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2023年7月1日土曜日

先ゆく韓国映画産業。


プチョン(富川)市の中心部を歩けば、車道は片側6車線の計12車線という道幅が広いから、信号機には「歩行停止までの秒数」が表示&カウントダウンされるから“イカゲーム”のような感じ。
公園や歩道に緑は多くてマラソンや通勤などの人が溢れていて、ハングル文字が一文字も読めないのもあり、異国感を味わう。
それにしても走る車の90%はヒュンダイ車で残りをドイツ車、アメリカ車な感じで日本車を見ない。

商店街や公園には「BIFAN」のタペストリーや装飾が目につき、街を挙げての27th Bucheon International Fantastic Film Festivalとわかる。やはり地域から支えられないと27回も継続できない。関係者が映画祭をどう捉えるか?とても大切。
その先頭を走るのがプチョン市役所で、映画祭の参加者バッヂをもらいに行けば、ボランティアの方々が案内してくれて登録や受付業務などをフォローしてくれる。

そんな盛り上がりのあるBIFANだけど、韓国の映画業界はコロナから回復しておらず、また産業構造的にもヤバイという話を聞いて、面白い韓国映画が多いから、うまく行っていると思っていたのは大違いと知る。

こういう話ってニュースにもSNSにも出ないから、直接当事者から聞くことに価値があると痛感。一歩も二歩も先ゆく韓国映画だけど、日本も同じ状況に陥らないようメモメモ。

韓国ホテル。


映画祭が手配してくれたホテル。「広めのお部屋なので、ごゆっくりと」と紹介された部屋は確かに広く、12畳ほどの部屋+6畳ほどのバスルーム&トイレ。
普段は日本の“完璧で一寸の無駄もない”ホテルの部屋に慣れてるから持て余してしまう(日本のビジネスホテルの部屋2つ分かも)
しかし!カーテンを開てビックリ!隣壁が目の前で外光が入らない!観光じゃないから気にしないけど。

そして6畳ほどのバスルーム&トイレも広い。だからシャワー室も広く、気持ちよく浴びて出たら辺りが水浸しでビックリ!
メガネもかけてないから状況が飲み込めず、トラブルか!?と思いきや、海外のシャワールームは排水溝がシャワールームになく部屋の真ん中にあることも多く、仕切りには隙間が開いているから水はシャワールームからジャンジャン流れ出る。
だからバスルーム&トイレの半分ほどは水浸しになる、海外あるある。

つくづく、日本のビジネスホテル、シティホテルの完璧なホテル設計に関心する。
利用者の体格などに合わせた設計だから、このホテルも人によっては「適切な広さ」かもしれないけど、一言で言えば「狭い部屋に慣れてるからオタオタ・・・」という感じ。でも仕事をするには快適でソファもあるから休憩も可能。
窓から見えない景色を補うのはアトモフウィンドウとかあるけどね。外にでればギラギラ。

2023年6月30日金曜日

松山空港から仁川国際空港へ。


往復で27,700円に(0が一つ足りないんじゃないの?)と、二度見したのが4/28
あれからアッという間に2ヶ月が過ぎて松山空港へ。就航日が週3回だから(利用者も少ないんだろうな)と思っていたら【本日は満席です。】とカウンターで知らされる。
松山空港発で海外へ行くのは初めて。どのように出国手続きが行われるのだろう?と思いきや、何の変化もなく(当たり前)、しかし全てがコンパクトで近い!

手荷物検査が終わると制服姿の方が待っていて「パスポートを拝見します。」と言われて渡し、ピッ!と読み込んで進めば、次はインスペクターによる出国手続き、不備なく終了。手荷物検査から出国手続きまで数メートルの距離で3分で終わる。

搭乗ロビーには免税店があり、大勢の人が品定めしてたけど、いたる所で韓国語が飛び変わっていたから日本へ観光などで来ていた方が帰るのだろうと推察。
「写真を撮ってもらえませんか?」と話しかけられて「はい」と、愛媛での最後の思い出づくりに協力。

仁川国際空港へは約90分のフライトで、これは松山空港↔︎羽田空港間と同じじゃないか!と驚く。航空代金は松山空港↔︎羽田空港の半額・・・。
など考えていたら「使用機遅れて到着のため、出発が20分遅れます。」とアナウンス。どうなる!?

