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2019年7月18日木曜日

趣味以上プロ未満。

「同じ取り組みをご紹介したい」と松山と東京の架け橋役のSさん。案内していただいたのは都内の洒落た建物の屋上にあるプランティオさんの農園。やはり東京!イタリアン野菜など珍しい品種を育てていて「周辺の(イタリアン)レストランからの引き合いが多い」とのこと。えぇ、Urban Harvestでも「珍しい野菜」を考えてます。バジル、ミント、パクチー、モヒートなどもあった!

Urban Harvestとの異なりは「種」を植え、発芽させてじっくり育てていること。Urban Harvestでは「苗」を植えています。苗の方が種よりも育てるのが容易だからですが、種から育てるのは愛着も一層だろうな・・と。そして驚いたのが実った野菜などから種を取り出し、その種を無償提供(シェア)していたこと。「育てる喜びをエンターテイメント化したいと考えてます」とプランティオさん。

都市型農業(造語です)には2系統あると思っていて、一つは野菜工場系。垂直栽培やユニット栽培で生産を目的とし、供給量と質を追い求めているもの。もう一つはコミュニティ系。趣味以上プロ未満で、育てるプロセスや興味関心のある仲間との繋がりに価値を感じ、その延長上に収穫などの楽しみもある。Urban Harvestは後者。「同じですね!」と今後も情報交換しましょう!となる。世は追い風!

2019年7月17日水曜日

仮説にたどり着く。

5日ぶりの松山だけど、出張が濃厚だったせいか長期間離れていたような。気を取り直して出張の成果を実行に反映させないと!国内に200とも300とも言われる「映画祭」を今さら始めても新鮮味は薄いし他の映画祭と比較されるのは当然。でも、始めるからには何か目新しく斬新で(その手があったか!)と思わせないといけない。なおかつ「シンプル」でないと伝わりにくいし、再現なども難しい。

長年続けると知識や経験が蓄積されて「常識」という概念が誕生して、その常識(「一般的には」という表現などが該当する)が物事の判断基準になる。初めての場合、暗中模索の五里霧中だから、その「常識」を参考にする。参考にすることは良いことだけど、気づかぬうちに真似や模倣になってしまう恐れあり。前例が多ければ多いほど常識は多く、外れると心配や不安を招く可能性大!

個人の技量や経験に頼っている部分を「仕組化」できないか?と模索中。(個性を失うのでは?)と思われるかもしれないけど、それは「点の視点」であって「全体を俯瞰」すると、唯一無二の存在を確立できれば個性として成立するよねと。ここまでの仮説にたどり着いた!あとはキーワードの【ロケーション】というフィルム・コミッション最大の持ちネタをどうするかって話。

2019年7月16日火曜日

情報シンジケート

東京駅付近のホテルに泊まったら窓向こうの建物屋上は緑が生い茂っていてパチリ。野菜や果物などは見られないけど、高さ10メートルはあると思われる木々もあり立派な緑。建物の古さと比例するなら30年ほどは経っているのかな?土壌はどうしているのかな?屋上庭園・農園で言われる「屋上の耐重」を建築時に織込み済みだったら先見の明があると。周りのビル屋上は室外機だらけの中で一際目立つ緑!

編集者と情報交換。提供した情報は活用できたようで見本誌をいただき、本の対象者が「台湾・香港・中国の旅行者」だったと驚く。愛媛国際映画祭のPRなどについて今どきの主流を教えてもらう代わりに編集者が望む情報(地域からの情報収集方法など)を提供してバーター成立。なんだか怪しいけど、自分一人で賄える範囲は限られているから、これまでの出会いから手繰り寄せないと情報は向こうから来ない。

信じるか信じないかは自分次第だけど、感度のよい人達と話すことは意識のアップデートになるのは確か。台湾FCとの意見交換を聞き直してみると、その場では気づかなかったけど、全部聞いた後に文脈が前後で繋がったり、先を想像させたり発見が多い。今さら感があるけど、じゃあ、どうしたら「感度の良い人になれるか?」または「感度の良い人と思われるか?」だけど、ズバリ【質問力がある人】だと思う。

