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2015年7月20日月曜日

街の真ん中オアシス。

銀天街でのお気に入りスポット「円光寺」で法事に参加。その前に、副学長杉浦さんの陶展「KITCHEN」をのぞく。今回の陶展は全て新作!成形から絵付けまで一貫したてづくり作品、500点ほどの作品は壮観。杉浦さんに選んでいただき、コレクションがまた一つ増えた。現在、砥部焼について学んでいるので、いづれ詳しく書く!

円光寺で「氷柱」を発見!読経が終わった所でパチリ、左右に2つありました。扇風機からの風が氷柱を通ると涼しいし、見た目も涼しい。これだけ大きな氷を凍らすだけでも1日以上かかるはず、住職の「気遣い」を感じる。こんな光景を見ることも少なくなりました。円光寺は日陰も多く、街のど真ん中にあるオアシスです。

今年の夏休みは史上最長46日間!と判明。これは一大事、大事件ですよ、他の家庭はどんな風に過ごしているのか!我が家は戦々恐々です。我が家はクーラーもないし、暑さも大変。涼しい所に逃げるが勝ち!と、言っても事務所や図書館程度かな。今年こそ、夏の暑さを借りて痩せるか!

2015年7月19日日曜日

家族つれづれ。

左から甥っ子19歳、長男15歳、長女17歳、いつの間にか成長してしまった。6畳一間で馬乗りや鬼ごっこしていた頃が懐かしい。甥っ子は秋からNYU(個人的に憧れ強し!)へ進学。長男も創造系に進みたいとのこと。長女は卒業目指して踏ん張るとのこと。父も母も不安定な職ではあるけど教育は投資!「夢を見なさい」と言いつつ「いつまで夢を見てるの!」という矛盾な大人にはならないぞ。

昨今の政治、文化、経済を取り巻く混沌には辟易(へきえき)するけど、「諦めたらそこでおしまい」と安西先生が言っていた(相変わらず読んでないけど)。彼らには世界と堂々と渡り歩いて欲しい。愛媛の良さ、日本の良さを世界へ発信するのだ。

そう思っていたら妻も考えていて、この数カ月は朝晩を問わず食卓で作成会議。それにしても「女性の創業・起業支援」って多いなー。でも、誤解を恐れずにいうと創業・起業支援って当人のためだけでなく、出産・子育て環境、配偶者や関係者の相互理解も関係してくるので、包括的でないといけないよね。

凹んでもいいけど。

仕事とは生計手段として従事する事柄。働くとは持てる能力を活かして結果を出すこと。これまでにも仕事・働くことについて「あーだ」「こーだ」「どーだ」「そーだ」と書きましたが、やはり「仕事に惚れること」が大切と確信。そして「(邁進へ)常に前を上を見る」こと。「Jiro Dreams of Sushi(次郎は寿司の夢をみる)」をネット鑑賞(BD品質なのでキレイ!)、働くとは何か?考えるには良作。

「評価されない、認めてもらえない」と相談。残念ながら「評価の域、認められるの域」に達していないのかもしれない。私だってメンバーの仕事への姿勢は評価しますが、成果の質とは別、それと同じ。そんな人には「負けるもんか」をおくります。


大洲での「肱北まちそだ手」が終わり、最終列車まで待つこと約1時間。誰もいないホームに座ると事務所では考えないことを考える。仕事が辛いと相談してきたあの人、評価されないと悩んでいるあの人へ。明けない夜はないし、止まない雨はない。凹んでもいいけど、嫌なことなんて生きてゆく中でスパイスにすぎない。命まで取られない。

2015年7月18日土曜日

キャッチコピー豊かな大洲人。

映画で流行る「リブート」をワークショップでも(笑)。「まちづくりカフェ」と称していた過去3年のワークショップを「肱北地区限定」「小さくても実践する」など新たなキーワードを盛り込みリブート。参加者も肱川地区住民、通勤者など関係者に限られたので、身近なのか固有名詞が出るとワハハッー!と笑いが起こる。

気づいたのは大洲人の気性なのか、紹介時に「キャッチコピー」をつけたがる傾向あり。「カラオケのないスナック◯◯」「静かな神輿チョーサデー」「肱北2大ケーキ屋◯◯と◯◯」「大洲唯一の高層スナック◯◯」「藩政時代から不変な道幅」「元祖メチャウマいもたき」など。キャッチコピーの才能に恵まれた方々の才能を今後に活かしたい!

次回は8月21日、もう少し魅力資源を出し合い、その魅力資源を行かせる場を考えます。大洲は来年4月から始まる「南予博覧会」の会場でもあります。その「先取り」に取組み、南予博覧会へ向けてブラッシュアップできたらという魂胆あり!

