日記を検索

2024年10月19日土曜日

ご当地ホテル。


「ご当地映画(地域が題材&舞台の地域密着映画)」があるように、「ご当地ホテル」もあって、現地でしか味わえない“ごとうち”密着が特徴のホテル。

鹿児島市内で訪問地の近くでホテルを予約しようとして調べていたら、立地がよく「西郷隆盛」がテーマという部屋が、周りのホテルよりもリーズナブルに紹介されていて(面白そう!)と予約する。

チェックインで入ると、酒瓶が並ぶカウンターが目立ち「薩摩焼酎などの試飲ができます。」とのこと。酒は全く飲まないので同じく無料サービスの「コーヒー」をいただく。
そして「サービスです。」と「白くまのアイスバー」もいただく。
スナックもあり、いきなり、サービス盛りだくさん。

で、肝心の「西郷隆盛部屋」は8階で、中に入ると広さ12畳ほどの和室。
部屋の両壁一面に西郷隆盛の像、姿をあしらった酒瓶、似顔絵、器、小説などの書籍は本棚いっぱい、西郷隆盛のマトリョーシカ、敬天愛人(西郷隆盛の座右の銘:天を敬い、人を愛する)が描かれたミニ屏風、そして山下清画伯の桜島絵など、紹介に偽りナシ!の西郷隆盛部屋。

ただ、ベランダもあり、景色を眺めてふと横を見たら隣部屋との仕切りが全壊してたり、バスルームも昭和感が強かったり、レトロな備品、部屋&建物自体は相当な古さ(歴史)とわかる。
そして、対応やお見かけしたスタッフ全員がシニアだったのを思い出して合点する。

他のホテルと差別化して訴求力を高めようとした時、ハードはどうしようもないけど、ソフトで勝負!という感じのホテルだった件。

西郷隆盛像の視線を感じながら(見守られながら)寝た一夜。


0 件のコメント:

コメントを投稿