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2015年2月14日土曜日

授業の裏側。

スゴイ方がいるんだと思いました。写真は桜うづまき酒造株式会社会長、日本酒造組合中央会会長の篠原成行さんです。先日の「The 麹授業」で先生とつとめてくださいました。この授業は「風早推し隊」の一環で行いましたが、実は今年の「風早推し隊」色々と紆余曲折ありました。

夏の「釣り授業」は台風で中止。高縄山での授業は前日の雨で山肌がぬかるみ中止。安居島での「ひじき」授業は検討を重ねましたが寒すぎて断念。企業訪問も複数検討しましたがタイミングが合わず中止などなど。企画しても実現できない歯がゆさを我慢していました。そしてツテもなく「桜うずまき」さんに相談すると対応くださったのが篠原会長自身で、その場で授業決定!

日本酒造組合中央会会長も兼ねていますから東京での活動も多い篠原さん。授業では日本酒のこと、焼酎のこと、日本での競争、世界での競争などミクロからマクロまでの「酒の普及」の話に多くの参加者がメモをとっていました。「桜うずまき」という社名は当時の流行から名付けたとのこと、でも今では松山を代表する酒造会社ですからね。

2015年2月13日金曜日

丸山彰さん。

さかな工房丸万の丸山彰さん。「魚に携わって1世紀以上、魚のことなら何でもお任せ」とウェブサイトに書いてあるように授業では魚料理のコツを教えてもらいました。そんな丸山さんとは縁がありまして、「坂の上の雲」の取材で本木雅弘さんが訪れた際に丸万さんで食事をしました。また歴史考証班が「律が作るもぶり飯」を取材する際に試作してくださったのも丸万さんでした。

そんな丸山さんは大の映画好きで「年間300本を劇場で見るんだよ!」と教えてくれました。年間300本を劇場で!映画1本1200円で見ると36万円/年。1作品2時間と考えると600時間/年。1年は52週間ですから1週間で5〜6本を見ている計算です。そして2014年のベスト映画を聞くと「舞妓はレディ」と愛媛県出身の桝井さんが率いるアルタミラピクチャーズ作品でした、偶然。

「テレビを見る時間はないね」と丸山さん。その通りです、丸万の営業時間、仕込み時間、食事時間、就寝時間、仕出し等の移動時間などで時間は割かれますから。「丸万さんで授業をさせてください!」とベンスケが直訴したのも分かる魅力的な丸山さんでした。

200名を前に。

昨日は「平成26年度四国ブロック市町村社会福祉協議会研究協議会」にコーディネーターとしてシンポジウムを預かりました。私を必要と思ってくださる方が広まり嬉しい限りです。参加者は四国四県の社会福祉協議会職員200名越!先日の四国中央市の職員、今治市の職員などお世話になった方々とも再会。

と和やかな雰囲気とは裏腹に「知らない事実」が次々と事例として報告。「高齢の認知症者がトラブルに巻き込まれないよう後見制度について」「ひきこもり若者の就職支援」「ゴミ屋敷住人への生活改善指導」「障害を持つご子息を持つ保護者が亡くなった場合の支援」「長期欠席児童へのケア」など、とても社会福祉協議会、又はNPOだけでは対処できない事例に連携を!と呼びかけました。

社会福祉協議会は「生活者困窮自立支援法(困窮者一人一人を支えるために生活課題を中心に地域で個別支援する)」を担います。話を聞けば聞くほど「待ったナシ」と思う課題。現場で課題と直面されている方々に頭が下がりました。私は何ができるかな?

2015年2月12日木曜日

カモン!アイデア。

色々な審査に出席させていただいています。その中の一つだった「学生政策論文」で、この度全ての賞が決まり先日発表、「広報まつやま」に掲載されました。大賞の「松山デザインミュージアム」は中之川通りを活用して人通りを増やそう!という内容で、フムフムと思った一人。

こういった審査で私が個人的に求めたいのは大学生ならではの吹っ飛んだ(尖った)アイデア(笑)。だって学生しか応募できないのですから「らしさ」を求めたいのは当然。「政策論文と言っても論文の体を成していない」という指摘を受ける時もありますが、調査(数える、比べる、訪ねる)さえ明記されていれば私はOKと思っています。

個人的には過去を振返ると「松山城地下に巨大駐車場や一番町と平和通りを貫通する道を!」とありましたが、こんなの大好きです。アイデア賞にしかなりませんが、学生なんですから大人が好きそうな思考に媚びなくていいんです。私を驚かせて欲しい!と思う。カモン!アイデア。