2023年6月21日水曜日

打ち入り。


そして浜松。今回はジャパンFCの総会として降り立つ。浜松が総会会場になったのは「どうする家康」のご当地だから。街のあちこちに「どうする家康」のPR。
そしてうなぎ、ギョーザ(実際は宮崎、浜松、宇都宮のよう)の街。諸々の打合せを済ませたら既に21時、腹ペコと関係者らと入ったのはギョーザの皮を作る機械で世界シェアNO.1の店が展開するギョーザ居酒屋。

北海道から九州まで各地のFC担当者らと久しぶりの再会は話が尽きない。そして「なんで、出世の街なの?」と尋ねれば、実は徳川家康をはじめ本田宗一郎など名だたる経営者は浜松との縁が深く、浜松から大物になっていったとのことで「出世の街」。
世界が知らなくてもギョーザの皮のメーカー(居酒屋)のように「一点突破」で業界では知られている中小企業も多いとか。

業務の話、組織の話、モチベーション維持の話、家族の話、将来の話など、それぞれ全く違う場所で暮らしているのに話が合うのはFCだから。
延々と喋り続けたら23:30過ぎ。なんだか既に「打ち上げっぽい」雰囲気だったけど、実は何も始まってなくて、実は打ち入り(笑)。
フィルム・コミッションがさらに出世しますように!

2023年6月10日土曜日

そして満室。


コロナ禍は安価で宿泊できたホテルも今は高く、街中で1万円以下を見つけるのは困難。結局、大差ない金額だったので噂に聞いていた「変なホテル」に初宿泊。非接触がウリのスタッフレスなホテル。

受付には「伊達政宗」と「恐竜」がいて私は恐竜の列に並ぶ。操作ごとに喋りかけてきたけど、こっちは機械の初操作で全く耳に入ってこない(笑)。
最後に「僕にもお手伝いができたー!」と言い、君は受付じゃなかったんかい!となる。

部屋は広く、作業机も広い!快適に作業!そして驚いたのが衣類をドライクリーニングする機械があり、除菌や脱臭、シワとり、スチームアイロン、エアープレスなどを全自動でしてくれる。
せっかくなのでズボンやシャツなどをセットしてONすると、後は2時間待つだけ。さすが未来のホテルと言う感じ。

このエンタメ感のある(日本の)ホテルはスゴい。海外のホテルとは趣が全く違うから、こんなホテルに泊まるのを目的にする海外旅行者もいるかも。
そして「本日は満室」をアナログな掛札で知る。

2023年6月9日金曜日

ただいま杜王町。


写真を撮っている人が多かったので、サッ!とスマホを取り出し撮ったら、偶然に違う新幹線(こまち)が通った瞬間だった件。鉄っちゃんではないけど、持ってる!
目的地は仙台だけど、降りずに乗り続けると終着地は函館とのこと。行けるはずがないのに(行きたいなー)と思うのは気の緩みか。
そんなウトウトしてたら、あっ!と言う間(約90分)で仙台駅に到着。早い!

杜王町もとい仙台市!これまでに「あんな」「そんな」「こんな」「どんな」で訪れている好きな仙台市。「朝市」に立ち寄り、小腹が空いていたので見て回っていたら牛タンの唐揚げを試食させてもらい、別場所では煮付けを、また別場所ではキムチを試食させてもらい、主食が食べたくなり「筋子のおにぎり、五目いなり」を別の店で買う(試食の店じゃないんかい!)

立ち食いのまま女性店主に「景気はどうですか?」「あんまりだね」「でも、この時間(14時頃)でも大勢いるんですね」「もう、夕飯の買い物よ」「外国人の方も多いですね」「そうそう」と喋っていたら、外国人の方が商品を手に取り???となっていたら、「これね、他じゃ買えないよ!」と、日本語のマシンガントークを浴びせる店主。
外国人の方、ビックリ顔で商品を置く。
あっ、私も女性店主とは数分前にあったばかりの初対面。こういう会話好き!

