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2025年6月14日土曜日

複雑に考えない/しない。

研修で教えてもらった遊びの効果にハッとする。

放課後児童支援員認定研修から。
子ども達を取り巻く事柄は、研究や検証から多くが解明、分析されて私たちが子どもだった昭和時代から劇的に向上してる(と思う)。

ケンカのメカニズムも
すれ違いざまの接触やじゃれ合いで「叩かれた!」などと誤認し、やり返してエスカレートしがち。」
一見関係のない場面でも、以前に感じた悔しさや傷つきがフラッシュバックし、急に激しい反応につながる。」
遊びの途中でルールが守られない・順番が違うなど、理不尽と感じると感情が高まり、不満へ進展するケース。」など
場面や状況からケンカの発生確率を予測できるようになった。

すると、“先回り”してリスクへの回避行動を取れるのが大人だけど、そもそも「心配事の80%は起こらず、残り20%の割合も16%は準備しておけば対応可能なコトといわれるように、結局4%しか起きないという報告(米国ミシガン大学)を信じるなら、“気にするコトを気にしない”ようにするは大切ではないかと。

大人は危険回避能力が発達してるから、つい先回りしてリスクの芽を摘んでしまうと、それは学びの芽も摘んでしまうことになりかねないと気づく
。研修を振り返って個人的な感想。

世の中が複雑怪奇化する中で多面的・多層的にモノゴトを見よう/考えようと教えているけれど、子ども達にも同じような思考は意味がないかも?と自分への問い。

ここはあえて「複雑に考えない/しない」思考で、もっとシンプルに子ども達を捉えてもいいのではないか。

子ども達は明日(将来)を考えて遊んではおらず、また研究や検証のためにも遊んでおらず、目の前に全力なわけで、その日を精一杯元気に過ごさせることが先ずは大切かもしれない・・・と振り返り。

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