テストコラボ授業終了。

えひめリソースセンタープロデュース、コープえひめ×いよココロザシ大学コラボ授業の「愛媛ふるさとごはん」終了。今回は「協働」という手法を調理という切り口で体験することを目的にしたので一般参加はナシの授業でした。コープえひめさんはご存知のように会員制度で多くの方が参加されている協同組合。普段から料理教室を行っていますが「愛媛の郷土料理」に触れる機会はなく、授業アイデアなどをコープえひめさんへ提案して実現しました。

郷土料理として選んだ素材は愛媛県の県魚「鯛」。昨秋「めでたいめし」授業で何度も鯛を扱いましたが「一匹を丸ごと活かす」ことはしませんでした。なので(どうやって頭、身、骨などを活かすのか?)興味津々でした。集まったコープえひめの会員さんらも「イマイチ魚のさばき方は不安」という方も多く先生の丸山彰さん(さかな工房丸万)の指導がありがたかったです。

今回作ったのは「宇和島風鯛めし」「鯛のポワレ」「鯛サラダ」「鯛の澄まし汁」。実は調理自体は皆さんお手の物なのですが、下準備(おろす、さばく等)に四苦八苦、でも知りたい!という一心で調理した品はどれも美味しく、「食卓に並ぶのは一週間に一度ほど」という魚料理をまずは二度に増やすことを目標!となりました。

2015年2月11日水曜日

事業・授業デザイン。

えひめ映画部、更新しました。先日の午後6時過ぎの様子。手前のヤスと酒井さんは自分たちの組織(NPO法人シェアライフデザイン)について意見交換。描いた事業に対して優先順位や運営体制などで試行錯誤中。奥の女性二人は、えひめリソースセンターの事業進捗について意見交換。コンサルティングの成果指標をどう設定すれば分かりやすいか?こちらも試行錯誤中。

私はと言うと、20名と受講生と双方向で半年間続けられる授業デザインを思考中。で、実際にやってみると予想通りの結果が出たのでこれで進めようと思う。やれば簡単なんだけど思いつくまでに時間が必要で、これは効率化できない(笑)

でも、今日嬉しかったのは受講生達が自ら愛媛・松山の魅力を体験しようと発意を見せたこと。道後や松山城をボランティアガイドさんと一緒に歩き、足下の魅力を学びに行くそうです。始まって間もないですが「五感で経験、体験して!」と口酸っぱくも言っているので早速の行動は嬉しい。感想を聞くのが楽しみ!

2015年2月10日火曜日

家族つれづれ駄話。

末っ子ブッキーのソフトボール熱は安定し、朝は「素振り」を30回ほどしてから登校します。週末ごとに試合があり、試合と試合の合間の平日は練習が日暮れまで続きます。それに公文にダンス、どれも辞めたくないと頑張る姿に成長していると実感。

末っ子を見ていると「毎日は楽しんだ者勝ち」と感じずにはいられません。忘れ物をしては怒られ、兄にちょっかいを出しては怒られ、友達とケンカをしては怒られますが、低学年から中学生まで分け隔てなく誰とでも遊び、時に正論を大人に突きつけ、鼻歌まじりにシャワーを浴びる彼。これまで数々のエピソードを持つ彼へ、仕事の悩みを相談しヒントをもらったのは一度ではありません(笑)。

少々いい加減で、アンディ・ウォーホルが好きで、靴下を右左で色違いにはく男の子。紛れもなく私達の子供で自由人な彼。最近は白黒ハッキリ、ゼロかイチ、正解か不正解を求めたがる余裕のない自分がいるけど彼を見ると、いい加減もいいもんだと思う。

おもてなし科にて。

おもてなし科地域資源学。朝は事務所へ伺い必要書類を持って階段で8階へ。県庁では6階、市役所では8階まで階段で運動不足解消をしていたのを思い出す(笑)。はぁはぁ息切れ切れで教室へ。始まりは週末の出来事の30秒スピーチ。映画を見たり、買物に行ったり、掃除洗濯に追われたり、広島へ行ったり、道後へ行ったり、ディズニーランドへ行ったり。

そんな受講生からディズニーランドからのお土産をいただく。中身は同じチョコなのにパッケージ勝負!選ぶ楽しさがあります。「パッケージ」はとても大切と以前に書いた。最初の接点ですからね。その時は「(パッケージによって、3秒の土産との関係性を300秒の100倍へ伸ばします!)」と言って採択されました(笑)。結果は不完全だったけど。

