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2024年5月11日土曜日

一本にするか?二本にするか?


えひめフィルム・コミッションが一時的に入っているNTTビルの入り口に貼られているアニメ版「がんばっていきまっしょい」のポスター、そしてチラシ。行き交う人が見たり、チラシを手に取っていく。
その様子を眺めると「おうっ!今日は何の用事?上に行くの?」など、声をかけてくれる人あり。「楽しみだよな!」と声をかけてくれる人も。ありがたい。

そんな平穏な傍で、新宿・歌舞伎町タワーに一席6500円のプレミアム映画館(109シネマズプレミアム新宿)が誕生し、通常席が4500円!プレミアム席が6500円!ってどういうこと!?

“貴重な息抜きにお金を惜しまない層”がターゲットとのことだけど、そんな方々にはラウンジが用意されていて、ポップコーン、ソフトドリンクは無料で飲み食べ放題。別料金でアルコールと食事可能。流れるBGMは故坂本龍一氏作曲。
肝心のシートも通常より2倍以上の広さでリクライニングなどもできる。

別では、シネマサンシャインは6月1日から1900円の鑑賞代金を100円値上げして2000円にすると発表(東宝シネマズは昨年中に2000円に値上げ済)。

109シネマズプレミアム新宿の通常席が4500円だから、シネマサンシャインでは映画を2本観れる計算。一本を優雅に見るか、それとも日本を普通に観るか?
でも、よく考えると観る映画そのものは、IMAX画質とか音響などかな?作品自体に通常以上の没入感があったら高くない!

2023年12月17日日曜日

33%が非英語作品。


2022年の劇場公開邦画は634本。うち、ヒットと言われる10億円以上の作品は計26本。うち東宝配給(合同による配給も含む)は計13本、計621.5億円の興行収入。

「2023年の邦画と洋画を合わせた映画業界の興行収入は2300億円ほど、その中で24本を配給し、約800億円の興行収入を見込んでいる。」と東宝専務(この方は「世界の中心で、愛をさけぶ」の時のプロデューサー)。
ちなみに歴代2位の興行収入額になる予測(歴代1位は2016年の854億円)。

実は東映も興収がよく、2022年の年間興行成績は326億円で歴代1位(ワンピース、スラムダンクなど)を更新。「次は実写を当てる!」と東映社長。

2022年の邦画と洋画を合わせた映画業界の興行収入は2131億円。うち、東宝と東映だけで約1000億円と約50%のシェア。いわずもがな、アニメの貢献度がスゴい(10億円の作品計26作品中14本がアニメ)。

海外ではネットフリックスがついに世界ユーザー2億5000万人の視聴時間データを公開!今回は18,000件の作品に基づいた公開、今後は半年ごとに公開するとのこと。
特記事項は「全視聴時間の33%が非英語作品だった」こと。「過去作品でも視聴時間が長く需要があった」こと。

33%が非英語作品ってスゴくない?と誰に伝えたらいいのか・・・。

2023年8月17日木曜日

思い出深い作品。


劇場公開映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影相談は2002年、撮影は2003年、公開は2004年。
今年で撮影から20年、来年は公開20周年!と一人感慨にふける。記念上映されたら泣く。
当時の撮影現場を奔走してたのは私と東宝映画のKさん。そんな過去を思い出させてくれたのが某全国紙からの「“世界の中心で、愛をさけぶ”を取り上げたいです。」という相談。
掲載が楽しみ!

