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2017年12月20日水曜日

ゴールを切って立つ。

200円の品(味噌いも&面河ウーロン茶・饅頭&面河ウーロン茶)を100セット以上売ったなので一先ずOKとしましょう。細部になると「面河ウーロン茶の販売を目的にマルシェへ出店しましたが、茶葉単体(500円/袋)はまぁまぁ」という程度。「試飲を積極的にしたらよかった」「初めてにしては上出来!」「改善点を見つけよう!」など、経験したからこそ感じた意見が出た面河地区での生きがい研修講座最終回。

ここまでの流れをPDCAでいうと過去2年間、Plan(検討+計画)を繰り返し、今年に入りDO(準備+実行)を行い、先日がCheck(振り返り)機会。改善機会をActionとするなら、それは翌日から。実際に1月に改善点を生かして久万高原町内での出店計画もあり、3年間の学びは行動の持続に結びついたと皆んなで実感。生きがいや居場所を創出し「お小遣い」が入ったらという願いから始まった講座は無事に終了。

久万高原町広報11月号によると町民は8572人。10月から13人の減少、戸数では4524戸で10月から3戸減少。10月に1人が生まれ、20人が亡くなっている現実。高齢化率は愛媛県内一の47%。面河村の人口は約600人。人が減り続ける中でも「自分たちでできることはするぞ!」と人生の大先輩でも意欲ある人がいることは、他の地域にとっても参考になるはず。

2017年12月19日火曜日

150名と一緒に。

「おシャレで"買いたい!"と思わせるパッケージや演出が欲しい」「(農業系)アイドルの活用を!」「健康志向など、栄養面に配慮された商品開発を!」と発言してくださった受講生。「マルシェで積極的に販売する」「"えひめのてみやげ贈りもの"から直接注文できるようにする」「少量の食べきりサイズをつくる」「MY(つまみ)レシピを公開する」など、6次産業化大作戦で記入くださった方々、その数150名以上!

その一方で「値段が高い」「量が多い・重い」「使い方が分からない」など、日常買いに消極的な意見もあり、講師役として登壇したものの、一番学んだのは私というイッヒヒ!だった「ふるさとふれあい塾」。多くの方に興味関心をもって聞いていただき大感謝。時々「よくも大っぴらに言いますね」と言われますが、そんな意識はなく「素」です。多くも少なくも良いも悪いもなく「素」で話しています。感じ方は受け手に任せます。

どうしたら【愛顔の食卓】に並んでいる商品は売れ続けるのか?"味がいい"のは今や普通になり味では競えず、"生産者の顔が見える"もいづれ「当然の価値」になると予測すると、やはり「シーン」か。仮にシーンを提供でき200人が毎月3000円の定期購読が成立すると60万円×12ヶ月=720万円!おぉ!人件費が賄えるではないか!と妄想する時間があるんだったら営業して!と言われる取り締まられ役。

2017年12月18日月曜日

大入り!お城下マルシェat花園。

昨日の「お城下マルシェat花園」の一枚。初めて「みかん餅」と聞いた時「キワモノ」と思ってました・・・。その後PTAなどで食べてみると美味しく「愛媛らしさを演出したい日」にピッタリと思ったり。そんな時に「小西農園さん」が協力してくださるとのことで便乗して「紅まどんな」を入れて餅つきを行い「もちもちマドンナ」と命名。つき手は松山商業高校生。味は紅まどんなの風味が広がり皮の食感、白あんの甘さが上品に感じる逸品でした。

寒かった開始直後も陽が差すと暖かく、38店の出店者の手応えはどうだったかな。出店したメリットを感じていただけただろうか。お城下マルシェat花園の特徴は6:30-8:00までの準備は花園町通りの住民・関係者が行っています。でも彼らは日中は仕事などがあるのでマルシェ時間帯はいません。運営実務は大学生やボランティアなどで運営しています。そして出店も飲食など提供できる方は軒先きで販売してくださっています。

前回から終了後に5分以内で出店者全員に集まっていただき納会、そして今回から5分ほどいただき「片付け協力」が始まり毎回毎回少しずつ成長してるつもり。花園町通りが通りではなく目的地として大勢の方が訪れ、その後は堀之内や銀天街・大街道などへ流れたら本当にすばらしい。次回は1/21(日)支えてくれるスタッフ、来場者、出店者に感謝!