2015年7月17日金曜日

説得ではなく納得。

ワークライフ・コラボ(通称:ワーコラ)の堀田代表が来所(朝8時)。実はココ大とワーコラさんとは縁がありまして、一時期事務所が隣だったり、企業への講座でお世話になっています。

今回は「なでしこドリカム・プロジェクト」で「プレゼンテーション講座」を受け持つことになりました。全6回の講座は「女性の多様な働き方を応援!」ということで、創業・起業だけでなく「行く先を照らす存在」的な講座です。そこで私は考えています、仕事上でも日常でも役立つことを伝えようと。プレゼン講座と言うとテクニック論、PPTの上手な使い方が多いですが、プレゼンとは「届ける」こと。説得ではなく納得してもらおう!

なので「マネーの虎(古い!)」のような資金や協力者を全面に求めるより、「描く未来像(プラン)を明確に発信する」という方が近いのかな。当然ですが、プランを明確に言えることは資金や協力者なども得やすいことはお分かりいただけるでしょう。ココ大ラヂオで一人で喋るのは苦手ですが、プレゼンテーションは苦手ではありません。この違いは何だろう・・・。

未だ慣れず・・。

92回も収録しているのに、未だ慣れない「ココ大ラヂオ」収録。というか、相方の杉浦副学長に完全依存してまして、私は思ったことを喋っているだけ、「自分ごと化」されていなんですね、ダメダメー!しかし、年に数回、杉浦副学長が収録に参加できないことがありまして、ベンスケに協力を仰ごうとしましたが「ダメです」とピシャリ!と、いうことでドキドキしながらオープニングから一人で始めました。

オープニング終了後、津田さん(編集)と後藤さん(D)に感触を確かめると「良かったですよ、でも番組名を言ってません・・・」と。あぁー、やはりダメ男だ。番組名を言わず始めてしまった。「大丈夫ですよ、コピペしておきます」と津田さん。スゴすぎ・・・。

今回のゲストは「りそな総合研究所」の藤原明さん。私の心配は冒頭のみで、本編は全く心配していませんでした。だって、藤原さんは生粋の大阪人、そして落語研究会出身(笑)。あっ!という間に15分間を越えました。私の棒読み、カミカミ、下手な喋り、藤原さんの軽妙なお話は7月22日放送です!お楽しみ、じゃない!

2015年7月16日木曜日

映画系駄話【ネタばれあり】

伊丹十三記念館を訪れたら作品が観たくなり「スーパーの女(1996)」を家族で鑑賞。現実味のある話題(リパックなどの不正)、テンポよい展開、名だたる俳優たちの名演技など「The 伊丹映画」。
フィルム・コミッション的に見ると店舗に並ぶ商品が「本物」で膨大な協力企業名がクレジットされていたり、首都高?でのカーチェイスは「西武警察」を彷彿させ、(今は無理無理!)と弱気になる撮影ばかり、脱帽です。

一緒に借りた「ルーシー(2014)」の結末は「トランセンデンス(2014)」と劇似!結局はああなのね、まぁ、ああなるしかないよね・・・。でもそれ以上に驚いたのが、両方の映画に同じ役として同じ俳優が出演しているのを発見!それはモーガン・フリーマン(科学者)。映画の違う楽しみ方です。

「マッドマックス 怒りのデスロード」のジョージ・ミラー監督は、喋る子豚ちゃん主役の「ベイブ(1995)」、ペンギンアニメの「ハッピーフィート(2006年)」の監督でもあるんだね。ここまで振り切れるとは!鬱憤とかあったのかな(笑)。

持続の魅力資源。

いえいえ、ウキウキ気分で登泉堂へ行ったものの定休日で愕然(調べていなかった自分が悪い)とし、「かき氷がどうしても食べたい脳」になったからと言って「あたりや」へ行ったわけではありません!(笑)。写真は名物「すいか氷」、義母が学生時代に食べたことがあると言っていたので60年前には存在したそうです。

お金で買えない「歴史を積み重ねた価値」があるお店はいい。流行や世相と無縁のため、一時的に「ダサく」思われるけど、持続できる組織は強い。今回は大阪から来られた藤原さん、ベンスケと食しました。「あの、あたりやで食べた」と発信されるでしょう。

私達が食べていると、女性3人組が入ってきました。しばらく経つと今度は女性1人が、そして、さらに女性2人組が入ってきました。あきらかに観光客ではなく地元民。そうそう、初めて行く方へアドバイス。名前だけで注文しようとすると「巨大な品(1500円程度)」かもしれないので、名前、大きさ、値段の3点を確認して注文しましょう。

