日記を検索

2026年4月9日木曜日

書き留めておこうと思ったこと。


11日間、子ども達と過ごし、毎日、全員と喋った中で感じたことを3点、書き留めておく。

【その1】多種多様な経験をしている子の方が対応力がある。

身も蓋もない表現だけど、経験とは必ずしもハッピーな経験や特別な経験だけでなく、摩擦(口喧嘩など)、理不尽な思いなども含めてという意味。

経験が少ない=想像力が足りないから、思考も対応も狭く、その結果、相手の気持ちに寄り添えなかったり、事態を理解できなかったり、短絡的になったり。

まだ小学生だから・・・もあるけど、じゃあ中学生なら得られるの?も確約はなく、年齢や性別などに関係なく、経験は積極的に得るべきと思ってる。向こうからは来ない。

【その2】子どもには、親の知らない/分からない素性がある。

保護者が子どもの意外性に驚く。保護者と子どもは常に近いので変化に気づきにくい&思い込みで「自身が描いた子ども像」に固定されているかも。

素の子ども達(なのかは知らないけど)と触れ合っていると、事前の保護者情報と全く違う表情や振る舞いをする子もいて、解放されてる/リラックスしているのかな?としばしば。
ON/OFFという表現かもしれないど。

【その3】子供なりにプレッシャーを感じている。

地球に生を受けてまだ、3650日ほどしか経ってない子ども達。
だけど、保護者や周りから多かれ少なかれ色々なプレッシャーを受けて感じているのは確か。

プレッシャーを上手に受け止める子もいれば、ストレスなのか思考停止、目の前に囚われている子もいたり。その結果、周りと比べて自分を確かめるも、必ずしもハッピーじゃない時も。

プレッシャー自体は悪くないから、付き合い方を上手に教えられたらいいんだけど。
そして、親に心配をかけないよう「いい子を演じてる」かもしれなかったり。

こうして書き留めると、結局は過度の「(愛する子が心配な故の、リスクへの先手回避など)大人の行く末を照らし過ぎ」かもしれない・・・と。あぁ、人のことは言える。

2026年4月8日水曜日

これでいい。

二人でオモチャを選びQRで貸し出しを登録

明日か〜ら♬本気出すから〜♪と、歌声が聞こえたので「いいえ、今から本気を出してください。」と言ったら「インチキ!今は歌、歌ってんの!」と怒られました。
自作の曲と思ってたのに、そんな歌、あるんかい!

そして「♪かわいいだけ♬じゃダメですか?」と振り付けして踊るので、「ダメです!」とキッパリ言うと「キャハハー!」と逃げた子ども達。
大人の度量、試されてます(笑)

隣に座った子。おもむろに計算機を取りカタカタ
「あれっ?計算が違った?」
「何が?」
「18784+18784=・・・じゃなくて」
「18782+18782=・・・できた!」
と計算の値を見せてくれたら「37564」の結果に「ナニコレ?」と尋ねると「ミナゴロシー!」と言って、キャッ!キャッ!と喜ぶ男の子&女の子。

ちなみに「18782」とは「イヤナヤツ」なので、「イヤナヤツ+イヤナヤツ=ミナゴロシ」
「ちょっと!なにそれ!絶対にダメ!」

「じゃあ、229+710+8=931って知ってる?」
「知らないよ、ナニそれ?」
「ニンニク(229)食べて+ナットウ(710)食べて+ハァ〜(8)と息をしたら=クサイ(931)」
「なるほど!それは面白い!」
と、感想を言うと照れる子ども。その様子を見ていた周りは「俺も知ってたよ!」「私も知ってるよ!」と、教えてくれる。流行ってるのかな?

いつか・・・と思っていたけど最終日に・・・。
毎日、(子ども達には“毒”と呼ばれていた)アイスコーヒーを入れていたガラス製ボトルが、子どものハプニングで割られてしまった、悪意ナシ。

子どもに怪我がなくて安心したけど、辺りに飛び散ったガラス&コーヒーの掃除に心配げな子ども達に「こんな、機会は滅多にありません!スペシャルなコーヒー味が漂う掃除です。」と、伝えて場を和ませる。

最終日だから、何か特別なコトをしなければならないイメージだけど、ちょっとしたハプニングはあったけど、特別なコトもなく終わった最終日。
これでいい。

写真は新一年生2人で、オモチャを借りられるようになった絵。

最終日も10合で。

醤油で炊いた醤油飯にバター醤油

今春は20kgを寄付していただき、初日に15合を炊いた平岡米。
11日間だから単純計算で1日1合(1.5kg)の平岡米を炊いたので16.5kg。でも初日を含めて数回、5合を追加炊きしたので、ほぼ計算通り/予定通りに消化。最終日も10合を炊く。

今春は2回あった土曜日も18名〜22名の子ども達を相手に10合を炊いたのだから、子ども達の食欲はすごい。あっ、私も毎日1〜2個いただきました。

いったい、何個のおにぎりを握ったのだろうか?
1回あたり25個〜30個と計算すると、総計300個以上か!