2023年2月2日木曜日

まずはフィンランドへ。


出発前夜になって知ったのは「Googleドライブの容量が心細くなっていたこと←慌てて写真や書類を削除して2GBの容量を確保する。」「国際線機内のwifi接続は有償(接続分数で加算)なこと←国内線は無料だから、国際線も無料と思い込んでいた。」そして「帰国後の円滑な入国審査に事前登録をしておいた方がいいこと←面倒と先送りしても仕方がないので接種証明書などをスキャンして登録を済ます」。知らないこと多し!

海外でのネット接続をどうしようか?と悩んだ結果、今回は「EU圏対応のモバイルルーター」を借りる。それも使用量無制限タイプ、だから1日あたりの使用料金も2000円/日と高い!でも、同時接続もあるしファイルのやりとりもあるし、オンラインミーティングもあるから仕方がない。
両替は手持ちのガイドブック(ブックオフの2018)では128円/€だったけど、148円/€だった。

出国審査はハイテクスキャンで映画「トータルリコール」を彷彿させる。パスポートをセットすれば数秒で終わり、顔認証も数秒。最後はインスペクターにパスポート見せて終わり(パスポートにスタンプを押して欲しかったから“わざわざ”お願いする)。
パッと見は外国人も多く賑わっているように見えるけど、閉店しているブランド店も多く(この人数では採算取れないんだな・・・)と勘ぐったり。

2023年1月30日月曜日

ご縁のカタチ化。


2日間の「河内晩柑100%果汁試飲会&ラベルデザインコンテスト」は200人以上の参加者が参加して終了。愛媛県出身の人がいたり、愛媛へ行ったことがある人もいたりと、沖縄人と会話しながらできたことは大きな収穫。「沖縄で売るなら、このデザイン!」も決まり一区切り。
甘みと酸味、苦味のバランスがよいスッキリ味だから「割材推し」でPRしてきたけど、「実はオリーブオイルと割るとドレッシングとしても使えますよ!」と伝えると喜んだ人、多数。

前回、今回のご縁は「フィルム・コミッション」。沖縄市のFC「KOZAフィルム・オフィス」のFC担当者とは代々繋がっていて、今回の事業を相談すると協力を快諾してくださり、「ちゃんぷる〜市場」「新里酒造」などに繋いでいただき成立。
こういう事業を新規営業で話していくのは困難で、“まさかココにつながるとは”という感じで、これまでの関係性を最大限に発揮できたと実感。

フィルム・コミッションの多くは観光系・シティプロモーション系なので「観光誘客」とは相性もよく、また全国をネットワークで結んでいるので「この強み」を生かせば、これまでにないイベントや話題を創れるはず!と身をもって体験。スキームも描けた。
この「まだ見ぬ(無い)価値をどう創出するか?」はFCにとっても付加価値になるし、部署にとっても相乗効果が高まるし、いいことだらけ。すると、やっぱりアレでしょ!と妄想しながら本日帰松。

虹を見たおかげかどうかは。


イベント初日の朝、天候不順で雨が降ったり陽が差したり、そこへ虹が掛かり「虹が見えるなんて幸先いいね!」と車内でワイワイ。すると翌日の2日目の朝も日差しがあるのに雨と風「沖縄の天候って不思議だね」とワイワイ言っていると虹がパァー!とかかり「おぉ!虹ー!2日連続で見れるなんて、いいコトありますよ!」とテンションをあげてイベント会場の「ちゃんぷる〜市場」へ向かう。

すると・・・(1)昼食を済ませた途端に観光バスが到着、大勢が来店して混雑を回避。
(2)イベント終了後に「ちゃんぷる〜市場」で買い物を済まし、レジに並ぶとお世話になったスタッフの方で「あら!お疲れさまでした。あっ!ちょっと待って、これよりもこっちの方がいいのよ!」とカゴから商品を出して別商品と取替えてくれ「ねっ!こっちの方が美味しいのよ!」と秘密を教えてくれる(笑)。

(3)帰り道に寄った海辺でTHE 沖縄を味わっていたら、観光バスが到着し次々と降りる観光客に辺りはごった返す中、混雑を避けられる。
最後は「絶対に並ぶから覚悟して!」と言われた店に待たずに入れ、食事後に外と出たら長い行列ができてて「すっ、スゴいね・・・」となる。
「私たち、最後まで“持って”ましたね!」となる。これを「虹を見たおかげ」と思うか、どうかは自分次第。

2023年1月29日日曜日

一期一会のライブ。


前回、
ちゃんぷる〜市場を訪れたのは2022年6月4日と5日。7ヶ月ぶりに再訪問。店長らスタッフの皆さんに温かく迎え入れていただき「帰ってきた感」を感じることができて嬉しい。
今回は「河内晩柑100%果汁ラベルデザイン投票&試飲」がミッション。沖縄在住の方(消費者)に選んでいただくのが一番!

