日記を検索

2022年5月10日火曜日

エキストラ。


撮影で欠かせない「エキストラ」の思い出と言えば2005年放送の「がんばっていきまっしょい(ドラマ版)」で、初回から「エキストラがいません!」となり、フィルム・コミッションとして見守っていた私に「泉谷さん、ウチトラ=内輪エキストラでお願いします!」となり、通行人で出たり、「体育の先生がいません!」となると「泉谷さん、ウチトラで体育の先生役をお願いします!」と強制的出演となる。

クライマックスは一回の出演予定だった「体育の先生役」が急遽登場し、そのシーンでは鈴木杏さんが持久走の途中で倒れてしまい、私が介抱して錦戸さんが駆け寄ってきて杏さんを錦戸さんに委ねるという演出の入るシーン「無理無理無理!」と固辞したものの、押し切られて演技する。「いやぁ、ブルーリボン賞ですなぁ」とスタッフからイジられた経験あり、たしか1話から5話まで都合よく出た記憶が・・・。

フィルム・コミッションがエキストラ制度を持っているのは日本の独自サービス。一般的には民間会社が運用していて海外も同じ。登録人数が数千人のFCもある。ちなみに愛媛はナシ。これは「需要と供給のバランス」で、撮影が定期的にあれば必要だけど、そうでないと宝の持ち腐れとなる。そして「日中のサラリーマン役」は集めるのが大変なのは言うまでもない。撮影はエキストラに協力してくださる市民で成立している件。

0 件のコメント:

コメントを投稿