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2022年4月14日木曜日

深く納得。


「ドライブ・マイ・カー」の撮影エピソードを紹介するのに観ていないでは話にならないと思い、ギリギリセーフの滑り込みで鑑賞。感想は良質な大人の映画。日本人らしい“強い面”と“弱い面”を出演者が上手に演じていて3時間の上映時間も長く感じなかった。個人的に好きな“劇中劇”で淡々と進むものの凸凹ありで、大人の映画でした。エンドロールを見ていて思わず、身を乗り出してしまったのが「協力」に西崎さんの名前が最初に単独表示されてビックリ!

他にも西崎さんが「イスから転げ落ちそうになったシーン」がわかって解決。写真は演劇の打ち合わせ会場となった広島国際会議場。情報だけでなくシーンと合わせてみるとググッ!とテンションあがる。演劇期間中に「宿泊地」と借りたのは「新豊」という呉市の宿だったんだ。とても印象的なロケーションだった。物語が日常だから地味なロケに見えるけど、一つ一つのロケ地が個性的で高難度なロケハンだったと推察。

走行シーンや車中シーンが多くて大変だったろうな・・とか、夜間撮影も多かったな・・とか、雨降しもあったのかな・・とか、フェリーでの撮影は本当にしたのかな・・とか、最後は雪のシーンで二人しかいないから大勢の足跡を残すわけにもいかず大変だったろうな・・とか。物語を追いかけるも、どうしてもロケ地や撮影の裏側に気がいってしまった。で、家福の緑内障はどうなった?

2022年3月26日土曜日

相談する人は素晴らしい。


NPOを最前線で支援する各地の「中間支援組織」を運営する友人との“ココだけ”の話。「NPOの設立相談は依然として多い」「年齢や性別などに問わず意欲の高い人が多い」「地域や社会の課題に気づいている人は多い」などなど、全方位体制で相談や質問に応える友人たちはスゴいと。とは言え「課題と思ったコトは本当に課題なのか?」「自分がしたいことなの?社会が求めていることなの?」などもあるけれど・・・。

無関心が最もよくないコトと思っているので、気づいた、意識した人が一人でも増えるのは喜ばしいコト。最初は“自分軸”でも構わなくて、同じことを思っている人が大勢いたら、いづれ社会軸になる。「資金や仲間、場所などの環境が揃ってからやります」と言う人は大抵やらない(笑)。頭だけで、机上では活動はできない。だから、相談という一歩を踏み出す人は素晴らしい。

でも、そんな全方位体制で時に悩ましい相談にも対応する彼らの相談に誰が応えられるか?悩みなどを一身に背負い込んでは彼らも抱えきれない。実はそんな時「私」がいる。表立っての相談対応からは引いたが、最前線で踏ん張る彼らのサポートはしたい。ただ食事をして喋るだけかもしれないけど、それで心が軽くなるなら喜んで。オススメはニューポカラのカレーはどうかしら。

2022年3月24日木曜日

居場所の話。


作業中にメッセージ着信。見ると久しぶりの佐伯さん。「子どもたちの居場所ができたから見に来ませんか?」というお誘い。作業の途中だったので3時間後に約束、商店街の中、3階にできた「コドモノイバショ」に入ると写真のような感じで、他にも広いベランダ(キャンプや上映会ができるほど広い)や別室、リフォームされたキッチン、バス、大きなテレビにエアコン完備など「えっ!?ココに住めるよね??」となる。「えぇ、住めますよ」と佐伯さん。

何かを教える教室的な居場所ではなく、ものづくり(3Dプリンターもあった)やプログラミング(PCもあった)などに興味ある子ども達が来ては気が済むまで作業して帰るらしい。
あれ!?こんな話、どこかでも聞いたぞ!と思ったら「おかけや」という居場所を柴崎さんも始めようとしていた(開いたかな?)。うーむ、コロナ禍にて様々なニーズから「居場所」の必要性が高まっているよう。

学校とも家とも違うし塾とも異なる。居場所の価値ってなんだろう?と考えると「子ども達が自発的にしたい、学びたい」という意欲を叶えられる場所なのかな?と。「勉強と学びは異なる」を目の当たりにする。と、思ったら(あれ、ココ大付属学園も同じ!)と自分で納得してしまう。前後左右が一緒だからと安心と進んでいては、目の前に崖が迫っていても分からないよ・・・という話。