すっかり「今日もおにぎり作るよね?」「私も作りたい。」など、おにぎりの有無確認、お手伝いをしたい子ども達がフツーになる(笑)。
準備は私がするのだけど、毎日見ているからか、片付けをしてくれる子も時々現れて、“継続は力なり”を実感。

そんな子ども達、「焼肉味が食べた〜い!」「中華味が食べた〜い!」など、以前に食べた味が忘れられないようでリクエストがあるのだけど、大人の都合で却下。

「ヒドい!インチキ!子ども願いを叶えやがれ!」など散々だけど、結局【塩おにぎり】が好き(正確に言うと、大人の塩加減では物足りないようで“追い塩”の濃い目が好きな子ども達)。

ある日、醤油とバターが手にはいる。
すると「バター醤油おにぎりを作る?どうする?」となり、「それ、絶対に美味しいやつだよ!ヤバい!」と、手伝ってくれている中学生ボランティアの気合いが入る。

アツアツ白米にバター&醤油の香りが部屋から廊下まで漂い、「うぉー!今日は何おにぎり?」と駆け込んでくる子もいて、出来上がった片っ端から取っていこうとするので「ちょっ!ちょっと待った!写真撮らせて!」と、動きを静止させて撮った写真。そして、ヨーイ!ドンでなくなったバター醤油おにぎり。

平岡さんには大感謝!今春も今日で完食!


2026年4月7日火曜日

イヤイヤ!なのにドヤドヤ!

撮るよ!と言うと、ノリノリな子ども達。

4月に入り、機会を狙っていた城山公園へのピクニックを敢行。
と、言うのも桜の見頃がピーク&ココ大付属学園春休み編も今日で終わりだから。

3月の時は「松山城へあがり、その後、下がって城山公園コース」だったので、今回も同じコースと思ったら、子ども達による激しい反対&デモにあう(笑)
ハーモニープラザから古町道をあがれば10分で松山城山頂広場に到着するのに・・・。

仕方がなく、私の方が折れて(笑)、城山公園へ直接いくことになる。
しかーし!どうしても桜と一緒に子ども達を撮りたい私、城山公園へ連れていき、桜が背景+松山城が映るフォトスポットで記念写真。

ホント、不思議なのは直前まで「イヤイヤ!」と拒絶なのに、カメラを向けると「ドヤドヤ!ノリノリ!」なんだから子ども達って不思議。
この辺りの子どもの心境を理解して接すること大切。

バトミントンをする子ども達、サッカーをする子ども達、長縄をする子ども達、ドッジボールをする子ども達、野球をする子ども達、そして鬼ごっこをして、汗ダラダラな子ども達。

テレビゲームもいいけど、こうして存分に体を動かせる機会も大事。
ハーモニープラザが改装中で中庭が使えない(≒走り回れない)を口実に外へ連れ出せて良かった。

特に4月から参加している新一年生や初参加の子ども達は、(これがココ大付属学園の遊び方か!)と分かった&驚いたに違いない。

「私、キャラ変したいんだよね。」と、お弁当の時にポツリ。
「どう言うこと?」
「(新学年は)目立ちたくないんだよね。」
「そうなんだ。それもアリだね。」
全肯定することで気持ちが軽くなる時もある。

遊んでいる時は無邪気に無心に遊んでいるように見えるけど、子どもなりに色々と考えている明日の始業式。

全ての子どもが安心して始業式を迎えられますように。

パーキンソンの法則を遠ざける。

アマルフィの野菜売りおじさんと談笑

「そうなんですよ。働いていた時はリタイアしたら時間に余裕が生まれると思い、旅行にたくさん行けると思ったんですよ!でも、“その時”は、気力はあっても体力が追いつかず、行けないんですよ。今になって後悔してます。」的な発言をした人生の大先輩。

「おっしゃる通り!」と激しく同意する。
これは「パーキンソンの法則」の類で、「旅の時間が割けないのは、実際には“旅に割くべき時間”を違うコトに割いてるから」時間がない。

「作業を早く済ませたら空いた時間を有効活用しよう。」と思っても実際は「作業(量)は制限時間まで膨張」する。

(早く終わるぞ・・・)などの心理的余裕から、余計な作業をしたり、集中力を欠いて作業を長引かせてしまうなど、多くの場合、時間いっぱいまで、なんだかんだで時間を費やしてしまう。

これが「時間がない・・・」の最大の理由。
「パーキンソンの法則」を遠ざけるには「時間を区切る」「作業量を徹底する」「ゴールを明確にする」などあるけど、個人的には「シングルタスク化に絞る」がフィットしていて、【(目的実現に)時間管理を徹底する】をシングルタスク化する。

だから、大先輩は「時間に余裕ができたら旅行に行こうと思っていたのに行けなかった・・・」は、予め旅行時期や旅行先などを決めて、その目的に有効時間を捻出する。が正解。

時間は向こうからはやってこないから、自分から時間をつくる。
“その時”が来ないなら、自分から行く。

後で悔やむのは辛いし嫌だから、したいコトを明確にして最優先化する。
最優先化することで「パーキンソンの法則」は遠ざかり、実現の確度はあがるけど、明確にしたことで生じる不都合も発生する。これは仕方がない。

その時の判断は、その後に影響する。
判断した瞬間は(判断を誤ったかも!)と思うかもしれないけど、振り返った時は(判断は間違ってなかった)と思うから大丈夫!と、あの時の自分に言いたい!