「あらお兄さん!元気だった?今度は何するの?」と興味津々で寄ってきてくれる方、「河内晩柑の試飲会をしてますよー!」と我々に代わって店内でPRしてくださる方、「前回の美味しかったよ、今回は果実はないの?100%ジュース?いいじゃない!」と早速試飲して感想をくれるスタッフなど、ちゃんぷる〜市場の方々は本当にフレンドリー。

試飲した方から「おいしい⤵︎⤴︎」という沖縄言葉のイントネーションも聞けてなぜかワクワクする。名前も知らない人との一期一会のライブ感(即興感)は楽しく話が弾む。
「どのデザインなら手に取りますか?」「これは沖縄を意識しすぎ!」「これは沖縄のイメージだね」「見やすいのが一番!」「お酒飲みにはコレだね」「このデザインはいい!」など初日だけで100人以上の方に参加いただく。

3年間かけて、ココまで形にしてきたプロジェクトは今日が大きなヤマ場。「明日も頑張ってね!お疲れさま!」と、ほんと!気さくに声をかけくださるスタッフの皆さんに私も近づいて喋ったり尋ねたり。ちゃんぷる〜市場サイコー!

2023年1月28日土曜日

作業環境について。


札幌市で宿泊した初日のホテルは、ホテル側の好意?で部屋が広く、作業用テーブルも広く快適に仕事ができた(写真)。ワーケーションの質に「作業環境」は大きく関わり、それは「値段と比例」していること多し。ホント、これまで全国各地でホテルを利用したけど、それらを記録しておけば良かったと思う。そうすれば「ビジネスホテルアドバイザー」など名乗れたかもしれない(そんな人がいるか知らないけど・・・。)

2日目のホテルは9時間しか滞在しなかったので、作業空間を広げられずバッテリーで軽作業のみ。でも、デスクライトが無段階調光で秀逸だった。ホテルによっては窓の位置で日差しがない場合もあり、そんな時はデスクライトの質が求められる。コンセントの位置も良かった。
出張慣れしているので荷物は最小限だけど、北海道と沖縄の両極端な環境での出張は初めてで「洗濯しなきゃ!」と思ったので、沖縄では洗濯機付の部屋を予約したら・・・。

アパートタイプだった!いわゆる「ワンルームホテル」で洗濯機の他、電子レンジなど完備。そういえば以前にも洗濯機付きのホテルに泊まったっけ。
今回はアパートタイプなので外廊下、フロントは一階のデスク、夜は無人。朝食無料というのはビニール袋に入ったパンとインスタントコーヒーなどの支給(笑)。
ここまで削ぎ落とされたシンプルな環境は価格と見合っていて潔くてGOOD!ツボだったのは「折り畳みテーブル&イス」が用意されていて、狭い部屋でも好きな場所で作業ができること!さて、洗濯!

2418kmの移動。


4:30起床、日課のブログを書き、メール返信をしていたらもう6:00、急いでシャワーを浴びて身支度。6:30に朝食を済ませて、そのままチェックアウト(余談だけど、そんな人用なのか?液体歯磨きをもらう)、外は暗くマイナス10度。千歳空港行きの電車に乗り8:00に空港着、土産売り場をザザッー!と見て、トイレで液体歯磨き、厚着から着替えをして搭乗手続き。8:50発の羽田空港行きの案内まで待機。8:30過ぎから搭乗開始。

行きもそうだったけど、千歳空港↔︎羽田空港の飛行機は国際線使用。ナント「トップガン_マーヴェリック」が観れたので「追いトップガン」再び。でも飛行時間の都合でいい所で中断。
羽田空港到着は10:30。降機中からオンラインで事業相談に対応。相談者の悩みが改善され道筋が見えて良かった!と思ったら次の搭乗は11:40からだった!那覇空港行きのゲートへ移動して、ギリギリまでメール返信をこなす。