未だ「誰もが知っている」モノや場所が多いけど、「自分の言葉で言える自分しか知らない地域資源」が見つかるよう皆さんに伝えようと思う。ここでもやはり、大切なのは「経験」です。

2015年2月9日月曜日

死ぬまで勉強。

えひめリソースセンターとして今治市ボランティア・市民活動研修会に登場!今回の任務は「資金調達」だったのでした。全体の話はコチラ。

エピソードを一つ。資金調達にはまず「自分たちの活動を明確に」と、これまでの活動や活動に至った背景、活動で創出した価値という「インプット→アウトプット→アウトカム→インパクト」を記入してもらいました。すると「自分たちは障害者や高齢者用のサロンを運営しているが、どう書いたらいいか分かりません」と参加者。「なぜ?その活動を始められたのですか?」「障害を持つ友人がいたり自分達も老いるから」「それらが活動目的ですよ!」と私。そして「サロンを運営して何が変化はありましたか?」と私。「障害者の人が笑ってくれた。自分たちの老いの準備に安心感が生まれました。」と告げると「そうか!これがアウトカムか!!」と参加者。

135分の研修終了後、先ほどの参加者が「今日ほど勉強になったことはない、65才だけど死ぬまで勉強だな、ワハハッー!」とお礼を言いにきてくれました。名も知らぬオジさまの役に立てて良かったと振返った電車からは美しい夕陽。

2015年2月8日日曜日

なくても良い授業。

小さな会員ナナちゃんも参加した「列車でGO!早春の双海」授業。実はPART2がありまして、下灘駅から上灘駅へ電車で移動し訪れたのは海岸です。写真だけみると達成感で皆さんの満足感が伺えますが、冷静に考えるとこの様子は「変」なのです。

海岸清掃をしたのですが、そもそも「海岸にゴミはあってはならない」はずです。自然界のものは別として「プラ容器」「ビニール袋」「プラ紐」「菓子袋」など、人間が捨てた人工物ばかり。それを捨てた当人ではなく別人が拾って片付ける。冷静に考えると「この授業はなくてもいいはず」なのです。約1時間の清掃で集まったゴミ袋は20袋以上!全て人間が捨てたゴミです。あまりの多さに喜び半分、複雑さ半分・・・。

「遊んでもゴミを出さない楽しめる海岸授業が必要だね」と地域おこし協力隊のグッティーこと川口さん、ベンスケ、江戸さん達と話す。何度でも言う!今回拾ったゴミは全て人工物で、そのゴミを使って捨てたのは人間。キッチリしようぜ!人間。

列車でGO!早春の双海。

「列車でGO!早春の双海」授業終了!JR松山駅から揺られること約50分、下灘駅で迎えてくれたのは冨田さん、そして老人会の皆さん。授業内容の説明が終わると「まず休憩!」と甘酒をいただき(笑)、清掃活動開始!一人では途方もない作業量も大勢ですれば楽しくてあっ!という間。綺麗になった場所には今夏にヒマワリが咲くそうです!

そして双海名物「水仙畑」へ。20年以上前、元々はみかん畑だった場所に植えた水仙が好評で少しずつ広がり今や名物に。「観光地」ではなく「畑」だったので「訪ねる自体が楽しい」です。その理由は旧商店街を通り、小さな看板に沿って歩くと「踏切のない線路」を渡り山を登ります。前だけを見て上がるので振返ると広がる写真のような景色は格別です。

私達以外にも訪問客は大勢いて皆さんカメラに収めていました。地域の魅力は、こうして生まれるのか!と実感しました。清掃活動の疲れも吹っ飛び、花畑の綺麗さは汚れた私の心を洗うのでありました(笑)

2015年2月7日土曜日

大した私ではないはない。

観光業界に就職希望の20名に対して週2回、7月までの半年間「観光基礎学」「地域資源学」「プレゼンテーション」の3科目を教えることになりました。9年間の観光行政経験、4年間のココ大経験が買われてのことですが、約300時間の授業ですからね。大変ですが、これを経験すれば自分も成長できると思い引き受けました。

受講生は年齢も性別も経験も多種多様です。マリンスチュワーデス、考古学、海外留学、販売員、インストラクター、エンジニア、福祉士などの経験をした方々。「大した私ではない」と言いますが、一人一人の物語は「オリジナリティ」と「リアリティ」があり聞くだけで面白い。そんな経験は十人十色ですが共通なのは「旅が好き」ということ。