返信で「個人的にも感謝です。」と伝えたら、記者は実は愛媛県出身で「中学生の頃に観た思い出深い作品なんです。」と顔もしらないのにメールで盛り上がる。
長浜の瑞龍寺での撮影は夜間でハプニング、雨降らしのシーンで滑ったハプニング、初めての国道11号線の通行止め撮影ショッピングセンターで当時の車探し伊予鉄道さんによる撮影専用車両の運行長澤まさみさんとの食事・・・。

エンドロールに「えひめフィルム・コミッション」の名前を見て号泣。2004年公開の観客動員数600万人超、興行収入85億円は2004年の第一位。公開後に制作担当のMさんがわざわざ報告に来県してくれたり。

あっ!伊予高校での撮影は日没との戦いで、セットの水飲み場を夕陽に合わせながら移動させてたら、最後は校庭のど真ん中だったり(笑)
私に撮影のイロハを教えてくれた篠田昇撮影監督の遺作でもあった(涙)。
私にとっても思い出深い作品。

2023年7月6日木曜日

やっぱり・・・。


「撮影支援した代表作品を教えてください?」「絞りにくいです・・・。」「じゃあ、3本で」という質問。21年のキャリアで個人の独断と偏見でこれまでを振り返り、特に印象的(全体の撮影を通して)だったのは順不同の以下3本。

【離婚しようよ(2022年撮影/NETFLIX)】は、愛媛が舞台となった作品で、この作品ほど広域(松山市、今治市、伊予市、宇和島市、新居浜市、四国中央市、西予市)で撮影した作品、世界に配信された作品はなく、また大規模&難易度の高い撮影も過去に例がなく総合的な判断から代表作の1本。

【がんばっていきまっしょい(2005年撮影/関西テレビ)】は、鴨池海岸にリスペクトしながらの海岸探し、艇庫のセットを建てたこと(大三島の台海岸に設置)、放送開始後すぐの撮り直し(出演者の不祥事)、天候不順や自然災害(台風、山火事)などがあり、8ヶ月間という長期の撮影支援自体が物語だったので代表作。

【世界の中心で、愛をさけぶ(2003年撮影/東宝映画)】は、FC2年目と経験の浅い中での撮影支援で初めて道路封鎖をした作品。
諸々の撮影に前例がなく、地域や関係者からの理解や協力を得るのに尽力したので、エンドロールに「えひめフィルム・コミッション」と見た時に号泣したから代表作。

他に「坂の上の雲」なども印象的だったけど、結局、愛媛にゆかり多い作品になる。

2023年5月3日水曜日

撮影つれづれ。


多くの方が「グレースの履歴」に興味を持っていただき嬉しい。BS放送だけど、いづれ地上波で放送される時を待つのもアリ。「グレースの履歴」は原作・脚本・演出の三役を源孝志監督が担っていて(スゴい!)、監督の頭の中には全てのイメージがあったそう(P談)。
イメージ通りの撮影場所を探すのが制作部やFCの役目だけど、見つけても諸事情で撮影されなかったり、撮影しても全カットもあるのが編集。

今作品では「松山城が見えるいい公園」で撮影予定だったものの流れたし、萱町商店街では夜間撮影をしたものの全カット。編集次第で物語の質が左右されるわけだから止むなし。
全カットと言えば「世界の中心で、愛をさけぶ」。「尺が180分になってしまうから、泉谷さんの出演シーンもカットしちゃったよ」的な連絡をしてくれたのは当時の東宝映画の制作担当者。ちなみに上映時間は138分。

こちらが出演を希望したわけではなく、強制的な「内トラ(スタッフ出演のエキストラ)」だったら半分残念、半分安堵だったけど、結局「DVD保存版」には特典映像として未公開シーンが収録されている(手元にあるけど、恐ろしくて観れない)。
放送、上映、配信される作品は良くも悪くも色々な制限をクリアしたもの。だからディレクターズカットなどがあるわけで。

2023年1月18日水曜日

撮影から満20年!


北海道から石垣島まで70のFCが参加した「全国ロケ地フェア」へ150名以上の映画映像関係者が来場。
海外(マレーシア、イギリス、ドイツ)のディレクター、プロデューサー、ロケーションマネジャーを招いてのセミナー。
FCの事例、そして作品と宣伝についてのセミナーと盛りだくさんだった2日間が終了。どのセミナーも終了後は名刺交換の列、休憩時間にはFC同士での名刺交換や意見交換が常にあり、主催者としては安堵。