2022年3月22日火曜日

3人の自分。


「この人(私のこと)は“ホワイトボード好き”ですから!」と愛ある紹介に周りもウンウン!とうなづく。「ビジネス系のライブパフォーマンスだよね」という言葉に(もっと褒めてー!)と心が叫ぶ。ホワイトボード(モノ)があると描かずにはいられない!言葉、会話だけでも可能だけど図解で説明した方が関係性が視覚的に把握できるし、矛盾も潰せるし、理解度は高いと思う。そもそも自分の頭の中を整理して喋れる。

唐突に「サバ寿司好きですよね?」「えっ!?そうですか?そうかもしれないです。」実は自分と言うのは「自分が思う自分」「人が思う自分」「本当の自分」の3人いるらしい。第三者の指摘によって気付かされる。愛媛に来てから好きになったと思うと、20年前に今は亡き義父が銀天街地下の小さな寿司屋で食べさせてくれたのが初めてだったような。あの肉厚でジューシー、甘酸っぱい酢飯を探し求めてるのかもしれない。

「モナカとレゴを見たら買わずにいられなかったよ!」と、「焼酎もなか」と「くまもん」のナノブロックをいただく。自分の知らない時に知らない場所で誰かが自分のことを考えてくれているのか!と思うと感謝。実は当人は誕生日で誕生日プレゼントを渡すつもりが「プレゼント交換」になってしまった件。そんな二人は50歳と64歳。20年来の友人、これからも仲良くしてくださいね!

2022年3月20日日曜日

感動された味。


これまでも映画映像関係者を連れて行き感激された「網元」へ。思い返すと2年ぶり。「店の看板は巨大な伊勢海老です。」「入口が魚屋の調理場を通るので分かりにくいです。」「水槽があってカメが遊泳して、時々バシャー!と水がかかります。」「雨が降ったら屋根がトタンなので雨音で会話が遮られます」など、店の特徴を伝えても相手は脳内でイメージ処理ができずに???となる。

テーブルの上にドォーン!と「刺身5種の舟盛り」これが分厚い!隣はゴッー!と炎が勢いよく舞い「カツオのわら焼き」、調理場ではシュッー!とバーナーで焼かれた「焼きサバ寿司」。客人は「マジでうまいっす!」とパクパク。もう一人の客人が「えっ、少食なお前がこんなに食べるの初めてみた・・・」と驚くと、「そ・・そうですね。少食ですが、こんなに美味いの初めてです!」と箸が止まらない客人たち。

クライマックスは「鯛のカマ焼き」で「“鯛の鯛”って知ってますか?」と、箸で突つく客人へ話題をブッ込む。「何ですかそれ?」となり、スマホで見せるとカマからの“鯛の鯛”探しが始まる。「えっ!これ?おぉー!」となる。「ホントだ!」と、話題で美味しさ30%盛り。「ごちそうさまでした。ホント美味しかったです!」と客人がお店の人にお礼。「びっくりした美味しさでした!」と余韻のまま解散。

2022年1月12日水曜日

住めば都。


「もう、みんな安曇野に来たらいいのに!」と安曇野に移住して数年の方。「温泉もあるし、毎週数回、仕事帰りなどに行ってますからね。東京で働いていたら同じことはできなかったですよ」と続く。その言葉に「お疲れさまー、じゃあ、今から滑ってくるね!」と、松山での仕事帰りに車のトランクに「スノーボードを冬場は常備している人」「温泉セットを常備している人」「釣道具一式を常備している人」の顔を思い出す。

自身はその土地に直接的な縁がなくても“何かしら紡がれて”縁(≒きっかけ)となるのが移住。ひと昔は移住=定住のイメージだったけど、多拠点生活や季節生活も移住のイメージに組み込まれて、「広義では2年間や4年間の学生生活だって移住だよね」と進言したっけ(あんなこんなそんなで移住ネタを書いてた)。個人的にはゼロから人を呼び込むより、既に“きっかけ”がある人へ対策した方がいいと思うけどね。

