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2021年11月6日土曜日

生き生きと笑顔だった件。


2日間、計14時間、研修という縁で集まった27名の公務員が協働で課題を改善したいテーマを持ち寄り、7つのグループに分かれて改善策を立案して発表を行う。発表を聞く側は、内容に対して感想や質問を発表者へフィードバックして気づきを与える。しっかり聞かないと質問できないし、しっかり発表しないと理解が得られない双方にとってよい緊張時間。私はと言うと“検討の場を荒らし”て、意見が落ち着かないようにする係。

ワークライフバランスや働き方を検討したグループからは「(諸事情で)仕事を頼む際に負い目を感じる」「皆勤賞という言葉が休暇をマイナスイメージにする」「(お願いなどを)ためらってしまう自分がいる」などの意見が出れば、観光誘客策にIRを打ち出したグループは「IR≠治安が悪くなるではない」とデータで見せたり、6次産業化を考えたグループは「営業力強化に商品が話題になるシーンを創出する必要がある!」と力説してくれたり楽しく聞かせてもらう。

「課題と思っている事柄は、本当に課題なの?単なる現象じゃないよね?」と何度尋ねたことか。ほぼ全員がマーカーなどで印をつけていたから伝わったと思うけど、課題の本質を見極めるって時にタコツボ化するし、時に不都合な真実に当たってしまうけど大切。課題の改善という難しいお題だったのに全員が生き生きと笑顔で意見を交わしている様子は話す機会を全力で取り戻しているようだった件。

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