2019年7月15日月曜日

台北から埼玉

台北の宿から空港まで約25分、アッサリと出国審査は終わり搭乗。機内上映作品を見ながら(このロケ地でなければ成立しない作品だったんだろうな)とか、(CGのコテコテも物語に凄みや迫力を持たせるための背景なんだな)と、内容よりも背景が与える作品への影響について観てしまい楽しめず反省。離陸後5時間後に羽田空港に到着、入国審査もアッサリ通過、入国審査検査の悲喜交々のやりとりはテレビの見過ぎか。

JR川口駅で下車、東口から出て腹ペコだつたので「太郎焼(170jpy)」なる松山でいう「日切焼」を食べながらボランティアの指示で無料シャトルバス乗り場へ。既に30人ほどが待っていて結局50人は乗ったと思うバスはSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019会場へ。約20分で会場に到着、映画祭だけでなく親子イベントもしていて賑わいある中で上映開始。今年は「翔んで埼玉」があるから劇中で使われた道具も展示。

ボランティアはストラップ、Tシャツ、トートバッグの3点セットが付与されると想像(バスの中でボランティア同士が話をしていた)。会場には中国人と思われる若者グループがいて、(あぁ、数時間前までは私が外国人だったな・・・)と思ったり。帰りの電車にも旅行者がいたし、駅には団体もいた。コンビニの店員は外国人。自分が海外に出て自国に戻り思うことって多い。

2019年7月14日日曜日

熱烈感謝台湾!

小龍包は一口で頬張ったので肉汁はセーフだったのに、肉餡饅は大きくて一口は無理だからかじってみると肉汁が溢れ出しシャツが一枚サヨナラ。いざ!小さな店に飛び込み、言葉が全く通じず指差して注文するも違う品が出てきた、けど美味しかった。ご馳走になり「美味しい台湾料理ですね!」と伝えたら、「ここはタイ料理の店だよ」と笑顔で返される(確かにトムヤムクンとか出てたけどさ・・・)

台湾に来たらと言うのでタピオカジュースを2回飲む。一つ80T$から300T $まで種類が多く、量も多く提供している店も多し!多いと言えばファミマやセブンなどのコンビニが各ブロック毎にある。取り扱い商品も日本の品が多い。スーパーに行っても無意識に手に取った品が日本製ということも、そして売り場の方に現地語でモーレツにアピールいただいたけど熱意だけは伝わった。

松山と桁違いなのは街中の緑の多さ。木々が多いから気温が35度あっても日陰が多いし、気持ちいい。またジェニファーも台湾FCスタッフも(中には5ヶ国語を操る猛者も)、通訳のソウさんもバスガイドもフロントも全員3ヶ国語以上を話すマルチリンガルで、ものすごく仕事ができる人々だったと。初めての台湾だったけど、多くの素敵な方とお会いできて好きになる!やはり人との出会いは旅を良し悪しを左右する。

2019年7月13日土曜日

FCと映画祭は相性がいい。

未来は自分の意思とは関係なく向こうからやってくるけど、忙しさなどを理由に備えないとか、来るべき未来を描かないとかもったいないと思う一人。ジェニファーいわく「映画制作に国境はなく、国をまたぎ連携する事で撮影は一層しやすくなり、いい作品が生まれる」とのこと。また「作品はもはや映画館だけの上映ではなくなり、ネット配信も今以上に増えると予測される中で制作環境を充実させる必要がある」とも。

国の異なるフィルム・コミッション同士が業務連携することに今ひとつピン!ときてなかったけど、それは日本という枠でしか見てなかったから。台北フィルム・コミッションでは中国、香港、日本、フランス、米国映画の撮影がひっきりなしで、多種多様なロケ地のリクエストへの提案に、ワンストップサービスを標榜するFCとして撮影が国境に関係なくシームレスにできたら、それはスゴいと。

制作への投資も始めた台北FC。2008年設立だから11年、JFCが2009年設立だからほぼ一緒と考えると、色々と考えさせられる・・・。職員35名!撮影支援だけでなく、違う部署ではノウハウを活かして作品製作もしてるというから、10年間の過ごし方は 常に数年先を見ていたのか・・・と。そして台北映画祭とは別と思っていたら、異なる組織だけど連携しているとのこと、一体だれ!事業構想を描いているのは?