2017年12月17日日曜日

ようこそ!松山へ。

先日、井之頭五郎さんが仕事で松山市に見えて12月31日放送予定の【孤独のグルメ 大晦日スペシャル〜瀬戸内出張編〜】を撮影しました(笑)。今回の出張でどんな仕事、もといどんな食事をしたのかは番組を見てのお楽しみ!って愛媛では放送当日に見れない!(テレビ東京のため・・・)。撮影当日は快晴、お堀、松山城、県庁、伊予鉄道と(これでもか!)という「松山らしさ満載」のロケ地で撮影はスタート!

相変わらず、撮影情報は事前や当日に発信できず松山を去って数日から発信。偶然に井之頭五郎さん(松重豊さん)を見かけた方は驚いたと思います。今回登場するお店は知る人ぞ知る私の中の名店で「坂の雲の上」の出演者も個人的に連れていった店で、素敵な店主を誰が演じているのか?乞うご期待。

今回の撮影の特徴といえば、番組の特徴でもある「心の独白(ナレーション)」で、ロケの場合、それも街中の撮影では高い音、低い音などの「音」に敏感で「待ち」も多い中で意外にもサクサク進む(照明もないし)。撮影シーンといえば「歩く、立ち止まる、見る」の動作が中心で演技力がないと「何してるか分からない」と撮影を目の前にムムッ!と思ったり。これで年内撮影支援は一応終了!愛媛での孤独のグルメ放送を待つ!

2017年12月16日土曜日

成長したいかどうか。

個人にせよ、組織にせよ、事業にせよ「成長痛」のような次ステージへ進む際の痛みはあって、成長したければ乗り越えないといけないし、放っておけば変化なし。成長痛は意図的に起こるわけでなく、周りの状況(期待や経済状況、価値観など)から外的要因的に引き起こされるのだけど、察知したり認識したりする役目が経営陣だとするならば、持続に向けて成長痛を乗り越えようと思うのか?

でも痛い・・、どうしようもないけど成長痛に振り回されることなく、何か自分たちで制御できないか?と、もがいてる真最中。とはいえ何か新規ではなく現在取り組んでいるコトの延長上なので「今していることを地道に取り組み(≒筋トレ)」、個人も組織も事業も鍛えるしかないのかと。すると【愛顔の食卓】では一人でも商品の存在を多くの人に知っていただくために授業などを何度も繰り返す。

単に鍛えて筋肉量を競う時代は終わって、体幹を鍛えるなんて言葉があるように軸や幹となる部分を鍛えなきゃと。頭ではわかっているけど難しいなーと、できない理由を探そうとする(笑)。だって自分の体自体、鍛えてないのに組織や事業の成長ウンヌンなんて言えませんよ。「できるorできない」を言いたくなるけど「するorしない」なのね、成長痛が糧になりますように!

2017年12月14日木曜日

32人から150を超えるアイデアが!

師走の気ぜわしい夜に集まってくださった32人!全員が「花園町のにぎわい」に興味関心のある方々、それも90分1本勝負のスピード進行&超濃い内容に仕事帰りなどの脳みそはヘトヘトだったと思います。本当にありがたく大感謝!そんな中「〇〇なアイデアが花園町には合う」「こんなイベントだったら行きたい」などで出されたアイデアは15分間考えただけで150種類!