「泉谷さん?」と会場で声をかけてくださったのは「世界の中心で、愛をさけぶ」の東宝映画のKさん。20年前(2003)に昼夜を問わず撮影支援をした仲。今はプロデューサーに出世され、私は理事長に。「お互い、20年で変わりましたね・・・」と懐かしさに感慨深くなる。
そして「おぉ!泉谷さん。久しぶり!」と声をかけてくれたのは「がんばっていきまっしょい(TV版)」で、撮影現場でお世話になったHさん。

Hさんとはその前に「離婚旅行」という宇和島市などで撮影したドラマで一緒で駆け回った仲。今も撮影現場の最前線で活躍されており「愛媛でお待ちしています!」とロケ誘致。
「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影から今年11月で満20年(公開は2004年)。本作品で大ブレイクした長澤まさみさんとの食事、行定監督直々によるロケハンの仕方、いきなりの出演(後にカット)など、20年前なのに昨日のように覚えているのは濃かったから色褪せない。

2022年6月11日土曜日

100倍楽しくみる!

撮影直前の様子

テレビ愛媛さんへの相談は昨年度末。ロケがあったことをお伝えして提案するもテレビ局だし、組織での検討だし、編成の話でもあるし、視聴率も検討しないといけないから簡単にはGOサインが出ないだろうな・・・と思っていたら出た!
新年度になり「ゆ〜ばら」での放送が決まり森本D、岡田さんらと打合せすると(面白くなる!)と確信。萬翠荘もANAクラウンプラザホテルからも取材にGOサイン。

収録当日は「その場で演出」となり、内木さんの喋りに合わせて適当に喋る。森本Dからお褒めいただくも「二度と同じことは喋れません!」と、アドリブ力を発揮。映画の雰囲気を醸し出す萬翠荘に全員がオォ!となり、バルコニーで最高潮を迎える。
ANAクラウンプラザホテルでは14階にある石鎚で冒頭の収録を行うのもザワザワする(見てのお楽しみ!)。その後は「バスカヴィル・ショコラ」「カース・オブ・バスカヴィル」の紹介。

番組では取り上げられないけど、個人的にはバスカヴィル・ショコラを考案した木田さん(ショコラの見た目や味、試行錯誤の連続の賜物などのエピソード)。今回の企画を実現した遠藤さんの奮闘(東宝などとのやりとりを経たエピソードなど)を感じてもらいたい。
こうして多くの協力を得ながら作品の魅力、地域の魅力は発信されるのだと岡田さん、私は思うのでした!

2022年6月2日木曜日

映画撮影からの。


萬翠荘との最初の接点は、2011年8月に行った高橋久美子さんと白井ゆみ枝さんによる「ヒトノユメ展 in 愛媛」を盛り上げようと、ココ大の授業で「アートを学びながらつくる」的な取り組みをして、館内に詩や言葉などを展示して不思議な空間を楽しんだ思い出が。その後もプロジェクションマッピングの「空想美術館」をさせてもらったり、奥にあった愚陀仏庵(当時)ではドラマのロケなどもさせてもらったり。

そして「バスカヴィル家の犬」で念願の映画撮影。置かせてもらったチラシが既になく、東宝に急遽発送を依頼したほど。多くの人に物語と萬翠荘に浸ってもらい、その後はコラボ企画をしている「ANAクラウンプラザホテル」でオリジナルスイーツを食べながら映画談義をしてほしい。
からの萬翠荘顧問として、別プロジェクトにて。これまでは建物自体に魅力を感じていたけど、歴史や関係性を調べると・・・・。

萬翠荘の主だった久松定謨伯爵は教育に熱心で学校設立に多額の寄付をされていた。その寄付金で作られた学校は互いに独立しているけど交流できたら素敵だよね。と、萬翠荘を管理運営しているウインさん、校長先生たち。プロジェクトに携わりながら学べるって、これほど得なことはなく、良い機会をいただいたという話。萬翠荘ファンとしては魅力がまた一つ増えることに感慨。

2022年3月23日水曜日

目ん玉飛び出す!