とは言え、移住も簡単じゃない。「地方には空き家がいっぱいあるのにナゼ、貸さないの?」とあるけど、「思い出のある家を全く知らない人にどう使われるかも分からないのに簡単に貸せない」という意見もある。売り家も少ない。仕事も移住者全員が創業や起業を目指してるわけではないから就職も選択肢。最大の難敵は【愛の壁】で地域に愛着が強いほど壁は高い傾向。気持ちは分かるけど時代は違う。

2021年12月17日金曜日

単純≠簡単


「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。-稲盛和夫-」
とのこと。ごもっとも!ここで言う簡単は「単純≠簡単」でないでいいか?単純=シンプルで捉えると、それ以上でもそれ以下でもなく、ましてや裏側に意図があるわけでもない。シンプルなほど納得感(内的)があり、複雑なほど説得感(外的)が増すと思うのは私だけか?

と、NY時代からの友人、ハーシャル・ペッパーズが教えてくれる。彼は人格者で「最後は誰に会ってみたい?」と質問すると「ジーザス」と答えるほど。私なんて「ヨーダ」と答えて「それはズルいよ!」と突っ込まれる。
閑話休題。「深く考えすぎない大切さ」は大事。「言わなくても分かるでしょう?」的な忖度含みの発言はハーシャルにとって意味不明、理解不能とのことで「言葉にした、表した表現」が全てとのこと。「わざわざ察したり、詮索する必要なんてないよね」となる。

そんなハーシャルは俳優(アウトレイジでは外交官役、マクドナルドのCMなど)でもありwikiでも紹介されている。でも、我が家にとっては子ども達が生まれた時から見守ってくれている家族同然の仲。ハーシャルと話しているとシンプルでストレートな対話の大切さが沁みる。「単純≠簡単」ではなくて、削ぎ落とした結果のこと。自分の贅肉はさておき、資料内容の削ぎ落とし!

2021年12月11日土曜日

老人と私。

「見てみろよ、本当に老人が増えてるよな。俺もそうだけどな。」と81歳の父が運転する車に同乗。「なっ、安全運転だろ?気をつけてるんだよ。老人が迷惑をかけちゃいけないからな」と信号にも早めの対応。高齢者の運転が指摘される中、免許返納の言葉がよぎるけど(車ないと生活できないよな・・・)と、実家の状況を察したり、私も姉も車の免許を持たないのでどうしたら良いものかと思いつつドライブ。

到着したのは曾祖父さん(「天皇の野球チーム」で選手兼監督を務めた方。でも、ひ孫はそんな事、知らずに生きてきた)が眠る多摩霊園。結婚時に来た以来だから25年ぶり!ちょうど命日だったこともあって花、線香をあげる。も「おいおい!火がつかねーぞ」と、線香に火をつけるだけでもワイワイとなる。多摩霊園は墓地の前まで車で行ける便利さで、駐車させてもらった方の墓は草木がボーボーだった。

「そこは閉じたんだな」「世の中、変わったからな」と父。辺りを見渡すといくつか手入れされず放置と思われる墓がある。確かに墓の意義って変わったかも。父も多摩霊園ではなく見晴らしの良い墓を既に用意してあり、自分の好きなようにデザインしてた。と、そこへサングラス姿のランナーが通る。!?と思ったけど、多摩霊園ほど広大な敷地で緑も多かったら散歩もするよなと。霊園もコミュニティスペース。

2021年12月9日木曜日

ようこそ愛媛へ!


安定の「黒潮亭」は愛媛県愛南町の海の幸が豪華に食べられる店。写真の黒潮定食は刺身、焼き物、揚げ物などがついて1280円。こんなお店に「ロケ弁」を頼みたい!今度相談してみようかな。
閑話休題。「出向じゃないんです!退職しての転職なんですよ!」と、世間から見れば“安定”と思われる職種からの転職にビックリ!「えっー!」となり、「おめでとうございます!」となる。何歳でもキャリアアップ(≒自己成長)はできるという話。

とは言え、年を重ねてからの転職は気が重いのは確か。なぜなら身軽じゃないから。それなりに仕事をしていれば実績や責任などを背負い込み、平均年齢で言えば生きてきた歳月より残りの歳月の方が短く、その短い時間で現状水準まで経済的、精神的に整えられるか?と不安になる。経験値が上がると良くも悪くも見通しができるようになる。だから「止まって現状維持が妥当」と思うのも当然。