2015年7月15日水曜日

一枚の価値。

「人づくり」は「人を活かすこと」と思っています。Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself.(自分より賢き者を近づける術知りたる者、ここに眠る。)言わずと知れた鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの墓標に刻まれた言葉です。いつ知ったかも覚えていませんが、時々思い出す言葉。

リーダーシップはフォロワーを伴わなければ成立しません。オレが!オレがと自分だけの利益に捕われては不成立。近視的よりも眺望的で利益を考える、最強が生き残るのではなく最適が生き残る。

「人を最適に活かす。」主従関係とか従属関係とかではなくて、人が「自分らしさを感じられる」環境を整えたいと思っています。そのためには世代や経験の「縦糸」と利害関係や地域の「横糸」を一枚の「価値」として折り込まなければならない。問題は「じゃあ、誰が織るの?」という話になるけど、ココ大だったらできるんじゃないかな?と妄想。

2015年7月14日火曜日

真面目に魅力論。

最終日の夕食は「タコ三昧(3500JPY)」
精力的に動き回った週末。グリーンツーリズムでの研修も含めると「大三島ふるさと憩いの家」「食堂みつばち」「潮流体験」「INSENCE」「伯方の塩工場」「石のカフェ」「海鮮BBQ」「亀老山展望台」「伊丹十三記念館」「アミティエ」「たこめし三原」「みかんソフト・塩アイス」「伊織」などに立ち寄りました。他にも「大山祇神社」「台海岸」「砥部焼観光センター」「そうめん流し」「砥部焼絵付け」「タオル美術館」などを予定していましたが、これらはまた次回。

行く先々の魅力資源は素晴らしい!そして訪問だけではもったいないと関係者と会話を交わしたいと話しかけると「利用者との距離」が近い店と遠い店がありました。単に対価サービスの提供だけでなく、「心地よさ」を提供してくれた所。おもてなし科で教えていますから敏感です(笑)


味や店の背景、仕草や振る舞い、距離感、言葉遣いなど。今回訪問したのは単に「場・箱」だけであって、魅力を創出しているのは「やはり人なんだ」と痛感。それもたった一人でもファンや虜にしてしまう人がいるんだから、これこそ真の魅力。

2015年7月13日月曜日

ミカンの啓示。

これは「みかん」からの啓示か?2007年のオープン時以来だから8年ぶりに訪れた伊丹十三記念館で入ったカフェで「みかんジュース飲み比べ(700JPY)」を頼む。(もしかして、私がみかんソムリエを妄想しているの知ってました?)と思うほどのジャストタイミング!右から「清見タンゴール(温州みかん+オレンジ÷2)」「デコタンゴール(デコポン+清見)」「温州みかん」。全て愛媛産とのこと。

氷が入っていたので、正確にはいえないけど個人的には真ん中の「デコタンゴール(デコポン+清見)」が好みでした。いやはや、ここに「みかんソムリエ」がいたら間違いなくウンチクで盛りあがっていたでしょうね。NYの父と母も「ソムリエや唎酒師もいるんだからミカン県として味が分かる人を売り出さなきゃ!」と後押し。

こうなったら、俳句と同じように小学生から「みかん検定」をして味覚を鍛える!いづれ「みかんソムリエ公認商品」なんて品が出たり、みかんソムリエの顔写真で売れる品が出るかもしれない。その時は15%バックでお願いします!(笑)

親孝行。

20年ぶりの再会を果たしてから、わずか2ヵ月。NYの父と母が松山にやってきてくれた!再会を喜び、話に花が咲く。30年以上、NYの最前線で活躍され冗談のような本当の逸話には子供達も興味津々で「NYへ行くかい?」と誘われたほど。世界は広い、見地を養って欲しいと願う私。

観光のアテンドは面白くも難しい、それも生活経験豊かな方ならなおさら。特に3日間の夕食は子供達も一緒などの条件もあり、色々と考え末「網元(瀬戸内の鮮魚)」→「アミティエ(フレンチ)」→「たこめし三原(季節限定のたこ飯)」。食・味って旅で最も印象に残る出来事だからね。写真は吉海町「いきいき館」での海鮮BBQ。

こども達にとっても自分の父と母がどんな生活、交友をしていたか?第三者による検証機会にもなったNY父と母の来県。経営者と従業員が家族ぐるみで交流するなんて、ありそうでないこと。今回の再会は何かの始まりを予感させており、ワクワク、ドキドキ。大なり小なり、チャンスは誰にでもあるはず。活かすかは自分次第。

