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2023年7月1日土曜日

先ゆく韓国映画産業。


プチョン(富川)市の中心部を歩けば、車道は片側6車線の計12車線という道幅が広いから、信号機には「歩行停止までの秒数」が表示&カウントダウンされるから“イカゲーム”のような感じ。
公園や歩道に緑は多くてマラソンや通勤などの人が溢れていて、ハングル文字が一文字も読めないのもあり、異国感を味わう。
それにしても走る車の90%はヒュンダイ車で残りをドイツ車、アメリカ車な感じで日本車を見ない。

商店街や公園には「BIFAN」のタペストリーや装飾が目につき、街を挙げての27th Bucheon International Fantastic Film Festivalとわかる。やはり地域から支えられないと27回も継続できない。関係者が映画祭をどう捉えるか?とても大切。
その先頭を走るのがプチョン市役所で、映画祭の参加者バッヂをもらいに行けば、ボランティアの方々が案内してくれて登録や受付業務などをフォローしてくれる。

そんな盛り上がりのあるBIFANだけど、韓国の映画業界はコロナから回復しておらず、また産業構造的にもヤバイという話を聞いて、面白い韓国映画が多いから、うまく行っていると思っていたのは大違いと知る。

こういう話ってニュースにもSNSにも出ないから、直接当事者から聞くことに価値があると痛感。一歩も二歩も先ゆく韓国映画だけど、日本も同じ状況に陥らないようメモメモ。

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