しかし!続くと思われた現状維持という前提は、これまでと同じなら成立するけど、同じじゃなかったら「前提はない」と考えるのもおかしくない。すると(このまま居てもリスク、新たに踏み出してもリスク)という思考になったら、踏み出す人もいる。最も残念なのは気づいても「見て見ぬフリ」で、自分のコトなのに現実に目をつぶってしまう人。そんな人こそ、後から文句だけは言う。

2021年12月3日金曜日

性別年齢肩書きに関係のう

「あんさん、どちらからお越しどすか?関東どすか?」「そうどす(申し訳あらへん!話長なりそうやったさかいほんまは愛媛からだけど、出身の東京言うてもうた。)」「やっぱし、この辺じゃ珍しいさかい。今日は一段と寒いやん?」「京都市内と全然ちゃいますなぁ」「そうやん?京都は広おすさかい、すぐそこは日本海どすさかい」て、雨の中、拾うたタクシー運転手、ココは京都府京丹後市。ホテルに到着、「10円まけとくわ」てお釣りの10円をサービスしてくれる。「おおきに。」「おおきにー!」


今回は男性女性肩書きに関係のう会う人全員京都弁(関西弁)!京都弁をドップリ浸ってる。伊予弁もあるけど、うちは方言を全く話せへんさかい、皆んなの会話にウットリして時々話入って来へんかった件(笑)。

イントネーション、間、語彙の全てがええでなあ、方言。と、いうコトで「方言変換アプリ」でうちの標準語文章を京都弁に変換してみた。うーむ、こないな感じやったような怪しいでな。


信号待ちをしとっても小学生たちが「宿題なんてせーへん!」「あかんわ!」やら、じゃれ合うとったり、道を先に譲っても「おおきに」てお婆ちゃん。「あまのはしだて駅」から乗車の高校生らは京都弁で恋バナ。「ちゃうで!」「せやかて」やったっけな?そないな感じ。おんなじ日本人でも暮らす場所がちゃうだけで、外国気分やな。

2021年11月30日火曜日

時間やお金を使ってまで。


8:00〜、10:00〜、12:30〜、13:30〜、16:00〜、17:30〜、20:00〜と、久しぶりに大忙しだった一日。でも、直接会った打ち合わせは1つだけで、6つはオンライン会議。オンライン会議は自宅で対応できるから、つい「はい!大丈夫です」と、言ってしまうけど、以前だったら「別日でお願いします。」と言ってた。打ち合わせは相手があることだから相手も大変だろうと思いきや「職場にいても同じですよ」とのこと。

オンライン会議の場合、準備は少ないし移動もないから指定時間に入室し、終わり次第退出できるから楽。特に市外・県外との会議はオンラインが標準になった。これも働き方改革の賜物。世間では10月以降の緊急事態宣言解除によって「在宅勤務解除」「在宅勤務の上限日数が削除」「出社日数が増えた」と言う人は40%と、PRTimes。業種や曜日によって在宅、出社と柔軟に選択できるようになればと、先日の研修で検討した内容を思い出す。

時間やお金を使ってまで会わなければならない打ち合わせって何だろう?「次、いつ対面で会えるか分からない人」であることは間違いなし。「気兼ねなく腹を割って話したい」時もそうかもしれない。「ニュアンスとか会話の“間”なども読み取る必要がある話題」もそうかもしれない。と、いうことで会わなければならない人を訪ねに行く。

2021年10月12日火曜日

やばいリーダー。


時に近づき、時に俯瞰して分かった一つに、当人は無意識かもしれないけど「同調圧力」的な意識を植えつける【勘違いリーダーは罪】という話。適切を超えた振る舞いは「エゴ」でしかなく、自分一人で成し遂げたと勘違いしてしまい、組織や事業を自分色に染めてしまう輩。すると同僚や部下も、そんな色に染まらなければならないと忖度してしまい、自分たちはスゴいと、勘違いするのはタチが悪いとしか言いようがない。