そして一気に「花園町で行ったら面白い!話題になる!」という視点で投票すると【①国際交流カフェ(バー)】【②足湯】【③結婚式】【④オープンカフェ&バル】【⑤ストリートパフォーマンス(大道芸)】【⑥堀之内(美術館など)との連携事業】【⑦ロングテーブル朝食】が複数から共感を得て興味ある3人以上で検討を始める。ここまで授業開始から1時間!ものすごいスピード感。

アイデアに現実味を持たせるために「リソース調達のバームクーヘン」を活用。といってもそもそもキーワードでしか選んでいないので各グループでキーワードの定義やイメージを共有するのに「互いに初対面」は既に関係なく、ワイワイガヤガヤ。次回は1月19日(金)、私は皆さんの意見をまとめ、意見交換場所をFBに移し意見を交わしアイデアを更に濃くします!宣言。

2017年12月13日水曜日

良かれと思っても。

これまでにも「あった」映画撮影時の金銭などのトラブル。宿泊代や使用料の未払い、踏み倒し。撮影バーターの反故、挙句の果ては「投資」と銘打った怪しい製作への出資話まで、愛媛のような地方でもありました。裁判沙汰もあり、悪意のある計画的で「犯行的」な仕業から、予想外の問題に見舞われて製作が立ち行かなくなり、あえなく断念というのもあったり。今回は後者とのこと。

新聞によると実際には1億7000万円の未払い(スタッフへの給料、撮影経費など)が発生し、うち長野県の団体が2000万円を立替えてた!というから驚き。立替えの中身は主に宿泊代や弁当代、光熱費などで地域が・・・。常識的に考えれば「ありえない」ことだけど(わが町のためなら)と思ったのでしょう。それがアダになり作品は完成せず、製作会社は破産、配給・宣伝を委託されていたKADOKAWAも手を引いたとのこと。

一体このような事態はどうすれば打開できるのか?。「救う会」が立ち上がり完成させて上映することが「最善策」ではあるけど、完成には更にお金を投入しなければならず、その回収額も不明瞭。もうこの地域での映画撮影はないだろうなと。ちなみに飯山市は「あみだ堂だより(2002年)」という地域が支援した素晴らしい作品があり、当時の担当者から話を聞いたほど。誰もハッピーではない悲しい事例。

2017年12月12日火曜日

プッツリ切れるのは。

(あんなに好きだったのに、どうして急に関心がなくなったのか?)という自分への問いから、「何か」がきっかけで興味の心は滑らかではなく「プッツリ」切れたり、「ストン」と落ちると自分なりに結論。漫画なら飽きたとか、新製品なら期待値を煽られて価格で落胆とか、恋愛なら些細なしぐさや破局でプッツリと愛情が切れたりとか。市民活動ならボランティア精神が「燃え尽き」たりと、誰にでもある。

プッツリ切れるのは対象に期待していた証で、それが自分の期待値に満たなかったからの結末。(じゃあ、何にも期待しなければいいのに)となるけど、それは悲しいしできないのがヒト。短期間で急激に期待感をあげるのは「ブーム(流行)」。長期間で期待感を醸成して根付かせたのは「文化(恒例)」と勝手に思う。「文化を作りましょう」と言ったのは中島出身の忽那先生。

とはいえ理屈で分かっても長期間の醸成に持続は不可欠で(こりゃ!大変!)と。同じことを続けるって100年も続けてば伝統だけど、変えないって大変!変えた方が楽。相変わらず「ココ大って業態変わりました?」と言われているけど変えてません。変わっているように見えるのは「その時代の価値観」に合わせているから。生き残るのは最強ではなくて最適と思った東京。

2017年12月11日月曜日

アイデアキラーには気をつけて。

松山市から車で約2時間30分「道の駅あぐり窪川町(豚まん)」その後30分、「道の駅なかとさ(Kaze工房)」その後60分「満天の星(満天の星大福)」その後30分「ランヤニコット(スープカレー)」と見学して思ったのは「どこも駐車場がいっぱい」「三世代の訪問者が目に付いた」「女性グループが多かった」こと。そして、どれも大原一郎さんというキーパーソンが仕掛け人だったこと。

できたモノ・コトを前に意見をいうのは簡単だけど「まだ見ぬモノ・コト」では大半が懐疑的・否定的なのが世の常の中で「自分がこうだっ!という信念(覚悟)を持つわけ、だから全員に受け入れられない。だけど一人でも受入れてくれる人がいたら認められたと思っていいじゃない、ワッハッハ!」と大原さん。「モノゴトはリスクをと取らなければ始まらないでしょ?ワッハッハ!」と必ず笑う大原さん。人を魅了するのはこれですな!