2019年7月12日金曜日

ヒョいと台湾。

羽田空港に着いたもののエバー航空はストライキの影響で台北行きの飛行機は一便欠航して次の便へ。18日に松山空港から直行便がでるとのことですが、一足先に初エバー航空。機内は冷房がキンキンで最後尾は毛布2枚重ね、食事は想像通り、座席の間隔も問題なし!映画のラインアップも良かったので5時間のフライトは2本観たら台北空港に到着という感じ。空港は軍施設併設なので機内からの撮影は禁止とアナウンス。

この季節、気温は32度ほど。現地ツアーの参加に夕方の街を歩く。集合場所の台北駅まで約20分、所々に日本語看板や日本料理店があるので街の景色だけ見れば異国情緒感は薄いけど、一つ一つ細かく見るとワンダーランド!駅で集合したのはフィリピン家族、韓国夫婦、マレーシア友人同士、そして私の10名。用意されたバスに乗って4時間のツアースタート!

ナイトマーケットを歩き、寺院を訪ね、夕食は円卓で歓談、タピオカジュース飲んで、台北101に行って、帰りはホテルまで送迎。ガイドの台湾人ウォルターは京都や大阪に家族と行ったと言ってたし、フィリピンの子はワンピースなどのアニメ、ラーメンなどの日本食が大好きで日本へ行きたいと熱望してた。海外から日本は魅力的に見えるけど、日本は思われるに値するかと思ったり。

2019年7月11日木曜日

予定調和一切ナシ!

昨日から「笑顔のまつやま わがまち工房」がスタート(全9回)。2年ぶりの登板となった背景は今年のテーマが「鹿島(かしま)だから。遡ること6年前【風早推し隊】という授業を企画し初年度は市民自らが北条の魅力について体験型で学び、2年目は市民が企画した内容(山へ登ったり、郷土料理を作ったり、伝統野菜を学んだり、鹿島で楽しんだりなど)を授業化して実施。今でも思い出すと楽しい学びだったと。

しかし、鹿島は最盛期に15万人/年が訪れていたのに今は3万人/年がやっと。何とか賑わいを取り戻せないかと6年前の実績から矢が当たったようです。とは言え私が何かするのではなく、これからの主役である学生を主軸に考えようと大学生、専門学校生ら25名の一人一人がプロデュースできるようお手伝い。ただ、その前に鹿島に行ったことがない人が多かったので初回はオリエンテーション。

学生いわく「鹿島の絶景ポイント、鹿島の楽しみ方、鹿島名物など」を探したいとのこと。今はアイデアのカケラもないけど10月には「鹿島をにぎやかにする大作戦」が数種出て11月には松山市長へ提言するのだから面白い!事務局は「今年度中に1つは実行したい!」と意気込んでいて、予定調和ナシの出たとこ勝負のアイデアではありますが、集まったご縁から化学変化がおきますように

2019年7月10日水曜日

近視的な単眼思考。

栃木県のファーマーズ・フォレストの代表取締役社長、松本謙さんをお招きしての勉強会。年間150万人が訪れる道の駅「うつのみや ろまんちっく村」は46haの広さ、ここを拠点に沖縄、長野などの県外も合わせ18箇所の直営施設、直売所の物流は自社で構築した結果、年商20億円以上、従業員305人、そして大谷石の採掘現場をめぐるツアーなどの着地型観光は年間200本、何もかもが参考になります。

猛省は「6次産業化」について。「6次化は目的ではなく手段なので、6次化を目的に始めると失敗する」の言葉が刺さる。分かってたつもりだったけど、6次化の可能性を疑わず強く思う余り、6次化=ゴール(目的)という意識があったと気づく。いわゆる「近視的な単眼思考」で「俯瞰的な複眼思考」ではなかったと。プレイヤー兼プロデューサー的な立場も多くなった昨今、気をつけないと・・・。