不幸にも染まると「エゴが標準化」し、勘違いリーダーは「私ができるのに、あなたはなぜできないのか?」と、自身のモノサシを強要して、できないと見下す。コケにするのは人から組織にまで及んでしまう始末の悪さ。周りが止められなくなると自制もできなくなり行き着く先は退職とか異動。そんな結末を迎える前は大抵、胡散臭いことをしていることも多く、実際にしていたと知る。

何も知らない周りからみれば(スゴい!)と思われ、時にカリスマとも称されるかもしれないけど、実際は困った人でしかなく「裸の王様」なのに・・・。助言してくれる人もおらず、周りも去ってしまった残念な人。そんな人にならぬよう先頭であってもトップではなくセンターという意識に敏感なのかもしれない。そんなリーダーについて行かざるを得なかった人たちが可哀想で・・・。

2021年9月29日水曜日

40代の転職。


コロナウイルスは(結果として)決断させたという話。上半期も終わるタイミングで一緒にプロジェクトに参加した方の「退職知らせ」が立て続けに届く。以前は会えることが普通だったのに、コロナ禍でお会いもできずメールや電話での連絡。我々世代(40代)での退職→転職は、大いに悩んだと思うけど素晴らしく「お疲れさまでした。おめでとうございます!」と、一言目に言ってしまった。

そりゃそうでしょう。世間一般的な組織だと50代が最も“稼げる”時期なのに、目の前で“手放して”しまうのは「賢者か?」または「愚者か?」と勘ぐってしまうのも無理はない。
共に過ごした方は賢者と思える人も多く、更なる自己成長の実現としてのキャリアUPに見える。だって能力なければ、そもそも転職しない(できない)し、これまでの経験や実績があるからこその挑戦とお見受けした!

混沌で不確か不明瞭、視界不良な現状でも「見えないものを見ようとする姿勢・意識」を意味するセルフリーダーシップ(自身を牽引する)の話題で盛り上がる。
エールを送ると「泉谷さんは?」とブーメランとなって振られるが「私はこのまま、自分が信じる道を真っ直ぐです。」と返答。そもそも転職という概念さえ当てはまらない(笑)。まだまだ志半ばですから!

2021年7月18日日曜日

悟空の気持ち。

ニンマリ顔の男性は「富山県ロケーションオフィス(TLO)」の前佛さん、富山県庁職員です。「大コメ騒動」でJFCアウォードを受賞されました。ご本人は既に時代劇(散り椿)で銀幕デビュー済という経歴の持ち主です。
その隣の女性はマリさん。「神戸フィルムオフィス(神戸FO)」の代表で神戸市広報アドバイザーなどを歴任された方です。「まちづくり」にも積極的で、全く違う場所と機会でも会い意気投合の仲。ちなみに写真を撮っている後ろ姿の女性はTLOの舞さん。昨年、富山ブラックを一緒に食べた仲です(笑)。

先週(JFC総会イベント)と先々週(JFC認定研修)で100人以上の方と名刺交換をして用意していた名刺がなくなるハプニング!JFCを預かって2年、各地のFCはもちろん、監督やプロデューサーなど業界関係者、日本の映画振興施策を担う省庁関係者、映画人などの人材を担う教育機関関係者など、タテヨコナナメと繋がってきました。前理事長で姉のように慕っているマコさんからも「本当に頼もしくなった」とのお褒めの言葉。

各地のFCや関係者と密に繋がれば繋がるほど、可能性も課題も超リアリティに感じる“映画・映像業界”、10年後はどうなっているのだろうと。誰かがしてくれるのを待つのも一つだけど、声を出して率先するのも一つの手だけど、JFCだけでは限界があるので、多くを巻き込まないといけないのだけど、これまでの愛媛での取り組みとは比ではなく、皆んなにも支えてもらおうと悟空の気持ち。

2021年7月11日日曜日

時は流れて。

お世話になった映画プロデューサーの一人と言えば「セカチュー」のMプロデューサー。一回りも年上だったMプロデューサーは当時、経験の浅かった私に映画の作り方などを教えてくれた。ある日、Mプロデューサー“も”自動車免許を持っていないことがわかり、共感(なんのこっちゃ!)したのを覚えている。撮影終了後も違う撮影で愛媛に来てくださったり。ある時、JFCのイベントにひょっこり現れたMプロデューサー。定年退職されたとのことでご挨拶にきてくれる。