人生(作品)はジェットコースター。作品が完成しても地域に迷惑をかけた作品もあれば喜ばれた作品もある。関係者の不祥事や不測の事態で公開されずにオクラ入なんてコトもある。
また作品が世に出ても制作会社が破産や解散してしまうこともあり、作品の完成を喜んでも安心できない・・・と知る。何気なく見た記事にビックリして映画のように目ん玉が飛び出して、記事を二度見しちゃったよ。

その傍で、映画撮影!と言う触れ込みでスタッフ募集や制作費の捻出、配給拡大などにクラウドファンディング開始!エキストラ募集などが続々とリリースされていて、これらのほぼ全てが誰の名前も知らない「自主制作」と思われる。私たちでさえ映画映像制作会社の名前を言ってみろ!と言われたら30社も言えないと思う。一般人なら東宝、東映、松竹、角川、日活が精一杯かな。今日もどこかで撮影は行われているのに。

話を戻して目ん玉飛び出したことがもう一つ。54人が参加したFCのオンライン研修をしたところ、なんと生まれ育った地域にFCがあった。
「毎度お騒がせします(1985)」 などのロケ地で一部には有名な地域で、まさか、自分がロケ地に携わってるなんて当時から誰が想像できただろうか?(あそこがロケ地?)と地元民は思うけど、それは見慣れているからであって、意識を変えればどこでもロケ地になると知る。

2020年3月9日月曜日

日本アカデミー賞

noteに書いた内容の補足をすると、2019年に689本も劇場公開されたのに、日本アカデミー賞の受賞対象だったのは202本(29%)というのは本当に驚きで、(ピンク映画もありますが・・・単に選考対象(上映期間、上映回数、上映場所など)に該当しなかった作品が多かったのか、ネット配信にシフトしているのか?など)色々と想像してしまいます。ちなみに2019年度は3959人に投票権がありました。

昨年12月に新藤兼人賞の授賞式に参加し、プロデューサーの河村氏が受賞の喜びを語るのを聞きながら、その時思ったのはプロデューサーによるキャスティングとの妙に尽きるのではないかと(もちろん、演出と脚本は当然で世に問う極上のエンターテイメントは確か)。もしも松坂桃李の演技でなかったらと思うと、テーマ、キャスティング、話題性など重要と改めて痛感。(「パラサイト」にもあい通じる要素を感じたり)

時々聞こえる「日本アカデミー賞は大手作品の作品が受賞するんでしょ?」という誤解。それは会員に松竹、東宝、東映、角川の社員が多いからだけど、その4社の社員総数(931人)よりも賛助会員の方が多い(1631人)のだから完全な誤解、その他1397人もいるし。JFCもそろそろアカデミー賞協会の会員になってもいいかもと妄想してみる。

2019年7月27日土曜日

驚異の96%。

ルトガー・ハウアー氏、2019年7月19日死去。「ブレードランナー(1982)」のレプリカント役で有名だけど個人的には「ヒッチャー(1986)」でのサイコなヒッチャー役の印象が強く、同じテイストを持つ(と、勝手に思っている)ウィレム・デフォーと共にウォッチング。個性派俳優がまた一人、合掌。80年代の音楽、映画、絵画などに多大な影響を受けていると、ストレンジャーシングス3rdシーズンを観て当時を懐かしむ・・・。

基礎調査開始。大手4社の映画会社の作品に対し、FCはどれほど撮影支援をしているか?を調べると実写作品の97%を支援していることがわかる(調べ方は作品名とFCの関与をネットで調べる)。
松竹17本(実写:12本/12本、アニメ:0本/5本)*FCによる実写撮影支援率100%
東宝32本(実写:23本/24本、アニメ:0本/8本)*FCによる実写撮影支援率96%
東映16本(実写:10本/11本、アニメ:0本/5本)*FCによる実写撮影支援率91%
角川10本(実写:6本/6本、アニメ:0本/4本)*FCによる実写撮影支援率100%
【合計】75本(実写51本/53本、アニメ0本/22本)

じゃあ、FCが支援しなかった2作品は何か?というと「空海 -KUKAI-美しき王妃の謎(東宝)」と「食べる女(東映)」。で、やはり課題は4社の公開作品で29%を占めるアニメ作品の制作(撮影)支援をしていないコト。劇場公開作品の1/3に協力できていないなんてもったいない。調査を続け、現状とあるべき姿とのギャップをフィルム・コミッションならではの価値で埋める宣言!