2015年7月12日日曜日

観光に代わる言葉。

東洋大学の青木辰司教授による「これからのグリーンツーリズム」講座。おもてなし科で「観光学」を教えている立場として興味津々に聞く。グリーンツーリズムは農家民宿を含む交流体験で、受講者の多くは「生産者の傍らで農家民宿を営んでいる」方々。青木先生は「自分ごと化から自分たちごと化」への進化を提言されていました。そのためには「ネットワーク化」「観光の域を超えること」「持続性」などが必要と紹介していました。激しく同感。

生産者でありながら、農家民宿をされている方へ更なる進化を促し、それを実践しようとする受講生に(NPOは大丈夫か??)と心配になる。決してNPOがダメという意味ではなく、受講生の「やるぞ!」という「熱量」がとても高いんです。これは「第三者の喜びを自身のやりがい・いきがいに変換」している好例で、NPOも学ぶべき姿勢と痛感。

「グリーンツーリズム」も「観光」も今は異なる名称で線引きしている感じだけど、境界線なんて既にないし、継ぎ目もないなぁと実感。すると、従来からの「観光」という言葉自体も当てはまらないのでは?と感じてきた。観光に代わる言葉があればいいのに。

足し算でなく引き算。

生まれて初めて「猪骨ラーメン」を食べました。先日の「グリーンツーリズム研修」での一コマ。積極的に紹介していたのは大三島へやってきた地域おこし協力隊の方々3名。どれどれ、早速試食開始!

とんこつラーメンのように匂いがあるかと思いきや、ありません。見た目より意外とアッサリ、だけどコクを出すために背脂を少し。「猪骨ラーメンです」と言われなければ、ごく普通に美味しいラーメンです。アンケート用紙にも書きましたが、あえていうと「猪骨らしさ」が感じにくいかな。

「将来の販売を考えると、調味料などで味を整え万人受けに、個性を出して特徴を際立たせると調味料などは不要ですが好き嫌いがハッキリする味になります。」と地域おこし協力隊。「素材を活かすなら、足し算でなく引き算」とお伝えしていたら「元々美味しいだから余計なものを足しちゃダメよ!」とお母さんからも助言参入。月100杯以上(だったかな)は提供可能とのことでイベントなどから始めるそうです。頑張れ!猪骨ラーメン。

2015年7月11日土曜日

お断りします!

「学長、撮影相談です!」「どんな依頼?」「大手飲料メーカーの新商品です」「ロケ地の照会は?」「岬での撮影を考えているそうです」「キャストは?」「◯◯◯です」「企画書とかコンテは?」「ありません、電話相談です」「返信期日は」「今日中です!」「今何時?」「19時です」「お断りしよう」。意外と多い、フィルム・コミッション(FC)のこんなやりとり。

制作会社よ!しっかりしてくれ!上記相談を断わった理由は2つ。「企画書や絵コンテなど資料が一切ないのに依頼していること」「19時では関係各所へ相談できないのに本日中に返答希望なこと」。FCとして13年目、500本以上の撮影支援をしていますが、このような「困った相談」は減らない。

どんなに「おいしい」相談内容でも、FCとして「筋」を通してもらわないといけません。「相談に応えるのがFCだろうが!」と罵声もありましたが「支援の質を守ること」「愛媛を安売りしないこと」が私の役目。この一週間で困った相談が立て続けにあったから言う!「自分が相談される立場だったら、それでいいの?」

2015年7月10日金曜日

想像力を駆使しよう!

しまのわ分校で訪れた村上水軍の本拠地、能島へ8ヵ月ぶりに再上陸。今回は「グリーンツーリズム研修」という名目で四国四県から生産者、民泊従事者、自治体などが参加する方々と共に約500年前にタイムトリップ。新しい領域に入りました。

能島には遺跡があるわけでも再現されているわけでもありません。何も知らなければただの小島です。あえて探すと写真の「石積み」の水面ギリギリの数段は「当時の遺構」だそうです。そこで必要になるのが想像力!建物があったならば高さや装飾を想像し、鍛冶場ならば音を想像し、食器が埋められていたなら生活を想像し、渡船が通るなら交渉を想像する。人それぞれのイメージは異なるけれど、広がる想像に楽しめるはず。

その後の講義でも「魅力には目に見えるもの、目に見えないもの」があり、「魅力は遠くで輝いている資源もあれば、足下で磨けば光る資源」があるかもしれない。想像力の大切さを伝えて終了。今一度、足下にある資源を再評価してみよう!