意識の切り替えって大変!勉強会の最中に「UrbanHarvest」に繋がる言葉を聞いては意識がそっちに行くし、ドラマに取り上げられたという発言に「ロケ地、撮影」に意識が行くし・・・。意識が繋がり連鎖して相乗効果は良いことなんだけど、考えがフラフラしないよう、どこかで(〇〇はこうだ!)と決めつけてしまう単純化が考えを硬直化させる近視的な単純思考の原因に(意識にもっとゆとりを!)と更に猛省。

2019年7月9日火曜日

企画を煮詰める。

プロデューサーと意識すると(何をどこまですればいいのかな?)と考えてしまったり。もちろん「仕様書」はあるので、書いてある通りの結果を出せばいいのですが・・・果たしてそれだけで自分は「らしさ」を出せるのか?と・・・。自分の考えを「やらなければならないこと」「できること」「したいこと」に分類し、仕様書(=しなければならないこと)と照らし合わせて優先順位をつけてゆく。

難しいのは、企画の実現に必要な資源の調達と実施体制および過程の描き方。妄想を広げながらヒト・モノ・カネ・ジカンを当てはめて具体的な工程へ落とし込むのは、プロデューサー冥利に尽きるとはいえ大変!だけど自分の妄想を超える(新しい出会いや無理難題などの喜怒哀楽)と思うとシビレる!7月2日に就任してから1週間、考えるだけで1週間経ってしまった(涙)

悶々と考え込んでしまったので家族と気分転換。大島の「カレイ山展望台」と「亀老山展望台」をハシゴ。目の前に広がる「ロケーション」はいい!と実感。ロケーションが映画を通して国内外へ発信されることで愛媛・日本の魅力が世界中に届く。これまで取り組んできた事業とはスケール感が違うのも面白い。で、訪れたら100%確実に食べる「ご当地アイス」、ここははご当地NICE CREAMの出番!

2019年7月8日月曜日

0.2秒でリフレッシュ。

「バイバイ・インセクト」授業は、何気なく観ていたベニシア・スタンリー・スミスさんの番組で作っていたから。街のど真ん中で、あのような雰囲気は作れないけど、意識を持つことは大切。「殺虫ではなく虫除け」がポイント。また「プランターの端でハーブなどを植えたらいいですよ、綺麗ですよ!」と助言をくれたのはファン・ガーデンの宮本さん。多くの方にお世話になってます。

香りは0.2秒で脳に伝わる。が、昨日の印象的な学び。香りを嗅ぐと瞬時に(気持ちいい〜、いい香り〜)などを感じるそうで、それは好みや体調などによって異なり、昨日は「森林系 or 柑橘系」から選び、私は「柑橘系(レモングラス、ラベンダー、ゼラニウム)」を調合。「レモングラスは育てやすいから自分でも作れますよ!」と今回の先生役の児玉三由さん、いいこと聞きました!

肌につけることもできる今回の「オーガニックアロマスプレー」は、直射日光を避ければおおよそ1ヶ月間持つとのこと。その後は消臭剤として台所や気分転換に部屋でシュッ!とするとか、多彩な使い方ができるとのこよ。人には心地よい香りで虫には苦手な香りのオーガニックアロマスプレー。「最近は卓上の蒸留器も安価になったので、アロマオイルを手軽に作れるようにもなりました」と児玉さん、へー!