時は流れて。目の前にいたのは「若き映画プロデューサー」。これから羽ばたく才能をどうプロデュースしたらいいか?という相談。なぜ私に相談?と思ったけど、Mプロデューサーと出会って18年、FCに携わり20年、お役に立てばとアドバイス。でも、映画の構造について詳しくないので、そこは改めて懇意しているプロデューサーを紹介することにして、私からは「映画をプロジェクト」として考える視点。

一先ずのゴール設定(色々と設定はできる)をしたら、好んで使う思考法「バックキャスティング」で逆引き。すると、各プロセスがイメージできるようになり、リスクも予見できるから、リスクへの対処法も一緒に考える。Mプロデューサーと教える内容は異なるけど、こうして次の世代へ映画製作の知見が渡されると体感する。プロデューサーって単眼と複眼、距離感も大事だからねとも。

2021年7月4日日曜日

ブランドでも立ち上げるか!

愛媛で最も長い25年(松山で結婚式を挙げて以来)のお付き合いな木工職人の槙野さん。これまでに愛媛県材を使った「輪ゴム鉄砲」「木製ボールペン」「フォトフレーム付ペン立て」「屏風型メモ留め」などを一緒に作ってきました。妄想を伝えると職人の知識と経験と技術から妄想以上の木工品を作り出してくれるスゴ腕職人。ちなみに昨年度は「愛媛県パズル(ありそうでなかった愛媛県内20市町のパズル)」を創ってくれました。

そんな槙野さんとまた妄想。昨今のアウトドアブームと私のミニマリズム生活が交わり、ヘリノックスチェアに「ロッキング」をつけてユラユラさせてますが、この「ロッキング」の値段が高く、部屋の雰囲気と合わない(そりゃ、そうです。アウトドア用ですから)。そこで「木製ロッキングはできますか?」と相談したら、職人の知識と経験と技術を注ぎ込んでくれました。一体形成の流れるようなデザインがカッコいい!想像のはるか上のクオリティ。

私は言うだけですが作るのは難儀です。と、言うのも「足の角度がX軸とY軸とZ軸」で調整が難しく「もう少しかな・・・」と言いつつこの出来栄え。これはヘリノックスの中でもサンセットチェア&XL用の大型ロッキング。チェアツーホーム用も製作するとのことで「コレ、絶対に売れますよ!」と私。
ロッキングチェアに一度座ると普通のチェア(=ユラユラしない)には戻れません。ブランドでも立ち上げるか!とまた妄想。

2021年6月16日水曜日

相談を散らかす。

「人の相談ばかり乗って、自身の相談は誰にしてんの?」とは言われてませんが、ざっくばらんに素で話せる友人は、家族とは違う視点で貴重です。家族とは相談しても内輪話になので、無意識に妥協点などを探してしまい、自分で自分を納得させてしまうけど、断片的な情報しか持たない友人は客観的に忖度ナシで意見を言ってくれるから、こっちも構えずに吐露できるから不思議、これも長い年月を重ねた関係性からか。

特定の誰かに“相談する”ことはなく、いつも周りに「どうたらいい?」「相談があるんだけど・・・」と、相談を振りまいている感じで、周りで聞かされる人は(また始まったよ・・・)とたまったもんじゃないと思う。でも、一人でできることには限りがあるし、関係性が成立しているからこそ、お願いができると自分に都合のよい謎理論です。いかにお願いにワクワク感を持たせられるか?です。

愛媛に来て20年。フィルム・コミッションもココ大も言われてみれば、お願いごとばかりだった件。撮影で場所や道具、時にはエキストラ出演のお願い。ココ大なら市民先生としてのお願い、体験プログラム提供のお願い。そしてまた、お願いばかりの日々が続く。お願い先が何か得てくれることを願って、本日も相談を散らかす!

