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2021年7月11日日曜日

時は流れて。

お世話になった映画プロデューサーの一人と言えば「セカチュー」のMプロデューサー。一回りも年上だったMプロデューサーは当時、経験の浅かった私に映画の作り方などを教えてくれた。ある日、Mプロデューサー“も”自動車免許を持っていないことがわかり、共感(なんのこっちゃ!)したのを覚えている。撮影終了後も違う撮影で愛媛に来てくださったり。ある時、JFCのイベントにひょっこり現れたMプロデューサー。定年退職されたとのことでご挨拶にきてくれる。

時は流れて。目の前にいたのは「若き映画プロデューサー」。これから羽ばたく才能をどうプロデュースしたらいいか?という相談。なぜ私に相談?と思ったけど、Mプロデューサーと出会って18年、FCに携わり20年、お役に立てばとアドバイス。でも、映画の構造について詳しくないので、そこは改めて懇意しているプロデューサーを紹介することにして、私からは「映画をプロジェクト」として考える視点。

一先ずのゴール設定(色々と設定はできる)をしたら、好んで使う思考法「バックキャスティング」で逆引き。すると、各プロセスがイメージできるようになり、リスクも予見できるから、リスクへの対処法も一緒に考える。Mプロデューサーと教える内容は異なるけど、こうして次の世代へ映画製作の知見が渡されると体感する。プロデューサーって単眼と複眼、距離感も大事だからねとも。

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