2019年7月7日日曜日

1番目のファン。

「選挙が始まりましたね」とドライバー。「自分の1票で変わるんですかね?」「投票率の低さには、いっそのこと、投票を義務化したらいいいんですよね」「国民の半分が投票に行かないなんて日本はどんな国なんですかね」「アメリカみたいに直接投票にしたらいいのに・・」。やりとりで便乗したけど、1票を投じなかった結果、未来が変わってしまっても、その時はすでに遅し!と思う一人。未来への投資です。

未来の塊が約2年ぶりに一時帰還、彼の名は「時代」というので、意味を英語で伝えるとSO COOL!とのこと。ひとまず「惑星ダゴバ」という感じの我が家か。小さい頃から描くこと、造ることが好きだった彼、作品を持ち帰る。1番目のファンとして「コレクション」に追加する。高校を中途退学し単身渡米し、日々、色々と大変だったと思うけど、父は嬉しくてたまらない。

そこへ長女も半年ぶりに戻る。妻と二人生活が3ヶ月間続き、急に4人生活に。家の中が急ににぎやか、そして狭く感じる!末っ子がいないのが寂しいけど久しぶりの家族団欒。これからそれぞれ独立し、会う機会が減るのは確実だけど、どうか、自分らしく過ごしてくださいと。親が子供を応援しなくて誰を応援するのか?と。未来へ投資できるのは大人(親)の特権と。

2019年7月6日土曜日

コミュニケーションの達人。

西予市まちづくりアドバイザーとして今年初めての野村町へ。昨年氾濫した肱川を走り途中に垣間見えた仮設住宅での暮らしを見ながら(復興はまだまだ・・・)と担当者と話しながら会場へ、昨年の豪雨災害でなくなった方(関連死含む)は33名とNHK松山放送局。今回、お呼びがかかったのは野村町で古くから(と、言っても文献などナシ)伝わる「サシアイ文化」の浸透と継承について。

「飲む村(ノムラ)」と言われるほど「お酒好き≒酒文化」が認知されている野村町。だけど「お酒で体を壊す人が多い」「お酒が飲めない子供達へ文化をどう伝えればいい?」「お酒が飲めない人も増えてきた」など、住民が感じる?も多くなり、サシアイ(対など一緒に飲む風習の価値)を今一度再検討しようと、自営業の方、お母さんや移住者、勤め人、職員などが集まる。

まず「サシアイ文化≠酒文化」を確認。聞けばお酒が多いものの「お茶、ワインなど」の機会もあるとのこと。サシアイ文化から生み出される価値は「単なる酔っ払い」ではなくて「他人との距離が縮まること≒かけがえのない時間と空間の共有」。ならば野村町の方々は「コミュニケーションの達人」ではないかと。こびり付いている「固定概念」を剥がせるか?野村町。

2019年7月5日金曜日

なぜ働くのか?

自戒を込めて。「終わり時間が決まっていない会議はNG」だし「会議の為の会議の為の会議は無意味」だし「会議が単なる承認機会ならメールでOK」だし「集まることが目的になっているなら改善が必要」だし「残業で残る人=仕事ができる人は勘違い」だし「残業代なんて微々たる金額」だし・・・。日頃の鬱憤の吐露から90分1本勝負の「働き方改善WS」はスタート。

「組織に属している以上、組織の色に染まり同質化するのは当然」がまかり通っていた時代から「一人一人に優しく包容力のある職場」が求められる昨今。生産年齢人口が減る中で組織(職場)から個人へ重きは変わるのね。その通りだけど「個人重視になると【義務と権利を勘違いする個人】が現れる」傾向あり。正論を振りかざすのはOKですが、その前に自己満足ではなく顧客満足度で成果を測ってね・・・と言いたい。

「定時で帰ります」は定時という概念があるから成立するわけで、定時のない職場=個人事業主の改善は一筋縄ではいかない。時間を組み立てられる自由度は高いけど、その自由度の高さから24時間365日臨戦態勢も(私は全く違います、20時以降はポンコツで仕事になりません)。「休むのも仕事!」と先輩が言ってたっけ。働き方改善って(なぜ働くのか?)も一緒に考えないともったいないと。

2019年7月4日木曜日

転校生のよう。

昨日、7月3日は「ソフトクリームの日」でした。由来は1951年7月3日に明治神宮外苑で開かれた進駐軍主催のカーニバルにて、日本人へ初めてソフトクリームが販売されたからとのことで、日本ソフトクリーム協議会が1990年7月3日を「ソフトクリームの日」と制定したのでした。そういうことなのね、いつか【NICE CREAMの日=おいしい選択肢の日】ができたりして!