ラッキーだったのは羽田空港→那覇空港行きの機材も国際線使用で「トップガン_マーヴェリック」の続きを鑑賞して涙腺緩むのだからホント、アホ!
フライトは140分の予定が強い逆風の影響で30分遅れで到着。札幌から2418kmの移動。那覇市の気温が17度だったから札幌市との気温差27度!体調管理には気をつけようと心底思った51歳。
写真は札幌のベストな光景。

2023年1月27日金曜日

最高の答。


札幌市、岩見沢市、室蘭市、小樽市、夕張町、えりも町など北海道各地から集まったフィルム・コミッション担当者(旭川市は荒天で来れず)。正式名称「北海道内フィルムコミッション連絡協議会」。最近ではNETFLIXの「ファーストラブ」で注目を集め「こんなに効果が早く出るなんてビックリしました・・・」と早くも「聖地巡礼など」の経済効果が出ていると報告。FCにだって“ハマって”いる人多い作品。

我がグループ(写真)は「北海道で撮影する最高の映画とは?」というお題について意見交換。他グループが具体的な作品名を出したり、「それぞれだからなぁ・・・」とまとまらない中で「北海道は広くて隣FCとの距離も遠い。でも北海道という一つの地域であり、たとえ自分達の地域で撮影されなくても“北海道の作品”であるならばPRなどで連携(夕張ファンタスティック映画祭での上映)や協力(作品バナーなどの共有でPRなど)できることは多く、それが最高の作品ではないか?」という最高の答にまとまり、シビれる。

自分たちごと化された証であり、研修の成果として最高の形となる。「ファーストラブ」「ゴールデンカムイ」などの大作や最近では「ある男」に話題が集まっている北海道。
全国各地のFCを対象にした研修もいいけど、地域で行う研修は「ご当地話題」が生々しくてリアルでいい。これだけ地域でFCが頑張っているのだから、私たちも頑張ろうと!

2023年1月26日木曜日

寄り倒しの日々。


準備が万全であろうとなかろうと、時間に寄り切り、いや寄り倒しという表現の方が適切かもしれない。単なる出張ではあるけど(せっかく、ワーケーション/ブレンデットトラベルと称して出張にいくわけだから出張自体をコンテンツとして扱えないか?)と思いつき、(はて?何をどうしたらコンテンツ化になるだろう?)と考えているうちに一日、また一日と過ぎてしまい当日を迎える。

コンテンツ化に相応しいかはさておき、10年に一度の大寒波到来の中、札幌市への出張。
そして、そのまま沖縄市へ直行という気温差30度(札幌市は-11度、沖縄市は20度)という旅程。
松山→羽田便は前の便は欠航、羽田→札幌以外の便は全て欠航という危うい状況の中をすり抜けるように出発。機材は国際線使用のジャンボジェット!安定感というか、とにかく大きな飛行機で飛んだ90分。ちなみに私は海外へ行くこともあるので赤組である。

気温-11度の中、札幌駅に降り立つと松山の空気と全然違う。凛と冷えて、そこに横風がビューと吹くので寒いと言うより鋭く冷たい。ホテルへチェックインすると「大きな部屋を用意しました。」とシングルなのにダブルベッドの部屋を用意される。(ココで運など使いたくない!)と思いつつ、作業机が大きく早速オンライン会議や作業、はかどる!
これから約1ヶ月間、濃厚な時間が続く。時間に寄り倒されないよう時間を「うっちゃり」で!

2022年12月8日木曜日

同じものを見たはずなのに。


奈良を離れるまで約2.5時間の空き。調べると東大寺(大仏殿)、興福寺(阿修羅像)が近い!次はいつ来れるか分からないからGO!路線バスに乗って降りるも反対方向へ歩いてしまい10分ほどロス!そして東大寺の敷地はめちゃめちゃ広いことを知り、正面ではなく横から入ってしまい、どこを歩いているか?一時迷子。でも「正倉院」を遠目に見ることができたり、尋ねた関係者の奥に見えたのは秘仏(本当は観覧料が必要)を見れたりタダでは迷わない!

