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2025年3月5日水曜日

学生達、焦る。


ココ大の市民先生でもあるmameとは、なんだかんだで20年以上の間柄。
そんなmameから「勤める河原デザイン・アート専門学校で、学生に特別授業をして欲しいです!」とリクエストがあり、二つ返事でOKしたものの、与えられた2コマ計3時間(180分)を、どう使ったらいいだろう?構想する。

と、言うのも3時間、一方的に話すなんて学生からしたらつまらないしと知っていたのは、学生たちは我が子よりも年下だったから。
さらに専門学校生は卒業=就職と直結してるから、実践(社会に出ても役立つこと)も必要と思ったりすると、なかなか難しいぞ・・・となる。

最終的には100分の座学、60分のワークショップ、20分の質疑応答で授業を構成する。
一年生+二年生=50名超が教室に続々とやってきた。
でも、学生の皆んなは(これから何を聞かされるの?)と言う不安な表情でソワソワ。

座学ではフィルム・コミッションとの向き合い方、創った仕事という切り口で紹介する。
mameからは「仕事観」「キャリア形成」「家族」などの“生き様”も多めでお願いしたいというリクエストだったので、紆余曲折のこれまでから自分が学んだこと、気づいたことを多めに話すと、学生達がメモを取り始める。

座学の後は40分1本勝負で「松山城or道後温泉本館の擬人化」もしくは「えひめフィルム・コミッションのロゴマーク検討」のどちらかを選び時間を渡す。

「(えひめフィルム・コミッションの)設立時からロゴマークがなかったということですよね?20年以上も平気だったんですか?」と質問されるも、今日まで全く問題なかった、不便に感じなかった(笑)。

40分でデザインしなければならない学生たち、焦る。
こんな経験をしたことがないらしく、演習なので成果は緩く考えていたら、やっぱりセンスのいい学生は必ずいて・・・となる。

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