2026年4月6日月曜日

東子ちゃんがやってきた!

ありがとう!東子ちゃん!

東子ちゃんが、【愛媛県図書館協会長賞】を受賞した「令和7年度 小中学生のふるさと学習作品」と大量のお菓子を持ってきてくれた!

ココ大付属学園の初年度から3年間、参加してくれた東子ちゃん。
たくさん遊んでもらいました。そして4月からは中学3年生。

改めて実物を見ると、膨大な情報をよくぞまとめてくれました。それも手書きで。まさに大作。
子ども達も何事!?と張り出した壁新聞をジッ〜と見たり。保護者もお迎えの時に足を止めてくれたり、スタッフも「椿神社で式をあげたんですね!」と驚いてくれたり。

そして、読みどころポイントは、やはり「感想/総括」欄。
以下に抜粋。

<泉谷先生を取材した感想>

私は泉谷先生とココ大付属学園での出会いだったので、私の中では“預かりの先生”という感覚でした。


小学4年~6年生という時期だったこともあって、ココ大のみんなは泉谷先生のことを「インキチ~(先生)」と呼んでいました。


しかし今回取材させていただくと先生は「フィルム・コミッショナー」だということを知りました。


聞けば聞くほど、先生の仕事は多すぎて、今回の新聞にまとめきれたとは思えません。

先生はココ大はじめ、たくさんの事業に参画されていますが、その中心にあるものはフィルム・コミッションで、そして“愛媛初の愛媛を誰よりも愛する唯一のフィルム・コミッショナーだ!”と思いました。


先生は愛媛県庁本館が大好き、愛媛の風景が大好きで、愛媛の人より愛媛を知っています。私は本が好きですが、あの本から映画になったあの作品も、この作品にも愛媛のどこかが使われていて作品の一部となっているのは先生がフィルム・コミッショナーとして愛媛を熱く語ってくださったのだと思うと、私ももっとこの愛媛県民として日常を意識したいなと思いました。


先生のインタビューの中で教えてくださった「何よりも経験すること、意識してアイデアを持ち、思いうかんだら“まずやってみる”こと、やってみると失敗や辛いこともあるけど、きっと成功もある。」と、ポジティブにチャレンジしたいと思いました!!

お弁当の話。

彩りもレイアウトも栄養も完璧な保護者が作ったお弁当

10合の平岡米を毎日、研いですすぎ、炊いている私。

朝、炊事場で米を研いでいると「インチキ、何やってんの?」。と子どもやってきた。
「今日のおにぎり用の平岡米を洗ってます。今日もお弁当持ってきた?」
「持ってきたよ。」
「今日のお弁当の中身は知ってるの?」
「知らん。」
「知らないの?じゃあ、お母さん?お父さんが作ってくれたお弁当を渡されるだけ?」
「そうだよ。」
「ありがとう。とか伝えてる?」
「してなーい。」
「ちょっと!朝早くから作ってくれてるんだよ。“いつもありがとう!”とか言ってあげてよ。ママもパパも喜ぶよ。」
「そうかな?でも、美味しく食べてるよ。」
「じゃあ、お弁当を食べ終わりました。学校から帰り、食べ終わったお弁当箱を台所へ持っていきます。その時に“ごちそうさまでした。”は言ってる?」
「言ってない。」
「ちょっと!“ごちそうさまでした。”も言ってないの?」
「そうだよ。」
「じゃあ、いつ感謝を伝えてるのさ?」
「う〜ん、残さず食べたこと?」
「それもいいけど、“ごちそうさまでした。”とか“美味しかったよ”とか言葉で言ってあげてよ。ママもパパも喜ぶって!」
「えー、そうかな・・・。」
「ぜったいに喜ぶよ!じゃあ、先ずは練習しましょう。インチキに“インチキ、いつもありがとう!大好きだよ”って言ってください!(笑)」
「絶対に!イヤだぁ〜!ヘンタイ〜!」と叫びながら炊事場から走り去った子ども。
感謝を伝える訓練は失敗。

毎日、お弁当を作る&準備するって、ものすごいエネルギー&労力。段取りなども!
昼食時はいつも美味しく食べるのは間違いないので、保護者の皆さんは安心してほしい。

ちなみに、おいしいお弁当があっても、炊いた10合は男子にも女子にも人気で「もう一個たべていい?」と、今回もペロリ。

2026年4月5日日曜日

事業持続は本当に難しい。


2025年の愛媛県内の企業倒産は、負債1000万円以上抱えての倒産は61件。負債総額は約688億円と18年ぶりの高水準。
これは13年ぶりの高水準で、2026年も引き続き高水準で倒産はあるだろう・・・とのこと。

