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2018年7月3日火曜日

慈善でもボランティアでもなくて

「まちづくり/地域の活性」を学びたい、実践したいという個人は確実に増えている。そんな人を対象に「地域づくり人養成講座」が始まり、心の師匠、前田さんの誘いにより講師役で登場。何を伝えたかというと「NPO法人でも飯は喰える」ということ、そして、それは「課題の改善で稼ぐ」という手法であれば可能ということ。ギリギリまで赤裸々に紹介してきました。

「まちづくり/地域の活性」に正解・不正解はないから(自分は何のために取り組むのか?)という軸への答を持たないと誘惑や景気などに左右されブレブレになる可能性大。「キレイごとばかりいっても飯は喰えない」とも言いました。慈善活動でもボランティア活動でも違い、事業として取り組むことは「雇用」を創出できるし、経済活動にも寄与もできる。

参加者は「地域おこし協力隊、自治体職員、学生、企業人、個人」で構成されていたけど、少し心配だったのは、これからを担う学生にとって卒業後の働き方に選択肢が少なすぎること。学んだことを少しでも活かせる職業に就職したい・してほしいなら、正解・不正解のない中でも「自分なりに考えぬく力」を養う訓練も必要かなと。ココ大で預かるインターン生はそこに注力!

1 件のコメント:

  1. ありがとうございました。課題の改善で稼ぐ。対価性のあるものとないものとでは、対価性のあるものという前提条件がついてまわるものと考えがちでした。対価性を生み出す視点というものを持つ必要があるかも。サービスをする相手と対価で支えてくれる相手が違うビジネスモデルについても、これからの方向を示唆してくれるお話でした。ありがとうございました。

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