私は何を信じているんだろうと、計画や妄想をしても思い通りにならないことは多い(笑)。「色々な人の意見を入れたらカドがとれてトンガリのないターゲット不在の中身になるでしょ?ワッハッハ!」「(自分たちの)価値観を押し付けようなんて、おこがましいよね、ワッハッハ!」「正論っぽいことを言い潰そうとするアイデアキラーには気をつけて、ワッハッハ!」面白い人にモノ・コトは集まると実感。

2017年12月10日日曜日

明るい暗黒職場。

在籍は短かったけど濃い時間を過ごした仲間と18年ぶり?に再会。20名が集まり思い出話に盛り上がる。「残業代がパンだった」「徹夜が妙に盛り上がった」「ノリで仕事してた」など、今の価値観と照合すると「暗黒職場」と言われかねない環境だったけど、当時はみんな仲良しで笑いも多く楽しかった。仲間と会社に内緒でソフトウェアコンテストへ応募したら受賞してしまい、会社に事後報告で怒られながら笑われたこともあった。

20名のうち会社に残っているのは4名。16名は独立・転職・退職したりして現在に至る。当時、多くが20代-30代だったけど今や30代-40代、おのずと話は「家族、働き方、今後について」になる。特に女性は出産などがあると働きたくても一時的に現場を離れないとならず、その後は子育てなどに追われ家族の協力や技術、経験があっても復帰が難しいとのこと、うーむ・・・。

かたや「ノリや勢い」を経験した人は「今は法令遵守が全てにおいて最優先で正論だから無理はNGと・・。」法令遵守は当然ですが誤解を恐れずにいうと「昼夜を問わずガムシャラに仕事だ!」という時もありました。変な制限を考えず「突き進めるだけ行こう!」みたいな限界への挑戦があって、それは互いの信頼関係があったからできた。そして限界がきたら褒め称えた(笑)。限界を知らず超えずの仕事姿勢は現代において求められる姿なのかと複雑な心境。

2017年12月9日土曜日

心理学とまちづくり。

これまでの経験からひっかかっていた「まちづくりへの違和感」。それは「地域の課題は分かったものの、課題や地域、そう思った自分とどう向き合えばいいのか?地域を構成する一人として関わり方が分からない人が多い」と思い、従来型の手段や事業計画などとは異なる機会が必要と思っていた所に「人材育成・輩出講座をお願いします」と久万高原町。まちづくり以前のコトを知る・学ぶ必要があると共感!

とはいえ、新しい構成なので右往左往しながらたどり着いたのは【地域や自分との向き合い方・関わり方】を学び自発的に動く人材輩出を目的にした実践型講座。私一人では網羅できないので心理学博士の妻にもお願いし夫婦講座の誕生。まずは「自分はどんな人物か?」を知るためのエニアグラムからスタート。結果に対してタイプ1からタイプ9までに分けられ、納得した人もいれば、予想外の結果に驚く人がいたりと出だしは好調。

エニアグラムも学んだ妻いわく「タイプを分ける意味は、自分を型に当てはめるのではなく、当てはまった型から自分を解放する(開く)ため」という言葉に一同納得。「まちづくりもガムシャラが評価された価値観から、心理学などで自分と向き合い(小さなことでも)自発的に動くことで、結果としてまちづくりになる」と締めくくる。次回はまちづくりにおけるコミュニケーション!