松山三越でのNICECREAM販売は実に面白い!単に販売数を追い求めるだけでなく「お客さまや三越の方々」との触れ合いだけでも物語が書けるほどだけど、アトリウムコートで毎週火曜日に入れ替わる「催事の方々」との交流は格別。これまでに宝飾、絵画、家具、フランス、ハワイ、セレクトショップなどが登場し、最初の数日はお互いに挨拶からスタート。

だけど、数日経ち残り僅かになる頃にはすっかり打ち解けて互いの話で盛り上がったり。先日はハワイ企画だったので「ココナッツミルク」のイメージからNICECREAMに興味をもってくださったハワイに会社を持つ社長さんと「ハワイにNICECREAM」で盛り上がる。こんな会話が毎週行われるも催事は月曜日に終わるので連絡先を渡してサヨナラ。写真は1日だけ特別に提供して好評だった【NICECRAEMパフェ(コーヒーゼリー+玄米フレーク+NICECREAM)】

2019年7月3日水曜日

下心と野心。

愛媛国際映画祭のキーワードは「ロケーション撮影振興」。愛媛国際映画祭自体はアウトプット。愛媛国際映画祭が創出するアウトカムは「ロケ撮影が盛んになることで愛媛・日本の魅力が今以上に世界へ発信されること」。アウトカムによるインパクトは映画を観た(海外の)方が聖地巡礼のように訪れたり、文化を体験したり、日本各地を訪れる動機が生まれること。世界共通語の「ロケーション」の可能性を高めたい。

自分にこんな役がやってくるとはね・・・が本心。記憶が正しければ2002年7月1日付で【えひめフィルム・コミッション】が設立されて専属職員になり、2019年7月2日付きで【愛媛国際映画祭プロデューサー】に就任したので17年後ですか・・・。ロケーション撮影の誘致・支援を担うフィルム・コミッションの認知度が上がることで地域での撮影がしやすくなると思っているのは下心。

野心はロケーションというイメージが実写に限られているのでアニメ映画やゲームの世界まで広げたいと妄想していること。「崖の上のポニョ」は鞆の浦、「サマーウォーズ」は信州上田、「エヴァ」は箱根、「君の名は」は飛騨古川駅、「千と千尋の神隠し」の湯屋は道後温泉本館をモチーフと、今やアニメやゲームの世界は現実世界とシームレス。唯一無二の映画祭となるか!

2019年7月2日火曜日

食べ物つれづれ。

デカくなりすぎたキュウリですがキュウリです。一口サイズに切れば何ら問題もないし、食べてしまえば皆んな同じ。人も同じで「人間一皮むけば皆んな同じ」と言ったのは放課後ミッドナイターズだったっけ?「見た目なんて皮一枚の話、大切なのは中身(味)だよね」と話したことを思い出す。一体、誰が物事の価値を決めているだ!と思いきやお偉いさんではなくて「我々消費者だった」というオチ。

米国では1食ずつワンプレートに数種類の料理(ポテトサラダ、インゲン、ニンジン、ステーキなど)が盛られてる状態の「冷凍食品」が25年以上前からあり(食べてた)、電子レンジでチンでワンプレートの食事が完成。最近では「完全食品」なる「これさえ飲めば一日の栄養素が摂取できる」な品も登場。食事が食事でなくなっているよう(料理や食事に手間暇は無駄とも思える・・・)

余談です。ディズニー映画「ウォーリー」に出てきた人間は機械が身の回りのことを全てしてくれるのですることがなく肥満体。銀河鉄道999の「なまけものの鏡(肥満体な人間が破裂する子供の時に観てショッキングで覚えている・・・)」と同じだ!と思ったのは私だけでないはず。効率的はいいことだけど、手間暇かけないといけないコトまでも効率化するというのは歪みがでそうと・・・。