そして、角を曲がると巨大な大仏殿が見えて興奮する、世界最大の木造建築!そして、修学旅行生に混じりボランティアガイドさんの話を“かじり聞き”して大仏殿を一周。聞かなかったら「タダのデカい仏像」だけど、聞いたら「大仏の手には意味があり、◯△◇□◯△◇□」と途中から分からずモヤモヤしてたらレプリカがあった!
右手は「施無畏印(せむいいん)」という形で「恐れなくてもよい」と相手を励ます印とのこと。

左手は「与願印(よがんいん)」という形で「人々の願いを叶える」とのこと。なんかスゴくない?小学生の頃と今では同じものを見ているのに感じ方、解釈が全く違う。昔は今ほど成熟した社会ではなく魑魅魍魎うごめき、混沌とした社会だったと思うけど、それは今も同じか・・・。変なアトラクションの乗り物に見えたのは煩悩まみれだった証。

2022年12月7日水曜日

推し活。


8年ぶりのアンディ・ウォーホル。「アンディ・ウォーホル・キョウト」は、京都市京セラ美術館でのみ開催の企画。時間を作り行くしかない!そして感想は(もう一度、じっくり観たい・・・)と思わせた展示会。シルクスクリーンの真似ごとをした学生時代が懐かしい。
その理由は3つ。【1】音声ガイドが無料だった。作品とは別にQRコードを読み込むとタレントさんがウォーホルについて紹介する音声コンテンツが10種類ほどありお得感があった。

【2】観たことがない作品があった。構成は商業イラストレーター時代からだけど、シルクスクリーン、立体物(商業デザイン当時の靴や話題沸騰したBrioの箱も2個あった)、他に映像作品もあった。これまで色々と観てきたつもりだけど、初期作品と最晩年の作品を見たのは初めてで満足。会場もココだけ!感を出すために壁一面を派手に装飾していて雰囲気が良くビタミンチャージ!推し活大切。

【3】ミュージアムグッズが良かった。魔法にかかってしまい「図録集」を手に取る、ついでにウォーホル人形まで手が伸びてしまった。でもブツは最小限にしたいと我にかえり、2つを手放したもののポストカードだけは・・・と2種類購入(後で、ココで買わなくても良かったな、と思っても後の祭り)。
そして、京セラ美術館のみの開催=巡回無しなのは、ウォーホルが京都に立ち寄った際の展示もされてたから。もう一度行きたいな。オススメできる展覧会!

アクセルとブレーキ。


愛媛県は12/5から特別警戒期間となり、感染対策に細心の注意が必要なのは全員が承知なんだけど、明らかに旅行客は各地へ出掛けていて、出張でやってきた大阪→京都→奈良は大混雑!
(今日は平日だよね?休日じゃないよね?)と勘違いするほど観光客が多い。
見かけた人たちだけで推察すると、シニアと外国人がとても多く感じた。それも2-4人連れのグループ。行く先々でシニアと外国人のグループを見かける。

歩こう!と混雑するバスや電車を避けて路地に入ると先に人だかり。何かな?と思ったら芸妓さんが支度?をしていて、その周りを外国人観光客らが取り囲み写真を撮っていた(プロもいたから何かのPRかな)。
奈良駅に着き、観光情報を得ようと観光案内所に入って尋ねると「予約されてますか?」と聞いてきたので「いいえ」と答えると、予約が必要な施設、定期観光バスなどは既に満員で予約不可とのこと!ビックリ!

アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるようで何が良いやら悪いやら。この流れ・勢いが松山(愛媛)でも確認されるんだろうな。
「次、どこいく?四国はまだやってよな?温泉がええな、道後温泉なんかどうだ?」と聞き耳立てたら、シニアは行きたい所ではなくて、旅行支援制度がある所にいくのか!と旅の目的に気付いたり。

2022年11月18日金曜日

芸術な青森。


青森といえば「ねぶた祭」「棟方志功」「奈良美智」と思う。次はいつ来れるか分からないから高速ダッシュで制覇してゆく。「ねぶたの家ワ・ラッセ」は外観からは想像できないねぶたの熱量を感じる施設で、今夏の最優秀賞を受賞したねぶたなどが勢揃いして、迫力に感動してしまった。ねぶたの豪快さ荒々しさと大人しくて穏やかなイメージのある青森人とのギャップがありすぎた。

