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2019年6月30日日曜日

映画業界つれづれ

「この本を買ってもいい?」と東京暮らしの末っ子からメッセージ。「世界シネマ大辞典(4536円)」なるもの。(へー!我が子もこういう本を読むようになったのか・・)と一人感慨にふけり「どーぞ!」と伝えると数日経って松山に届く。単なる「送付先の間違い」とのことで、少し読ませてもらい送り直し(1200円の痛手!)。映画の端にいる身として(こんな本に掲載される作品が愛媛で撮影されたら)と・・・。

映画(制作)業界は梅雨空のにスッキリしない。破産や倒産はどの業界でもあるけど、いざ自分が身を置く業界ごとになると、これまでの経験から色々と想像でき、その想像が意外と当たるから嫌。そう思わせるのは愛媛で初期に支援した某映画で制作資金がなかったのか「資金提供してくれそうな会社を教えてほしい、利率は・・・」のような話で断ったら罵倒された経験アリ(あれは絶対に詐欺!)

1999年の邦画公開本数は270本/年でした。10年後の2009年、公開された邦画は448本/年(165%)に増えました。そして2018年は613本の邦画が公開されました。20年前から227%(343本)増えた計算。作品数が増えた要因には技術革新などの制作環境の変化などがあるけど、このまま増え続けるのだろうか?とも思ったり。増える現場に支援環境はどうすべきかと。


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