2019年7月1日月曜日

未来の塊たちは。

高校生と大学生の計21名による鬼北町の道の駅「森の三角ぼうし」を今後20年間盛り上げる【鬼アイデアワークショップ】は素晴らしい化学変化が生まれて終了。我が子と同世代の子供たちに(どこまで踏み込めるだろうか?)と開始直前まで悩んだものの雰囲気が良かったので「ちょっと背伸び」な内容に変更して決行したのが良かったかも。

内容は「企画したアイデアの当日(例:鬼ンピックに参加、鬼土産を買いにきた、合格鬼願をしにきたなど)に没入する」という妄想力が求められるふり。参加の目的は何か?誰と来たか?車は何台で来たか?どんな気持ちか?その結果は?など、事細かく参加当日のことを考えてもらうとハマッたのか、超細かく行動をシュミレートするグループ現れる。またリアリティを求め雨の中、調査を行うグループも!

一見して「おふざけ」に見えるけど裏テーマは「ペルソナ設定」と「バックキャスティング」の体験。架空でもターゲットを具体的に設定してアイデアに送り込むことでアイデアの「モレヌケズレ」をチェックできるし、アウトプットへどんな過程を経るのかを考える機会にもなる。(高校生だから・・)という自分勝手な妄想は不要だったみたいで、爆笑もあった具体的な内容に学んだのは、またしても大人だったり・・・。

2019年6月30日日曜日

映画業界つれづれ

「この本を買ってもいい?」と東京暮らしの末っ子からメッセージ。「世界シネマ大辞典(4536円)」なるもの。(へー!我が子もこういう本を読むようになったのか・・)と一人感慨にふけり「どーぞ!」と伝えると数日経って松山に届く。単なる「送付先の間違い」とのことで、少し読ませてもらい送り直し(1200円の痛手!)。映画の端にいる身として(こんな本に掲載される作品が愛媛で撮影されたら)と・・・。

映画(制作)業界は梅雨空のにスッキリしない。破産や倒産はどの業界でもあるけど、いざ自分が身を置く業界ごとになると、これまでの経験から色々と想像でき、その想像が意外と当たるから嫌。そう思わせるのは愛媛で初期に支援した某映画で制作資金がなかったのか「資金提供してくれそうな会社を教えてほしい、利率は・・・」のような話で断ったら罵倒された経験アリ(あれは絶対に詐欺!)

1999年の邦画公開本数は270本/年でした。10年後の2009年、公開された邦画は448本/年(165%)に増えました。そして2018年は613本の邦画が公開されました。20年前から227%(343本)増えた計算。作品数が増えた要因には技術革新などの制作環境の変化などがあるけど、このまま増え続けるのだろうか?とも思ったり。増える現場に支援環境はどうすべきかと。


2019年6月29日土曜日

1歩も2歩も3歩も!

7月7日(日)11時-12時の【バイバイ・インセクト(オーガニックオイルの虫除けスプレーづくり)】授業は順調に申込みが増えていますので、ご検討いただいている方はお早めにどうぞ!私も作ります!先日はリビング紙で紹介されていた児玉さん。園芸にはもちろんですが、家の中でも使えるのがいい!ハーブとかも育てたらUrban Harvestレーベルの虫除けスプレーもできるかも!

松山三越NICECREAMは、ハワイアン企画をしているせいか、来館者が【ハワイ=ココナッツ=NICECREAM】と繋がるのか絶好調。一日に数回、フラダンスなどのショーが行われるのですが、出演されるダンサーの待ち合わせ場所になってるらしくNICECREAMを食べながら待機する方多し。「もう私3回目!」とか「帰りにまた食べよう!」とか、まさに「相乗効果」ここにアリという感じ。

7月から授業を毎月しないといけない!園芸を教えてくださるのは「伊予農産」さん。その他は「野菜箱」「ソーラークッカーづくり」もいいし、「収穫祭」はします。夏休みらしく「野菜のある風景写生会」もいいかも。7月には「冬野菜」を育てたい方の募集も始まります。日々の成長が面白くてしょうがないUrban Harvest、野菜も実りはじめ、愛媛初!都市型農業の1歩踏み出す!