2017年12月8日金曜日

心理ゲーム。

全く初めての場所で全国から選ばれた強者と混じり、ギラギラと「活動を審査する人」へ対し、プレゼンテーションをするのは「どこを伝えるべきか?」が求められたとつくづく感じた話。というのもプレゼンで与えられた時間は短く「自己紹介」をすると、あっ!と言う間に時間がなくなる。その「第一のワナ」を抜けたとしても今度は「始めた理由」という第二のワナが待っている。

発表者にとって始めた理由は【動機のWhy?】なので喋りたい!けど必要最低限にしないと時間が押し迫る。ワナを抜けたら「具体的に何をしてるか?」を話すべきだけど、自分軸ではなく「第三者がどう関わっているか?」で攻めに出る。審査する人がメモをとったり、頷くエピソードを入れる。そして【どんな成果を生み出しているか?】へと話を続ける。

実施前と実施後で変わった点を一目でわかるよう紹介。最後は【今後どう発展させるか?】まだ実現できてないけど、それまでに話した「延長線上に予測できること」で「聞き手が想像していないこと」を言えたら完璧(そう、きたか・・・)という感じ。でも難しい。そんな喋らないといけないことだけをまとめていても数分は必要でプレゼンは「心理ゲーム」とつくづく思った東京の夜。

2017年12月7日木曜日

愚痴を並べても好き。

年に1度、四国四県からFC担当者が集まる「JFC四国ブロック会議」。昨年は高知県、今年は香川県!それも今年は3県で新任担当者となり集まった6人のうち3名が20代半ば!30代1名、40名2名という構成。経験は1年目が3名、3-4年目が2名、そして15年が1名(私)だったので、おのずと支援経験からの教訓や失敗談、そして「大っぴらにできない話題」で日頃の孤独感を溶かす(笑)

「撮影期間中はずっと立ち会うべきでしょうか?→いいえ、その必要はありません」「タチの悪い制作の見分け方は?→言葉遣い、態度が横柄だったらダメ制作者に間違いなし!」「撮影された作品の信用度は?→撮影時に配給会社が決まっていなければ怪しい」「代理申請はアリですか?→道路使用許可などの代理申請はありえません!」などの他、私が松山東署に連行された逸話も含め生々しい話で盛り上がる(笑)

互いに愚痴や不満をいっぱい並べても(私の場合)15年も続いているのは「(何かが)好き」だから。写真は「魔女の宅急便(2014年:興行収入約5億円)」で撮影された小豆島にあるオリーブの丘。小豆島は実は撮影が多い!(1956年の二十四の瞳だけではない!)愛媛県でもこんな素敵な所があったら!と隣の芝は青い症状に陥りそうだった2日間。

2017年12月6日水曜日

職場のあるあるホラー。

(何の為にやっているのか?わからない)と意義を見出せない業務があると相談。私にもあり、進言するも「面倒、手間、責任を負いたくないと」サラリとかわされてしまった経験。「費用対効果が分かりません!」と正論を述べるだけでなく、先ずは自分ができることからやってみようと助言、私も相談される大人になりました。

(1)何の為にやっているか?わからないなら誰かに分かるよう改善する。(2)現在より費用対効果が高い「対案」を進言する。(3)手間や時間を数字/数値化して費用換算して他と比較してムダを進言する。どれも思いついたままの助言だったので適切かどうかは不安だけど、いきなり正論を突きつけられても相手は困ってしまう。「議論の仕方」は大切で、いきなり本題も時にアリだけど「前後の文脈」も用意してねと。

よく聞いてみると「費用対効果」よりも「時代の価値観ギャップ」と思ったり。10年前は求められていて、そのままズルズルと検証もせず10年が経ち、すると担当者も10年間に何名も代わり気づいたら「誰も必要としていない、誰も知らない」お荷物業務になっていた・・・。でも「過去から引き継いできたから・・・」という意味のわからない理由で誰も問わなくなっていた。職場のホラーだね!と大笑いもするも、背筋がゾッ!とする話。

2017年12月5日火曜日

時代は来たのか?