講義が終わり事務所に戻って手元の観光系書籍を見返す。最近読んだのは少なく、これを機に勉強し直そう!と自分に約束。えぇ、ここでも思うんです。「受講生よりも学んで得をするぞ!」って(笑)

2015年2月6日金曜日

コレジャナイー駄話。

欲しいのは「コレジャナイロボ」という品が存在しますが、ダースベイダーはこんなのではない!一体誰なのか?思わず後ずさり(笑)五月人形はまだ許せますが、ナンナンダ!キミハ?何だよ、このメカメカ感、不必要な細かさ、マッチョでムキムキなダースベイダーなんてコレジャナイー!と叫ぶ。世の中が欲しているのでは私は退場しますよ、ホント。

あ”ー、お口直しとして日本映画制作者連盟が2014年の興行収入を発表しました。1位は87.6億円(永遠のゼロ)、2位は83.8億円(STAND BY ME ドラえもん)、3位は52.2億円(るそうに剣心京都大火編)、4位が44.2億円(テルマエロマエ2)、5位が43.5億円(るそうに剣心伝説の最後編)。個人的に好きだった「超高速!参勤交代」は15.5億円。松山市出身の漫画家、青木琴美さん作の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」は17.8億円でした。

やはりアニメは強いです。ベスト10のうち6本がアニメ、それもコナン、ドラえもんが2本ずつ!それにポケモン、ルパン。29位には仮面ライダーが2本、10.1億円で入っています。日本の映画はヒーローが支えている。ここにフィルム・コミッションとして食い込みたい!

ウキウキロケハン!

今年初の本格ロケハン。ベンスケに運転をお願いして海沿いをひたすら北進。天気が怪しい感じでしたが写真を撮る時は晴れて神様にも感謝!そして、お目当ての「一本道探し」へ。山へ向かう一本道を見つける。最近は一本道を探すのも大変になりました。と、言うのも建造物が多くなりスカッ!と抜けた気持ちいい道がないのです。(色々な人の都合を考えずスミマセン!)

ロケハンは探すアテもあればウロウロすることもあり探検に近いです。菊間町出身のベンスケは地理に詳しく今回も大助かり。藤山健康文化公園なんて名前は知っていたけど場所を知らず今回知れて良かった!ここは桜、藤が綺麗な場所なんだろうな。

国道11号線を四国中央市に向けて走ると左手は海の白波、工場から白い煙が、右手の山々は雪が降りかかり「ガトーショコラ」状態。愛媛は本当に横長い(笑)。素材は一通り入手できたし、これから製作担当、美術、監督たちへ。このプロセスは緊張するけどワクワク!

2015年2月5日木曜日

テスト授業。

時々「テスト授業」を行います。公開で市民学生を募るのではなく、その前段階として少人数で行う授業。ボコタワー、漁父の利などがそうです。2月11日に行う内容も今後の授業化へメドをつけるための授業。「コープえひめ」さんとのコラボ授業です。

訪れたのは丸万さん。大将の丸山さんとは6年ぶり?の再会。実は「坂の上の雲」で来松された本木雅弘さんと丸万さんへ食事に行きました、それ以来。大の映画好きで年間300回を映画館で観る丸山さん、メモメモー!そんな大将を先生に迎えて行うのが「愛媛ふるさとごはん」。包丁の種類、目的、扱い方を学んだ後に鯛を使って料理します。

授業内容を記録し、振返りを行えれば今後もできる授業。個人的には大将の料理に対する思いなどを聞かせていただけると嬉しい。やはり人には物語がある!そして、ついつい「◯◯◯って知ってた?」と伝えたい魅力があるのです。テスト授業で煮詰めてきます。

親バカ駄話

第49回スーパーボールが終わってた!ペイトリオッツが逆転でシーホークスに28対24で10年ぶりの制覇。37才QBブレディは改めてスーパースターの称号を手に入れ、NBCによると視聴率は47.5%で史上最高、1億4400万人が視聴とのこと。何もかもケタ外れ。

そして節分も立春も終わってた。長男の「少年式」も終わりました。なるほど珍百景にも紹介された愛媛県だけの行事「少年式」に初めて参加。51回目とのことで雰囲気は卒業式に似てるのかな?少年式を境にして青年への仲間入り、責任を持って生きましょう!と言っていた。

式が終わると児童が制作した作品鑑賞、新聞を作ったり、お面を作ったりなど、一人一人の個性を感じて感激。長男の作品をみて(あぁー、やはり自分の子供だ)と安心する。好きなんだろうなぁ、親バカですが長男のセンスは繊細で丁寧。随所に彼らしさを感じて仕事に戻る。

2015年2月4日水曜日

もっと協働!