でも、これはある程度、予測できる話。1日で倒産に追い込まれるわけではないし。


知り合いの企業が「破産」に追い込まれた・・・と知り、(あれ?倒産と破産って何が違うんだっけ?)と分かっているようで、分かっていない言葉の意味を調べる。

【倒産】資金繰りに行き詰まり、借金の返済が不可能になること(債務超過)。破産、民事再生、会社更生などを指す広い概念。経営が行き詰まった状態の一般呼称。

【破産】会社に資産がなく、債務が残る状態で裁判所を通じて清算する法的手続き(倒産の一種)。裁判所が関与して、借金をゼロにして会社を消滅させる。


「破産」と報道されていたから、消滅するのか・・・。
頑張っているイメージがあったんだけど、「経営/事業の持続」って難しいとつくづく思った件。

最初の5年ほどはうまくいく。本人の意欲も高いし、周りも応援するし、話題もある。
それが5年〜7年あたりで、本人も周りも落ち着くと言うか冷める。そして、この先の成長戦略を描こうとする時に「守るか?」「攻めるか?」に判断(例:横に広く展開するか?狭く深く掘り下げるか?など)が分かれる。
思い切って「祖業」を捨てて業種チェンジ!もある。

4年間運営した「愛顔の食卓」は、倒産でも破産でもなく事業終了(成長戦略を描けず)。
ココ大が倒産(NPO法人にも倒産という言葉は通じるのかな?解散と言うのかな)しなかったのは、「愛顔の食卓」で借入した2000万円を完済できたから。
無借金経営になり、万が一の時でも、ひとまず周りに迷惑をかけずたためる。

以前はロケ弁でお世話になった事業者が倒産したけど、知ってる名前の倒産は増えるんだろうな。終わりの始まりなのか?

土曜日は経験値が上がる。

均等とか関係ない!作りたいものをつくる!

ココ大付属学園の土曜日とは言えば「お菓子づくり(ホットケーキ)」と「eスポーツ(ぷよぷよ)」。恒例の過ごし方。

「お菓子づくり」に大人が関わるのは準備と片付け程度で、焼き作業などのメインは子ども達(学生)の役目。分量計算も手順も焼きも盛りも全てお任せ。
見守ると色々と口出ししそうなので、“あえて”放任して、出来上がりを待つ。

昨日は「チョコレートを入れようよ!」「アポロチョコあるよ!」「カントリーマアムを入れようよ!」「カントリーマアムなら砕いて入れる?そのまま入れる?」など、聞き耳を立てているわけではないけど、色々と「おいしい試行錯誤」が聞こえる。

ケーキが焼けるいい匂いが漂い始めるとチョコが焦げる香りもしてきて、たこ焼きプレートから取り出されて山積みになる「球型ホットケーキ」。

それを計3回+@繰り返したら100個以上できあがったから、子ども達は大喜び。
ジャンケンに勝って5個も食べた子がいたり。

こう言う機会があっていいと思う。何事も経験。

その数時間後。今度は掃除時間になり、静か部屋へ行くと「ぷよぷよ」で対戦している二人。
でも、掃除機をかけたい私たち。

「二人の対戦が終わるまで待っておこうか?」と手伝ってくれる子に伝えると「大丈夫だよ!」と写真のように、操作画面に被らないよう、ほふく前進で進み掃除機をかけてくれる(笑)

その様子がとても可愛かったのでパチリ。
真剣な眼差しで対戦中の二人を横目に、楽しめる&面白がれるってサイコー。創意工夫ができる子はすばらしい!

そんな土曜日だから、「俺も行きたい!」「私も行きたい!」という子がいるけど、そこは各家庭の事情。

そんな子ども達のために、冬休み編では最終日にぷよぷよ大会を行い、大盛り上がりだったから、明日の最終日もリクエストしてくるんだろうな・・・。

2026年4月4日土曜日

ありがとう!ナナさん。


先日は、松山東雲女子大学生だったモッさんが、就職(保育士)を機にココ大付属学園を卒業した所。

他にも昨年、一回生で「ボランティア論」を履修したナナさんという学生もいて、昨夏のココ大付属学園のボランティア体験を機に、冬編にも参加してくれて、春編では7日間も参加してくれた。

刺さってくれて嬉しい&ありがとう。という話。
動画を見る、映画を見る、本を読む、買い物をする、アルバイトをする、ボッ〜とする、食事に行く、何もしない・・・など、色々な選択肢がある時代。

さらに言えば、コスパやタイパ、ギブ&テイクのような“見返り”が求められる昨今において、ボランティア活動は、時に非効率的、非生産性、分かりにくい見返り、やりがい搾取などと揶揄されることもある。

でも、そんなコトに関係なく、気にせず参加してくれるのだから、刺さったとしか思えない/思いたい(笑)。

ナナさんに尋ねると将来の働いているイメージは児童厚生員を描いていて、あぁ〜となる。
他にも様子を見ていると・・・。

・弟がいるから、年下との接し方に慣れている。
・子ども達から見たらお姉さんという存在。
・男子、女子、年齢、学年を問わず優しく対応。

のように見えて、子ども達に好かれる要素満点。
「インチキの授業を受けたなんて信じられない!」と言われる私。
ボランティアに来てくれるということは、刺さっていると自負したいのですが・・・。