「棟方志功記念館」へダッシュ!「板画で世界に名が響いている」「わだばゴッホになる」「ほとんど目が見えないのに創作」程度しか知らず、作品自体に興味がある方ではなかったけど30分のドキュメンタリーを観て感動。作品だけでは伝わらない棟方志功という人間の魅力に感化されてしまった。そして、弘前と言えば「奈良美智」。レンガ倉庫を美術館に改装した「 弘前れんが倉庫美術館」で市民が参画して行った奈良美智展の記録展をしていた。

移動の合間を縫っての鑑賞は咀嚼できない部分もあるけど、長く味わえそうでOK!暮らしとアートが共存してるって素敵。
そして、木造(きづくり)駅へ移動するも一つ手前の五所川原駅で運行ストップ。バスへの振替運行で木造駅へ向かうと駅舎が宇宙人型の土偶像になっていて驚く。「一億円のふるさと交付金で作ったんですけど、もう誰も驚かずで・・・」「えっー!私、メチャメチャ驚いたんですけど・・・」

エルム街の・・・。


豪雨の影響で電車が通っておらずバス移動になり、(昭和感漂うセットのような)案内所の扉をガラガラと開けて窓口で券を購入。パッと目に入ったのは「エルム街の〇〇」と勝手に脳内変換されたワードでギョッ!とする。マジマジと見てしまい「エルムの街へは」と読み直すことができたけど、窓口の方に尋ねることもできず、フレディが夜な夜な暴れているかと思うと辺りの静けさとのギャップがすごくあった件。

青森の天気は変わりやすく、晴れから急に雨になったり。ホテルから出れず雨宿りをしていて(傘を借りればいいのか!)と気づき、フロントへ「後で返すので傘を貸してくれませんか?」と尋ねると「傘ねぇ〜、あっ。これだったら差し上げます。」と、棚にあった折りたたみ傘のビニールを破いて「どうぞ」とフロントの方。「えっ!?代金は?」と言うと「それ、いらん傘なんです。」と???な返答で、その後も超重宝したのはいうまでもない。

青森は「リンゴ」。商店街を歩いていると果物屋の前で店主らしき、おばあちゃんと2人のお友達おばあちゃんが井戸端会議。ゴソゴソしてるから何気なく止まったら「アンさん、リンゴ買わん?1つ50円よ」と声がかかる。「50円!?それは安いですね、じゃあ買おうかな?」とポケットから小銭を出すと100円しかないので「2個ください」と言ったら「3個にしてあげる」だった件。1個33円。ダイナミック青森。

2022年10月16日日曜日

観光客気分で。


帰り時刻までの
“隙間時間”は「るーぷる仙台」が最適!と書いたのが2021年12月。今回も2時間ほどあったので「るーぷる仙台(一回乗車:260円/大人、一日周遊券630円/大人)」に並ぼうとしたら大行列!「大変、ご利用が多く、一度に乗れる定員を上回る場合は次号のバスにご乗車をお願いします」というアナウンスが入るほど。次号バスは20分後に出発(平日は30分おき、週末は20分おき)

出発して約30分後の「仙台城跡」で下車。4年ぶりに伊達政宗騎馬像に面会と思いきや改修中とのことで足場が組まれ幕が張られ一切見れず。(あぁ、道後温泉本館に来たものの、外壁で覆われて来れたことに満足だけど、何か1ピース足りない“残念感”とは、こういうことか・・・)と実体験。なので30分ほどで、またバス停に並ぼうとしたら大行列パート2!かろうじて乗れたけど、乗れなかった方数人。

松山でも観光周遊バスが走ったものの休止した記憶があるけど、「1.JR松山駅→2.愛媛県美術館前→3.松山市駅→4.愛媛県庁前→5.萬翠荘・坂の上の雲ミュージアム前→6.秋山兄弟記念館→7.大街道・松山城ロープウェイ乗り場→8.愛媛大学・松山大学前→9.護国神社前→10.道後温泉前→11.宝厳寺・伊佐庭神社前→12.子規記念博物館前→13.石手寺前→14.伊丹十三記念館前→15.坊っちゃん球場前」だと、るーぷる仙台と同じ15ヶ所になるんだよなー。