月曜日

死ぬまで勉強。

えひめリソースセンターとして今治市ボランティア・市民活動研修会に登場!今回の任務は「資金調達」だったのでした。全体の話はコチラ。

エピソードを一つ。資金調達にはまず「自分たちの活動を明確に」と、これまでの活動や活動に至った背景、活動で創出した価値という「インプット→アウトプット→アウトカム→インパクト」を記入してもらいました。すると「自分たちは障害者や高齢者用のサロンを運営しているが、どう書いたらいいか分かりません」と参加者。「なぜ?その活動を始められたのですか?」「障害を持つ友人がいたり自分達も老いるから」「それらが活動目的ですよ!」と私。そして「サロンを運営して何が変化はありましたか?」と私。「障害者の人が笑ってくれた。自分たちの老いの準備に安心感が生まれました。」と告げると「そうか!これがアウトカムか!!」と参加者。

135分の研修終了後、先ほどの参加者が「今日ほど勉強になったことはない、65才だけど死ぬまで勉強だな、ワハハッー!」とお礼を言いにきてくれました。名も知らぬオジさまの役に立てて良かったと振返った電車からは美しい夕陽。

2015年2月8日日曜日

なくても良い授業。

小さな会員ナナちゃんも参加した「列車でGO!早春の双海」授業。実はPART2がありまして、下灘駅から上灘駅へ電車で移動し訪れたのは海岸です。写真だけみると達成感で皆さんの満足感が伺えますが、冷静に考えるとこの様子は「変」なのです。

海岸清掃をしたのですが、そもそも「海岸にゴミはあってはならない」はずです。自然界のものは別として「プラ容器」「ビニール袋」「プラ紐」「菓子袋」など、人間が捨てた人工物ばかり。それを捨てた当人ではなく別人が拾って片付ける。冷静に考えると「この授業はなくてもいいはず」なのです。約1時間の清掃で集まったゴミ袋は20袋以上!全て人間が捨てたゴミです。あまりの多さに喜び半分、複雑さ半分・・・。

「遊んでもゴミを出さない楽しめる海岸授業が必要だね」と地域おこし協力隊のグッティーこと川口さん、ベンスケ、江戸さん達と話す。何度でも言う!今回拾ったゴミは全て人工物で、そのゴミを使って捨てたのは人間。キッチリしようぜ!人間。