新学期が始まる前日、それも終了時間まで居てくれたものだから、「ナナ!夏に会えるよね?来てくれるよね?」となる。

「そうだね、また夏に来たいな!」と行ってくれるのだから、こうして書き残したいわけ。

兄弟の話。

カニエの顔のようなイラスト

末っ子くん達がリリースした音楽付き日めくりカレンダー「diadia」。
4月2日の曲はカニエ・ウェストの「Celebration」。

カニエ・ウェストって、奇行ばかりが目立って偏見気味な印象だけど、メロディにセンスの良さを感じたり(上から目線)。スター歌手だもんね。

歌詞はタイトル通り、祝っている内容なんだけど、自分の心情(今日は祝うぜ♬乾杯だ。マリファナを手に入れたぜ♪)など過激な独り言を吐露してる(それがラップなんだけど)。

妻も私も初めて聞いて、おもしろい曲だね。となる。
そして、よくぞ、この曲を選んだなと末っ子の感性に拍手。

と、言うのも4月2日は長男くんの誕生日。
偶然なのか意図的なのかは分からないけど祝いの曲。末っ子くんは長男くんが好きだから、さりげない弟から兄へのプレゼント曲と思ったらジ〜ンときたり(笑)。それが親。

そんな末っ子くんが「大学へ行って勉強したい。」と言い始めたのは今年に入ってから。
何を学ぶ/学びたいかは妻に話しているようで私は知らないけどだ、学びたい意欲があるのは素晴らしいこと。学びを始めるに早いも遅いもない。

世間一般的に言うと末っ子くんは今春に卒業を迎えた22歳。
周りが進学する中で、海外で過ごし、友人達とプロジェクトを立ち上げて遂行し、中古レコード屋で海外バイヤーらとの交渉すれば、色々な気づきが得られるのもごく自然なこと。

妻も私も大喜びだけど、なんとなく子育てにひと段落感を感じていたタイミングでの、入学金、授業料などの出費。

(もうしばらく、踏ん張りましょう。)と妻と話していたら「奨学金が取れました!」と末っ子からの連絡。

これまでの成果などが認められた結果は通常額の半額。
学ぶに早いも遅いもなく、意欲が大切と教えてくれた末っ子くん。

2026年4月3日金曜日

人のことは言える。


ココ大付属学園が始まると、必ず話題に挙がるのは、我が子(小学生)における「育児/子育て」について、「泉谷家はどうだったの?」という内容。

「話題≒悩み」で、性別、学年などを問わず「ゲームばかりしている」「子供との会話が成立しない」「勉強(宿題)をしない」「やる気がない」「学校/クラスが苦手/嫌い」「暴れる」など、
我が家でも該当した古今東西な「話題≒悩み」。

でも、今の子どもだから・・・ではなく、かつて子どもだった大人の我々も多かれ少なかれ、同じ感じだった小学生時代。
(分かるような、分かりたくないような、でも分かってあげなくちゃ・・・と。)

そこへ、現実の話。

<小学校不登校データ(2024年度調査)>

【人数】137,704人(前年度比7,334人増)

増加率5.6%(前年度比)10年前と比べて約5.5倍に増加

現状小中合計では35万人を超え、クラスに1〜2人はいる計算


<不登校の主な要因として考えられていること>

・無気力、不安が約40,000人(全体の約半数)

親子の関わり方が約13%

生活リズムの乱れ・非行:が約13%
*その他、コロナ禍の影響による登校意欲の低下など

ココからは個人的な思い。
育児/子育てに直接的&間接的に関わる人の数が減っているかも・・・は、私の勝手な仮説。
直接的は家族関係、学校関係、友人関係など。
間接的は地域、親の交友関係、サードプレイスなど。

そう思うのは、我が家は国内外の色々な場所を訪れたり、言語や肌の色などに関係なく交流したり、遊んでもらったり、特定のコミュニティだけに属さなかったり、良くも悪くもオープンな子育てができたと思うから。

その昔、預けることができず、大阪での会議に長男くんを連れて行き、会議室の隅でお絵描きなどをして待ってもらったのはよい思い出。

正解不正解がない問い。

何かの式典ではない。


3分前は何の兆候もないのに、3分後にはワイワイ激しく始まることがココ大付属学園にはよくある。

今回も突然始まり、風船があちこちで宙を舞い、キャッ!キャッ!と飛び跳ねてる子ども達の絵。

これらの風船は、保護者から寄付で、衣装袋に入っていたのだけど「出していい?」の声に「どうぞ!」と伝えたら、いつの間にか大勢が風船を袋から出していて、3分後には何個もの風船が宙を舞ってた。何かのパレード、式典ではない(笑)
風船一つで、これだけ盛り上がれるって素直で純粋。そう思えないのは擦れてるんだろうな(私)。