ふむ、現在の「学び直し」関連の予算は年100億円規模!だが2019年度以降は50倍!となる5000億円を投入する方向、まさか年間額ではないよね。財源は失業手当と同じ労働保険特別会計(積立金6.2兆円)から充当される見通し。ビジネス英会話など職業訓練講座では既に受講費の20%を助成しているが、対象は失業手当受給者などに限られているため、柔軟性を持たせるためにオンライン講座などへも広げフリーランスなどにも支援を広げる予定。

へぇー。では「南予通信大学」で3000名以上が学んだ「gacco」も対象になる予感。ココ大も対象にならないかなーと独り言(笑)。「リベラルアーツ(≒人が持つべき実践的な知識・学問の基本=生きる力)」もココ大です。でも学ぶことが目的ではなく「学んだ成果をどう生かすか?」の方が大切で、自分のため、地域のため、社会のために活かせる仕組みや場所がないと宝の持ち腐れ、自己満で終わる。

育成/輩出する仕組みができるなら、活かせる仕組みと一体化で構築してほしい。実はココ大は構想当初(今から6年前)は「いよココロザシ大学付属学園(子供たちの感性の育み)」「いよココロザシ大学(社会人など対象)」「いよココロザシ大学院(シニア専用/専門学)」の三部構成でした。時代が追いついたのか?偶然か(笑)。

2017年12月4日月曜日

移住検討者と。

何とも思っていなかった「愛媛へやってきたこと」が素材になるなんてという話。松山市主催、TURNS企画実施の松山ツアーへの随行を依頼されたのが半年前。そして倍率2倍の申込から選ばれた18人の参加者と共に過ごした半日。開始早々の見所は「坊っちゃん列車」。愛媛県議事堂前は坊っちゃん列車の撮影ポイント、静止画&動画で撮影した参加者。車掌さんも手を振ってくれ出だし好調。

とはいえ、見所が多いだけでは移住はせず、やはり「生活費(≒給与)」が最大の懸念事項で(現状の暮らしと比較してどうなの?)ということ。トレードオフは必ずある、複数の望みを同時に叶えることはできない。やはり「何のために(わざわざ松山へ)引越してくるのか?」と思う。色々なことと松山での暮らしを天秤にかけて当然。「私は3つの収入源で生計を立てています」と、地方のリアルを伝え納得いただく。そして「ご縁があったらまた会いましょう!」と別れる。

移住というと大げさに聞こえるけど、単なる引越しだし、本来なら他人の引越しに第三者が口出すなんて!と思う節もあるけど、参加者の「本音(オフレコ)」も聞けた貴重な機会をいただきました。このツアー、昨年は13人が参加し4人(2組)が松山に移住したとのこと(30%)。今回は果たして何人が松山人になるのか?そういえば以前に参加した、あのツアーのみんなはどうしてるかな?

2017年12月3日日曜日

その気スイッチ。

言いたかったのは「教育の仕組みに自分を合わせることで存在感を示せた、安心を感じた時代」は残るものの、「一人一人に合わせた教育が求められてゆく」と感じていること。
言い換えればデザイン優先で狭く窮屈なカウンタックに自分を無理やりでも合わせ存在感を示した時代から、乗り手や環境に優しいプリウスが好まれる時代になっているということ。ちと、違うか?

男3人で「子育て論」をスタバ!で話すなんて初だったから面白かった。良かれ悪かれ子供の価値観を形成するのは(環境も大いに影響するけど)親の価値観も多大にあり、子供に受け入れられたらハッピーだけど、子供が違和感を感じながらも「与えられた価値観」に従うなんて悲しいので解放してあげようと、本来ならば「価値観は自ら育むもの」だよねと自戒を込める。

仕組みから外れたり、不出来だと減点される仕組みから、仕組みの中で個々の頑張りが評価・加算される仕組みはないものか?テストなど100点からの減点法が常識の中で、仮に50点の場合「50点なんだ・・・」もあれば「50点も!」もある。意気消沈から「その気」にさせるなら、瞬間的に1000点満点にして「ワォ!500点もとったんだ!」と言えるのは大人だけ。その気スイッチの存在を示すのは大人の役割。