2021年6月13日日曜日

初公開。

フォ・ジェンチイ監督と言えば中国を代表する映画監督のお一人で、「山の郵便配達」は傑作、「台北を舞う雪」は、愛媛国際映画祭で上映したかったけどできなかった良作。東京国際映画祭での審査員など、国際的にも評価を得ている方。そのフォ・ジェンチイ監督がココ大で授業をしていただいた時にもらった「中国の切り絵」、実はどう飾ったらいいか分からず10年が経ってしまいました・・・。

そこに「学と芸 七分」【お土産世界旅行】の話。キュレーションなど全くのお任せでお渡ししたら、黒紙を台紙に飾ってくれてました(涙)。「数が多くてセレクトさせてもらった」とFさんとAさん。そうそう!「人物編」「草花編」「動物編」の3種類があり、それぞれに数種類入ってたはず。どれもこれも「超絶技巧とはこのこと!」というほど繊細な超人技の切り絵にビックリして(これはアカン!)と戻して封をしたのを思い出しました(笑)

お土産って意外と“そんな感じ(大事にしまいすぎて表に出ない等)”のモノが多い。今回、人前では初公開となった「中国超絶切り絵」と、勝手に言ってるけど各国のお土産に透けて見える文化や風土が感じられるのがいい。個人的には「アンディ・ラウ」のおっかけだったという方から持ち込まれたアンディ・ラウグッズの数々(あぁ、大好きだったんだろうなと)。香港を代表する映画スター。一つ一つのお土産に濃い物語あり1

2021年6月5日土曜日

カツ丼の仲

“ひょん”なことから出会った元西条市地域おこし協力隊の安形(あがた)さん、愛知県出身。奥さまとも一緒にカツ丼食べた仲です(笑)。たまたま先に移住した身ということで折に連絡をくれまして、報告書を送ってくれました。せっかくなので広げてゆっくりページをめくっていく。彼の吸引力はスゴくて西条市外から移住者を呼び込み、事業の立ち上げを支援し自らも創業する馬力。ユニークな方々が西条市に来てるんだなと。

西条市と言えば、西条市市民活動支援センターの戸田さん、西条自然学校の山本さん、FCをしたい!と皆尾さん、2年前からはソラヤマいしづちの石川さんにも懇意にしてもらい、「いしづち編集学校」で西条市を含むいしづちエリアの人たちと急速にお友達になる。
あっ!忘れてた。西条市と言えば、旧西条市、丹原町、東予市、小松町の合併を記念した映画の製作支援もした!(あの時は市民と徹夜もして頑張った!)

意外と西条市と縁があったことに驚く。こうした“新しい風”の人たちが地域と交わることで「関係人口」とか「交流人口」が起こるのは間違いなく、驚きながら読了。写真の「巻末コラム」は素が出てて特に良かった!と、書いていたら3番目の法人設立のお知らせ。「納税が地域への貢献」とあって、そうだよねと。私の場合はNPO法人で雇用!が私的ミッションで10年間なんとか維持できたと。

2021年6月3日木曜日

気分は世界旅行!

杉浦夫妻が新しく始めた「学と芸 七分」。昨日から【おみやげ世界旅行】と題した企画展示がスタート!コロナ禍で海外へ行けず悶々と「妄想旅行(行きたい場所でしたいこと、行った場所でもう一度食べたい味などを思い浮かべる・・・)」を繰り広げていた私にとって、手軽な世界旅行でした。いい企画!私はと言うと「手元にある海外のお土産を展示させて欲しい」と声がかかりお貸ししています。

私からお貸ししたのは「NYのPOPショップで買ったキース・へリングのメッセンジャーバッグ、NY地下鉄路線図のノート、路上アーティストの写真、画家が描いたエンパイアステートビルディングの絵、ロンドンの建物などを模した積み木、フォ・ジェンチイ監督からいただいた中国の切り絵、カンヌ映画祭に行ったスタッフからもらったカンヌ映画祭グッズなど、一つ一つに思い入れがあるのを再確認!

他にも“旅行”と名がつく展示なので、スーツケース、リュックもあれば、行ったこともない南米のカラフルな置物や装飾品、(持って帰るのに苦労しただろうな)と思われる大きめのブツなど、見ているだけで妄想が掻き立てられる!集まったお土産の品々は47の国と地域(と、言っていたような)。世界は広い!見聞を広めるためにも海外はオススメ。旅先の予習にもいいかもしれない!