ひと段落したその後、風船で遊んでいた二人。
一緒に遊んでいたのに突然、追いかけっこになり「返せ〜!」の声と「ヤダー!」の声で部屋をぐるぐるまわる。
どうやら「風船を割ろう!」という子と「風船を割りたくない」という子だったらしい。

他にも突然始まることと言えば「鬼ごっこ」も。
何かの拍子に2人で「追いかけっこ」が始まり、その様子を見ていた他の子が(たぶん)意図も分からず、2人を追いかけ始めて、その様子に更に子どもが加わり、部屋の中で走り回る子どもが多くなり、その結果、収拾がつかなくなり、「ちょっと待って!」と最初の二人が「オニゴをしよう!」というオチ。

きっと、この状況は、始めた人の楽しい!が周りに伝播したエモーショナルコンティジョン(感情伝播)からのバンドワゴン効果(多数への便乗による更なる拡大および仲間感の獲得)という感じか。

一言でいえば「一人で楽しめる子が多いと、楽しいことは起こりやすい。」ということ。
ココ大付属学園には「一人で楽しめる子」が多いから、あちこちで色々起こりやすい。

一人でも楽しめる子ども、大勢でも楽しめる子ども。どっちも大切。

2026年4月2日木曜日

爆誕!中学生ボランティア


4月1日。それぞれに進級した子ども達(と、言っても始業式も入学式も未だだから実感がない子ども達。)

でも確実に“新しい風”は吹いていて、その中で新一年生の新風は全く違う!
4月から新1年生がやってきて、個人的には(先日まで幼稚園生、保育園生だったから)おっかなビックリだけど、そこは新2年生たちの出番!

緊張で強張っている1年生に優しく声をかけて「座る席は自由席なこと」「トイレの場所」「手洗いの場所」「水筒の水がなくなったら水を入れられること/所」などを教える先輩姿が微笑ましい。

新1年生以外にも4月から入った新しい子はいて、その子は同じ学年の子と早速遊んでいて、これは経験値の差というかコミュニケーションの差なのかな?

「あっ!〇〇!よく来たね!」と声をかけたのは、昨日まで小学6年だった子。
昨日でココ大付属学園から卒業した子。
「インチキ!ボランティアにきたよ!」とのことで、「ボランティア中学生」が爆誕する。

ボランティア中学生と小学生は何が違うのか?
・名札がシールではなくストラップになる。
・アルゴ(LOVOT)を触れる/抱ける。
・エレベーターに一人で乗れる。
・おにぎり作り、掃除などを手伝うことになる。
・年下の面倒をみなくてはいけない。など

実は既にボランティア中学生はいて、その子は新中3生。これまで色々と手伝ってくれている。
ちょっと席を外して戻ると、「インチキー!〇〇も来たよ!」と子ども達がワイワイしてる。

なんと!3月31日まで参加者だった6年生がもう一人、ボランティア中学生がやってきた!
4月1日を境に立場が変わった子ども達。

新旧が入り混じり、相変わらず、にぎやかなココ大付属学園。

素晴らしい日だった件。

いい時間でした!

大型バスは国道196号を走り、40分ほどで北条公園(波妻の花わくわくランド)に到着。
ここは「旧北条青少年スポーツセンター」の跡地。

急斜面は海岸/砂浜まで続いていて、雨予報だったのに晴の天気のおかげで、子ども達は波打ち際を走ったり、膝まで海に浸ったり、石を投げたり、存分に海辺を楽しむ。

すると、“お約束”で膝まで海に入っていた子は「着替えを持ってきているから!」と、そのまま走り出して、転んで/飛び込んで全身ビショビショ。
でも日差しはあったものの、まだ涼風吹く春。

濡れても、寒さも、人目も気にしない、自分の欲望をそのまま実現できる子どもってスゴい。
すると、もう一人も真似してザッブーン!と、飛び込んで全身濡れる・・・ねぇ。

振り返ると、山手の斜面ではソリ滑りグループがキャッー!と声をあげ、勢いよく芝生を駆け下りている。傾斜の凸凹は見た目以上にゴツゴツデ「お尻が痛ーい!」と言いつつ、笑っていたので問題ナシとみなす(笑)

海でも山でも存分に楽しめる北条公園っていい!
ちなみにロケハン的に見ても、急斜面から直接、浜辺につながっている動線は悪くない。候補地としてもしっかりチェック。

遊んだ熱量と腹減り具合は比例して腹ペコな子ども達があちこちで爆誕!
開放的な空間は“お弁当を食べるだけ”でも楽しいようで、この日の朝ににぎった一升(10合)の「(新作の)塩バターおにぎり」もアッ!と言う間になくなる。

滞在は3時間だったけど、普段よりも濃く過ごせたようで最後の記念写真も素直に応じてくれた子ども達。だから、とっても良かったジャンプポーズ。

帰りは案の定、バスの中はシエスタタイム。私は日焼けして顔がヒリヒリタイム。
15時にハーモニープラザへ戻り、2時間後に雨が降り出すなんて、なんてラッキーな日だ!となる。