2017年12月2日土曜日

あぁ、勘違い。

定点パトロールの松山城は異常なし!紅葉がきれい!気がつけば恐れていた12月、県外に5回、講座4回、収録3回、授業2回、撮影随行、マルシェ、理事会、会議多数なので、ご用命がある方は来月以降にしていただけると助かります。役割が増えた結果なので全て自分の責任です。風邪なんて引いてる場合ではありません(実は3日間、体調不良でした)

「取捨選択」が必要なのは長年の懸案事項で「フィルム・コミッション」「ココ大(愛顔の食卓)」「お城下マルシェ実行委員会」「花園まちづくりプロジェクト協議会」「えひめリソースセンター」が主な役割。自分で勘違いしていると思うのは(自分しかできないだろう)という勘違い。「あなたより私の方が適任だ!」という方がいたら喜んで代わります!

「始める時は止め時も想像しておきなさい(≒引き際を見極めろ)」とは震災支援などの現場でよくいわれる言葉。自分が身軽(ただでさえ重い体重なのに!)でいられるためには2017年の自分の成果を振り返る必要があるなと。どんな成果を出せただろうか?四方よし(売り手、買い手、世間、未来)の事業に専念すべし!

2017年12月1日金曜日

今からしか繋がらない。

写真はウィーンのクリスマスマーケットで出されるホットワイン(プンシュ)のカップ。7.5ユーロ(約850円)で販売され、そのまま持って帰ってもOKだし、返却すればカップ代が戻ってくるデポジット制。クリスマスマーケットは町中の各所で行われ、マーケットごとにカップの形やデザインは異なるとのこと。容量は250ml、マーケットの名前も書いているオリジナル品。形状も色も配色も東欧らしさに妻が土産に持ち帰る。

「向こうでは寒い中でも人々がプンシュ飲んで交流してたよ」と妻。「アイスも食べてた!」とも。我が家のCIA、なかなか面白い情報を仕入れてきました。現在検討中の「オープンカフェ」の参考になる!ホットみかんジュースとかビール、ワインなどが飲める花園町なんて素敵!その帰りに「愛顔の食卓にでも寄ってくか!」と送客したい魂胆(笑)カップは陶器製だから砥部焼か!?

「そういうの(オープンカフェなど)根付くかなぁ」と言われます。前例がないから想像できないのは私も同じ。でもチャンスと思うので全力で行います。「いつも目の前に全力だよね?」と先日のラジオ収録でまっすんが喋った私のイメージ。どんなに先のことを想像しても「今からしか繋がらない」から「できるorできない」ではなく「やるorやらない」です。

2017年11月30日木曜日

追い風が止んだら。

愛媛県産業創出課と農政課合同による「えひめ農商工連携・6次産業化交流会」に登場。参加者は80名の大入りで、会場は最前列まで一杯!いよてつ髙島屋の村上さんとも久しぶりに再会、そして師匠(尾崎食品の高橋氏)を筆頭に生産者・関係者の方々とも久しぶりにあえて、さながら同窓会気分で【愛顔の食卓】から見えたことを報告。

「瀬戸内の恵、職人のこだわりなどの表現は美味しさのPRに繋がらないこと」「無添加、無農薬、オーガニックなどの語彙の定義を作り手が正確に理解していないこと」「どう食べたらいいか?生産者の食べ方をPRすること」などを紹介し「商品の特徴と消費者の益は必ずしも一致しないこと」「パッケージデザインは第一印象なので大事なこと」「6次化の追い風が止んだ時に本当の商品力が問われること」などの問いを立て私の時間は終了。

6次化品は一部で「青果の副産物」と捉えられ青果の余り物、使えない物で作られている印象が拭えなかったけど、個人的には「加工食品の未来は明るい」と思っていて、その証拠に品質は上がっており、青果と双璧をなす可能性を感じている一人。すると「売り場」の重要性が一層増すんだけど「生産者と一緒に売ろう!という気概ある売り場は少ないよね」と担当者。愛顔の食卓なります宣言!写真は松長さんから拝借!