2016年8月6日土曜日

宇和海に出て欲しい。

こんな感じ。TOHOさん、お借りしました!
お見事!「シン・ゴジラ」。見応えのある2時間でした。あの映画に関わったフィルム・コミッションは幸せだな、永遠に「シン・ゴジラの撮影支援をしました!」って言えるんだから。
巨神兵、エバンゲリヲン、特撮、CGなど」最新技術からミニチュア撮影、オマージュまでてんこ盛りで大満足。間違いなく、邦画BEST3には入るでしょう。それにしても省庁の協力は「海猿」以来の大仕事だったと推測。

実は「シン・ゴジラ」を見る16時間程前、ジャパン・フィルムコミッションの理事会の帰り際に「学長、シン・ゴジラご覧になりましたか?」と映画製作者。「いいえ、まだです。」「それはもったない!よくできている映画ですよ。東宝さん頑張りましたから」と助言いただく。そして別の映画製作者は「あの映画なら海外へ出しても賞はとれますよ」「瀬戸内海に出たら面白いよね、はっはっはっ!」といただく。

8月1日までの上映4日間で動員71万人、興行収入10億円超とネットで出ていたけど、300万人の40億円程度か。あれ、すると意外と・・・。まっ、全28作品の中でも個人的には一番好みといえるので問題ナシ。ホント、瀬戸内海に怪獣が出てきて欲しいと望む一人。

2016年6月11日土曜日

3000人が選んだ総合1位!

3000人の20-40代の女性が選んだ「涙が止まらない映画ランキング(参天製薬)」によると、20代と30代で1位、40代では2位の「世界の中心で、愛をさけぶ(東宝/2004)」が【総合1位】とのこと。素直に嬉しいな、この映画は撮影を支援した私にとっても忘れられない1本です。

「伊予高校にてアキとサクが水飲み場(セット)で撮影していると夕陽が傾き、いつしか校庭の真ん中で水飲み場とアキとサクが演技」「高野連の規定で野球部が出演できず、他の部活動に野球部を演じてもらったらバテた」「森田芳光の登場は行定監督とのロケハンで突如わいたアイデア」「堀之内公園での撮影はディレクターカット版に収録」「撮影中に怪我をしたスタッフに代わり現れたのは、偶然に別場所で撮影していた映画スタッフ」「国道11号線の通行止め撮影の根性話」など、尽きぬエピソードが多いのもセカチューの特徴(笑)

撮影時は書籍は既に300万部と突破し、2004年の興行収入は85億円(600万人以上がみた計算)で第一位!という金字塔と打ち立てています。また撮影当時、既に病を患っていた篠田昇撮影監督の遺作ともなった作品。あれから12年が経ちましたが撮影スタッフとは今もやりとりをしたり。見直そう!

2014年4月14日月曜日

自慢も終わり。

「世界の中心で、愛をさけぶ」は、東宝の企画作品では同社最高の85億円の興収があったと、私は講演、講座で自慢げに紹介していました。しかしながら、東宝が4月14日に発表した決算にて「永遠の0」が興収86億円を超えたとのこと。あぁ、これで自慢話が一つ無くなりました。

あっ!紹介させていただくと「世界の中心で、愛をさけぶ」の愛媛ロケをフィルム・コミッションとして担当しました。大洲市、伊予市、松山市での撮影が懐かしい。そしてエンドクレジットの最後に私達の名前が出た時に号泣したものです。

今まで多くの作品に携わらせていただきましたが、次の代表作を作らないといけませんね。きっと「村上海賊の娘」は映画になるでしょう。個人的には「戦隊ヒーロー作品」が来てくれないかな・・・。