晴れ男子&晴れ女子が最高な一日を演出してくれた件。

2026年4月1日水曜日

ココ大付属学園の卒業。


「寂しいか、寂しくないかって言われたら、そりゃ寂しいよ・・・。」と、隣に座ってきた、昨日まで小学6年生、今日から中学1年生の男の子。
「どこが寂しくなる?」とイジワルな質問をする私。

「だって、ココ大(付属学園)に来れなくなるやろ?インチキとも遊べなくなるやろ、そりゃ寂しいよ。」と寂しさを積もらせてしまう(涙)。
思わずその子の肩を引き寄せてしまう。

6年生を送り出すのも5回目。
学校ではないからセレモニーはないけど、今回送り出した6年生の男子には一際の思い出があり、隣の男のと語らう。

「オレと〇〇がさ、“インチキ”って名付けたんだよね!」と、その子の言う通りで、2021年の夏、初めてのココ大付属学園。それも子ども達も私たちも初対面で自己紹介をこれからする時!

名前も知らない私を子ども達は“自動的”に「先生」と呼ぶので、「先生じゃないよ。」と言ったものの、どう伝えたらいいかも分からずでいると「じゃあ、オマエはインチキじゃないか!」と大声でツッコんできたのが、隣に座っている男子(当時2年生)。そのツッコみに加勢する男子。

インチキという響きが素敵に感じて即決!その場で「じゃあ、インチキ先生って呼んでね!」が全ての始まり。今では全員が「インチキ!」と呼んでくれて幸せ。

その男子と距離が縮まったのは、ある日、業務でココ大付属学園を抜けた時。
翌日、「インチキ!なんで昨日はいなかったのさ!」など、言われる中で、その男子が「インチキ!なんでいなかったんだよ!寂しかったじゃないか!」と声をかけてくれた時から(笑)。

最初の出会いから5年、ココ大付属学園を卒業する子ども達。
「遊びに来てもいいんだよね?」
「遊びはダメだよ。ボランティアならOKだよ。」
「えっ、ボランティアならいいの?」
「いいよ。でも、掃除とか色々と手伝ってもらうよ。」
「アルゴ(LOVOT)触れる?」
「もちろん!抱っこもできるよ!」
「オレ、手伝いたい!」

ウキウキ&ワクワク&ルンルン♪


ココ大付属学園最大のイベント!北条公園へのピクニック。
3年前まで「夏に鹿島で海水浴」だったけれど、暑過ぎて危険を感じて取りやめを決断。

次は「春にレインボーハイランド」を2年続け、3年目も同じいいかな・・・と思ったら「同じ所はつまらない!」と指摘されて、地図で探すと「北条公園(波妻の花わくわくランド)」を見つける。

でも、当日の天気予報を見ると雨。しかし、よーく見ると、雨は午後5時頃からポツリ・・・の予報。
信じるしかなく、保護者には「決行します!」と伝えたのが数日前。
そう言えば去年も雨予報だったけど、日中は晴れたっけ。

ただ、そんな大人の憂いなんて、子ども達には1mmも関係なく、ルンルン♪でやってきた子ども達。手には大きな荷物を持っていて「ソリ」「ボール」「レジャーシート」などが見える。
北条公園には芝生の急斜面があり、滑れるのが特徴。

北条公園へ行くには大型バス(60人乗り)を貸し切り運行するため、スケジュール遵守。
そのために保護者には「ピクニックの日だけは10時までに登校してくださいね!」と念入りに連絡。

しかし!この日は「離任式(小学校ごとに離任式の日って違うので)」の小学校があり、最寄りの小学校も離任式。

バスは10時30分出発!あらかじめ、保護者からは「10時過ぎに行きます!」と連絡をいただいてた数人がいたけど、時刻は10時15分。間に合うのか!離任式の子ども達!

他の子ども達は、トイレを済ませ荷物を持ち、バスへ向かい始めた!
そこへ、ドドドッーー!と流れ込んできた数名の子ども達!セーフ!黄色い帽子を投げ捨てて、クイックターンでバスへ向かう。
ほんと、よかった!休みの連絡をもらった子ども以外、全員揃う!

「ねぇ!インチキ。バスの席は自由席?」
「そうだね、自由にどうぞ!」と伝えると大喜びの子ども達。
北条公園に出発していない段階から、ウキウキ&ワクワク&ルンルン♪な雰囲気ってサイコー!

そして大型バスは北条公園へ出発!

2026年3月31日火曜日

またね!モッさん。

赤髪だったモッさん、楽しんでね!