2015年7月9日木曜日

「土産化」について。

「クリアファイル」「付箋紙」「一筆箋」など、なんやかんやでグッズを作っていました。いわゆる「非売品グッズ」なのでお土産ではありません。では、そもそも「お土産」の定義とは何か?調べてフムフムと思ったのは「記念や思い出に買うもの」「その場所に行ったという証拠が付随するもの」「その地域でしか手に入らないもの」。と、すると、これらも「土産化」できそうだけど、目的が違うのでしません。

土産プロジェクトは試作で終わりましたが、(いや、何かもっと可能性があるはずだ!)と考えています。その中で妄想しているのが「日用品の土産化」。わざわざ「土産化」されたモノを買うのではなく、日用品が土産だったらいいのにと思っています。

ティッシュペーパーの箱に愛媛を印刷したり、ビール缶に地域情報を掲載したり(これはある)、傘の内側に地域の地図を印刷したり、ハンカチが地図だったり。考えれば色々と広がります。書いたので共有アイデアになりました。実現される方は寄付をお願いします(笑)

2015年7月8日水曜日

みかんソムリエいただき!

これはカラマンダリン100%搾りたてジュース!
まさにそうです!みかんジュースを飲み比べた時に思ったのは(みかんジュースにワインのようなソムリエがいたら、楽しみ方は無限に広がる!)ということ。友人の指摘の通りでした。単なる「苦い」ではなく「爽やかなミントを噛んだ苦さ(違うかな?)」とかね。味の表現や提案型の感想が売上げに影響する時がくると先読みしています。

野菜ソムリエが人気なのは「価値」があるから。取得することで肩書きにプラスになったり、関係者から信頼されたり、販売に好影響だったり。ここでも「アウトプット(資格取得)」ではなく「アウトカム(取得によって新しく創出された価値)」に意味がある。みかん(柑橘類)の種類は30種以上と言われる「みかん王国」らしさもでる。

大人だけでなく、子供達にとってもいいかも。総合学習の一環で特産物を学び「みかんソムリエJr.」の称号が得られる。温州みかんだけを見ると「うら作・おもて作」はあるものの、収穫の推移はジリ貧気味。売り方、見せ方という切り口から「みかんソムリエ」ができることは小さくないね!みかんソムリエいただき!

2015年7月7日火曜日

私の土産論。

愛媛県観光課と松山市観光産業振興課に計9年間勤めたので、毎日のように「他県から」のお土産をいただきました。手に取りペロリといただくと、わずか3秒で「お土産との関係」は終了。ゴミ箱へポイ!そんな事を繰り返しているうちに(お土産を地域の魅力発信ツールと位置づければ面白い!)と、気づきました。そして3秒だったお土産との関係性を300秒(5分)へ100倍に増やすぞ!と意気込み、採用されたのが4年前のこの企画でした。

最初は「お土産自体」の開発に注力!パティシエとデザイナーと手を組み、色々と作りましたが、美味しさと費用の狭間で悩んだ以上に大変だったのが販売場所について。「どこで売るか?」というのは「ネットで売ればいい!」という話ではなく、売りたいと思う場所への支払いは高く(だから上代は高いのか!)と驚きました。

結局、私の結論は「土産自体の開発は本職に任せ、◯◯◯に着目する」こと。◯◯◯とは特別な開発を必要しないもの。ここで学んだのは「自分の得意分野へ持ち込み、勝負すること(強みを活かすこと)」。まだ実現し ていないけど、その日は近い!!

2015年7月6日月曜日

愛媛土産に問いを立てる。

おもてなし科は最終課題に挑戦中です。課題は2つあり、その内の一つが「新みやげ論」として愛媛の土産品について自分で問いを立て調査、結論付けるもの。「検討⇒調査⇒整理⇒仮説⇒検証⇒結論」という一般的な流れに沿い皆、頑張っています。

その中で「土産としてのみかんジュースはどうか?」と問いを立てたグループにお邪魔。写真3種類のジュースは、どれも「きよみ」100%のフレッシュジュース。しかし!左は瀬戸内産の「きよみブレンド」、真ん中は愛媛産の「きよみブレンド」、右は伊方半島産の「きよみブレンド」。「きよみ」であることは間違いないけど生産地が異なる。で、お味はというと大きく異なりビックリ!

具体的には「濃さ」「苦さ」「後味」「甘さ」「色」で差があったかな。特に真ん中のジュースは「苦味(これが美味しい!)」が特徴的で、甘さスッキリ後味サッパリは左のジュース、右は濃さが特徴、これらの違いを土産品としての付加価値に変換して売り出せるか?顧客のシーンで飲み方を変えるのもいいかもね。