来週に迫った「四国ブロック市町村社会福祉研究協議会」の進行役をつとめるので関係者と打合せ。今回、四国四県から社会福祉協議会が集まり、NPOとも接点がある構成なのでお声がかかりました。社会福祉協議会、愛媛に来てから存在を知りました。地域と最も接しており、地域の声の代弁者として認識しています。

実は社会福祉協議会とNPOは活動領域が重複しており親和性があります。なのにお互いを知っていそうで実は知りません。そしてお互いに「手が届かない、サービスが薄い」領域もあります。もしこの「手が届かない、サービスが薄い領域」を互いに補完できたら素晴らしいと感じる一人。

ココ大もリソースセンターも社会福祉協議会と連携しています。今年だけでも愛媛県、松山市、久万高原町、四国中央市、今治市などの社会福祉協議会と仕事をしました。同じ方向性を向いてるんだから、もっと協働できたら素晴らしいなー。

2015年2月3日火曜日

樹皮に何やらメッセージ。

ナニナニ?樹皮に何やらメッセージが書いてあるので解読してみました。
石鎚山は西日本で最も高く修験道の山として古くから山岳信仰の象徴となり、信者たちがよく訪れる。オレたちはリスはテンやウサギに追いかけられたりするけど楽しい。今は冬なので食べるものが少なく種子などの食べ物を探すのに一苦労している。

人間達が歩いているのは、実は山肌ではなく積もった雪が凍り更に雪が積もった上を歩いているのは知らないだろう。そして、積もった雪や氷が地中に入り石鎚山系の水として小川や岩清水として湧き出ているのを知っているか?そして瀬戸内海へつながっていると思うと山と海は友達なんだ。

この前、天狗が愚痴っていたぞ「ゴミは持ち帰ってくれ」と。人間は怖いから姿を現さないが常に見ていると言っていた。オレたち小動物族は人間が落とすゴミではなく自然界にある木の実などで十分食べていける。今年は国定公園指定60周年とか言っているけど荒らすのだけはやめてくれ。おっと、天狗が来たから失礼するよ。

2015年2月2日月曜日

別世界!

「冬の石鎚山」授業はありましたが、参加しておらず機会を逃していました。そこにチャンス到来!ベンスケが色々と調整してくれ参加の運びとなりました。と、言っても冬山にどんな格好をしたらよいのかも分からず、とりあえず着込んで出発。

先生は山本貴仁さん(西条自然学校)。ロープウェイで上がるとそこは別世界、天気は快晴で12才から石鎚山を登っている山本さんでさえ「おー!これは素晴らしい」とカメラを出す風景。「海抜0メートルから1982mまでこんなに近い地形は他にありません」と山本さん。写真を見ればその通り、海から山へ一気に続いています。見晴らしのいいこと!

成就社まで20分の距離を落葉をすり潰しては「ジンの匂いだ!」「メンソールの匂いだ!」と驚き、木々を見ては菌類を観察し、リスやテンなど小動物の足跡を観察して行動を推測したり、霜の勢いに驚いたりと1時間かけて到着。そして更に奥へ進むと銀世界のトンネル。心配された「遭難(去年は12件とか)、凍え、転倒、筋肉痛」もなく無事に生還!リフレッシュ完了!

2015年2月1日日曜日

2月、事業か授業か?

「雨に唄えば」について書いたら、こんな無料の壁紙もありました(笑)。素敵です。目まぐるしい1月が終わり2月に入りました。

ふと気づくと、手元に多くのアイデアが集まり、事業なのか?授業にするのか?選別や優先順位をつけなければ先に進めない状態でした。事業で見れば通っているビジネススクールからの引用で「マーケットを見極めろ!」となります。「新しい市場を創れるほどのパンチ」が事業に重要と教わりました。製造・販売業ではないので新サービスで新市場を目指すのか?

授業的にみれば「ココ大らしさはあるか?」です。単に面白さの追求では一過性のイベントです。「学びの中にある面白さ・楽しさ」が実感できないといけません。この写真で言えば「面白い画像でしょ?」の先に、ストームトルーパーがジーン・ケリーの真似をするほど好きな映画は「雨に唄えば」なんだ。すると宇宙にも響く「雨に唄えば」の魅力ってなんだろう?宇宙まで響く自分が真似したくなるほど好きな作品について語り合い、知らない映画の魅力に触れよう!とかね。