私の授業(ボランティア論)を履修した学生もボランティア参加しているココ大付属学園。
前回の冬休み編にも参加してくれたモッさんは、今日まで大学4年生。
先日、松山東雲女子大学を卒業して地元の今治市に保育士として赴任する。

赴任前に!モッさんがたくさんの寄付を持って来てくれた(その為にご実家に行ってくれる。)そんなモッさんは冬にも文具を寄付してくれて、その中にはシール、かわいいメモ帳など女の子好みのモノも多く、キャーキャー騒いだ女子。

今回もシール、かわいいメモ帳のほか、ボードゲーム、知育玩具がやってきた!
子ども達は新しいモノに目がいないので、群がっては早速するも、ドンジャラのルールをしらなかった子ども達(実は私もすっかり忘れて遊べないけど)

でも、ココ大付属学園1年目から(正確には我が子が幼少期に遊んでいた)野球盤が壊れてしまうのだから寿命だったのか、拗ねてしまったのか・・・。不思議なできごと。
そして、その日のうちに「たんぐらむ」という木製知育玩具は、他の木製玩具の中に混ざってしまった。

ココ大付属学園を卒業したモッさんは今頃、新天地となる場所で明日からの仕事にドキドキとハラハラと思う。これまでの経験が活かせますように!

同じ学生ボランティアには、4月から4回生の学生もいて、就職という得体の知れないモノとの対峙を前に不安がいっぱい。

「どんな方向(業種)に就職したいと思ってるの?」
「公務員(愛媛県職員)かな・・・。」
「そうなんだ。もしも、愛媛県に就職したら私の研修(NPO・ボランティア)を受けるようになるね!」
「そうなんですか!?」
「実はそうなんだよねー。」
伝えると驚きの表情をした学生。
(もしかして!抱いていた公務員のイメージにインチキ先生を被せてしまったかも!)

冨永昌敬監督と。

ポートフォリオをいただく。

帰省するから会いませんか?と、連絡をくれたのは冨永昌敬監督。
1975年愛媛県内子町出身の映画監督。

『亀虫(2003年)』「パビリオン山椒魚(2006年)』『パンドラの匣(2009年)』『乱暴と待機(2010年)』『ローリング(2015年)』『南瓜とマヨネーズ(2017年)』『素敵なダイナマイトスキャンダル(2018年)』『白鍵と黒鍵の間に(2023年)』『ぶぶ漬けどうどす(2025年)』などが監督作品。

冨永監督とも知り合って長い。
記憶が正しければ、えひめFCが立ち上がってほどなく、愛媛県に縁ある映画人に会いに行こう!と、お会いした一人。確か新宿であったような。

同世代ということもあり気が合い、その後も交流を続け、プロデューサーを務めた「第一回愛媛国際映画祭」でお招きしたり、サダワン(佐田岬ワンダーコンペティション)では委員長が冨永監督、私は委員として参加したりと、仲良くさせていただいる。

そんな冨永監督は脚本家でもあって、映画人の育成に注力したいとのこと。
ほんと、その通り。AIの台頭により、映像表現は格段にあがったけど、そもそものアイデア、着想、構成が物語根幹。

「愛媛は“えひめ国際映画祭”、“えがお感動ものがたり”、“サダワン”など創作に適した素地、可能性を感じるからチャンスと思うんです。」と監督。

同感です。
折しも、先日の西山将貴監督の『インビジブルハーフ』は愛媛県文化振興課の主催。
映画&映像作品に関心がある愛媛県と思い対し、国もコンテンツ事業に注力している。

事業をする際に、もっとも重要なのは予算も大切だけど「誰がするのか?関わるか」ということ。

さて、誰に繋ぐのがいいだろう?と。
愛媛に縁ある映画人を繋ぐのが役目でもある私!

2026年3月30日月曜日

変えない努力。


世間一般的には、「世の中は変化しているのだから、変化に合わせて考え方も行動も変えるべき」なんだろうけど。

私も研修や講座などで「時代と握手」なんてフレーズ使って、臨機応変に、柔軟に時代と合わせることを伝えてはいるけれど・・・。

変えるべき所と変えてはいけない所の両方があるのは事実。
ただ「変えるべき所」だけに焦点が当たるのは、その方が新しさや珍しさ、インパクトもあって訴求できるからかもしれないけど、全部変えちゃダメでしょ?という話。

ココ大付属学園について市民ライターをしている方にインタビューしていただき、考えながら答えていたら、そう答えていた。

事業を毎年、繰り返していると昨年までと同じように見られ、マンネリ化と揶揄される時もあるけど、その通りです(笑)。

ただ、同じだけど、参加する子ども達は毎年違うし、過ごし方も違う、状況も違うし、お金の使い方も違う。ミクロで見れば変わっているけど、マクロでは「子ども達の想像力と創造力という感性の育み」というポリシー(方針)は変わってない。

なので「変わらない努力をしています。」と答える。
そもそも、子ども達相手の場合、最も大切なのはポリシーよりも「ココは自分が居ていいんだ。と言う安心感」と思うから、そんな居場所が大人の都合で、場所や人、雰囲気などが毎回変わったら落ち着かないし、安心できないと思う。

もちろん、変えなければならないコトもある。
その場合は、気づかないほどの程度か、ハッキリと変わった内容に理由を添えて伝えるとか、やり方は色々あるはず。そこは大人の腕の見せ所と思う。

「変わらない努力」って地味。
時にグッ!と辛抱な時もあるけど、続けてることでイメージになり、ブランドになり、信頼という非貨幣価値になる。

インタビューをしていただき、振り返りながら帰った帰り道。